JP2001117307A - 機能拡張ユニットの接続方法、画像形成装置および束線のシールド方法 - Google Patents

機能拡張ユニットの接続方法、画像形成装置および束線のシールド方法

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JP2001117307A
JP2001117307A JP29824199A JP29824199A JP2001117307A JP 2001117307 A JP2001117307 A JP 2001117307A JP 29824199 A JP29824199 A JP 29824199A JP 29824199 A JP29824199 A JP 29824199A JP 2001117307 A JP2001117307 A JP 2001117307A
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Naoki Otomo
直樹 大友
Satoru Sekine
哲 関根
Hiroshi Kashiwada
啓 柏田
Takayuki Suzuki
貴行 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置本体に機能拡張ユニットを接続
する際の手間がかかる煩雑な作業を不用とし、また、操
作部と制御手段とを接続する束線専用の電磁波防止部品
を不用とし、併せて画像形成装置の省スペース化を達成
した画像形成装置を提供する。 【解決手段】 内部に制御手段を有する画像形成装置の
前記制御手段に、機能拡張ユニットを接続する接続方法
において、前記制御手段に設けられた前記機能拡張ユニ
ットを接続するための接続手段が、前記画像形成装置の
外壁に露出しており、前記機能拡張ユニットを前記外壁
に直接圧接して前記接続手段と接続することを特徴とす
る接続方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能拡張ユニット
を取り付け可能な画像形成装置およびその接続方法、ま
たは、画像制御手段と操作部を接続する束線の配線の仕
方に特徴のある画像形成装置および前記束線のシールド
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル式の画像形成装置におい
ては、原稿を読み取って画像形成を行う複写機能だけで
なく、ファクシミリまたはパーソナルコンピュータ(以
下、パソコンと称する)等からの出力用画像形成装置と
しての機能を付加出来るいわゆる複合機が提案されてい
る。これらファクシミリ機能や、パソコンから出力する
ためのプリンタ機能は、ユーザのニーズに応じて、複写
機能のみを有する画像形成装置本体の制御基板と、ファ
クシミリ機能を拡張するためのファクシミリ機能拡張ユ
ニットまたはプリンタ機能を拡張するためのプリンタ機
能拡張ユニットといった機能拡張ユニットと接続するこ
とで機能の拡張が可能となっている。
【0003】従来、画像形成装置本体の制御基板と機能
拡張ユニットを接続するには、画像形成装置本体の外壁
を一旦取り外し、内部に配設されている制御基板上に設
けられたコネクタに機能拡張ユニットを接続し、さらに
機能拡張ユニットを制御基板上にネジ等で固定した後、
再び外壁を取り付けるのが一般的であった。そのため、
画像形成装置本体内部に、予め機能拡張ユニットを収容
するだけのスペースを設けなければならず、画像形成装
置本体が大きくなる欠点があった。
【0004】また、外置きタイプの機能拡張ユニット
と、画像形成装置本体とを配線でつなぐ方法も一部提案
されているが、機能拡張ユニットを増やせば増やしただ
け、設置面積が大きくなってしまう問題があった。
【0005】一方、画像形成装置の上部に位置するスキ
ャナ部(画像読取部)のユーザ立ち位置側(前面側)に
は、通常、液晶タッチパネルや押ボタン等の操作部が付
設されている。この操作部は、画像読取部の下に位置す
る画像形成部内のユーザ立ち位置とは反対側(奥側)に
配設された制御基板(制御手段)と、束線を用いて接続
されている。束線は画像読取部と画像形成部の間に配さ
れている。操作部から、コピーモードあるいはコピー枚
数若しくは画像濃度等の画像形成条件をユーザが入力す
ると、制御基板がこれを受けて、画像形成装置全体を制
御および作動して画像形成を行う。この操作部と制御基
板とを接続している束線は、電磁波を発生するが、この
電磁波が前記制御基板等の電子部品を誤作動させる原因
となるため、通常は、束線を金属網で被覆したシールド
束線としたり、フェライトコアと呼ばれる金属リングに
束線を通したり、束線を通す部分に板金カバーを設けた
りと、電磁波を遮断する対策が施されている。しかしな
がら、こうした電磁波の発生を防止するための専用部品
は非常に高価で、また、そのままの束線に比べて径が太
いので、余計なスペースを必要とする欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、画像
形成装置本体に機能拡張ユニットを接続する際の手間が
かかる煩雑な作業を不用とし、また、操作部と制御手段
とを接続する束線専用の電磁波防止部品を不用とし、併
せて画像形成装置の省スペース化を達成した画像形成装
置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下の
構成により達成された。
【0008】1.内部に制御手段を有する画像形成装置
の前記制御手段に、機能拡張ユニットを接続する接続方
法において、前記制御手段に設けられた前記機能拡張ユ
ニットを接続するための接続手段が、前記画像形成装置
の外壁に露出しており、前記機能拡張ユニットを前記外
壁に直接圧接して前記接続手段と接続することを特徴と
する接続方法。
【0009】2.前記接続手段を含む前記外壁の一部
が、前記機能拡張ユニットを受容可能な凹部を有し、前
記凹部に前記機能拡張ユニットが嵌合するように接続す
ることを特徴とする上記1に記載の接続方法。
【0010】3.内部に制御手段を有し、前記制御手段
に機能拡張ユニットを接続することによって機能を拡張
することが可能な画像形成装置において、前記制御手段
に設けられた前記機能拡張ユニットを接続するための接
続手段が、前記画像形成装置の外壁に露出していること
を特徴とする画像形成装置。
【0011】4.前記接続手段を含む前記外壁の一部
が、前記機能拡張ユニットを受容可能な凹部を有し、前
記凹部に前記機能拡張ユニットが嵌合可能であることを
特徴とする上記3に記載の画像形成装置。
【0012】5.前記接続手段が、前記画像形成装置に
ファクシミリ機能を付与する機能拡張ユニットまたはプ
リンタ機能を付与する機能拡張ユニットを接続するため
の接続手段であることを特徴とする上記3又は4に記載
の画像形成装置。
【0013】6.操作部を付設した画像読取部と、制御
手段を有する画像形成部とを有し、前記操作部と前記制
御手段が束線で接続されている画像形成装置において、
前記画像読取部の枠組みが金属部分を有し、前記束線を
前記画像読取部内の前記金属部分に配したことを特徴と
する画像形成装置。
【0014】7.前記画像読取部が、前記画像形成部の
上部に配置され、前記金属部分が、前記画像読取部の枠
組みの底壁であることを特徴とする上記6に記載の画像
形成装置。
【0015】8.前記底壁が、金属板を少なくとも2枚
重ねた構造になっており、前記束線を前記2枚の金属板
の間隙に配したことを特徴とする上記7に記載の画像形
成装置。
【0016】9.操作部を付設した画像読取部と、制御
手段を有する画像形成部と、前記操作部と前記制御手段
とを接続する束線を有し、前記画像形成部の上方に前記
画像読取部を設けた画像形成装置の前記束線のシールド
方法において、画像読取部の枠組みを金属板で構成し、
前記画像読取部の枠組みの内部に前記束線を配設するこ
とで前記束線をシールドすることを特徴とする画像形成
装置の束線のシールド方法。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面を参照
しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。
【0018】図1は、デジタル式画像形成装置(以下、
単に画像形成装置という)1を前面側(ユーザ立ち位置
側)から見た断面模式図である。
【0019】画像形成装置1は、自動原稿搬送装置(通
称ADF)Aと、前記自動原稿搬送装置により搬送され
る原稿の画像を読みとるための画像読取部Bと、該画像
読取部にて読み取った原稿画像を処理し、画像形成を行
う画像形成部Cから構成されている。尚、後述する操作
部は、図中、画像読取部Bの手前右側に付設され、制御
手段である制御基板は、画像形成部Cの奥右側(感光体
ドラム10等の後ろ側)に配設されているものである。
【0020】画像形成部Cは、感光体ドラム10、読み
取った原稿画像に画像処理を施し画像処理後の画像デー
タに従って感光ドラム10上に書き込みを行う書き込み
ユニット12、帯電電極14、磁気ブラシ型現像装置か
らなる現像手段16、転写電極18、分離電極20、ク
リーニング手段21、転写紙Pを収納するトレイ等の複
数の用紙収納手段(以下、給紙トレイまたは単に、トレ
イという)22、24を有している。
【0021】前記自動原稿搬送装置Aは、原稿載置台2
6と、ローラR1を含むローラ群および原稿の移動通路
を適宜切り替えるための切換手段等(参照記号なし)を
含む原稿搬送処理部28とを主要素とする。
【0022】前記画像読取部Bは、天板ガラスGの下に
あり、光路長を保って往復移動できる2つのミラーユニ
ット30、31、固定の結像レンズ(以下、単にレンズ
という)33、ライン状の撮像素子(以下、CCDとい
う)35等からなり、前記書き込みユニット12は、レ
ーザ光源40、ポリゴンミラー(偏光器)42等からな
る。
【0023】前記自動原稿搬送装置Aは、従来の自動原
稿搬送装置と同様であり、また、前記読取部Bおよび画
像形成部Cを備えた画像形成装置および画像形成プロセ
スはよく知られているので、説明は簡略に行う。
【0024】なお、シートPの移動方向からみて、前記
転写電極18の手前側に示すR10はレジストローラで
あり、前記分離電極20の下流側にHで示してあるのは
定着手段である。
【0025】前記定着手段Hは、実施の形態において
は、加熱源を内蔵するローラと、当該ローラに圧接しな
がら回転する圧接ローラとで構成してある。
【0026】また、Zは前記定着手段Hのためのクリー
ニング手段で、巻き取り可能に設けたクリーニングウェ
ブを主要素とする。
【0027】上記構成において、前記感光体ドラム10
上にトナー像を形成し、シートP上に転写させた後、排
紙トレイに排紙するプロセスは、概略、下記の通りであ
る。
【0028】原稿載置台26上に載置される原稿(図示
せず)の1枚が原稿搬送処理部28中で搬送され、前記
ローラR1の下を通過中に、露光手段Lによるスリット
露光が行われる。
【0029】前記原稿からの反射光は、固定位置にある
前記ミラーユニット30、31およびレンズ33を経て
前記CCD上に結像され、読みとられる。
【0030】前記画像読取部Bで読みとられた画像情報
は、図示しない画像処理部により処理され、符号化され
画像データとしてメモリーMに格納される。
【0031】また、前記画像データは画像形成に応じて
呼び出され、当該画像データに従って、前記書き込み部
ユニット12におけるレーザ光源40が駆動され、前記
感光体ドラム10上に露光が行われる。
【0032】当該露光に先立ち、矢印方向(反時計方
向)に回転する前記感光体ドラム10は、前記帯電電極
14のコロナ放電作用により所定の表面電位を付与され
ているが、前記露光により、露光部位の電位が露光量に
応じて減じ、結果として、前記画像データに応じた静電
潜像が感光体ドラム10上に形成される。
【0033】前記静電潜像は、前記現像手段16により
反転現像され、可視像(トナー像)とされる。
【0034】一方、前記感光体ドラム10上のトナー像
の先端部が転写領域に到達する前に、例えば、前記給紙
トレイ22内の1枚のシートPが給紙搬送されて前記レ
ジストローラR10に到達し、先端規制される。
【0035】前記シートPは、前記トナー像、即ち像担
持体10上の画像領域と重畳するように、同期を取って
回転を開始する前記レジストローラR10により転写領
域に向けて搬送される。
【0036】転写領域において、前記感光体ドラム10
上のトナー像は前記転写電極18の付勢によりシートP
上に転写され、次いで、当該シートPは前記分離電極2
0の付勢により前記感光体ドラム10から分離される。
【0037】その後、前記定着手段Hの加圧、加熱によ
り、前記トナー像を形成するトナー粉末は前記シートP
上に溶融定着され、当該シートPは、排紙通路78およ
び排紙ローラ79を介して排紙トレイT上に排紙され
る。尚、シートPは給紙トレイ22にのみ示してある。
【0038】前記給紙トレイ24における参照記号S
は、図示しないコイルバネ等の付勢手段により、常時、
自由端が上方向に付勢される可動板であり、この結果、
最上位紙が後述する送り出しローラに接触する様になっ
ている。
【0039】前記給紙トレイ22も上述の構成と同じ構
成を有している。前記給紙トレイ22、24は、実施の
態様において、上下方向に2段に配設した形態にある
が、それ以上の数の給紙トレイを備えることもできる。
また、60は手差し用の給紙トレイである。
【0040】次に、図2〜5を使って、本発明の機能拡
張ユニットを接続可能な画像形成装置について説明す
る。
【0041】図2は、本発明の機能拡張ユニットを接続
可能な画像形成装置の一形態を示す概略斜視図である。
図中、画像読取部B、画像形成部Cは図1で説明したも
のと同様である。OPはユーザが画像形成条件を入力す
るための操作部、100は操作部OPから入力された画
像形成条件や図1で説明した画像読取部Bからの画像デ
ータ等から画像形成部Cの動作および画像形成装置全体
の制御を行う制御基板(制御手段)、150は画像形成
装置本体の外壁、152はファクシミリ機能拡張ユニッ
トを嵌合するように装着可能な凹部、152aは制御基
板100上に設けられ、画像形成装置の外壁の前記凹部
152に露出しているファクシミリ機能拡張ユニットと
のコネクタ(接続手段)である。凹部152は、ファク
シミリ機能拡張ユニットを受容するよう盆状に窪んでお
り、ファクシミリ機能拡張ユニットを凹部152に対
し、直接圧接するように装着すると外壁150と略平面
となるよう設計されている。また、154は、パソコン
用のプリンタ機能拡張ユニットを装着するための凹部、
154aは制御基板100上に設けられ、画像形成装置
本体の外壁の前記凹部154に露出しているプリンタ機
能拡張ユニットとのコネクタである。凹部154は、プ
リンタ機能拡張ユニットを受容するようブックケース様
に窪んでいる。コネクタは、ボードtoボードコネクタ
等公知ものを使用することが出来る。
【0042】図3は、図2の画像形成装置において、制
御基板と、機能拡張ユニットを接続した様子を部分的に
示した模式図である。
【0043】図中、図2と同じ符合の部材は、図2と同
様のものを示す。160はファクシミリ機能拡張ユニッ
ト、160cは電話回線と接続するためのモジュラージ
ャック、170はパソコン用のプリンタ機能拡張ユニッ
ト、170cはパソコンと接続するためのコネクタであ
る。モジュラージャック160cと電話回線を接続する
ことで、電話回線を通じて送信されてきた画像データ
を、図2の画像形成部Cにて出力することが出来る。ま
た、コネクタ170cとパソコンを接続し、パソコン側
で画像データと共にプリント指示を送信することによ
り、同様に画像形成部Cにて出力をすることが可能であ
る。図示されていないが、制御基板100と各機能拡張
ユニットとの間は、画像形成装置の外壁を介している。
【0044】次に、図4は図2の画像形成装置にファク
シミリ機能拡張ユニットを装着した場合を示す模式図、
図5は図2の画像形成装置にプリンタ機能拡張ユニット
を装着した場合を示す模式図である。図2または3と同
じ符合は、図2または図3と同様な部材を示す。図のご
とく、機能拡張ユニットを、画像形成装置の外壁凹部に
嵌合するように接続し、それ以外の外壁と略平面になる
ので、設置面積も抑えられる。
【0045】以上、画像形成装置本体の外壁に露出して
いる接続手段に機能拡張ユニットを直接圧接して接続す
るだけなので、従来の外壁を取りはずしてから、ねじ回
し等の工具を用いて取り付けるような煩雑な作業も不用
となる。また、凹部を外壁に設けて、機能拡張ユニット
を嵌合するように接続すると、上述した従来の外置きタ
イプのものと比べて、設置面積をとらず、省スペース化
を可能とした。
【0046】次に、図6および図7を使って、本発明画
像形成装置の操作部と制御手段を接続する束線の配し方
について説明する。図6は概略断面図、図7は概略斜視
図である。
【0047】図中、図2〜5と同じ符合の部材は、図2
〜5と同様のものを示す。110は操作部OPの操作基
板、200は操作基板110と制御基板100を接続す
る束線、210は画像読取部Bの枠組みであるハウジン
グ、210aはハウジング210の底壁上板、210b
は底壁下板である。150kは外壁の一部であるが、束
線200を覆う部分であり、電磁波が外部に漏れないよ
う金属製であることが好ましい。底壁上板210a、底
壁下板210bは金属製の板金であり、それぞれ蓋型を
している。この2つの蓋型を向き合わせて弁当箱状に重
ねたものがハウジング210の底壁を形成している。底
壁上板210aと底壁下板210bの間は空隙になって
おり、この空隙に束線200を通してある。束線200
には特に電磁波防止用の部材は施していない。ハウジン
グ210の底壁が2重になっているので画像読取部B全
体の剛性を高められ、画像読取精度を高度に確保可能と
なった。また、底壁上板210aと底壁下板210bが
金属で出来ているので、その間隙に束線200を配すこ
とによって、束線200から発せられる電磁波を遮断す
ることが可能であり、束線200からの電磁波防止用に
専用の高価なフェライトコアや、板金カバーを設けた
り、シールド束線とする必要がなく、電磁波によって制
御基板100を含む画像形成部Bの電子機器を誤作動さ
せる心配がない。
【0048】尚、本実施の形態では、画像読取部Bの底
壁を金属板の二重構造としたが、底壁上板210aを省
いて底壁下板210bのみとしても、電磁波を遮断し、
画像読取部Bの剛性を確保することが可能である。
【0049】電磁波を遮断可能な金属板としては、公知
のものを使用することが可能である。例えば、厚さ1.
2〜2.0mm程度の電気亜鉛メッキ鋼板(SECC、
SEHC等)等が好ましく用いられる。また、底壁の金
属板は、孔や絞り形状が少なく、剛性の高いものが好ま
しい。
【0050】以上、画像読取部の枠組みの一部に金属部
分を設け、そこに束線を通すことによって、枠組み自体
の剛性を高め、画像読取精度を高度に保持出来るのと同
時に、束線の電磁波防止も兼ねることが出来、束線専用
の電磁波防止部材を必要としない。
【0051】
【発明の効果】画像形成装置本体に機能拡張ユニットを
接続する際の手間がかかる煩雑な作業を不用とし、ま
た、操作部と制御手段とを接続する束線専用の電磁波防
止部品を不用とし、併せて画像形成装置の省スペース化
を達成した画像形成装置を提供することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル式画像形成装置を前面から見た断面模
式図である。
【図2】本発明の機能拡張ユニットを接続可能な画像形
成装置の一形態を示す概略斜視図である。
【図3】図2の画像形成装置において、制御基板と、機
能拡張ユニットを接続した様子を部分的に示した模式図
である。
【図4】図2の画像形成装置にファクシミリ機能拡張ユ
ニットを装着した様子を示す模式図である。
【図5】図2の画像形成装置にプリンタ機能拡張ユニッ
トを装着した様子を示す模式図である。
【図6】本発明画像形成装置の操作部と制御手段を接続
する束線の配し方について説明するための概略断面図で
ある。
【図7】本発明画像形成装置の操作部と制御手段を接続
する束線の配し方について説明するための概略斜視図で
ある。
【符号の説明】
A 自動原稿搬送装置(ADF) B 画像読取部 C 画像形成部 OP 操作部 T 排紙トレイ 100 制御基板 110 操作基板 150 外壁 152、154 凹部 152a、154a コネクタ 160 ファクシミリ機能拡張ユニット 170 プリンタ機能拡張ユニット 210 ハウジング(枠組み) 210a 底壁上板 210b 底壁下板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 貴行 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 CE05 CF14 CG12 2H027 DA28 ED30 EE10 ZA07 ZA09 2H071 AA22 AA26 BA05 BA13 BA20 BA27 DA34 5C062 AA05 AB00 AB38 AD06 BA04 5E321 AA01 GG09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に制御手段を有する画像形成装置の
    前記制御手段に、機能拡張ユニットを接続する接続方法
    において、前記制御手段に設けられた前記機能拡張ユニ
    ットを接続するための接続手段が、前記画像形成装置の
    外壁に露出しており、前記機能拡張ユニットを前記外壁
    に直接圧接して前記接続手段と接続することを特徴とす
    る接続方法。
  2. 【請求項2】 前記接続手段を含む前記外壁の一部が、
    前記機能拡張ユニットを受容可能な凹部を有し、前記凹
    部に前記機能拡張ユニットが嵌合するように接続するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の接続方法。
  3. 【請求項3】 内部に制御手段を有し、前記制御手段に
    機能拡張ユニットを接続することによって機能を拡張す
    ることが可能な画像形成装置において、前記制御手段に
    設けられた前記機能拡張ユニットを接続するための接続
    手段が、前記画像形成装置の外壁に露出していることを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記接続手段を含む前記外壁の一部が、
    前記機能拡張ユニットを受容可能な凹部を有し、前記凹
    部に前記機能拡張ユニットが嵌合可能であることを特徴
    とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記接続手段が、前記画像形成装置にフ
    ァクシミリ機能を付与する機能拡張ユニットまたはプリ
    ンタ機能を付与する機能拡張ユニットを接続するための
    接続手段であることを特徴とする請求項3又は4に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 操作部を付設した画像読取部と、制御手
    段を有する画像形成部とを有し、前記操作部と前記制御
    手段が束線で接続されている画像形成装置において、前
    記画像読取部の枠組みが金属部分を有し、前記束線を前
    記画像読取部内の前記金属部分に配したことを特徴とす
    る画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像読取部が、前記画像形成部の上
    部に配置され、前記金属部分が、前記画像読取部の枠組
    みの底壁であることを特徴とする請求項6に記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記底壁が、金属板を少なくとも2枚重
    ねた構造になっており、前記束線を前記2枚の金属板の
    間隙に配したことを特徴とする請求項7に記載の画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 操作部を付設した画像読取部と、制御手
    段を有する画像形成部と、前記操作部と前記制御手段と
    を接続する束線を有し、前記画像形成部の上方に前記画
    像読取部を設けた画像形成装置の前記束線のシールド方
    法において、画像読取部の枠組みを金属板で構成し、前
    記画像読取部の枠組みの内部に前記束線を配設すること
    で前記束線をシールドすることを特徴とする画像形成装
    置の束線のシールド方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006184823A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Nisca Corp 画像読取装置

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