JP2003057193A - 異物検査装置 - Google Patents

異物検査装置

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JP2003057193A
JP2003057193A JP2001248021A JP2001248021A JP2003057193A JP 2003057193 A JP2003057193 A JP 2003057193A JP 2001248021 A JP2001248021 A JP 2001248021A JP 2001248021 A JP2001248021 A JP 2001248021A JP 2003057193 A JP2003057193 A JP 2003057193A
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Hiroyuki Yamashita
裕之 山下
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Hitachi High Tech Corp
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検査物表面の所定領域に形成されている所
定の各種パターンのパターン領域別に当該パターンの障
害とみなす異物サイズを認識できるようにする。 【解決手段】 複数の所定領域WCにおいて所定の各種
パターンが形成されてなる被検査物表面Wの状態を光学
的に検出し、該被検査物表面の各所定領域毎に検出デー
タを出力する検出手段8aと、前記検出データに基づき
当該所定領域に形成されている各種パターンのパターン
画像を生成する画像処理手段8bとを備える。制御手段
9では、前記パターン画像に基づき、当該所定領域にお
ける前記各種パターンが配置されている各パターン領域
毎に当該パターンの特徴に応じて障害とみなす異物サイ
ズをそれぞれ算出し、該異物サイズに基づいて該各種パ
ターンの各パターン領域を当該異物サイズの検出可能領
域として表示する処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、被検査物表面上
の微小異物や凹凸傷やスクラッチなどの欠陥を高感度で
検出する異物検査装置に係り、特に、被検査物表面の所
定領域に形成されている所定の各種パターンのパターン
領域毎に当該パターンの障害とみなす異物サイズを認識
できるようにした異物検査装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、集積回路(以下、ICという)の
高集積化および回路パターン(以下、パターンという)
の微細化が急速に進んでいる。このような微細化される
ICを高歩留り(高良品率)で製造するためには、半導
体ウェハの表面に付着した異物を高精度に検出し、検出
した個々の異物の位置、サイズ、形状などを適切に検査
して、各種半導体製造装置や各工程の洗浄度を定量的に
把握し、これに基づいて、製造プロセスを的確に調整、
管理する必要がある。そこで、従来より、半導体ウェハ
をパターン形成後に異物検査装置を用いてウェハ表面の
異物有無の検査を行っている。従来、異物のサイズ(粒
径)、形状などを検査する異物検査装置として、例え
ば、特開平11−51622号公報に示された装置があ
る。 【0003】上記の従来知られた異物検査装置は、ウェ
ハを光源に対してX方向およびY方向に相対的に移動さ
せ、該光源からウェハ表面にレーザ光を斜方照射し、該
ウェハ表面上の異物の凹凸による散乱光(反射光)を検
出し、該散乱光の検出データに基づき異物を検出する。
次に、異物の検出部分を撮像装置により撮像し、該撮像
装置による画像データからウェハ表面上のパターンの同
一性を判定して、該パターン以外の異物画像を抽出し、
該抽出異物画像に基づき異物のサイズ、形状、個数など
を認識する。 【0004】 【発明が解決しようと課題】ICの製造プロセスでは、
ウェハ表面にパターンを多層化して各種パターンを形成
するが、パターンの多層化工程毎に、パターンの障害と
なる異物サイズすなわちパターンの致命的な欠陥となる
異物サイズが異なってくる。具体的には、ウェハ表面に
形成された各種パターンのパターン領域において、パタ
ーン密度が粗であるパターン領域と、密であるパターン
領域とでは、隣合うパターンとパターンとの間隔(スペ
ース)が異なることから、該両パターンに物理的に接触
する異物サイズが異なってくる。このように、パターン
の多層化工程において、ウェハ表面にパターンの障害と
なる異物が在ると、歩留り低下の原因となることから、
各多層化工程において、歩留り低下の原因である異物サ
イズをパターン密度の異なるパターン領域別に認識する
ことができれば、各多層化工程の歩留り管理を効率的に
行うことができるようになる。例えば、任意の多層化工
程において、あるパターン領域で異物が多数検出された
場合に、そのパターン領域を解析対象領域として特定す
ることができるので、そのパターン領域だけをレビュー
ステーションや走査型電子顕微鏡などの異物分析装置を
用いて観察すれば、歩留り低下の原因である異物サイズ
の解析を効率良く行うことができる。 【0005】しかしながら、上記従来の異物検査装置に
おいては、歩留り低下の原因である異物サイズをパター
ン密度の異なるパターン領域別に認識することについて
は考慮されていない。このため、各多層化工程におい
て、歩留り低下の原因である異物サイズの解析を行う場
合に、ウェハ表面の所定領域に形成されている各種パタ
ーンのパターン領域の全ての領域をレビューステーショ
ンや走査型電子顕微鏡などの異物分析装置を用いて観察
しなければならないという問題があった。 【0006】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
であり、被検査物表面の所定領域に形成されている所定
の各種パターンのパターン領域別に当該パターンの障害
とみなす異物サイズを認識できるようにし、これによっ
て、歩留り低下の原因である異物サイズの解析を効率良
く行えるようにした異物検査装置を提供しようとするも
のである。 【0007】 【課題を解決しようとする手段】本発明の異物検査装置
は、複数の所定領域において所定の各種パターンが形成
されてなる被検査物表面の状態を光学的に検出し、該被
検査物表面の各所定領域毎に検出データを出力する検出
手段と、前記検出データに基づき当該所定領域に形成さ
れている各種パターンのパターン画像を生成する画像処
理手段と、前記パターン画像に基づき、当該所定領域に
おける前記各種パターンが配置されている各パターン領
域毎に当該パターンの特徴に応じて障害とみなす異物サ
イズをそれぞれ算出し、該異物サイズに基づいて該各種
パターンの各パターン領域を当該異物サイズの検出可能
領域として表示する処理を行う制御手段とを具えたもの
である。これによれば、被検査物表面の所定領域に形成
されている所定の各種パターンのパターン領域を当該パ
ターンの特徴に応じた障害とみなす異物サイズの検出可
能領域として表示できるので、該所定領域に形成されて
いる各種パターンのパターン領域別に当該パターンの障
害とみなす異物サイズを容易に認識することができる。
これにより、例えば、任意の多層化工程において、ある
所定領域における任意のパターン領域で異物が多数検出
された場合に、そのパターン領域を解析対象領域として
特定することができるので、そのパターン領域だけをレ
ビューステーションや走査型電子顕微鏡などの異物分析
装置を用いて観察すればよい。これによって、歩留り低
下の原因である異物サイズの解析を効率良く行うことが
できる。従って、各多層化工程の歩留り管理を効率的に
行うことができる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る異物検査装置の一実施例を説明する。本実施の形態
では、ICなどの製造工程において、ウェハ表面上の異
物の検査に適用される異物検査装置を説明する。図1
は、本実施の形態に係る異物検査装置の概略構成を示す
図である。図1において、被検査物であるウェハWは、
ステージ部1のXYテーブル2上に固定されている。こ
のウェハWは、ウェハ表面に所定のパターンが形成され
たICチップ部WCを縦横に多数有してなるパターン付
ウェハである。各ICチップ部WCは、それぞれ、所定
の各種パターンが形成されたパターン領域を有する。例
えば、図2に示されるように、パターン領域として、コ
ンデンサなどの素子からなる4つのメモリセル領域A1
と、該各メモリセル領域A1に隣接して設けられたロジ
ック回路などの4つの周辺回路領域A2などを有してな
る。各メモリセル領域A1は、複数の素子がアレイ状に
形成されたものであって、同一パターンが密に繰り返し
形成されている。一方、各周辺回路領域A2は、複数の
ロジック回路がアレイ状に形成されたものであって、同
一パターンがメモリセル領域A1のパターンよりも粗と
なる態様で繰り返し形成されている。つまり、メモリセ
ル領域A1は、パターン密度が密の領域であり、周辺回
路領域A2は、パターン密度が粗の領域である。 【0009】ステージ部1にはコントローラ3が連結さ
れており、該コントローラ3によってXYテーブル2が
X方向およびY方向に移動するように駆動制御される。
コントローラ3は、XYテーブル2をX方向およびY方
向に移動する際にウェハWの現在の位置を示す座標位置
データを異物判定部6bに逐次出力する。 【0010】ウェハ表面には、検査光射出用光源4aか
ら検査光としてレーザ光L1が集光レンズ4bを通して
所定の低角度でスポット状に斜方照射される。レーザ光
L1は、ステージ部1のXYテーブル2がX方向および
Y方向に移動されることでICチップ部WC上を順次走
査する。ウェハ表面にレーザ光L1が斜方照射される
と、該ウェハ表面上の異物(分かりやすくするため、図
示例では1つ)Fや前記パターン領域A1及びA2のパ
ターン(図示せず)のエッジ部から暗視野下の散乱光L
1aが発生する。詳しくは、ウェハ表面の平滑面上に異
物Fやパターンが在ると、ウェハ表面の平滑面に対する
異物Fの凹凸やパターンのエッジ部によってレーザ光L
1が乱反射して散乱する。異物Fで乱反射した散乱光L
1aは、その一部が受光レンズ5aによって集光され、
次いで、空間フィルタ5b及びリレーレンズ5cを通し
て散乱光検出センサ6aの所定の受光面に結像される。
空間フィルタ5bは、パターンのエッジ部で乱反射する
散乱光L1aの規則性を考慮して該散乱光L1aを遮光
するように構成されている。従って、パターンのエッジ
部で乱反射した散乱光L1aは、受光レンズ5aによっ
て集光された後に、空間フィルタ5bによって遮光され
る。 【0011】散乱光検出センサ6aは、XYテーブル2
の移動方向(図示例ではX方向)と直交するY方向にラ
イン状に配列された多数の画素(固体撮像光電変換素
子)を具備してなり、この多数の画素の任意の受光面で
ウェハ表面の異物Fからの散乱光L1aを検出し、該散
乱光L1aの検出レベル(輝度レベル)に応じた検出デ
ータを異物判定部6bに出力する。異物判定部6bで
は、散乱光検出センサ6aから与えられる検出データに
基づきウェハ表面上の異物Fの有無を判定し、かつ、
「異物有り」を示す判定結果データと、コントローラ3
から与えられるXYテーブル2の座標位置データとを照
合し、これにより、前記異物Fの座標位置を特定する。
この異物判定部6bの判定結果データは、追って説明す
る画像処理回路8b及びホストコンピュータ9などに出
力される。 【0012】また、ウェハ面には、落射照明用光源7a
から明視野照明光として白色光L1がハーフミラー7b
及び受光レンズ7cを通してスポット状に落射照明され
る。白色光L2は、ステージ部1のXYテーブル2がX
方向およびY方向に移動されることでICチップ部WC
上を順次走査する。ウェハ表面が白色光L2によって落
射照明されると、該ウェハ表面に形成されているパター
ンや該ウェハ表面上の異物Fから明視野下の正反射光L
2aが発生する。詳しくは、ウェハ表面の平滑面上に異
物Fやパターンが在ると、ウェハ表面の平滑面に対する
異物Fの不規則な凹凸やパターンの規則的な凹凸によっ
て白色光L2が正反射する。異物Fやパターンで正反射
した正反射光L2aは、受光レンズ7cによって集光さ
れ、次いで、ハーフミラー7bを通して正反射光検出セ
ンサ8aの所定の受光面に結像される。明視野化では、
パターンから得られる正反射光L2aとして、該パター
ンの規則的な凹凸に従う正反射光を得るが、異物Fから
得られる正反射光L2aとして、該異物Fに当たって散
乱した一部の正反射光を得る。従って、正反射光検出セ
ンサ8aでパターンからの正反射光L2aを検出した場
合と、異物Fからの正反射光L2aを検出した場合とで
は、該両正反射光L2aの受光レベル(輝度レベル)が
異なる。すなわち、パターンからの正反射光L2aの受
光レベルは、異物Fからの正反射光L2aの受光レベル
よりも大きい。 【0013】正反射光検出センサ8aは、XYテーブル
2の移動方向(図示例ではX方向)と直交するY方向に
ライン状に配列された多数の画素(固体撮像光電変換素
子)を具備してなり、この多数の画素の任意の受光面で
所定のICチップ部WCから得られる正反射光L2aを
検出し、該正反射光L2aの受光レベルに応じた検出デ
ータを画像処理部8bに出力する。画像処理部8bで
は、その検出データに基づきICチップ部WCの画像デ
ータを生成して図示しない内部メモリに逐次記憶する。
そして、異物判定部6bから「異物有り」と判定された
判定結果データを表す異物検出信号を入力すると、該異
物検出信号を入力した時点のICチップ部WCの画像デ
ータと、該ICチップ部WCの1つの前のICチップ部
WCの画像データとを比較し、該両ICチップ部WC上
のパターンの同一性を判定して、該パターン以外の異物
画像を抽出し、その抽出異物画像を分類部8cに出力す
る。また、画像処理部8bでは、前記検出データに基づ
きICチップ部WCのパターン領域A1及びA2を受光
レベルに応じて弁別したしきい値画像をパターン画像と
して生成し、そのパターン画像をホストコンピュータ9
に出力する。このパターン画像は、ICの製造プロセス
において、ウェハ表面にパターンを多層化して各種パタ
ーンを形成する多層化工程毎にホストコンピュータ9に
出力される。 【0014】分類部8cでは、画像処理部8bから抽出
異物画像を入力すると、その抽出異物画像に基づき、予
め設定されたアルゴリズムによって異物Fのサイズ(粒
径)、形状などを特定し、これを分類する。例えば、抽
出異物画像において、異物Fのみを表す異物画素数を積
算又は除算処理することによって該異物Fのサイズや形
状を特定する。分類部8cは、異物Fの分類結果を表す
分類データをホストコンピュータ9に出力する。 【0015】ホストコンピュータ9では、分類部8cか
ら与えられ分類データ、異物判定部6bから与えられる
個々の異物Fの判定結果データ及び座標位置データ、該
異物Fの個数を示すデータなどを使用することにより、
異物サイズ別マップ、異物形状別マップその他の異物分
析に必要な異物分析資料などを作成して、検査結果メモ
リ10に格納する。検査結果メモリ10に格納された各
種マップや異物分析資料は、必要に応じて、オペレータ
の指示に基づきホストコンピュータ9を通じて検査結果
メモリ10から読み出され、該ホストコンピュータ9に
よってCRTなどの表示部11やプリンタ(図示せず)
などに出力される。 【0016】また、ホストコンピュータ9では、画像処
理部8bからICチップ部WCのパターン画像を入力す
ると、そのパターン画像を検査結果メモリ10に格納す
る。このパターン画像は、オペレータの指示に基づきホ
ストコンピュータ9を通じて検査結果メモリ10から読
み出され、該ホストコンピュータ9によってICチップ
部WCのパターン領域すなわちメモリセル領域A1及び
周辺回路領域A2の各領域毎に各種パターンの障害とみ
なす異物サイズをそれぞれ算出し、該異物サイズに基づ
いて該メモリセル領域A1及び周辺回路領域A2を当該
異物サイズの検出可能領域として表示部11に表示する
処理を行う。その一連の処理を図3に示すフローチャー
トに従って説明する。図3において、先ず、検査結果メ
モリ10から画像データを読み出し(ステップS1)、
次に、パターン画像におけるメモリセル領域A1及び周
辺回路領域A2の各領域毎に障害とみなす異物サイズを
算出する(ステップS2)。一例として、粒径(サイ
ズ)の異なる多種類の標準粒子と、該各標準粒子の粒径
に対する散乱光強度との相関性に基づいて作成された散
乱光強度−標準粒径換算テーブルを用いて、パターン画
像におけるメモリセル領域A1の受光レベルに対応する
散乱光強度から得られる標準粒子の粒径を求め、この粒
径をメモリセル領域A1に障害となる異物サイズとみな
す。また、前記散乱光強度−標準粒径換算テーブルを用
いて、パターン画像における周辺回路領域A2の受光レ
ベルに対応する散乱光強度から得られる標準粒子の粒径
を求め、この粒径を周辺回路領域A2に障害となる異物
サイズとみなす。次に、ステップS2で求めた異物サイ
ズに基づきメモリセル領域A1及び周辺回路領域A2の
パターン領域を該異物サイズの検出可能領域として表示
部11に表示する(ステップS3)。 【0017】図4に、ICチップ部WCにおける各種パ
ターンのパターン領域を異物サイズの検出可能領域とし
て表示部11に表示する一例を示す。表示部11には、
図4に示されるように、例えば、図2に示すICチップ
部WCのメモリセル領域A1及び周辺回路領域A2のパ
ターン領域を異物サイズの検出可能領域別に表示するチ
ップイメージBと、ICチップ部WCの全面積に対する
メモリセル領域A1、周辺回路領域A2及び外周領域A
3の面積比率Cと、メモリセル領域A1、周辺回路領域
A2及び外周領域A3における異物サイズ検出感度Dな
どが表示される。チップイメージBにおいて、ハッチン
グのピッチ間隔の大きい第1の画像領域B1はICチッ
プ部WCのメモリセル領域A1に対応しており、ハッチ
ングのピッチ間隔の小さい第2の画像領域A12は同I
Cチップ部WCの周辺回路領域A2に対応している。ま
た、ハッチングの無い第3の画像領域A13は同ICチ
ップ部WCのダイシングライン(カットライン)WC1
付近の外周領域A3に対応している。第1の画像領域B
1は、一例として、面積比率が「80%」であり、異物
サイズ検出感度が「0.15μm以上」である。また、
第2の画像領域B2は、一例として、面積比率が「10
%」であり、異物サイズ検出感度が「0.50μm以
上」である。また、第3の画像領域B3は、一例とし
て、面積比率が「10%」である。この第3の画像領域
B3すなわち図2に示されるICチップ部WCの外周領
域A3には、パターンが形成されていないことから、第
3の画像領域B3に異物サイズを設定する必要がなく、
よって、該第3の画像領域B3における異物サイズ検出
感度を「禁止」している。 【0018】このように、本実施例に示す異物検査装置
では、ウェハ表面のICチップ部WCに形成されるメモ
リセル領域A1及び周辺回路領域A2の各パターン領域
を障害とみなす異物サイズの検出可能領域として表示部
11に表示できるので、ICチップ部WCに形成されて
いるメモリセル領域A1及び周辺回路領域A2の各パタ
ーン領域別に当該メモリセル領域A1及び周辺回路領域
A2のパターンの障害とみなす異物サイズを容易に認識
することができる。これによって、例えば、任意の多層
化工程において、あるパターン領域で異物が多数検出さ
れた場合に、そのパターン領域だけをレビューステーシ
ョンや走査型電子顕微鏡などの異物分析装置を用いて観
察すればよいので、歩留り低下の原因である異物サイズ
の解析を効率良く行うことができるようになる。従っ
て、各多層化工程の歩留り管理を効率的に行うことがで
きる。 【0019】本実施の形態に示す異物検査装置によれ
ば、散乱光検出センサ6aや正反射光検出センサ8aと
してラインセンサを用いたが、これに代えてエリアセン
サまたは撮像管などを用いてよい。また、上述の実施の
形態では、ICチップ部WCに形成される各種パターン
として、メモリセル領域A1と周辺回路領域A2の2種
類のパターン例を示したが、パターンの種類は2種類に
限らず2種類以上であってもよい。また、上述の実施の
形態では、パターン付ウェハに適用した異物検査装置を
説明したが、本発明の異物検査装置は、これに限られる
ものでなく、例えば、パターン付ガラス基板などの異物
検査装置として適用してよい。 【0020】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る異
物検査装置によれば、被検査物表面の所定領域に形成さ
れている所定の各種パターンのパターン領域を当該パタ
ーンの特徴に応じた障害とみなす異物サイズの検出可能
領域として表示できるので、該所定領域に形成されてい
る各種パターンのパターン領域別に当該パターンの障害
とみなす異物サイズを容易に認識することができる。こ
れによって、ある所定領域の任意のパターン領域で異物
が多数検出された場合に、そのパターン領域を解析対象
領域として特定することができるので、そのパターン領
域だけをレビューステーションや走査型電子顕微鏡など
の異物分析装置を用いて観察すればよいことから、歩留
り低下の原因である異物サイズの解析を効率良く行える
ようになる、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】 異物検査装置の一実施例を示す概略構成図。 【図2】 ICチップ部の各種パターンの一例を示す平
面図。 【図3】 ICチップ部の各種パターンのパターン領域
を異物サイズの検出可能領域として表示する処理を示す
フローチャート。 【図4】 ICチップ部WCにおける各種パターンのパ
ターン領域を異物サイズの検出可能領域として表示部に
表示する表示例を示す図。 【符号の説明】 7a 落射照明用光源 7b ハーフミラー 7c 受光レンズ7 8a 正反射光検出センサ 8b 画像処理部 9 ホストコンピュータ 10 検査結果メモリ 11 表示部 A1 メモリセル領域 A2 周辺回路領域 A3 外周領域 B チップイメージ B1 第1の画像領域 B2 第2の画像領域 B3 第3の画像領域 F 異物 W ウェハ WC ICチップ部
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA23 AA49 AA54 BB02 BB25 CC19 DD13 FF04 FF26 FF41 GG04 GG22 GG24 HH04 HH12 HH16 HH17 JJ02 JJ08 JJ25 KK01 LL04 LL22 LL46 MM03 PP22 QQ24 QQ25 RR05 2G051 AA51 AB01 AC04 BA10 CB01 CB05 DA07 EC01 ED04 FA02 4M106 AA01 CA38 CA43 DB04 DB08 DB21 DJ18 DJ19 DJ20 DJ23 DJ27 5B057 AA03 BA02 CA12 CA16 DA03 DC04 DC36

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の所定領域において所定の各種パタ
    ーンが形成されてなる被検査物表面の状態を光学的に検
    出し、該被検査物表面の各所定領域毎に検出データを出
    力する検出手段と、 前記検出データに基づき当該所定領域に形成されている
    各種パターンのパターン画像を生成する画像処理手段
    と、 前記パターン画像に基づき、当該所定領域における前記
    各種パターンが配置されている各パターン領域毎に当該
    パターンの特徴に応じて障害とみなす異物サイズをそれ
    ぞれ算出し、該異物サイズに基づいて該各種パターンの
    各パターン領域を当該異物サイズの検出可能領域として
    表示する処理を行う制御手段とを具えた異物検査装置。
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