JP2001113565A - 加熱通路ノズル - Google Patents

加熱通路ノズル

Info

Publication number
JP2001113565A
JP2001113565A JP2000315614A JP2000315614A JP2001113565A JP 2001113565 A JP2001113565 A JP 2001113565A JP 2000315614 A JP2000315614 A JP 2000315614A JP 2000315614 A JP2000315614 A JP 2000315614A JP 2001113565 A JP2001113565 A JP 2001113565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
sleeve member
sleeve
clamping
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000315614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3350519B2 (ja
Inventor
Walter Wuerstlin
ヴュルストリン ヴァルター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otto Maenner Heisskanalsysteme GmbH and Co KG
Original Assignee
Otto Maenner Heisskanalsysteme GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otto Maenner Heisskanalsysteme GmbH and Co KG filed Critical Otto Maenner Heisskanalsysteme GmbH and Co KG
Publication of JP2001113565A publication Critical patent/JP2001113565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3350519B2 publication Critical patent/JP3350519B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1782Mounting or clamping means for heating elements or thermocouples

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトに構成されていて、組立が簡単で
ありしかも加熱体とノズル体との間で良好な熱的な連結
が得られるような加熱通路ノズルを提供する。 【解決手段】 射出成形型用の加熱通路ノズルにおい
て、スリーブ部材の外周面が、少なくとも1つのリング
状の緊締部材によって取り囲まれ、該緊締部材が、緊締
部材縦軸線を中心としてスリーブ部材に対して相対的
に、解離位置と締付け位置との間で回動可能で、スリー
ブ部材と緊締部材との互いに向かい合う面がそれぞれ、
前記縦軸線に対して同心的に配置された円筒周面とは異
なる成形形状を有し、スリーブ部材及び緊締部材の少な
くとも一方の面が、少なくとも領域的に締付けくさび面
として構成され、該締付けくさび面が、締付け位置で縦
軸線に対して直交して配置された平面内に乗り上げ斜面
を有し、該乗り上げ斜面に接触領域によって他方の構成
部材の面が接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形型用の加
熱通路ノズルであって、溶融物用のノズル流出開口を備
えた流過通路を有するノズル体が設けられていて、該ノ
ズル体の外周面に、ノズル体を加熱するための少なくと
も1つのジャケット状の加熱体が配置されており、該加
熱体の外周面がスリーブ部材によって取り囲まれてお
り、スリーブ部材及び加熱体が、半径方向でフレキシブ
ルである形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】アメリカ合衆国特許第5411392号
明細書から公知の上記形式の加熱通路ノズルは、軸方向
で連続的にスリットを付けられたスリーブ状の加熱体を
有していて、該加熱体は、内面側でノズル体の外周面に
接触して、ノズル体を取り囲んでいる。加熱体は、軸方
向で連続的にスリットを付けられたスリーブ部材によっ
て取り囲まれていて、該スリーブ部材は、ばね弾性的な
材料から形成されかつ弛緩した不作用位置で加熱体の外
径よりも小さな内径を有している。使用位置では加熱体
は、スリーブ部材のばね弾性的な材料の戻し力によって
外面側で、加熱体をノズル体に圧着する締付け力で押圧
負荷される。ノズル体に加熱体を圧着することによっ
て、ノズル体と加熱体との間で僅かな熱抵抗ひいては良
好な熱的な連結が得られる。更に加熱体はノズル体に固
定される。しかしながら公知の加熱通路ノズルの欠点
は、加熱された場合にスリットを付けられた保持部材の
締付け力が減退するということにある。更に、加熱通路
ノズルを加熱した際に生ずる高温度に基づき、長い耐用
時間後にスリーブ部材の締付け力が減退するようにな
り、この場合ノズル体が最早十分に加熱されなくなる。
更に不都合には、スリーブ部材を加熱体に被せるために
もしくは加熱体から取り出すために、スリーブ部材が加
熱体の取付け時又は取外し時に適当な緊締工具を用いて
スリーブ部材のばね弾性的な材料の戻し力に抗して開拡
されねばならない。それ故、例えば加熱体の保守作業に
際して必要であるような加熱通路ノズルの取付け及び取
外しは比較的面倒である。
【0003】ドイツ国特許公開第3046471号明細
書から既に公知の冒頭に述べた形式の加熱通路ノズル
は、周方向で閉じられたスリーブ部材を有していて、該
スリーブ部材は、加熱体の外径よりも多少僅かな内径を
有しかつ加熱体にプレス嵌めされている。加熱体は、ノ
ズル体の外周面に穿設されたねじ溝内に挿入されている
多数の巻条を有する電気的なら線の加熱巻線を有してい
る。これによって、加熱体によって生ぜしめられる熱の
ノズル体への移行が改善される。しかしながら加熱通路
ノズルの欠点は、ねじ溝内に挿入された加熱巻線が事実
上ノズル体から取り外すことができないということにあ
る。それ故、加熱通路ノズルの作動中にスリーブ部材と
ノズル体との間に集まる汚染物を除去できず、これによ
って、加熱通路ノズルの耐用寿命が相応に減少される。
【0004】更にドイツ国特許公開第19514487
号明細書から、ら線の加熱巻線として構成された加熱体
を有する冒頭に述べた形式の加熱通路ノズルが公知であ
る。この場合加熱巻線は、スリーブ部材の内面側に配置
されて、該スリーブ部材に溶接されている。加熱巻線の
内径は、ノズル体の外径よりも多少大きい。スリーブ部
材は、半径方向でねじ孔によって貫通されている。ねじ
孔内には締付けねじが配置されていて、該締付けねじに
よって、スリーブ部材がノズル体に締付け固定可能であ
る。しかしながらこの場合不都合には、スリーブ部材の
内面側に配置された加熱巻線が締付け位置で、締付けね
じとは反対側のノズル体側にのみ接触するのに対して、
この側とは反対側のノズル体側でノズル体と加熱体との
間にギャップが形成される。それ故、加熱巻線によって
生ぜしめられる熱は、ノズル体の周方向に亘って不均一
にノズル体内に導入される。
【0005】更にアメリカ合衆国特許第4968247
号明細書から公知の冒頭に述べた形式の加熱通路ノズル
の場合には、スリーブ部材は管つり状に、加熱体の周方
向に延びる薄板条片を備えて構成されていて、該薄板条
片は、互いに反対側に位置する軸方向端部で緊締装置に
連結されている。緊締装置は、加熱体に薄板条片を不動
に緊締するためにひいてはノズル体に加熱体を圧着する
ために偏心的な緊締エレメントを有していて、該緊締エ
レメントは、ノズル体の側部に隣接して配置されてい
る。緊締装置によって、加熱体の周方向で、ノズル体に
対する加熱体のほぼ均一な圧着を得ることができるけれ
ども、不都合には緊締装置は比較的多くのスペースを必
要とし、従って、射出成形型内に緊締装置用の自由スペ
ースが設けられれねばならない。しかしがらこのこと
は、射出成形型範囲の制限されたスペース状態に基づき
不可能であるか又は多額の費用をかけてのみ可能である
に過ぎない。更に、自由スペースに基づき射出成形型部
分の曲げ強度が減少されるので、射出成形型部分は射出
成形圧力によって曲げ変形される虞がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】それ故本発明の課題
は、コンパクトに構成されていて、組立が簡単でありし
かも加熱体とノズル体との間で良好な熱的な連結が得ら
れるような、冒頭に述べた形式の加熱通路ノズルを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、特許請求の
範囲第1項の特徴部分に記載の本発明による加熱通路ノ
ズルによれば、スリーブ部材の外周面が、少なくとも1
つのリング状の緊締部材によって取り囲まれていて、該
緊締部材が、緊締部材縦軸線を中心としてスリーブ部材
に対して相対的に解離位置と締付け位置との間で回動可
能であり、スリーブ部材と緊締部材との互いに向かい合
う面がそれぞれ、前記縦軸線に対して同心的に配置され
た円筒周面とは異なる成形形状を有しており、互いに向
かい合う前記面の少なくとも一方が、少なくとも領域的
に締付けくさび面として構成されていて、該締付けくさ
び面が、締付け位置で縦軸線に対して直交して配置され
た平面内に乗り上げ斜面を有していて、該乗り上げ斜面
に接触領域によって他方の構成部材の面が接触すること
によって、解決された。
【0008】
【発明の効果】緊締部材は簡単な形成で、緊締部材縦中
央軸線を中心とした回転運動によって保持部材に対して
相対的に解離位置から締付け位置に回動可能でありかつ
保持部材と締付け固定可能である。この場合、締付け位
置を占める緊締部材は、逆方向の回転運動によって再び
保持部材から解離でき、次いで加熱通路ノズルの取り外
しのためにノズル体から軸方向で引き出すことができ
る。有利には、締付け部材と緊締スリーブとによって形
成された締付け装置は、コンパクトに構成された加熱通
路ノズルを可能にし、この場合、締付け装置の全ての構
成部材は半径方向でノズル体に密に隣接しひいてはスペ
ースを節約されて配置されている。それ故、加熱通路ノ
ズルは狭いスペース状態でも射出成形型内に組み込むこ
とができる。この場合これにも拘わらず、ノズル体の外
周面に配置された締付け装置部分には容易に接近可能で
ある。加熱通路ノズルのコンパクトな設計に基づき、射
出成形型内では、加熱通路ノズルを挿入するために相応
に小さな受容部が設けられればよく、これにより射出成
形型部分の曲げ強度が高められる。更に加熱通路ノズル
は簡単な組立及び解体を可能にし、これは特に、加熱通
路ノズル及び/又は射出成形型において保守作業を実施
する際に有利である。
【0009】締付け位置では、両構成部材(緊締部材、
スリーブ部材)の一方の乗上げ斜面が、他方の構成部材
(緊締部材、スリーブ部材)の接触領域に接触するの
で、両構成部材は互いに緊締される。この場合、接触領
域又は接触個所において乗上げ斜面が保持部材の縦中央
軸線に対して同心的に配置された円筒体の、接触個所を
介して延びる円筒周面と成す角度は、緊締部材が締付け
位置でセルフロック作用を以てスリーブ部材の周面に固
持されるように、形成されている。円筒周面と乗上げ斜
面との間では接触領域にくさびギャップが形成されてい
て、該くさびギャップは、解離位置から締付け位置に緊
締部材が回動した場合に緊締部材とスリーブ部材との間
で作用するトルクを、半径方向の力成分に変換し、該力
成分は接触領域を形成する保持部材の壁領域を保持部材
材料の戻し力に抗して及び/又は緊締部材材料の戻し力
に抗してスリーブ部材の縦中央軸線に向かう方向に偏位
させる。この場合、スリーブ部材の偏位した壁領域は内
面側で直接又は場合によっては間接的にスリーブ部材と
加熱部材との間に設けられた少なくとも1つの中間部材
を介して加熱体に圧着される。接触領域とは反対側のノ
ズル体側では、スリーブ部材は内面側で少なくとも1つ
の別の個所で加熱体及び/又はノズル体に支持されるの
で、加熱体はスリーブ部材とノズル体との間に締付け固
定される。この場合、締付け力に対してフレキシブルな
加熱体は、ノズル体に設けられた中間部材又は場合によ
ってはノズル体と加熱体との間に設けられた中間部材に
圧着され、これによって、加熱体を介して発生する熱が
ノズル体に申し分なく入力連結されかつ溶融物用の、ノ
ズル体を貫通する通過通路に達する。本発明による加熱
通路ノズルは、加熱体の長さに亘って並びに加熱体の周
方向でノズル体にほぼ均等な熱伝達を可能にする。ノズ
ル体、加熱体、スリーブ部材及び緊締部材は、加熱時に
ほぼ同じ値伸張するので、スリーブ部材から加熱体にか
けられる締付け力はほぼ加熱通路ノズルの温度とは無関
係である。
【0010】締付けくさび面は緊締部材の内面側に配置
されていてかつスリーブ部材の外面側には例えばカムに
よって構成された突出部が設けられている。突出部は、
締付け位置で直接又は間接的に少なくとも1つの中間部
材を介して緊締部材の締付け面に不動に締付けられるか
もしくは前記締付け面に緊締される。しかしまた当然、
締付けくさび面がスリーブ部材の外面に配置されかつカ
ム又は突出部が緊締部材の内面側に配置されているよう
な逆の配置も可能である。しかしまた、緊締部材の内面
側及びスリーブ部材の外面側に締付けくさび面を設ける
こともでき、該締付けくさび面は締付け位置で直接又は
間接的に少なくとも1つの中間部材を介して互いに締付
け固定される。
【0011】有利には、スリーブ部材はスリットを付け
られたスリーブ部材として構成されていて、該スリーブ
部材は、軸方向長さに亘って連続的に延びる、端面側で
縁部を開放されたスリットを有している。これによっ
て、締付けプロセス中にスリーブ部材の直径の均一な減
少が可能である。この場合、締付け力は更に効果的に加
熱体に伝達できる。有利にはスリーブ部材は、締付け力
による負荷により弾性変形可能な材料から形成されてい
る。有利にはスリットは、スリーブ部材の縦軸線に対し
て平行に延びるが、該縦軸線に対して斜めに延びること
ができしかも例えば螺旋状に形成できる。
【0012】本発明の特に有利な構成では、スリーブ部
材と緊締部材との互いに向かい合う面の少なくとも一方
が、周方向で互いにずらされて配置された、それぞれ1
つの締付けくさび面を有する多数の、特に3つの領域を
有していて、該領域が締付け位置で、緊締部材の縦軸線
に対して直交して配置された平面内で、それぞれの領域
に対応配置された他方の構成部材(10,11)の接触
個所に接触する。締付け力は、緊締部材の締付け位置に
おいてより均一に周方向で互いにずらして配置された複
数の個所でスリーブ部材から加熱体にかつ加熱体からノ
ズル体に伝達される。これによって加熱体は、特に均一
にノズル体に圧着され、これは、ノズル体への均一な熱
入力連結を可能にする。
【0013】本発明の特に有利な構成では、緊締部材が
リング状又はスリーブ状に構成されていてかつ周方向で
互いにずらされた異なる個所で異なる内径を有してい
て、スリーブ部材が、周方向で互いにずらされた異なる
個所で異なる外径を有していて、緊締部材の最小の内径
がスリーブ部材の最小の外径に等しいか該外径よりも大
きく、かつ緊締部材の最大の内径がスリーブ部材の最大
の外径に等しいか該外径よりも大きく、緊締部材の最小
の内径がスリーブ部材の最大の外径よりも小さい。この
場合、緊締部材、スリーブ部材及びノズル体によって構
成された締付け装置は、加熱体の特に均一な半径方向の
押圧負荷を可能にする。
【0014】有利には緊締部材は、有利にはスリーブ部
材の全長に亘って延びる緊締スリーブとして構成されて
いる。この場合、加熱体によって放出される熱は、ノズ
ル体の軸方向で特に均一にノズル体に伝達される。
【0015】有利には、緊締部材は操作工具と連結する
ための係合個所を有していて、該係合個所は有利には緊
締部材の外周面に配置された受容凹所として構成されて
いる。この場合、緊締部材の係合個所には、スリーブ部
材に対して相対的に緊締部材を回動するための操作工
具、例えばフックスパナ又は類似のレバーアームを有す
る工具が当て付けられる。
【0016】有利には、緊締部材とノズル体との間には
回動防止手段が配置されている。回動防止手段は、例え
ば使用位置でノズル体のノズル流出開口とは反対側の、
緊締部材の端面側の端部に、少なくとも1つの突起を有
していて、該突起は、使用位置で突起に適合したノズル
体の受容凹所内に係合している。当然、突起がノズル体
にかつ受容凹所がスリーブ部材に配置されているような
逆の配置も可能である。回動防止手段によって解離位置
と締付け位置との間で緊締部材が回動した場合にスリー
ブ部材の連行回動が阻止される。
【0017】有利には、スリーブ部材及び/又は緊締部
材は薄板変形部材として構成されていて、周方向で見て
互いに隣接して配置された、それぞれ1つの締付けくさ
び面を有するスリーブ部材もしくは緊締部材の壁領域の
間に、段部が配置されている。従って、緊締部材及び/
又はスリーブ部材は、例えば型押し及び/又は曲げ加工
部材として構成できる。この場合、締付けくさび面を有
するスリーブ部材もしくは緊締部材の壁領域の間に配置
された段部は、比較的壁薄のスリーブ部材もしくは緊締
部材の場合でも比較的大きな締付け力の伝達を可能にす
る補強部を形成する。
【0018】有利には、加熱体は、特に少なくとも1つ
のろう接個所を介してスリーブ部材に固定されている。
この場合スリーブ部材は、締付け結合が解離された場合
に加熱体と共に軸方向でノズル体から引き出すことがで
きるかもしくはノズル体に被せ嵌めることができる。加
熱体がノズル体から取り外された場合には、加熱体はス
リーブ部材内で申し分なく機械的な損傷から防護され
る。
【0019】有利には、加熱体は電気的な加熱巻線を有
していて、該加熱巻線は有利にはノズル体の軸方向端部
に隣接する領域で、前記領域の間に位置する領域よりも
高い巻線密度を有している。この場合、ノズル体の軸方
向で互いにずらされて配置された個所で加熱巻線からノ
ズル体に入力連結される加熱出力は、ノズル体の異なる
個所でそれぞれ必要な熱流に、ノズル体の流過通路に沿
ってほぼ一定の温度経過が生ずるように、適合できる。
【0020】本発明の有利な構成では、加熱体とノズル
体との間に、半径方向でフレキシブルな、有利には軸方
向で連続的にスリットを付けられた中間スリーブが配置
されている。この場合、加熱体は中間スリーブとスリー
ブ部材との間に配置されていて、この場合、中間スリー
ブとスリーブ部材とは、場合によっては加熱体を取り囲
む収容手段を形成する。ノズル体内への局部的に異なる
熱導入を達成するために、中間スリーブは加熱体に面し
た外面側に領域的に少なくとも1つの半径方向の切欠き
を有していて、該切欠きにおいては、中間スリーブが締
付け位置を占める場合に中間スリーブの壁部が加熱体か
ら間隔を置いて保持される。しかしまた、中間スリーブ
は、ノズル体に面した内面側に領域的に少なくとも1つ
の半径方向の切欠きを有することができ、該切欠きにお
いては、中間スリーブが締付け位置を占める場合に中間
スリーブの壁部が加熱体から又はノズル体と中間スリー
ブとの間に設けられた別の部材から間隔を置いて保持さ
れる。このような構成によっても、加熱体の加熱巻線が
中間スリーブの軸方向で一定の巻線密度を有する場合
に、ノズル体内への局部的に異なる熱導入が達成され
る。
【0021】
【発明の実施の形態】次に図示の実施例につき本発明を
説明する。
【0022】射出成形型用の全体を符号1で示された加
熱通路ノズル(Heisskanalduese)はノズル体2を有し
ている。ノズル体2を貫通して溶融物用の流過通路3が
延びていて、該流過通路は、ノズル体2の一方の軸方向
端部に、ノズル体2の内部に溶融物を供給するためのノ
ズル流入開口4を有しかつノズル体2の他方の軸方向端
部にノズル流出開口5を有している。ノズル流入開口4
は、使用位置で溶融物用の自体公知の供給装置に接続さ
れていて、該供給装置は、例えば溶融物を搬送するため
の加熱されたスクリューコンベアを有することができ
る。
【0023】ノズル体2は、ブシュ6として構成された
ニードルガイドを有していて、該ニードルガイド内で
は、閉鎖ニードル7が軸方向に摺動可能に配置されてい
る。閉鎖ニードルは、流過通路3内に係合しかつ閉鎖位
置において自由端部領域で、ノズル流出開口5を制限す
るノズル体2の縁部に対してシールされている。開放位
置では閉鎖ニードル7は、ノズル流出開口5から引き戻
されかつ溶融物を放出するためにノズル流出開口5を少
なくとも部分的に開放する。
【0024】ノズル体2の外周面には、ノズル体2の外
周面に沿ってら線状に延びる加熱巻線を有するジャケッ
ト状の加熱体8が配置されている。加熱巻線は、互いに
平行に案内された2つの加熱ワイヤを有していて、該加
熱ワイヤはそれぞれ、ノズル流出開口5とは反対側のノ
ズル体2の端部で、加熱電流源に案内された電気的な接
続導線9に接続されている。外周面では加熱体8はスリ
ーブ部材10によって取り囲まれている。
【0025】スリーブ部材10は外周面で、緊締スリー
ブとして構成された緊締部材11によって取り囲まれて
いて、該緊締部材は、緊締部材の縦軸線12を中心とし
て、スリーブ部材10に対して相対的に解離位置と締付
け位置との間で回動可能である。第2図から特に明らか
なように、緊締部材11の内面及び該内面に面したスリ
ーブ部材10の外面はそれぞれ、縦軸線12に対して同
心的に配置された円筒周面とは異なる成形形状を有して
いる。互いに向き合う面の協働を明瞭に図示するため
に、前記面と円筒周面との相違は第2では戯画化しても
しくは拡大して図示している。この場合図面から明らか
なように、緊締部材11の内面とスリーブ部材10の外
面とはそれぞれ、周方向で互いにずらして配置された複
数の領域を有していて、該領域はそれぞれ締付けくさび
面13として構成されている。第2図から明らかなよう
に、スリーブ部材10及び緊締部材11の締付けくさび
面13は、それぞれ1つの乗上げ斜面を有していて、該
乗上げ斜面には締付け位置において、他方の構成部材1
0,11のそれぞれ1つの締付けくさび面13が接触領
域14によって接触する。
【0026】第2図から明らかなように、締付けくさび
面13はそれぞれ周方向端部で、縦軸線12に対して、
他方の周方向端部よりも小さな半径もしくは間隔を有し
ている。周方向端部の間では半径は、周方向で見て、最
小の半径を有する個所から出発して最大の半径を有する
個所に向けて、締付けくさび面13に沿ってそれぞれ連
続的に増大している。緊締部材11の締付けくさび面1
3の最小の半径は、スリーブ部材10の最小の半径より
も大きいか又は該半径に等しくかつ緊締部材11の最大
の半径はスリーブ部材10の最大の半径よりも大きいか
又は該半径に等しい。緊締部材11の最小の半径は、ス
リーブ部材10の最大の半径よりも小さい。
【0027】第2図から明らかなように、これにより緊
締部材11の内部中空部内に配置された保持部材10
は、回動不能に配置された保持部材10に対して相対的
に矢印PF1の方向に緊締部材11が回動した場合に、
緊締部材11の内部中空部内で締付け固定される。この
場合、締付け力に対して弾性的にフレキシブルな材料か
ら成るスリーブ部材10の、それぞれ接触領域14に位
置する壁領域はほぼ半径方向に偏位しかつ加熱体8に向
けて移動する。スリーブ部材10は内面側で、周方向で
互いにずらされて配置された複数の負荷個所15におい
て、半径方向にフレキシブルな加熱体8の外周面に支持
される。緊締部材11の締付け位置では、緊締部材11
からスリーブ部材10に及ぼされる締付け力の一部は、
負荷個所15でほぼ半径方向に作用する押圧力として加
熱体8に伝達され、これにより、加熱体はスリーブ部材
10とは反対側の内面側で、ノズル体2に圧着される。
この場合、加熱体8のこのような押圧負荷は、周方向で
互いにずらされて配置された複数の負荷個所15で同時
に行われ、これにより、加熱体8とノズル体2との間で
最良の熱伝導結合が得られる。これによって、加熱体8
によって生ぜしめられる熱は、ほぼ均一にしかも損失な
くノズル体2及び流過通路3内に導入される。更に、加
熱体8、スリーブ部材10及び緊締部材11は締付け位
置でノズル体2に固定される。
【0028】第2図から明らかなように、スリーブ部材
10は、軸方向で連続的にスリーブ部材の全長に亘って
延びるスリット16を有している。これによって、スリ
ーブ部材10の個々の壁領域は、より最良に締付け力に
より半径方向でスリーブ部材材料の戻し力に抗して変形
可能でかつ加熱体に向けて移動可能である。
【0029】第1図及び第3図から明らかなように、緊
締部材11及びスリーブ部材10はそれぞれ、加熱体8
の加熱壁の全長にわたって延びている。これによって、
加熱壁の全巻線を、緊締部材11とスリーブ部材10と
から構成された緊締装置によって同時にノズル体2に圧
着することができる。
【0030】緊締部材11は外面側に操作工具、例えば
フックスパナ(Hakenschluessel)用の係合個所17を
有している。操作工具は使用位置で、スリーブ部材10
に対する緊締部材11の最善の緊締を可能にするレバー
アームを形成する。係合個所17は、緊締部材11内の
受容凹所又は緊締部材11の壁切欠きによって形成され
ている。操作工具は、矢印Pf1方向の回転運動によっ
て緊締部材11を不動に緊締する場合に、並びに、前記
方向とは逆方向の回転運動によって緊締部材11を解離
する場合に係合個所17に当て付けられる。既述のよう
に、走行軌道として構成された締付けくさび面の勾配又
は傾きもしくは勾配高又は傾き高さは、加熱体8のため
に予め規定される圧着圧に相応して選ぶことができる。
この場合勾配角度又は傾き角度は、スリーブ部材10に
対して相対的に回動可能な緊締部材11が締付け位置で
セルフロック作用を以てスリーブ部材10に固定される
ように、設計されている。
【0031】スリーブ部材10及び緊締部材11はそれ
ぞれ薄板変形部材として構成されている。周方向で隣接
して並置された、それぞれ1つの締付けくさび面13を
有するスリーブ部材10もしくは緊締部材11の壁領域
の間には、曲げ加工又は縁曲げ加工によって製作される
それぞれ1つの段部18が配置されている。操作工具用
の係合個所17は、緊締部材11内への壁領域の押抜き
加工によって設けられる。
【0032】加熱体8は、例えばセラミックのような絶
縁材料によって取り囲まれた加熱導体を備えた加熱巻線
を有している。加熱体8はスリーブ部材10にろう接さ
れていて、ろう接個所はそれぞれ、加熱体の互いに反対
側の軸方向端部に配置されている。この場合加熱体8
は、スリーブ10と共に緊締部材11の解離位置で軸方
向でノズル体2から引き出すことができる。ノズル体2
から取り外された加熱体8は、スリーブ部材10内で機
械的な損傷から防護される。
【0033】第1図及び第3図から明らかなように、加
熱体8の加熱巻線は、縦軸線12の方向で互いにずらさ
れて配置された異なる個所で異なる巻線密度を有してい
る。これによって、流過通路3に沿ってほぼ一定の温度
経過が得られる。
【0034】第1図から明らかなように、スリーブ部材
10とノズル体2との間には回動防止手段19が配置さ
れている。回動防止手段は、使用位置でノズル流出開口
5とは反対側の、スリーブ部材10の端面側の端部に、
軸方向に突出する突起を有していて、該突起は、ノズル
体2の、突起に適合した受容凹所内に係合している。
【0035】従って総合的に見て、溶融物用のノズル流
出開口5に接続される流過通路3を備えたノズル体2を
有する射出成形型用の加熱通路ノズルが得られる。ノズ
ル体2の外周面には、ジャケット状の少なくとも1つの
加熱体8が配置されている。加熱体は外周面で、半径方
向でフレキシブルなスリーブ部材10によって取り囲ま
れている。スリーブ部材10は外周面で、少なくとも1
つのリング状の緊締部材11によって取り囲まれてい
て、該緊締部材11は縦軸線12を中心として、スリー
ブ部材10に対して相対的に解離位置と緊締位置との間
で回動可能である。スリーブ部材10と緊締部材11と
の互いに向かい合う面はそれぞれ、縦軸線12に対して
同心的に配置された円筒周面とは異なる成形形状を有し
ている。少なくとも一方の構成部材10,11の面は、
少なくとも領域的に締付けくさび面13として構成され
ていて、該締付けくさび面13は締付け位置で、縦軸線
12に対して直交(orthogonal)して配置された平面内
で乗上げ斜面を有していて、該乗上げ斜面には、接触領
域によって他方の構成部材10,11の面が接触する。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱通路ノズルの中央平面を通る縦断面図。
【図2】操作工具用の受容部を鎖線で図示した、第1図
で図示の加熱通路ノズルの加熱エレメント、締付けスリ
ーブ及び緊締スリーブの横断面図。
【図3】第2図III線に沿った縦断面図。
【符号の説明】
1 加熱通路ノズル、 2 ノズル体、 3 流過通
路、 4 ノズル流入開口 5 ノズル流出開口、 8
加熱体、 10 スリーブ部材、 11緊締部材、
12 縦軸線、 13 締付けくさび面、 14 接触
領域、 16 スリット、 17 係合個所、 18
段部、 19 回動防止手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形型用の加熱通路ノズル(1)で
    あって、溶融物用のノズル流出開口(5)を備えた流過
    通路(3)を有するノズル体(2)が設けられていて、
    該ノズル体の外周面に、ノズル体(2)を加熱するため
    の少なくとも1つのジャケット状の加熱体(8)が配置
    されており、該加熱体(8)の外周面がスリーブ部材
    (10)によって取り囲まれており、スリーブ部材(1
    0)及び加熱体(8)が、半径方向でフレキシブルであ
    る形式のものにおいて、スリーブ部材(10)の外周面
    が、少なくとも1つのリング状の緊締部材(11)によ
    って取り囲まれていて、該緊締部材が、緊締部材縦軸線
    (12)を中心としてスリーブ部材(10)に対して相
    対的に、解離位置と締付け位置との間で回動可能であ
    り、スリーブ部材(10)と緊締部材(11)との互い
    に向かい合う面がそれぞれ、前記縦軸線(12)に対し
    て同心的に配置された円筒周面とは異なる成形形状を有
    しており、互いに向かい合う前記面の少なくとも一方
    が、少なくとも領域的に締付けくさび面(13)として
    構成されていて、該締付けくさび面が乗り上げ斜面を有
    していて、該乗り上げ斜面に接触領域(14)によって
    他方の構成部材(10,11)の面が接触することを特
    徴とする、射出成形型用の加熱通路ノズル。射出成形型
    用の加熱通路ノズル。
  2. 【請求項2】 スリーブ部材(10)が、スリットを付
    けられたスリーブ部材(10)として構成されていて、
    該スリーブ部材が、軸方向長さに亘って連続的に延び
    る、端面側で縁部を開放されたスリット(16)を有し
    ている、請求項1記載の加熱通路ノズル。
  3. 【請求項3】 スリーブ部材(10)と緊締部材(1
    1)との互いに向かい合う面の少なくとも一方が、周方
    向で互いにずらして配置された、それぞれ1つの締付け
    くさび面(13)を備えた多数の、特に3つの領域を有
    していて、該領域が、それぞれの領域に対応配置され
    た、他方の構成部材(10,11)の接触個所に接触す
    る、請求項1記載の加熱通路ノズル。
  4. 【請求項4】 緊締部材(11)が、リング状又はスリ
    ーブ状に構成されていてかつ周方向で互いにずらされた
    異なる個所で異なる内径を有しており、スリーブ部材
    (10)が、周方向で互いにずらされた異なる個所で異
    なる外径を有しており、緊締部材(11)の最小の内径
    が、スリーブ部材(10)の最小の外径に等しいか該外
    径よりも大きく、かつ、緊締部材(11)の最大の内径
    が、スリーブ部材(10)の最大の外径に等しいか該外
    径よりも大きく、緊締部材(11)の最小の内径が、ス
    リーブ部材(10)の最大の外径よりも小さい、請求項
    1から3までのいずれか1項記載の加熱通路ノズル。
  5. 【請求項5】 緊締部材(11)が、緊締スリーブとし
    て構成されていて、該緊締スリーブが、スリーブ部材
    (10)の全長に亘って延びている、請求項1から4ま
    でのいずれか1項記載の加熱通路ノズル。
  6. 【請求項6】 緊締部材(11)が、操作工具と連結す
    るための係合個所(17)を有していて、該係合個所
    (17)が、緊締部材の外周面に配置された受容凹所と
    して構成されている、請求項1から5までのいずれか1
    項記載の加熱通路ノズル。
  7. 【請求項7】 緊締部材とノズル体(2)との間に、回
    動防止手段(19)が配置されている、請求項1から6
    までのいずれか1項記載の加熱通路ノズル。
  8. 【請求項8】 スリーブ部材(10)及び/又は緊締部
    材(11)が、薄板変形部材として構成されており、周
    方向で互いに隣接して並置された、それぞれ1つの締付
    けくさび面(13)を有するスリーブ部材(10)もし
    くは緊締部材(11)の壁領域の間に、段部(18)が
    配置されている、請求項1から7までのいずれか1項記
    載の加熱通路ノズル。
  9. 【請求項9】 加熱体(8)がスリーブ部材(10)
    に、特に少なくとも1つのろう接個所を介して固定され
    ている、請求項1から8までのいずれか1項記載の加熱
    通路ノズル。
  10. 【請求項10】 加熱体(8)が、電気的な加熱巻線を
    有していて、該加熱巻線が、ノズル体(2)の軸方向端
    部に隣接する領域で、前記領域の間に位置する領域より
    も高い巻線密度を有している、請求項1から9までのい
    ずれか1項記載の加熱通路ノズル。
  11. 【請求項11】 加熱体(8)とノズル体(2)との間
    に、半径方向でフレキシブルな、軸方向で連続的にスリ
    ットを付けられた中間スリーブが配置されている、請求
    項1から10までのいずれか1項記載の加熱通路ノズ
    ル。
JP2000315614A 1999-10-18 2000-10-16 加熱通路ノズル Expired - Fee Related JP3350519B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19950273.0 1999-10-18
DE19950273A DE19950273C1 (de) 1999-10-18 1999-10-18 Heißkanaldüse

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001113565A true JP2001113565A (ja) 2001-04-24
JP3350519B2 JP3350519B2 (ja) 2002-11-25

Family

ID=7926123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000315614A Expired - Fee Related JP3350519B2 (ja) 1999-10-18 2000-10-16 加熱通路ノズル

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6409497B1 (ja)
EP (1) EP1093904B1 (ja)
JP (1) JP3350519B2 (ja)
AT (1) ATE226132T1 (ja)
CA (1) CA2322354C (ja)
DE (2) DE19950273C1 (ja)
DK (1) DK1093904T3 (ja)
ES (1) ES2184668T3 (ja)
HK (1) HK1036249A1 (ja)
PT (1) PT1093904E (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6394784B1 (en) * 2000-03-08 2002-05-28 Mold-Masters Limited Compact cartridge hot runner nozzle
US6780003B2 (en) * 2002-08-02 2004-08-24 Mold-Masters Limited Removable heater for a hot runner nozzle
US7510392B2 (en) * 2002-11-06 2009-03-31 Mold-Masters (2007) Limited Injection nozzle with a removable heater device having one or more heating elements
EP1418036B1 (en) * 2002-11-06 2008-08-06 Mold-Masters (2007) Limited Hot runner nozzle with planar film heater
US20050181090A1 (en) * 2002-12-06 2005-08-18 Mold-Masters Limited Injection molding nozzle with embedded and removable heaters
US7118704B2 (en) * 2002-12-13 2006-10-10 Mold-Masters Limited Nozzle and method for making a nozzle with a removable and replaceable heating device
DE10356059B4 (de) * 2003-12-01 2006-07-27 Gc-Heat Gebhard & Castiglia Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zur Befestigung eines elektrischen Heizkörpers auf einem zylindrischen Bauteil
DE102004051750B4 (de) 2004-10-23 2008-05-15 Otto Männer Innovation GmbH Heißkanaldüse
DE102010033153B4 (de) 2010-08-03 2020-06-18 Otto Männer Innovation GmbH Spritzgießdüse
DE102014005284B4 (de) 2013-04-09 2022-10-20 Otto Männer Innovation GmbH Heizer-Thermoelement-Anordnung und Anordnung mit einer Heizer-Thermoelement-Anordnung und einer Hülse
TW201441001A (zh) * 2013-04-29 2014-11-01 Foxnum Technology Co Ltd 射出成型機噴嘴及其加熱裝置
CN104552845B (zh) * 2013-09-10 2018-11-02 奥托门纳创新有限责任公司 具有分区段式加热器的热流道喷嘴
CN114951628B (zh) * 2021-02-24 2024-04-05 宝山钢铁股份有限公司 一种连铸浸入式水口夹持系统及方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3046471A1 (de) * 1980-12-10 1982-07-22 Bernhard 7410 Reutlingen Dangelmaier Duesenkern zum einbau in einen duesenkoerper von heisskanalspritzduesen fuer eine kunststoffspritzgiessvorrichtung
US4968247A (en) * 1989-12-18 1990-11-06 Rosemount Inc. Cam operated clamp housing for injection molding heaters
US5263230A (en) * 1992-06-26 1993-11-23 Johnson James E Cam operated heater clamp with locking device and rotational position indicator
US5411392A (en) * 1993-11-15 1995-05-02 Husky Injection Molding Systems Ltd. Heated nozzle assembly including a heater clamp arrangement
US5558888A (en) * 1994-06-27 1996-09-24 Rosemount Aerospace Inc. Injection molding nozzle heater clamp
DE19514487A1 (de) * 1994-12-01 1996-06-05 Schoettli Ag Heizkörper für einen Düsenhalter
EP0806276B1 (en) * 1996-05-10 2002-02-20 EUROTOOL Beheer B.V. Injection molding system and heating assembly for use in such a system

Also Published As

Publication number Publication date
CA2322354A1 (en) 2001-04-18
EP1093904A1 (de) 2001-04-25
DE19950273C1 (de) 2001-03-15
ATE226132T1 (de) 2002-11-15
HK1036249A1 (en) 2001-12-28
CA2322354C (en) 2007-06-05
US6409497B1 (en) 2002-06-25
DK1093904T3 (da) 2003-02-17
ES2184668T3 (es) 2003-04-16
PT1093904E (pt) 2003-02-28
JP3350519B2 (ja) 2002-11-25
EP1093904B1 (de) 2002-10-16
DE50000642D1 (de) 2002-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3350519B2 (ja) 加熱通路ノズル
EP0937565B1 (en) Clamping means for the heating element of heater assembly in a hot runner system
KR100867026B1 (ko) 가열 러너 노즐 및 다중 노즐 배열체
US5411392A (en) Heated nozzle assembly including a heater clamp arrangement
KR20080016549A (ko) 슬라이드 베어링을 구비한 슬라이드 베어링 시스템 및 슬라이드 베어링 조립방법
JP2002134221A (ja) 高電流接続装置
CN113543384A (zh) 可夹紧的电加热装置
JP2008529223A (ja) 電気的スイッチング装置のためのノズルの固定
KR100586784B1 (ko) 전동파워스티어링 장치용 브러시 모터
US7503288B2 (en) Plastic boiler without flange
US5687996A (en) Molded part made of thermoplastic material
EP1413418B1 (en) Apparatus for heating injection molding fluid
KR100397238B1 (ko) 평면 정류자 및 그 제조방법
JP2792435B2 (ja) 射出成形機のノズル装置
US20080231139A1 (en) Method for Production of a Commutator, as Well as Commutator
EP0808077B1 (en) Electrode structure for high temperature heated body
JP2607753B2 (ja) 開閉装置及びその製作方法
JPH0613375U (ja) 組み立てられた整流子
JPH07329185A (ja) 熱可塑性材料の成形部品
CN220487371U (zh) 摇窗器摇柄的装配组件
CN214627394U (zh) 一种发热丝自动张紧的发热体
JP3885372B2 (ja) 空気通路切替装置
JP3311415B2 (ja) 加熱炉
US6527820B2 (en) Soot filter for diesel exhaust
JPS6022770Y2 (ja) ケ−ブルの接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070913

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100913

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110913

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110913

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120913

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130913

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees