JP2001115532A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JP2001115532A
JP2001115532A JP29921999A JP29921999A JP2001115532A JP 2001115532 A JP2001115532 A JP 2001115532A JP 29921999 A JP29921999 A JP 29921999A JP 29921999 A JP29921999 A JP 29921999A JP 2001115532 A JP2001115532 A JP 2001115532A
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JP
Japan
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sanitary washing
washing device
temperature
exhaust
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JP29921999A
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English (en)
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Noboru Ito
昇 伊藤
Tetsuji Nibu
哲治 丹生
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 便器本体に設置して使用する装置たとえば衛
生洗浄装置の内部制御部の放熱は、衛生洗浄装置のケー
スカバーのスリット等を通しての自然対流や、ケースカ
バー全体による放射で行われていた。そのため効率よい
放熱が行われず、内部空気温度が上昇して半導体、電気
部品の寿命に悪い影響を与えていた。 【解決手段】 衛生洗浄装置本体内の空気を排気用ファ
ンで強制的に排気を行い、内部空気の温度を制御するこ
とにより半導体、電気部品の寿命を延ばす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は便器本体に設置して
使用する衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、便器本体に設置して使用する装置
たとえば衛生洗浄装置の内部制御部の放熱は、衛生洗浄
装置のケースカバーのスリット等を通しての自然対流等
で行われていた。そのため効率よい放熱が行われず、内
部空気温度が上昇して半導体、電気部品の寿命に悪い影
響を与えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明では以下のこと
を目的とする。衛生洗浄装置本体内の空気を排気用ファ
ンで強制的に排気を行い、内部空気の温度を制御するこ
とにより半導体、電気部品の寿命を延ばすことを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では、制御回路部を内蔵してなる衛生洗
浄装置において、前記制御回路部に近接してある空気流
動形成部の吸入口を有し、衛生洗浄装置本体内の空気を
強制排出する排気動作を行うことにより、使用している
制御回路の半導体、電子部品の寿命を延ばすと言う利点
がある。空気流動形成部はファンユニット、空気清浄器
等に用いられるように陽極と陰極に高圧電圧を加えてイ
オン風をおこし空気の流れを作るイオン風形成装置等を
用いることができる。
【0005】次に衛生洗浄装置において、乾燥用ファン
の吸入口は衛生洗浄装置本体内部にあり内部空気を吸引
して、本体の外側に向って排気を行う構造である。第2
の発明では、空気流動形成部と乾燥機能部を兼用でもち
いることで新たにファンユニットを追加することなし
で、目的を達成できると言う利点がある。
【0006】第3の発明では、特に瞬間式衛生洗浄装置
おいて、洗浄動作と同期して温水用1200Wヒータが
はいり水を暖め噴出し続けなければならない。そのため
洗浄時間が長いと温水用1200Wヒータの連続通電時
間も長くなり、内部空気の温度上昇が大きくなる、もっ
とも効果が大きくなる。また従来から主流の貯湯タンク
方式において、温水用600Wヒータでお湯を貯めてい
ても洗浄でお湯を使うと新しい水を入れ加熱するのでこ
の時も効果がある。よって洗浄中に連動して排気動作を
行なうことは、排気動作の電気の無駄がなく効率よく目
的を達成できる。またその期間のみファンを駆動するの
でファンの寿命を延ばすと言う利点がある。
【0007】第4の発明では、着座信号がONからOF
Fに変化したら、排気動作を行なう。これは、衛生洗浄
装置が使用された後に使用者の特別な操作を必要としな
く、自動で内部空気の温度を制御されると言う利点があ
る。
【0008】第5の発明では、決められた排気動作を一
定時間後に停止することによりファンの寿命を延ばし、
機器の節電がはかれると言う利点がある。
【0009】第6の発明では、着座信号ON中は洗浄動
作、乾燥動作等が行われ消費電力が大きくなる。そこで
各ヒータに使用しているトライアック、SSRの内部損
出が大きく発熱して内部温度がかなり上昇する。その期
間のみ、集中的に排気動作を行なうことで制御回路の半
導体の寿命を延ばし、またファンの寿命を延ばすと言う
利点がある。
【0010】第7の発明では、着座信号ON中は乾燥動
作を優先することにより、通常どうり乾燥機能を使うこ
とができると言う利点がある。
【0011】第8の発明では、衛生洗浄装置本体内部の
温度を検出して排気動作を開始してすることによって、
自動的に衛生洗浄装置本体内部の温度が上昇した時のみ
ファンが排気動作するので、効率よく排気動作を行なう
と言う利点がある。
【0012】第9の発明では、衛生洗浄装置本体内部の
内部温度を検出して、第一の設定温度になると排気動作
を開始することによって、自動的に衛生洗浄装置本体内
部の温度を下げる。また、第二の設定温度になるとファ
ンが排気動作を停止する。このことは第一と第二の設定
温度を設定して、ヒステリシスを設けることによりON
−OFF動作を繰り返すいわゆるバタツキをなくし、フ
ァンのON−OFFを少なくしファンの寿命を延ばすと
言う利点がある。
【0013】第10の発明では、衛生洗浄装置本体内部
の温度の検出手段は、乾燥機能の温度検出手段を兼用す
ることによって、コストアップすることなしに目的を達
成できると言う利点がある。
【0014】第11の発明では、ファンの排気口は衛生
洗浄装置本体の上面にあることによって、設置使用時に
排気を妨げる物体が無く、熱の対流も効果的に行われ制
御回路の半導体に対して温度低減の効果は大きいと言う
利点がある。
【0015】第12の発明では、ファンの排気方向は衛
生洗浄装置本体の側面にあることによって、設置使用時
に排気を妨げる物体が無く、なお上方からの水滴が入り
にくいと言う利点がある。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は温水洗浄便座に放熱用に乾
燥ファンを利用する本発明のファン設置図である。筐体
内部に制御部13が乾燥機能部12の上方に位置してあ
る。制御部13には発熱部品であるレギュレータ回路素
子、トライアック回路素子、ソリッドステートリレー、
スイッチング回路素子等がある。半導体のジャンクショ
ン温度は125℃〜150℃であり、これにマージンを
持って使用するために放熱フィンで前記半導体素子温度
を下げる必要がある。しかしこれはフィンの表面積と空
気対流に大きく依存する。ここの実施例ではソリッドス
テートリレー15と周辺温度を測定する温度センサー1
4で前記半導体のジャンクション温度を推定して、第一
の設定温度以上になると、吸入口16は制御回路部の近
接して下方にあり、乾燥機能部12のファンを回転させ
て内部の高温空気を本体の外に排気することによって、
空気対流を促進して半導体のジャンクション温度をさげ
る。
【0017】図2は衛生洗浄装置の外観図を示す。大き
く分けて、衛生洗浄装置構成は衛生洗浄装置本体23と
便座24と便蓋25で構成されている。次に簡単に動作
説明を行なうと、人体の着座ONを検出中は、おしり洗
浄スイッチ27を押すと、ノズルが進出して温水が噴出
して局部を洗浄する。ビデ洗浄スイッチ26についても
同様である。また乾燥スイッチ29を押すと乾燥ファン
が廻り、乾燥ヒータが通電され、濡れた局部を乾燥す
る。本発明の関わる排気口21は衛生洗浄装置本体23
の上面にある。通常の設置状態において衛生洗浄装置本
体23背面部は、便器のタンクが接近して配置されいる
ので、排気方向には不適等である。本例のように衛生洗
浄装置本体23の上面に開口してあると熱の対流を考え
ると効率よく排気・放熱が可能である。また同様に排気
口21は衛生洗浄装置本体23の側面(向って左)に開
口してあると上部からの水滴等が直接かからないので、
内部の電気部品の保護に都合が良い。もちろん衛生洗浄
装置本体23の側面(向って右)方向に開口してあるの
も同様の効果がある。
【0018】図3は乾燥機能部12の構造を示す。乾燥
モータ31に乾燥ファン32が装着されている。通常の
乾燥動作では、乾燥モータ31で乾燥ファン32を回転
させ、吸入口33より周囲の空気を吸い込み、乾燥ヒー
タ34をONさせて、排出口35より温風を吹き出す。温
度の制御はサーミスタ36の温度を検出して行なう。本
発明では衛生洗浄装置本体23の内部空気を強制排気す
るのが目的なので、乾燥ヒータ34をOFF状態のま
ま、乾燥モータ31で乾燥ファン32を回転させ内部空
気を強制排気する。また、温度センサー14の代りに、
乾燥動作以外の間、乾燥機能部12の温度制御用のサー
ミスタ36で衛生洗浄装置本体23の内部温度を測定し
て排気動作させる。
【0019】次に図4から図7を参照して、排気動作の
複数のタイミングについて説明する。
【0020】図4は着座信号、乾燥ファン、乾燥ヒータ
のタイミングチャートを示す。人体を検出していて着座
信号がONで時は、乾燥スイッチが押されて乾燥動作
(乾燥ファン、乾燥ヒータともにON)を行なう。つぎ
に人体を検出していなく着座信号OFFの時に、排気動作
(乾燥ファンON、乾燥ヒータOFF)を行う。これは
各機能の動作の排他性を示している。排気動作中、乾燥
ヒータはOFF状態であることを示し、また乾燥動作が
排気動作に優先して動作していることを示している。ま
た排気動作を始めるタイミングは着座信号がONからOFF
に変化したらただちに行なう例を示しているが、デレイ
時間を設けてもよく、それにより各負荷の動作タイミン
グをずらしラッシュ電流を分散させると言う効果があ
る。
【0021】図5は着座信号、排気ファンのタイミング
チャートを示す。人体を検出して着座信号がONの間
は、排気動作を行う。着座信号がOFFの時は排気動作
を行わないことを示している。
【0022】図6は洗浄動作、排気ファン、着座のタイ
ミングチャートを示す。着座センサーが人体を検出して
いる時は、洗浄スイッチが押されて洗浄動作(電磁弁O
N、ノズル進出)を行なう。これと同時に排気動作を行
う。また止スイッチが押されて洗浄動作が終了すると、
排気動作も連動して終了することを示している。
【0023】図7は排気動作と温度センサーとの関係を
示すグラフである。センサー温度が第1の設定値になる
と、排気動作を開始する。第2の設定値になると、排気
動作を終了することを示している。
【0024】
【発明の効果】本発明においては、衛生洗浄装置本体内
部の内部温度を下げることにより半導体、電子部品の寿
命を延ばしたり、また衛生洗浄装置本体の樹脂の耐熱グ
レードを下げることができると言う利点がある。また新
規に部品の追加なしに、半導体、電子部品の長寿命化、
ファンの動作期間限定によるファン長寿命化、ファン機
能共用化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトイレ装置の内部配置図
【図2】本発明のトイレ装置外観図
【図3】本発明の乾燥機能部の構造図
【図4】本発明の乾燥動作と着座信号のタイミングチャ
ート
【図5】本発明の排気動作と着座信号のタイミングチャ
ート
【図6】本発明の洗浄動作と排気動作と着座信号のタイ
ミングチャート
【図7】本発明の温度センサーの設定値と時間の関係グ
ラフ
【符号の説明】
11 本体ベース 12 乾燥機能部(乾燥ファン+乾燥ヒータ) 13 制御回路部(半導体を含む) 14 温度センサー 15 SSR(ソリッドステートリレー) 16 吸入口 21 排気口(上面) 22 排気口(側面) 23 衛生洗浄装置本体 24 便座 25 便蓋 26 止スイッチ 27 おしり洗浄スイッチ 28 ビデ洗浄スイッチ 29 乾燥スイッチ 31 乾燥モータ 32 乾燥ファン 33 吸入口 34 乾燥ヒータ 36 サーミスタ 35 排気口

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御回路部と空気流動形成部を内蔵して
    なる衛生洗浄装置において、前記制御回路部に近接させ
    て空気流動形成部の吸入口を設け、前記空気流動形成部
    により、衛生洗浄装置本体内の空気を強制排出する排気
    動作を行い衛生洗浄装置本体の内部温度を制御すること
    を特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の衛生洗浄装置におい
    て、前記空気流動形成部は乾燥機能部を兼用することを
    特徴とする衛生洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2に記載の衛生洗浄装置にお
    いて、衛生洗浄装置の洗浄動作に連動して、前記排気動
    作を行なうことを特徴とする衛生洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2に記載の衛生洗浄装置にお
    いて、着座信号がONからOFFに変化した後、前記排
    気動作を行なうことを特徴とする衛生洗浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の衛生洗浄装置におい
    て、前記排気動作を一定時間で終了することを特徴とす
    る衛生洗浄装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2に記載の衛生洗浄装置にお
    いて、着座信号ON中は、排気動作を行なうことを特徴
    とする衛生洗浄装置。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の衛生洗浄装置におい
    て、人体着座中は前記排気動作より、人体局部の乾燥動
    作を優先することを特徴とする衛生洗浄装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2に記載の衛生洗浄装置にお
    いて、衛生洗浄装置本体の内部温度を検出して、前記排
    気動作を開始することを特徴とする衛生洗浄装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の衛生洗浄装置におい
    て、第一の設定温度と第一の設定温度より低温の第二の
    設定温度が設定され、第一の設定温度以上になると排気
    動作を始め、第二の設定温度以下になると排気動作を停
    止することを特徴とする衛生洗浄装置。
  10. 【請求項10】 請求項8、9に記載の衛生洗浄装置に
    おいて、衛生洗浄装置本体の内部温度を検出する手段
    は、乾燥機能の温度検出手段を兼用することを特徴とす
    る衛生洗浄装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、3、4、5、6、8、9、
    10に記載の衛生洗浄装置において、前記空気流動形成
    部はファンユニットであって、排気口が衛生洗浄装置本
    体の上面にあることを特徴とする衛生洗浄装置。
  12. 【請求項12】 請求項1、3、4、5、6、8、9、
    10に記載の衛生洗浄装置において、前記空気流動形成
    部はファンユニットであって、排気口が衛生洗浄装置本
    体の側面にあることを特徴とする衛生洗浄装置。
JP29921999A 1999-10-21 1999-10-21 衛生洗浄装置 Pending JP2001115532A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100439763B1 (ko) * 2001-11-20 2004-07-12 주식회사 삼홍사 비데의 송풍팬 제어방법

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