JP2001114660A - 使い捨て制汗シート - Google Patents
使い捨て制汗シートInfo
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- JP2001114660A JP2001114660A JP28940199A JP28940199A JP2001114660A JP 2001114660 A JP2001114660 A JP 2001114660A JP 28940199 A JP28940199 A JP 28940199A JP 28940199 A JP28940199 A JP 28940199A JP 2001114660 A JP2001114660 A JP 2001114660A
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- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、ミョウバンを含有する制汗化粧料に
おいて、軽量で携帯性、使用性の良好なシート状化粧料
に関する。制汗化粧料において、粉体成分とミョウバン
をシートに浸漬付着することにより、ミョウバンの優れ
た制汗作用を効率良く利用することが可能となることを
見出し、携帯性、使用性の良好なシート状化粧料を得る
ことを目的とする。 【構成】本発明の化粧料は、ミョウバンを含有するシー
ト状化粧料において、粉体成分を配合する化粧料であ
る。
おいて、軽量で携帯性、使用性の良好なシート状化粧料
に関する。制汗化粧料において、粉体成分とミョウバン
をシートに浸漬付着することにより、ミョウバンの優れ
た制汗作用を効率良く利用することが可能となることを
見出し、携帯性、使用性の良好なシート状化粧料を得る
ことを目的とする。 【構成】本発明の化粧料は、ミョウバンを含有するシー
ト状化粧料において、粉体成分を配合する化粧料であ
る。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、制汗効果を有す
る化粧料に関する。
る化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】 ミョウバンは、水に溶けて、複塩中の
硫酸アルミニウムが加水分解をおこして酸性を呈する。
そのため、皮膚や粘膜に対して収斂作用、防腐作用があ
り各種化粧品、医薬品に用いられており、制汗剤として
も利用されている。特に腋にミョウバンを塗布すると腋
の発汗や悪臭の原因となる分泌物の発生を防止できるこ
とが知られている。この現象は、ミョウバンの収斂作用
により、汗の分泌が押さえられ、悪臭の発生源である分
泌物の発生が抑制されるためである。このミョウバンの
特性を利用した製品としては、一般的に、液状、クリー
ム状、粉末状、或いはブロック状(特開平9−5271
0)で使用されており、必要に応じ他の成分を混合する
ことがある。 しかし、特開平9−52710によれ
ば、液状、クリーム状、粉末状では運搬や保存上等に問
題があるほか使用上での問題点も多い。液状は、流動性
が高いため衣服への付着が懸念される。クリーム状は、
使用時に油っぽさが残り、本来の制汗剤としてのさっぱ
りとした使用性を損なう。粉末状は、クリーム状などに
比べ、飛散しやすく衣服や周辺を汚してしまう等、扱い
が難しい。これらに比較しブロック状は、使用時に水を
使用するため清涼感に優れ、制汗効果も高いと書かれて
いる。
硫酸アルミニウムが加水分解をおこして酸性を呈する。
そのため、皮膚や粘膜に対して収斂作用、防腐作用があ
り各種化粧品、医薬品に用いられており、制汗剤として
も利用されている。特に腋にミョウバンを塗布すると腋
の発汗や悪臭の原因となる分泌物の発生を防止できるこ
とが知られている。この現象は、ミョウバンの収斂作用
により、汗の分泌が押さえられ、悪臭の発生源である分
泌物の発生が抑制されるためである。このミョウバンの
特性を利用した製品としては、一般的に、液状、クリー
ム状、粉末状、或いはブロック状(特開平9−5271
0)で使用されており、必要に応じ他の成分を混合する
ことがある。 しかし、特開平9−52710によれ
ば、液状、クリーム状、粉末状では運搬や保存上等に問
題があるほか使用上での問題点も多い。液状は、流動性
が高いため衣服への付着が懸念される。クリーム状は、
使用時に油っぽさが残り、本来の制汗剤としてのさっぱ
りとした使用性を損なう。粉末状は、クリーム状などに
比べ、飛散しやすく衣服や周辺を汚してしまう等、扱い
が難しい。これらに比較しブロック状は、使用時に水を
使用するため清涼感に優れ、制汗効果も高いと書かれて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 ブロック状の製品
は、従来の液状、クリーム状、或いは粉末状に比較し、
優れた特性を持っているとされているが、われわれの評
価では、使用時の水の吸収性が悪く、ミョウバンの溶解
が少ないため制汗性が満足できず、塗布後の清涼感、使
用感も満足できるものではない。又外出時水使用後の濡
れたブロック状化粧料の取り扱いの不便さや、持ち運び
における重量感、落下させた場合の破損等の問題点があ
る。
は、従来の液状、クリーム状、或いは粉末状に比較し、
優れた特性を持っているとされているが、われわれの評
価では、使用時の水の吸収性が悪く、ミョウバンの溶解
が少ないため制汗性が満足できず、塗布後の清涼感、使
用感も満足できるものではない。又外出時水使用後の濡
れたブロック状化粧料の取り扱いの不便さや、持ち運び
における重量感、落下させた場合の破損等の問題点があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明者等は、このよ
うな事情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、使用時に水で濡
らすシート状の化粧料において、シートにミョウバン及
び1種又は2種以上の粉体成分を付着させることによ
り、制汗作用に優れ携帯性、使用性、使用後の扱いも簡
便なシート状製品の提供できることを見出した。本発明
により、水を用いるが一回限りの使い捨てにより衛生的
で、且つ、粉体を配合することにより皮膚上の汗を吸収
しやすくサラサラとした使用性が持続し、また、シート
に付着させているため軽量で携帯性に優れる化粧料を完
成させるに至った。
うな事情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、使用時に水で濡
らすシート状の化粧料において、シートにミョウバン及
び1種又は2種以上の粉体成分を付着させることによ
り、制汗作用に優れ携帯性、使用性、使用後の扱いも簡
便なシート状製品の提供できることを見出した。本発明
により、水を用いるが一回限りの使い捨てにより衛生的
で、且つ、粉体を配合することにより皮膚上の汗を吸収
しやすくサラサラとした使用性が持続し、また、シート
に付着させているため軽量で携帯性に優れる化粧料を完
成させるに至った。
【0005】すなわち、本発明は、ミョウバン及び1種
又は2種以上の粉体成分をシートに付着させることによ
り、使用時に水をすばやく吸収し、且つ吸収水分量の増
加によって、ミョウバンの溶解量を上げることが可能と
なった。また肌への付着量が向上し、使用時の付着性も
良好で、塗布したときの使用性や清涼感が向上しさっぱ
り感の持続性を得ることができる。本発明品は、一回一
枚使用するという使い捨ての形態であることにより衛生
的であり、外出時において使用後の水に濡れた化粧品の
扱いに困ることがなく携帯性にも優れた化粧料である。
尚、吸水化粧紙の特許として、特開平8−113512
が挙げられるが、これは基礎化粧を行う際の水の拭き取
り等を目的としたものであり、この特許を応用して制汗
ぺーパーを作製しても皮膚上に付着した水のみを使うだ
けでは、本特許の目的とする有効な効果は発現されな
い。本発明は、新たなるシート状の制汗シートの提案に
より、制汗作用に優れ携帯性、使用性、使用後の扱いも
簡便なシート状化粧料の提供を目的とするものである。
又は2種以上の粉体成分をシートに付着させることによ
り、使用時に水をすばやく吸収し、且つ吸収水分量の増
加によって、ミョウバンの溶解量を上げることが可能と
なった。また肌への付着量が向上し、使用時の付着性も
良好で、塗布したときの使用性や清涼感が向上しさっぱ
り感の持続性を得ることができる。本発明品は、一回一
枚使用するという使い捨ての形態であることにより衛生
的であり、外出時において使用後の水に濡れた化粧品の
扱いに困ることがなく携帯性にも優れた化粧料である。
尚、吸水化粧紙の特許として、特開平8−113512
が挙げられるが、これは基礎化粧を行う際の水の拭き取
り等を目的としたものであり、この特許を応用して制汗
ぺーパーを作製しても皮膚上に付着した水のみを使うだ
けでは、本特許の目的とする有効な効果は発現されな
い。本発明は、新たなるシート状の制汗シートの提案に
より、制汗作用に優れ携帯性、使用性、使用後の扱いも
簡便なシート状化粧料の提供を目的とするものである。
【0006】
【発明実施の形態】本発明に用いられるミョウバンと
は、化学名硫酸アルミニウムカリウムのことである。ケ
イ酸とは化学名二酸化ケイ素のことである。本発明に用
いられる粉体成分は通常化粧料に用いられるもので、水
に不溶なものである。粉体成分としては、例えばタル
ク、セリサイト、マイカ、雲母チタン、合成金雲母、カ
オリン、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、チッ化ホウ
素、水酸化アルミ、水酸化クロム、グンジョウ、コンジ
ョウ、アルミナ、無水ケイ酸、等の無機粉体、ポリアク
リル酸エステル、ポリスチレン、ポリエチレン、セルロ
ース、ナイロン、法定色素等の有機粉体、またそれらの
複合粉体がある。水に溶解しべとつきを与えるもの、例
えば、デンプン、アルギン酸等はべとつき等の使用性の
悪化を招き、今回の製品には適さない。
は、化学名硫酸アルミニウムカリウムのことである。ケ
イ酸とは化学名二酸化ケイ素のことである。本発明に用
いられる粉体成分は通常化粧料に用いられるもので、水
に不溶なものである。粉体成分としては、例えばタル
ク、セリサイト、マイカ、雲母チタン、合成金雲母、カ
オリン、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、チッ化ホウ
素、水酸化アルミ、水酸化クロム、グンジョウ、コンジ
ョウ、アルミナ、無水ケイ酸、等の無機粉体、ポリアク
リル酸エステル、ポリスチレン、ポリエチレン、セルロ
ース、ナイロン、法定色素等の有機粉体、またそれらの
複合粉体がある。水に溶解しべとつきを与えるもの、例
えば、デンプン、アルギン酸等はべとつき等の使用性の
悪化を招き、今回の製品には適さない。
【0007】本発明に用いられるシートとは、水に対す
る溶解性を持たず、優れた水の吸水性を持つものであ
り、紙、不織布、ガーゼ布、等の紙または布製のもので
あり、柔軟性をもち、肌当たりの柔らかい感触を持つも
のである。紙または布の厚みは特に指定しないが、好ま
しくは0.1〜1.0mm程度のものである。次に本発明を実施
例により説明するが、本発明は実施例に限定されるもの
ではない。尚、配合量は重量%である。
る溶解性を持たず、優れた水の吸水性を持つものであ
り、紙、不織布、ガーゼ布、等の紙または布製のもので
あり、柔軟性をもち、肌当たりの柔らかい感触を持つも
のである。紙または布の厚みは特に指定しないが、好ま
しくは0.1〜1.0mm程度のものである。次に本発明を実施
例により説明するが、本発明は実施例に限定されるもの
ではない。尚、配合量は重量%である。
【0008】
【実施例】 実施例1 成分 配合量(重量%) 1.ミョウバン 85 2.タルク 5 3.ケイ酸 5 4.ナイロン末 5 製造方法:成分1に精製水を成分1:精製水=1:4の割合で
添加したものを加熱溶解し、成分2・3・4を加えてよく混
合する。これを紙に均一になる様に浸漬付着させた後、
乾燥させる。 比較例1 成分 配合量(重量%) 1. ミョウバン 100 製造方法:成分1を加熱溶解した後、型に流し込み固化
させる。
添加したものを加熱溶解し、成分2・3・4を加えてよく混
合する。これを紙に均一になる様に浸漬付着させた後、
乾燥させる。 比較例1 成分 配合量(重量%) 1. ミョウバン 100 製造方法:成分1を加熱溶解した後、型に流し込み固化
させる。
【0009】制汗剤の形態別による比較試験を専門パネ
ル10名により使用試験による官能評価を行った。 形態 携帯性 軽さ 使用性 使用後の扱い 実施例1 シート ◎ ◎ 〇 ◎ 比較例1 ブロック 〇 × 〇 × 評価方法 使用性評価 ◎:非常に使い易い ○:使い易い △:やや使いにくい ×:使いにくい 使用試験の実施の結果、比較例1は重量感があるととも
に使用後の扱いに難しさがある。この結果から、シート
タイプの形態を有する本製品は、携帯性、使用性、使用
後の扱いも簡便な優れた形態であることがわかった。
ル10名により使用試験による官能評価を行った。 形態 携帯性 軽さ 使用性 使用後の扱い 実施例1 シート ◎ ◎ 〇 ◎ 比較例1 ブロック 〇 × 〇 × 評価方法 使用性評価 ◎:非常に使い易い ○:使い易い △:やや使いにくい ×:使いにくい 使用試験の実施の結果、比較例1は重量感があるととも
に使用後の扱いに難しさがある。この結果から、シート
タイプの形態を有する本製品は、携帯性、使用性、使用
後の扱いも簡便な優れた形態であることがわかった。
【0010】 制汗ペーパー使用試験 成分 配合量(重量%) 実施例2 実施例3 実施例4 比較例2 比較例3 1.ミョウバン 40.0 60.0 40.0 70.0 100.0 2.グリセリン 30.0 30.0 30.0 30.0 − 3.ケイ酸 30.0 10.0 − − − 4.ナイロン末 − − 30.0 − − 製造方法:成分1・2に精製水を成分1:精製水=1:4の割合
で添加したものを加熱溶解したのち、成分3・4を加えて
よく混合する。これをシートに均一になる様に浸漬付着
させた後、乾燥させる。
で添加したものを加熱溶解したのち、成分3・4を加えて
よく混合する。これをシートに均一になる様に浸漬付着
させた後、乾燥させる。
【0011】制汗ペーパーによる比較試験を専門パネル
10名により、使用試験による官能評価を行った。 実施例2 実施例3 実施例4 比較例2 比較例3 水の馴染み易さ ◎ ◎ ◎ △ × 吸水量 ◎ ◎ ○ △ × 塗布のしやすさ ◎ ◎ ◎ × × 評価方法 ◎:良好が10名中8名以上 ○:良好が10名中6〜7名 △:良好が10名中4〜5名 ×:良好が10名中3名以下 実施例2、実施例3、実施例4は、比較例2、比較例3に比
べ水の馴染み易さに優れ、吸水量が多く使用性に優れて
いる。
10名により、使用試験による官能評価を行った。 実施例2 実施例3 実施例4 比較例2 比較例3 水の馴染み易さ ◎ ◎ ◎ △ × 吸水量 ◎ ◎ ○ △ × 塗布のしやすさ ◎ ◎ ◎ × × 評価方法 ◎:良好が10名中8名以上 ○:良好が10名中6〜7名 △:良好が10名中4〜5名 ×:良好が10名中3名以下 実施例2、実施例3、実施例4は、比較例2、比較例3に比
べ水の馴染み易さに優れ、吸水量が多く使用性に優れて
いる。
【0012】さらに、実施例2・3、比較例2・3を用いて
シートからのベースの付着量試験を行った。 付着量比較 実施例2 実施例3 比較例2 比較例3 付着量 498 306 141 100 評価方法:ミョウバンのみの比較例3を100であらわす。 試験方法:制汗ペーパー使用試験の製造方法にて得られ
た制汗ペーパーを縦・横5cm×10cmに切断し、この切断
物に水道水により一定量の水を含ませたものを試験サン
プルとし、疑似皮膚上にて各々一定の加重をかけ塗布
し、擬似皮膚上に残った量から、シートから疑似皮膚上
に移ったベース重量を測定した。
シートからのベースの付着量試験を行った。 付着量比較 実施例2 実施例3 比較例2 比較例3 付着量 498 306 141 100 評価方法:ミョウバンのみの比較例3を100であらわす。 試験方法:制汗ペーパー使用試験の製造方法にて得られ
た制汗ペーパーを縦・横5cm×10cmに切断し、この切断
物に水道水により一定量の水を含ませたものを試験サン
プルとし、疑似皮膚上にて各々一定の加重をかけ塗布
し、擬似皮膚上に残った量から、シートから疑似皮膚上
に移ったベース重量を測定した。
【0013】実施例2、実施例3は、比較例2、比較例3に
比べ付着量が多い。付着量は、肌に塗布したときの清涼
感および、制汗力、制汗持続力に大きく影響するもので
あると考えられる。以下、使用試験により、実使用にお
ける制汗シートの効果を調査した。
比べ付着量が多い。付着量は、肌に塗布したときの清涼
感および、制汗力、制汗持続力に大きく影響するもので
あると考えられる。以下、使用試験により、実使用にお
ける制汗シートの効果を調査した。
【0014】 成分 配合量(重量%) 実施例5 実施例6 実施例7 実施例8 比較例4 比較例3 1.ミョウバン 65.0 70.0 65.0 65.0 75.0 100.0 2.グリセリン 25.0 25.0 25.0 25.0 25.0 − 3.球状ケイ酸 10.0 5.0 − − − − 4.ケイ酸 − − 10.0 − − − 5.球状ナイロン末 − − − 10.0 − − 製造方法:成分1・2に精製水を成分1:精製水=1:4の割合
で添加したものを加熱溶解したのち、成分3〜5を加えて
よく混合する。これをシートに均一になる様に浸漬付着
させた後、乾燥させる。
で添加したものを加熱溶解したのち、成分3〜5を加えて
よく混合する。これをシートに均一になる様に浸漬付着
させた後、乾燥させる。
【0015】このようにして得られた制汗ペーパーを腋
下に使用するに適当な大きさ、すなわち縦・横5cm×10c
m程度に切断し、この切断物に水道水により水を含ませ
たものを、試験サンプルとし、専門パネル10名による使
用試験を行った。 使用試験結果 実施例5 実施例6 実施例7 実施例8 比較例4 比較例3 制汗効果 ◎ ◎ ◎ 〇 〇 〇 清涼感 ◎ ◎ ◎ ○ △ 〇 サラサラ感 ◎ ◎ ○ ◎ × △ 使い心地 ◎ ○ △ ◎ △ × 持続力 ◎ ○ ◎ 〇 × × 使用後の扱い ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 携帯性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 評価方法 ◎:効果を感じる ○:やや効果を感じる △:あまり効果を感じない ×:効果を感じない
下に使用するに適当な大きさ、すなわち縦・横5cm×10c
m程度に切断し、この切断物に水道水により水を含ませ
たものを、試験サンプルとし、専門パネル10名による使
用試験を行った。 使用試験結果 実施例5 実施例6 実施例7 実施例8 比較例4 比較例3 制汗効果 ◎ ◎ ◎ 〇 〇 〇 清涼感 ◎ ◎ ◎ ○ △ 〇 サラサラ感 ◎ ◎ ○ ◎ × △ 使い心地 ◎ ○ △ ◎ △ × 持続力 ◎ ○ ◎ 〇 × × 使用後の扱い ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 携帯性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 評価方法 ◎:効果を感じる ○:やや効果を感じる △:あまり効果を感じない ×:効果を感じない
【0016】使用試験の実施の結果、比較例4はサラサ
ラ感があまり見られず、比較例3は使用時に硬さがあ
る。実施例5、実施例6、実施例7、実施例8は粉体を配合
しているためすばやく水を吸収し、かつ水分を保持して
いるため満足のいく効果を実感することができる。ま
た、粉体の種類、量によっても効果に差の出ること、ま
た、球状粉体であることにより、肌あたりが良く使用性
があがることが証明された。以上の結果より、ミョウバ
ンを使用してなる制汗シートに球状粉体成分である球状
ケイ酸を配合することにより、使用性を飛躍的に向上さ
せることがわかり、また、シート状使い捨てタイプの製
品であることによって、携帯性、使用後の扱いに優れた
製品であることが実証された。
ラ感があまり見られず、比較例3は使用時に硬さがあ
る。実施例5、実施例6、実施例7、実施例8は粉体を配合
しているためすばやく水を吸収し、かつ水分を保持して
いるため満足のいく効果を実感することができる。ま
た、粉体の種類、量によっても効果に差の出ること、ま
た、球状粉体であることにより、肌あたりが良く使用性
があがることが証明された。以上の結果より、ミョウバ
ンを使用してなる制汗シートに球状粉体成分である球状
ケイ酸を配合することにより、使用性を飛躍的に向上さ
せることがわかり、また、シート状使い捨てタイプの製
品であることによって、携帯性、使用後の扱いに優れた
製品であることが実証された。
【0017】
【発明の効果】シートにミョウバン・粉体成分を付着さ
せてなることを特徴とする化粧料において、軽量で携帯
性に優れ、使用方法が簡便であり使用性が良好で制汗力
の高い効果を持つ良好な化粧料を得ることが可能になっ
た。
せてなることを特徴とする化粧料において、軽量で携帯
性に優れ、使用方法が簡便であり使用性が良好で制汗力
の高い効果を持つ良好な化粧料を得ることが可能になっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 由生 愛知県名古屋市西区鳥見町2−7 日本メ ナード化粧品株式会社総合研究所 Fターム(参考) 3B028 JB03 4C083 AB171 AB172 AB351 AB352 AB432 AC121 AC122 AD072 CC17 DD12 EE18
Claims (6)
- 【請求項1】 ミョウバン及び、1種又は2種以上の粉
体成分を含有することを特徴とするシート型化粧料。 - 【請求項2】 ミョウバン及び、1種又は2種以上の粉
体成分及び、グリセリンを含有することを特徴とするシ
ート型化粧料。 - 【請求項3】 上記グリセリンがミョウバンに対し1〜
50重量%配合することを特徴とする請求項2の化粧
料。 - 【請求項4】 上記粉体成分が球状粉体である請求項1
の化粧料。 - 【請求項5】 上記球状粉体が、ケイ酸であることを特
徴とする請求項4の化粧料。 - 【請求項6】 上記シートが、水に対する溶解性を持た
ない、紙、不織布、または布製のものであることを特徴
とする請求項1から5の化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28940199A JP2001114660A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 使い捨て制汗シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28940199A JP2001114660A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 使い捨て制汗シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001114660A true JP2001114660A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=17742764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28940199A Pending JP2001114660A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 使い捨て制汗シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001114660A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2324887A1 (en) | 2002-10-25 | 2011-05-25 | Shiseido Company, Limited | Deodorizing skin treatment composition |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP28940199A patent/JP2001114660A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2324887A1 (en) | 2002-10-25 | 2011-05-25 | Shiseido Company, Limited | Deodorizing skin treatment composition |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041116 |