JP2001118384A - 強誘電体メモリ - Google Patents

強誘電体メモリ

Info

Publication number
JP2001118384A
JP2001118384A JP29940199A JP29940199A JP2001118384A JP 2001118384 A JP2001118384 A JP 2001118384A JP 29940199 A JP29940199 A JP 29940199A JP 29940199 A JP29940199 A JP 29940199A JP 2001118384 A JP2001118384 A JP 2001118384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate line
voltage
transistor
ferroelectric
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP29940199A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kasai
政範 笠井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP29940199A priority Critical patent/JP2001118384A/ja
Publication of JP2001118384A publication Critical patent/JP2001118384A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワード線に印加される電圧を電源電圧とした
ときであっても、強誘電体キャパシタに対して対称な電
圧が印加されるようにする。 【解決手段】 プレート線PL0にプレート線ドライバ
14aが接続されている。プレート線ドライバとして選
択トランジスタT0、T1と同じしきい値電圧を有する
NMOSトランジスタT6が用いられる。このトランジ
スタの第1主電極は電源端子Vccに接続されていて、
このトランジスタの第2主電極はプレート線に接続され
ている。このトランジスタの制御電極にドライバ起動信
号PE0が入力される。このプレート線ドライバは、電
源電圧よりも選択トランジスタのしきい値電圧分だけ低
い電圧をプレート線に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、強誘電体の分極
を利用する強誘電体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の強誘電体メモリ(FeR
AM)の構成を示す回路図である。図3には、一般的な
FeRAMのメモリアレイ構造が示されている。このF
eRAMは、複数のワード線WL0〜WL3と、複数の
プレート線PL0およびPL1と、複数のビット線BL
0〜BL3とを具えている。これら各線にメモリセルが
接続されている。また、FeRAMはセンスアンプ10
を具えている。各ビット線BL0〜BL3は、このセン
スアンプ10に接続されている。このセンスアンプ10
は、センスアンプ活性化信号SAEに従い作動する。さ
らに、各プレート線PL0およびPL1には、それぞれ
プレート線ドライバ12aおよび12bが接続されてい
る。一般に、これらプレート線ドライバ12aおよび1
2bとしてCMOSインバータが用いられる。
【0003】また、FeRAMを構成するメモリセルM
0は、選択トランジスタT0および強誘電体キャパシタ
C0から構成されており、同様に、メモリセルM1は、
選択トランジスタT1および強誘電体キャパシタC1か
ら構成されている。一般に、選択トランジスタとしてN
MOSトランジスタが用いられる。この選択トランジス
タT0の主電流路(チャネル)と強誘電体キャパシタC
0とは、ビット線BL0とプレート線PL0との間にビ
ット線BL0側からこの順序で直列に接続されていて、
選択トランジスタT0の制御電極(ゲート電極)はワー
ド線WL0に接続されている。また、選択トランジスタ
T1の主電流路と強誘電体キャパシタC1とは、ビット
線BL1とプレート線PL0との間にビット線BL1側
からこの順序で直列に接続されていて、選択トランジス
タT1の制御電極はワード線WL1に接続されている。
選択トランジスタT0と強誘電体キャパシタC0との接
続点を記憶ノードSN0とし、選択トランジスタT1と
強誘電体キャパシタC1との接続点を記憶ノードSN1
とする。
【0004】また、FeRAMは、フローティング制御
線EQ0と、フローティング制御用のトランジスタT4
およびT5とを具えている。これらトランジスタT4お
よびT5の各々の主電流路は、ビット線BL0およびB
L1間に直列に接続されている。これら主電流路間の接
続点は接地端子GNDに接続されている。そして、トラ
ンジスタT4およびT5の各制御電極がそれぞれ制御線
EQ0に接続されている。
【0005】このようなFeRAMからのデータの読み
出しは、一般に、文献「低消費電力、高速LSI技術,p
p.234-236,(株)リアライズ社発行」に記載されている
方法に従って行われる。図4は、従来のFeRAMにお
けるデータ読み出し動作を示すタイミングチャートであ
る。以下、図4を参照して、この読み出し動作につき説
明する。なお、図4中の記号「L」はグランド電位を表
し、記号「H」は電源電圧(Vcc)を表している。
【0006】まず、時刻t1において、フローティング
制御線EQ0を「L」にして、ビット線BL0およびB
L1をフローティング状態にする。
【0007】次に、時刻t2において、ワード線WL0
およびWL1にそれぞれ電圧VHを印加して、選択トラ
ンジスタT0およびT1のゲートを開く。このときに印
加した電圧VHは、選択トランジスタのしきい値電圧V
t程度分だけ電源電圧Vccよりも高い電圧である。
【0008】次に、時刻t3において、プレート線PL
0を「H」とし、強誘電体キャパシタC0およびC1を
通じて、それぞれビット線BL0およびBL1に読み出
し電位を発生させる。キャパシタC0およびC1は、そ
の分極方向によって容量が異なるため、ビット線BL0
およびBL1に生じる読み出し電位もその分極方向に応
じてそれぞれ異なる。
【0009】次に、時刻t4において、センスアンプ活
性化信号SAEを「H」にして、センスアンプ10を作
動させる。センスアンプ10は、ビット線BL0および
BL1に生じた読み出し電位の差を感知し、各電位をそ
れぞれグランド電位および電源電位Vccへ増幅する。
これらの電位が読み出し後の論理「0」および「1」に
それぞれ対応する。この際、ワード線WL0およびWL
1にそれぞれ電圧VHが印加されているため、例えば、
ビット線BL0の電位がVccの場合、記憶ノードSN
0の電位もVccとなる。
【0010】次に、時刻t5において、プレート線PL
0を「L」に落とす。
【0011】次に、時刻t6において、制御線EQ0を
「H」とし、センスアンプ活性化信号SAEを「L」と
すると、ビット線BL0、BL1および記憶ノードSN
0、SN1の電位はすべて「L」となる。
【0012】最後に、時刻t7において、ワード線WL
0およびWL1を「L」として読み出し動作が完了す
る。
【0013】図5は、強誘電体キャパシタのヒステリシ
スループを示すグラフである。図中、横軸に強誘電体キ
ャパシタに印加される電圧Vを取っており、縦軸に強誘
電体キャパシタの分極Pを取って示してある。図中、記
号AおよびBで示した残留分極状態が、それぞれデータ
「1」および「0」が保持されている状態を表してい
る。また、記号aおよびbで表される線分は、各残留分
極状態AおよびBに対応する負荷線を示しており、その
傾きはビット線容量Cbの値で決まる。負荷線aとヒス
テリシスループとの交点における電圧と、電源電圧Vc
cとの差V1は、データ「1」読み出し時のビット線電
位に相当する。また、負荷線bとヒステリシスループと
の交点における電圧と、電源電圧Vccとの差V0は、
データ「0」読み出し時のビット線電位に相当する。こ
れらビット線電位V1およびV0の差ΔVは、センスア
ンプの判別感度以上であることが必要である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のFeRAMでは、上記時刻t4およびt5における再
書き込み時に、強誘電体キャパシタに対して対称な電圧
を印加する目的から、ワード線に対して電源電圧Vcc
よりも選択トランジスタのしきい値電圧Vt程度高い電
圧VHを加えている。この電圧VHは、当然のことなが
らデバイス内部において発生させる必要がある。そのた
めには、例えばDRAMで利用されているようなチャー
ジポンプ回路を搭載するのが常套手段である。しかし、
チャージポンプ回路により昇圧を行う場合は、電圧が安
定になるまでにマイクロ秒オーダーの時間を要する。F
eRAMは、非接触型ICカードへの適用に対して有望
視されているデバイスであるが、セットアップ時間にマ
イクロ秒オーダーの時間を要したり、大電流を必要とす
る回路構成では、スピードおよび消費電力の面で致命的
な欠点となりうる。
【0015】しかしながら、ワード線に電源電圧Vcc
を印加するようにした場合は、いわゆる「Vt落ち」の
ために、強誘電体キャパシタには図6に示すような非対
称な電圧が印加されることとなる。図6に示すように、
強誘電体キャパシタにはVccないし(−Vcc+V
t)の範囲の電圧が印加されている。このような場合、
強誘電体特有の劣化現象であるインプリントなどが発生
してしまう。インプリントとは、強誘電体のヒステリシ
スループが電気的に非対称になる現象をいい、FeRA
Mの読み出し電位を不安定にして、誤読み出しのような
問題を招く。特に、低電圧動作時において問題が深刻に
なる。
【0016】したがって、従来より、ワード線に印加さ
れる電圧を電源電圧としたときにも、強誘電体キャパシ
タに対して対称な電圧が印加されるような強誘電体メモ
リの出現が望まれていた。
【0017】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明の強誘
電体メモリによれば、複数のワード線、複数のプレート
線、複数のビット線、および複数のメモリセルを具えて
いて、このメモリセルが強誘電体キャパシタおよび選択
用NMOSトランジスタから構成されており、このメモ
リセルに記憶されたデータの読み出しが強誘電体キャパ
シタの分極状態に応じて発せられる信号を検知するセン
スアンプにより行われる強誘電体メモリにおいて、プレ
ート線を駆動するプレート線ドライバを、電源電圧より
も選択用NMOSトランジスタのしきい値電圧分だけ低
い電圧をプレート線に印加するものとすることを特徴と
する。
【0018】このように、プレート線には、電源電圧よ
りも選択用NMOSトランジスタのしきい値電圧分低い
電圧を印加しているため、ワード線に電源電圧を印加し
ても強誘電体キャパシタに対して対称な電圧を加えるこ
とが可能となる。この結果、強誘電体キャパシタのイン
プリントを低減することができ、読み出しマージンを確
保することが可能となる。
【0019】この発明の強誘電体メモリにおいて、好ま
しくは、プレート線ドライバは、選択用NMOSトラン
ジスタと同じしきい値電圧を有するNMOSトランジス
タによって構成されると良い。
【0020】また、この発明の強誘電体メモリにおい
て、好ましくは、プレート線ドライバのNMOSトラン
ジスタの第1主電極が電源電圧供給用の電源端子に接続
されていて、このNMOSトランジスタの第2主電極が
プレート線に接続されていると良い。
【0021】通常のプレート線ドライバはCMOSイン
バータであり、したがって、PMOSトランジスタが用
いられる。しかし、トランジスタのゲート寸法が同等な
場合、NMOSトランジスタの方がPMOSトランジス
タに比べて電流駆動能力が高い。そこで、この発明では
プレート線ドライバをNMOSトランジスタにより構成
することで、従来に比べてプレート線の駆動速度を高速
化し、アクセス時間の短縮を図っている。また、電源駆
動能力を通常のドライバと同等にした場合は、ドライバ
設置面積の小面積化を実現することができる。
【0022】さらに、この発明の強誘電体メモリにおい
て、好ましくは、ビット線とプレート線との間に、選択
用NMOSトランジスタの主電流路と強誘電体キャパシ
タとがビット線側からこの順序で直列に接続されてい
て、この選択用NMOSトランジスタの制御電極がワー
ド線に接続されていると良い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態につき説明する。なお、図は、この発明が理
解できる程度に接続関係などを概略的に示しているに過
ぎず、よって、この発明は、この図示例に限定されるこ
とがない。
【0024】図1は、この実施の形態の強誘電体メモリ
(FeRAM)の構成を示す回路図である。図1には、
FeRAMの主要部の構成が示されており、ワード線や
プレート線やビット線やメモリセルなどの一部は図示が
省略されている。図1に示すFeRAMは、複数のワー
ド線WL0〜WL3と、複数のプレート線PL0および
PL1と、複数のビット線BL0〜BL3とを具えてい
る。これら各線にメモリセルが接続されている。また、
このFeRAMはセンスアンプ10を具えている。各ビ
ット線BL0〜BL3は、このセンスアンプ10に接続
されている。このセンスアンプ10は、センスアンプ活
性化信号SAEに従い作動する。
【0025】また、FeRAMを構成するメモリセルM
0は、選択トランジスタT0および強誘電体キャパシタ
C0から構成されており、同様に、メモリセルM1は、
選択トランジスタT1および強誘電体キャパシタC1か
ら構成されている。これら選択トランジスタT0および
T1として、それぞれNMOSトランジスタが用いられ
ている。
【0026】この選択トランジスタT0の主電流路(チ
ャネル)と強誘電体キャパシタC0とは、ビット線BL
0とプレート線PL0との間にビット線BL0側からこ
の順序で直列に接続されていて、選択トランジスタT0
の制御電極(ゲート電極)はワード線WL0に接続され
ている。また、選択トランジスタT1の主電流路と強誘
電体キャパシタC1とは、ビット線BL1とプレート線
PL0との間にビット線BL1側からこの順序で直列に
接続されていて、選択トランジスタT1の制御電極はワ
ード線WL1に接続されている。さらに、選択トランジ
スタT0と強誘電体キャパシタC0との接続点を記憶ノ
ードSN0とし、選択トランジスタT1と強誘電体キャ
パシタC1との接続点を記憶ノードSN1としている。
【0027】また、FeRAMは、フローティング制御
線EQ0と、フローティング制御用のトランジスタT4
およびT5とを具えている。これらトランジスタT4お
よびT5の各々の主電流路は、ビット線BL0およびB
L1間に直列に接続されている。これら主電流路間の接
続点は接地端子GNDに接続されている。そして、トラ
ンジスタT4およびT5の各制御電極がそれぞれ制御線
EQ0に接続されている。
【0028】さらに、各プレート線PL0およびPL1
には、それぞれプレート線ドライバ14aおよび14b
が接続されている。この実施の形態では、これらプレー
ト線ドライバ14aおよび14bとしてNMOSトラン
ジスタが用いられている。この実施の形態では、プレー
ト線ドライバ14aおよび14bを、電源電圧Vccよ
りも選択用NMOSトランジスタT0およびT1のしき
い値電圧Vt分だけ低い電圧をプレート線PL0および
PL1に印加するドライバとする。
【0029】これらプレート線ドライバ14aおよび1
4bは、それぞれ選択用NMOSトランジスタT0およ
びT1と同じしきい値電圧Vtを有するNMOSトラン
ジスタT6およびT7によって構成されている。このN
MOSトランジスタT6の第1主電極は電源電圧供給用
の電源端子Vccに接続されていて、このNMOSトラ
ンジスタT6の第2主電極はプレート線PL0に接続さ
れている。同様に、NMOSトランジスタT7の第1主
電極は電源端子Vccに接続されていて、このNMOS
トランジスタT7の第2主電極はプレート線PL1に接
続されている。そして、これらトランジスタT6および
T7の各々の制御電極(ゲート電極)に、ドライバ起動
信号PE0およびPE1がそれぞれ入力されるように構
成されている。
【0030】次に、この実施の形態のFeRAMからの
データ読み出し動作につき、図2を参照して説明する。
図2は、実施の形態のFeRAMにおけるデータ読み出
し動作を示すタイミングチャートである。図2中の記号
「L」はグランド電位を表しており、記号「H」は電源
電圧(Vcc)を表している。
【0031】まず、時刻t1において、フローティング
制御線EQ0を「L」として、ビット線BL0およびB
L1をフローティング状態にする。
【0032】次に、時刻t2において、ワード線WL0
およびWL1をそれぞれ「H」とする。
【0033】次に、時刻t3において、ドライバ起動信
号PE0を「H」とする。すると、プレート線ドライバ
14aを構成するNMOSトランジスタT6のゲートが
開き、プレート線PL0に電圧VLが印加される。プレ
ート線PL0に印加される電圧VLは、選択トランジス
タT0およびT1のしきい値電圧Vt分だけ電源電圧V
ccより低い電圧となる。この結果、強誘電体キャパシ
タC0およびC1を通じて、それぞれビット線BL0お
よびBL1に強誘電体キャパシタの分極方向に応じた読
み出し電位が発生する。キャパシタC0およびC1は、
その分極方向によって容量が異なるため、ビット線BL
0およびBL1に生じる読み出し電位もその分極方向に
応じてそれぞれ異なっている。
【0034】次に、時刻t4において、センスアンプ活
性化信号SAEを「H」にして、センスアンプ10を作
動させる。センスアンプ10は、ビット線BL0および
BL1に生じた読み出し電位の差を感知し、各電位をそ
れぞれグランド電位および電源電位Vccへ増幅する。
これらの電位が読み出し後の論理「0」および「1」に
それぞれ対応する。この際、ワード線WL0およびWL
1にはそれぞれ電源電圧Vccが印加されているため、
例えば、ビット線BL0の電位がVccの場合、記憶ノ
ードSN0の電位は電源電圧Vccよりも選択トランジ
スタT0のしきい値電圧Vt分だけ低い電位VLとな
る。このとき、記憶ノードSN1はグランド電位となっ
ており、プレート線PL0と記憶ノードSN1との間の
強誘電体キャパシタC1には電圧VLが印加されてい
る。
【0035】次に、時刻t5において、プレート線PL
0を「L」に落とす。この結果、プレート線PL0と記
憶ノードSN0との間の強誘電体キャパシタC0に電圧
VLが印加される。
【0036】次に、時刻t6において、制御線EQ0を
「H」とし、センスアンプ活性化信号SAEを「L」と
すると、ビット線BL0、BL1および記憶ノードSN
0、SN1の電位はすべて「L」となる。
【0037】最後に、時刻t7において、ワード線WL
0およびWL1を「L」として読み出し動作が完了す
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の強誘電
体メモリによれば、プレート線ドライバにより、プレー
ト線に対して電源電圧よりも選択用NMOSトランジス
タのしきい値電圧分だけ低い電圧が印加される。このた
め、ワード線に電源電圧を印加しても強誘電体キャパシ
タに対して対称な電圧を加えることが可能となる。この
結果、強誘電体キャパシタのインプリントを低減するこ
とができ、読み出しマージンを確保することが可能とな
る。
【0039】また、プレート線ドライバをNMOSトラ
ンジスタにより構成したため、従来に比べてプレート線
の駆動速度が向上し、アクセス時間が短縮される。ある
いは電源駆動能力を通常のドライバと同等にした場合に
は、ドライバ設置面積の小面積化を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の強誘電体メモリの構成を示す図で
ある。
【図2】実施の形態の強誘電体メモリのデータ読み出し
動作を示す図である。
【図3】従来の強誘電体メモリの構成を示す図である。
【図4】従来の強誘電体メモリのデータ読み出し動作を
示す図である。
【図5】強誘電体キャパシタのヒステリシスループを示
すグラフである。
【図6】課題の説明に供する図である。
【符号の説明】
10:センスアンプ 12a,12b,14a,14b:プレート線ドライバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線、複数のプレート線、複
    数のビット線、および複数のメモリセルを具えていて、
    該メモリセルが強誘電体キャパシタおよび選択用NMO
    Sトランジスタから構成されており、該メモリセルに記
    憶されたデータの読み出しが前記強誘電体キャパシタの
    分極状態に応じて発せられる信号を検知するセンスアン
    プにより行われる強誘電体メモリにおいて、 前記プレート線を駆動するプレート線ドライバを、電源
    電圧よりも前記選択用NMOSトランジスタのしきい値
    電圧分だけ低い電圧を前記プレート線に印加するものと
    することを特徴とする強誘電体メモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の強誘電体メモリにおい
    て、 前記プレート線ドライバは、前記選択用NMOSトラン
    ジスタと同じしきい値電圧を有するNMOSトランジス
    タによって構成されることを特徴とする強誘電体メモ
    リ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の強誘電体メモリにおい
    て、 前記プレート線ドライバのNMOSトランジスタの第1
    主電極が電源電圧供給用の電源端子に接続されていて、
    該NMOSトランジスタの第2主電極が前記プレート線
    に接続されていることを特徴とする強誘電体メモリ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の強誘電体メモリにおい
    て、 前記ビット線と前記プレート線との間に、前記選択用N
    MOSトランジスタの主電流路と前記強誘電体キャパシ
    タとが前記ビット線側からこの順序で直列に接続されて
    いて、該選択用NMOSトランジスタの制御電極が前記
    ワード線に接続されていることを特徴とする強誘電体メ
    モリ。
JP29940199A 1999-10-21 1999-10-21 強誘電体メモリ Abandoned JP2001118384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29940199A JP2001118384A (ja) 1999-10-21 1999-10-21 強誘電体メモリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29940199A JP2001118384A (ja) 1999-10-21 1999-10-21 強誘電体メモリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001118384A true JP2001118384A (ja) 2001-04-27

Family

ID=17872091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29940199A Abandoned JP2001118384A (ja) 1999-10-21 1999-10-21 強誘電体メモリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001118384A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107636763A (zh) * 2015-05-20 2018-01-26 美光科技公司 虚拟接地感测电路及相关装置、系统及方法
CN113314171A (zh) * 2020-02-26 2021-08-27 格芯(美国)集成电路科技有限公司 具有对称裕量的数据相关感测放大器

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107636763A (zh) * 2015-05-20 2018-01-26 美光科技公司 虚拟接地感测电路及相关装置、系统及方法
US10297303B2 (en) 2015-05-20 2019-05-21 Micron Technology, Inc. Virtual ground sensing circuitry and related devices, systems, and methods for crosspoint ferroelectric memory
CN107636763B (zh) * 2015-05-20 2019-07-02 美光科技公司 虚拟接地感测电路及相关装置、系统及方法
US10360965B2 (en) 2015-05-20 2019-07-23 Micron Technology, Inc. Virtual ground sensing circuitry and related devices, systems, and methods for crosspoint ferroelectric memory
US10438644B2 (en) 2015-05-20 2019-10-08 Micron Technology, Inc. Virtual ground sensing circuitry and related devices, systems, and methods for crosspoint ferroelectric memory
US10541015B2 (en) 2015-05-20 2020-01-21 Micron Technology, Inc. Virtual ground sensing circuitry and related devices, systems, and methods for crosspoint ferroelectric memory
US10854267B2 (en) 2015-05-20 2020-12-01 Micron Technology, Inc. Virtual ground sensing circuitry and related devices, systems, and methods for crosspoint ferroelectric memory
US11094362B2 (en) 2015-05-20 2021-08-17 Micron Technology, Inc. Virtual ground sensing circuitry and related devices, systems, and methods for crosspoint ferroelectric memory
CN113314171A (zh) * 2020-02-26 2021-08-27 格芯(美国)集成电路科技有限公司 具有对称裕量的数据相关感测放大器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6721200B2 (en) Dummy cell structure for 1T1C FeRAM cell array
US6487104B2 (en) Semiconductor memory device
US6574135B1 (en) Shared sense amplifier for ferro-electric memory cell
US5847989A (en) Ferroelectric memory using non-remnant reference circuit
US6493251B2 (en) Ferroelectric memory device
US5844832A (en) Cell array structure for a ferroelectric semiconductor memory and a method for sensing data from the same
EP0938096B1 (en) Ferroelectric memory device
JP3431122B2 (ja) 半導体記憶装置
GB2318230A (en) A ferroelectric memory device and a nondestructive accessing method thereof
JPS63138598A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US6859380B2 (en) Ferroelectric memory and method of operating same
KR20000048350A (ko) 센스 증폭기 회로, 이 회로를 사용한 메모리 장치, 및 이메모리 장치를 판독하는 방법
US6038162A (en) Semiconductor memory device
US5940316A (en) Ferroelectric memory device using a ferroelectric material and method of reading data from the ferroelectric memory device
EP1485920B1 (en) Increasing the read signal in ferroelectric memories
US6438020B1 (en) Ferroelectric memory device having an internal supply voltage, which is lower than the external supply voltage, supplied to the memory cells
EP1030312B1 (en) Ferroelectric memory
JPH11273362A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3568876B2 (ja) 集積メモリおよびメモリに対する作動方法
JP3597163B2 (ja) 強誘電体メモリセルの読み出し方法および読み出し回路
JP3874584B2 (ja) 強誘電体メモリおよびデータ読み出し方法
JP2001118384A (ja) 強誘電体メモリ
JPH10135417A (ja) 強誘電体記憶装置
JP2002093171A (ja) 半導体記憶装置および読み出し方法
US7212450B2 (en) FeRAM having differential data

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060929

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20070724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070831