JPH10297390A - ホーンスイッチ機構 - Google Patents

ホーンスイッチ機構

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JPH10297390A
JPH10297390A JP9112025A JP11202597A JPH10297390A JP H10297390 A JPH10297390 A JP H10297390A JP 9112025 A JP9112025 A JP 9112025A JP 11202597 A JP11202597 A JP 11202597A JP H10297390 A JPH10297390 A JP H10297390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horn
button
horn switch
airbag unit
horn button
Prior art date
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Pending
Application number
JP9112025A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ichikawa
誠 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグとホーンスイッチが一体型のステ
アリングホイールのホーンボタンの操作を円滑に行うこ
と。 【解決手段】 エアバッグユニット1は、ステアリング
ホイール本体に組込まれ、ステアリングコラム2に固定
されている。エアバッグユニット1のケーシング本体3
内には、ガスバッグ6及びこれを膨張させるガス発生器
7が、リベット8により共締めされている。ケーシング
本体3の周部には、ホーンボタン10のガイド部材であ
る筒状のホーンスイッチベース11が固定されている。
ホーンボタン10は、カップ形状であり、エアバッグユ
ニット1の蓋と共用されている。ホーンボタン10の側
部10aは、ホーンスイッチベース11の周部を摺動す
ることができ、この摺動の際にホーンスイッチベース1
1の周部に配設されたホーンスイッチが通電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホーンボタンとエ
アバッグユニットがステアリングホイール本体に配設さ
れるホーンスイッチ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリングホイール本体に
は、ホーンボタンとともに、エアバッグを設けているも
のがある。エアバッグ上にホーンスイッチを設けると、
エアバッグが作動したときに、ホーンスイッチの構成部
品が飛散するようなことがある。これを防止するため、
図7に示すように、ステアリングホイール本体31のス
ポーク部にホーンスイッチ32を設けているものがあ
る。したがって、このようなタイプのものは、ホーンス
イッチ32の形状を小型化せざるをえない。また、図8
に示すステアリングホイール本体35は、ホーンスイッ
チのホーンボタン36と、エアバッグユニットの蓋を共
用しているタイプであり、この種のものは、ホーンボタ
ン36の形状が大きい。
【0003】図9は、ステアリングホイール本体35の
背後に配設されているエアバッグユニット37の側断面
図である。図に示すように、エアバッグユニット37に
は、ガス発生器39とガスバッグ40がケーシング41
内に配設されている。エアバッグユニット37の底部に
は、ホーンスイッチ部38が隣接して配設され、ホーン
スイッチ部38には、ホーンスイッチ42a,42bが
配設されている。エアバッグユニット37の支持板44
は、ケーシング41を摺動可能に支持するガイドピン4
3が貫通し、ガイドピン43には、ケーシング41を左
方に付勢するコイルばね45が巻装されている。このよ
うな構成で、ホーンボタン36を押すとエアバッグユニ
ット37のケーシング41が、右方のステアリングコラ
ム46側に移動することにより、ホーンスイッチ42
a,42bが通電し、図示されていないホーンが警笛を
ならす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すようなスポ
ーク部に配設されるタイプのホーンボタンでは、ホーン
を鳴らすときに、形状が小さいために、ホーンを鳴らし
にくい。また、図8に示すようなホーンボタンとエアバ
ッグユニットの蓋と共用するタイプのものは、形状が大
きいことから、ホーンは鳴らしやすい。しかし、ホーン
ボタンとエアバッグユニットが一体となっているため、
ホーンボタンを押し込む力を必要とし、作動が重くな
る。また、エアバッグユニットがホーンスイッチ部を介
在して取付けられ、ステアリングコラムに直接固定され
ていないので、固定力に欠ける。さらには、ラフロード
の走行時での衝撃により、エアバッグユニットが振動
し、ホーンの誤作動が生じる懸念もある。本発明は上記
課題に鑑みてなされたもので、ホーンボタンの操作が円
滑に行え、エアバッグユニットもステアリングコラム側
に固定されるホーンスイッチ機構を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ホーンボタンとエアバッグユニットとがス
テアリングホイール本体に配設され、かつ、ホーンボタ
ンがエアバッグユニットの蓋と共用されたホーンスイッ
チ機構において、上記エアバッグユニットのケースを、
ステアリングホイール本体側に固定するとともに、該ケ
ースの周部に上記ホーンボタンの側部が摺動するガイド
部を設け、該ガイド部にホーンボタンの押込み時に通電
状態になるホーンスイッチを設けている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
ホーンスイッチ機構について、図面を参照しながら説明
する。図1は、本発明に係るホーンスイッチ機構を示
す。このホーンスイッチ機構は、主としてエアバッグユ
ニット部とホーンスイッチ部とから構成されている。図
1に示すエアバッグユニット1は、自動車の舵取りをす
るステアリングホイール本体(図示せず)に組込まれ、
この本体と共にステアリングコラム2に固定されてい
る。
【0007】エアバッグユニット1のケーシング本体3
は、ほぼ同径の筒部を有する3部材で構成されている。
そして、これらのうちのケーシング4,5には、ケーシ
ング本体3の内方に向けて形成されたフランジ部3aを
形成し、そこにガスバッグ6及びこれを膨張させるガス
発生器7が、リベット8により共締めされている。ま
た、ケーシング5,9は、ホーンボタン10のガイド部
材である筒状のホーンスイッチベース11を、ねじ12
により共締めしている。また、ケーシング9は、エアバ
ッグユニット1の底部に配設され、ナット14によりス
テアリングコラム2に固定されている。
【0008】ホーンボタン10は、カップ形状であり、
エアバッグユニット1の蓋と共用されている。ホーンボ
タン10の側部10aは、ホーンスイッチベース11の
周部を摺動できるように、それに嵌合している。図2及
び図3は、ホーンボタン10が摺動するための構造を示
す。図に示すように、ホーンスイッチベース11には、
突出部11aを設け、この突出部11aから、ホーンボ
タン10が押される方向に、ガイド溝11bを形成して
いる。このガイド溝11bは、ホーンスイッチベース1
1の周部に複数箇所設けられている。他方、ホーンボタ
ン10の側部10aの内側壁には、ガイド溝11bに対
応する数だけ摺動リブ10bを形成し、摺動リブ10b
がガイド溝11bを滑動できるようにしている。
【0009】図3に示すように、摺動リブ10bの端部
と、ガイド溝11bの端部には、コイルばね15が取付
けられている。ホーンボタン10は、ホーンを鳴らすと
きに押されるとコイルばね15を収縮させ、ホーンボタ
ン10を離すと、コイルばね15のばね力でもとの位置
に戻される。また、摺動リブ10bには、長孔10cが
形成され、この長孔10c内にストッパー部材16を設
けている。ストッパー部材16は、ホーンスイッチベー
ス11に固定され、ホーンボタン10が、コイルばね1
5で必要以上に押し戻されるのを規制している。このス
トッパー部材16の個数は、全てのガイド溝11bに配
置する必要はない。なお、図2及び図3は、ホーンを鳴
らしていない、ホーンの非作動状態の位置を示してい
る。
【0010】図4は、ホーンのホーンスイッチ部17を
示す。図に示すようにホーンスイッチ部17は、ガイド
溝11bの側壁に面して、スイッチ端子17a,17b
を一定間隔を開けて並設し、リード線を介してホーン1
8を接続している。他方、ガイド溝11bを摺動する摺
動リブ10bには、側壁に面してスライドスイッチ11
cを取付けている。図5に示すように、ホーンボタン1
0が押されているときは、スライドスイッチ11cは、
両方のスイッチ端子17a,17bと接触し、ホーン1
8が作動する。図6に示すホーン18の非作動状態で
は、スライドスイッチ11cは一方の端子17aとのみ
接触するだけであるので、ホーン18は作動しない。
【0011】図1に示すように、ホーンボタン10に
は、その裏面に補強リブ10dを複数本設けている。こ
の補強リブ10dは、ホーンボタン10の剛性を強化す
るためのものであるが、エアバッグユニット1が作動し
た場合は、ガスバッグ6の膨張の妨げになってしまうお
それが考えられる。このため、折曲がり部19と開放部
10eを設けている。
【0012】以上、説明したように、本実施の形態によ
れば、エアバッグカバー全体をホーンボタン10化して
ホーンの操作性がよく、エアバッグユニット1の重量負
担が、ホーンボタン10に一切かからないようにしたの
で、その操作が軽くなった。エアバッグユニット1自体
がステアリングコラム2側に固定されているので、自動
車のラフロード走行時にその自重によりホーンスイッチ
が接触するような誤動作を防止する。ホーンスイッチの
端子等の構成部品を、エアバッグユニットの側部に配設
したので、エアバッグの作動時にそれらが吹き飛ぶよう
なことを防止できる。さらに、ステアリングホイール本
体にエアバッグユニットを配設しないような車種にも、
ホーン機構のみが適用可能であるので、量産効果によ
り、コストダウンを期待できる。また、ストッパー部材
16を設けたので、ホーンボタン10の飛び出しを防ぐ
ことも可能である。
【0013】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。例えば
以上の実施の形態では、ホーンボタン10の摺動リブ1
0bに長孔10cを設けたが、長孔の代わりに溝を設け
ても良い。また、ホーンスイッチベース11を筒状にし
たが、分割してガイド溝11bの部分だけを、ケーシン
グ本体3の周部に配設してもよい。また、ホーンボタン
10をカップ形状としたが、その側部10aは、主とし
て摺動リブ10bを設けるためにあり、摺動リブ10b
のない部分は切欠いたような形状(なお、請求項1のカ
ップ状はこのような形状を含めた意味で使用している)
であってもよい。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、エ
アバッグカバーであるホーンボタンのみを浮かせたの
で、エアバッグユニットの重量負担が、ホーンボタンに
かからず、その操作が軽くなった。エアバッグユニット
自体がステアリングコラム側に固定されているので、自
動車のラフロード走行時にその衝撃による誤動作を防止
する。さらに、ステアリングホイール本体にエアバッグ
ユニットを配設しないような車種にも、適用が可能であ
るので、量産効果により、コストダウンを期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるホーンスイッチ機構
の水平方向断面図である。
【図2】図1のホーンスイッチ機構のホーンボタンの動
きを示す断面図である。
【図3】図2におけるX−X線方向の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態によるホーンスイッチ機構
のホーンスイッチ部の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態によるホーンスイッチ機構
のホーンスイッチの通電状態における断面図である。
【図6】本発明の実施の形態によるホーンスイッチ機構
のホーンスイッチの非通電状態における断面図である。
【図7】従来におけるステアリングホイール本体の正面
図である。
【図8】従来における他のステアリングホイール本体の
正面図である。
【図9】図8のステアリングホイール本体に配設されて
いるエアバッグユニットの側断面図である。
【符号の説明】
1 エアバッグユニット 2 ステアリングコラム 3 ケーシング本体 10 ホーンボタン 10a 側部 10b 摺動リブ 10c 長孔 10d 補強リブ 10e 開放部 11 ホーンスイッチベース 11b ガイド溝 11c スライドスイッチ 15 コイルばね 16 ストッパー部材 17 ホーンスイッチ部 19 折曲がり部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ状のホーンボタンとエアバッグユ
    ニットとがステアリングホイール本体に配設され、か
    つ、ホーンボタンがエアバッグユニットの蓋と共用され
    たホーンスイッチ機構において、上記エアバッグユニッ
    トのケースを、ステアリングホイール本体側に固定する
    とともに、該ケースの周部に上記ホーンボタンの側部が
    摺動するガイド部を設け、該ガイド部にホーンボタンの
    押込み時に通電状態になるホーンスイッチを設けたこと
    を特徴とするホーンスイッチ機構。
  2. 【請求項2】 上記ガイド部にストッパー部材を固定
    し、上記ホーンボタンの側部に該ストッパー部材に嵌合
    する嵌合部を設けてなり、ストッパー部材によりホーン
    ボタンの戻り位置を規制した請求項1に記載のホーンス
    イッチ機構。
  3. 【請求項3】 上記エアバッグユニットの蓋の裏面に補
    強リブを設けるとともに折曲げ部を設け、かつ、該蓋の
    内周部に開放部を設けた請求項1に記載のホーンスイッ
    チ機構。
JP9112025A 1997-04-30 1997-04-30 ホーンスイッチ機構 Pending JPH10297390A (ja)

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JP9112025A JPH10297390A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 ホーンスイッチ機構

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1074435A2 (en) 1999-08-06 2001-02-07 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Air bag apparatus and steering wheel
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