JP2001114057A - エアバッグ装置及びステアリングホイール - Google Patents

エアバッグ装置及びステアリングホイール

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JP2001114057A JP2000177445A JP2000177445A JP2001114057A JP 2001114057 A JP2001114057 A JP 2001114057A JP 2000177445 A JP2000177445 A JP 2000177445A JP 2000177445 A JP2000177445 A JP 2000177445A JP 2001114057 A JP2001114057 A JP 2001114057A
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    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/203Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
    • B60R21/2035Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns using modules containing inflator, bag and cover attachable to the steering wheel as a complete sub-unit
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグ装置に設けたホーンスイッチ装置
の操作性を良好にする。構成を簡略化して製造コストを
低減する。 【解決手段】 エアバッグ装置4は、ベースプレート24
の周壁部24b の外周に、カバー体26の側壁部26b を進退
可能に支持する。周壁部24b から突設したフック部24h
を側壁部26b の係合受部26h に係合し、カバー体26の移
動範囲を規制する。各スポーク部7に位置して、カバー
体26の被覆部26の下面にブラケット35を取り付ける。ブ
ラケット35に可動接点36e を設ける。ベースプレート24
の側壁部26b の外周面に、固定接点支持部31を突設し、
可動接点36e に対向する固定接点31d を設ける。ブラケ
ット35と固定接点支持部31との間にコイルスプリング38
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチを備えた
エアバッグ装置及びステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車のステアリングホイ
ールにおいて、ボス部(センタパッド部)に設けたエア
バッグ装置にホーンスイッチなどのスイッチ装置を組み
込んだ構成が知られている。
【0003】そして、このような構成において、ステア
リングホイール本体のボス部にスイッチ装置を取り付
け、このスイッチ装置でエアバッグ装置の全体を弾性的
に進退可能に支持する構成が知られている。しかしなが
ら、この構成では、スイッチ装置に設けたばねでエアバ
ッグ装置の全体の重量を支持するため、ばねの弾性を大
きくする必要があり、スイッチ装置の操作感の向上が困
難になる問題を有している。
【0004】この点、例えば、特開平10−29739
0号公報に示されるように、エアバッグ装置のインフレ
ータ、インフレータを取り付けたベースプレート、及び
筒状のホーンスイッチベースをステアリングホイール本
体側に固定し、このホーンスイッチベースに、ホーンボ
タンを兼ねたエアバッグ装置のカバー体を摺動可能に取
り付ける構成が知られている。そして、この構成では、
カバー体の側壁部とホーンスイッチベースとの摺接部分
にスイッチ装置が構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平10−29
7390号公報記載の構成では、スイッチ装置が支持す
る重量が軽減され、操作感の向上は可能となるが、エア
バッグ装置に別体のホーンスイッチベースが必要にな
り、また、カバー体の側壁部にスイッチ装置を組み込む
ため、構成が複雑になり、製造コストの低減が困難にな
るとともに、エアバッグ装置の小型化が困難で、ステア
リングホイールの意匠の向上が困難になる問題を有して
いる。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、スイッチを備えつつ、構成が簡略で、製造コスト
を低減でき、また、小型化が可能なエアバッグ装置及び
ステアリングホイールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グ装置は、エアバッグと、このエアバッグにガスを供給
するインフレータと、被取付部材に取り付けられ、前記
エアバッグ及び前記インフレータが取り付けられる基部
と、この基部を囲んで正面側に略筒状に突設された周壁
部とを設けたベース体と、前記周壁部の正面側を覆う蓋
板部およびこの蓋板部の背面側に略筒状に突設され前記
周壁部の外周側に配置される側壁部を設けたカバー体
と、側壁部の外周側に位置し、前記カバー体を正面側に
付勢する付勢手段、蓋板部の背面側に支持される第1の
接点部、この第1の接点部の背面部に対向し、前記ベー
ス体及び前記被取付部材の少なくとも一方に支持される
第2の接点部を備えたスイッチ装置とを具備したもので
ある。
【0008】そして、この構成では、カバー体に正面側
から力が加わっていない状態では、カバー体は、スイッ
チ装置の付勢手段に付勢され、第1の接点部が第2の接
点部から離間した状態で保持される。一方、付勢手段の
付勢力に抗してカバー体の蓋板部を押動することによ
り、この蓋板部を介して第1の接点部が押動され、第2
の接点部に接触して接点が閉じられる。スイッチ装置
は、エアバッグ装置の全体ではなくカバー体のみを支持
するため、付勢手段の付勢力を軽減することが可能にな
り、スイッチ装置の操作感が向上する。さらに、スイッ
チ装置は、蓋板部を介して直接的に押動操作されるた
め、押動部分とスイッチ装置との間にエアバッグの全体
やカバー体の側壁部を設ける構成に較べて、スイッチ装
置の操作感が向上する。また、スイッチ装置は、カバー
体の側壁部の外周側に位置して設けられたため、カバー
体及びベース体の構成が簡略化され、製造コストが低減
され、また、小型化が可能になる。
【0009】請求項2記載のエアバッグ装置は、請求項
1記載のエアバッグ装置において、ベース体の周壁部の
高さ寸法は、エアバッグを収納するエアバッグ収納部の
実質的に全高をなすものである。
【0010】そして、この構成では、エアバッグを収納
するエアバッグ収納部の実質的に全高をなすベース体の
周壁部を備えることにより、スイッチ装置の押動操作時
に進退するカバー体から、エアバッグ収納部に収納され
たエアバッグが保護される。
【0011】請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項
1または2記載のエアバッグ装置において、エアバッグ
収納部に収納されたエアバッグの正面側の少なくとも一
部を覆うラッピング手段を備えたものである。
【0012】そして、この構成では、折り畳んで収納さ
れたエアバッグが所望の形状に保持され、所望の位置に
定位されるとともに、スイッチ装置の押動操作時に進退
するカバー体から、エアバッグ収納部に収納されたエア
バッグが保護される。
【0013】請求項4記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし3いずれか記載のエアバッグ装置において、ベ
ース体の周壁部は、基部に一体に形成されたものであ
る。
【0014】そして、この構成では、構成が簡略化さ
れ、部品点数が削減されて、組み立て作業も簡略化さ
れ、製造コストが低減され、また、小型化が可能にな
る。
【0015】請求項5記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし4いずれか記載のエアバッグ装置において、周
壁部及び側壁部の一方には、係合部が設けられ、周壁部
及び側壁部の他方には、前記係合部を正面背面方向に所
定範囲で移動可能に係合保持する係合受部が設けられた
ものである。
【0016】そして、この構成では、構成が簡略化さ
れ、部品点数が削減されて、組み立て作業も簡略化さ
れ、製造コストが低減され、また、小型化が可能にな
る。
【0017】請求項6記載のエアバッグ装置は、請求項
5記載のエアバッグ装置において、係合受部は、スイッ
チ装置の通常の操作による移動範囲内では、係合部を接
点部同士が接離する方向に移動自在に案内するものであ
る。
【0018】そして、この構成では、スイッチ装置の操
作において、カバー体とベース体との当接を抑制し、接
点部同士の距離規制がスイッチ装置のみにより行われる
ので、スイッチ装置の操作感が容易に向上する。
【0019】請求項7記載のエアバッグ装置は、請求項
4ないし6いずれか記載のエアバッグ装置において、ベ
ース体は、基部と、この基部を囲んで正面側に略筒状に
突設された周壁部と、この周壁部の外周部に配設され蓋
板部の背面に対向して第2の接点を支持する支持部とが
金型を用いて一体に成型されたものである。
【0020】そして、この構成では、ベース体が、複雑
な構造が所定の金型の注型により一体に成型され、所要
カ所に必要な板厚が任意に設定可能になり、構造の合理
化及び適正化が図られ、全体として質量を低減しつつ適
切な強度が得られ、さらに、一体的に一工程で形成可能
になり、ベース体を多数の部材から構成することを要せ
ず、接合カ所を減少あるいは含まない構造が実現され、
ベース体の製造工程が簡略化されて、製造コストが削減
される。また、可塑状態での加工性に優れる材料を、煩
雑な接合工程を伴わず適用可能になる。
【0021】請求項8記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし7いずれか記載のエアバッグ装置において、ス
イッチ装置は、第1の接点部を保持し、かつ、側壁部の
少なくとも外周側を支持するブラケットを備えたもので
ある。
【0022】そして、この構成では、第1の接点部を保
持するブラケットにより、側壁部の少なくとも外周側を
支持したので、構成を複雑化することなく、カバー体の
側壁部の変形が抑制される。ブラケットは、周壁部及び
側壁部の外周側に位置するため、組み立て作業や検査作
業が容易になる。
【0023】請求項9記載のステアリングホイールは、
操舵軸に取り付けられるボス部と、操作用の把持部と、
これらボス部と把持部とを連結するスポーク部とを備え
た被取付部材としてのステアリングホイール本体と、前
記スポーク部に位置してスイッチ装置を設けた請求項1
ないし8いずれか記載のエアバッグ装置とを具備したも
のである。
【0024】そして、この構成では、請求項1ないし8
いずれか記載のエアバッグ装置とを具備したので、操作
感の良好なスイッチ装置を備え、さらに、スポーク部に
位置してスイッチ装置を設けたので、エアバッグ装置が
小型化され外観が良好になるステアリングホイールが提
供される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグ装置及
びステアリングホイールの一実施の形態を図面を参照し
て説明する。
【0026】図1ないし図3において、1は自動車のス
テアリングホイールで、このステアリングホイール1
は、被取付部材としてのステアリングホイール本体2
と、このステアリングホイール本体2の乗員側に装着さ
れたエアバッグ装置(エアバッグモジュール)4となど
から構成されている。なお、ステアリングホイール1
は、通常所定の角度に傾斜した状態で用いられるもので
あるが、以下、エアバッグ装置4の正面側すなわち乗員
側を上側とし、エアバッグ装置4の背面側すなわち車体
側を下側として説明する。
【0027】そして、ステアリングホイール本体2は、
リング部あるいはグリップなどとも呼ばれる環状である
円環状をなす把持部としてのリム部5と、このリム部5
の内側に位置するボス部6と、これらリム部5とボス部
6とを連結する複数の、本実施の形態では3本のスポー
ク部7とから構成されている。また、ボス部6の下部に
は、操舵軸としての図示しないステアリングシャフトに
嵌着される略円筒状のボス8が設けられているととも
に、このボス8に、板状などのボスプレート9が溶接な
どして固着されあるいは一体に形成されている。そし
て、このボスプレート9から、スポーク部7の芯金7aが
溶接などして固着されあるいは一体に延設され、さら
に、このスポーク部7の芯金7aに、リム部5の芯金5aが
溶接などして固着されあるいは一体に形成されている。
また、これらリム部5の芯金5aの外周部と、スポーク部
7の芯金7aのリム部5側の部分の外周部とには、合成樹
脂製などの軟質の表皮部10が形成されている。なお、本
実施の形態では、ボスプレート9及び各芯金5a,7aは、
マグネシウム合金をダイカスト成形して一体に形成さ
れ、さらに、周囲に発泡ポリウレタン製の表皮部10が一
体に形成されている。
【0028】また、ボスプレート9には、ビスなどを使
用してポリプロピレン製などの樹脂製の下部カバー(裏
カバー)11が取り付けられ、ボス部6の下側部が覆われ
ている。そして、この下部カバー11には、ボス8あるい
はステアリングシャフトが挿通する開口部11a が中央部
に形成されている。さらに、この下部カバー11の内側あ
るいは下側部には、車体側とステアリングホイール1側
とを電気的に接続する電気的な接続装置が取り付けられ
ている。
【0029】さらに、ボスプレート9からは、エアバッ
グ装置4の下面に当接して位置決めする支持ボス12が上
側に向かい一体に突設されている。また、ボスプレート
9あるいはスポーク部7の芯金7aには、一体または別体
に、エアバッグ装置4を固定して保持するエアバッグ装
置取付部が設けられている。
【0030】一方、エアバッグ装置4は、エアバッグモ
ジュールとも呼ばれるもので、図1ないし図4に示すよ
うに、エアバッグ装置本体21を備えるとともに、このエ
アバッグ装置本体21の外周側の複数カ所、本実施の形態
では3カ所にスイッチ装置としてのホーンスイッチ装置
22を一体的に備えている。
【0031】そして、エアバッグ装置本体21は、ベース
体としてのベースプレート24、袋状のエアバッグ25、こ
のエアバッグ25を覆う樹脂製のカバー体26、ガスを噴射
するインフレータ(ガス発生体)27、カバー体26の内側
でエアバッグ25を覆うラッピング手段としてのラッピン
グ28、エアバッグ25やインフレータ27などをベースプレ
ート24に固定するリテーナ(リテーナリング)29、及
び、電気的な端子接続装置30となどを組み合わせて構成
されている。
【0032】そして、ベースプレート24は、上側を開口
した無蓋箱状で、例えばマグネシウム合金をダイカスト
成形して一体に形成され、基部としての略多角形状をな
す基板部24a と、この基板部24a の略全周の周縁部から
上方に突設された多角形筒状の周壁部24b となどが設け
られている。そして、基板部24a には、中央部に位置
し、上側に一段立ち上げられた隆起部24c が形成され、
この隆起部24c の中央に円孔状をなすインフレータ用通
孔24d が形成されているとともに、このインフレータ用
通孔24d の外周に位置して、複数箇所、本実施の形態で
は4カ所に図示しないボルト用通孔が形成されている。
さらに、このインフレータ用通孔24d を囲み、複数の支
柱部24e を有して立ち上げられたカップ状の膨出部24f
が形成され、各支柱部24e 同士の間がガス挿通部24g と
なっている。
【0033】また、周壁部24b の内面は、エアバッグを
収容し、突出部などのない滑らかな面状に形成されてい
る。一方、周壁部24b の外面には、所定間隔で、先端部
が下側に向かう係合部としてのフック部24h が一体に突
設されているとともに、複数カ所に、本実施の形態では
スポーク部7に突出して3カ所に、ホーンスイッチ装置
22を構成する支持部としての棚状の固定接点支持部31が
一体に形成されている。そして、各固定接点支持部31
は、周壁部24b から水平板状に突設された支持板部31a
と、この支持板部31a の先端側に設けられた環状部31b
と、この環状部31b の中央に設けられた通孔部31c と、
環状部31b の一側に位置して支持板部31aに一体または
別体に固着された第2の接点部としての固定接点31d と
を備えている。なお、本実施の形態では、固定接点31d
は、図3に示すように、凹部31e に真鍮製のリベット31
f を上側から圧入して構成されている。さらに、各固定
接点支持部31には、支持板部31a の背面と周壁部24b の
外面とを連結して支持板部31a を支持する支持リブ31g
が一体に形成されている。
【0034】また、エアバッグ25は、図1において底部
中央部分の取付部25a のみが示されているが、2枚の円
形の基布を重ねて外周の周縁を縫合などして袋状に形成
されている。そして、底部中央すなわち下側の基布25c
の中央には、インフレータ27及びベースプレート24の膨
出部24f が挿通される円孔状のインフレータ用通孔25d
が形成されているとともに、このインフレータ用通孔の
外周に位置して、4カ所にボルト用通孔25e が形成され
ている。さらに、インフレータ用通孔25d の周囲には、
図示しない円盤状の補強布が重ねられ、同心円状に三重
のステッチ(縫い線)25f を施し強度を高めている。
【0035】さらに、カバー体26は、エアバッグカバー
とも呼ばれるもので、合成樹脂にて一体に形成され、例
えば、エラストマー(TPO)を射出成形したもので、
ステアリングホイール本体2のボス部6及びスポーク部
7の一部を覆ってステアリングホイール1のセンタパッ
ドとしての外観をなす蓋板部としての被覆部26a と、こ
の被覆部26a の下面から下側に突設された略角筒状をな
す側壁部26b とが設けられている。そして、この側壁部
26b と、被覆部26a と、このカバー体26の下側に取り付
けられるベースプレート24とで囲まれた部分が、折り畳
んだエアバッグ25を収納するエアバッグ収納部32とな
り、このエアバッグ収納部32に面して、被覆部26a の裏
面には、破断予定線である溝部である薄肉に形成した脆
弱なテアライン26d が平面略H字状などに形成されてい
る。また、被覆部26a の表面には、凹部26e が形成さ
れ、この凹部26e に、ナイロン樹脂製の基体を印刷を施
したアルミニウムプレートで包んだ銘板26f が固着され
ている。
【0036】また、カバー体26の側壁部26b には、3方
のスポーク部7に向かい下端に連通する切欠部26g が形
成されているとともに、これら切欠部26g の間に位置し
て所定の間隔で矩形状の通孔である係合受部26h が形成
されている。
【0037】さらに、カバー体26の被覆部26a の裏面に
は、側壁部26b の外周側のスポーク部7に位置して、ホ
ーンスイッチ装置22を構成する可動接点支持部33が設け
られている。そして、各可動接点支持部33には、図2に
示すように、リブ33a で補強された円筒状のボス33b
と、図4に示すように、スポーク部7の長手方向に交差
する方向を長手方向とする係止リブ33c と、この係止リ
ブ33c をスポーク部7の長手方向に沿って貫通する係止
孔33d と、図3に示す可動接点支持部33e とが形成さ
れ、これら可動接点支持部33に、それぞれブラケット35
が取り付けられている。
【0038】なお、エアバッグ収納部32においては、ベ
ースプレート24の周壁部24b が側壁の実質的な全高をな
し、エアバッグ収納部32に折り畳んで収納されたエアバ
ッグ25は、カバー体26の側壁部26b には接触しないよう
になっている。
【0039】そして、各ブラケット35は、図5に示すよ
うに、鋼板製のプレート部36に、例えば6,6ナイロン
などの絶縁性を有する樹脂製などの絶縁部37をアウトサ
ート成形で一体化したもので、プレート部36には、略平
板なプレート基板部36a と、このプレート基板部36a に
形成された図2に示す孔部36b と、プレート基板部36a
の一側に断面略コの字状に屈曲形成されたフック部36c
と、プレート基板部36a から一段下がって延設された段
部36d と、この段部36d に一体または別体に固着された
第1の接点部としての可動接点36e と、プレート基板部
36a から下側に向かって傾斜して延設された端子取付部
36f と、段部36d から延設された挿通片36g となどが形
成されている。また、絶縁部37には、筒状をなすばね受
部37a と、このばね受部37a の内側上部に孔部36b を覆
って凹設された位置決め部37b と、ばね受部37a の内側
下部に設けられた取付受部37c とが形成されている。
【0040】そして、このばね受部37a には、付勢手段
である弾性体であるばねであるコイルスプリング38の上
端部が嵌合して取り付けられ、取付受部37c には、取付
具であり支軸を構成するビス39が螺合して取り付けられ
るようになっている。
【0041】また、端子接続装置30は、1個のコネクタ
30a と、3個の環状の圧着端子30bと、これらコネクタ3
0a と圧着端子30b とを互いに接続するリード線30c と
を備え、各圧着端子30b は、ビス30d などにて各ブラケ
ット35の端子取付部36f に電気的及び機械的に接続さ
れ、コネクタ30a は、車体側とステアリングホイール1
側とを電気的に接続する接続装置に電気的及び機械的に
接続される。
【0042】また、インフレータ27は、内部に推進薬な
どを充填した略円柱状のインフレータ本体(容器)27a
を備え、このインフレータ本体27a の上側部には、周方
向に向かい所定の間隔でガス噴射口27b が形成されてい
るとともに、インフレータ本体27a の高さ方向の略中央
部からは外周側にフランジ部27c が突設され、このフラ
ンジ部27c には、4カ所にボルト用通孔27e が形成され
ている。また、インフレータ本体27a の底部からは、リ
ード線27f などが導出され、起動用の電力が供給される
ようになっている。なお、インフレータ本体27a の底部
には、合成樹脂などにて一体に形成されたプロテクタを
嵌合することもできる。
【0043】さらに、ラッピング28は、折り畳んだエア
バッグ25を覆って折り畳み形状を保持するもので、エア
バッグ25と同様のナイロン製の基布あるいは樹脂を含浸
させた紙、例えばタイベック(Tyvek)(商品名)
で無底箱状に形成されている。すなわち、このラッピン
グ28には、折り畳んだエアバッグ25の正面側を覆う正面
部28a と、周壁部28b とを有し、正面部28a には、間欠
的に切れ目を形成して横断するミシン目である破断可能
部28c が形成されている。また、周壁部28b は、スリッ
ト28d により不連続に形成されているとともに、カバー
体26の側壁部26b と同様に、3方のスポーク部7に向か
い下端に連通する切欠部28g が形成されているととも
に、これら切欠部28g の間に位置して所定の間隔で矩形
状の通孔である通孔部28h が形成されている。
【0044】また、リテーナ29は、外形が矩形状で内形
が略円状をなす環状の金属製のリテーナ本体29a を有し
ており、このリテーナ本体29a には、図示しない複数の
通孔が形成され、取付ボルト(スタッドボルト)29b が
固着されている。すなわち、リテーナ本体29a の内周の
通孔29c は、ベースプレート24のインフレータ用通孔24
d と略同形で、複数の支柱部24e に対応する切欠部29d
が形成されているとともに、取付ボルト29b は、ベース
プレート24などのボルト用通孔に位置合せして形成され
ている。
【0045】そして、次に、エアバッグ装置4の組み立
て方法を説明する。
【0046】まず、リテーナ29をインフレータ用通孔25
d からエアバッグ25の内側に挿入し、リテーナ29の各取
付ボルト29bをエアバッグ25のボルト用通孔25e に挿入
して外側に露出させる。そして、このエアバッグ25及び
リテーナ29を、エアバッグ折り畳み装置で折り畳む。す
なわち、対向する2枚のテーブル間に位置して一方例え
ば上側のテーブルに固定し、2枚のテーブル同士の間隔
を、ベースプレート24の周壁部24b の高さ寸法と同様の
間隔に保持する。この状態で、エアバッグ25の外周方向
全周から中心に向かって、複数の例えば4枚の直立する
押さえプレートを摺動させ、エアバッグ25を2枚のテー
ブル間の高さ規制した厚みの範囲で波形に寄せ集め、エ
アバッグ25を畳む。そして、押さえプレートで周囲を固
定した状態のまま、上側のテーブルを外し、上方から基
板部24a を上にしたベースプレート24を被せ、エアバッ
グ25をベースプレート24内に収容する。次に、ラッピン
グ28を、通孔部28h をフック部24h に掛けるようにして
被せ、エアバッグ25の形崩れや自己復元による膨出を防
ぐ。なお、このラッピング28は、両面粘着テープなどを
利用してベースプレート24の周壁部24b に固定すること
もできる。
【0047】また、ブラケット35は、フック部36c を、
カバー体26の側壁部26b の切欠部26g の端縁に係止する
とともに、挿通片36g を、外周側方向すなわちリム部5
方向に向かい、カバー体26の可動接点支持部33の係止孔
33d に挿入して係止し、カバー体26の各可動接点支持部
33に組み付ける。なお、軟質の樹脂からなるカバー体26
は、側壁部26b の内側に何も入っていない状態では、容
易に変形し、ブラケット35を組み付けできる。また、こ
の状態で、ブラケット35の位置決め部37b に、ボス33b
が挿入して位置決めされる。
【0048】そして、このブラケット35のばね受部37a
に、コイルスプリング38の一端を嵌め込んで組み合わせ
た状態で、カバー体26を、エアバッグ25を収容したベー
スプレート24を覆うようにして被せ、カバー体26の係合
受部26h に、ベースプレート24のフック部24h を引掛け
て係合し、側壁部26b と周壁部24b とを入れ子(印籠)
状に組み合わせる。
【0049】さらに、この状態で、ベースプレート24の
固定接点支持部31の環状部31b に、コイルスプリング38
の他端が支持されるとともに、固定接点支持部31の通孔
部31c にビス39を挿入してブラケット35の取付受部37c
に螺合する。そして、この状態で、ブラケット35の可動
接点36e とベースプレート24の固定接点31d とが対向
し、コイルスプリング38の付勢力で所定の寸法だけ離間
して互いに絶縁された状態で保持される。
【0050】また、カバー体26をベースプレート24に組
み合わせた状態で、インフレータ本体27a の上側部を膨
出部24f に挿入し、同時に、ベースプレート24のボルト
用通孔から突出したリテーナ29の各取付ボルト29bをイ
ンフレータ27のボルト用通孔に挿入したうえ、各取付ボ
ルト29bの先端からナット41を螺合して締め付け、イン
フレータ27のフランジ部27c とリテーナ29のリテーナ本
体29a との間に、エアバッグ25とベースプレート24とを
挟持して固定する。
【0051】さらに、各ブラケット35の端子取付部36f
に端子接続装置30の圧着端子30b をビス30d などにて接
続し、ホーンスイッチ装置22を備えたエアバッグ装置4
が構成される。
【0052】さらに、このエアバッグ装置4は、図示し
ないねじなどの手段で、ベースプレート24をボスプレー
ト9上に連結固定して、ステアリングホイール本体2に
組み付けられる。そして、この状態で、可動接点36e
は、端子接続装置30のコネクタ30a を介し、車体側とス
テアリングホイール1側とを電気的に接続する接続装置
に接続され、この接続装置を介して、図示しない車体側
のホーン装置のプラス回路に接続され、固定接点31d
は、例えば、ベースプレート24、ボス8、及びステアリ
ングシャフトなどを介して、車体(アース)に接続され
る。
【0053】そして、このように組み立てられたステア
リングホイール1のエアバッグ装置4は、自動車が衝突
した際などには、インフレータ27からエアバッグ25の内
部に窒素ガスなどの不活性ガスが急速に噴射され、折り
畳まれ収納されたエアバッグ25が急速に膨張する。する
と、このエアバッグ25の膨張の圧力により、ラッピング
28が破断可能部28c に沿って破断し、また、カバー体26
がテアライン26d に沿って扉状に開裂してエアバッグ25
の突出口が形成され、この突出口からエアバッグ25が膨
出して乗員の前方に膨張展開し、乗員を車両の衝突など
の衝撃から保護するようになっている。
【0054】また、ホーンスイッチ装置22は、また、エ
アバッグ装置4のカバー体26に力が加わっていない状態
では、各コイルスプリング38の付勢力により、各ブラケ
ット35すなわちカバー体26を上昇限に押し上げて保持さ
れる。一方、各コイルスプリング38の付勢力に抗してエ
アバッグ装置4のカバー体26を押動すると、カバー体26
は、カバー体26の係合受部26h とベースプレート24のフ
ック部24h との係合部分を案内として下降し、可動接点
36e が固定接点31d に接触して回路が閉じ、ホーンを吹
鳴できるようになっている。
【0055】そして、本実施の形態によれば、自動車な
どの車両に取り付けられるエアバッグ装置付きステアリ
ングホイールに関し、特に、エアバッグ装置4の部分を
押圧してホーンなどを起動させるスイッチ(ホーンスイ
ッチ)を設けたエアバッグ装置付きステアリングホイー
ルに関して、エアバッグ装置4の全体を進退させるので
はなく、カバー体26のみを進退させるため、付勢手段で
あるコイルスプリング38の付勢力を小さくでき、ホーン
スイッチ装置22の操作感を容易に向上できる。
【0056】また、ホーンスイッチ装置22は、エアバッ
グ装置本体21の下部や、側壁部26b及び周壁部24b の嵌
合部分に設けるのではなく、これら側壁部26b 及び周壁
部24b の外周側、さらには、エアバッグ収納部32のスポ
ーク部7の空間を有効に利用して設けたため、エアバッ
グ装置4の小型化が可能でステアリングホイール1の意
匠を容易に向上できる。例えば、ステアリングホイール
1の全体をコンパクトですっきりした見栄えにし、操舵
操作及びホーンなどのスイッチ操作をしやすくできる。
【0057】さらに、ホーンスイッチ装置22の可動接点
36e は、カバー体26の被覆部26a の背面に位置して直接
的に押動されるため、操作部分とスイッチ部分との間に
介在する部材が最小で済み、操作感を容易に向上できる
とともに、カバー体26を構成する樹脂を必要以上に硬く
する必要がなく、エアバッグ25の展開に適した柔らかい
ものを使用でき、エアバッグ25の展開特性を容易に調整
できる。
【0058】また、カバー体26は、カバー体26の係合受
部26h とベースプレート24のフック部24h との係合部分
を案内として所定の範囲で進退可能に支持されるため、
構成を簡略にでき、簡単な組み立て作業で製造を容易に
できる。
【0059】さらに、可動接点36e を支持するブラケッ
ト35は、フック部36c を、カバー体26の側壁部26b の切
欠部26g の端縁に係止することにより、エアバッグ25の
展開に際し、カバー体26をエアバッグ装置4に保持し、
カバー体26の変形を抑制できる。そこで、カバー体26の
係合受部26h とベースプレート24のフック部24h との係
合を強固に保持できる。さらに、このブラケット35は、
入れ子状に組み合わされたベースプレート24及びカバー
体26の外側にあるため、組み立てや工程内検査などの作
業を容易にできる。
【0060】また、ベースプレート24の周壁部24b は、
折り畳んだエアバッグ25を収納するエアバッグ収納部32
の実質的に全高をなすように形成したため、ホーンスイ
ッチ装置22の押動操作時に進退するカバー体26と、エア
バッグ収納部32に収納されたエアバッグ25とが摺接など
しないようにして、エアバッグ25を容易に保護できる。
【0061】さらに、ベースプレート24は、マグネシウ
ム金属をダイカスト成形して一体に形成したため、製造
コストを低減できる。すなわち、このベースプレート24
は、基板部24a 、この基板部24a を囲む略筒状の周壁部
24b 、及びこの周壁部24b の外周縁に配置された固定接
点31d を支持する固定接点支持部31となどが一体に注型
された成形体であり、ベースプレート24の複雑な構造を
所定の金型の注型により一体に成型でき、所要カ所に必
要な板厚が任意に設定できるため、構造の合理化及び適
正化を図ることができ、全体として質量を低減しつつ適
切な強度を得ることができ、さらに、一体的に一工程で
形成でき、すなわち1ショット成形が可能になるため、
ベースプレート24を多数の部材から構成することを要せ
ず、接合カ所を減少あるいは含まない構造を実現でき、
ベースプレート24の製造工程を簡略化して、製造コスト
を削減できる。また、可塑状態での加工性に優れる材料
を、煩雑な接合工程を伴わず適用できる。
【0062】なお、注型方法及び注型可能な材料(グレ
ード)は、上記のものに限られず、例えば、ダイカスト
成形では、AM60、より好ましくは伸びが大きいAM
50マグネシウム合金の他、ADC7などのアルミニウ
ム合金、あるいは鉄などを用いることができる。また、
射出成形では、6,6ナイロン、6ナイロン、ポリフェ
ニレンサルファイド(PPS)、ポリサルホンなどの熱可
塑性樹脂、あるいはこれら熱可塑性樹脂にガラス繊維を
加えたもの、また、フェノール樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂(BMC)などの熱硬化性樹脂などを用いることが
できる。
【0063】さらに、エアバッグ収納部32に折り畳んで
収納されたエアバッグ25の正面側を覆うラッピング28を
備えたため、折り畳んで収納されたエアバッグ25を所望
の形状に保持し、所望の位置に定位させることができる
とともに、ホーンスイッチ装置22の押動操作時に進退す
るカバー体26と、エアバッグ収納部32に収納されたエア
バッグ25とが摺接などしないようにして、エアバッグ25
を容易に保護できる。
【0064】なお、上記の実施の形態では、固定接点31
d 及び固定接点31d を設けた固定接点支持部31はベース
プレート24に設けたが、ステアリングホイール本体2
側、例えば、スポーク部7の芯金7aなどに支持すること
もできる。
【0065】また、上記の実施の形態において、カバー
体26の係合受部26hにベースプレート24のフック部24hを
引っ掛けて係合した状態で、これら係合受部26hとフッ
ク部24hとの係合により、カバー体26の移動方向が所定
方向である上下方向に案内されるものであるが、さら
に、これら係合受部26hとフック部24hとの係合により、
通常のホーンスイッチ装置22の押動操作時の上下方向の
移動範囲の一方あるいは両方を規制しても良く、あるい
は、上下方向についてはフック部24hを係合受部26hに遊
挿した状態として、いわば、係合受部26hを遊挿部とす
ることにより、接点31d,36e同士の距離規制をホーンス
イッチ装置22のみにより行い、ホーンスイッチ装置22の
押動操作時におけるカバー体26とベースプレート24との
間の当たりをなくし、ホーンスイッチ装置22の操作感を
容易に向上することができる。
【0066】図6は、本発明のエアバッグ装置及び及び
ステアリングホイールの他の実施の形態を示す断面図で
ある。なお、上記の図1などに示す実施の形態と実質的
に同一の構造に付いては同一の符号を付して重複する説
明を省略する。
【0067】そして、この構成は、フック部24hを係合
受部26hに遊挿したもので、操作部となるカバー体26に
操作力が加わっていない状態で、すなわち、ホーンスイ
ッチ装置22のコイルスプリング38の付勢力により接点が
開きカバー体26が上昇限にある状態で、フック部24hの
上方と係合受部26hとの間には隙間51が設けられている
とともに、フック部24hの下方と係合受部26hとの間にも
隙間52が確保されている。そして、カバー体26を押動操
作すると、フック部24hは係合受部26h内を隙間51を縮小
する方向に相対的に移動するが、通常の押動操作によっ
ては、いずれの隙間51,52も確保され、フック部24hの
上下が係合受部26hに当接しないようになっている。
【0068】すなわち、操作部となるカバー体26に操作
力が加わっていない状態で、下方の間隙52がない構成で
は、コイルスプリング38の付勢力により係合受部26hと
フック部24hとの当接面に面圧を生じるとともに、ホー
ンスイッチ装置22と離間したフック部24hとの間の構造
に歪みが生じる。そこで、カバー体26を押し下げる際
は、当接面の面圧をキャンセルし、さらに、ホーンスイ
ッチ装置22を移動させ、接点を閉じる動作が必要にな
る。ここで、カバー体26を押し下げる動作を止めると、
カバー体26はコイルスプリング38の付勢力により上方に
押し戻されるが、このホーンスイッチ装置22が開放限に
至る前に係合受部26hとフック部24hとが当接する。そし
て、このように係合受部26hとフック部24hとが当接する
動作が操作感に微妙に当接する。
【0069】これに対して、フック部24hと係合受部26h
との間に隙間52を確保したため、操作感は全てホーンス
イッチ装置22により得られ、いわゆる作動の歯切れが良
く、より直感的であり好ましい。
【0070】また、エアバッグ25の展開時においては、
ホーン操作とは比較にならない大きな力がカバー体26に
当接する。この際は、通常の押動操作時の範囲を超えて
フック部24hと係合受部26hとの隙間52は狭められ、さら
に、フック部24hの下端部あるいは上端部が係合受部26h
に当接して、カバー体26が強固に支持され、エアバッグ
25を円滑に展開させることができる。
【0071】また、上記の各実施の形態において、ベー
スプレート24からフック部24h を突設し、カバー体26に
係合受部26h を穿設するほか、ベースプレートに孔状の
係合受部を形成し、カバー体にフック部を突設すること
もできる。あるいは、ベースプレートとカバー体との両
者にそれぞれ係合受部とフック部とを形成することもで
きる。
【0072】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグ装置によれ
ば、付勢手段の付勢力に抗してカバー体の蓋板部を押動
することにより、この蓋板部を介して第1の接点部を押
動し、第2の接点部に接触して接点を閉じることができ
る。スイッチ装置は、エアバッグ装置の全体ではなくカ
バー体のみを支持するため、付勢手段の付勢力を軽減す
ることが可能になり、スイッチ装置の操作感を向上でき
る。さらに、スイッチ装置は、蓋板部を介して直接的に
押動操作されるため、押動部分とスイッチ装置との間に
エアバッグの全体やカバー体の側壁部を設ける構成に較
べて、スイッチ装置の操作感を向上できる。また、スイ
ッチ装置は、カバー体の側壁部の外周側に位置して設け
られたため、カバー体及びベース体の構成を簡略化し、
製造コストを低減でき、また、小型化できる。
【0073】請求項2記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1記載の効果に加え、エアバッグを収納するエア
バッグ収納部の実質的に全高をなすベース体の周壁部を
備えたため、スイッチ装置の押動操作時に進退するカバ
ー体から、エアバッグ収納部に収納されたエアバッグを
保護できる。
【0074】請求項3記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、エアバッグ収納部
に収納されたエアバッグの正面側の少なくとも一部を覆
うラッピング手段を備えたため、折り畳んで収納された
エアバッグを所望の形状に保持し、所望の位置に定位さ
せることができるとともに、スイッチ装置の押動操作時
に進退するカバー体から、エアバッグ収納部に収納され
たエアバッグを保護できる。
【0075】請求項4記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、ベース体
の周壁部を基部に一体に形成したため、構成を簡略化
し、部品点数を削減して、組み立て作業も簡略化し、製
造コストを低減でき、また、小型化できる。
【0076】請求項5記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし4いずれか記載の効果に加え、周壁部及
び側壁部の一方に係合部を設け、周壁部及び側壁部の他
方に係合部を正面背面方向に所定範囲で移動可能に係合
保持する係合受部を設けたため、構成を簡略化し、部品
点数を削減して、組み立て作業も簡略化し、製造コスト
を低減でき、また、小型化できる。
【0077】請求項6記載のエアバッグ装置によれば、
請求項5記載の効果に加え、係合受部は、スイッチ装置
の通常の操作による移動範囲内では、係合部を接点部同
士が接離する方向に移動自在に案内するため、スイッチ
装置の操作において、カバー体とベース体との当接を抑
制し、接点部同士の距離規制をスイッチ装置のみにより
行うことにより、スイッチ装置の操作感を容易に向上で
きる。
【0078】請求項7記載のエアバッグ装置によれば、
請求項4ないし6いずれか記載の効果に加え、ベース体
は、基部と、この基部を囲んで正面側に略筒状に突設さ
れた周壁部と、この周壁部の外周部に配設され蓋板部の
背面に対向して第2の接点を支持する支持部とを金型を
用いた注型により一体に成型したため、ベース体の複雑
な構造を所定の金型の注型により一体に成型でき、所要
カ所に必要な板厚が任意に設定できるため、構造の合理
化及び適正化を図ることができ、全体として質量を低減
しつつ適切な強度を得ることができ、さらに、一体的に
一工程で形成でき、ベース体を多数の部材から構成する
ことを要せず、接合カ所を減少あるいは含まない構造を
実現でき、ベース体の製造工程を簡略化して、製造コス
トを削減できる。また、可塑状態での加工性に優れる材
料を、煩雑な接合工程を伴わず適用できる。
【0079】請求項8記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし7いずれか記載の効果に加え、第1の接
点部を保持するブラケットにより、側壁部の少なくとも
外周側を支持したため、構成を複雑化することなく、カ
バー体の側壁部の変形を抑制できる。ブラケットは、周
壁部及び側壁部の外周側に位置するため、組み立て作業
や検査作業を容易にできる。
【0080】請求項9記載のステアリングホイールによ
れば、請求項1ないし8いずれか記載のエアバッグ装置
を具備したため、操作感の良好なスイッチ装置を備え、
さらに、スポーク部に位置してスイッチ装置を設けたた
め、エアバッグ装置が小型化され外観を良好にできるス
テアリングホイールを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ装置を備えたステアリング
ホイールの一実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上ステアリングホイールの図1のA−A相当
位置の断面図である。
【図3】同上ステアリングホイールの図1のB−B相当
位置の断面図である。
【図4】同上エアバッグ装置の斜視図である。
【図5】同上エアバッグ装置のブラケットの背面から見
た斜視図である。
【図6】本発明のエアバッグ装置を備えたステアリング
ホイールの他の実施の形態を示す図1のA−A相当位置
の断面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 ステアリングホイール本体 4 エアバッグ装置 5 把持部としてのリム部 6 ボス部 7 スポーク部 22 スイッチ装置としてのホーンスイッチ装置 24 ベース体としてのベースプレート 24a 基部としての基板部 24b 周壁部 24h 係合部としてのフック部 25 エアバッグ 26 カバー体 26a 蓋板部としての被覆部 26b 側壁部 26h 係合受部 27 インフレータ 28 ラッピング手段としてのラッピング 31 支持部としての棚状の固定接点支持部 31d 第2の接点部としての固定接点 32 エアバッグ収納部 35 ブラケット 36e 第1の接点部としての可動接点 38 付勢手段としてのコイルスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅井 守正 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 (72)発明者 殿岡 正美 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 (72)発明者 時田 勝弘 静岡県富士市青島町218番地 日本プラス ト株式会社内 Fターム(参考) 3D030 DB34 DB47 DB75 DB77 3D054 AA13 AA26 BB04 BB06 FF13 FF17 5G006 AA01 AB33 AC05 BA01 BB01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグと、 このエアバッグにガスを供給するインフレータと、 被取付部材に取り付けられ、前記エアバッグ及び前記イ
    ンフレータが取り付けられる基部と、この基部を囲んで
    正面側に略筒状に突設された周壁部とを設けたベース体
    と、 前記周壁部の正面側を覆う蓋板部およびこの蓋板部の背
    面側に略筒状に突設され前記周壁部の外周側に配置され
    る側壁部を設けたカバー体と、 側壁部の外周側に位置し、前記カバー体を正面側に付勢
    する付勢手段、蓋板部の背面側に支持される第1の接点
    部、この第1の接点部の背面部に対向し、前記ベース体
    及び前記被取付部材の少なくとも一方に支持される第2
    の接点部を備えたスイッチ装置とを具備したことを特徴
    とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 ベース体の周壁部の高さ寸法は、エアバ
    ッグを収納するエアバッグ収納部の実質的に全高をなす
    ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 エアバッグ収納部に収納されたエアバッ
    グの正面側の少なくとも一部を覆うラッピング手段を備
    えたことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッ
    グ装置。
  4. 【請求項4】 ベース体の周壁部は、基部に一体に形成
    されたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載
    のエアバッグ装置。
  5. 【請求項5】 周壁部及び側壁部の一方には、係合部が
    設けられ、 周壁部及び側壁部の他方には、前記係合部を正面背面方
    向に所定範囲で移動可能に係合保持する係合受部が設け
    られたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載
    のエアバッグ装置。
  6. 【請求項6】 係合受部は、スイッチ装置の通常の操作
    による移動範囲内では、係合部を接点部同士が接離する
    方向に移動自在に案内することを特徴とする請求項5記
    載のエアバッグ装置。
  7. 【請求項7】 ベース体は、基部と、この基部を囲んで
    正面側に略筒状に突設された周壁部と、この周壁部の外
    周部に配設され蓋板部の背面に対向して第2の接点を支
    持する支持部とが金型を用いて一体に形成されたことを
    特徴とする請求項4ないし6いずれか記載のエアバッグ
    装置。
  8. 【請求項8】 スイッチ装置は、第1の接点部を保持
    し、かつ、側壁部の少なくとも外周側を支持するブラケ
    ットを備えたことを特徴とする請求項1ないし7いずれ
    か記載のエアバッグ装置。
  9. 【請求項9】 操舵軸に取り付けられるボス部と、操作
    用の把持部と、これらボス部と把持部とを連結するスポ
    ーク部とを備えた被取付部材としてのステアリングホイ
    ール本体と、 前記スポーク部に位置してスイッチ装置を設けた請求項
    1ないし8いずれか記載のエアバッグ装置とを具備した
    ことを特徴とするステアリングホイール。
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