JP2001111867A - 画像撮影再生装置、画像撮影再生システム、起動制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像撮影再生装置、画像撮影再生システム、起動制御方法及び記憶媒体

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JP2001111867A
JP2001111867A JP29224799A JP29224799A JP2001111867A JP 2001111867 A JP2001111867 A JP 2001111867A JP 29224799 A JP29224799 A JP 29224799A JP 29224799 A JP29224799 A JP 29224799A JP 2001111867 A JP2001111867 A JP 2001111867A
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聡 淺田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影機能を有すると共に複数の静止画を再生
する再生機能を有する画像撮影再生装置において、設定
値の正当性を判別する判別手段で設定値が正当でないも
のと判別した場合に通常の状態とは異なる状態で起動す
ることを可能とした画像撮影再生装置、画像撮影再生シ
ステム、起動制御方法及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 日付・時刻からなる時計設定値を入力す
る設定手段2と、設定手段2で設定された時計設定値が
正しく設定された値か否かを判別する判別手段3と、起
動時に判別手段3で時計設定値が正しく設定された値で
ないと判別された場合に通常の状態とは異なる状態で起
動するよう制御する制御手段4とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の撮影及び再
生を行う画像撮影再生装置、画像撮影再生システム、起
動制御方法及び記憶媒体に関し、更に詳しくは、画像撮
影再生装置内に装備されている画像処理装置の起動時の
状態の制御方法に特徴を有する画像撮影再生装置、画像
撮影再生システム、起動制御方法及び記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルカメラ等の撮像装置にお
いて、例えば時計の設定など所定の設定を行う場合に
は、撮像装置に装備されているGUI(Graphical User
Interface)表示用の液晶ディスプレイ等の表示手段に
表示されるメニューを用いて、上記のような時計を設定
するための画面を表示手段に表示し、その画面を見なが
ら撮像装置に装備されているボタン等の入力手段を用い
て時計の設定を行うことが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、一口でカメラの設定といっても、設定すべき項目が
多く、一般的にはメニューは最上位のメニューの下にま
た別のメニューが存在するという階層構造を持っている
ことが多い。そのため、利用者はある設定値を変更した
い場合に先ず最上位のメニューをカメラ上の表示手段に
表示し、そのメニューで目的の設定値を変更する項目を
選ぶか、場合によっては目的の設定値を選ぶ項目が階層
化の別メニューに存在する場合は、階層化のメニューを
起動するための項目を選び、階層化のメニューを表示手
段に表示させ、その中から項目を更に選ぶ、といった動
作を行わなければならなかった。また、この場合、例え
ば利用者が時計の設定値がくるっているかどうかを判断
するには、カメラ上の表示手段に表示された時刻等を時
計などと比較するというような判断を利用者自身が行わ
なければならないという問題があった。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、撮影機能を有すると共に複数の静止画を再生す
る再生機能を有する画像撮影再生装置において、設定値
の正当性を判別する判別手段で設定値が正当でないもの
と判別した場合に通常の状態とは異なる状態で起動する
ことを可能とした画像撮影再生装置、画像撮影再生シス
テム、起動制御方法及び記憶媒体を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、画像撮影機能及び画像再生
機能を有する画像撮影再生装置であって、設定値を入力
する設定手段と、前記設定手段で設定された前記設定値
が正しく設定された値か否かを判別する判別手段と、起
動時に前記判別手段で前記設定値が正しく設定された値
でないと判別された場合に通常の状態とは異なる状態で
起動するよう制御する制御手段とを有することを特徴と
する。
【0006】上記目的を達成するために、請求項2記載
の発明は、画像撮影機能及び画像再生機能を有する画像
撮影再生装置であって、日付・時刻からなる時計設定値
を入力する設定手段と、前記設定手段で設定された前記
時計設定値が正しく設定された値か否かを判別する判別
手段と、起動時に前記判別手段で前記時計設定値が正し
く設定された値でないと判別された場合に通常の状態と
は異なる状態で起動するよう制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するために、請求項3記載
の発明は、前記設定手段は、前記設定値又は前記時計設
定値を入力すると共に、前記設定値又は前記時計設定値
を保持することが可能であることを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するために、請求項4記載
の発明は、前記判別手段は、画像撮影再生装置内に現在
時刻を供給可能であると共に、電圧を検出する機能を有
し、前記設定手段で設定された前記設定値又は前記時計
設定値が正しく設定された値か否かを前記検出電圧に基
づき判別することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために、請求項5記載
の発明は、更に、画像を撮影する撮像手段と、撮影した
画像を再生可能に格納する格納手段と、再生画像の表示
が可能な表示手段とを有し、前記制御手段は、起動時に
前記判別手段で前記設定値又は前記時計設定値が正しく
設定された値でないと判別された場合に前記表示手段に
再生画像を表示するよう制御すると共に、その後は前記
表示手段に日付・時刻設定用のダイアログを表示するよ
う制御することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために、請求項6記載
の発明は、コンピュータやプリンタ等の外部装置とデー
タ通信が可能な電子カメラに適用可能であることを特徴
とする。
【0011】上記目的を達成するために、請求項7記載
の発明は、画像撮影機能及び画像再生機能を有する画像
撮影再生装置と前記画像撮影再生装置に接続可能な外部
装置とを具備してなる画像撮影再生システムであって、
前記画像撮影再生装置は、設定値を入力する設定手段
と、前記設定手段で設定された前記設定値が正しく設定
された値か否かを判別する判別手段と、起動時に前記判
別手段で前記設定値が正しく設定された値でないと判別
された場合に通常の状態とは異なる状態で起動するよう
制御する制御手段とを有し、前記外部装置は、前記画像
撮影再生装置との間で画像データや画像データに付属し
た管理情報の送受信が可能な機能を有することを特徴と
する。
【0012】上記目的を達成するために、請求項8記載
の発明は、画像撮影機能及び画像再生機能を有する画像
撮影再生装置と前記画像撮影再生装置に接続可能な外部
装置とを具備してなる画像撮影再生システムであって、
前記画像撮影再生装置は、日付・時刻からなる時計設定
値を入力する設定手段と、前記設定手段で設定された前
記時計設定値が正しく設定された値か否かを判別する判
別手段と、起動時に前記判別手段で前記時計設定値が正
しく設定された値でないと判別された場合に通常の状態
とは異なる状態で起動するよう制御する制御手段とを有
し、前記外部装置は、前記画像撮影再生装置との間で画
像データや画像データに付属した管理情報の送受信が可
能な機能を有することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項9記載
の発明は、前記画像撮影再生装置の前記設定手段は、前
記設定値又は前記時計設定値を入力すると共に、前記設
定値又は前記時計設定値を保持することが可能であるこ
とを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するために、請求項10記
載の発明は、前記画像撮影再生装置の前記判別手段は、
画像撮影再生装置内に現在時刻を供給可能であると共
に、電圧を検出する機能を有し、前記設定手段で設定さ
れた前記設定値又は前記時計設定値が正しく設定された
値か否かを前記検出電圧に基づき判別することを特徴と
する。
【0015】上記目的を達成するために、請求項11記
載の発明は、前記画像撮影再生装置は、更に、画像を撮
影する撮像手段と、撮影した画像を再生可能に格納する
格納手段と、再生画像の表示が可能な表示手段とを有
し、前記制御手段は、起動時に前記判別手段で前記設定
値又は前記時計設定値が正しく設定された値でないと判
別された場合に前記表示手段に再生画像を表示するよう
制御すると共に、その後は前記表示手段に日付・時刻設
定用のダイアログを表示するよう制御することを特徴と
する。
【0016】上記目的を達成するために、請求項12記
載の発明は、画像撮影機能及び画像再生機能を有する電
子カメラと前記電子カメラに接続可能なコンピュータや
プリンタ等の外部装置とを具備してなるシステムに適用
可能であることを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するために、請求項13記
載の発明は、画像撮影機能及び画像再生機能を有する画
像撮影再生装置に適用される起動制御方法であって、設
定値の入力に基づき設定を行う設定ステップと、前記設
定ステップで設定された前記設定値が正しく設定された
値か否かを判別する判別ステップと、起動時に前記判別
ステップで前記設定値が正しく設定された値でないと判
別された場合に通常の状態とは異なる状態で起動するよ
う制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するために、請求項14記
載の発明は、画像撮影機能及び画像再生機能を有する画
像撮影再生装置に適用される起動制御方法であって、日
付・時刻からなる時計設定値の入力に基づき設定を行う
設定ステップと、前記設定ステップで設定された前記時
計設定値が正しく設定された値か否かを判別する判別ス
テップと、起動時に前記判別ステップで前記時計設定値
が正しく設定された値でないと判別された場合に通常の
状態とは異なる状態で起動するよう制御する制御ステッ
プとを有することを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するために、請求項15記
載の発明は、前記設定ステップは、前記設定値又は前記
時計設定値の入力に基づき設定を行うと共に、前記設定
値又は前記時計設定値を保持することが可能であること
を特徴とする。
【0020】上記目的を達成するために、請求項16記
載の発明は、前記判別ステップは、画像撮影再生装置内
に現在時刻を供給可能であると共に、電圧を検出する機
能を有し、前記設定ステップで設定された前記設定値又
は前記時計設定値が正しく設定された値か否かを前記検
出電圧に基づき判別することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するために、請求項17記
載の発明は、更に、画像を撮影する撮像ステップと、撮
影した画像を再生可能に格納する格納ステップと、再生
画像の表示が可能な表示ステップとを有し、前記制御ス
テップでは、起動時に前記判別ステップで前記設定値又
は前記時計設定値が正しく設定された値でないと判別さ
れた場合に前記表示ステップにおいて再生画像を表示す
るよう制御すると共に、その後は前記表示ステップにお
いて日付・時刻設定用のダイアログを表示するよう制御
することを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するために、請求項18記
載の発明は、コンピュータやプリンタ等の外部装置とデ
ータ通信が可能な電子カメラに適用可能であることを特
徴とする。
【0023】上記目的を達成するために、請求項19記
載の発明は、画像撮影機能及び画像再生機能を有する画
像撮影再生装置に適用される起動制御方法を実行するプ
ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
記憶媒体であって、前記起動制御方法は、設定値の入力
に基づき設定を行う設定ステップと、前記設定ステップ
で設定された前記設定値が正しく設定された値か否かを
判別する判別ステップと、起動時に前記判別ステップで
前記設定値が正しく設定された値でないと判別された場
合に通常の状態とは異なる状態で起動するよう制御する
制御ステップとを有することを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するために、請求項20記
載の発明は、画像撮影機能及び画像再生機能を有する画
像撮影再生装置に適用される起動制御方法を実行するプ
ログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な
記憶媒体であって、前記起動制御方法は、日付・時刻か
らなる時計設定値の入力に基づき設定を行う設定ステッ
プと、前記設定ステップで設定された前記時計設定値が
正しく設定された値か否かを判別する判別ステップと、
起動時に前記判別ステップで前記時計設定値が正しく設
定された値でないと判別された場合に通常の状態とは異
なる状態で起動するよう制御する制御ステップとを有す
ることを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するために、請求項21記
載の発明は、前記設定ステップは、前記設定値又は前記
時計設定値の入力に基づき設定を行うと共に、前記設定
値又は前記時計設定値を保持することが可能であること
を特徴とする。
【0026】上記目的を達成するために、請求項22記
載の発明は、前記判別ステップは、画像撮影再生装置内
に現在時刻を供給可能に制御すると共に、電圧を検出す
るよう制御する機能を有し、前記設定ステップで設定さ
れた前記設定値又は前記時計設定値が正しく設定された
値か否かを前記検出電圧に基づき判別することを特徴と
する。
【0027】上記目的を達成するために、請求項23記
載の発明は、前記起動制御方法は、更に、画像を撮影す
るよう制御する撮像ステップと、撮影した画像を再生可
能に格納するよう制御する格納ステップと、再生画像の
表示が可能なように制御する表示ステップとを有し、前
記制御ステップでは、起動時に前記判別ステップで前記
設定値又は前記時計設定値が正しく設定された値でない
と判別された場合に前記表示ステップにおいて再生画像
を表示するよう制御すると共に、その後は前記表示ステ
ップにおいて日付・時刻設定用のダイアログを表示する
よう制御することを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するために、請求項24記
載の発明は、コンピュータやプリンタ等の外部装置とデ
ータ通信が可能な電子カメラに適用可能であることを特
徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0030】図2は本発明の実施の形態に係る画像撮影
再生装置の構成例を示すブロック図である。本発明の実
施の形態に係る画像撮影再生装置は、画像処理装置10
0を中心に構成されており、撮影レンズ10、シャッタ
12、撮像素子14、A/D変換器16、タイミング発
生回路18、画像処理回路20、メモリ制御回路22、
画像表示メモリ24、D/A変換器26、画像表示部2
8、メモリ30、圧縮・伸長回路38、露光制御手段4
0、測距制御手段42、ズーム制御手段44、バリア制
御手段46、コネクタ48、システム制御回路50、メ
モリ52、表示部54、不揮発性メモリ56、操作手段
60、62、64、66、68、70、電源制御手段8
0、コネクタ82、84、電源手段86、リアルタイム
クロック87、電源88、インタフェース90、94、
コネクタ92、96、記録媒体着脱検知手段98、保護
手段102、光学ファインダ104、通信手段110、
コネクタ或いはアンテナ112、記録媒体200、記録
媒体210、コネクタ402、フラッシュ404を備え
ている。
【0031】上記各部の構成を詳述すると、撮影レンズ
10は、撮影時に光学像を取り込む。シャッタ12は、
絞り機能を備える。撮像素子14は、光学像を電気信号
に変換する。A/D変換器16は、撮像素子14のアナ
ログ信号出力をディジタル信号に変換する。タイミング
発生回路18は、撮像素子14、A/D変換器16、D
/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するも
のであり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路5
0により制御される。画像処理回路20は、A/D変換
器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデ
ータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像デー
タを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に
基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測
距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・
ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、A
E(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理
を行っている。
【0032】メモリ制御回路22は、A/D変換器1
6、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像
表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮
・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータ
が画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或
いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路2
2を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書
き込まれる。画像表示メモリ24は、表示用の画像デー
タを格納する。D/A変換器26は、ディジタル信号を
アナログ信号に変換する。
【0033】画像表示部28は、TFT LCD(Thin
Film Transistor Liquid CrystalDisplay)等から構
成され、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画
像データはD/A変換器26を介して画像表示部28に
より表示される。撮像した画像データを画像表示部28
を用いて逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現す
ることが可能である。また、画像表示部28は、システ
ム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFF
することが可能であり、表示をOFFにした場合には画
像処理装置100の電力消費を大幅に低減することがで
きる。
【0034】メモリ30は、撮影した静止画像や動画像
を格納するものであり、所定枚数の静止画像や所定時間
の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。こ
れにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮
影やパノラマ撮影の場合にも、高速且つ大量の画像書き
込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。ま
た、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域とし
ても使用することが可能である。圧縮・伸長回路38
は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像デ
ータを圧縮伸長するものであり、メモリ30に格納され
た画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処
理を終えたデータをメモリ30に書き込む。これらのデ
ータは後述の記録媒体に画像データを取り込んだ際の情
報、例えば撮影日時、連写、パノラマ撮影をした等の情
報と共に格納される。
【0035】露光制御手段40は、絞り機能を備えるシ
ャッタ12を制御するものであり、フラッシュ404と
連携することによりフラッシュ調光機能も有するもので
ある。測距制御手段42は、撮影レンズ10のフォーカ
シングを制御する。ズーム制御手段44は、撮影レンズ
10のズーミングを制御する。バリア制御手段46は、
バリアである保護手段102の動作を制御する。コネク
タ48はコネクタ402と接続される。フラッシュ40
4は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有
する。図中400はフラッシュ全体を示す。上記の露光
制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて
制御されており、撮像した画像データを画像処理回路2
0によって演算した演算結果に基づき、システム制御回
路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して
制御を行う。
【0036】システム制御回路50は、画像処理装置1
00全体を制御するものであり、後述する本発明のプロ
グラムに基づき図5、図6・図7、図8のフローチャー
トに示す処理を実行する。メモリ52は、システム制御
回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶し
ている。表示部54は、システム制御回路50でのプロ
グラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動
作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピー
カ等であり、画像処理装置100の操作部近辺の視認し
易い位置に単数或いは複数箇所設置され、例えばLCD
やLED、発音素子等の組み合わせにより構成されてい
る。また、表示部54は、その一部の機能が光学ファイ
ンダ104内に設置されている。
【0037】表示部54の表示内容のうち、LCD等に
表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表
示、セルフタイマ表示、圧縮率表示、記録画素数表示、
記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタスピード
表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤
目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用
電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数
字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状
態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、等があ
る。また、表示部54の表示内容のうち、光学ファイン
ダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ
警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表
示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
【0038】不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記
録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いら
れる。操作手段60、62、64、66、68及び70
は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力する
ためのものであり、スイッチやダイアル、タッチパネ
ル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の
単数或いは複数の組み合わせで構成される。ここで、こ
れらの操作手段60、62、64、66、68、70、
即ち、モードダイアルスイッチ60、シャッタスイッチ
SW1・62、シャッタスイッチSW2・64、画像表
示ON/OFFスイッチ66、クイックレビューON/
OFFスイッチ68、操作部70の具体的な説明を行
う。
【0039】モードダイアルスイッチ60は、電源オ
フ、自動撮影モード、プログラム撮影モード、パノラマ
撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モー
ド、PC(パーソナルコンピュータ)接続モード等の各
機能モードを切り替え設定することができる。シャッタ
スイッチSW1・62は、不図示のシャッタボタンの操
作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、
AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバラン
ス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開
始を指示する。シャッタスイッチSW2・64は、不図
示のシャッタボタンの操作完了でONとなり、撮像素子
12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制
御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む
露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での
演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読
み出し圧縮・伸長回路32で圧縮を行い記録媒体200
或いは210に画像データを書き込む記録処理という一
連の動作開始を指示する。
【0040】画像表示ON/OFFスイッチ66は、画
像表示部28のON/OFFを設定することができる。
この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を
行う際に、TFT LCD等からなる画像表示部28へ
の電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが
可能となる。クイックレビューON/OFFスイッチ6
8は、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するク
イックレビュー機能を設定する。操作部70は、各種ボ
タンやタッチパネル等からなり、メニューボタン、セッ
トボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタ
ン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマ
切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メ
ニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プ
ラス)ボタン、再生画像移動−(マイナス)ボタン、撮
影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボ
タン等がある。
【0041】尚、本発明の実施形態では、特に、上記ス
イッチ、操作部による入力検出を行い、システム制御回
路50によって一定期間入力が行われていないことを判
断する機能を有するものである。
【0042】電源制御手段80は、電池検出回路、DC
−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイ
ッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、
電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシス
テム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバー
タを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む
各部へ供給する。コネクタ82及び84は、電源制御手
段80と電源手段86を接続する。電源手段86は、ア
ルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池
やNiMH電池やLi電池等の二次電池、ACアダプタ
等からなる。インタフェース90及び94は、メモリカ
ードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース
を司る。コネクタ92及び96は、メモリカードやハー
ドディスク等の記録媒体と接続を行う。記録媒体着脱検
知手段98は、コネクタ92及び或いは96に記録媒体
200或いは210が装着されているか否かを検知す
る。
【0043】リアルタイムクロック(以下RTCと称
す)87は、システムに現在時刻を供給するものであ
り、内部に電圧を検出する機構(図示略)を備え、電圧
が既定値以下になると内部のレジスタ(図示略)の特定
のビットをTRUEにセットする機能を備える。このビ
ットは一度TRUEにセットされると、外部からFAL
SEをセットされない限りTRUEの状態を保持され
る。電源88は、RTC用の電源であり、RTC87に
必要な電圧を供給する。また、RTC87は電源制御手
段80からも電圧の供給を受けている。
【0044】尚、本発明の実施形態では、記録媒体を取
り付けるインタフェース及びコネクタを2系統持つもの
として説明している。勿論、記録媒体を取り付けるイン
タフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの
系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規
格のインタフェース及びコネクタを組み合わせる構成と
しても構わない。インタフェース及びコネクタとして
は、PCMCIA(Personal Computer Memory Card In
ternational Association:コンピュータメモリカード
国際協会)カードやCF(コンパクトフラッシュ)カー
ド等の規格に準拠したものを用いて構成しても構わな
い。
【0045】更に、インタフェース90及び94、そし
てコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCFカ
ード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、L
AN(Local Area Network)カードやモデムカード、U
SB(Universal Serial Bus)カード、IEEE(Inst
itute of Electrical and Electronic Engineers)13
94カード、SCSI(Small Computer System Interf
ace)カード、PHS(Personal Handyphone System)
等の通信カード、等の各種通信カードを接続することに
より、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間
で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し
合うことができる。
【0046】保護手段102は、画像処理装置100の
撮影レンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部
の汚れや破損を防止するバリアである。光学ファインダ
104は、画像表示部28による電子ファインダ機能を
使用すること無しに、該光学ファインダのみを用いて撮
影を行うことが可能である。また、光学ファインダ10
4内には、表示部54の一部の機能、例えば合焦表示、
手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピー
ド表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されてい
る。通信手段110は、RS23SCやUSB、IEE
E1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、
無線通信、等の各種通信機能を有する。コネクタ或いは
アンテナ112は、通信手段110により画像処理装置
100を他の機器と接続する場合はコネクタ、無線通信
の場合はアンテナである。
【0047】記録媒体200は、メモリカードやハード
ディスク等から構成されている。記録媒体200は、半
導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部20
2、画像処理装置100とのインタフェース204、画
像処理装置100と接続を行うコネクタ206を備えて
いる。記録媒体210は、メモリカードやハードディス
ク等から構成されている。記録媒体210は、半導体メ
モリや磁気ディスク等から構成される記録部212、画
像処理装置100とのインタフェース214、画像処理
装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
【0048】図1は上記図2に示した本発明の実施の形
態に係る画像撮影再生装置における特許請求の範囲に対
応させた構成を示す機能ブロック図である。本発明の実
施の形態に係る画像撮影再生装置は、撮像手段1、設定
手段2、判別手段3、制御手段4、表示手段5、格納手
段6を備えている。尚、図1は上記の如く画像撮影再生
装置における特許請求の範囲に対応させた必須構成を図
示したものであり、上記各手段以外の図示は省略するも
のとする。
【0049】上記各手段の機能を詳述すると、撮像手段
1は、被写体を撮影し画像データを取り込む。設定手段
2は、時計設定値を保持することが可能で、その値を設
定する。判別手段3は、設定手段2で保持された時計設
定値が正しく設定された値であるかどうかを判別する。
制御手段4は、起動時に、判別手段3により時計設定値
が正しく設定された値ではないと判断された場合に、通
常の状態とは異なる状態で起動するよう制御する。表示
手段5は、設定手段2で保持された時計設定値が正しく
設定された値でない場合に、制御手段4の制御に基づき
起動時に再生画像を表示する。格納手段6は、撮像手段
1で撮影した静止画像や動画像を格納するものであり、
静止画像や動画像は再生可能である。
【0050】図3は本発明の実施の形態に係る画像撮影
再生装置を適用した電子カメラの外観を示す斜視図であ
る。電子カメラの筺体には、[SET]ボタン301、
[MENU]ボタン302、[JUMP]ボタン30
3、[十字]ボタン304、LCDボタン306、LC
Dモードダイアルスイッチ307、シャッタボタン30
8、LCD(液晶ディスプレイ)28が配設されてい
る。
【0051】上記各部の機能を詳述すると、モードダイ
アルスイッチ307は、電源オフ、自動撮影モード、撮
影モード、パノラマ撮影モード、シングル再生モード、
マルチ画面再生、PC接続モード等の各機能モードを切
り替え設定することができる。例えばモードダイアルス
イッチ307でシングル再生モードを選択するポジショ
ンを選ぶことにより電子カメラを再生モードで、また撮
影モードを選択するポジションを選ぶことにより撮影モ
ードで起動することが可能である。カメラの撮影画像は
上述した画像表示部28に表示されるが、これは通常L
CD(液晶ディスプレイ)を使用しているので、以下L
CDと称する。自動再生のための編集、設定等のための
画面もこのLCD28に表示される。
【0052】上記図2に示した操作部70の操作ボタン
としては、上記の如く[MENU]ボタン、[SET]
ボタン、[十字]ボタン、[JUMP]ボタンがある。
操作部70のこれら操作ボタンは次のように用いる。 ・[MENU] ボタンは、画像記録と共用のものであ
って、メニュー起動、画像操作を含むメニュー階層下で
は上に階層の戻る。 ・[SET] ボタンは、画像記録と共用のものであ
って、メニュー選択項目決定、画像操作の実行(ガイダ
ンス付き)で用いる。 ・[JUMP] ボタンは、画像表示での改ページに用
いる。 ・[十字] ボタンは、最新の画像に向かう画像移
動、メニューの項目移動に用いることが可能で、ボタン
の上部、下部、左部、右部を押すことにより、それぞれ
上、下、左、右といった方向を選択することができる。
つまり、メニュー項目移動する際にはボタンの上部を押
せばメニューで上方向、下部を押せばメニュー下方向を
選択することが可能である。また、以下の表示において
十字ボタンの上、下、左、右を押すことを便宜的に[U
P]ボタン、[DOWN]ボタン、[LEFT]ボタ
ン、[RIGHT]ボタンを押すと称する場合がある。
【0053】図12は本発明のプログラム及び関連デー
タが記憶媒体から装置に供給される概念例を示す説明図
である。本発明のプログラム及び関連データは、フロッ
ピディスクやCD−ROM等の記憶媒体121を装置1
22に装備された記憶媒体ドライブの挿入口123に挿
入することで供給される。その後、本発明のプログラム
及び関連データを記憶媒体121から一旦ハードディス
クにインストールしハードディスクからRAMにロード
するか、或いはハードディスクにインストールせずに直
接RAMにロードすることで、本発明のプログラム及び
関連データを実行することが可能となる。
【0054】この場合、本発明の実施の形態に係る画像
撮影再生装置において本発明のプログラムを実行する場
合は、例えば上記図12に示したようなコンピュータ等
の装置を介して画像撮影再生装置に本発明のプログラム
及び関連データを供給するか、或いは画像撮影再生装置
に予め本発明のプログラム及び関連データを格納してお
くことで、プログラム実行が可能となる。
【0055】図11は本発明のプログラム及び関連デー
タを記憶した記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図
である。本発明の記憶媒体は、例えばボリューム情報1
11、ディレクトリ情報112、プログラム実行ファイ
ル113、プログラム関連データファイル114等の記
憶内容で構成される。本発明のプログラム(特許請求の
範囲における記憶媒体の各ステップ)は、後述の図5、
図6・図7、図8のフローチャートに基づきプログラム
コード化されたものである。
【0056】尚、上記図1の各手段と上記図2の各部と
の対応関係は下記の通りである。撮像手段1は撮影レン
ズ10、撮像素子14等に対応し、設定手段2は[SE
T]ボタン301、[MENU]ボタン302、[十
字]ボタン304に対応し、判別手段3はリアルタイム
クロック(RTC)87及びシステム制御回路50に対
応し、制御手段4はシステム制御回路50に対応し、表
示手段5は画像表示部(LCD)28に対応し、格納手
段6はメモリ30に対応する。
【0057】次に、上記の如く構成された本発明の実施
の形態に係る画像撮影再生装置における、時計設定を変
更するまでの手順、通常の再生状態(PB)での処理、
本提案の主題となる設定に応じて起動状態を変更する方
法について図2〜図10を参照しながら各々詳細に説明
する。
【0058】先ず、本発明の実施の形態に係る画像撮影
再生装置において利用者が時計設定を変更するまでの手
順について図4を参照しながら説明する。再生モードに
おいて[MENU]ボタンを押した場合に先ず図4
(a)で示される画面をLCD28に表示する。この例
では、再生メニュー31、設定メニュー32という二つ
のメニューが選択可能であり、現在は再生メニュー31
が選択されている状態を示している。この状態では[十
字]ボタンの[RIGHT][LEFT]ボタンを押す
ことが可能である。この状態で[RIGHT]ボタンを
押すことにより画面の表示は図4(b)のように変更さ
れ、設定メニューが選択されたことを示している。
【0059】図4(b)もしくは図4(c)の状態で
[DOWN]ボタンを押すと画面中の下部にある、例え
ば図4(a)では33の領域の表示が強調され、その中
でも消去の項目が選択されたことを示すカーソル(図示
略)が表示される。その状態で更に[DOWN]ボタン
を押すとカーソルは下方向に移動し、全消去が選択され
る。このようにメニューが表示された状態では、[U
P][DOWN]ボタンを押すことにより利用者は所望
の項目を選択することが可能である。利用者が時計設定
を変更しようと思った場合は図4(a)の状態から[R
IGHT]ボタンを押して図4(b)のメニューを表示
させ、更に[DOWN]ボタンを用いて日付・時刻の項
目を選択する。つまり、カーソルが日付・時刻を指し示
すまで[DOWN]ボタンを押し、その状態で[SE
T]ボタンを押すことにより日付・時刻を設定する図4
(c)の画面が表示される。
【0060】図4(c)の画面において35は現在設定
メニュー階層化であることを示すためのタグ、36は現
在変更対象となっているのが年であり、[UP][DO
WN]ボタンにより変更が可能であることを示すガイダ
ンスである。また、この状態で[RIGHT][LEF
T]ボタンでは設定対象を月、日、時、分と送ることが
可能である。また、37はこの画面で[SET]を押す
ことにより変更を決定、及び[MENU]ボタンで操作
をキャンセルして戻ることを示すガイダンスである。こ
のように、利用者はこの画面をLCD28に表示させ、
[十字]ボタン及び[SET]、[MENU]ボタンを
用いて時計の設定を変更することが可能である。
【0061】次に、本発明の実施の形態に係る画像撮影
再生装置において通常の再生状態(PB)での処理の流
れについて図5を参照しながら説明する。図5において
STと記述している変数はカメラでの状態、例えば画像
を再生している状態(PB)、撮影を待機、実行する状
態(REC:図示略)、メニューを表示している状態
(MENU)という状態を示す値がセットされる変数で
あり、プログラムはこの変数を参照して現在の動作を決
定する。
【0062】更に、EVと記述しているものは利用者が
ボタンを押すなどの処理を行った場合にボタンを示すた
めのIDを示した変数であり、例えば[MENU]とい
うボタンが押された場合、EVにはMENUというID
がセットされる。以降、EVにIDがセットされること
をイベントが発生したと表現する。また、この変数には
ボタンを示す値だけではなく、例えばSTがMENUか
らPBに変更された場合等、内部的に状態が変わった事
象を示すNEWといった値もセットされる場合がある。
【0063】図5に処理がくると、先ずステップS4
1、ステップS42、ステップS43、ステップS44
において発生したイベントの種類を区別し、イベントの
種類に応じてステップS45、ステップS46、ステッ
プS47、ステップS48の処理が行われる。例えばイ
ベントがNEWであれば、PBではない状態から状態が
変化してPBの状態になったことを示しており、その場
合には必要に応じて、再生すべき画像を記録媒体200
や記録媒体210から選択して読み出し、画面を作成し
表示する処理を行う。また、発生したイベントが[十
字]であった場合は再生対象となる画像の変更が指示さ
れたことを意味するので、ステップS48により画像を
変更し表示する処理が実行される。このようにイベント
が発生した場合には図5に示される処理よりも上位の処
理(後述する図6・図7に示される)から発生したイベ
ントを渡され、図5の処理によって画面が作成される。
【0064】PB(再生)状態において[MENU]ボ
タンが押された場合メニューが表示されることは上述の
通りであるが、その仕組みを図5及び図6・図7を参照
しながら説明する。カメラのモードダイアルがシングル
再生を示すダイアル位置に選択された場合に再生、メニ
ュー等の処理を行うために必要な初期化、例えば再生対
象となる画像の情報などの初期化処理(図示略)を行
い、図5の処理の上位に存在する図6・図7の処理に処
理が回される。
【0065】図6・図7の処理はステップS55〜ステ
ップS512までに示されるように、カメラの処理を終
了し電源を落とすような事象が発生しない限りイベント
を検知し、現在の状態に応じた処理にそのイベントを伝
え、必要な処理を実行させるという行為を行い続けるよ
うになっている。この例ではステップS510の判断に
よってダイアルの位置がプレイモードでなくなるまでス
テップS55からステップS512までの処理を繰り返
している。
【0066】先ずステップS55においてボタン入力の
イベントの検知を行い、イベントが発生していない場合
にはステップS55の処理でとどまっている。ここでイ
ベントが発生した場合には発生したイベントのIDが上
述の変数EVにセットされ、同じく上述の状態を示す変
数STと共に状態に応じた処理ステップS57、ステッ
プS59に渡される。ここで状態がPBだった場合に実
行される処理ステップS57が図5の処理と等価なもの
である。
【0067】このように状態がPBだった場合にはステ
ップS55でボタンイベントが検知されイベントが図5
の処理ステップS41〜ステップS48に伝わるように
なっており、状態PBにおいてメニューボタンが押され
た場合EVにMENUという値がセットされ図5の処理
に処理が渡され、ステップS46において状態STにM
ENUという状態がセットされる。その後、処理は図5
のステップS510に戻され、ダイアル位置に問題がな
ければステップS511において状態がPBからMEN
Uに変化したことが検知され、状態変化が発生したこと
を示すイベントNEWが変数EVにセットされる。その
後、ステップS55によってEVに値がセットされてい
るため次の処理に処理が移り、STがMENUであるス
テップS56、ステップS58の判断によってステップ
S59のメニュー処理に処理が回される。これがPB中
に[MENU]ボタンが押された場合にメニューを表示
するための処理である。
【0068】メニューの処理に関しては図8に示す。メ
ニューに処理に関しても図5と同等の処理で発生したイ
ベントに応じて必要な画面を作成し表示を行う点、イベ
ントに応じて状態をPBに戻す処理の流れは同じであ
る。
【0069】ここで、メニューを描画するために用いる
メニューデータの構造について図10を参照しながら説
明する。上記図4(b)に示される設定メニューを例に
取ると、設定メニューを操作するために必要なデータは
図10に示すように、メニュー項目、及びその項目の状
態、及び例えば上記図4(c)に示される日付設定のダ
イアログを表示するためのデータを持っている。この例
で言えば設定メニューは5種類の項目を電子音、液晶の
明るさ、節電、日付・時刻、CFの初期化の順番で持
ち、例えば日付・時刻の項目では子ダイアログがあると
いう情報を持っている。この情報を元に、子ダイアログ
の情報、つまり設定メニューと同じように子ダイアログ
を操作するために必要な情報を持ったデータを参照する
ことが可能である。
【0070】このメニューデータを元に図8の処理ステ
ップS64で次に選択すべき項目を探し、ステップS6
3で[SET]が押された場合の挙動を決定することが
できる。例えば子ダイアログを持つ項目で[SET]が
押された場合は現在の表示対象データを指定された子ダ
イアログのデータに切り替え、その情報、つまり子ダイ
アログが持っている項目などの情報を元に画面を作成す
る。その際、子ダイアログの情報には親データ、つま
り、ここの例では設定メニューのデータをアクセスする
ための情報をセットすることが可能であり、設定メニュ
ーで日付・時刻が選択され[SET]された場合には親
が設定メニューであるという情報が設定される。
【0071】つまり、言い換えれば図8の処理において
はメニューデータを参照し、イベントに応じて現在選択
中の項目を切り替える。また、表示すべきメニューデー
タ自身を切り替えるといった処理を行い、そのメニュー
データを元にメニュー画面を作成するということにな
る。
【0072】次に、本発明の実施の形態に係る画像撮影
再生装置において本提案の主題となる、設定に応じて起
動状態を変更する方法について図6・図7を参照しなが
ら説明する。ここでは時計設定状態が異常であると判断
された場合に起動時の状態を変更することを例に取って
説明する。ステップS51では時計設定状態が異常であ
るかどうかを判断するための変数FLAGに値FALS
Eを代入する。ステップS52で起動後最初の状態を再
生状態とするため、変数STにPBであること、及び最
初に処理すべきイベントは状態が変更されたことを示す
NEWという値が変数EVにセットされている。
【0073】その後、ステップS53において時計設定
状態を判断し、異常であればステップS54でFLAG
に値TRUEを代入する。ここにおいて時計の設定状態
の判断は上述のようにRTC87によって電圧のチェッ
クがなされ、電圧がある一定値以下になるとレジスタの
値がTRUEにセットされるようになっているので、そ
のレジスタの値を参照すること、及び実際の時計設定の
値が異常な値になっていないことを判別することによっ
て行う。
【0074】ステップS55でイベントEVに値NEW
がセットされているためステップS56に処理が回さ
れ、ここでSTがPBなので、ステップS57のPB処
理に処理が回され、再生の初期画面が作成、描画され
る。その後、ステップS510でダイアルのチェックが
なされる。この場合は利用者がダイアル操作を行わない
ものとし、ここのチェックではダイアルはOKと判断さ
れ、ステップS511に進む。ステップS511ではS
TはPBのままなので、そのままステップS513の判
断が行われる。ステップS51で時計設定が異常である
と判断された場合はFLAGの値はTRUEとなってい
るので、ステップS514の処理が実行される。
【0075】ステップS514では次に表示すべきメニ
ューを日付・時刻設定のダイアログ、つまり上記図10
の説明で設定メニューの日付・時刻設定の項目の子ダイ
アログとして存在したダイアログに設定する。この際、
ダイアログに親メニューが存在するという指定は行わな
い。次にメニューボタンが押されたのと等価なイベント
を発行、つまりEVに値MENUを設定する。これらの
設定が終了した後、変数FLAGにFALSEをセット
して再び処理ステップS55に処理を戻す。この後、ス
テップS56で状態STがPBなのでステップS57の
PB処理にEVがNEWであるとして処理が渡される。
PB処理(図5)の中ではMENUボタンが押された時
と等価な処理を行い、状態がメニューに変更され、ステ
ップS511以降の処理でメニューの処理(図8)に処
理が渡され、日付、時刻の設定のためのダイアログが表
示される。
【0076】このように時計設定が異常であると判断さ
れた場合に、起動時に再生画像をLCD28に表示し、
その後、利用者が何も操作しないでも日付・時刻設定の
ダイアログがLCD28に表示される。この場合、ダイ
アログには親が存在しないため、図9に示すように通常
のメニュー操作で手繰っていって表示させた日付・時刻
設定ダイアログと表示状態を変えて表示することが可能
である。
【0077】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係る画像撮影再生装置によれば、画像を撮影する撮影
レンズ10、撮像素子14と、撮影した画像を再生可能
に格納するメモリ30と、再生画像の表示が可能な画像
表示部28と、日付・時刻からなる時計設定値を設定可
能な[SET]ボタン301、[MENU]ボタン30
2、[十字]ボタン304と、設定された時計設定値が
正しく設定された値か否かを判別するRTC87と、起
動時に時計設定値が正しく設定された値でないと判別さ
れた場合に画像表示部28に再生画像を表示するよう制
御すると共に、その後は画像表示部28に日付・時刻設
定用のダイアログを表示するよう制御するシステム制御
回路50とを備えているため、下記のような作用及び効
果を奏する。
【0078】上記構成において、起動時にRTC87に
より電圧のチェックを行い時計設定状態を判断する。シ
ステム制御回路50は、RTC87により起動時に時計
設定値が正しく設定された値でないと判断された場合、
画像表示部28に再生画像を表示するよう制御し、その
後は利用者が何も操作しなくとも画像表示部28に日付
・時刻設定用のダイアログを表示するよう制御する。
【0079】従って、本発明の実施の形態においては、
撮影機能を有すると共に複数の静止画を再生する再生機
能を有する画像撮影再生装置において、設定値の正当性
を判別する判別手段(RTC87)を設けることによ
り、該判別手段で設定値が正当でないものと判別した場
合に通常の状態とは異なる状態で起動することが可能と
なる効果を奏する。
【0080】[他の実施の形態] (1)上述した本発明の実施の形態においては、時計設
定が異常であると判断された場合に、起動時に画像を表
示し、その後利用者が何も操作しないでも日付・時刻設
定のダイアログが表示されることを示したが、上記実施
形態の構成では不揮発性メモリ56を有し、時計設定以
外の設定値、例えば電子音の有り無し、液晶の明るさ等
の設定値を不揮発性メモリ56に保存することが可能に
なっている。しかしながら、システムの構成上、不揮発
性メモリを備えることができない場合がある。そのよう
な場合、揮発性メモリ、例えばメモリ52を用いて設定
値を記憶する場合が考えられる。
【0081】この場合、上記実施形態では電源88はR
TC87に供給されるものとしたが、メモリ52に供給
される構成に変更することでメモリ52に記憶された値
が比較的長期間に渡って保存されるようにすることは可
能である。しかし、このような構成にした場合でも、メ
モリ52は電圧の供給がなくなってしまうと記憶してい
た設定値が揮発してしまう。つまり、設定とは無関係な
値になってしまう。このような場合にメモリ52に記憶
されているデータにチェックサムなどを設けることによ
り、メモリ上に存在するデータの正当性を判別すること
が可能であり、上記図6のステップS53の判別の代わ
りに、メモリ52上に保存されている設定値の正当性を
判別するようにし、上記図7のステップS514でメニ
ュー設定する際に設定メニューを表示するように処理を
変更することで、設定値が異常だった場合に設定メニュ
ーを表示するという構成を実現することも可能である。
【0082】(2)また、上述した本発明の実施の形態
においては、画像撮影再生装置に搭載する画像表示部2
8として液晶の場合を例に上げたが、画像表示部28の
表示方式は液晶に限定されるものではなく、液晶以外の
他の表示方式とすることも可能である。
【0083】(3)また、上述した本発明の実施の形態
においては、画像撮影再生装置の画像処理装置100に
対し記録媒体200、210を接続可能とする場合を例
に上げ説明したが、画像処理装置100に接続可能な記
録媒体の数は上記実施形態に限定されるものではなく、
画像撮影再生装置の仕様等を加味した上で必要に応じた
数(単数或いは2以外の複数)とすることも可能であ
る。
【0084】(4)また、上述した本発明の実施の形態
においては、画像撮影再生装置の電源として2系統の電
源86及び電源88を装備した場合を例に上げ説明した
が、画像撮影再生装置に装備する電源の系統数は上記実
施形態に限定されるものではなく、画像撮影再生装置の
仕様等を加味した上で必要に応じた数(単数或いは2以
外の複数)とすることも可能である。
【0085】(5)また、上述した本発明の実施の形態
においては、画像撮影再生装置のメモリとして画像表示
メモリ24、メモリ30、メモリ52を装備した場合を
例に上げ説明したが、画像撮影再生装置に装備するメモ
リの数は上記実施形態に限定されるものではなく、画像
撮影再生装置の仕様等を加味した上で必要に応じた数と
することも可能である。
【0086】(6)また、上述した本発明の実施の形態
においては、画像撮影再生装置単体について説明した
が、本発明は画像撮影再生装置単体に限定されるもので
はなく、例えば図13に示す如く、画像撮影再生装置を
適用した電子カメラにコンピュータやプリンタ等の外部
装置を接続して画像撮影再生/情報処理/印刷システム
を構築し、電子カメラとコンピュータやプリンタとの間
で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し
合う場合に適用することも可能である。
【0087】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0088】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0089】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0090】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜6記載
の画像撮影再生装置によれば、画像撮影機能及び画像再
生機能を有する画像撮影再生装置において、時計設定値
などの設定値が正しく設定された値か否かを判別し、起
動時に時計設定値などの設定値が正しく設定された値で
ないと判別された場合に通常の状態とは異なる状態で起
動するよう制御する構成としているため、即ち、時計設
定値などの設定値の正当性を判別する判別手段を設ける
ことにより、該判別手段で時計設定値などの設定値が正
当でないものと判別した場合に通常の状態とは異なる状
態で起動することが可能となる効果を奏する。
【0092】また、請求項7〜12記載の画像撮影再生
システムによれば、画像撮影再生システムを画像撮影再
生装置及び画像撮影再生装置とデータ通信可能な外部装
置により構成することで、上記と同様に、時計設定値な
どの設定値が正当でないものと判別した場合に通常の状
態とは異なる状態で起動することが可能となる効果を奏
する。
【0093】また、請求項13〜18記載の起動制御方
法によれば、起動制御方法を画像撮影再生装置で実行す
ることで、上記と同様に、時計設定値などの設定値が正
当でないものと判別した場合に通常の状態とは異なる状
態で起動することが可能となる効果を奏する。
【0094】また、請求項19〜24記載の記憶媒体に
よれば、記憶媒体から起動制御方法を読み出して画像撮
影再生装置で実行することで、上記と同様に、時計設定
値などの設定値が正当でないものと判別した場合に通常
の状態とは異なる状態で起動することが可能となる効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像撮影再生装置に
おける特許請求の範囲に対応させた構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像撮影再生装置の
構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像撮影再生装置を
適用した電子カメラの操作部を中心とした外観を示す斜
視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像撮影再生装置の
LCDに表示されるメニューの例を示す説明図であり、
(a)は再生メニューが選択された画面、(b)は設定
メニューが選択された画面、(c)は日付・時刻を設定
する画面である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像撮影再生装置の
シングル表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る画像撮影再生装置の
メイン処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像撮影再生装置の
メイン処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係る画像撮影再生装置の
メニュー処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態に係る画像撮影再生装置の
時計設定が異常であると判別された時に起動時に表示さ
れる画面の例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る画像撮影再生装置
のメニューを処理するために必要なデータの一部を示す
説明図である。
【図11】本発明のプログラム及び関連データを記憶し
た記憶媒体の記憶内容の構成例を示す説明図である。
【図12】本発明のプログラム及び関連データが記憶媒
体から装置に供給される概念例を示す説明図である。
【図13】本発明の他の実施の形態に係る画像撮影再生
装置を適用した電子カメラ、コンピュータ、プリンタか
らなるシステムの構成例を示す概念図である。
【符号の説明】
1 撮像手段 2 設定手段 3 判別手段 4 制御手段 5 表示手段 6 格納手段 10 撮影レンズ 14 撮像素子 28 画像表示部 30 メモリ 50 システム制御回路 87 リアルタイムクロック

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像撮影機能及び画像再生機能を有する
    画像撮影再生装置であって、 設定値を入力する設定手段と、前記設定手段で設定され
    た前記設定値が正しく設定された値か否かを判別する判
    別手段と、起動時に前記判別手段で前記設定値が正しく
    設定された値でないと判別された場合に通常の状態とは
    異なる状態で起動するよう制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とする画像撮影再生装置。
  2. 【請求項2】 画像撮影機能及び画像再生機能を有する
    画像撮影再生装置であって、 日付・時刻からなる時計設定値を入力する設定手段と、
    前記設定手段で設定された前記時計設定値が正しく設定
    された値か否かを判別する判別手段と、起動時に前記判
    別手段で前記時計設定値が正しく設定された値でないと
    判別された場合に通常の状態とは異なる状態で起動する
    よう制御する制御手段とを有することを特徴とする画像
    撮影再生装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、前記設定値又は前記時
    計設定値を入力すると共に、前記設定値又は前記時計設
    定値を保持することが可能であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の画像撮影再生装置。
  4. 【請求項4】 前記判別手段は、画像撮影再生装置内に
    現在時刻を供給可能であると共に、電圧を検出する機能
    を有し、前記設定手段で設定された前記設定値又は前記
    時計設定値が正しく設定された値か否かを前記検出電圧
    に基づき判別することを特徴とする請求項1又は2記載
    の画像撮影再生装置。
  5. 【請求項5】 更に、画像を撮影する撮像手段と、撮影
    した画像を再生可能に格納する格納手段と、再生画像の
    表示が可能な表示手段とを有し、前記制御手段は、起動
    時に前記判別手段で前記設定値又は前記時計設定値が正
    しく設定された値でないと判別された場合に前記表示手
    段に再生画像を表示するよう制御すると共に、その後は
    前記表示手段に日付・時刻設定用のダイアログを表示す
    るよう制御することを特徴とする請求項1乃至4の何れ
    かに記載の画像撮影再生装置。
  6. 【請求項6】 コンピュータやプリンタ等の外部装置と
    データ通信が可能な電子カメラに適用可能であることを
    特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像撮影再
    生装置。
  7. 【請求項7】 画像撮影機能及び画像再生機能を有する
    画像撮影再生装置と前記画像撮影再生装置に接続可能な
    外部装置とを具備してなる画像撮影再生システムであっ
    て、 前記画像撮影再生装置は、設定値を入力する設定手段
    と、前記設定手段で設定された前記設定値が正しく設定
    された値か否かを判別する判別手段と、起動時に前記判
    別手段で前記設定値が正しく設定された値でないと判別
    された場合に通常の状態とは異なる状態で起動するよう
    制御する制御手段とを有し、 前記外部装置は、前記画像撮影再生装置との間で画像デ
    ータや画像データに付属した管理情報の送受信が可能な
    機能を有することを特徴とする画像撮影再生システム。
  8. 【請求項8】 画像撮影機能及び画像再生機能を有する
    画像撮影再生装置と前記画像撮影再生装置に接続可能な
    外部装置とを具備してなる画像撮影再生システムであっ
    て、 前記画像撮影再生装置は、日付・時刻からなる時計設定
    値を入力する設定手段と、前記設定手段で設定された前
    記時計設定値が正しく設定された値か否かを判別する判
    別手段と、起動時に前記判別手段で前記時計設定値が正
    しく設定された値でないと判別された場合に通常の状態
    とは異なる状態で起動するよう制御する制御手段とを有
    し、 前記外部装置は、前記画像撮影再生装置との間で画像デ
    ータや画像データに付属した管理情報の送受信が可能な
    機能を有することを特徴とする画像撮影再生システム。
  9. 【請求項9】 前記画像撮影再生装置の前記設定手段
    は、前記設定値又は前記時計設定値を入力すると共に、
    前記設定値又は前記時計設定値を保持することが可能で
    あることを特徴とする請求項7又は8記載の画像撮影再
    生システム。
  10. 【請求項10】 前記画像撮影再生装置の前記判別手段
    は、画像撮影再生装置内に現在時刻を供給可能であると
    共に、電圧を検出する機能を有し、前記設定手段で設定
    された前記設定値又は前記時計設定値が正しく設定され
    た値か否かを前記検出電圧に基づき判別することを特徴
    とする請求項7又は8記載の画像撮影再生システム。
  11. 【請求項11】 前記画像撮影再生装置は、更に、画像
    を撮影する撮像手段と、撮影した画像を再生可能に格納
    する格納手段と、再生画像の表示が可能な表示手段とを
    有し、前記制御手段は、起動時に前記判別手段で前記設
    定値又は前記時計設定値が正しく設定された値でないと
    判別された場合に前記表示手段に再生画像を表示するよ
    う制御すると共に、その後は前記表示手段に日付・時刻
    設定用のダイアログを表示するよう制御することを特徴
    とする請求項7乃至10の何れかに記載の画像撮影再生
    システム。
  12. 【請求項12】 画像撮影機能及び画像再生機能を有す
    る電子カメラと前記電子カメラに接続可能なコンピュー
    タやプリンタ等の外部装置とを具備してなるシステムに
    適用可能であることを特徴とする請求項7乃至11の何
    れかに記載の画像撮影再生システム。
  13. 【請求項13】 画像撮影機能及び画像再生機能を有す
    る画像撮影再生装置に適用される起動制御方法であっ
    て、 設定値の入力に基づき設定を行う設定ステップと、前記
    設定ステップで設定された前記設定値が正しく設定され
    た値か否かを判別する判別ステップと、起動時に前記判
    別ステップで前記設定値が正しく設定された値でないと
    判別された場合に通常の状態とは異なる状態で起動する
    よう制御する制御ステップとを有することを特徴とする
    起動制御方法。
  14. 【請求項14】 画像撮影機能及び画像再生機能を有す
    る画像撮影再生装置に適用される起動制御方法であっ
    て、 日付・時刻からなる時計設定値の入力に基づき設定を行
    う設定ステップと、前記設定ステップで設定された前記
    時計設定値が正しく設定された値か否かを判別する判別
    ステップと、起動時に前記判別ステップで前記時計設定
    値が正しく設定された値でないと判別された場合に通常
    の状態とは異なる状態で起動するよう制御する制御ステ
    ップとを有することを特徴とする起動制御方法。
  15. 【請求項15】 前記設定ステップは、前記設定値又は
    前記時計設定値の入力に基づき設定を行うと共に、前記
    設定値又は前記時計設定値を保持することが可能である
    ことを特徴とする請求項13又は14記載の起動制御方
    法。
  16. 【請求項16】 前記判別ステップは、画像撮影再生装
    置内に現在時刻を供給可能であると共に、電圧を検出す
    る機能を有し、前記設定ステップで設定された前記設定
    値又は前記時計設定値が正しく設定された値か否かを前
    記検出電圧に基づき判別することを特徴とする請求項1
    3又は14記載の起動制御方法。
  17. 【請求項17】 更に、画像を撮影する撮像ステップ
    と、撮影した画像を再生可能に格納する格納ステップ
    と、再生画像の表示が可能な表示ステップとを有し、前
    記制御ステップでは、起動時に前記判別ステップで前記
    設定値又は前記時計設定値が正しく設定された値でない
    と判別された場合に前記表示ステップにおいて再生画像
    を表示するよう制御すると共に、その後は前記表示ステ
    ップにおいて日付・時刻設定用のダイアログを表示する
    よう制御することを特徴とする請求項13乃至16の何
    れかに記載の起動制御方法。
  18. 【請求項18】 コンピュータやプリンタ等の外部装置
    とデータ通信が可能な電子カメラに適用可能であること
    を特徴とする請求項13乃至17の何れかに記載の起動
    制御方法。
  19. 【請求項19】 画像撮影機能及び画像再生機能を有す
    る画像撮影再生装置に適用される起動制御方法を実行す
    るプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可
    能な記憶媒体であって、 前記起動制御方法は、設定値の入力に基づき設定を行う
    設定ステップと、前記設定ステップで設定された前記設
    定値が正しく設定された値か否かを判別する判別ステッ
    プと、起動時に前記判別ステップで前記設定値が正しく
    設定された値でないと判別された場合に通常の状態とは
    異なる状態で起動するよう制御する制御ステップとを有
    することを特徴とする記憶媒体。
  20. 【請求項20】 画像撮影機能及び画像再生機能を有す
    る画像撮影再生装置に適用される起動制御方法を実行す
    るプログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可
    能な記憶媒体であって、 前記起動制御方法は、日付・時刻からなる時計設定値の
    入力に基づき設定を行う設定ステップと、前記設定ステ
    ップで設定された前記時計設定値が正しく設定された値
    か否かを判別する判別ステップと、起動時に前記判別ス
    テップで前記時計設定値が正しく設定された値でないと
    判別された場合に通常の状態とは異なる状態で起動する
    よう制御する制御ステップとを有することを特徴とする
    記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記設定ステップは、前記設定値又は
    前記時計設定値の入力に基づき設定を行うと共に、前記
    設定値又は前記時計設定値を保持することが可能である
    ことを特徴とする請求項19又は20記載の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記判別ステップは、画像撮影再生装
    置内に現在時刻を供給可能に制御すると共に、電圧を検
    出するよう制御する機能を有し、前記設定ステップで設
    定された前記設定値又は前記時計設定値が正しく設定さ
    れた値か否かを前記検出電圧に基づき判別することを特
    徴とする請求項19又は20記載の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記起動制御方法は、更に、画像を撮
    影するよう制御する撮像ステップと、撮影した画像を再
    生可能に格納するよう制御する格納ステップと、再生画
    像の表示が可能なように制御する表示ステップとを有
    し、前記制御ステップでは、起動時に前記判別ステップ
    で前記設定値又は前記時計設定値が正しく設定された値
    でないと判別された場合に前記表示ステップにおいて再
    生画像を表示するよう制御すると共に、その後は前記表
    示ステップにおいて日付・時刻設定用のダイアログを表
    示するよう制御することを特徴とする請求項19乃至2
    2の何れかに記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 コンピュータやプリンタ等の外部装置
    とデータ通信が可能な電子カメラに適用可能であること
    を特徴とする請求項19乃至23の何れかに記載の記憶
    媒体。
JP29224799A 1999-10-14 1999-10-14 画像撮影再生装置、画像撮影再生システム、起動制御方法及び記憶媒体 Withdrawn JP2001111867A (ja)

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