JP2001111744A - 省エネ制御方法および省エネ制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents
省エネ制御方法および省エネ制御プログラムを記録した媒体Info
- Publication number
- JP2001111744A JP2001111744A JP29134999A JP29134999A JP2001111744A JP 2001111744 A JP2001111744 A JP 2001111744A JP 29134999 A JP29134999 A JP 29134999A JP 29134999 A JP29134999 A JP 29134999A JP 2001111744 A JP2001111744 A JP 2001111744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- energy saving
- mode
- saving control
- facsimile apparatus
- control method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
Landscapes
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常モードと、省エネモードと、を切り替え
てファクシミリ装置のモード制御を行う省エネ制御方法
おいて、SAFにデータが残っている場合でも、速やか
に省エネモードへの移行を行うことができる省エネ制御
方法を提供する。 【解決手段】 ファクシミリ装置の待機時に、メモリバ
ックアップ容量を求め、該計測されたメモリバックアッ
プ容量に基づいて、省エネモードへの移行を判断する
(s32)ことにより、十分な容量がある場合に、速や
かに省エネモードへの移行を行い、省エネモードの実施
時間をのばし、省電力化を促進することができる。
てファクシミリ装置のモード制御を行う省エネ制御方法
おいて、SAFにデータが残っている場合でも、速やか
に省エネモードへの移行を行うことができる省エネ制御
方法を提供する。 【解決手段】 ファクシミリ装置の待機時に、メモリバ
ックアップ容量を求め、該計測されたメモリバックアッ
プ容量に基づいて、省エネモードへの移行を判断する
(s32)ことにより、十分な容量がある場合に、速や
かに省エネモードへの移行を行い、省エネモードの実施
時間をのばし、省電力化を促進することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
の制御方法に係り、特に、通常動作を行う通常モード
と、消費電力を節減させる省エネモードと、の切り替え
制御を行う省エネ制御方法に関する。
の制御方法に係り、特に、通常動作を行う通常モード
と、消費電力を節減させる省エネモードと、の切り替え
制御を行う省エネ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気機器が多様化し、オフィスや
家庭に様々な電気機器が入り込んでいる。このような状
況で、電力消費量の削減は重要な課題となっている。
家庭に様々な電気機器が入り込んでいる。このような状
況で、電力消費量の削減は重要な課題となっている。
【0003】特に、ファクシミリ装置等の通信機器の待
機状態での電力消費量は問題であり、ユーザーが支払う
負担も大きなものとなっている。また、エネルギー資源
の枯渇などのエネルギー問題も喚起されており、省エネ
ルギー化の要請は高いものである。
機状態での電力消費量は問題であり、ユーザーが支払う
負担も大きなものとなっている。また、エネルギー資源
の枯渇などのエネルギー問題も喚起されており、省エネ
ルギー化の要請は高いものである。
【0004】上記のような要請に対し、通常の動作モー
ドとは別に、消費電力量を抑えた省エネルギーモード
(以下、省エネモード)を備え、ファクシミリ装置の待
機状態において、省エネモードに切り替えて、ファクシ
ミリ装置の電力消費量の削減を図るファクシミリ装置が
提案されている。
ドとは別に、消費電力量を抑えた省エネルギーモード
(以下、省エネモード)を備え、ファクシミリ装置の待
機状態において、省エネモードに切り替えて、ファクシ
ミリ装置の電力消費量の削減を図るファクシミリ装置が
提案されている。
【0005】この省エネモードへ切り替えるファクシミ
リ装置とは、待機中にあらかじめ設定された条件が成立
すると、省エネモードに移行し、所定装置への供給電力
を遮断するものである。
リ装置とは、待機中にあらかじめ設定された条件が成立
すると、省エネモードに移行し、所定装置への供給電力
を遮断するものである。
【0006】例えば、トナーを加熱した定着部で紙に定
着するファクシミリ装置において、ヒーター制御と画像
メモリの容量監視により、省エネモードへの移行を制御
するものがある。
着するファクシミリ装置において、ヒーター制御と画像
メモリの容量監視により、省エネモードへの移行を制御
するものがある。
【0007】また、複数の省エネモードを持ち、それぞ
れへの移行条件を種々規定したファクシミリ装置が提案
されている。
れへの移行条件を種々規定したファクシミリ装置が提案
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファクシミリ装置の制御方法にあっては、SAF
(データがバックアップされるDRAM)に代行受信フ
ァイル、ドキュメントバンク等データがある場合には完
全省エネモード(省エネCPU以外が止まる省エネモー
ド)への移行が行えなかった。
来のファクシミリ装置の制御方法にあっては、SAF
(データがバックアップされるDRAM)に代行受信フ
ァイル、ドキュメントバンク等データがある場合には完
全省エネモード(省エネCPU以外が止まる省エネモー
ド)への移行が行えなかった。
【0009】またここで、メモリバックアップは、停電
等が発生した場合に記憶データが消えないために使用す
るのが本来の目的であり、最低限数十時間のバックアッ
プ容量を確保しておかなければならないが、残容量のチ
ェックを行わない場合、データが消えてしまう可能性が
ある。
等が発生した場合に記憶データが消えないために使用す
るのが本来の目的であり、最低限数十時間のバックアッ
プ容量を確保しておかなければならないが、残容量のチ
ェックを行わない場合、データが消えてしまう可能性が
ある。
【0010】そこで本発明は、バックアップ容量を計測
し、計測された容量に基づいて省エネモードへの移行を
判断し、省エネモードに移行できる場合には、速やかに
省エネモードへの移行を行うことができるファクシミリ
装置の省エネ制御方法を提供することを課題とする。
し、計測された容量に基づいて省エネモードへの移行を
判断し、省エネモードに移行できる場合には、速やかに
省エネモードへの移行を行うことができるファクシミリ
装置の省エネ制御方法を提供することを課題とする。
【0011】また、省エネモード移行中に、バックアッ
プ容量が足りなくなってきたときには、通常モードに復
帰し、データ損失を防止する省エネ制御方法を提供する
ことを課題とする。
プ容量が足りなくなってきたときには、通常モードに復
帰し、データ損失を防止する省エネ制御方法を提供する
ことを課題とする。
【0012】さらに、アクセス頻度が少なく長時間保存
の必要なファイルを主メモリにおいて置くと、メモリを
不要に占拠し、省エネモードへの移行を妨げる。そこ
で、長時間保存の必要なファイルを外部メモリに移し、
バックアップ容量を削減して、効率良く省エネモードに
移行することができる省エネ制御方法を提供することを
課題とする。
の必要なファイルを主メモリにおいて置くと、メモリを
不要に占拠し、省エネモードへの移行を妨げる。そこ
で、長時間保存の必要なファイルを外部メモリに移し、
バックアップ容量を削減して、効率良く省エネモードに
移行することができる省エネ制御方法を提供することを
課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、ファクシミリ装置の待機時
に、通常の電力消費状態で待機する通常モードと、該通
常モード時の電力消費よりも少ない電力消費状態で待機
する省エネモードと、を切り替えて待機状態のモード制
御を行う省エネ制御方法おいて、メモリバックアップ可
能時間を求める計測工程と、該計測工程において計測さ
れたメモリバックアップ可能時間が所定の値を確保でき
るとき、前記省エネモードへ移行させるモード移行工程
と、を備えたことを特徴とするものである。
上記課題を解決するため、ファクシミリ装置の待機時
に、通常の電力消費状態で待機する通常モードと、該通
常モード時の電力消費よりも少ない電力消費状態で待機
する省エネモードと、を切り替えて待機状態のモード制
御を行う省エネ制御方法おいて、メモリバックアップ可
能時間を求める計測工程と、該計測工程において計測さ
れたメモリバックアップ可能時間が所定の値を確保でき
るとき、前記省エネモードへ移行させるモード移行工程
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0014】この場合、計測工程においてメモリバック
アップ可能時間を求め、該メモリバックアップ可能時間
が十分確保できるとき、モード移行工程がモード設定を
省エネモードへ移行させる。したがって、SAFにデー
タがある場合でも省エネモードに移行することができ、
省エネ実施時間を長くして、省電力化を促進することが
できる。
アップ可能時間を求め、該メモリバックアップ可能時間
が十分確保できるとき、モード移行工程がモード設定を
省エネモードへ移行させる。したがって、SAFにデー
タがある場合でも省エネモードに移行することができ、
省エネ実施時間を長くして、省電力化を促進することが
できる。
【0015】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載の省エネ制御方法において、前記
省エネモード中にメモリバックアップ容量が所定の値よ
りも少なくなったとき、前記通常モードにモード切り替
えを行うモード復帰監視工程を備えたことを特徴とする
ものである。
るため、請求項1記載の省エネ制御方法において、前記
省エネモード中にメモリバックアップ容量が所定の値よ
りも少なくなったとき、前記通常モードにモード切り替
えを行うモード復帰監視工程を備えたことを特徴とする
ものである。
【0016】この場合には、モード復帰監視工程が、省
エネモード中に常にメモリバックアップ容量の監視を行
い、メモリバックアップ容量が規定の容量よりも少なく
なると、通常モードにモード切り替えを行う。したがっ
て、常にバックアップ容量を確保しておくことができ、
データの消失を防止することができる。
エネモード中に常にメモリバックアップ容量の監視を行
い、メモリバックアップ容量が規定の容量よりも少なく
なると、通常モードにモード切り替えを行う。したがっ
て、常にバックアップ容量を確保しておくことができ、
データの消失を防止することができる。
【0017】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1または2記載の省エネ制御方法におい
て、前記ファクシミリ装置の記憶するデータの保存時間
が所定の時間よりも長時間必要であるデータを外部記憶
部に記憶する補助記憶工程を備えたことを特徴とするも
のである。
るため、請求項1または2記載の省エネ制御方法におい
て、前記ファクシミリ装置の記憶するデータの保存時間
が所定の時間よりも長時間必要であるデータを外部記憶
部に記憶する補助記憶工程を備えたことを特徴とするも
のである。
【0018】この場合には、記憶するデータの保存時間
をチェックし、長時間保存が必要なファイルは補助記憶
工程が外部記憶部に記憶させる。したがって、保存が長
時間必要なデータをSAFに記憶させておかずにすみ、
SAFを解放して省エネモードに移行する頻度を上げ、
省電力化を促進することができる。
をチェックし、長時間保存が必要なファイルは補助記憶
工程が外部記憶部に記憶させる。したがって、保存が長
時間必要なデータをSAFに記憶させておかずにすみ、
SAFを解放して省エネモードに移行する頻度を上げ、
省電力化を促進することができる。
【0019】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、ファクシミリ装置の待機時に、通常の電力消費
状態で待機する通常モードと、該通常モード時の電力消
費よりも少ない電力消費状態で待機する省エネモード
と、を切り替えて待機状態のモード制御を行う省エネ制
御プログラムを記録した媒体おいて、メモリバックアッ
プ可能時間を求める計測工程と、該計測工程において計
測されたメモリバックアップ可能時間が所定の値を確保
できているとき、前記省エネモードへ移行させるモード
移行工程と、を備えたことを特徴とするものである。
るため、ファクシミリ装置の待機時に、通常の電力消費
状態で待機する通常モードと、該通常モード時の電力消
費よりも少ない電力消費状態で待機する省エネモード
と、を切り替えて待機状態のモード制御を行う省エネ制
御プログラムを記録した媒体おいて、メモリバックアッ
プ可能時間を求める計測工程と、該計測工程において計
測されたメモリバックアップ可能時間が所定の値を確保
できているとき、前記省エネモードへ移行させるモード
移行工程と、を備えたことを特徴とするものである。
【0020】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項4記載の省エネ制御プログラムを記録し
た媒体において、前記省エネモード中にメモリバックア
ップ容量が所定の値よりも少なくなったとき、前記通常
モードにモード切り替えを行うモード復帰監視工程を備
えたことを特徴とするものである。
るため、請求項4記載の省エネ制御プログラムを記録し
た媒体において、前記省エネモード中にメモリバックア
ップ容量が所定の値よりも少なくなったとき、前記通常
モードにモード切り替えを行うモード復帰監視工程を備
えたことを特徴とするものである。
【0021】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項4または5記載の省エネ制御プログラム
を記録した媒体において、前記ファクシミリ装置の記憶
するデータの保存時間が所定の時間よりも長時間必要で
あるデータを外部記憶部に記憶する補助記憶工程を備え
たことを特徴とするものである。
るため、請求項4または5記載の省エネ制御プログラム
を記録した媒体において、前記ファクシミリ装置の記憶
するデータの保存時間が所定の時間よりも長時間必要で
あるデータを外部記憶部に記憶する補助記憶工程を備え
たことを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しつつ説明する。
て添付図面を参照しつつ説明する。
【0023】本発明に係るファクシミリ装置の構成を示
すブロック図を図1に示す。同図に示すように、ファク
シミリ装置100は、システム制御部1、操作表示部
2、スキャナ(読み取り部)3、プロッタ(記録部)
4、メモリ5、画像メモリ6、符号化復号化部7、通信
制御部8、網制御部9、フラッシュメモリ10および省
エネ制御部11を備えている。
すブロック図を図1に示す。同図に示すように、ファク
シミリ装置100は、システム制御部1、操作表示部
2、スキャナ(読み取り部)3、プロッタ(記録部)
4、メモリ5、画像メモリ6、符号化復号化部7、通信
制御部8、網制御部9、フラッシュメモリ10および省
エネ制御部11を備えている。
【0024】同図において、システム制御部1は、本フ
ァクシミリ装置全体の制御処理を実行するものであり、
操作表示部2は、ファクシミリ装置を操作するための種
々の操作キーおよびLCDからなる。スキャナ3は、原
稿を所定の解像度で読み取り、プロッタ4は、画像メモ
リ6の画データを記録するためのものである。
ァクシミリ装置全体の制御処理を実行するものであり、
操作表示部2は、ファクシミリ装置を操作するための種
々の操作キーおよびLCDからなる。スキャナ3は、原
稿を所定の解像度で読み取り、プロッタ4は、画像メモ
リ6の画データを記録するためのものである。
【0025】メモリ5は、制御処理プログラムや種々の
データおよび固有情報等を記憶するためのものであり、
画像メモリ6は、符号化復号化部7で符号化圧縮された
画データを蓄積するためのものである。
データおよび固有情報等を記憶するためのものであり、
画像メモリ6は、符号化復号化部7で符号化圧縮された
画データを蓄積するためのものである。
【0026】符号化復号化部7は、画データを符号化圧
縮および元の画データに復号化するものであり、通信制
御部8は、網制御部9を介して網との通信制御を行う部
分である。フラッシュメモリ10は、各種データを蓄積
する部分であり、本発明では、画像データのバックアッ
プも含む。
縮および元の画データに復号化するものであり、通信制
御部8は、網制御部9を介して網との通信制御を行う部
分である。フラッシュメモリ10は、各種データを蓄積
する部分であり、本発明では、画像データのバックアッ
プも含む。
【0027】省エネ制御部11は、省エネルギーモード
(以下、省エネモード)への移行制御や省エネモードか
らの復帰を制御する部分であり、省エネCPUや外部信
号検出回路を持った制御部である。
(以下、省エネモード)への移行制御や省エネモードか
らの復帰を制御する部分であり、省エネCPUや外部信
号検出回路を持った制御部である。
【0028】図2に、本発明の完全省エネ移行手順のフ
ローチャートを示す。ここで、完全省エネとは、省エネ
制御部11のみが動作している状態を示す。
ローチャートを示す。ここで、完全省エネとは、省エネ
制御部11のみが動作している状態を示す。
【0029】はじめに、初期設定を行い(s11)、そ
の後、通常モードか省エネモードかの判断を行って(s
12)、それぞれのモード処理に移行する。初期設定で
は、システムの初期設定、省エネ移行時間のクリア、通
常モードの設定等種々の設定を行う。上記判断(s1
2)により、通常モードの場合には、通常モード処理を
行い(s13)、省エネモードの場合には、省エネモー
ド処理を行う(s14)。通常モード処理、省エネモー
ド処理の両処理中にモード切り替えが発生した場合に
は、それぞれ切り替わった処理モードへ移行する。
の後、通常モードか省エネモードかの判断を行って(s
12)、それぞれのモード処理に移行する。初期設定で
は、システムの初期設定、省エネ移行時間のクリア、通
常モードの設定等種々の設定を行う。上記判断(s1
2)により、通常モードの場合には、通常モード処理を
行い(s13)、省エネモードの場合には、省エネモー
ド処理を行う(s14)。通常モード処理、省エネモー
ド処理の両処理中にモード切り替えが発生した場合に
は、それぞれ切り替わった処理モードへ移行する。
【0030】図3は、通常モード処理および通常モード
から省エネモードに移行する手順を示すフローチャート
である。
から省エネモードに移行する手順を示すフローチャート
である。
【0031】通常処理にはいると、着呼の有無が判断さ
れ(s21)、着呼がある場合には、受信処理を行う
(s27)。受信処理では、親展受信、紙無し、プロッ
タダウン等の記録紙に出力しない条件に合致する場合に
は、受信した情報をフラッシュメモリに格納し、それ以
外ならプロッタ4から記録紙に出力して終了する。
れ(s21)、着呼がある場合には、受信処理を行う
(s27)。受信処理では、親展受信、紙無し、プロッ
タダウン等の記録紙に出力しない条件に合致する場合に
は、受信した情報をフラッシュメモリに格納し、それ以
外ならプロッタ4から記録紙に出力して終了する。
【0032】着呼がない場合には、オフフック(s2
2)、原稿セット(s23)の有無が判断され、オフフ
ックまたは原稿セットがある場合には、送信処理を行う
(s28)。送信処理では、話中や無応答等のリダイヤ
ル待機ファイル(数分後の発呼)はSAFに格納し、ド
キュメントバンク等の常駐するファイルは、フラッシュ
メモリへ格納する。
2)、原稿セット(s23)の有無が判断され、オフフ
ックまたは原稿セットがある場合には、送信処理を行う
(s28)。送信処理では、話中や無応答等のリダイヤ
ル待機ファイル(数分後の発呼)はSAFに格納し、ド
キュメントバンク等の常駐するファイルは、フラッシュ
メモリへ格納する。
【0033】オフフックも原稿セットもない場合には、
省エネ移行時間の監視を行う(s24)。省エネ移行時
間が経過していない場合には、省エネキー押下の判断が
なされ(s25)、省エネキーの押下がなければ、通常
モードが続けられる。省エネ移行時間が経過、または、
省エネキーの押下がある場合には、省エネモードの設定
を行う(s26)。
省エネ移行時間の監視を行う(s24)。省エネ移行時
間が経過していない場合には、省エネキー押下の判断が
なされ(s25)、省エネキーの押下がなければ、通常
モードが続けられる。省エネ移行時間が経過、または、
省エネキーの押下がある場合には、省エネモードの設定
を行う(s26)。
【0034】上記説明の通り、省エネモードに移行する
場合は、送信や受信に関するイベントが発生していない
ことを確認して省エネモードに設定する。
場合は、送信や受信に関するイベントが発生していない
ことを確認して省エネモードに設定する。
【0035】省エネ移行時間の監視は、頻繁に通常モー
ドと省エネモードが切り替わるとヒーターのオン時間が
長くなり、結果として電力を多く消費することになるた
め、モードの切り替えが頻繁に発生することの防止策と
して行っている。
ドと省エネモードが切り替わるとヒーターのオン時間が
長くなり、結果として電力を多く消費することになるた
め、モードの切り替えが頻繁に発生することの防止策と
して行っている。
【0036】図4は、省エネモード処理および省エネモ
ードを実行するまでの手順を示したフローチャートであ
る。
ードを実行するまでの手順を示したフローチャートであ
る。
【0037】既存の省エネモード処理に入る条件がそろ
うと、まずSAFデータの有無が判断される(s3
1)。SAFデータがある場合には、バックアップ容量
の確認がされる(s32)。バックアップ容量の確認で
は、メモリバックアップ容量をチェックし、規定値(例
えば、20時間)以上の容量がなければ、通常モード設
定に移行する(s39)。通常モード設定では、メイン
CPUへ切り替え、省エネCPUをオフにする。
うと、まずSAFデータの有無が判断される(s3
1)。SAFデータがある場合には、バックアップ容量
の確認がされる(s32)。バックアップ容量の確認で
は、メモリバックアップ容量をチェックし、規定値(例
えば、20時間)以上の容量がなければ、通常モード設
定に移行する(s39)。通常モード設定では、メイン
CPUへ切り替え、省エネCPUをオフにする。
【0038】SAFデータなし、あるいは、バックアッ
プ容量があれば、完全省エネモードに移行する(s3
3)。完全省エネモードに移行すると、システム制御部
1のメインCPUおよび通常モードで動作する周辺回路
の電源をオフにし、替わりに省エネ制御部11の省エネ
CPUおよび省エネモードで動作する周辺回路へ切り替
える。
プ容量があれば、完全省エネモードに移行する(s3
3)。完全省エネモードに移行すると、システム制御部
1のメインCPUおよび通常モードで動作する周辺回路
の電源をオフにし、替わりに省エネ制御部11の省エネ
CPUおよび省エネモードで動作する周辺回路へ切り替
える。
【0039】完全省エネモード中は、着呼(s34)、
オフフック(s35)、原稿セット(s36)、省エネ
キー押下(s37)、バックアップ容量(s38)の確
認がされる。着呼、オフフック、原稿セット、省エネキ
ー押下のいずれかがあった場合、または、バックアップ
容量が規定値以下になった場合には、通常モード設定に
移行し(s39)、完全省エネモードから自動復帰す
る。
オフフック(s35)、原稿セット(s36)、省エネ
キー押下(s37)、バックアップ容量(s38)の確
認がされる。着呼、オフフック、原稿セット、省エネキ
ー押下のいずれかがあった場合、または、バックアップ
容量が規定値以下になった場合には、通常モード設定に
移行し(s39)、完全省エネモードから自動復帰す
る。
【0040】上記説明の通り、完全省エネモード中は、
復帰条件(着呼あり、原稿センサオン、オペレーション
操作あり等)およびバックアップ容量を監視し、いずれ
かのイベント発生時には自動で完全省エネモードから復
帰する。
復帰条件(着呼あり、原稿センサオン、オペレーション
操作あり等)およびバックアップ容量を監視し、いずれ
かのイベント発生時には自動で完全省エネモードから復
帰する。
【0041】以上説明した通り、本発明では、送信や受
信を行う条件に一致しない場合に完全省エネモード移行
への判断が行われ、省エネキーが押下されるか、移行時
間経過後に省エネモード処理へ移行する(図3のフロー
チャート)。省エネモード処理では、SAFにデータが
ない場合には、省エネモードを実行し、完全省エネモー
ドになる。SAFにデータがある場合には、バックアッ
プ容量が規定値以上の場合に完全省エネモード設定を実
行し、完全省エネモードになる(図4のフローチャー
ト)。
信を行う条件に一致しない場合に完全省エネモード移行
への判断が行われ、省エネキーが押下されるか、移行時
間経過後に省エネモード処理へ移行する(図3のフロー
チャート)。省エネモード処理では、SAFにデータが
ない場合には、省エネモードを実行し、完全省エネモー
ドになる。SAFにデータがある場合には、バックアッ
プ容量が規定値以上の場合に完全省エネモード設定を実
行し、完全省エネモードになる(図4のフローチャー
ト)。
【0042】また、完全省エネモード実行中(省エネC
PUに制御が切り替わっている状態)では、常に復帰条
件の監視を行っているが、その時、メモリバックアップ
容量の判断も行い、規定値以下になった場合には完全省
エネモードから復帰する(図4のフローチャート)。
PUに制御が切り替わっている状態)では、常に復帰条
件の監視を行っているが、その時、メモリバックアップ
容量の判断も行い、規定値以下になった場合には完全省
エネモードから復帰する(図4のフローチャート)。
【0043】さらに、メモリ送信、蓄積、受信等で画デ
ータを保存する場合には、保存が長時間行われるファイ
ルか否かを判断して、短時間のものはSAFに保存し、
それ以外はフラッシュメモリに保存するようにし、短時
間でSAFが解放され、完全省エネモードに移行できる
ようにする(図3のフローチャート)。
ータを保存する場合には、保存が長時間行われるファイ
ルか否かを判断して、短時間のものはSAFに保存し、
それ以外はフラッシュメモリに保存するようにし、短時
間でSAFが解放され、完全省エネモードに移行できる
ようにする(図3のフローチャート)。
【0044】
【発明の効果】請求項1および4記載の発明によれば、
メモリバックアップ可能時間をチェックして、十分な容
量がある場合には、完全省エネモードへ移行するので、
SAFにデータがある場合でも完全省エネモードに移行
することができ、省エネ実施時間を長くして、省電力化
を促進することができる。
メモリバックアップ可能時間をチェックして、十分な容
量がある場合には、完全省エネモードへ移行するので、
SAFにデータがある場合でも完全省エネモードに移行
することができ、省エネ実施時間を長くして、省電力化
を促進することができる。
【0045】請求項2および5記載の発明によれば、省
エネモード中にメモリバックアップ容量の監視を行い、
メモリバックアップ容量が規定の容量よりも少なくなっ
たとき、通常モードに切り替えるので、常にバックアッ
プ容量を確保しておくことができ、データの消失を防止
することができる。
エネモード中にメモリバックアップ容量の監視を行い、
メモリバックアップ容量が規定の容量よりも少なくなっ
たとき、通常モードに切り替えるので、常にバックアッ
プ容量を確保しておくことができ、データの消失を防止
することができる。
【0046】請求項3および6記載の発明によれば、長
時間保存が必要なファイルをフラッシュメモリ等の外部
記憶装置に記憶させるので、保存が長時間必要なデータ
をSAFに記憶させておかずにすみ、SAFを解放して
完全省エネモードに移行する頻度を上げることができ
る。
時間保存が必要なファイルをフラッシュメモリ等の外部
記憶装置に記憶させるので、保存が長時間必要なデータ
をSAFに記憶させておかずにすみ、SAFを解放して
完全省エネモードに移行する頻度を上げることができ
る。
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の構成を示す一
実施例のブロック図である。
実施例のブロック図である。
【図2】一実施例の完全省エネ移行手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】一実施例の通常モード処理および通常モードか
ら省エネモードに移行する手順を示すフローチャートで
ある。
ら省エネモードに移行する手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】一実施例の省エネモード処理および省エネモー
ドを実行するまでの手順を示すフローチャートである。
ドを実行するまでの手順を示すフローチャートである。
1 システム制御部 2 操作表示部 3 スキャナ(読み取り部) 4 プロッタ(記録部) 5 メモリ 6 画像メモリ 7 符号化復号化部 8 通信制御部 9 網制御部 10 フラッシュメモリ 11 省エネ制御部 100 ファクシミリ装置
Claims (6)
- 【請求項1】ファクシミリ装置の待機時に、通常の電力
消費状態で待機する通常モードと、該通常モード時の電
力消費よりも少ない電力消費状態で待機する省エネモー
ドと、を切り替えて待機状態のモード制御を行う省エネ
制御方法おいて、 メモリバックアップ可能時間を求める計測工程と、 該計測工程において計測されたメモリバックアップ可能
時間が所定の値を確保できるとき、前記省エネモードへ
移行させるモード移行工程と、 を備えたことを特徴とする省エネ制御方法。 - 【請求項2】請求項1記載の省エネ制御方法において、 前記省エネモード中にメモリバックアップ容量が所定の
値よりも少なくなったとき、前記通常モードにモード切
り替えを行うモード復帰監視工程を備えたことを特徴と
する省エネ制御方法。 - 【請求項3】請求項1または2記載の省エネ制御方法に
おいて、 前記ファクシミリ装置の記憶するデータの保存時間が所
定の時間よりも長時間必要であるデータを外部記憶部に
記憶する補助記憶工程を備えたことを特徴とする省エネ
制御方法。 - 【請求項4】ファクシミリ装置の待機時に、通常の電力
消費状態で待機する通常モードと、該通常モード時の電
力消費よりも少ない電力消費状態で待機する省エネモー
ドと、を切り替えて待機状態のモード制御を行う省エネ
制御プログラムを記録した媒体おいて、 メモリバックアップ可能時間を求める計測工程と、 該計測工程において計測されたメモリバックアップ可能
時間が所定の値を確保できているとき、前記省エネモー
ドへ移行させるモード移行工程と、 を備えたことを特徴とする省エネ制御プログラムを記録
した媒体。 - 【請求項5】請求項4記載の省エネ制御プログラムを記
録した媒体において、 前記省エネモード中にメモリバックアップ容量が所定の
値よりも少なくなったとき、前記通常モードにモード切
り替えを行うモード復帰監視工程を備えたことを特徴と
する省エネ制御プログラムを記録した媒体。 - 【請求項6】請求項4または5記載の省エネ制御プログ
ラムを記録した媒体において、 前記ファクシミリ装置の記憶するデータの保存時間が所
定の時間よりも長時間必要であるデータを外部記憶部に
記憶する補助記憶工程を備えたことを特徴とする省エネ
制御プログラムを記録した媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29134999A JP2001111744A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 省エネ制御方法および省エネ制御プログラムを記録した媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29134999A JP2001111744A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 省エネ制御方法および省エネ制御プログラムを記録した媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001111744A true JP2001111744A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17767785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29134999A Pending JP2001111744A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 省エネ制御方法および省エネ制御プログラムを記録した媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001111744A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1329816C (zh) * | 2002-05-10 | 2007-08-01 | 横河电机株式会社 | 节能服务系统 |
CN100392601C (zh) * | 2003-07-16 | 2008-06-04 | 纬创资通股份有限公司 | 于电脑系统中装置间转移控制权及由待机切换至运作的方法 |
JP2011034559A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-02-17 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、省エネルギ移行復帰制御方法、及び省エネルギ移行復帰制御プログラム |
-
1999
- 1999-10-13 JP JP29134999A patent/JP2001111744A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1329816C (zh) * | 2002-05-10 | 2007-08-01 | 横河电机株式会社 | 节能服务系统 |
CN100392601C (zh) * | 2003-07-16 | 2008-06-04 | 纬创资通股份有限公司 | 于电脑系统中装置间转移控制权及由待机切换至运作的方法 |
JP2011034559A (ja) * | 2009-07-09 | 2011-02-17 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、省エネルギ移行復帰制御方法、及び省エネルギ移行復帰制御プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7254731B2 (en) | Image forming apparatus having an improved power-mode switching function | |
JP4522347B2 (ja) | ファクシミリ複合機 | |
US8462375B2 (en) | Image forming apparatus, recording medium, and image forming method | |
JP2011248734A (ja) | 電子装置及び電子システム | |
JP5636677B2 (ja) | 電子機器、その省電力制御方法、およびプログラム | |
JP2018039140A (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびプログラム | |
JP2001111744A (ja) | 省エネ制御方法および省エネ制御プログラムを記録した媒体 | |
JP2001257818A (ja) | ファクシミリ装置 | |
US8437019B2 (en) | Image processing apparatus provided with an image memory used by a plurality of boards performing expanded data processings, backup processing method, and storage medium storing program readable by computer | |
JP3344851B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP5796374B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム | |
JP4081150B2 (ja) | データ通信装置 | |
JP7017069B2 (ja) | 通信装置及び画像形成装置 | |
JP3283754B2 (ja) | 電源制御装置およびそれを備えたファクシミリ装置 | |
JP2000092254A (ja) | ファクシミリ装置の制御方法 | |
KR100413170B1 (ko) | 팩시밀리 장치 | |
JP3136936B2 (ja) | 省エネルギー機能付きファクシミリ装置 | |
JP2001111797A (ja) | ファクシミリ装置およびその制御方法 | |
JP2000354143A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3675653B2 (ja) | 複合装置の制御方法 | |
JPH10336410A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3198029B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2006217647A (ja) | データ通信装置 | |
JP2001257814A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3576839B2 (ja) | 通信端末装置及び通信端末制御方法 |