JP2001118991A - スタンバイモード用降圧回路及びこれを備えた半導体集積回路 - Google Patents

スタンバイモード用降圧回路及びこれを備えた半導体集積回路

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JP2001118991A
JP2001118991A JP29508599A JP29508599A JP2001118991A JP 2001118991 A JP2001118991 A JP 2001118991A JP 29508599 A JP29508599 A JP 29508599A JP 29508599 A JP29508599 A JP 29508599A JP 2001118991 A JP2001118991 A JP 2001118991A
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standby mode
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pmos transistor
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Tatsuo Kato
達夫 加藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】スタンバイモードでの消費電力を低減する。 【解決手段】入力電源電位VCCと降圧電位VDDとの
間に接続されたPMOSトランジスタ24と、降圧電位
VDDが閾値VL以下のときPMOSトランジスタ24
をオンにし、降圧電位VDDが閾値VLより高いときP
MOSトランジスタ24をオフにするシュミット回路2
5とを備え、シュミット回路25は小サイズMOSトラ
ンジスタを用いたロジック回路で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタンバイモード
用降圧回路及びこれを備えた半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路では、素子微細化に伴
い、素子が破壊されないように内部電源電圧が低下する
傾向にある。しかし、周辺の回路や装置との関係で、外
部電源電圧を従来のままにするものがある。この場合、
半導体集積回路内に降圧回路を備える必要がある。
【0003】一方、スタンバイモードでは、例えば入力
装置のキーを定期的にスキャンする処理のみ行えばよい
ので、通常モードの場合よりもクロックを低周波数にし
且つ電源電圧を下げて、低消費電力にすることができ
る。
【0004】図4は、スタンバイモードにおいて、半導
体集積回路10の外部端子に印加される電源電圧VCC
を内部電源電圧VDDに降圧して回路11に供給する従
来の降圧回路20を示す。
【0005】この回路は、直列接続された抵抗R1とR
2とで電圧VCCを分圧し、その分圧を、ボルテージホ
ロア回路21を介し電圧VDDとして取り出している。
ボルテージホロア回路21の出力端には、電源電圧の変
動を抑えるためのキャパシタ22が接続されている。ス
タンバイモードでは高速動作が要求されないので、高抵
抗値の抵抗R1及びR2を用いて降圧回路20の消費電
力を低減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、抵抗R1及び
R2に流す電流が少なすぎると、寄生容量に対する充放
電時間が長くなり過ぎるので、降圧回路20を正常に動
作させるためにはこの電流を数μA程度にする必要があ
る。電池の長寿命が要求される携帯電子機器に半導体集
積回路10が用いられる場合、一般に、スタンバイモー
ドでの回路11の消費電力は極めて低いので、降圧回路
20のそれが数μA程度でも問題となる。
【0007】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、スタンバイモードにおいて、より消費電力を低減す
ることが可能なスタンバイモード用降圧回路及びこれを
備えた半導体集積回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】請求項
1のスタンバイモード用降圧回路では、制御入力端を有
し、入力電源電位と降圧電位との間に接続されたトラン
ジスタスイッチと、該降圧電位が第1閾値以下のとき該
トランジスタスイッチをオンにし、該降圧電位が該第1
閾値より高い第2閾値以上のとき該トランジスタスイッ
チをオフにするスイッチ制御回路とを有する。
【0009】このスタンバイモード用降圧回路によれ
ば、スイッチ制御回路をロジック回路のみで構成するこ
とができ、さらに小サイズのトランジスタを用いること
ができるので、スタンバイモード用降圧回路の消費電流
を低減することができる。
【0010】請求項2のスタンバイモード用降圧回路で
は、請求項1において、上記トランジスタスイッチはP
MOSトランジスタであり、上記スイッチ制御回路は、
上記入力電源電位の電源供給線を有するシュミット回路
である。
【0011】請求項3の半導体集積回路では、請求項2
記載のスタンバイモード用降圧回路を備えている。
【0012】この半導体集積回路によれば、これが用い
られる携帯電子機器の電池寿命を長くすることができ
る。
【0013】本発明の他の目的、構成及び効果は以下の
説明から明らかになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0015】[第1実施形態]図1は、本発明の第1実
施形態のスタンバイモード用降圧回路20Aが適用され
た半導体集積回路10Aを示す。
【0016】半導体集積回路10Aの外部電源電圧入力
端子(VCC)と回路11の内部電源電圧入力端(VD
D)との間には、PMOSトランジスタ23が接続さ
れ、そのゲートにモード信号MODEが供給される。降
圧回路20Aは、PMOSトランジスタ23に並列接続
されたPMOSトランジスタ24と、入出力端がそれぞ
れ降圧回路20Aの電源電圧出力端(VDD)及びPM
OSトランジスタ24のゲートに接続されたシュミット
回路25とを備えている。シュミット回路25の電源ラ
インには、電圧VCCが印加される。降圧回路20Aの
出力端には、電源電圧の変動を抑えるためのキャパシタ
22が接続されている。
【0017】シュミット回路25は、図2に示す第1及
び第2の閾値電圧VL及びVHを持ってヒステリシス動
作を行い、VDD>VHのときシュミット回路25の出
力が高レベルでPMOSトランジスタ24がオフにな
り、VDD<VLのときシュミット回路25の出力が低
レベルでPMOSトランジスタ24がオフになってい
る。例えば、VCC=5.0V、VH=3.0V、VL
=2.0Vである。
【0018】次に、上記の如く構成された本第1実施形
態の動作を説明する。
【0019】通常動作モードでは、モード信号MODE
が低レベルにされてPMOSトランジスタ23がオンに
なる。このとき、VDD>VHとなっており、これによ
りPMOSトランジスタ24は常にオフである。
【0020】スタンバイモードでは、モード信号MOD
Eが高レベルでPMOSトランジスタ23がオフになっ
ている。
【0021】PMOSトランジスタ24がオフの状態
で、回路11での電力消費により電圧VDDが低下し、
VDD<VLとなると、シュミット回路25の出力が低
レベルとなってPMOSトランジスタ24がオンにな
る。これにより、キャパシタ22が充電されて電圧VD
Dが上昇する。VDD>VHとなると、シュミット回路
25の出力が高レベルとなってPMOSトランジスタ2
4がオフになる。このような動作が繰り返されて、スタ
ンバイモードでの内部電源電圧VDDは、図2に示すよ
うに閾値電圧VLとVHの間の値に保たれる。
【0022】スタンバイモードでは、一般に回路11の
消費電流が極めて少ないので、電圧VDDの変化は緩や
かであり、シュミット回路25は高速動作が要求されな
い。このため、シュミット回路25で使用されているト
ランジスタのサイズを小さくすることができる。
【0023】降圧回路20Aを図4の降圧回路20と対
比すると、PMOSトランジスタ24に対応するものは
ボルテージホロア回路21内の不図示の出力段に備えら
れており、シュミット回路25は抵抗R1及びR2に対
応している。
【0024】シュミット回路25は、MOSトランジス
タを用いたロジック回路のみで構成することができ、さ
らに小サイズのトランジスタを用いることができるの
で、シュミット回路25の消費電流を0.1μA程度に
することができる。この値は、図4の抵抗R1及びR2
に流れる数μAの電流に比し充分小さい。
【0025】これにより、半導体集積回路10が用いら
れる携帯電子機器の電池寿命を長くすることができる。
【0026】また、上記構成及びサイズにより、従来よ
りもチップサイズを縮小して、チップ製造コストを低減
することができる。
【0027】[第2実施形態]図3は、本発明の第2実
施形態の半導体集積回路10Bを示す。
【0028】制御回路26は、PMOSトランジスタ2
3とともに通常モード用降圧回路を構成しており、モー
ド信号MODEが低レベルのとき、電源電圧VDDがV
Hより高い所定値になるようにPMOSトランジスタ2
3のゲート電位を制御する。制御回路26は、モード信
号MODEが高レベルでスタンバイモードのとき、PM
OSトランジスタ23のゲート電位を高レベルにしてP
MOSトランジスタ23をオフにする。
【0029】降圧回路20Aは、図1のそれと同一であ
る。図3ではシュミット回路25の構成例を示してお
り、30〜33はPMOSトランジスタ、34〜37は
NMOSトランジスタである。
【0030】シュミット回路25の入力段は、トランジ
スタ30、31、34及び35が電源電圧ラインVCC
とグランドラインとの間に直列接続されたインバータで
あり、これらのゲートに共通に降圧電圧VDDが供給さ
れる。シュミット回路25の出力段は、トランジスタ3
3と37とが電圧ラインVCCとグランドラインとの間
に直列接続されたインバータである。PMOSトランジ
スタ32は、シュミット回路25に閾値電圧VLを持た
せるためのものであり、PMOSトランジスタ30と3
1の接続ノードと、グランドラインとの間に接続されて
いる。NMOSトランジスタ36は、シュミット回路2
5に閾値電圧VHを持たせるためのものであり、NMO
Sトランジスタ34と35の接続ノードと、電圧ライン
VCCとの間に接続されている。PMOSトランジスタ
32及びNMOSトランジスタ36のゲートには、シュ
ミット回路25の上記入力段の出力電位が印加されてい
る。
【0031】上述のように、トランジスタPMOSトラ
ンジスタ30〜37は小サイズで充分であるので、シュ
ミット回路25を小面積にすることができ、しかも、ト
ランジスタにはVDDが閾値電圧付近で微小電流が流れ
るので、その消費電流を例えば0.1μA程度と従来の
数μA程度よりも少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のスタンバイモード用降
圧回路が適用された半導体集積回路を示す概略図であ
る。
【図2】図1中の降圧回路の出力電圧の変化を示す波形
図である。
【図3】本発明の第2実施形態の半導体集積回路を示す
概略図である。
【図4】従来のスタンバイモード用降圧回路を含む半導
体集積回路を示す概略図である。
【符号の説明】
10、10A、10B 半導体集積回路 11 回路 20、20A 降圧回路 21 ボルテージホロア回路 22 キャパシタ 23、24、30〜33 PMOSトランジスタ 24、34〜37 NMOSトランジスタ 25 シュミット回路 26 制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御入力端を有し、入力電源電位と降圧
    電位との間に接続されたトランジスタスイッチと、 該降圧電位が第1閾値以下のとき該トランジスタスイッ
    チをオンにし、該降圧電位が該第1閾値より高い第2閾
    値以上のとき該トランジスタスイッチをオフにするスイ
    ッチ制御回路と、 を有することを特徴とするスタンバイモード用降圧回
    路。
  2. 【請求項2】 上記トランジスタスイッチはPMOSト
    ランジスタであり、 上記スイッチ制御回路は、上記入力電源電位の電源供給
    線を有するシュミット回路である、 ことを特徴とする請求項1記載のスタンバイモード用降
    圧回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のスタンバイモード用降圧
    回路を備えていることを特徴とする半導体集積回路。
JP29508599A 1999-10-18 1999-10-18 スタンバイモード用降圧回路及びこれを備えた半導体集積回路 Withdrawn JP2001118991A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007083737A1 (ja) * 2006-01-20 2007-07-26 Pioneer Corporation 情報記録媒体挿入排出制御装置、情報記録媒体挿入排出制御方法、情報記録媒体挿入排出制御プログラムおよび情報記録媒体挿入排出制御プログラムを記録した記録媒体

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WO2007083737A1 (ja) * 2006-01-20 2007-07-26 Pioneer Corporation 情報記録媒体挿入排出制御装置、情報記録媒体挿入排出制御方法、情報記録媒体挿入排出制御プログラムおよび情報記録媒体挿入排出制御プログラムを記録した記録媒体

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