JP2001116032A - 弛み止めボルト、ナット - Google Patents
弛み止めボルト、ナットInfo
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- JP2001116032A JP2001116032A JP33036099A JP33036099A JP2001116032A JP 2001116032 A JP2001116032 A JP 2001116032A JP 33036099 A JP33036099 A JP 33036099A JP 33036099 A JP33036099 A JP 33036099A JP 2001116032 A JP2001116032 A JP 2001116032A
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- JP
- Japan
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- hole
- nut
- bolt
- center
- fastening
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 締結用ボルトナットの不本意な弛みを解消す
る事。 【解決手段】 締結用ナット肩部の６つの頂点２の内、
１つか対角の２つまたは１つ飛びの３つの頂点２の肩付
近からネジ３の切ってある内側中心に向けて穴４を貫通
させたナットか、締結用ボルト５のネジ部３に貫通穴４
を空け、六角頭６の中心から貫通穴４へ届く縦穴７を空
けたボルトの何れかを、それぞれ未加工のボルトナット
と組み合わせて締め上げた後で、ボルト５の六角頭６中
心の穴７か、ナット肩部分の穴４から市販品の瞬間接着
剤を注入する事で、瞬間接着剤が雄ネジと雌ネジの隙間
を埋めてしまう事と本来の接着効果で、ボルト５は未加
工の普通のナットとセットで使う時や、彫り込みネジ穴
への使用時に、ナットも未加工のボルトと組み合わせて
の使用で、それぞれその弛みを防止する。
る事。 【解決手段】 締結用ナット肩部の６つの頂点２の内、
１つか対角の２つまたは１つ飛びの３つの頂点２の肩付
近からネジ３の切ってある内側中心に向けて穴４を貫通
させたナットか、締結用ボルト５のネジ部３に貫通穴４
を空け、六角頭６の中心から貫通穴４へ届く縦穴７を空
けたボルトの何れかを、それぞれ未加工のボルトナット
と組み合わせて締め上げた後で、ボルト５の六角頭６中
心の穴７か、ナット肩部分の穴４から市販品の瞬間接着
剤を注入する事で、瞬間接着剤が雄ネジと雌ネジの隙間
を埋めてしまう事と本来の接着効果で、ボルト５は未加
工の普通のナットとセットで使う時や、彫り込みネジ穴
への使用時に、ナットも未加工のボルトと組み合わせて
の使用で、それぞれその弛みを防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は締結用ボルトナットの
不本意な弛みを止める事に関する。
不本意な弛みを止める事に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は締結用ボルトナットの弛みを止め
る為に、スプリングワッシャを挟んだり付属的部品を取
り付けたナットを使用するか、締め上げた後で弛み止め
用の部品をはめ込む等するか、ナット２個を使っていわ
ゆるダブルナットにしていた。
る為に、スプリングワッシャを挟んだり付属的部品を取
り付けたナットを使用するか、締め上げた後で弛み止め
用の部品をはめ込む等するか、ナット２個を使っていわ
ゆるダブルナットにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法ではボルト
ナット自体に複雑な加工を施したり、部品をはめ込む為
に特別な工具を使ったりしなければならなかったし、ま
た他の方法でもボルトとナットのネジ部分の接触作用面
の反対側に隙間が生じているので、振動などで弛む事を
止めるのは難しかった。
ナット自体に複雑な加工を施したり、部品をはめ込む為
に特別な工具を使ったりしなければならなかったし、ま
た他の方法でもボルトとナットのネジ部分の接触作用面
の反対側に隙間が生じているので、振動などで弛む事を
止めるのは難しかった。
【０００４】
【問題を解決するための手段】締結用ナット１肩部の６
つの頂点２の内、１つか対角の２つまたは１つ飛びの３
つの頂点２付近から、ネジ３の切ってある内側中心に向
けて穴４を貫通させたナットか、締結用ボルト５のネジ
部３に貫通穴４を空け、六角頭６の中心から貫通穴４へ
届く縦穴７を空けたボルト５の何れかを、それぞれ未加
工のボルトナットと組み合わせて締め上げた後で、ボル
ト５の六角頭６中心の穴７と、ナット１の穴４から市販
品の瞬間接着剤を注入する。
つの頂点２の内、１つか対角の２つまたは１つ飛びの３
つの頂点２付近から、ネジ３の切ってある内側中心に向
けて穴４を貫通させたナットか、締結用ボルト５のネジ
部３に貫通穴４を空け、六角頭６の中心から貫通穴４へ
届く縦穴７を空けたボルト５の何れかを、それぞれ未加
工のボルトナットと組み合わせて締め上げた後で、ボル
ト５の六角頭６中心の穴７と、ナット１の穴４から市販
品の瞬間接着剤を注入する。
【０００５】
【作用】瞬間接着剤がボルトとナットのネジ部分の接触
作用面の反対側の隙間部分に入り込みその隙間を埋める
と共に、接着剤本来の接着効果が作用するのでボルトと
ナットが弛む事を防止する。
作用面の反対側の隙間部分に入り込みその隙間を埋める
と共に、接着剤本来の接着効果が作用するのでボルトと
ナットが弛む事を防止する。
【０００６】
【実施例】市販の規格品１２ｍｍナットを使って、ナッ
ト肩部の６つの頂点の内、１つの頂点の肩部分からナッ
トの中心に向けて２，０ｍｍの穴を貫通させて、穴の外
側回りを少し面取りして接着剤を入れ易くしたナットを
使って、５ｍｍの鉄板に１３ｍｍの穴を空けて、加工を
施していない普通のボルトを通し平ワッシャを挟んで締
め上げた上で、ナット肩部に空けた穴から市販している
瞬間接着剤を２，３滴注入して、丸１日置いた後弛めよ
うとしたが簡単には弛まなかった、その後スパナに相当
な力を掛けた所で弛み出して徐々に弛んでいった、ボル
トの場合も同じく市販の規格品１２ｍｍ首下１５ｍｍの
ボルトのネジ部中央に２，０ｍｍの貫通穴を空けて六角
頭の中心から貫通穴へ届く２，５ｍｍ径の縦穴を空けた
ボルトと未加工の通常のナットを使って上記５ｍｍ鉄板
を挟んで締め上げた後、六角頭中心の穴から瞬間接着剤
を３，４滴注入して、ナットの場合と同じ結果を得た。
ト肩部の６つの頂点の内、１つの頂点の肩部分からナッ
トの中心に向けて２，０ｍｍの穴を貫通させて、穴の外
側回りを少し面取りして接着剤を入れ易くしたナットを
使って、５ｍｍの鉄板に１３ｍｍの穴を空けて、加工を
施していない普通のボルトを通し平ワッシャを挟んで締
め上げた上で、ナット肩部に空けた穴から市販している
瞬間接着剤を２，３滴注入して、丸１日置いた後弛めよ
うとしたが簡単には弛まなかった、その後スパナに相当
な力を掛けた所で弛み出して徐々に弛んでいった、ボル
トの場合も同じく市販の規格品１２ｍｍ首下１５ｍｍの
ボルトのネジ部中央に２，０ｍｍの貫通穴を空けて六角
頭の中心から貫通穴へ届く２，５ｍｍ径の縦穴を空けた
ボルトと未加工の通常のナットを使って上記５ｍｍ鉄板
を挟んで締め上げた後、六角頭中心の穴から瞬間接着剤
を３，４滴注入して、ナットの場合と同じ結果を得た。
【０００７】
【発明の効果】ボルトナット自体は規格の物に穴を空け
るだけなので複雑な工作機械や工程を必要としないし、
瞬間接着剤は市販品なので簡単に手に入る事、また今ま
での工具だけで施工が出来る事と、３ケ所に穴を空けた
時にはナット肩部の１つ飛びの頂点は１２０°間隔にな
るので施工箇所が狭い場合でも最低１つの穴から、ボル
トの場合は六角頭は露出しているので中心の穴から接着
剤を注入する事ができる、またボルトは掘込みネジ穴の
時にも利用できる、普段は弛まないが意志的に弛めよう
とすれば当初締結用スパナに相当、力を入れなければな
らないが弛める事は出来るし、ボルトナットは金属であ
り固まった接着剤よりも強固なので、ボルトナットが傷
む事もないので再使用が可能である、また普通のボルト
ナットとして使用し経年後に弛めようとする場合には、
貫通穴から潤滑剤を注入する事で弛めやすくする事も出
来る。
るだけなので複雑な工作機械や工程を必要としないし、
瞬間接着剤は市販品なので簡単に手に入る事、また今ま
での工具だけで施工が出来る事と、３ケ所に穴を空けた
時にはナット肩部の１つ飛びの頂点は１２０°間隔にな
るので施工箇所が狭い場合でも最低１つの穴から、ボル
トの場合は六角頭は露出しているので中心の穴から接着
剤を注入する事ができる、またボルトは掘込みネジ穴の
時にも利用できる、普段は弛まないが意志的に弛めよう
とすれば当初締結用スパナに相当、力を入れなければな
らないが弛める事は出来るし、ボルトナットは金属であ
り固まった接着剤よりも強固なので、ボルトナットが傷
む事もないので再使用が可能である、また普通のボルト
ナットとして使用し経年後に弛めようとする場合には、
貫通穴から潤滑剤を注入する事で弛めやすくする事も出
来る。
【図１】本発明の平面透視図で（ａ）はナット（ｂ）は
ボルトである。
ボルトである。
【図２】本発明の側面透視図で（ａ）はナット（ｂ）は
ボルトであり、（ｃ）は（ｂ）を９０°回転したもので
ある。
ボルトであり、（ｃ）は（ｂ）を９０°回転したもので
ある。
１ 締結用ナット ２ 頂点 ３ ネジ部 ４ 貫通穴 ５ 締結用ボルト ６ 六角頭 ７ 縦穴
Claims (3)
- 【請求項１】 締結用ナット１肩部の６つの頂点２の
内、何れか１つの頂点２付近から、ネジ３の切ってある
内側中心に向けて接着剤を注入する為の穴４を貫通させ
た事を特徴とする弛み止めナット。 - 【請求項２】 締結用ボルト５のネジ部３に貫通穴４を
空け、六角頭６の中心から貫通穴４へ届く接着剤を注入
する為の縦穴７を空けた事を特徴とする弛み止めボル
ト。 - 【請求項３】 それぞれの外側からネジ部３に届く、接
着剤を注入する為の貫通穴４を空けた事を特徴とする締
結用ボルト５及びナット１。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33036099A JP2001116032A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 弛み止めボルト、ナット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33036099A JP2001116032A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 弛み止めボルト、ナット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001116032A true JP2001116032A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=18231748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33036099A Pending JP2001116032A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 弛み止めボルト、ナット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001116032A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030088661A (ko) * | 2002-05-14 | 2003-11-20 | 정수형 | 구조용 접착제를 이용한 볼트이음부 |
| JP2006077928A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Mitsumi Electric Co Ltd | 一対のネジ部品を用いた固定構造及びそれを用いたアンテナ装置 |
| US7670527B2 (en) * | 2006-05-09 | 2010-03-02 | Lockheed Martin Corporation | Failsafe injected adhesive joint |
| KR20200043204A (ko) * | 2018-10-17 | 2020-04-27 | 주식회사 월덱스 | 접합력을 향상시킨 세라믹소재의 웨이퍼 케리어 및 그 웨이퍼케리어 접합방법 |
-
1999
- 1999-10-15 JP JP33036099A patent/JP2001116032A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030088661A (ko) * | 2002-05-14 | 2003-11-20 | 정수형 | 구조용 접착제를 이용한 볼트이음부 |
| JP2006077928A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Mitsumi Electric Co Ltd | 一対のネジ部品を用いた固定構造及びそれを用いたアンテナ装置 |
| US7670527B2 (en) * | 2006-05-09 | 2010-03-02 | Lockheed Martin Corporation | Failsafe injected adhesive joint |
| KR20200043204A (ko) * | 2018-10-17 | 2020-04-27 | 주식회사 월덱스 | 접합력을 향상시킨 세라믹소재의 웨이퍼 케리어 및 그 웨이퍼케리어 접합방법 |
| KR102150164B1 (ko) * | 2018-10-17 | 2020-08-31 | 주식회사 월덱스 | 접합력을 향상시킨 세라믹소재의 웨이퍼 케리어 및 그 웨이퍼케리어 접합방법 |
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