JP2001111582A - 制御情報送受信方法 - Google Patents
制御情報送受信方法Info
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Abstract
組みで制御できる制御情報送受信方法を提供する。 【解決手段】 パケットによって、コントローラがター
ゲットを遠隔操作する制御情報を送受信する制御情報送
受信方法であって、パケット内にはコントローラまたは
ターゲットの機器製造者に依存しない共通制御情報を伝
送する第1の領域を備え、上記第1の領域またはそれ以
外の領域で上記共通制御情報とは異なる製造者独自制御
情報を伝送することを示す独自制御識別情報を伝送する
ように成し、これが示された場合には、さらに製造者識
別情報と、製造者独自制御情報とを伝送する。
Description
タルインターフェースを介して送受信する制御情報送受
信方法に関する。
(The Institute of Electrical andElectronics Engin
eers, Inc.)1394方式が注目されている。IEEE
1394方式は、従来のSCSI(small computer sys
tem interface)方式等によるコンピュータデータの伝
送に代わって用いることができるだけではなく、音声や
映像などのAVデータの伝送にも用いることができる。
これはIEEE1394方式では、アイソクロナス(等
時性)通信と、アシンクロナス(非同期)通信との2つ
の通信方法が定義されているからである。アシンクロナ
ス通信は、機器制御情報の伝送や、コンピュータのデー
タファイル伝送のような、実時間性が要求されないデー
タの伝送に用いられる伝送方法である。一方、アイソク
ロナス通信は、AVデータのような実時間性が要求され
るデータの伝送に用いることができるデータ伝送方法で
ある。アイソクロナス通信では、伝送の開始に先立っ
て、データを伝送するのに必要な帯域を取得する。そし
て、その帯域を使ってデータの伝送を行う。これによ
り、データ伝送の実時間性が保証される。
て、種々の方法が提案されているが、そのうちの一つと
して、AVプロトコルと呼ばれるものがある。AVプロ
トコルは、IEC(International Electrotechnical C
ommission)61883として規格化されており、機器
に与える命令をアシンクロナス通信で送受信する方法、
実時間性が必要となるAVデータをアイソクロナス通信
で送受信する方法、等が規定されている。
送受信する方法として、IEC61883で定められた
ファンクションコントロールプロトコル(Function Con
trolProtocol、以下FCPと称す)がある。
するための共通の制御方法や個別機器の制御方法が13
94トレード・アソシエーション(以下、1394TA
と称す)で定められている。たとえば、共通の制御方法
では、AV/C Digital Interface Command Set General S
pecification Rev 3.0(以下、AV/Cジェネラルと称
す)が定義されている。個別の制御方法としては、AV/C
Panel subunit withPassthrough mode(以下、パスス
ルーと称す)が提案されている。これらの仕様について
は1394TAのホームページ(http://1394ta.org/)
で公開されている。
する。AVプロトコルでは一つの筐体をユニット、筐体
の中の個々の機能単位をサブユニットと呼ぶ。たとえ
ば、一つの筐体にCDプレーヤが実装されていれば、デ
ィスクサブユニットを一つだけ持つ。CDプレーヤとF
Mチューナを実装していれば、ディスクサブユニットと
チューナサブユニットを持つことになる。
も、機器の操作パネルのような操作環境で、外部コント
ローラからターゲット機器を制御するためのパネルサブ
ユニットを定義している。また、パネルサブユニットの
中に設けられたパススルーモードでは、パススルーコマ
ンドを定義し、たとえば、コントローラのリモコンによ
って、ユーザの操作をコントローラからターゲット機器
に透過的に渡す。
る機器の制御情報送受信方法ついて説明する。IEEE
1394バス上のパケット伝送タイミング、パススルー
による機器制御(機器構成、伝送パケット構成、パスス
ルーによる機器制御手順)の順序で説明する。
ト伝送タイミングを示す図である。図5でCSはサイク
ルスタートパケット、ISOはアイソクロナス通信に用
いるアイソクロナスパケット、ASyはアシンクロナス
通信に用いるアシンクロナスパケットである。
ロナスサイクル(125[μsec])内に伝送するため
のパケットタイミングについて説明する。
バスに接続されたアイソクロナスバスマネージャと呼ば
れるノードは、アイソクロナス伝送を希望するノードに
伝送のための帯域幅を割り振る。アイソクロナス伝送に
使用可能な帯域幅は1アイソクロナスサイクル(125
μsec)あたり100μsecである。
の伝送が開始される。
いるノードの内サイクルマスタノードが、アイソクロナ
スサイクルごとにサイクルスタートパケット(CS)を
発行する。サイクルスタートパケットに続いて、アイソ
クロナスパケット(ISO)を送信しようとするノード
は送信要求動作を開始し、バス獲得後、アイソクロナス
パケットを送信する。各アイソクロナスパケット送信
後、アイソクロナスギャップと呼ばれる空白時間が経過
すると、別のノードがアイソクロナスパケット送信のた
めに送信要求動作を開始し、バス獲得後、パケット伝送
を行う。すべてのアイソクロナスパケットが伝送される
と、サブアクションギャップと呼ばれる空白時間をおい
て、アシンクロナスパケット(ASy)を送信しようと
するノードがアシンクロナス送信要求動作を開始し、バ
ス獲得後、アシンクロナスパケットの送信を行う。サブ
アクションギャップはアイソクロナスギャップよりも長
く設定されているので、アイソクロナスパケットが優先
的に処理され、これによって、一定の転送レートが保証
される。
の伝送について説明する。アシンクロナスパケットを送
出するノードは、フェアネスインターバルと呼ばれる期
間に1回だけパケットを送出でき、この仕組みによっ
て、各ノードが公平にアシンクロナス伝送をすることが
できる。すなわち、各ノードにはarb enableというレジ
スタがあり、アービットレーションリセットギャップと
呼ばれる、サブアクションギャップより長い空白時間に
よりこのレジスタがセットされる。arb enableがセット
されているノードはアシンクロナス送信要求を行うこと
ができ、アシンクロナス送信が完了すると、arb enable
はクリアされる。こうして、arb enableがセットされて
いるノードが次々とアシンクロナス送信を行っていく。
アシンクロナス通信を行いたいすべてのノードがアシン
クロナス通信を完了すると、アービットレーションギャ
ップを経過してもバスの獲得がおこらず、アービットレ
ーションリセットギャップが発生し、次のフェアネスイ
ンターバルになる。全てのノードのarb enableがセット
されて、再び各ノードが順にアシンクロナス伝送を開始
する。
アシンクロナス伝送を要求するノード数は一定ではな
く、また、伝送するデータ量も異なるため、それぞれの
フェアネスインターバルの時間は異なる。
説明する。
場合の構成の一例を示すブロック図である。図6で、1
101は、たとえば機器のコントロールパネルやリモコ
ンなどのユーザインターフェイス、1102はコントロ
ーラ、1103はターゲット、1104はコントローラ
1102とターゲット1103を接続するIEEE13
94バス、1105はターゲット1103からの映像信
号をコントローラ1102に伝える映像信号線である。
コントローラ1102は、ユーザインターフェイス11
01からの信号に応じてIEEE1394バス1104
に制御情報を流す制御情報送出手段1106と、ターゲ
ット1103からの映像信号を表示する表示手段110
7で構成される。ターゲット1103は、IEEE13
94バス1104からの制御情報を入力する制御情報入
力手段1108と、制御情報入力手段1108からの制
御に応じてメディアを再生するメディア再生手段110
9と、メディア再生手段1109からの再生信号に制御
情報入力手段1108からの制御情報に応じた表示を重
畳する表示情報発生手段1110と、製造者の識別情報
であるvender idなどを格納するコンフィグレーション
ROM1111とから構成される。
えばDVD(Digital Versatile disc)ドライブがあげ
られる。DVDからはディスクに記録された映像信号
と、ナビゲーション用のサブピクチャ情報が再生される
が、サブピクチャ情報は制御情報入力手段1108から
の制御情報に応じて特定の情報が選択表示されたり、ハ
イライト表示されたりする。これについては後で詳しく
述べる。
いて補足する。IEEE1394バス1104では、I
EEE1212規格に従った64ビット固定アドレッシ
ングを使用している。上位16ビットがノードIDを示
す。IEEE1394では、図6に示すように、各ノー
ドごとにアドレス空間にコンフィグレーションROM1
111と呼ばれるが部分が定義されており、その中にve
nder idが書かれている。IEEE1394バス110
4ではIEEE Registration Authority Committee(RAC)
が管理している24ビットの製造者識別コードをvender
idとして利用する。
を説明する。
が発行する制御情報のパケットのうち、FCPフレーム
の構成を示す図である。なお、パケット全体は、アシン
クロナスパケットヘッダ(全部で20バイト;送り先ノ
ードID、送り先アドレスオフセット、送り出しノード
ID、データ長、ヘッダCRCなどが含まれる)に続い
て、図8(a)のFCPフレーム、最後にデータCRC
がつくが、ここではヘッダの詳細は省略する。
ion Set)フィールドは、これ以下に続くコマンドの種
別を示すコードで、AV/Cジェネラルなどで定義され
ているAV/Cコマンドは0h(hは16進数の意)で
ある。ctypeフィールドは制御コマンド、状態取得コマ
ンドなどのコマンドタイプを示す。subunit typeフィー
ルドはサブユニットの種類を示す。subunit IDフィール
ドは筐体内の同じ種類のサブユニットを識別するための
識別子である。subunit typeフィールドとsubunit IDフ
ィールドによって、コマンドの宛先となるサブユニット
が指定される。opcodeフィールドは実行される操作や取
得される状態を定義する。operand[x]フィールドは各種
パラメータを指定する。パラメータの内容は、ctypeフ
ィールド、opcodeフィールド、前出のoperand[x] フィ
ールドなどにより決まる。なお、IEEE1394のパ
ケットは4バイト単位で構成される。このため、最後の
operand[x] フィールドまで含めたFCPフレームが4
の倍数バイトになっていない場合には、末尾に00hを
付加して(0パディング)、4の倍数バイトにする。
を示す図である。opcodeフィールドに続いて、state fl
agフィールド、action idフィールド、action dataフィ
ールドがある。
された、離された、押されてすぐ離された、のような状
態を示す。action idフィールドは、ターゲットが行う
べき動作を指定する。たとえば、カーソルの移動や現在
カーソルがある位置のコンテンツ選択などである。acti
on dataフィールドはaction idフィールドの内容によっ
て必要になる付属データがある場合それを格納するフィ
ールドである。
ケットを用いた機器制御を行う場合の手順について説明
する。
ピクチャに7つのタイトル情報が格納されており、これ
が、図7に示したイメージ図のような形で、メディア再
生手段1109から表示情報発生手段1110に送られ
る。送られたタイトル情報は制御情報入力手段1108
からの制御情報(カーソル上移動制御情報、カーソル下
移動制御情報など)に応じて順次反転表示される。図7
では、「桃太郎」で始まる、選択可能な7つのコンテン
ツの中で、3つめの「一寸法師」が反転表示され、選択
可能である状態を示している。希望のタイトルが反転表
示されたタイミングで選択を確定する制御情報(選択制
御情報)が入力されると、タイトル情報の表示は終了
し、メディア再生手段1109では、選択に応じたコン
テンツの再生が開始される。表示情報発生手段1110
は、以上のようなコンテンツ選択操作の間、タイトル情
報(カーソル移動に応じた反転表示も含む)をコンテン
ツ再生画面に重畳させて映像信号線1105に出力し続
ける。したがって、コントローラ1102の表示手段1
107は、図7のような画面をユーザに対して表示す
る。
来の方法では、製造業者に関わりなく、共通に用いられ
る制御は実施可能であるが、製造業者に独特の制御は実
施できないという問題点がある。
的共通に用いられる操作は前述のaction idフィールド
に割り付けることができる。しかし、AVアンプのサラ
ウンド制御など製造業者によって仕様が千差万別な機能
の制御を共通制御に割り付けるのは不可能である。
ユーザインターフェイス(以下、GUIと称す)を発生
する能力を持っている機器は、全ての機能をGUIで表
現することにより、カーソル移動、選択などの共通制御
のみで機器制御が可能である。しかし、例えばAVアン
プはGUI発生機能を持たないものも多く、GUIとカ
ーソル移動・選択による制御もできない。また、GUI
とカーソル移動・選択による制御が可能な場合でも、全
ての処理をGUIで表示する場合、GUIの表示項目が
多く、必要なGUIを探し出すのが大変になったり、G
UIを階層構造にした場合見通しが悪くなるなどの問題
点がある。
で、製造業者に独特の制御も共通制御と同様の枠組みで
制御できる制御情報送受信方法を提供することを目的と
する。
めに、本発明の第1の発明の制御情報送受信方法は、パ
ケットによって、コントローラがターゲットを遠隔操作
する制御情報を送受信する制御情報送受信方法であっ
て、パケット内にはコントローラまたはターゲットの機
器製造者に依存しない共通制御情報を伝送する第1の領
域を備え、前記第1の領域またはそれ以外の領域で前記
共通制御情報とは異なる製造者独自制御情報を伝送する
ことを示す独自制御識別情報を伝送するように成し、こ
れが示された場合には、さらに製造者識別情報と、製造
者独自制御情報とを伝送するものである。
の制御情報送受信方法において、コントローラ側は、タ
ーゲット側の製造者識別情報を読み出し、予め記憶して
ある1ないし複数の製造者独自制御情報の中から、前記
読み出した製造者識別情報に対応する製造者独自制御情
報を選別してターゲットにパケットを用いて送出するも
のである。
発明の制御情報送受信方法において、共通制御情報と製
造者独自制御情報に重複した制御がある場合、まず、共
通制御情報または製造者独自制御情報のどちらか一方を
送信し、ターゲット側から送信した制御情報に対応でき
ないという応答が返ってきた場合には、もう一方を送信
するものである。
て、図面を用いて説明する。
の発明のパケットによって制御情報を伝送する例を示
す。なお、伝送を行うバスは、IEEE1394バスと
する。また、実施の形態1による機器制御を行う場合の
構成は、図6に示すブロック図と同様である。
内容を示す図である。図1に示すコマンドは、図8
(a)のFCPフレームに格納される。opcodeフィール
ド(制御識別コード)に続いて、state flagフィール
ド、action idフィールド、製造者識別情報フィール
ド、製造者独自制御情報フィールドがある。state flag
フィールドとaction idフィールドとが共通制御情報で
ある。
押された、離された、押されてすぐ離された、のような
制御状態を示す。
うべき動作を指定する。action idフィールドに格納す
ることができるコードは、共通制御としては、図8で示
したような、カーソル移動、選択確定などもある。これ
以外に、本実施の形態1では、製造者独自制御を示すコ
ードが格納される。
別するためのコードを格納する。本実施の形態では、IE
EE Registration Authority Committee(RAC)が管理し
ている24ビットの製造者識別コードを用いる。
製造業者が独自仕様にしたがって定義する制御情報を格
納する。たとえば、製造者独自制御情報に各製造者が赤
外線リモコンに使用している、いわゆる家電製品協会フ
ォーマットのコードを利用することもできる。家電製品
協会フォーマットは「赤外線リモコン家電製品の誤動作
防止対策」(昭和62年7月、財団法人家電製品協会発
行)で詳細が決められている。
示す。家電製品協会フォーマットでは、リーダと呼ばれ
る信号開始を示すマーカに続き、2バイトの会社識別コ
ード(カスタムコード;C0,C1)、4ビットのパリ
ティ(P)を配置することが定義されている。第3バイ
トの上位4ビット(D0)以降はデータコードとして、
各製造者が独自に定義できる。第4バイト以降は、その
存在も含めて製造者に任されている。データが終了した
後、トレーラと呼ばれる信号終了を示すマーカが送ら
れ、一連の送信を終了する。
は、家電製品協会フォーマットの第3バイト目以降を適
用することが可能である。製造者独自制御情報に家電製
品協会フォーマットに準拠したデータを用いれば、ター
ゲット機器は製造者識別情報の一致を確認した後、oper
and[5]以降のデータをそのままリモコンの処理回路に適
用でき、機器構成が簡略化できる。
仕様に合わせた制御仕様が割り付けられており、たとえ
ば、音場制御などもかなりのパラメータタイプを直接指
定することができる。
ケット内には制御識別コードと、製造者に関わりない共
通な共通制御情報と、製造者識別情報と、製造者独自制
御情報とを有し、共通制御情報ではstate flagフィール
ドのようなリモコン操作に共通の情報を、製造者独自情
報では製造者独自、あるいは機器独自の詳細な制御情報
を送信できるという効果が得られる。
の発明に記載の例を示す。なお、伝送を行うバスは、I
EEE1394バスとする。また、実施の形態2による
機器制御を行う場合の構成は、図6に示すブロック図と
同様である。
説明する。
1103の間のやり取りの一例を示す。
まず、ターゲット1103に対して製造者の識別情報で
あるvender idの読み出し要求を行う(ステップ1)。
IEEE1394バス1104では、IEEE1212
規格に従った64ビット固定アドレッシングを使用して
いる。上位16ビットがノードIDを示す。IEEE1
394では、図6に示したように、各ノードごとにアド
レス空間にコンフィグレーションROM1111と呼ば
れるが部分が定義されており、その中にvenderidが書か
れている。このアドレスを指定して読み出すことによ
り、ノードのvender idが得られる(ステップ2)。コ
ントローラ1102は、読み出したvenderidと、自分が
用意している製造者独自制御情報の製造者識別子を照合
する。ここで、一致する制御情報があれば(ステップ4
−a)へ、一致しなければ(ステップ4−b)へ進む。
102はターゲット1103に対して製造者独自制御情
報を発行する。ターゲット1103は、製造者独自制御
情報に従った動作を行う。製造者独自制御情報は、ター
ゲット1103の詳細な制御が可能である。
102はターゲット1103に対して共通制御情報を発
行する。ターゲット1103は共通制御情報に従った動
作を行う。
御情報送信方法は、ターゲット側の製造者識別情報を読
み出し、予め記憶してあるその製造者識別情報に対応す
る製造者独自制御情報を含むパケットを発行する。コン
トローラは相手の機器の製造者に合わせた製造者独自制
御情報による制御を行うことができ、より詳細な制御が
可能になるという効果が得られる。
の発明の例を示す。なお、伝送を行うバスは、IEEE
1394バスとする。また、実施の形態3による機器制
御を行う場合の構成は、図6に示すブロック図と同様で
ある。
説明する。
1103の間のやり取りの一例を示す。
ターゲット1103に製造者独自制御情報を送る(ステ
ップ1)。この製造者独自制御情報がターゲット110
3側で受け入れ可能なものであれば、ターゲット110
3からコントローラ1102へ受け入れ応答が返り(ス
テップ2)、製造者独自制御情報による動作が行われる
(ステップ3)。
ターゲット1103に製造者独自制御情報を送る(ステ
ップ1)。しかし、この製造者独自制御情報は、ターゲ
ット1103側で実装していないものであったので、タ
ーゲット1103からコントローラ1102へ未実装応
答が返る(ステップ2)。コントローラ1102は、製
造者独自制御情報と同じ制御を行う共通制御情報がない
かどうかを探す。もし、同じ制御を行う共通制御情報が
あれば、これをターゲット1103に送る(ステップ
4)。共通制御情報がターゲット1103側で受け入れ
可能なものであれば、ターゲット1103からコントロ
ーラ1102へ受け入れ応答が返り(ステップ5)、共
通制御情報による動作が行われる(ステップ6)。
制御の重複がある場合も多く、実施の形態3のような処
理は有効である。
ントローラ側は、製造者独自制御情報を送信し、ターゲ
ット側から送信した制御情報に対応できないという応答
が返ってきた場合には、共通制御情報と製造者独自制御
情報に重複した制御がある場合、共通制御情報を送信す
ることにより、ターゲット側が製造者独自制御情報に対
応していない場合でも、共通制御で対応できる。
には制御識別コードと、製造者に関わりない共通な共通
制御情報と、製造者識別情報と、製造者独自制御情報と
を有し、共通制御情報ではstate flagフィールドのよう
なリモコン操作に共通の情報を、製造者独自情報では製
造者独自、あるいは機器独自の詳細な制御情報を送信で
き、製造業者に独特の制御も共通制御と同様の枠組みで
制御できるという効果がある。
は、ターゲット側の製造者識別情報を読み出し、予め記
憶してあるその製造者識別情報に対応する製造者独自制
御情報を含むパケットを発行する。コントローラは相手
の機器の製造者に合わせた製造者独自制御情報による制
御を行うことができ、より詳細な制御が可能になるとい
う効果が得られる。
法におけるコマンドの内容を示す図
す図
法におけるコントローラとターゲットの間のやり取りの
一例を示す図
けるコントローラとターゲットの間のやり取りの一例を
示す図
ングを示す図
一例を示すブロック図
ドの内容を示す図
Claims (5)
- 【請求項1】 パケットによって、コントローラがター
ゲットを遠隔操作する制御情報を送受信する制御情報送
受信方法であって、 パケット内にはコントローラまたはターゲットの機器製
造者に依存しない共通制御情報を伝送する第1の領域を
備え、 前記第1の領域またはそれ以外の領域で前記共通制御情
報とは異なる製造者独自制御情報を伝送することを示す
独自制御識別情報を伝送するように成し、 これが示された場合には、さらに製造者識別情報と、製
造者独自制御情報とを伝送することを特徴とする制御情
報送受信方法。 - 【請求項2】 コントローラ側は、ターゲット側の製造
者識別情報を読み出し、予め記憶してある1ないし複数
の製造者独自制御情報の中から、前記読み出した製造者
識別情報に対応する製造者独自制御情報を選別してター
ゲットにパケットを用いて送出する請求項1記載の制御
情報送受信方法。 - 【請求項3】 コントローラ側は、共通制御情報と製造
者独自制御情報に重複した制御がある場合、まず、共通
制御情報または製造者独自制御情報のどちらか一方をタ
ーゲット側に送信し、送信した制御情報に対応できない
という応答がターゲット側から返ってきた場合には、も
う一方を送信する請求項1記載の制御情報送受信方法。 - 【請求項4】 コントローラ側は、共通制御情報と製造
者独自制御情報に重複した制御がある場合、まず、製造
者独自制御情報を送信する請求項3記載の制御情報送受
信方法。 - 【請求項5】 パケットを伝送するバスがIEEE13
94バスである請求項1ないし4のいずれかに記載の制
御情報送受信方法。
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