JP2001111584A - 情報処理装置及びその制御方法並びにネットワークシステム - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法並びにネットワークシステム

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JP2001111584A
JP2001111584A JP28205699A JP28205699A JP2001111584A JP 2001111584 A JP2001111584 A JP 2001111584A JP 28205699 A JP28205699 A JP 28205699A JP 28205699 A JP28205699 A JP 28205699A JP 2001111584 A JP2001111584 A JP 2001111584A
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Toru Nakada
透 中田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノード装置の構成を簡易にし、生産性を向上
させ、更にデータ転送効率も向上させること。 【解決手段】複数の入力伝送路121〜128から入力
した制御パケット、或いは、端末151〜158から分
離挿入部101〜108を介して入力した制御パケット
を、バッファを介してスイッチ141に入力し、スイッ
チ制御部142が入力端と出力端の接続関係を制御する
ことにより、出力端OUT0から通信制御部144に入
力する。通信制御部144で分析処理された制御パケッ
トは再びスイッチ141に送られ、入力端IN0と出力
端OUT1〜8のいずれかが接続するタイミングで出力
伝送路131〜138に出力される。このタイミングを
制御することで宛先の端末に送られ、宛先端末が受信可
能かどうか、伝送品質を保証できるかどうか等の確認が
行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置及びそ
の制御方法並びにネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報量の増大に伴い、端末装置を
接続するネットワークの高速大容量化に対応すべく、ノ
ード装置を並列多重伝送路で接続したネットワークシス
テムが提案されている。
【0003】そのような従来のノード装置としては、図
12に示すようなものがある。
【0004】図12は、ノード装置の内部構成を示す図
である。
【0005】図12は従来のノード装置の構成図であ
り、ノード装置1100にサブ伝送路を介して端末11
51〜1158を接続している例を示している。110
1〜1108は、分離挿入部であり、並列多重伝送路か
ら入力されるパケットのアドレスを検出し、サブ伝送路
を介して端末へ伝送させるパケットとバッファへ入力さ
せるパケットに分離すると共に、端末から伝送されてく
るパケットを、並列多重伝送路から入力されるパケット
流に挿入する機能を有している。パケットに付されるア
ドレスは、ネットワーク上に存在するノード装置全てに
IDとして与えられたノード番号と、そのノード番号を
有するノード装置に接続された端末を識別する端末番号
とからなる。1111〜1118は、バッファであり、
分離挿入部から出力されるパケットを、スイッチ114
1の、出力端に対応した記憶領域に一時記憶する機能を
有している。1121〜1128,1131〜1138
はノード間を接続するための並列多重伝送路である。伝
送路としては、例えば空間的に分離された複数の光ファ
イバ伝送路を用いることができる。1141はスイッチ
であり、スイッチ制御部1142に制御されて、入力端
IN1〜IN8に入力したパケットを任意の出力端OU
T1〜OUT8へ接続するものである。1142はスイ
ッチ制御部であり、所定の制御パターンに従ってスイッ
チを制御する。具体的には図13に示すように入力端と
出力端の接続関係がA1からA8まで、単位時間ごとに
変化するように制御する。
【0006】1143はバッファ制御部であり、各バッ
ファに接続されたスイッチの入力端が所望の出力端に接
続されたときに、バッファから記憶されているパケット
を読み出すように制御するものである。
【0007】1144は、制御パケットを送受信するた
めの通信制御部である。
【0008】通信を行う場合、送信端末は、まず、ノー
ド装置あるいは管理端末に通信許可をもらうための予備
通信を行う。これは、例えば、宛先アドレス、伝送容
量、伝送品質などの情報を含む制御パケットを送信する
ことによって行なう。ネットワークを管理するノード装
置あるいは端末の通信制御部がこのような制御パケット
を受信すると、宛先端末が受信可能かどうか、伝送品質
を保証できるかどうか等を確認後、送信端末への通信許
可を通知する。
【0009】上記のような構成を有するノード装置11
00は、リング状に接続され、上流のノード装置から出
力されたパケットを、伝送路を介して入力し、そのパケ
ットの宛先に応じた端末、あるいは、下流のノード装置
に対して出力する。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、図
12に示したように、従来の通信制御部1144は、制
御パケットを送受信するため、8つの分離挿入部110
1〜1108にそれぞれ接続され、8入力8出力の構成
となっていた。そして、分離挿入部1101〜1108
のそれぞれも通信制御部1144との入出力部を持って
いた。したがって、通信制御部や分離挿入部の構成が大
きく、且つ複雑になるという問題点があった。
【0011】また、制御パケットが伝送チャネルを使用
する帯域について制御する手段がないため、ネットワー
クで使用する通信プロトコルあるいはサービス内容によ
っては、制御パケットが情報パケットの伝送を阻害した
り、反対に制御パケットが大きく遅延してサービスに問
題を発生させる問題点があった。
【0012】さらには、バッファの輻輳に対して対処す
る手段がないという問題点があった。
【0013】上記従来技術の課題を解決するために、本
発明の目的は、装置構成を簡易にし、生産性を向上さ
せ、更にデータ転送効率も向上させる情報処理装置、そ
の制御方法及びネットワークシステム並びにコンピュー
タ可読メモリを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、ノード装置を以下のように構成する。
【0015】複数の端末と接続可能な複数のデータ入出
力手段を有する情報処理装置であって、複数の入力伝送
路と接続され、前記端末から入力したデータを前記入力
伝送路から入力されたデータ間に挿入するとともに、前
記入力伝送路から入力したデータを該データの宛先とし
ての端末へ出力する複数の分離挿入手段と、前記複数の
入力伝送路及び前記端末からデータを入力する複数の第
1入力端と、複数の出力伝送路と接続される複数の第1
出力端と、を有し、前記複数の入力端と前記複数の出力
端を一対一に接続する接続手段と前記接続手段での前記
複数の入力端と前記複数の出力端の接続関係を制御する
接続制御手段と、予備通信用の制御データを管理する通
信制御手段と、を有し、前記接続手段は、更に、前記通
信制御手段から出力された制御データを入力する第2入
力端と、前記通信制御手段へ制御データを出力する第2
出力端を有することを特徴とする。
【0016】前記複数の分離挿入手段からデータを入力
し一時記憶して前記接続手段の前記複数の入力端に出力
する複数の記憶手段と、前記接続制御手段から接続情報
を入力し、該接続情報に合わせて前記記憶手段の読出し
タイミングを制御する読出制御手段と、を更に有するこ
とを特徴とする。
【0017】前記接続制御手段は、前記接続手段の入力
端と出力端との接続関係を、周期的に遷移させることを
特徴とする。
【0018】前記通信制御手段は、前記接続手段の第2
入力端が、前記制御データの宛先に応じた第1出力端に
接続されるタイミングで前記記憶手段から前記制御デー
タを読み出すよう制御することを特徴とする。
【0019】前記接続制御手段は、前記複数の第1入力
端と前記複数の第1出力端が接続され、前記第2入力端
と前記第2出力端とが接続される第1タイミングと、前
記複数の第1入力端のいずれかが前記第2出力端に接続
され、前記複数の第1出力端のいずれかが前記第2入力
端に接続される第2タイミングとが存在するように前記
接続手段を制御することを特徴とする。
【0020】前記接続制御手段は、前記複数の記憶手段
に制御データ以外のデータが多い場合には、前記第1タ
イミングが多くなるように動的に前記接続手段を制御す
ることを特徴とする。
【0021】前記接続制御手段は、前記複数の記憶手段
に前記制御データ以外のデータが多い場合には、前記第
1タイミングから前記第2タイミングに遷移するまでの
時間が、前記第2タイミングから前記第1タイミングに
遷移するまでの時間に比し長くなるように前記接続手段
を制御することを特徴とする。
【0022】前記接続制御手段は、前記複数の記憶手段
に前記制御データ以外のデータが多い場合には、前記第
1タイミングの回数が、前記第2タイミングの回数に比
して多くなるように前記接続手段を制御することを特徴
とする。
【0023】前記伝送路は、並列多重伝送路であること
を特徴とする。
【0024】また、波長多重伝送路からの波長多重信号
を複数の波長に分離し電気信号に変換して前記複数の入
力伝送路に出力する波長多重受信手段と、複数のデータ
をそれぞれ異なる波長の光信号に変換して波長多重伝送
路に出力する波長多重送信手段と、を更に有することを
特徴とする。
【0025】本発明に係るネットワークシステムは、上
記情報処理装置をリング状に複数接続したことを特徴と
する。
【0026】本発明に係る他のネットワークシステム
は、上記情報処理装置を波長多重伝送路によりリング状
に複数接続したことを特徴とする。
【0027】本発明に係る制御方法は、複数の端末と接
続可能な複数のデータ入出力手段と、複数の入力伝送路
と接続され、前記端末から入力したデータを前記入力伝
送路から入力されたデータ間に挿入するとともに、前記
入力伝送路から入力したデータを該データの宛先として
の端末へ出力する複数の分離挿入手段と、予備通信用の
制御データを管理する通信制御手段と、前記複数の入力
伝送路及び前記端末からデータを入力する複数の第1入
力端と、複数の出力伝送路と接続される複数の第1出力
端と、前記通信制御手段から出力された制御データを入
力する第2入力端と、前記通信制御手段へ制御データを
出力する第2出力端とを有し、前記複数の入力端と前記
複数の出力端を一対一に接続する接続手段とを有する情
報処理装置、の制御方法であって、前記複数の分離挿入
手段から前記接続手段の前記複数の第1入力端に、前記
制御データを入力する第1入力工程と、前記第1入力端
と前記第2出力端とが接続され、前記入力工程で入力し
た前記制御データを前記通信制御部に送る送信工程と、
前記通信制御部で前記制御データを分析処理する分析処
理工程と、前記分析処理工程で処理した前記制御データ
を前記第2入力端に入力する第2入力工程と、前記第2
入力端と、前記複数の第1出力端のうち前記制御データ
の宛先に応じた第1出力端とが接続され、前記出力伝送
路に前記制御データを出力する出力工程と、を有するこ
とを特徴とする。
【0028】本発明に係るコンピュータ可読メモリは、
上記制御方法を実現する制御プログラムを格納したもの
であることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、数式、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、
この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
ない。
【0030】(第1の実施の形態)図1乃至図6を用い
て、本発明の第1の実施の形態について説明する。
【0031】図1は、本発明の第1の実施の形態として
のノード装置100の内部構成図である。本装置は、ツ
イストペアケーブル等のサブ伝送路を介して端末151
〜158と接続するための8つの入出力ポートと、多芯
光ファイバケーブル等の並列多重伝送路を介して他のノ
ード装置と接続するための、8つの入力端及び8つの出
力端を有する。図1において、101〜108は並列多
重伝送路から伝送されてきたパケット流から端末151
〜158へ送るべきパケットを分離するとともに、端末
151〜158から送られてきたパケットをパケット流
へ挿入するための分離挿入部である。110〜118は
入力データを一時記憶するためのバッファである。
【0032】121〜128,131〜138は多芯光
ファイバケーブルや多芯同軸ケーブル等の並列多重伝送
路である。多芯光ケーブルを用いる場合は、光/電気変
換器、電気/光変換器がノード装置100の入力端、出
力端にそれぞれ設けられる。
【0033】141は9×9のスイッチであり、スイッ
チ制御部142に制御されて、入力端IN0〜IN8に
入力したパケットを任意の出力端OUT0〜OUT8へ
接続するものである。
【0034】図2はバッファ111の内部構成を示すブ
ロック図である。バッファ111は少なくともスイッチ
141の出力端OUT0〜OUT8に対応した9つの記
憶領域(0〜8)と出力端を指定しない無指定記憶領域
に分けられており、502はパケットのヘッダから宛先
アドレスを検出するヘッダ検出部、503はバッファ1
11に書き込みアドレスを供給するためのアドレスカウ
ンタである。分離挿入部より入力したパケットはヘッダ
検出部502においてヘッダが検出され、ヘッダの内容
によりそのパケットを記憶する記憶領域が決定される。
【0035】ヘッダ検出部502には、あらかじめ下流
のノード装置に接続されている端末のアドレスが記憶さ
れている。ヘッド検出部502は、入力したパケットの
ヘッダから宛先アドレスを検出すると、記憶されている
アドレスと比較し、下流側に隣接したノード装置に接続
されている端末がそのパケットの宛先かどうか判断す
る。
【0036】宛先が隣接下流のノード装置に接続された
端末あるいは自ノード装置の通信制御部宛ならばその伝
送チャネル(CH0〜CH8)に対応した記憶領域(0
〜8)に記憶し、宛先がその他の場合は無指定記憶領域
に記憶させる。
【0037】下流側に隣接したノード装置に接続されて
いる端末がその宛先となっているパケットは、その端末
が接続されている伝送路に送るため、バッファ内部の記
憶領域が指定される。その記憶領域に従って、アドレス
カウンタ503より書き込みアドレスを発生させてバッ
ファ111に記憶させる。また、検出した宛先アドレス
が、記憶しているアドレスと一致しないときには、任意
の記憶領域にそのパケットを記憶させる。他のバッファ
112〜118も同様の構成を有している。
【0038】図1に戻り、142はスイッチ制御部であ
り、例えば図3のような制御パターンに従ってスイッチ
を制御する。図3はスイッチ141の接続制御テーブル
であり、スイッチ制御部142から供給される制御アド
レスA0〜A8に対する、スイッチ141の入力端IN
0〜IN8と出力端OUT0〜OUT8の接続関係が示
されている。図4は制御アドレスA0〜A8の状態遷移
図であり、変数Iは1パケット長時間を表わしている。
【0039】スイッチ制御部142は、スイッチ141
の入出力接続関係を、周期的に、所定の繰り返しパター
ンに従うよう制御しており、スイッチの接続関係により
各バッファの決められた記憶領域から、記憶されている
パケットを読み出す。例えば図3の接続制御テーブル及
び図4の状態遷移図に基づいて制御アドレスをA0,A
1,A2,・・・・・,A8と繰り返し1パケット長時
間毎に供給すると、ある時間にスイッチの接続関係が位
相0(IN0→OUT0,IN1→OUT1,IN2→
OUT2,IN3→OUT3,IN4→OUT4,IN
5→OUT5,IN6→OUT6,IN7→OUT7,
IN8→OUT8)であるとすると、1パケット長時間
後には位相1(IN0→OUT1,IN1→OUT2,
IN2→OUT3,IN3→OUT4,IN4→OUT
5,IN5→OUT6,IN6→OUT7,IN7→O
UT8,IN8→OUT0)になり、2パケット長時間
後には位相2(IN0→OUT2,IN1→OUT3,
IN2→OUT4,IN3→OUT5,IN4→OUT
6,IN5→OUT7,IN6→OUT8,IN7→O
UT0,IN8→OUT1)になり、以下順次接続関係
が変更され、9パケット長後に位相0に戻り、以下この
パターンが繰り返される。位相変更の周期や繰り返しパ
ターンは上記に限ったものではないが、位相変更周期は
パケット長の整数倍に設定される。
【0040】143はバッファ制御部であり、各バッフ
ァに接続されたスイッチの入力端が所望の出力端に接続
されるタイミングで、バッファから記憶されているパケ
ットを読み出すように制御するものである。144は通
信制御部であり、端末または他のノード装置の通信制御
部と制御情報を送受信するものである。
【0041】図5はバッファ110〜118の読み出し
制御テーブルであり、スイッチ制御部142からバッフ
ァ制御部143に供給される制御アドレスA0〜A8に
対する、各バッファ110〜118のパケットが読み出
される記憶領域との関係が示されている。
【0042】バッファ制御部143は同時に図5のバッ
ファ制御テーブル及び図4の状態遷移図に基づいて、ス
イッチ制御部142から制御アドレスA0が供給される
とバッファ110の記憶領域0、バッファ111の記憶
領域1、バッファ112の記憶領域2、バッファ113
の記憶領域3、バッファ114の記憶領域4、バッファ
115の記憶領域5、バッファ116の記憶領域6、バ
ッファ117の記憶領域7、バッファ118の記憶領域
8からそれぞれ記憶しているパケットを読み出すように
読み出しアドレスを各バッファに供給し、制御アドレス
A1の時にはバッファ110の記憶領域1、バッファ1
11の記憶領域2、バッファ112の記憶領域3、バッ
ファ113の記憶領域4、バッファ114の記憶領域
5、バッファ115の記憶領域6、バッファ116の記
憶領域7、バッファ117の記憶領域8、バッファ11
8の記憶領域0からそれぞれ記憶しているパケットを読
み出すように読み出しアドレスを各バッファに供給し、
以下同様に制御アドレスがA2,A3,・・・・,A8
と供給されるごとに図5のバッファ制御テーブルに対応
した各バッファの記憶領域から記憶されているパケット
を読み出すように制御している。
【0043】144は、制御パケットを送受信するため
の通信制御部である。
【0044】図6は、図1に示したノード装置を用いた
ネットワークシステムの構成例を示す図である。4つの
ノード装置100a〜100dをリング型に接続し、各
ノード装置にはそれぞれ8本のサブ伝送路を介して8台
の端末が接続されている。
【0045】まず、図6に示したネットワークシステム
において端末152aから端末155cへパケットを送
信する場合の基本動作について説明する。端末152a
からの送信データは固定長のパケットに分割され、各パ
ケットのヘッダに宛先アドレスが記載されて出力され
る。出力されたパケットはサブ伝送路を通ってノード装
置100aへ入力し、分離送入部で並列多重伝送路から
のパケット流の隙間に挿入され、バッファ102aへ送
られる。バッファ102aは、入力したパケットの宛先
アドレスがあらかじめ記憶している隣接下流ノード装置
のアドレスと一致しないので、任意の記憶領域にそのパ
ケットを記憶させる。ここでは仮に記憶領域1に記憶さ
れるとする。
【0046】バッファ制御部143aはスイッチ141
aの入力端1N2が出力端OUT1に接続されるまでそ
のパケットの読み出しを待機させ、接続された時にパケ
ットを読み出す。スイッチ制御部142aは、図4に示
すように制御アドレスをA1,A2,A3,A4,A
5,A6,A7,A8と順次供給してスイッチ141a
の接続関係を変更させる。その情報をバッファ制御部1
43aへ通知することでバッファからの読み出しタイミ
ングが制御される。ここではスイッチ141aの入力端
IN2が出力端OUT1に接続されたときにバッファ1
12aの記憶領域OUT1からパケットが読み出される
ことにより、そのパケットはスイッチ141aを通って
伝送路131aへ出力される。伝送路131aを伝送さ
れたパケットはノード装置100bに入力し、分離挿入
部101bを通りバッファ111bへ入力する。バッフ
ァ111bはヘッダを検出すると宛先アドレスが隣接下
流ノード装置のアドレスと一致しているので、宛先アド
レスの端末が接続される伝送路に対応する記憶領域を指
定する。ここでは宛先の端末が伝送路535に接続され
ているので記憶領域5に記憶させる。バッファ制御部1
43aはスイッチ141aのIN1がOUT5に接続さ
れたときにバッファ111aの記憶領域OUT5からパ
ケットを読み出すことで、パケットはスイッチ141a
を通って伝送路135aへ出力される。伝送路を通って
ノード装置100cの分離送入部に入力したパケット
は、宛先アドレスが分離挿入部に接続された端末宛なの
で、伝送路から分離されて端末方向へ出力される。分離
挿入部105cから端末方向へ出力されたパケットは、
サブ伝送路を通って端末135cへ送られ受信される。
次に、端末152aから端末155cへ通信する場合を
例にとり、通信を開始する前の予備通信の動作について
その一例を説明する。
【0047】まず、送信すべきデータが発生した端末1
52aは、まずノード装置100aに対し送信許可要求
を送信する。送信データとして宛先アドレス、通信容
量、通信品質等の情報を例えばATM(Asynchr
onous TransferMode:非同期転送モ
ード)セルの様な固定長パケットに分割し、ヘッダにア
ドレスを記載して送出する。予備通信の場合、送信端末
からの制御パケットは一旦送信端末が接続されるノード
装置の通信制御部に送られてから宛先端末に送られるた
め、ヘッダには宛先アドレス(宛先:ノード装置100
a、Channel0)を記載し、データ部に宛先端末
のアドレス(宛先:ノード装置100c、Channe
l5)が記載される。ツイストペアケーブルを通ってノ
ード装置100aに入力したパケットは、分離挿入部1
02aで並列多重伝送路122aからのパケット流の隙
間に挿入され、バッファ112aにおいて一時記憶され
る。バッファ112aに入力したパケットの宛先は自ノ
ード装置の通信制御部144a宛なので、記憶領域0に
記憶される。
【0048】バッファ112aの記憶領域0に記憶され
たパケットは、スイッチ141aの入力端IN2が出力
端OUT0に接続される制御アドレスA7の時に読み出
され、スイッチ141aの入力端IN2から出力端OU
T0を通って、通信制御部144aに入力する。
【0049】通信制御部144aは、入力したパケット
に記載された情報を取り出し、帯域の確保等を行う。帯
域の確保とは後に他の端末から通信要求があった場合
に、通信中の呼の帯域が保証されるように、後からの通
信要求に制限を加えることをいう。通信制御部144は
隣接するノード装置に対し通信要求を伝えるため、先の
パケットを再度組み立てて、ヘッダに宛先アドレス(宛
先:ノード装置100b、Channel0)を記載し
て送出し、そのパケットはバッファ110aに記憶され
る。この時、宛先が隣接ノード装置でなく、更に送出す
る複数のパケットの到着順序が保証されなくてもいい場
合は、無指定領域に記憶し、宛先が隣接ノード装置であ
るか、複数のパケットの到着順序を保証したい場合は特
定の記憶領域に記憶させる。ここでは送出するパケット
が1つであり到着順序に関係ないので、無指定記憶領域
に記憶させる。無指定領域に記憶されているパケット
は、記憶領域0〜記憶領域8にパケットが記憶されてい
ない場合に読み出される。仮に制御アドレスA8の時間
にバッファ0の記憶領域0〜8にパケットが記憶されて
いなかった場合、無指定記憶領域から先のパケットが読
み出され、スイッチ141の入力端IN0から出力端O
UT8を通って、並列多重伝送路138aに送出され
る。
【0050】並列多重伝送路138aを伝送されたパケ
ットは、ノード装置100bの分離挿入部108bを通
ってバッファ118bの記憶領域0に記憶される。この
パケットは制御アドレスA2の時間に読み出され、スイ
ッチ141bの入力端IN8から出力端OUT0を通っ
て通信制御部144bに入力する。通信制御部144b
は通信制御部144aと同様に、パケットに記載された
情報を検出し、帯域の確保などを行った後、再度パケッ
トを組み立てて、宛先である端末155cの宛先アドレ
ス(宛先:ノード装置100c、channe15)を
ヘッダに書き込んで送出する。そのパケットはバッファ
110bの記憶領域5に記憶され、制御アドレスA5の
時間に読み出されて、スイッチ141bの入力端IN0
から出力端OUT5を通って並列多重伝送路135bに
送出される。
【0051】並列多重伝送路135bを伝送されたパケ
ットは、ノード装置100cの分離挿入部105cに入
力し、パケット流の中からこのパケットが分離されて端
末155cに伝送される。端末155cは受信したパケ
ットの情報を検出して端末152aからの送信要求があ
ることを知り、今度は端末155cから端末152aへ
向けて返答のための通信を行う。この通信の手順はこれ
まで説明した端末152aから端末155cへ至る信号
の流れと同様に、ノード装置100cの通信制御部、ノ
ード装置100dの通信制御部144c、144dを介
して端末152aへパケットが送られる。
【0052】端末152aは端末155cからのパケッ
トを受信すると送信すべき情報の通信を開始する。
【0053】本実施の形態により、従来に比し、通信制
御部や分離挿入部を小さく且つ単純にすることができ
る。
【0054】また、ネットワークで使用される通信プロ
トコルやサービス内容に応じて、適切に情報パケットと
制御パケットの帯域を設定できる。
【0055】(第2の実施の形態)次に、図7乃至図9
を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明す
る。本実施の形態では、第1の実施の形態と比して、ス
イッチ制御部142及びバッファ制御部143での制御
方法において異なる。その他の装置構成については図1
を用いて説明した通りであるのでここではその説明は省
略する。
【0056】図7はスイッチ141の第2の実施の形態
の接続制御テーブルであり、スイッチ制御部142から
供給される制御アドレスA0〜A8及びB1〜B8に対
する、スイッチ141の入力端IN0〜IN8と出力端
OUT0〜OUT8の接続関係が示されている。
【0057】図8はバッファ110〜118の第2の実
施の形態の読み出し制御テーブルであり、スイッチ制御
部142からバッファ制御部143に供給される制御ア
ドレスA0〜A8及びB1〜B8に対する、各バッファ
110〜118のパケットが読み出される記憶領域との
関係が示されている。
【0058】図7、図8は図3、図5に制御アドレスB
1〜B8を追加したものであり、制御アドレスA0〜A
8は同じ内容である。
【0059】図9は図7,8の制御テーブルにおける制
御アドレスA0〜A8及びB1〜B8の状態遷移図であ
り、変数Iは1パケット長時間を表わしている。
【0060】第1の実施の形態において制御アドレスA
0〜A8は図4のように1パケット長毎に供給されてい
たが、その場合、通信制御部144と伝送チャネル(c
h1〜ch8)との間で制御パケットが送受信される帯
域は、全帯域の8/72になる。この値について図3を
用いて詳細に説明すると、制御アドレスA0〜A8が供
給される9パケット長時間において、伝送チャネル(c
h1〜ch8)が処理できるパケット数は8(伝送チャ
ネル数)×9(パケット長時間)=72であり、その中
で制御パケットが各伝送チャネルから通信制御部144
に出力される数、つまりスイッチ144の入力端IN1
〜IN8から入力し出力端OUT0に出力されるパケッ
ト数の合計は8である。制御アドレスA0〜A8は9パ
ケット長毎に繰り返し供給されるので、伝送チャネルc
h1〜ch8は全帯域の8/72≒11.1%を制御パ
ケットの処理に使用し、残りの64/72≒88.9%
を情報パケットの処理に使用している。
【0061】本実施の形態では、制御パケットの割合を
減らし、情報パケットの割合を増やし、システムのパケ
ット通信をより効率的に行なう。第1の実施の形態で用
いた図3のスイッチ制御テーブルにおいて、制御アドレ
スA1は通信制御部144からスイッチ141の出力端
OUT1にアクセスし、スイッチ141の入力端IN8
から通信制御部144にアクセスする事ができるアドレ
スであり、制御アドレスA2は通信制御部144からス
イッチ141の出力端OUT2にアクセスし、スイッチ
141の入力端IN7から通信制御部144にアクセス
する事ができるアドレスであり、同様に制御アドレスA
3〜A8は通信制御部144から各伝送チャネルにアク
セスし、各伝送チャネルから通信制御部144にアクセ
スする事ができるアドレスである。これに対し本実施の
形態では制御アドレスB1〜B8を設けることによっ
て、通信制御部144と接続されない接続内容を追加し
ている。
【0062】図9はその制御アドレスの状態遷移図であ
るが、初期状態においてA0が供給された後10パケッ
ト長時間A0状態を維持し、11パケット長時間後にA
1となる。A1では通信制御部144からスイッチ14
1の出力端OUT1に制御パケットが伝送され、スイッ
チ141の入力端IN8から通信制御部144に制御パ
ケットが伝送されて、残りの入出力端は情報パケットが
伝送される。さらに1パケット長後制御アドレスB1が
供給され、9パケット長時間その状態が維持される。
【0063】B1の状態は各伝送チャネルが通信制御部
144とは接続されないパターンになっているため、こ
の期間は伝送チャネルch1〜ch8の全ての帯域が情
報パケットの処理に使用される。次にA2が供給される
と、通信制御部144からスイッチ141の出力端OU
T2に制御パケットが伝送され、スイッチ141の入力
端IN7から通信制御部144に制御パケットが伝送さ
れて、残りの入出力端は情報パケットが伝送される。さ
らに1パケット長後制御アドレスB2が供給され、9パ
ケット長時間その状態が維持される。
【0064】B2の状態はB1と同様に各伝送チャネル
が通信制御部144とは接続されないパターンになって
いるため、この期間は伝送チャネルch1〜ch8の全
ての帯域が情報パケットの処理に使用される。同様にし
てA3,B3,A4,B4,A5,B5,A6,B6,
A7,B7,A8,B8と供給され、A3,A4,A
5,A6,A7,A8では1パケット長時間、制御パケ
ットの送受信が可能となり、B3,B4,B5,B6,
B7,B8では9パケット長時間、情報パケットのみが
送受信される。以後A0に戻ってこのパターンが繰り返
される。
【0065】ここで図9の状態が1巡する時に伝送チャ
ネルch1〜ch8が処理するパケットの数は8(伝送
チャネル数)×90(パケット長時間)=720であ
り、その中で制御パケットが各伝送チャネルから通信制
御部144に出力される数、つまりスイッチ144の入
力端IN1〜IN8から入力し出力端OUT0に出力さ
れるパケット数の合計は8である。よって伝送チャネル
ch1〜ch8は全帯域の8/720≒1.1%を制御
パケットの処理に使用し、残りの712/720≒9
8.9%を情報パケットの処理に使用している。
【0066】このようにすることで、第1の実施の形態
に比べ制御パケットの割合が減り、より効率的な交換制
御ができる。
【0067】なお、A0,B1,B2,B3,B4,B
5,B6,B7,B8の時間を変更することで制御パケ
ットの割合を変更することができる。これにより、使用
される通信プロトコルやサービス内容に応じて適切な値
に設定すれば、安定した通信制御を行うことができる。
【0068】また、各伝送チャネルのトラフィック状況
に応じて動的にそれぞれの状態の時間を変更し、込み合
ってきたバッファの記憶領域からパケットを多く読み出
すことで、各バッファの輻輳制御も同時に行うことがで
きる。
【0069】(第3の実施の形態)次に図10を用いて
本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0070】本実施の形態は、第2の実施の形態と比し
て、スイッチ制御部142及びバッファ制御部143で
の制御アドレスの遷移方法において異なる。その他の装
置構成及び制御テーブルについては上記に説明した通り
であるのでここではその説明は省略する。
【0071】第2の実施の形態と同様に、第1の実施の
形態のノード装置が情報パケットをより多く処理できる
ようにしたスイッチ制御の方法について説明する。
【0072】図10は図7,8の制御テーブルにおける
制御アドレスA0〜A8及びB1〜B8の状態遷移図で
あり、変数Iは1パケット長時間を表わしている。初期
状態A0後、A0,B1,B2,B3,B4,B5,B
6,B7,B8と遷移し、10パケット長時間後にA0
に戻ってまず1周期を終える。この期間ではスイッチ1
41の入力端IN1〜IN8は出力端OUT0に接続さ
れないため、全て情報パケットの処理に帯域が使用され
る。2周期目は、A0後、B1において変数Iが11に
なるのでA1に遷移し、以後B2,B3,B4,B5,
B6,B7,B8と状態を変化してA0に戻る。この期
間ではA1においてスイッチ141の入力端IN8から
出力端OUT0に接続し、入力端IN0が出力端OUT
1に接続されるので、通信制御部144との制御パケッ
トの送受信が可能となる。3周期目は、A0,B1後、
B2において変数Iが22になるのでA2に遷移し、以
後B3,B4,B5,B6,B7,B8と状態を変化し
てA0に戻る。この期間ではA2においてスイッチ14
1の入力端IN7から出力端OUT0に接続し、入力端
IN0が出力端OUT2に接続されるので、通信制御部
144との制御パケットの送受信が可能となる。同様に
9周期まで遷移して1巡し、1周期目に戻って以後同じ
状態遷移が繰り返される。
【0073】ここで遷移が1巡する9周期に伝送チャネ
ルch1〜ch8が処理するパケットの数は8(伝送チ
ャネル数)×10(パケット長時間)×9(周期)=7
20であり、その中で制御パケットが各伝送チャネルか
ら通信制御部144に出力される数、つまりスイッチ1
44の入力端IN1〜IN8から入力し出力端OUT0
に出力されるパケット数は8である。よって伝送チャネ
ルch1〜ch8は全帯域の8/720≒1.1%を制
御パケットの処理に使用し、残りの712/720≒9
8.9%を情報パケットの処理に使用することになる。
【0074】このように、第2の実施の形態と同様、第
1の実施の形態に比べ制御パケットの割合が減り、効率
的な交換制御ができる。
【0075】なお、制御パケットの割合の変更は、A
1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8に遷移
する割合を1周期に数回とか、数周期に1回というよう
に変更したり、A0,B1,B2,B3,B4,B5,
B6,B7,B8の時間を変更することで可能になるの
で、使用される通信プロトコルやサービス内容に応じて
適切な値に設定して安定した通信制御を行う事ができ
る。
【0076】また、各伝送チャネルのトラフィック状況
に応じて動的に各状態の時間を変更することで、各バッ
ファの輻輳制御も同時に行うことができる。
【0077】(第4の実施の形態)次に図11を用いて
本発明の第4の実施の形態について説明する。
【0078】図11はノード装置の構成図であり、ツイ
ストペアケーブル等の伝送路を介して8つの端末と接続
するための入出力ボートと、本発明のノード装置どうし
を光ファイバケーブル等の波長多重伝送路を介して接続
するための入力端及び出力端を有するノード装置の構成
を示している。図13において、1301は波長多重さ
れた信号をそれぞれの波長に分離するための分波器、1
302は複数の波長の光信号を1本の光ファイバに挿入
するための合波器、1303は光信号を電気信号に変換
するための光受信器、1304は電気信号を光信号に変
換するための光送信器、1305,1306は光ファイ
バなどの波長多重伝送路であり、第1の実施の形態と同
じ部分は同一番号で記してある。
【0079】第1の実施の形態ではリング伝送路の伝送
方式が多芯光ファイバ等の並列多重伝送路を用いた並列
伝送方式であるのに対し、本実施の形態では波長多重送
信部と、波長多重受信部を用いて1本の光ファイバに異
なる波長で信号を伝送するようにした波長多重伝送方式
を用いている。この波長多重送信部と、波長多重受信部
の動作について説明する。
【0080】光送信器1304は8つのそれぞれ異なる
波長で発光するレーザダイオードを用いた光送信部であ
り、スイッチ1304からの信号を波長λ1〜λ8の光
信号に変換して出力する。合波器1302はその8つの
光信号を1本の波長多重伝送路1306に挿入し、波長
多重伝送路を伝送された信号は1305からノード装置
の分波器1301に入力する。その光信号は分波器13
01で波長λ1〜λ8の光信号をそれぞれの波長に分離
しされ、光受信器1303で電気信号に変換される。
【0081】このようにして1本の光ファイバで各ノー
ド装置をリング型に接続することで、第1の実施の形態
および第2の実施の形態,3と同じ通信動作が行われ
る。
【0082】(他の実施の形態)なお、本発明は、複数
の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0083】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0084】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、装置構成を簡易にし、
生産性を向上させ、更にデータ転送効率も向上させる情
報処理装置、その制御方法及びネットワークシステム並
びにコンピュータ可読メモリを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としてのノード装置
の内部構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態としてのノード装置
に備えられたバッファの内部構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ制御
テーブルを示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るスイッチ制御
アドレスの遷移を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るバッファ制御
テーブルを示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
システムの構成を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ制御
テーブルを示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るバッファ制御
テーブルを示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るスイッチ制御
アドレスの遷移を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係るスイッチ制
御アドレスの遷移を示す図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態としてのノード装
置の内部構成を示す図である。
【図12】従来のノード装置の内部構成を示す図であ
る。
【図13】従来のスイッチ制御テーブルを示す図であ
る。
【符号の説明】
100 ノード装置 101〜108 分離挿入部 110〜118 バッファ 121〜128、131〜138 並列多重伝送路 141 スイッチ 142 スイッチ制御部 143 バッファ制御部 141 通信制御部 151〜158 端末 1301 分波器 1302 合波器 1303 光受信器 1304 光送信器 1305,1306 波長多重伝送路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末と接続可能な複数のデータ入出
    力手段を有する情報処理装置であって、 複数の入力伝送路と接続され、前記端末から入力したデ
    ータを前記入力伝送路から入力されたデータ間に挿入す
    るとともに、前記入力伝送路から入力したデータを該デ
    ータの宛先としての端末へ出力する複数の分離挿入手段
    と、 前記複数の入力伝送路及び前記端末からデータを入力す
    る複数の第1入力端と、複数の出力伝送路と接続される
    複数の第1出力端と、を有し、前記複数の入力端と前記
    複数の出力端を一対一に接続する接続手段と前記接続手
    段での前記複数の入力端と前記複数の出力端の接続関係
    を制御する接続制御手段と、 予備通信用の制御データを管理する通信制御手段と、 を有し、 前記接続手段は、更に、前記通信制御手段から出力され
    た制御データを入力する第2入力端と、前記通信制御手
    段へ制御データを出力する第2出力端を有することを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記複数の分離挿入手段からデータを入力
    し一時記憶して前記接続手段の前記複数の入力端に出力
    する複数の記憶手段と、 前記接続制御手段から接続情報を入力し、該接続情報に
    合わせて前記記憶手段の読出しタイミングを制御する読
    出制御手段と、 を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】前記接続制御手段は、前記接続手段の入力
    端と出力端との接続関係を、周期的に遷移させることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】前記通信制御手段は、 前記接続手段の第2入力端が、前記制御データの宛先に
    応じた第1出力端に接続されるタイミングで前記記憶手
    段から前記制御データを読み出すよう制御することを特
    徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】前記接続制御手段は、 前記複数の第1入力端と前記複数の第1出力端が接続さ
    れ、前記第2入力端と前記第2出力端とが接続される第
    1タイミングと、 前記複数の第1入力端のいずれかが前記第2出力端に接
    続され、前記複数の第1出力端のいずれかが前記第2入
    力端に接続される第2タイミングとが存在するように前
    記接続手段を制御することを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記接続制御手段は、 前記複数の記憶手段に制御データ以外のデータが多い場
    合には、前記第1タイミングが多くなるように動的に前
    記接続手段を制御することを特徴とする請求項5に記載
    の情報処理装置。
  7. 【請求項7】前記接続制御手段は、前記複数の記憶手段
    に前記制御データ以外のデータが多い場合には、前記第
    1タイミングから前記第2タイミングに遷移するまでの
    時間が、前記第2タイミングから前記第1タイミングに
    遷移するまでの時間に比し長くなるように前記接続手段
    を制御することを特徴とする請求項6に記載の情報処理
    装置。
  8. 【請求項8】前記接続制御手段は、前記複数の記憶手段
    に前記制御データ以外のデータが多い場合には、前記第
    1タイミングの回数が、前記第2タイミングの回数に比
    して多くなるように前記接続手段を制御することを特徴
    とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】前記伝送路は、並列多重伝送路であること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の情
    報処理装置。
  10. 【請求項10】波長多重伝送路からの波長多重信号を複
    数の波長に分離し電気信号に変換して前記複数の入力伝
    送路に出力する波長多重受信手段と、 複数のデータをそれぞれ異なる波長の光信号に変換して
    波長多重伝送路に出力する波長多重送信手段と、 を更に有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれ
    か1つに記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10のいずれかひとつに記
    載の情報処理装置をリング状に複数接続したことを特徴
    とするネットワークシステム。
  12. 【請求項12】請求項10に記載の情報処理装置を波長
    多重伝送路によりリング状に複数接続したことを特徴と
    するネットワークシステム。
  13. 【請求項13】複数の端末と接続可能な複数のデータ入
    出力手段と、 複数の入力伝送路と接続され、前記端末から入力したデ
    ータを前記入力伝送路から入力されたデータ間に挿入す
    るとともに、前記入力伝送路から入力したデータを該デ
    ータの宛先としての端末へ出力する複数の分離挿入手段
    と、 予備通信用の制御データを管理する通信制御手段と、 前記複数の入力伝送路及び前記端末からデータを入力す
    る複数の第1入力端と、複数の出力伝送路と接続される
    複数の第1出力端と、前記通信制御手段から出力された
    制御データを入力する第2入力端と、前記通信制御手段
    へ制御データを出力する第2出力端とを有し、前記複数
    の入力端と前記複数の出力端を一対一に接続する接続手
    段とを有する情報処理装置、の制御方法であって、 前記複数の分離挿入手段から前記接続手段の前記複数の
    第1入力端に、前記制御データを入力する第1入力工程
    と、 前記第1入力端と前記第2出力端とが接続され、前記入
    力工程で入力した前記制御データを前記通信制御部に送
    る送信工程と、 前記通信制御部で前記制御データを分析処理する分析処
    理工程と、 前記分析処理工程で処理した前記制御データを前記第2
    入力端に入力する第2入力工程と、 前記第2入力端と、前記複数の第1出力端のうち前記制
    御データの宛先に応じた第1出力端とが接続され、前記
    出力伝送路に前記制御データを出力する出力工程と、 を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の制御方法を実現する
    制御プログラムを格納したコンピュータ可読メモリ。
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