JP2001119062A - 光電センサの感度調整方法 - Google Patents
光電センサの感度調整方法Info
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Abstract
センサの組立工程中に行うものであり、このために可変
抵抗器の組込みが必要となるなど、光電センサに大型化
とコストアップの問題点を生じていた。 【解決手段】 本発明により、少なくとも発光素子2を
有する光電センサ1の感度調整方法であって、この光電
センサ1の組立後に外部から別体であるインク5などの
調整部材の付着若しくは削除により感度調整が行われる
光電センサ1の感度調整方法としたことで、従来は発光
素子の光量を可変抵抗器などで直接に制御して調整を行
っていたものを、インクなど別体の調整部材で行うもの
として、光電センサの組立後にも調整可能とし、前記可
変抵抗器などを不要として課題を解決する。
Description
子とで光電式として形成された、近接センサ、傾斜セン
サなど光電センサに関するものであり、詳細には、複数
の光電センサが並列して使用される場合などに、それぞ
れの測定値に感度差を生じないように行う感度調整の方
法に係るものである。
調整の方法の例を示すものが図5〜図7であり、先ず、
図5で示す方法は、光電センサに組み込むLEDランプ
など発光素子90の単体に対して感度調整を行うもので
あり、前記発光素子90には直列に可変抵抗器91を接
続しておき、この発光素子90を規定電流で点灯させ、
照度計80などで出力を測定しながら前記可変抵抗器9
1を調整し、所定数の全てが同一出力となるようにする
ものである。
91が発光素子90に比べてあまりにも大型であり、且
つ、高価であるので、この点を改良すべく行われるもの
であり、工程中において前記可変抵抗器91に換えて標
準抵抗器81などを接続しておき、上記と同様な方法で
調整を行い、そのときの標準抵抗器の値を読み取り、同
じ値の固定抵抗器92を取付けるものである。
0に絞り板93を設けるものであり、上記と同様に照度
計80などで出力を測定しながら、ケース94に摺動自
在に取付けられた前記絞り板93を前進若しくは後退さ
せ、前記照度計80に所定値が得られるように調整し、
固定を行うものである。
た従来の感度の調整方法では、先ず、図5に示したもの
では、確かに調整工程は比較的に容易に実施できる利点
は有するものの、上記にも説明したように可変抵抗器9
1が高価であり、且つ、大型であるので、光電センサの
全体がコストアップと大型化し、用途が制限されるなど
商品性が低下する問題点を生じている。
可変抵抗器91が不要となり、小型化の目的は達成され
るものとなったが、その代償として調整工程が煩雑化
し、また、精度を確保するためには固定抵抗器92の選
別なども行わなければならず、組立工程も煩雑化して、
依然としてコストアップの問題点を生じている。更に、
図7に示したものにおいても、絞り板93を保持し、確
実に固定を行う機構が必要であり、図5に示した方法と
同様にコストアップと大型化の問題点を生じるものとな
っている。
課題を解決するための具体的手段として、少なくとも発
光素子を有する光電センサの感度調整方法であって、前
記光電センサは、該光電センサの組立後に外部から別体
の調整部材の付着若しくは削除により感度調整が行われ
ることを特徴とする光電センサの感度調整方法を提供す
ることで課題を解決するものである。
態に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に符号1で
示すものは光電センサであり、この実施形態における光
電センサ1は発光素子2と受光素子3とが1つのケース
4内に取付けられて構成されている。そして、本発明で
は、前記発光素子2は感度調整が行われることはなく、
無調整の状態でケース4に組込が行われている。また、
受光素子3においても同様である。
れ、完成品状態となった光電センサ1に対して感度調整
が行われる。この実施形態においては、感度調整を行う
にあたり、例えばインクジェットプリンタに用いられて
いるプリンタヘッドと同様な機能を有するインクジェッ
トヘッド10が用いられるものであり、このときに、前
記インクジェットヘッド10は、照度計11(図1参
照)若しくは受光素子3(図2参照)に接続された制御
回路12により制御されている。尚、受光素子3に接続
されるときには適宜なダミー反射板13が設けられ、発
光素子2からの光の反射が行われる。
(電流又は電圧)が設定可能であり、入力される数値が
設定された数値以上であるときには、前記インクジェッ
トヘッド10に対して駆動信号を与え、入力される数値
が設定された数値と同じ或いは以下であるときには駆動
を停止する。
前記制御回路12からの駆動信号があるときには、前記
光電センサ1のケース4の入出射面4aに向かい、例え
ば黒色不透明なインク5を噴射するものとされている。
従って、前記インクジェットヘッド10は、照度計11
若しくは受光素子3の出力が前記制御回路12に設定さ
れた値に達するまで入出射面4aに対してインク5を噴
射し続ける
する場合には、調整は発光素子2の出力に対してのみ行
われるものとなるので、前記インクジェットヘッド10
はケース4の入出射面4aの発光素子2の前方に限定し
てインク5を噴射するものとすることが好ましく、ま
た、受光素子3に接続する場合は総合の感度を調整する
ものとなるので、発光素子2の前方、受光素子3の前
方、或いは、入出射面4aの全面と何れとしても良い。
作用及び効果について説明を行う。本発明により光電セ
ンサ1の組立後に感度調整が行われるものとされたこと
で、前記光電センサ1の組立工程中には調整工程は存在
せず極めて簡素化されたものとなる。
のインク5の付着であるので、実質的な寸法の増加はな
く、前記光電センサ1は必要最低限の寸法として形成で
きるもの、即ち、小型化が可能となるものである。ま
た、調整に使用される部材がインク5であることで、コ
スト的にも実質的にはアップすることはない。
に行うものとしたことで、前記制御回路12に設定する
値により調整レベルは自由に変更できるものとなる。ま
た、現実の使用状態においても、設置条件などにより適
正な感度が要求されるものとなる。
度の調整工程が工程内に持ち込まれ、例えば、製品ロッ
トごとに別の感度を設定するなど、ラインの煩雑化の要
因となるが、本発明の方法では光電センサ1の完成後に
調整を行うものであるので、ライン中では工程の変更は
なく、生産効率が向上する。
あり、前の実施形態のインク5の付着は、フィルター6
に置換することが可能である。但し、この場合にはフィ
ルター6自体の透過度を可変することは不可能であるの
で、複数の透過度のものが予めに用意され、前記制御回
路12の出力に従って適正なものを貼着する。尚、この
実施形態のようにフィルター6に置換したときにも、得
られる作用及び効果は前の実施形態と全くに同じである
ので、ここでの詳細な説明は省略する。
態であり、この実施形態においては、光電センサ1の発
光素子2に直列に、例えば4本の固定抵抗器7a〜7d
が接続されると共に、それぞれの固定抵抗器7a〜7d
にはシャント8が設けられ、最初の状態では前記固定抵
抗器7a〜7dは無効のものとされている。
後に、例えば受光素子3に電流計14を接続するなどし
て発光素子2を点灯させ、ダミー反射板13に反射した
ときの出力が測定される。そして、電流計14の表示に
より、どの固定抵抗器7a〜7dに対応するシャント8
を切断すれば良いかを判断して切断を行う。
器7a〜7dを当初から付随させるので小型化は図れな
いが、調整が、電流計14とシャント8を切断するため
のニッパーなど簡便な工具で良いので、例えば、光電セ
ンサ1を使用する現場での再調整などが簡便に行える利
点がある。
なくとも発光素子を有する光電センサの感度調整方法で
あって、この光電センサの組立後に外部から別体の調整
部材の付着若しくは削除により感度調整が行われる光電
センサの感度調整方法としたことで、従来は発光素子の
光量を可変抵抗器などで直接に制御して調整を行ってい
たものを、インクなど別体の調整部材で行うものとし
て、光電センサの組立後にも調整可能とし、前記可変抵
抗器などを不要として小型化とコストダウンとを共に可
能とし、この種の光電センサの商品性の向上に極めて優
れた効果を奏するものである。
度計を使用するときの例で示す説明図である。
板を使用するときの例で示す説明図である。
法の別の実施形態を示す説明図である。
法の更に別の実施形態を示す説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも発光素子を有する光電センサ
の感度調整方法であって、前記光電センサは、該光電セ
ンサの組立後に外部から別体の調整部材の付着若しくは
削除により感度調整が行われることを特徴とする光電セ
ンサの感度調整方法。 - 【請求項2】 前記部材の付着が、前記光電センサの
受、発光面へのインクジェットの噴射であることを特徴
とする請求項1記載の光電センサの感度調整方法。 - 【請求項3】 前記部材の付着が、前記光電センサの
受、発光面へのフィルターの貼着であることを特徴とす
る請求項1記載の光電センサの感度調整方法。 - 【請求項4】 前記部材の削除が、それぞれがシャント
を有して直列に接続された固定抵抗の、任意のシャント
の切断であることを特徴とする請求項1記載の光電セン
サの感度調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29534299A JP2001119062A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 光電センサの感度調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29534299A JP2001119062A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 光電センサの感度調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001119062A true JP2001119062A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17819383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29534299A Pending JP2001119062A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 光電センサの感度調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001119062A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009088433A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Citizen Electronics Co Ltd | フォトリフレクタ |
JP2009088434A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Citizen Electronics Co Ltd | フォトリフレクタ |
-
1999
- 1999-10-18 JP JP29534299A patent/JP2001119062A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009088433A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Citizen Electronics Co Ltd | フォトリフレクタ |
JP2009088434A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Citizen Electronics Co Ltd | フォトリフレクタ |
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