JP2001113597A - エンボス化粧シートの製造方法及び製造装置 - Google Patents

エンボス化粧シートの製造方法及び製造装置

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JP2001113597A
JP2001113597A JP29812499A JP29812499A JP2001113597A JP 2001113597 A JP2001113597 A JP 2001113597A JP 29812499 A JP29812499 A JP 29812499A JP 29812499 A JP29812499 A JP 29812499A JP 2001113597 A JP2001113597 A JP 2001113597A
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JP
Japan
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roll
embossing
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embossing roll
embossed decorative
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Masabumi Shimizu
正文 清水
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速度でエンボス加工処理を行ってもシート
状原反が加圧ロールに取られることなく、シート状原反
の表面にエンボス凹凸模様を高い精度と良好な再現性を
もって形成できるエンボス化粧シートの製造方法及びそ
の製造装置を提供することにある。 【解決手段】 化粧シート用原反を加熱しつつ凹凸模様
が施されたエンボスロールと加圧ロールとの間に挟み込
み凹凸を付与するエンボス化粧シートの製造方法におい
て、シームレスベルトを化粧シート用原反がエンボスロ
ール側になるように挟み込み、且つエンボスロールと加
圧ロールによる押圧前後にエンボスロール表面と加圧ロ
ール表面に沿うように配置されるとともに、シームレス
ベルトがエンボスロール表面と加圧ロール表面に沿って
いない箇所及びエンボスロール裏面において冷却媒体に
より冷却されているエンボス化粧シートの製造方法及び
製造装置とすることである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば壁装材、床
材、天井材、扉材等の住宅内装材や、家具、住設機器等
の表面装飾材として用いられる、印刷及びエンボスの施
されたシートの製造方法及びその製造装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、前記の用途に用いられるエンボス
化粧シートとしては、塩化ビニル樹脂フイルムを用いた
ものが一般的であった。しかし、この塩化ビニル樹脂は
焼却処分をすると焼却時に塩化水素ガス等の有害なガス
を発生するために、廃材の処理に焼却処理が出来ないと
いった問題があり、近年、環境問題の観点から塩化ビニ
ル樹脂を使用しないエンボス化粧シートが望まれるよう
になってきた。
【0003】そこで、塩化ビニル樹脂に代わる樹脂とし
てポリオレフィン系樹脂の使用が考えられた。しかし、
これらのポリオレフィン系樹脂フイルムを用いたエンボ
ス化粧シートの場合には、これらのシート状原反を加熱
しつつ所定の賦型用凹凸模様が外周面部に施されたエン
ボスロールと鉄芯軸の外周にゴム等の弾性体を円筒状に
被覆した加圧ロールとの間に挟んで連続的に加圧すると
いう一般的な方法では、エンボス加工処理速度の高速化
に伴い、前記エンボスロール、加圧ロールの表面温度が
上昇、特に、加圧ロールの表面温度の上昇が急激で、シ
ート状原反がエンボスロールに沿わずに、表面温度の高
い加圧ロール側に巻きつき易くなり、加圧部を出た直後
に、本来であればエンボスロール側に巻き取られていく
べきものが、一旦加圧ロール側に巻きつきエンボスロー
ル面を離れた後、再度エンボスロールに巻きつくため、
エンボス化粧シート表面に艶ムラを発生し意匠性に乏し
いものになってしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、高速度でエンボス加工処理を行ってもシート状原反
が加圧ロールに取られることなく、シート状原反の表面
にエンボス凹凸模様を高い精度と良好な再現性とをもっ
て形成できるエンボス化粧シートの製造方法及びその製
造装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の解決手段は、ポリオレフィン系樹脂フイルム
からなるエンボス化粧シート用原反を加熱しつつ所定の
賦型用凹凸模様が施されたエンボスロールと加圧ロール
との間に挟み込み凹凸を付与するエンボス化粧シートの
製造方法であって、前記エンボスロールと加圧ロールと
の間にシームレスベルトを前記エンボス化粧シート用原
反が前記エンボスロール側に挟み込み、且つ、前記エン
ボスロールと加圧ロールによる押圧前後に前記エンボス
ロール表面と前記加圧ロール表面に沿うように配置され
るとともに、前記シームレスベルトが前記エンボスロー
ル表面と前記加圧ロール表面に沿っていない箇所及び前
記エンボスロール裏面において冷却媒体により冷却され
ていることを特徴とするエンボス化粧シートの製造方法
とすることである。このように製造することにより、エ
ンボス化粧シート用原反はシームレスベルトによってエ
ンボスロールに添うようにして押しつけられ押圧時間が
長くなるので、エンボスの入りも良くなり、また、エン
ボスロールに巻きついた状態でシームレスベルトの裏面
側からスプレーノズルにより冷却媒体を吹きつけ冷却し
ているため、エンボス化粧シート用原反の温度が低下
し、変形しにくい凹凸模様を定着することができる。ま
た、エンボスロール表面からの引き剥がし時にも伸びな
くなり、正確かつ鮮明な凹凸模様が得られる。さらに、
焼却時にも塩化水素ガス等の有毒なガスの発生すること
がなく、後加工性に適した適度な柔軟性を有し、意匠性
に優れたエンボス化粧シートとなる。
【0006】また、エンボス化粧シート用原反の表面に
エンボス加工を施すエンボスロールと、このエンボスロ
ールに対向して配置された加圧ロールと、前記エンボス
ロールと加圧ロールとの間に前記エンボス化粧シート用
原反が前記エンボスロール側に挟み込まれ、且つ、前記
エンボスロールと加圧ロールによる押圧前後に前記エン
ボスロール表面と前記加圧ロール表面に沿うように配置
されるシームレスベルトを備えたエンボスシートの製造
装置において、前記シームレスベルトが前記エンボスロ
ール表面と前記加圧ロール表面に沿っていない箇所にて
水槽に浸漬されているとともに前記エンボスロール裏面
においてエンボスロール面に向かって冷却媒体を吹きつ
けるノズルが設置されていることを特徴とするエンボス
化粧シートの製造装置とすることである。こうすること
で、エンボス賦型時間が長くなり、また、エンボス化粧
シート用原反の冷却効果が上がるので、緻密な凹凸模様
を高い精度と良好な再現性とをもって付与することが可
能となり、製品の品質が良くなるエンボス化粧シートの
製造装置とすることができる。
【0007】
【発明の実施の態様】図1は本発明のエンボス化粧シー
トの製造装置の一実施例を示す概略構成図であつて、1
はエンボス化粧シート、2は透明ポリオレフィン系樹脂
フイルム、3は着色ポリオレフィン系樹脂フイルム、4
はエンボス化粧シート用原反、10はエンボス化粧シー
ト製造装置、11はエンボスロール、12は加圧ロー
ル、13はシームレスベルト、14は冷却ロール、15
は剥がしロール、16は水槽、17は水切りロール、1
8はスプレーノズル、20は加熱ドラム、21は貼合せ
ニップロール、22はバックアップロール、23、24
は予熱ロール、25は加熱ロール、26は加熱ヒーター
をそれぞれ表している。
【0008】以下、図面を参照して本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。図1は本発明に係るエンボス化粧
シートの製造方法の実施に供される製造装置の一実施例
を概略的に示している。図1に於いて、本発明のエンボ
ス化粧シート製造装置10は、透明ポリオレフィン系樹
脂フイルム2を加熱する予熱ロール23と、絵柄模様層
を設けた着色ポリオレフィン系樹脂フィルム3を加熱す
る予熱ロール24が配設され、この予熱ロール23、2
4の下流側に貼合せニップロール21及び加熱ドラム2
0が配設され、バックアップロール22がニップロール
21の後方に平行に配置されている。この貼合せニップ
ロール21及び加熱ドラム20の間に、互いに加熱され
積層された透明ポリオレフィン系樹脂フイルム2と絵柄
模様層を設けた着色ポリオレフィン系樹脂フィルム3と
を進入させることにより、両フイルムが加熱圧着され、
エンボス化粧シート用原反4を形成するものである。加
熱ドラム20の下流側にはエンボス化粧シート用原反4
を加熱する加熱ロール25が順次配設され、加熱ロール
25とその下流に配設されたエンボスロール11との間
にはエンボス化粧シート用原反4を外方から加熱する加
熱ヒーター26が配設されている。
【0009】加熱ヒーター26の下流側には、エンボス
化粧シート用原反4にエンボス加工を施す所定の賦型用
凹凸模様が施されたエンボスロール11と、このエンボ
スロール11に対して平行に配置された加圧ロール12
と、エンボスロール11と加圧ロール12を外捲回し前
記エンボスロール11と加圧ロール12との間に連続的
に搬送されるシームレスベルト13とを備えており、前
記エンボス化粧シート用原反4を加熱しつつ前記エンボ
スロール11とシームレスベルト13との間に挟んで前
記加圧ロール12によりシームレスベルト13をエンボ
ス化粧シート用原反4側(エンボスロール11側)に向
けて加圧しつつ駆動させ、エンボス化粧シート用原反4
の透明ポリオレフィン系樹脂フイルム2面に凹凸模様を
形成する。このシームレスベルト13は前記エンボスロ
ール11と加圧ロール12の下側に設けられた水槽16
に浸漬されて冷却使用されるとともに、シームレスベル
ト13をエンボスロール11面に押しつける方向に冷却
媒体を吹きつけるスプレーノズル18を設けている。凹
凸模様が施されたエンボス化粧シート1及びシームレス
ベルト13は冷却ロール14によりエンボスロール11
より滑らかに剥がされ、その後、剥がしロール15に導
かれエンボス化粧シート1はシームレスベルト13より
剥がされる。このようにしてエンボス加工製品が得られ
る。
【0010】上記構成においてエンボスロール11は、
それ自体は従来から良く知られているもので金属製の圧
胴部分の外周面部に、エンボス化粧シート用原反4の透
明ポリオレフィン系樹脂フイルム2面に付与すべきエン
ボス凹凸模様がミル彫刻、腐蝕、電鋳等の公知の方法に
より形成されており、エンボスロール11の内部に冷水
を流通させて、加熱軟化された状態で搬送されてくるエ
ンボス化粧シート用原反4をエンボス加工と同時に冷却
するようにしている。
【0011】前記加圧ロール12は、鉄芯軸の外周にN
BR、SBR、シリコンゴム等ゴム製の弾性体が円筒状
に被覆されており、その外周面部は平滑に形成されてい
る。
【0012】シームレスベルト13は、加熱されたエン
ボス化粧シート用原反4をエンボスロール11の表面に
押圧して、エンボスロール11表面の凹凸模様に対応し
た凹凸模様をエンボス化粧シート用原反4の表面に形成
さすように、エンボスロール11に外捲回しされてお
り、前記加熱されたエンボス化粧シート用原反4をエン
ボスロール11との間に挟み連続して加圧可能としてい
る。またエンボス化粧シート用原反4の表面に良好な凹
凸模様を形成するには、エンボスロール11表面の凹凸
模様をエンボス化粧シート用原反4面に賦型し、凹凸模
様を形成すると同時にエンボス化粧シート用原反4を冷
却するのが好ましいものである。そのためエンボス化粧
シート用原反4と接するシームレスベルト13は出来る
だけ低温になるようにエンボスロール11および加圧ロ
ール12の下方に水槽16を設け、シームレスベルト1
3を水槽16に浸漬しシームレスベルト13を冷却して
いる。図中17はシームレスベルト13表面に付着した
水槽16の水を除去するための水切りロール17であ
る。
【0013】また、エンボスロール11の下方にスプレ
ーノズル18を設けて、エンボスロール11に巻き付け
られたシームレスベルト13の裏面より、冷却媒体を噴
霧し、エンボス化粧シート用原反4を冷却することによ
り、エンボス化粧シート用原反4を冷却し、エンボスロ
ール11からの剥がれを良好にする。
【0014】スプレーノズル18は、エンボスロール1
1に巻き付いた状態にあるシームレスベルト13裏面に
水をスプレーして、そのシームレスベルト13を冷却す
るためのものである。スプレーする水は霧状にするのが
好ましい。霧状の水は、スプレー後直ちにシームレスベ
ルト13の熱により蒸発してシームレスベルト13から
気化熱を奪うため、効率よくシームレスベルト13の冷
却を行える。なお、シームレスベルト13裏面の冷却は
水によるものに限られず、冷風等の冷却媒体をシームレ
スベルト13裏面に吹きつける等しても良い。
【0015】上記構成において、シームレスベルト13
としては、表面にテフロン加工の施されたステンレス板
を用いることが可能であり、凹凸形状によってはシリコ
ンゴムや、NBR、SBR等ゴム製の弾性体が被覆され
ているものを用いることも可能である。
【0016】エンボスロール11とシームレスベルト1
3の間に挿入され、その表面にエンボスロール11の外
周面に設けられた凹凸模様を賦形したエンボス化粧シー
ト用原反4(エンボス化粧シート1)はシームレスベル
ト13とともに冷却ロール14によりエンボスロール1
1から滑らかに剥離され、さらに、剥がしロール15に
よりエンボス化粧シート1はシームレスベルト13から
も滑らかに剥離することができる。また、この剥がしロ
ール15によって更に冷却されるので、エンボス化粧シ
ート1に無理な力が加わって幅縮小を引き起こすことは
なく、精度の良い製品を得ることができる。
【0017】本発明で用いられる透明ポリオレフィン系
樹脂フイルム2は、絵柄模様層を保護するためのもので
あり、エンボス化粧シートとして要求される諸物性、す
なわち、耐侯性、耐溶剤性、耐汚染性、耐摩耗性等に優
れたエンボス化粧シートとするために設けるもので、重
要なことは、分子中に塩素基が含まれていないことであ
り、コストが安価で、エンボスの入りの良いものであ
る。このようなポリオレフィン系樹脂は、ポリエチレン
系としてはポリエチレンの単独重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合体等のエ
チレン系樹脂であり、ポリプロピレン系としては、ポリ
プロピレンの単独重合体、プロピレン−エチレン共重合
体、プロピレン−ブテン共重合体等のプロピレン系樹脂
であり、中でも、非結晶性のポリプロピレンと結晶性の
ポリプロピレンとの共重合により作製された軟質ポリプ
ロピレンフイルムが、剛性範囲が広く、柔軟性に富み、
適度の表面硬度と後加工適性に優れていると共に、エン
ボス加工性が良く、コストも安く、燃焼時に有毒ガスの
発生もなく好ましいものである。また、透明オレフィン
系樹脂フイルムの面を印刷インキ、塗料、接着剤との接
着性を良くするために、コロナ処理、オゾン処理等の処
理を行いフイルムの表面を活性化しておいても良い。
【0018】また、エンボス化粧シート1の基材として
の着色ポリオレフィン系樹脂フイルム3は、隠蔽性を得
るためアゾレーキ系、キナクリドン系、フタロシアニン
系等の有機顔料もしくは酸化チタン、弁柄等の無機顔料
等により任意に着色されているものが望ましい。また、
熱酸化を防止するために酸化防止剤を、また得られた製
品の紫外線による劣化を防止するために光安定剤が適宜
添加される。これら添加剤の種類及び量に関しては規定
されるものではなく、オレフィン系に一般に使用されて
いるものを添加すれば良い。その効果から酸化防止剤に
はフェノール系を光安定剤にはヒンダードアミン系を組
み合わせるのが望ましい。
【0019】着色ポリオレフィン系樹脂フイルム3の上
面には、ベタ印刷層及びオーク、チーク、ウォルナッ
ト、杉、檜等の柾目、板目状の木目模様、布目、石目等
の抽象柄を現出する模様印刷層等からなる印刷絵柄が、
イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン系、
アクリル系、ポリエステル系、セルロース系等のバイン
ダー樹脂を1種ないし2種以上混合して用いた印刷イン
キにより、グラビア印刷によって形成されており、木目
の「照り」を良く表現できるようにするためには、パー
ル顔料や金属粉などの光輝性顔料を添加したものが好ま
しい。
【0020】次に、凹凸模様は、前記透明オレフィン系
樹脂フイルム2側からエンボスロール11で凹凸を施し
て後に冷却することにより、前記透明ポリオレフィン系
樹脂フイルム2から前記絵柄模様層を設けた着色ポリオ
レフィン系樹脂フイルム3にかけて形成したものであ
る。凹凸模様の形状としては、木目板導管溝、布表面、
梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等がある。
【0021】
【発明の効果】本発明のエンボス化粧シートの製造方法
及びその製造装置は、以上説明したように、エンボスロ
ールとシームレスベルトの間に加熱した化粧シート用原
反を挿入して凹凸模様を賦型し、その後シームレスベル
トの裏側より冷却媒体を吹きつけて冷却し、エンボスロ
ールより引き剥がすために凹凸模様の賦型性もよく、エ
ンボス化粧シート用原反に無理な力が加わって巾縮小を
引き起こすこともなく精度の良い製品を得ることができ
る。また、焼却時にも塩化水素ガス等の有毒なガスの発
生することがなく、後加工性に適した適度な柔軟性を有
し、意匠性に優れたエンボス化粧シートを安価に製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンボス化粧シートの製造方法の一実
施例の工程を示した概略図である。
【符号の説明】
1 エンボス化粧シート 2 透明ポリオレフィン系樹脂フイルム 3 着色ポリオレフィン系樹脂フイルム 4 エンボス化粧シート用原反 10 エンボス化粧シート製造装置 11 エンボスロール 12 加圧ロール 13 シームレスベルト 14 冷却ロール 15 剥がしロール 16 水槽 17 水切りロール 18 スプレーノズル 20 加熱ドラム 21 貼合せニップロール 22 バックアップロール 23、24 予熱ロール 25 加熱ロール 26 加熱ヒーター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂フイルムからなる
    エンボス化粧シート用原反を加熱しつつ所定の賦型用凹
    凸模様が施されたエンボスロールと加圧ロールとの間に
    挟み込み凹凸を付与するエンボス化粧シートの製造方法
    であって、前記エンボスロールと加圧ロールとの間にシ
    ームレスベルトを前記エンボス化粧シート用原反が前記
    エンボスロール側に挟み込み、且つ、前記エンボスロー
    ルと加圧ロールによる押圧前後に前記エンボスロール表
    面と前記加圧ロール表面に沿うように配置されるととも
    に、前記シームレスベルトが前記エンボスロール表面と
    前記加圧ロール表面に沿っていない箇所及び前記エンボ
    スロール裏面において冷却媒体により冷却されているこ
    とを特徴とするエンボス化粧シートの製造方法。
  2. 【請求項2】 エンボス化粧シート用原反の表面にエン
    ボス加工を施すエンボスロールと、このエンボスロール
    に対向して配置された加圧ロールと、前記エンボスロー
    ルと加圧ロールとの間に前記エンボス化粧シート用原反
    が前記エンボスロール側に挟み込まれ、且つ、前記エン
    ボスロールと加圧ロールによる押圧前後に前記エンボス
    ロール表面と前記加圧ロール表面に沿うように配置され
    るシームレスベルトを備えたエンボス化粧シートの製造
    装置において、前記シームレスベルトが前記エンボスロ
    ール表面と前記加圧ロール表面に沿っていない箇所にて
    水槽に浸漬されているとともに前記エンボスロール裏面
    においてエンボスロール面に向かって冷却媒体を吹きつ
    けるノズルが設置されていることを特徴とするエンボス
    化粧シートの製造装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011165821A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Asahi Kasei Corp 微細エッチングマスクの製造方法及び露光処理装置

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