JP4523310B2 - 異物識別方法及び異物識別装置 - Google Patents
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Description
しかし、検出された異物が、検査対象物表面より上に存在するのか下に存在するのかが識別できにくかった。
以降、顕微鏡を介して取得する画像の合焦点位置を検査対象物(試料)表面と云う。また、この表面よりZ軸方向について、上に存在する異物を表面異物、下に存在する異物を内部異物と称する。
例えば、異物とは、欠陥、ボイド、溝、穴、凹凸、等、検査対象物面に形成された穴、凹み、溝、及び内部に形成された異物、空洞、等を総称するものである。また、表面異物には、その他に表面に付着した異物や搭載部品等がある。
また例えば、異物とは、元の試料(検査対象物)について、加工等、外部的時間的等の要因によって生起された外観的な変化がある部分のことで、内部の空洞、欠陥、きず、付着物、パターン配線、生成膜、搭載部品、はんだ、等を含む。
このテンプレートによる比較方法は、検出された異物のサイズ、形状、輝度レベル差について、テンプレート画像と比較することによって、形成物と異物とを識別していた。しかし、この識別方法では異物の形状、サイズ、輝度レベル差により見逃しや誤認識が発生する可能性があった。また、テンプレートによる比較方法では、事前に検査対象物に形成されている異物(例えば、穴、や搭載部品、等)の位置情報が必要な上、テンプレートの作成に多くの時間が必要であった(例えば、先行特許文献1参照)。
また、テンプレートによる比較方法を使って識別すると、異物の形状、サイズ、輝度レベル差により見逃しや誤認識が発生する場合があり、更に、事前に検査対象物に形成されている異物の位置情報が必要な上、テンプレートの作成に多くの時間が必要だった
本発明の目的は、検査対象物表面または内部に形成される内部異物を検査対象物表面に付着した異物(表面異物)と確実に識別する方法とその装置を提供するものである。
また、本発明の異物識別装置は、検査対象物を載せるステージを有する顕微鏡装置と、顕微鏡装置で拡大された検査対象物の拡大画像を撮影する撮像装置と、上記ステージを制御する制御装置とを備える異物識別装置において、顕微鏡装置は、基準となる焦点位置と異なる焦点位置の少なくとも1つの画像を得るために、検査対象物の表面に焦点面を合わせる撮像装置と、これを基準に異なる位置に焦点の合うように第2の撮像装置を備え、撮像装置は上記検査対象物の表面に焦点の合った画像情報を取得し、第2の撮像装置は表面と異なる位置に焦点を変えた画像情報を取得し、焦点がずれた画像情報の微分成分を求め、微分値の大きくなる部分を認識し、前者の画像情報にある部分と認識した微分値の大きくなる部分とを識別することを特徴とする。
また、本発明の異物識別方法及び装置は、合焦点画像情報と非焦点画像情報との情報とは、好ましくは、非焦点画像情報の微分成分を算出し、算出された微分値が所定値以上の画素領域の部分と、合焦点画像情報の輝度レベルが所定値未満の画素領域の部分がほぼ一致する画素領域の部分を内部異常物として識別するものである。
また、好ましくは、本発明の異物識別方法及び装置は、合焦点画像情報と非焦点画像情報との情報とは、非焦点画像情報の輝度レベルが所定値未満の画素領域の部分と、合焦点画像情報の輝度レベルが所定値未満の画素領域の部分がほぼ一致する画素領域の部分を内部異常物として識別するものである。
本発明は、検査対象物の表面または内部に本来存在する穴または凹みまたは溝等の内部異物と表面に付着した異物(表面異物)とを識別するために、撮像装置から検査対象物の表面に焦点の合った画像情報(合焦点画像情報)と、表面から下面でかつ内部異物が認識できる位置に焦点をずらした画像情報(非焦点画像情報)とを取得し、合焦点画像情報と非焦点画像情報とに基づいて表面異物と内部異物とを識別する。このとき、合焦点画像情報と非焦点画像情報との情報とは、好ましくは、非焦点画像情報の微分成分を算出し、算出された微分値が所定値以上の画素領域の部分と、合焦点画像情報の輝度レベルが所定値未満の画素領域の部分がほぼ一致する画素領域の部分を内部異常物として識別する。
また、好ましくは、合焦点画像情報と非焦点画像情報との情報とは、非焦点画像情報の輝度レベルが所定値未満の画素領域の部分と、合焦点画像情報の輝度レベルが所定値未満の画素領域の部分がほぼ一致する画素領域の部分を内部異常物として識別する。
図示しない光源からの光(落射光)が試料106に垂直に照射され、照射された光が試料106の表面から反射し、反射した光が、対物レンズ705、接眼レンズ706を通って、カメラ撮像面707で結像する。
しかし、表面異物703は、穴701,702より焦点がずれていく方向に存在するため、輝度レベルが高く見える。また、穴701,702は、試料106の上表面より深い(下方向)場所に空洞があるものであり、図7(b) の場合でも焦点が合うところが存在することから、輝度レベルが低い。例えば、穴が光軸708方向に平行に空いていれば、図7(a) と図7(b) のどちらの焦点で撮影しても穴701,702の画像の輝度レベルは同じになる。
即ち、穴701,702の画像301,302は、焦点位置が試料106の上表面より下方向にあるため、その輝度レベルは、穴701,702の画像201,202より輝度レベルが等しいかまたは多少小さいが、他の部分の画像と比較して反射光が少なく暗いため、輝度レベルが低い。したがって、他の部分との輝度レベル差が大きいため、輝度レベルの微分値が高くなる。
これに対し、異物703の画像303は、図7(b) の焦点で取得した画像では、焦点が合わなくなるため、画像203よりぼけた画像となっており輝度レベルが表面の輝度レベルに近くなる。
まず、図2の画像について、所定の輝度レベル未満の部分を異物として検出し、その異物の位置座標を算出する。位置座標の算出方法としては、例えば、所定の輝度レベル未満の画素領域を画素毎に2値化して検出し、検出したそれぞれのかたまりの重心位置をその異物の位置座標とする。
また、図3の画像について、輝度レベルの微分値を算出する。そして、微分値が所定値以上の部分を輝点として検出し、その輝点の位置座標を求める。もし、異物の大きさが1画素〜数画素分に近いサイズであれば、検出したそれぞれのかたまりの形状は異物の形状に似ているし、異物の大きさが数画素分以上のサイズであれば、検出したそれぞれのかたまりの形状は異物の輪郭形状に近くなる。位置座標の算出方法としては、例えば、所定の輝度レベル以上の画素領域を画素毎に2値化して検出し、検出したそれぞれのかたまりの重心位置をその異物の位置座標とする。
図4は、カメラB105が取得した画像(図3(a) )から算出した微分値から算出した2値化画像の一実施例である。401と402は穴の2値化画像、403は表面異常物の2値化画像である。表面異常物403は2値化すると、実際には、図4に示すものより輝度が周囲の黒い部分と同じになるが、図4では、周囲の黒い部分と区別するために明るめに描いている。
そして、カメラA104の画像(図2(a) )から求めた異物の位置座標と、カメラB105の画像(図3(a) )から求めた輝点とが一致する位置と一致しない位置とを検出し、一致する位置にある異物を内部異常物と判定し、一致しない位置にある異物を表面異常物と判定する。
そして、図2(a) の画像から求めた異物の位置座標と、図3(a) の画像から求めた輝点とが一致する位置と一致しない位置とを検出し、一致する位置にある異物を内部異物と判定し、一致しない位置にある異物を表面異物と判定し、内部異物と表面異物とを識別する。
ステップ502では、図7(a) の焦点位置での2値化閾値 ThA を入力機器またはメモリから読出す。メモリは、例えば、本処理動作を実行する制御用パーソナルコンピュータ(後述)に内蔵されているか、または外付けの記憶装置である。また、入力機器は、制御用パーソナルコンピュータと操作者とのマンマシンインタフェースであって、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、操作パネル等である。
ステップ503では、画像 ImA について読込んだ2値化閾値 ThA を使って2値化処理し、2値化画像 BimA を算出する。即ち、例えば、画素毎に、輝度レベルが2値化閾値 ThA 未満の画素を、“ 0 ”とし、輝度レベルが2値化閾値 ThA 以上の画素を、“ 255 ”に設定する(輝度レベルの最小値が“ 0 ”で最大値が“ 255 ”の場合)。
ステップ504では、2値化画像 BimA から、輝度レベルが2値化閾値 ThA 未満の画素のかたまりについてラベリング処理を行う。
ステップ505では、ステップ504のラベリング処理で作成された各ラベルの画像上の位置座標 Pn をメモリに記憶する。ここで、n は整数で、n ≧ 0 である。
ステップ507では、図7(b) の焦点位置で画像 ImB を取得する。
ステップ508では、画像 ImB の輝度レベルを画素毎に微分し、微分値を画像 ImBd として取得する。
ステップ509では、2値化閾値 ThB を入力機器またはメモリから読出す。
ステップ510では、画像 ImBd について読込んだ2値化閾値 ThB を使って2値化処理し、2値化画像 BimB を算出する。即ち、例えば、画素毎に、輝度レベルが2値化閾値 ThB 未満の画素を、“ 0 ”とし、輝度レベルが2値化閾値 ThB 以上の画素を、“ 255 ”に設定する(輝度レベルの最小値が“ 0 ”で最大値が“ 255 ”の場合)。
ステップ511では、2値化画像 BimB から、輝度レベルが2値化閾値 ThB 未満の画素のかたまりについてラベリング処理を行う。
ステップ512では、ステップ511のラベリング処理で作成された各ラベルの画像上の位置座標 pk をメモリに記憶する。ここで、k は整数で、k ≧ 0 である。
例えば、位置座標 P1 と位置座標 p1 〜 pk とを次々と比較し、位置座標 p1 〜 pk のいずれかが位置座標 P1 とほぼ一致するか否かを調べる。
ステップ514では、所定の範囲以内にある位置座標の値の組合わせ Pn と pk とを対象の異物として抽出し、内部異物として記憶する。
ステップ515では、全ての位置座標 Pn について、位置座標 pk の組合わせについて比較が終了したか否かを判定し、終了していれば、位置座標 pk と関連付けられなかった位置座標 Pn を表面異物として記憶し、この識別処理動作を終了する。全ての比較が終了していなければ、ステップ513に戻り識別処理を続ける。
この結果、例えば、試料に加工した穴の検査をする場合に、試料表面に付着した異物を誤検出することがないため、検出した部分だけを検査できるため、迅速な検査を行うことができる。
また、107はX軸ステージ、108はY軸ステージ、109はZ軸ステージ、106はY軸ステージ108上に載置した検査対象物(試料)である。X軸ステージ107とY軸ステージ108は、Z軸ステージ109上に配置されXY軸方向、Z軸方向の移動が可能で観察位置を制御できる。試料106は、Y軸ステージ108上に載置されているため、X,Y,Zステージの移動に伴って、X軸方向,Y軸方向,Z軸方向に移動する。
反射照明光116は、図6に示すように、顕微鏡101の横方向から入射して、ハーフミラー117で反射してレボルバー102に取付けられた対物レンズ(図示しない)を通って試料106の表面を照射する。照射された光によって試料106は反射光(光学像120)を出し、対物レンズを通って顕微鏡に入射する。即ち、対物レンズを通った光は、ハーフミラー117、118を通過して、光学像120として図示しない結像レンズによってカメラ604の結像面位置(光電変換面)で結像する。カメラ604は光学像120を画像データに変換して制御用パーソナルコンピュータ111に出力する。
115はオートフォーカス制御ユニットで、オートフォーカス光学ユニット103とステージ制御ユニット110、Z軸ステージ109の組合せで第1のカメラ104のフォーカスを検査対象物106の表面に合わせる。即ち、オートフォーカス制御ユニット115は、オートフォーカス光学ユニット103からレーザ光を出力させ、ハーフミラー118で試料106の表面に直角に照射させ、反射したレーザ光を検知させ、焦点が合っていなければ、ステージ制御ユニット110に誤差信号を出力する。ステージ制御ユニット110は、入力された誤差信号に対応して、Zステージ109に制御信号を送る。Zステージ109は、入力された制御信号に応じてステージを上下動する。
図8において、図5と同一の処理には同一のステップ番号を付与した。図8のフローチャートは、図5のフローチャートのステップ508を削除し、ステップ510をステップ810に変更したものである。
図5で説明した処理については、説明を省略する。
図5と同様な処理によってステップ501からステップ507の処理が終り、ステップ509に進むと、図5と同様に、ステップ509では、2値化閾値 ThB′を入力機器またはメモリから読出す。
そして次のステップ810では、ステップ507で取得した画像 ImB について、読込んだ2値化閾値 ThB′を使って2値化処理し、2値化画像 BimB を算出する。ステップ511では、2値化画像 BimB から、輝度レベルが2値化閾値 ThB′未満の画素のかたまりについてラベリング処理を行う。
以降、ステップ512からの処理は図5と同様である。
図9において、図7と同一の機能のものには、同一の参照番号を付した。その他、707′はカメラAの撮像面、807はカメラBの撮像面、808は光軸、806は接眼レンズ、801は結像面位置、119はハーフミラーである。
これによって、試料106上表面に合焦点している画像とそれ以外の焦点位置にある画像とを同時に別のカメラで取得できる。
図9の実施例では、カメラB撮像面807を結像面位置801より前ピン位置に設けているが、結像面位置801より後ピン位置に設けても良いし、カメラA撮像面707′とカメラB撮像面807の焦点位置は相対的に異なればよいので、どちらが基準ということはないことは自明である。
また、図7の実施例のように、更に、Zステージの位置を変更することにより、更に焦点位置の組合わせのバリエーションを多くすることができ、解析に多様な処理方法を適用できる。
手順1. 試料表面に焦点を合わせた画像を取得し、この画像を2値化処理して、黒点を検出し、その画像上の座標を求める。検出に際しては、2値化閾値を黒点判別する面積閾値は可変で設定可能なものとする。
手順2. 試料裏面に近い位置に焦点を合わせた画像を取得し、手順1で求めた黒点の座標を中心に検査ウインドを設定し、ウインド内の微分画像を求める。手順1で黒点が複数存在する場合は、検査ウインドは複数となる。また、ウインドのサイズは可変とし設定可能とする。一般に、検査ウインドのサイズは検出する貫通穴の予想される傾きによって定める。傾きが小さい場合は、ウインドサイズも小さく、傾きが大きくなると大きく設定する必要がある。
手順3. 手順2で求めた各微分画像のうち、微分値が大きくなる位置を検出し画像上の座標を求める。検出に際して閾値となる微分値は可変で設定可能なものとする。貫通穴であれば、手順1及び手順3で共通に(論理積)検出されることが条件となる。このため、処理順序を試料表面に焦点を合わせた画像、試料裏面付近に焦点を合わせた画像の順で行う。ここで、共通に検出される条件は画像上の座標情報で、穴が傾きを持つことと装置の構成上考えられる画像のずれを考慮した範囲を持った一致検出とする。
手順4. 共通に検出させるものがある場合は、試料表面と試料裏面の間、例えば中間付近に焦点を合わせた画像で、共通に検出された点に対し検査ウインドを設定し、検査ウインド内の微分画像を求める。
手順5. 手順4で求めた各微分画像のうち、微分値が大きくなる位置を検出する。ここで、検出される点を貫通穴とする。
手順4以降の処理は、試料表面、試料裏面共に付着した異物、傷等が想定されるため検出信頼性を向上するために行う。
また、手順4以降の処理を繰返し実行することで検出信頼性の向上が見込める。
図11の識別装置は、検査対象物(試料、例えば、図12)の表面に付着した異物と試料の表面から内部に向かって開いた穴を判別し、穴の開いた位置とその分布を検査するための装置に含まれている。図11の装置には、カメラが3台(カメラ1、カメラ2、カメラ3)が備えられ、図12にその一部を断面図で示すような半導体ウエハ内または表面または裏面等に存在する貫通孔、へこみ等の傷、異物、等を検出するものである。図11において、図1または図6に記載したようなオートフォーカスユニット、ステージ制御ユニット、制御用PC、ディスプレイ、及びそれらとの間を結ぶケーブル等の配線は省略している。
以上の結果、貫通穴の検出率を 95 %以上にすることができた。
また、画像処理の過程で、貫通穴と区別して、ウエハ表面の異物、傷やウエハ中の気泡、欠陥、等を検出することができた。
Claims (5)
- 検査対象物を載せるステージを有する顕微鏡装置と、該顕微鏡装置で拡大された上記検査対象物の拡大画像を撮影する撮像装置と、上記ステージを制御する制御装置とを備える異物識別装置の異物識別方法において、
上記顕微鏡装置は、基準となる焦点位置と異なる焦点位置の少なくとも1つの画像を得るために、上記検査対象物の表面に焦点面を合わせる第1の撮像装置と、上記表面と異なる位置に焦点を合わせる第2の撮像装置を備え、
上記第1の撮像装置は上記検査対象物の上記表面に焦点の合った第1の画像情報を取得し、該第1の画像情報について所定の輝度レベル未満の部分を異物として検出し、該異物の位置座標を算出し、
上記第2の撮像装置は上記表面と異なる位置に焦点を変えた第2の画像情報を上記第1の画像の取得と同時に取得し、該第2の画像情報について輝度レベルの微分値を算出し、該微分値が所定の値以上の部分を輝点として検出し、該輝点の位置座標を算出し、
上記第1の異物の位置座標と上記輝点の位置座標とが一致する位置と一致しない位置とを検出し、一致する位置にある異物を内部異常物と判定することを特徴とする異物識別方法。 - 検査対象物を載せるステージを有する顕微鏡装置と、該顕微鏡装置で拡大された上記検査対象物の拡大画像を撮影する撮像装置と、上記ステージを制御する制御装置とを備える異物識別装置において、
上記顕微鏡装置は、基準となる焦点位置と異なる焦点位置の少なくとも1つの画像を得るために、上記検査対象物の表面に焦点面を合わせる第1の撮像装置と、上記表面と異なる位置に焦点を合わせる第2の撮像装置を備え、
上記第1の撮像装置は上記検査対象物の上記表面に焦点の合った第1の画像情報を取得し、該第1の画像情報について所定の輝度レベル未満の部分を異物として検出し、該異物の位置座標を算出する手段と、
上記第2の撮像装置は上記表面と異なる位置に焦点を変えた第2の画像情報を上記第1の画像の取得と同時に取得し、該第2の画像情報について輝度レベルの微分値を算出し、該微分値が所定の値以上の部分を輝点として検出し、該輝点の位置座標を算出する手段と、
上記第1の異物の位置座標と上記輝点の位置座標とが一致する位置と一致しない位置とを検出し、一致する位置にある異物を内部異常物と判定する異物識別手段とを備えたことを特徴とする異物識別装置。 - 請求項2記載の異物識別装置において、上記異物判定手段は、上記第1の異物の位置座標と上記輝点とが一致する位置と一致しない位置とを検出し、一致しない位置にある異物を表面異物と判定する異物識別手段とを備えたことを特徴とする異物識別装置。
- 請求項2または請求項3のいずれかに記載の異物識別装置において、上記第2の撮像装置は、上記検出された異物を中心に検査ウインドを設定し、該設定されたウインド内の微分値を算出することを特徴とする異物識別装置。
- 請求項4記載の異物識別装置において、上記検査ウインドのサイズが可変であることを特徴とする異物識別装置。
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