JP2001118899A - 異物及びパターン欠陥検査装置 - Google Patents

異物及びパターン欠陥検査装置

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JP2001118899A JP29658199A JP29658199A JP2001118899A JP 2001118899 A JP2001118899 A JP 2001118899A JP 29658199 A JP29658199 A JP 29658199A JP 29658199 A JP29658199 A JP 29658199A JP 2001118899 A JP2001118899 A JP 2001118899A
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陽子 宮崎
Toshimitsu Mugibayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物や欠陥の種類を容易に区別することがで
きる異物及びパターン欠陥検査装置を得る。 【解決手段】 光学部Dは、顕微鏡照明によって半導体
ウェハ2表面を第1表面情報として検出する顕微鏡照明
光学系D1、レーザ光を用いて半導体ウェハからのレー
ザ散乱光を検出することによって半導体ウェハ2表面を
第2表面情報として検出するレーザ散乱式光学系D2を
含む。解析部ANは、第1及び第2表面情報から異物欠
陥情報を検出し、異物欠陥情報を、第1表面情報のみに
示された第1モード、第2表面情報のみに示された第2
モード、第1及び第2表面情報の両方に示された第3モ
ードに区別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
プロセスにおいて用いられる異物及びパターン欠陥検査
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は日本国特許第51622号の特
許公報に記載の従来の異物及びパターン欠陥検査装置を
示す斜視図である。
【0003】検査照明装置20でウェハ1を斜方照明
し、暗視野下のウェハ1での検査光(レーザ光)21の
散乱光31を散乱光検出器34で検出して異物5の座標
位置を特定する異物検査装置10に落射照明装置40及
び撮像装置45を設ける。散乱光検出器34の検出に基
づき異物判定装置35で特定された異物5の座標位置を
落射照明装置40による明視野下で撮像装置45によっ
て撮像し、この撮像に基づいて異物画像を抽出する。抽
出した異物画像により異物サイズ、形状、色、性状を特
定する。
【0004】ところで、異物や欠陥といっても、それら
の種類は様々である。例えば、歩留まりに影響する異物
があったり、歩留まりに影響しない異物があったり、異
物や欠陥に見えるだけで、実は例えばアルミ膜の細長い
結晶粒界のようなグレインや、例えば化学機械研磨(C
MP)プロセスによって付けられた引っかき傷だったり
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撮像装
置45を用いて、異物や欠陥を検査すると非常に長い時
間が必要になる場合がある。まず、撮像装置45は焦点
を合わせたり、拡大したりという操作をしてウェハ1表
面を撮像することによって、ウェハ1から表面情報(顕
微鏡画像)を検出する。次に、撮像装置45によって撮
像された顕微鏡画像から異物や欠陥の画像情報を抽出す
ることによって異物や欠陥を認識する。この異物や欠陥
の数が例えば数千から数万というように莫大な数の異物
欠陥が検出された場合、極めて長い時間がかかり、実用
的でなく、全ての異物欠陥の全体像を所定時間内に把握
するのは非常に困難である。また、顕微鏡画像はウェハ
1を真上から見たものなので、異物や欠陥を平面的にし
か捉えることができず、認識した異物や欠陥が歩留まり
に影響あるどうかを判断しにくい。
【0006】一方、レーザー光を用いて、ウェハ表面の
異物や欠陥を認識する方法がある。レーザー光をウェハ
に照射し、その散乱光を検出することによってウェハか
ら表面情報を検出する。この方法によれば、撮像装置4
5を用いる場合と比較して、焦点を合わせたり拡大した
りする必要がないので、ウェハから表面情報を速く検出
することができ、これによって、異物や欠陥を検査する
時間を短くすることができる。しかしながら、パターン
欠陥や微細な異物や傷のような欠陥は、散乱光が弱く、
それらの異物欠陥を検出する感度が低下する、あるいは
検出できない場合がある。
【0007】以上のように、顕微鏡を用いる方法やレー
ザー光を用いる方法のどちらにも一長一短があり、ウェ
ハの表面情報から、異物や欠陥の上述のような種類を効
果的に区別するのは非常に困難であるという問題点があ
る。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、異物や欠陥の種類を容易に区別す
ることができる異物及びパターン欠陥検査装置を得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
課題解決手段は、半導体ウェハ表面の異物や欠陥を検査
するための装置であって、顕微鏡照明を用いて前記半導
体ウェハ表面を撮像することによって前記半導体ウェハ
表面を第1表面情報として検出する顕微鏡照明光学系、
レーザ光を用いて前記半導体ウェハからのレーザー散乱
光を検出することによって前記半導体ウェハ表面を第2
表面情報として検出するレーザ散乱式光学系を含む光学
部と、前記第1表面情報及び第2表面情報から異物欠陥
情報を検出し、前記異物欠陥情報を、前記第1表面情報
のみに示された第1モード、前記第2表面情報のみに示
された第2モード、前記第1及び第2表面情報の両方に
示された第3モードに区別する解析部とを備える。
【0010】本発明の請求項2に係る課題解決手段にお
いて、前記解析部は、前記第3モードに属する異物欠陥
情報を、前記第1表面情報と比較して、前記第2表面情
報に示された異物欠陥の方が大きい第4モード、ほぼ等
しい第5モード、小さい第6モードにさらに区別する。
【0011】本発明の請求項3に係る課題解決手段にお
いて、前記解析部は、前記第4モードの異物欠陥情報数
を計数する。
【0012】本発明の請求項4に係る課題解決手段は、
半導体ウェハ表面の異物や欠陥を検査するための装置で
あって、前記半導体ウェハ表面を表面情報として検出す
る光学部と、前記表面情報から異物欠陥の横寸法、縦寸
法及び面積を含む異物欠陥情報を検出し、前記横寸法及
び縦寸法及び面積から前記異物欠陥の細長い度合いを示
す所定の細長度を算出する解析部とを備える。
【0013】本発明の請求項5に係る課題解決手段にお
いて、前記細長度は、前記面積を、前記横寸法の自乗と
前記縦寸法の自乗との和で割ったものに等しく、前記解
析部は、前記異物欠陥情報のうち、前記細長度が0.5
より小さい異物欠陥情報、及び、前記面積が所定の設定
値より小さい異物欠陥情報を他の異物欠陥情報と区別す
る。
【0014】本発明の請求項6に係る課題解決手段にお
いて、前記解析部は、前記半導体ウェハ表面が金属膜の
場合、当該解析部が検出した異物欠陥のうち、前記細長
度が所定の設定値より小さい異物欠陥情報を解析対象か
ら除外する。
【0015】本発明の請求項7に係る課題解決手段は、
前記光学部と解析部は平行して動作する。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.まず、実施の形態
1について説明する。図1は本発明の実施の形態1の異
物及びパターン欠陥検査装置を示す模式図である。異物
及びパターン欠陥検査装置は、半導体ウェハ表面の異物
や欠陥(パターン欠陥等)を検査するための装置であ
る。
【0017】実施の形態1の異物及びパターン欠陥検査
装置は、検査ステージ1(ウェハステージ)、光学部D
及び解析部ANを含む。
【0018】検査ステージ1は半導体ウェハ2を乗せて
決められた位置に移動するためのものである。
【0019】光学部Dは、顕微鏡照明光学系D1及びレ
ーザ散乱式光学系D2を含む。顕微鏡照明光学系D1
は、照明光源によって半導体ウェハ2表面を第1表面情
報(具体的には、画像の情報)として検出するためのも
のであり、レンズ系31、検出器41及び照明光源51
を含む。レーザ散乱式光学系D2は、レーザ光源によっ
て半導体ウェハ2表面を第2表面情報(具体的には、レ
ーザ散乱光の強度)として検出するためのものであり、
検出器42及びレーザ光源52を含む。
【0020】解析部ANは、信号処理装置61、信号処
理装置62及びコンピュータCPを含む。信号処理装置
61は、第1表面情報から半導体ウェハ2表面の異物や
欠陥(以下、異物欠陥)を第1異物欠陥情報として検出
するためのものであり、表面情報記憶回路61a及び異
物欠陥情報処理回路61bを含む。信号処理装置62
は、第2表面情報から半導体ウェハ2表面の異物欠陥を
第2異物欠陥情報として検出するためのものであり、表
面情報記憶回路62a及び異物欠陥情報処理回路62b
を含む。コンピュータCPは、信号処理装置61及び信
号処理装置62からの第1,第2異物欠陥情報に基づい
て、異物欠陥を総合的に解析して出力するためのもので
あり、異物欠陥判定装置7、表示装置8及びデータベー
スDBを含む。
【0021】なお、信号処理装置61及び信号処理装置
62は、コンピュータCPの異物欠陥判定装置7に含ま
せても良い。
【0022】次に、動作について説明する。
【0023】半導体ウェハ2は、図2に示すように、複
数の半導体集積回路形成領域21が形成されている。ま
た、パターンがない膜のみの半導体ウェハにおいても異
物及びパターン欠陥検査装置内部で仮想的にパターンが
あるものとみなすことで、同様の取り扱いが可能であ
る。
【0024】まず、顕微鏡照明光学系D1の動作につい
て説明する。照明光源51は、半導体ウェハ2のある半
導体集積回路形成領域21のうち、異物欠陥を検出しよ
うとする領域Pに光を照射する。レンズ系31は、半導
体ウェハ2の領域Pからの反射光を受け、反射光を結像
する。検出器41は、レンズ系31からの結像された反
射光を第1表面情報(具体的には、画像の情報)として
検出し、信号処理装置61に出力する。レンズ系31、
検出器41及び照明光源51は、以上の動作を他の半導
体集積回路形成領域21に対して繰り返すことによっ
て、複数の第1表面情報を信号処理装置61に出力す
る。
【0025】次に、レーザ散乱式光学系D2の動作につ
いて説明する。レーザ散乱式光学系D2も、顕微鏡照明
光学系D1と同時に同じ領域P表面を第2表面情報(具
体的には、レーザ散乱光の強度)として検出する。レー
ザ散乱式光学系D2によれば、顕微鏡照明光学系D1と
比べて、より微細な半導体ウェハ1表面の情報を抽出す
ることができる。すなわち、レーザ光源52は、半導体
ウェハ2のある半導体集積回路形成領域21の領域P
(あるいはその近傍)にレーザ光を照射する。微細な異
物欠陥を抽出するため、レーザ光の幅は、およそ1〜数
μmに細く絞る。そして、レーザ光源52は、細いレー
ザ光を走査することによって、細いレーザ光をくまな
く、領域P(その近傍の場合は、領域Pと同じ面積)内
の全てに照射する。望ましくは、第1,第2異物欠陥情
報が同時に得られるように、短い時間で領域P内の全て
にレーザ光を照射する。検出器42は、半導体ウェハ2
の領域P(もしくはその近傍)からの反射散乱光を受
け、この反射散乱光を第2表面情報として検出し、信号
処理装置62に出力する。検出器42及びレーザ光源5
2は、以上の動作を他の半導体集積回路形成領域21に
対して繰り返すことによって、複数の第2表面情報を信
号処理装置62に出力する。検出器42が出力する第2
表面情報は、2次元の領域Pを走査した1次元的な情報
である。
【0026】以上のようにして、タイプの異なる顕微鏡
照明光学系D1及びレーザ散乱式光学系D2を用いるこ
とによって、同一の領域P辺り表面の異物欠陥を第1及
び第2表面情報として検出する。
【0027】次に、信号処理装置61の動作について説
明する。信号処理装置61の表面情報記憶回路61a
は、複数の第1表面情報を取り込んで記憶する。異物欠
陥情報処理回路61bは、表面情報記憶回路61a内の
複数の第1表面情報を差分することによって、第1表面
情報から、異物欠陥に関わりそうな表面情報(画像の情
報)を抽出する。そして、異物欠陥情報処理回路61b
は、この異物欠陥に関わりそうな表面情報と予め設定さ
れた異物欠陥サイズとを比較することによって、第1表
面情報から異物欠陥を第1異物欠陥情報として抽出す
る。上記の異物欠陥サイズは、デバイスの設計ルールや
検査装置の設定感度に応じて、使用者が経験的に判断し
て適切に設定される、もしくは、異物及びパターン欠陥
検査装置が判別式に基づいて自動で設定する。
【0028】次に、信号処理装置62の動作について説
明する。信号処理装置62は、1次元的な第2表面情報
を2次元的な第2表面情報(ここでは、画素配列相当の
画像の情報)に変換する。表面情報記憶回路62aは、
この2次元的な複数の第2表面情報を取り込んで記憶す
る。異物欠陥情報処理回路62bは、表面情報記憶回路
62a内の複数の第2表面情報を差分することによっ
て、第2表面情報から、異物欠陥に関わりそうな表面情
報を抽出する。そして、異物欠陥情報処理回路62b
は、この異物欠陥に関わりそうな表面情報と予め設定さ
れた異物欠陥サイズとを比較することによって、第2表
面情報から異物欠陥を第2異物欠陥情報として抽出す
る。上記の異物欠陥サイズは、デバイスの設計ルールや
検査装置の設定感度に応じて使用者が設定する、もしく
は、異物及びパターン欠陥検査装置が判別式に基づいて
自動で設定する。
【0029】第1及び第2異物欠陥情報は、例えば、図
3及び図4に示すような表面情報及びパラメータである
面積S、横方向の寸法X、縦方向の寸法Yを含む。図3
は比較的に丸い欠陥Aを示し、図4は比較的に細長い欠
陥Bを示す。面積Sは異物欠陥が存在する画素ブロック
の総数、面積Xは横方向の異物欠陥が存在する画素ブロ
ックの総数、寸法Yは縦方向の異物欠陥が存在する画素
ブロックの総数である。
【0030】コンピュータCPの異物欠陥判定装置7
は、第1及び第2異物欠陥情報に基づいて、異物欠陥を
総合的に解析する。
【0031】以上のように、異物欠陥は顕微鏡照明光学
系D1及びレーザ散乱式光学系D2によって検出される
ので、異物欠陥判定装置7は、図5に示すように、顕微
鏡照明光学系D1及びレーザ散乱式光学系D2によって
検出された全ての異物欠陥の集合Uを3つのモード(集
合)U1,U2,U12に容易に区別することができ
る。
【0032】また、図12の異物及びパターン欠陥検査
装置では、散乱光検出器34及び撮像装置45は同時に
動作せず、散乱光検出器34が異物5の座標位置を特定
し、ホストコンピュータ36等が通常の異物欠陥検査を
実施した後、撮像装置45がその座標位置の異物5を検
出(撮像)する。このため、検査に要する時間が長くな
る。一方、実施の形態1の異物及びパターン欠陥検査装
置では、顕微鏡照明光学系D1及びレーザ散乱式光学系
D2は、上述のように、同一の異物欠陥を同時に検出す
る。これによって、検査に要する時間を短くすることが
できる。
【0033】モードU1は第1表面情報のみに示された
異物欠陥情報の集合、モードU2は第2表面情報のみに
示された異物欠陥情報の集合、モードU12は第1及び
第2表面情報の両方に示された異物欠陥情報の集合であ
る。
【0034】さらに、望ましくは、異物欠陥判定装置7
はモードU1,U2,U12をさらに下位のモードに区
別する。
【0035】例えば、図5では、モードU1は膜中異物
欠陥モードBd及びシミ異物欠陥モードSpを含む。モ
ードU2は異物欠陥候補モードNdを含む。モードU1
2は表面異物付着モードPa、異物付きパターン欠陥モ
ードPp、パターン欠陥モードPdを含む。
【0036】まず、モードU1の膜中異物欠陥モードB
d及びシミ異物欠陥モードSpについて説明する。顕微
鏡照明光学系D1は、目的の膜上の異物欠陥以外にも、
膜中の異物欠陥(膜中異物欠陥)や僅かに色の違うシミ
(シミ異物欠陥)も検出する。そこで、異物欠陥判定装
置7は、モードU1に当てはまる異物欠陥のうち、予め
設定された設定値(例えば約3μm)以下のものを膜中
異物欠陥モードBd、それ以外のものをシミ異物欠陥モ
ードSpとして判定する。
【0037】次に、モードU12の表面異物付着モード
Pa、異物付きパターン欠陥モードPp及びパターン欠
陥モードPdについて説明する。顕微鏡照明光学系D1
によって検出された画像は、半導体ウェハ2を真上から
見たものなので、寸法が実際の寸法に等しくなる。しか
し、レーザ散乱式光学系D2によって検出された画像
は、レーザ光源52を斜方入射するため、パターンの像
が長く伸びるように映り、パターン形状によっては(例
えば背が高いと)寸法が実際の寸法よりも大きくなる。
異物欠陥が存在するパターンが高いほど、その異物欠陥
はこのパターンに対して致命異物欠陥となる可能性が高
い。この性質を利用して、異物欠陥判定装置7は、第1
表面情報からの異物欠陥の大きさIs(異物欠陥の寸法
X、寸法Y、または面積S)と比較して、第2表面情報
からの異物欠陥の大きさPs(異物欠陥の寸法X、寸法
Y、または面積S)の方が大きい表面異物付着モードP
a、ほぼ等しい異物付きパターン欠陥モードPp、小さ
いパターン欠陥モードPdに区別する。これによって、
致命異物欠陥の可能性が高い異物欠陥を表面異物付着モ
ードPa、致命異物欠陥の可能性が中程度の異物欠陥を
異物付きパターン欠陥モードPp、致命異物欠陥の可能
性が低い異物欠陥をパターン欠陥モードPdに割り当て
ることができる。
【0038】次に、レーザ散乱式光学系D2の異物欠陥
候補モードNdについて説明する。異物欠陥候補モード
Ndは、レーザ散乱式光学系D2によって検出された異
物欠陥のうち、モードU12に当てはまらないものであ
る。よって、異物欠陥判定装置7は、検出された多数の
異物欠陥Uのうち、モードU1,U12に当てはまらな
い異物欠陥を異物欠陥候補モードNdとして判定する。
レーザ散乱式光学系D2では、検出器42による反射散
乱光の検出感度を上げると、目的の異物欠陥以外にも、
半導体ウェハ2表面の単なる荒れ、半導体ウェハ2表面
に形成されたパターンのエッジ形状の単なる乱れ等も異
物欠陥として検出されてしまう。このような異物欠陥が
異物欠陥候補モードNdに当てはまることになる。
【0039】以上のように、顕微鏡照明光学系D1及び
レーザ散乱式光学系D2によって異物欠陥を検出するこ
とによって、異物欠陥を様々なモードに区別することが
できる。このモードを用いることによって、製品の品
質、プロセス、歩留まりを容易に管理できる。
【0040】また、顕微鏡照明光学系D1とレーザ散乱
式光学系D2とを単に組み合わせるだけではない。顕微
鏡照明光学系D1とレーザ散乱式光学系D2との性質の
違いを巧みに利用する。例えば、上述のように、顕微鏡
照明光学系D1によって検出された画像の寸法とレーザ
散乱式光学系D2によって検出された画像の寸法との違
いによって、致命異物欠陥の可能性が高い異物欠陥を表
面異物付着モードPa、致命異物欠陥の可能性が中程度
の異物欠陥を異物付きパターン欠陥モードPp、致命異
物欠陥の可能性が低い異物欠陥をパターン欠陥モードP
dに割り当てることができる。このことは、顕微鏡照明
光学系D1とレーザ散乱式光学系D2とを単に組み合わ
せただけではできない。また、顕微鏡照明光学系D1
は、検査に必要とする時間が長いという欠点があるが、
窪み状の異物欠陥、シミ状の異物欠陥、パターンとパタ
ーンとをショートさせるショート異物欠陥、パターンの
段差の底部に隠れた異物欠陥を検出する感度が良いとい
う長所がある。逆に、レーザ散乱式光学系D2は、散乱
光が弱くなるため、それらの異物欠陥を検出する感度が
悪いあるいは検出できないという欠点があるが、検査す
る時間が短いという長所がある。顕微鏡照明光学系D1
及びレーザ散乱式光学系D2が互いに短所を補うことに
よって、効率の良い検査が可能となる。
【0041】なお、光学部Dは半導体ウェハ2の領域P
以外の領域に対しても動作を行う。光学部Dが動作して
いる間、コンピュータCPの異物欠陥判定装置7は、光
学部Dからの第1及び第2異物欠陥情報を総合的に解析
する。このように、光学部DとコンピュータCPとが平
行して動作することによって、光学部Dの半導体ウェハ
2に対する全動作が終了して直ぐに、半導体ウェハ2に
対する解析結果を得ることができる。
【0042】コンピュータCPは、以上のようなモード
等の解析結果をデータベースDBに保存し、必要に応じ
て、表示装置8に表示する。
【0043】1つの異物欠陥に対する上記の解析結果を
構成する異物欠陥情報の例を図6に示す。1つの異物欠
陥情報は、上記のモードの他、異物欠陥を識別するため
の異物欠陥番号、図3や図4のような表面情報、この異
物欠陥を検出した光学系(顕微鏡照明光学系D1あるい
はレーザ散乱式光学系D2)、各光学系毎の異物欠陥の
寸法X、異物欠陥の縦方向の寸法Y、異物欠陥の面積
S、レーザ散乱光強度、異物欠陥の半導体ウェハ2上で
の座標で構成される。
【0044】半導体ウェハ2上の多数の異物欠陥が全て
致命異物欠陥になるとは限らない。
【0045】例えば、極端に小さい異物欠陥(以下、極
小異物欠陥)は致命異物欠陥にならない可能性が高い。
致命異物欠陥にならない程、異物欠陥が小さいかどうか
は図6の異物欠陥情報の面積から知ることができる。特
に、パターン欠陥モードPd(大きさPs<大きさI
s)の異物欠陥は、致命異物欠陥である可能性が低い
(実施の形態3で詳述)。
【0046】以上のように、異物欠陥情報から、異物欠
陥が致命異物欠陥であるかどうかを知ることができる。
これによって、例えば、多数の異物欠陥情報のうち、致
命異物欠陥である表面異物付着モードPaの異物欠陥情
報数を計数し、致命異物欠陥数の傾向を求める(ライン
モニター)ことで、歩留まりを精度良く予測することが
できる。
【0047】実施の形態2.致命異物欠陥になる可能性
を判断すべき欠陥のモードには、極小異物欠陥の他に、
細長い異物欠陥(以下、細長異物欠陥)がある。致命異
物欠陥にならないが細長い異物欠陥かどうかは図6の異
物欠陥情報のみでは分からない。
【0048】そこで、異物欠陥判定装置7は、異物欠陥
の細長い度合いを示す細長度を算出して図6の異物欠陥
情報に含ませる。これによって、致命異物欠陥にならな
い異物欠陥かどうかを異物欠陥情報から知ることができ
る。
【0049】細長度は、例えば次の式1を用いて算出す
ればよい。
【0050】 Ge=S/(X2+Y2) ……… (式1) つまり、式1では、細長度Geは、面積Sを、寸法Xの
自乗と寸法Yの自乗との和で割ったものに等しい。
【0051】一例として図3の欠陥Aと図4の欠陥Bと
を用いて説明する。欠陥Aの横方向及び縦方向は欠陥B
のそれらに等しい。図3では、S=25、X=Y=5な
ので、細長度Geは0.5になる。図4では、S=9、
X=Y=5なので、細長度Geは0.14になる。細長
度Geが小さいほど、異物欠陥は細長いことになる。こ
の細長度Geによって、欠陥Bは欠陥Aに比べて非常に
細長く、致命異物欠陥になる可能性は非常に低いことが
分かる。
【0052】以上のように、異物欠陥情報に細長度を含
ませることによって、異物欠陥が細長異物欠陥であるか
どうかを知ることができる。これによって、異物欠陥情
報から、異物欠陥が致命異物欠陥であるかどうかを精度
良く知ることができ、歩留まりをさらに精度良く予測す
ることができる。
【0053】実施の形態3.実施の形態3では、極小異
物欠陥、細長異物欠陥についてさらに詳しく説明する。
【0054】図7は実施の形態3の異物及びパターン欠
陥検査装置の動作を示すフローチャートである。
【0055】異物及びパターン欠陥検査装置は、まず、
検出された異物欠陥を各モードに区別し(ステップS3
a,S3b,S3ba,S3e,S3g)、各モードで
区別した異物欠陥が致命異物欠陥であるかどうかを判断
する(ステップS3c,S3d,S3f,S3h,S3
i)。以下、極小異物欠陥の判別、細長異物欠陥の判別
に分けて説明する。
【0056】(細長異物欠陥)細長異物欠陥には、グレ
インや、スクラッチ欠陥と呼ばれる引っかき傷が含まれ
る。
【0057】グレインは、例えばアルミ膜の細長い結晶
粒界のようなものを言い、面積も小さく、かつ、細長い
線状であり、致命異物欠陥ではない。
【0058】引っかき傷は、例えばCMPによって付け
られた傷を言い、細長いが面積が大きく、致命異物欠陥
である可能性が高い。
【0059】以上のように、顕微鏡照明光学系D1及び
レーザ散乱式光学系D2が検出した細長異物欠陥はグレ
インか引っかき傷に分類できる。
【0060】そこで、異物欠陥判定装置7は、異物欠陥
が小さい細長異物欠陥か大きな細長欠陥かどうかを判断
して(ステップS3b)、異物欠陥が小さな細長異物欠
陥であれば(ステップS3ba)、この異物欠陥を致命
異物欠陥でないと判断し(ステップS3c)、そうでな
ければ、致命異物欠陥と判断する(ステップS3d)。
グレインなどの致命にならない小さい細長欠陥は数画素
分の面積しか持たない小さな欠陥である。
【0061】ステップS3bにおいて、異物欠陥が細長
異物欠陥であるかどうかは、例えば次のようにして判断
することができる。
【0062】Ge<G1 ……… (式2) G1は予め設定された設定値であり、サンプル試験によ
って使用者が設定する。また、ステップS3baにおい
て、大きい細長欠陥かどうかは面積Sから判断できる。
【0063】例えば、設定値G1を0.5に設定する。
図3の場合、式2を満たさないので、異物欠陥判定装置
7は、図3の欠陥Aは細長異物欠陥ではなく、致命異物
欠陥であると判断する。一方、図4の場合、式2を満た
すので、異物欠陥判定装置7は、図4の欠陥Bは細長異
物欠陥であり、次に面積Sを吟味する。面積Sが設定値
よりも小さければ、致命異物欠陥でないと判断する。
【0064】また、引っかき傷は、連続線の場合だけで
なく、点線状の場合もある。
【0065】例えば、図8のように、複数の異物欠陥C
が離れていれば、複数の異物欠陥Cはそれぞれ互いに独
立した異物欠陥と考えられる。しかし、図9のように、
複数の異物欠陥Cが接近していれば、複数の異物欠陥C
は、1つの点線状の引っかき傷を構成していると考えら
れる。
【0066】以上のように、点線状の引っかき傷を考慮
して、ステップS3bの前に、異物欠陥判定装置7は、
互いに接近している複数の異物欠陥Cがあれば、これら
を1つの異物欠陥とみなす(ステップS3a、クラスタ
リング処理)。以下、具体的な例を用いて説明する。
【0067】まず、異物欠陥判定装置7は、ある異物欠
陥Cを中心として、予め設定された距離(例えば、2画
素ブロック分)内に存在する別の異物欠陥Cを検出す
る。別の異物欠陥Cがあれば、異物欠陥判定装置7は、
この別の異物欠陥を中心として、前述の距離内に存在す
るさらに別の異物欠陥Cを検出する。異物欠陥判定装置
7は、このような動作を繰り返すことによって、図9の
互いに接近している複数の異物欠陥Cを1つの異物欠陥
CCとみなす(ステップS3a)。図9の異物欠陥CC
は、S=7、X=8、Y=7なので、細長度Geは約
0.062になる。よって、図9の場合、式2を満たす
ので、異物欠陥判定装置7は、図9の欠陥CCは大きな
細長異物欠陥であり、致命異物欠陥であると判断する
(ステップS3c)。
【0068】ステップS3cにおいて欠陥が小さく致命
異物欠陥でないと判断された異物欠陥には、細長微小異
物欠陥フラグが付加される。
【0069】このように、細長異物欠陥の面積Sが設定
値と比べて大きければ致命異物欠陥であり、そうでなけ
れば致命異物欠陥と判断する。
【0070】ステップS3dにおいて致命異物欠陥であ
ると判断された異物欠陥には、パーティクル異物欠陥フ
ラグが付加される。
【0071】以上が細長異物欠陥についてである。
【0072】(極小異物欠陥)表面異物付着モードPa
(大きさPs>大きさIs)の異物欠陥は、高さ(例え
ば図3や図4で示したような、X−Y平面の垂直方向
(Z方向)の寸法)を持つパターンを破壊した致命異物
欠陥と考えられ、致命異物欠陥となる可能性が高い。
【0073】逆に、パターン欠陥モードPdの異物欠陥
は、窪み状の微小な引っかき傷と考えられ、致命異物欠
陥となる可能性は低い。
【0074】そこで、異物欠陥判定装置7は、同一の異
物欠陥に対して検出された大きさPsと大きさIsとを
比較し(ステップS3g)、大きさPsが大きさIsよ
り大きければ、この異物欠陥を致命異物欠陥であると判
断し(ステップS3h)、逆に、大きさPsが大きさI
sより小さければ、この異物欠陥を致命異物欠陥でない
と判断する(ステップS3i)。
【0075】しかし、たとえ、大きさPsが大きさIs
よりも大きくても、大きさPsが極端に小さければ、こ
の異物欠陥は、致命異物欠陥になる可能性が低く、高さ
のない低い段差状の異物欠陥あるいはシミ状の異物欠陥
であると考えられる。
【0076】そこで、ステップS3gの前に、異物欠陥
判定装置7は、大きさPsと予め設定された設定値とを
比較し(ステップS3e)、大きさPsが設定値より小
さければ、この異物欠陥を致命異物欠陥でないと判断す
る(ステップS3f)。
【0077】ステップS3iにおいて致命異物欠陥でな
いと判断された異物欠陥には、窪み異物欠陥フラグが付
加される。
【0078】ステップS3fにおいて致命異物欠陥でな
いと判断された異物欠陥には、低段差シミ異物欠陥フラ
グが付加される。
【0079】ステップS3hにおいて致命異物欠陥であ
ると判断された異物欠陥には、パターン破壊異物欠陥フ
ラグが付加される。
【0080】以上が極小異物欠陥についてである。
【0081】最後に、異物欠陥判定装置7は、フラグ別
に異物欠陥を集計して、この集計結果を例えば表示装置
8に表示出力させたり、致命異物欠陥と判断された異物
欠陥をデータベースDBに管理出力したりする(ステッ
プS3j)。
【0082】以上のように、異物欠陥判定装置7は、ス
テップS3c,S3f,S3iで致命異物欠陥でないと
判断された異物欠陥情報を他の異物欠陥情報(つまり、
ステップS3d及びS3hで致命異物欠陥であると判断
された異物欠陥情報)と自動的に区別する。これによっ
て、異物及びパターン欠陥検査装置によって半導体ウェ
ハ2を検査した後、直ちに、致命異物欠陥があるかどう
かを例えばプロセスの管理者が知ることができる。ま
た、致命異物欠陥の程度は致命異物欠陥の個数であらわ
されるので、管理者のみならず、製造プロセスを管理す
るプロセスモニターによっても、歩留まり低下の原因が
生じていることを知ることができる。これによって、プ
ロセスモニターは例えばプロセスの管理者に、歩留まり
低下が生じている旨を自動的に知らせることができ、よ
って、歩留まり低下を迅速に抑えることができる。ま
た、検出した異物欠陥の形状や大きさの特徴から、製造
ラインのどの装置が歩留りに悪影響を及ぼしているかを
判定することができる。この判定は、コンピュータCP
内で自動で行い、使用者はコンピュータCPからのアラ
ームで異常を知るようなシステムが構築できる。
【0083】実施の形態4.例えば、熱処理アルミ膜の
ように、表面のモホロジーの悪い膜種から異物欠陥を高
感度で検出すると、例えば数千から数万というように莫
大な数の異物欠陥が検出される。しかし、この莫大な数
の異物欠陥のうちのほとんどが微小な細長欠陥で分類で
きるグレインであり、莫大な数のグレインの中にごく僅
かの致命異物欠陥が埋もれている場合がある。このよう
な場合、検出した異物欠陥の数や大きさだけでは、莫大
な数のグレインとごく僅かの埋もれている致命異物欠陥
との区別が不可能なので、管理者が観察してグレインと
致命異物欠陥との区別を行っていた。しかし、管理者が
莫大な数の異物欠陥を所定時間内で区別するのも限界が
あり、せいぜい検出された異物欠陥の数が数百個の場合
が限界である。異物欠陥の数が数千個を越えると、管理
者はグレイン中に埋もれた致命異物欠陥を見逃してしま
うことが多く、全ての異物欠陥の全体像を所定時間内に
把握するのは非常に困難である。
【0084】そこで、実施の形態4では、半導体ウェハ
2表面が熱処理アルミ膜のような金属膜の場合、異物欠
陥判定装置7は、異物欠陥がグレインかどうかを判断す
る。
【0085】図10は実施の形態4の異物及びパターン
欠陥検査装置の動作を示すフローチャートである。
【0086】異物欠陥判定装置7は、異物欠陥がグレイ
ンかどうかを判断する(ステップS4a)。そして、異
物欠陥判定装置7は、顕微鏡照明光学系D1及びレーザ
散乱式光学系D2によって検出された異物欠陥のうち、
グレインと判断した異物欠陥情報を放棄、つまり、解析
対象から除外し(ステップS4b)、グレインと判断さ
れなかった異物欠陥をそのまま保存する(ステップS4
c)。
【0087】以上のように、多数の異物欠陥情報のう
ち、グレインの異物欠陥情報を解析対象から除外するこ
とによって、異物欠陥情報が大幅に減少し、その分、精
度の良い解析を行うことができる。
【0088】ステップS4aにおいて、異物欠陥がグレ
インかどうかは、例えば次のようにして判断することが
できる。
【0089】Ge<G2 ……… (式3) G2は予め設定された上限の設定値であり、それぞれサ
ンプル試験によって使用者が経験的に設定する。
【0090】例えば、設定値G2を0.2に設定する。
図3の場合、式2を満たさないので、異物欠陥判定装置
7は、図3の欠陥Aが細長くなく、グレインでないと判
断する。一方、図4の場合、式2を満たすので、異物欠
陥判定装置7は、図4の欠陥Bが細長く、グレインであ
ると判断する。
【0091】あるいは、例えば次のようにして判断する
ことができる。
【0092】G3<Ge<G2 ……… (式4) G3は予め設定された下限の設定値であり、それぞれサ
ンプル試験によって使用者が経験的に設定する。
【0093】例えば、設定値G2を0.2、設定値G3
を0.1に設定する。図4の場合、式2を満たすので、
異物欠陥判定装置7は、図4の欠陥Bが細長く、グレイ
ンであると判断する。
【0094】また、顕微鏡照明光学系D1によって検出
された異物欠陥よりも、レーザ散乱式光学系D2によっ
て検出された異物欠陥の方がグレインである可能性が高
い。よって、望ましくは、ステップS4aにおいて、グ
レインかどうかを判断する異物欠陥をレーザ散乱式光学
系D2によって検出されたものに限定すれば、異物欠陥
がグレインかどうかを判断する精度を上げることができ
る。
【0095】さらに、細長度Geから異物欠陥がグレイ
ンであると判断されるとしても、異物欠陥が非常に大き
ければ、パターンを破壊する致命異物欠陥である可能性
があることも否定できない。よって、望ましくは、ステ
ップS4aにおいて、異物欠陥の大きさと設定値とを比
較し、異物欠陥の大きさが設定値より大きければ、この
異物欠陥をグレインでないと判断した方がよい。
【0096】上記を鑑み、ステップS4aの一例を図1
1に示す。まず、異物欠陥判定装置7は、顕微鏡照明光
学系D1及びレーザ散乱式光学系D2によって検出され
た異物欠陥のうち、レーザ散乱式光学系D2によって検
出された異物欠陥を抽出する(ステップS4aa)。
【0097】次に、異物欠陥判定装置7は、レーザ散乱
式光学系D2によって検出された大きさPsの各々と、
予め設定された設置値(例えば0.5μm)とを比較す
る(ステップS4ab)。異物欠陥判定装置7は、大き
さPsが配線の幅(例えば0.5μm)を越えれば、グ
レインでないと判断して、この異物欠陥を保存する(ス
テップS4c)。
【0098】また、図7のステップS3e同様、大きさ
Psが極端に小さければ、この異物欠陥は、致命異物欠
陥になる可能性が低く、高さのない低い段差状の異物欠
陥あるいはシミ状の異物欠陥であると考えられる。そこ
で、異物欠陥判定装置7は、大きさPsの各々と、予め
設定された設定値(例えば0.1μm)とを比較する
(ステップS4ac)。異物欠陥判定装置7は、大きさ
Psが0.1μmより小さければ、この異物欠陥情報を
放棄する(ステップS4b)。
【0099】以上のように、異物欠陥判定装置7は、ス
テップS4ab,S4acによって、予め設定された範
囲内(例えば、0.1μm〜0.5μm)の異物欠陥を
抽出する。
【0100】次に、異物欠陥判定装置7は、予め設定さ
れた範囲内の異物欠陥がグレインかどうかを判断する
(ステップS4ab)。異物欠陥がグレインかどうかの
判断は、例えば上記図10のステップS4aでの説明と
同様にすればよい。そして、異物欠陥判定装置7は、グ
レインと判断(ステップS4ae)した異物欠陥情報を
放棄し(ステップS4b)、グレインと判断されなかっ
た異物欠陥を保存する(ステップS4c)。
【0101】以上のように、図10のステップS4aの
ように単に細長度Geのみから異物欠陥がグレインかど
うかを判断するのではなく、図11のように、異物欠陥
の細長度Ge及び大きさも考慮して、異物欠陥がグレイ
ンかどうかを判断する。これによって、多数の異物欠陥
情報のうちのグレインの異物欠陥情報を放棄する精度が
良くなる。
【0102】変形例.なお、本発明は、少なくとも、光
学部Dが半導体ウェハ2表面を表面情報として検出し、
解析部ANが表面情報から異物欠陥の横寸法、縦寸法及
び面積を含む異物欠陥情報を検出し、横寸法及び縦寸法
及び面積から前記異物欠陥の細長度を算出するように構
成してもよい。よって、例えば、顕微鏡照明光学系D1
及び信号処理装置61と、レーザ散乱式光学系D2及び
信号処理装置62とのいずれか一方を省略しても良い。
【0103】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、異物欠
陥は顕微鏡照明光学系もしくはレーザ散乱式光学系によ
って検出されるので、解析部は全ての異物欠陥情報を3
つのモードに容易に区別することができる。このモード
を用いることによって、製品の品質、プロセス、歩留ま
りを容易に管理できる。
【0104】請求項2に記載の発明によれば、照明光学
系とレーザ光学系との性質の違いによって、例えば、歩
留まりに悪影響を与える可能性が高い異物欠陥情報を第
4モード、前記可能性が中程度の異物欠陥情報を第5モ
ード、前記可能性が低い異物欠陥情報を第6モードに割
り当てることができる。
【0105】請求項3に記載の発明によれば、解析部が
計数した異物欠陥情報数から、歩留まりを精度良く予測
することができる。
【0106】請求項4に記載の発明によれば、細長度か
ら、異物欠陥が歩留まりに悪影響を及ぼす可能性が低い
かどうかを知ることができ、歩留まりを精度良く予測す
ることができる。
【0107】請求項5に記載の発明によれば、歩留まり
に悪影響を及ぼす可能性の低い細長い、あるいは極端に
小さい異物欠陥を知ることができ、歩留まりをさらに精
度良く予測することができる。
【0108】請求項6に記載の発明によれば、半導体ウ
ェハ表面が金属膜の場合、非常に多くのグレインが異物
欠陥として検出される可能性がある。そこで、細長度が
設定値以下の異物欠陥情報を解析対象から除外すること
によって、その分、精度の良い解析を行うことができ
る。
【0109】請求項7に記載の発明によれば、光学部の
半導体ウェハに対する全動作が終了して直ぐに、半導体
ウェハに対する解析結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の異物及びパターン欠
陥検査装置を示す模式図である。
【図2】 半導体ウェハの例を示す平面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1の表面情報の一例を示
す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1の表面情報の一例を示
す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1の3つのモードの関係
を示すベン図である。
【図6】 本発明の実施の形態1の異物欠陥情報の一例
を示すデータ構造図である。
【図7】 本発明の実施の形態3の異物及びパターン欠
陥検査装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態3の表面情報の一例を示
す図である。
【図9】 本発明の実施の形態3の表面情報の一例を示
す図である。
【図10】 本発明の実施の形態4の異物及びパターン
欠陥検査装置の動作を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態4の異物及びパターン
欠陥検査装置の動作を示すフローチャートである。
【図12】 従来の異物及びパターン欠陥検査装置を示
す模式図である。
【符号の説明】
D1 顕微鏡照明光学系、D2 レーザ散乱式光学系、
D 光学部、AN 解析部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA23 AA58 AA61 BB01 CC19 DD06 FF01 FF41 GG02 GG04 GG12 HH03 HH04 HH12 HH13 HH16 JJ03 JJ05 JJ26 KK02 LL61 MM02 MM16 PP22 QQ03 QQ04 QQ21 RR05 SS04 UU05 2G051 AA51 AB01 AB02 BA10 BB20 CA03 CA04 CA07 DA07 EA08 EA11 EB01 EC01 ED08 ED21 FA01 4M106 AA01 BA04 BA05 BA20 CA39 CA41 DB04 DB08 DB11 DB19 DB21 DJ11 DJ14 DJ18 DJ21 DJ23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハ表面の異物や欠陥を検査す
    るための装置であって、 顕微鏡照明を用いて前記半導体ウェハ表面を撮像するこ
    とによって前記半導体ウェハ表面を第1表面情報として
    検出する顕微鏡照明光学系、レーザ光を用いて前記半導
    体ウェハからのレーザー散乱光を検出することによって
    前記半導体ウェハ表面を第2表面情報として検出するレ
    ーザ散乱式光学系を含む光学部と、 前記第1表面情報及び第2表面情報から異物欠陥情報を
    検出し、前記異物欠陥情報を、前記第1表面情報のみに
    示された第1モード、前記第2表面情報のみに示された
    第2モード、前記第1及び第2表面情報の両方に示され
    た第3モードに区別する解析部と、を備えた異物及びパ
    ターン欠陥検査装置。
  2. 【請求項2】 前記解析部は、前記第3モードに属する
    異物欠陥情報を、前記第1表面情報と比較して、前記第
    2表面情報に示された異物欠陥の方が大きい第4モー
    ド、ほぼ等しい第5モード、小さい第6モードにさらに
    区別する請求項1記載の異物及びパターン欠陥検査装
    置。
  3. 【請求項3】 前記解析部は、 前記第4モードの異物欠陥情報数を計数する請求項2記
    載の異物及びパターン欠陥検査装置。
  4. 【請求項4】 半導体ウェハ表面の異物や欠陥を検査す
    るための装置であって、 前記半導体ウェハ表面を表面情報として検出する光学部
    と、 前記表面情報から異物欠陥の横寸法、縦寸法及び面積を
    含む異物欠陥情報を検出し、前記横寸法及び縦寸法及び
    面積から前記異物欠陥の細長い度合いを示す所定の細長
    度を算出する解析部と、を備えた異物及びパターン欠陥
    検査装置。
  5. 【請求項5】 前記細長度は、 前記面積を、前記横寸法の自乗と前記縦寸法の自乗との
    和で割ったものに等しく、 前記解析部は、 前記異物欠陥情報のうち、前記細長度が0.5より小さ
    い異物欠陥情報、及び、前記面積が所定の設定値より小
    さい異物欠陥情報を他の異物欠陥情報と区別する請求項
    4記載の異物及びパターン欠陥検査装置。
  6. 【請求項6】 前記解析部は、 前記半導体ウェハ表面が金属膜の場合、当該解析部が検
    出した異物欠陥のうち、前記細長度が所定の設定値より
    小さい異物欠陥情報を解析対象から除外する請求項4又
    は5記載の異物及びパターン欠陥検査装置。
  7. 【請求項7】 前記光学部と解析部は平行して動作する
    請求項1から6までのいずれかに記載の異物及びパター
    ン欠陥検査装置。
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