JP2007312158A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御コマンドやリモコンパススルーコマンドを実装するか否かに関する制約はなく、被制御機器ごとに実装しているコマンドにばらつきがある。そこで従来は、そのいずれで制御するかをユーザーが予め制御装置側で選択しておく、などの手間をかける必要がある、という課題がある。また指定の制御コマンドの確認コマンドもあるが、その確認コマンド自体を被制御機器が実装していない場合もあるため、その確認コマンドを利用しても被制御機器のコマンド実装状態に合わせたコマンド送信が必ずしもできない、という課題がある。
【解決手段】以上課題解決のため、本発明は、確認コマンド、制御コマンド、リモコンパススルーコマンドを所定の順番で順次送信することで、ユーザーの手間をかけず被制御機器のコマンド実装状況に合わせた制御を行うことができる4つの制御装置を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コマンドセットにより制御される被制御機器に対してコマンドセットを送信し、効率的に制御するための技術に関する。
現在、各種情報家電機器などが普及し、リビングTVやリビングPCを中心とするホームネットワークなども一般的となってきている。このような小規模ネットワークでは、ユーザーは中心となる例えばリビングTVなどの制御装置に制御命令を入力することで、ネットワーク内の他の機器(被制御機器)を制御することができる。そして、このような制御は、例えばIEEE1394対応機器に関しては、IEEE1394トレードアソシエーションの提案するAV/Cコマンドセットなどにより実現することができる。以下、このAV/Cコマンドセットの概要について図を用いて説明する。
図16は、このAV/Cコマンドセットの概要を表す図である。この図にあるように、ボタンの物理操作などのダイレクトな機器制御に対して、IEEE1394インターフェースでネットワーク接続された機器を制御するためのコマンドセットとして「AV/Cコマンドセット」が用意されている。そして、このAV/Cコマンドセットでは、例えば電源ON/OFFなどの機器共通の制御に関するAV/Cジェネラルと呼ばれるコマンドセットや、例えばチューナ機能やカメラ機能など機器特有の機能(サブユニット)に応じた各サブユニット別のコマンドセットが定義されている。
そして、リビングTVなどの制御装置にて被制御機器の「電源ON」の命令が入力されると、「電源ON」を示すAV/CコマンドがIEEE1394インターフェースで接続されている被制御機器に対して送信され、電源ONの制御を行うことができる。
また、上記AV/Cコマンドセットのサブユニットの一つに、被操作機能を備える機器に関する「パネルサブユニット」が定義されている。そしてパネルサブユニットのコマンドセットには「リモコンパススルーモード」が設けられている。このリモコンパススルーモードでは、例えばTVのリモコンの電源ボタンを押すことで、IEEE1394インターフェースでTVに接続されたチューナSTB(セットトップ・ボックス)の電源を操作する、という具合に、制御装置に対するユーザーのリモコン操作を、透過的に被制御機器に渡し制御を行うことができる。
そして、AV/Cジェネラルやサブユニットなどで定義されるコマンドと、パネルサブユニット内のリモコンパススルーモードのコマンドと、は以下のような相違点を有する。すなわち、前者が被制御機器に対する制御動作が一意に示されている(例えば「電源ON」にする、など)のに対し、後者はリモコンの例えば電源ボタンが押された/離された、という具合にボタンの操作内容が示されている点である。
このように、制御装置に制御命令を入力することでネットワーク内の他の被制御機器を制御するためのコマンドとして、第一にAV/Cジェネラルやサブユニットのコマンドセットで定義されるコマンドのうちリモコンパススルーモード以外のコマンド(以下、制御コマンドと記載)と、第二にパネルサブユニット中のリモコンパススルーモードのコマンド(以下、リモコンパススルーコマンドと記載)と、の2つがある。
特開2001−119767号公報
しかし、IEEE1394対応機器であっても、この制御コマンドやリモコンパススルーコマンドによる被制御機能を実装するか否か、はメーカ側の裁量に任されており、実装に関する制約はない。そのため、被制御機器ごとに実装しているコマンドにばらつきがある。そこで従来は、上記二種類のコマンドのいずれで制御するかをユーザーが予め制御装置側で選択しておく、などの手間をかける必要がある、という課題がある。
また、AV/Cコマンドセットには、指定の制御コマンドを実装しているか否か、を確認するためのコマンド(以下、確認コマンドと記載)も定義されている。しかし、この確認コマンド自体を被制御機器が実装していない場合もあり、そのような場合は指定の制御コマンドを実装していても「非対応」の信号が返される。そのため、制御装置から最初に確認コマンドを被制御機器に対して送信した場合でも、被制御機器のコマンド実装状態に合わせたコマンド送信が必ずしもできない、という課題がある。
以上の課題を解決するために、本発明は、以下のように確認コマンド、制御コマンド、リモコンパススルーコマンドを所定の順番で順次送信することで、ユーザーの手間をかけず被制御機器のコマンド実装状況に合わせた制御を行うことができるようコマンド送信を行うことが可能な4つの制御装置を提供する。なお、第一および第二の制御装置は「確認コマンド」を利用した場合にユーザーの手間をかけず被制御機器のコマンド実装状態に合わせた制御を行うことができるコマンド送信が可能な制御装置である。また第三および第四の制御装置は「確認コマンド」を利用しない場合にユーザーの手間をかけず被制御機器のコマンド実装状態に合わせた制御を行うことができるコマンド送信が可能な制御装置である。
第一の制御装置は、AV/Cコマンドセットにより制御される被制御機器に対してAV/Cコマンドセットを送信する制御装置であって、制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に確認コマンドを送信し、被制御機器からの確認コマンドに対する応答が非対応である場合に制御コマンドを送信する第一制御送信部を有する制御装置である。
また、第二の制御装置は、AV/Cコマンドセットにより制御される被制御機器に対してAV/Cコマンドセットを送信する制御装置であって、制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に確認コマンドを送信し、被制御機器からの確認コマンドに対する応答が非対応である場合にリモコンパススルーコマンドを送信する第二制御送信部を有する制御装置である。
また、第三の制御装置は、AV/Cコマンドセットにより制御される被制御機器に対してAV/Cコマンドセットを送信する制御装置であって、制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に制御コマンドを送信し、被制御機器からの制御コマンドに対する応答が非対応である場合にリモコンパススルーコマンドを送信する第三制御送信部を有する制御装置である。
そして、第四の制御装置は、AV/Cコマンドセットにより制御される被制御機器に対してAV/Cコマンドセットを送信する制御装置であって、制御命令を被制御機器に送信するに際して最初にリモコンパススルーコマンドを送信し、被制御機器からのリモコンパススルーコマンドに対する応答が非対応である場合に制御コマンドを送信する第四制御送信部を有する制御装置である。
以上のような構成をとる本発明によって、予めユーザー選択などの手間をかけなくとも、被制御機器のコマンド実装状態に合わせて制御することが可能なコマンド送信を行うことができる。
なお、本発明ではそのコマンドセットをAV/Cコマンドセットとして記載したが、AV/Cコマンドセット以外にも、2種類以上のコマンドによって被制御機器に対して同種の制御を行うことが可能なコマンドセットであれば、本発明に記載の構成と同様の構成で同様の効果を奏しうることは言うまでも無い。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、実施例1は、主に請求項1、5について説明する。また、実施例2は、主に請求項2、6について説明する。また、実施例3は、主に請求項3、7について説明する。また、実施例4は、主に請求項4,8について説明する。
≪実施例1≫
<概要>
図1は、本実施例の制御装置による被制御機器の制御の概要例を表す図である。この図にあるように、制御装置である「ディスプレイ装置」と、被制御機器である「チューナSTB」とがIEEE1394バスにて接続されている。ここで、ユーザーがチューナSTBの電源をONにしようと思ったとき、ユーザーはディスプレイ装置に表示された、「チューナSTBの電源をONにするため、リモコンの「赤」ボタンを押してください」との指示に従い、リモコンの赤ボタンを押下する。
すると、本実施例の制御装置であるこのディスプレイ装置は、チューナSTBが実装しているコマンドが「制御コマンド」であるか「リモコンパススルーコマンド」であるか、あるいは双方実装しているのか、に関わらず、リモコン信号で示される制御命令にしたがい、最初に確認コマンドを送信した後にチューナSTBの電源ON操作を制御することができる、という具合である。
<機能的構成>
図2は、本実施例の制御装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「制御装置」(0200)は、「被制御機器」(0210)に対してAV/Cコマンドセットを送信するための「第一制御送信部」(0201)を有する。
なお、「被制御機器」とは、AV/Cコマンドセットなどにより制御される機器であって、例えばチューナSTB、テーププレイヤーやレコーダー、DVD/HDDなどのディスクプレイヤーやディスクレコーダー、カメラ機器、ディスプレイ、プリンタ、などが挙げられる。そして、これら被制御機器のコマンド実装状況は、ある制御コマンドは実装しているが、リモコンパススルーコマンドは実装していない、あるいはその逆にリモコンパススルーコマンドは実装しているが、制御コマンドは実装していない、また確認コマンドに関しても実装している/していない、といった具合に様々であることが許容されている。そこで、本実施例の制御装置は、「第一制御送信部」(0201)にて後述するように確認コマンドを含めた各種コマンドを順次送信することで、このような被制御機器の実装状況の違いに関わらず、ユーザーの手間をかけることなく制御を行うことができるよう構成されている。
また、以下に記載する本装置の機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部やその外部周辺機器用のI/Oポート、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、情報入力に利用されるユーザーインターフェースなどが挙げられる。またこれらハードウェアやソフトウェアは、主メモリ上に展開したプログラムをCPUで演算処理したり、メモリやハードディスク上に保持されているデータや、インターフェースを介して入力されたデータなどを加工、蓄積、出力処理したり、あるいは各ハードウェア構成部の制御を行ったりするために利用される。また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録媒体に固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
「第一制御送信部」(0201)は、制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に確認コマンドを送信し、被制御機器からの確認コマンドに対する応答が非対応である場合に制御コマンドを送信する機能を有する。この第一制御送信部は、ハードウェア構成としては、例えば確認コマンドや制御コマンド、場合によってはリモコンパススルーコマンドを送信するIEEE1394などの「インターフェース」やその「送受信制御回路」、また、確認コマンドに対する応答が非対応であるか判断する「CPU」や「主メモリ」などで構成されると良い。
「制御命令」とは、被制御機器に対する制御内容を示す命令をいい、例えば電源ON/OFF、音量の上/下、チャンネルの選択、媒体保持データの再生/停止や早送り/巻戻し、記録媒体への記録など、コマンドセットで定義される各種制御内容に関する命令が挙げられる。また、この制御命令の取得方法は、例えばユーザーからのリモコンや操作パネルなどを利用した入力での取得や、制御装置内部で必要に応じて自動的に生成することによる取得、あるいはネットワーク網を介した外部からの取得などさまざまであって良い。
そして本実施例の制御装置は、この制御命令で示される制御内容に応じた「制御コマンド」や「リモコンパススルーコマンド」を被制御機器に対して送信するが、その前に、上記のように、最初に「確認コマンド」を送信する。
「確認コマンド」とは、所定の制御コマンドを実装しているか否かを確認するために定義されたコマンドである。したがって例えば電源ONの制御コマンドに関する確認コマンドを受信したIEEE1394対応の被制御機器は、電源ONの制御コマンドを実装している場合「実装対応(Implemented)」を示す応答を制御装置に対して返し、一方、実装いていない場合は「非対応(Not Implemented)」を示す応答を返すことになる。
しかし、この確認コマンドの応答は、被制御機器が確認コマンド自体を実装している場合にのみ上記のような応答を返すことができる。つまり、被制御機器が確認コマンド自体を実装していない場合、「確認コマンド」を受信した被制御機器は「非対応(Not Implemented)」を示す応答を返すことになり、制御装置側では制御コマンドに非対応であるのか、確認コマンド自体に非対応であるのか判断することができない。
そこで本実施例の制御装置では、被制御機器からの確認コマンドに対する応答が「非対応」である場合に、改めて「制御コマンド」を送信することを特徴としている。
図3は、制御コマンドのパケット構成例の一部を表す図である。この図にあるように、制御コマンドには「opcode」と「operand」のフィールドがあり、例えば制御命令が電源ONである場合、制御コマンドの「opcode」フィールドを「0xB2(POWER)」、「operand」フィールドを「0x70(power on)」として送信する。そして、このような制御コマンドに対して、被制御機器からさらに「非対応(Not Implemented)」の応答が返された場合に、本実施例の制御装置は、今度は「リモコンパススルーコマンド」を送信すると良い。
図4は、リモコンパススルーコマンドのパケット構成例の一部を表す図である。この図にあるように、リモコンパススルーコマンドにも制御コマンド同様に「opcode」と「operand」のフィールドがある。また、「operand」フィールドには、リモコンや操作パネルのボタンが押された/離された、という2状態を示す「state_flag」フィールドや、ユーザーの制御装置に対する操作を識別するIDを示す「operation_id」フィールドがある。そして電源ONの制御を行うため、「opcode」フィールドを「0x7C(PASS THROUGH)」、「operand」フィールドの「state_flag」フィールドを「0x00(押す)」、「operation_id」フィールドを「0x40(power)」として送信する。これにより、被制御機器が確認コマンド並びに制御コマンドを実装していなくても、最後のリモコンパススルーコマンドで被制御機器を制御装置から制御することができる。
このように被制御機器の応答に応じて、順次、確認コマンド、制御命令に関する制御コマンド、場合によってリモコンパススルーコマンドを送信することで、ユーザーに特別な手間を取らせることなく、また、被制御機器の確認コマンド実装/未実装の状況に関わらず、被制御機器のコマンド実装状況に合わせた制御を制御装置から行うことができるようになる。
<ハードウェア的構成>
図5は、上記機能的な構成要件をハードウェアとして実現した際の、制御装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して制御装置から被制御機器への制御処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、制御装置は、第一制御送信部である「CPU(中央演算装置)」(0501)と、「主メモリ」(0502)と、「EEPROM」(0503)と、「リモコン受光部」(0504)と、「I/O(インプット/アウトプット)」(0505)と、を備えている。
また、上記「CPU」は「主メモリ」のワーク領域に読み出されたプログラムに従い、主メモリに格納されたデータを利用して各種演算処理を行う。上記「EEPROM」は被制御機器に送信するコマンドセットであるAV/Cコマンドセットを保持している。また上記「リモコン受光部」は、ユーザーがリモコンにて入力した制御命令を受け取る機能を有し、上記「I/O」にてIEEE1394バスなどで接続された被制御機器との間で、その制御命令に応じた各種コマンドやそのコマンドに対する応答の送受信を行う。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
また「主メモリ」は、制御送信プログラムを実行するために読み出すと同時にそのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「主メモリ」や「EEPROM」にはそれぞれ複数のメモリアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやりとりを行い、処理を行うことが可能になっている。
また、この「I/O」でIEEE1394バスなどを介し接続されている「被制御機器」は例えばチューナSTBであり、そのコマンド実装状況は「確認コマンド」が未実装、「制御コマンド」が実装、そして「リモコンパススルーコマンド」が実装、となっている。そしてユーザーは、この「チューナSTB」の電源ONについて制御するための制御命令をリモコンなどで入力し、制御装置に送信した。
制御装置では、「リモコン受光部」にてその制御命令を受信すると、その制御命令「電源ON」を「主メモリ」のアドレス1に格納する。すると「CPU」は制御送信プログラムに従い、その制御命令に対応するコマンドを被制御機器が実装しているか確認するための「確認コマンド」を、「EEPROM」に保持されているAV/Cコマンドセットから読み出し、「主メモリ」のアドレス2に格納する。そして、その格納した確認コマンドを「I/O」からチューナSTBに対して送信する。
チューナSTBでは、この送信されてきた「確認コマンド」を受信すると、自らのコマンド実装状況に応じて応答信号を制御装置に対して送信する。ここで、このチューナSTBは、前述の通り「確認コマンド」を未実装であるので「非対応」の応答が返され、制御装置の「I/O」にて受信される。
本実施例の制御装置は、この受信した応答信号を「主メモリ」のアドレス3に格納し、その信号内容を「CPU」の判断処理にて判断する。そしてここでは「非対応」であると判断されるが、本実施例の制御装置では、これを確認コマンド自体の未実装によるものの可能性もあるので、「opcode」フィールドを「0xB2(POWER)」、「operand」フィールドを「0x70(power on)」とする制御コマンドを「主メモリ」のアドレス4に読み出す。そして、その制御コマンドを「I/O」からチューナSTBに対して送信する。
チューナSTBでは、前述の通り電源ONの「制御コマンド」を実装済みであるので、ここでチューナSTBの電源がONになる。また、このとき「制御対応(Accepted)」を示す応答がチューナSTBより返され、制御装置の「I/O」にて取得されるので、制御装置は、この「対応」応答信号の受信を受け、チューナSTBに対する制御命令の送信処理を終了する、という具合である。
また、このとき、チューナSTBが、この電源ONの制御コマンドを未実装である場合、さらに「非対応」の応答信号が制御装置の「I/O」にて受信されることになる。そこで、その場合には、例えば今度は「opcode」フィールドを「0x7C(PASS THROUGH)」、「operand」フィールドの「state_flag」フィールドを「0x00(押す)」、「operation_id」フィールドを「0x40(power)」とするリモコンパススルーコマンドを「主メモリ」のアドレス5に格納し、「I/O」からチューナSTBに対し送信する。
そしてチューナSTBが応答として「非対応」を返して来た場合には、ユーザーの操作に関するコマンドはいずれも実装されていなかったとして、例えばその旨をモニタなどに表示し処理を終了する。またチューナSTBがリモコンパススルーコマンドを実装している場合は、その受信した電源ONのリモコンパススルーコマンドに従ってチューナSTBの電源がONになる、という具合である。
<処理の流れ>
図6は、本実施例の制御装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に確認コマンドを送信する(ステップS0601)。そして、被制御機器からの確認コマンドに対する応答を受信し(ステップS0602)、その応答が「実装対応」である場合には制御コマンドを送信する(ステップS0603β)。
一方、その応答が「非対応」である場合にも本実施例の制御装置は制御コマンドを送信する(ステップS0603α)。そこで、さらに「非対応」の応答を被制御機器から受信した場合、続けてリモコンパススルーコマンドなどを送信し被制御機器の制御を試みる。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の制御装置によって、確認コマンドを未実装な被制御機器に対して最初に確認コマンドを送る場合でも、その被制御機器のコマンド実装状態に関わらず制御を行うことができる。また予めのユーザー選択などの手間をかける必要も無い。
≪実施例2≫
<概要>
本実施例も、実施例1と同様にIEEE1394バスなどのデジタルインターフェースで接続されている制御装置から被制御機器に対して確認コマンドを含めた各種コマンドを順次送信することで被制御機器の実装状況の違いに関わらず、またユーザーの手間をかけることなく制御を行うことができる制御装置である。そして本実施例と実施例1の制御装置との相違点は、確認コマンドで非対応の応答を受けた後の送信順番が、制御コマンドではなく、リモコンパススルーコマンドである点である。
<機能的構成>
図7は、本実施例の制御装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「制御装置」(0700)は、「第二制御送信部」(0701)を有する。
「第二制御送信部」(0701)は、制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に確認コマンドを送信し、被制御機器からの確認コマンドに対する応答が非対応である場合にリモコンパススルーコマンドを送信する機能を有する。このように、本実施例では確認コマンドの被制御機器からの応答が非対応である場合に、まずリモコンパススルーコマンドを送信することを特徴としている。もちろん、このリモコンパススルーコマンドの送信に応じて被制御機器から非対応である旨の応答があった場合、続けて制御コマンドを送信するようにしても良い。
そして、本実施例の制御装置でも、最初に確認コマンドを送信し、その確認コマンドの応答内容が非対応である旨である場合、順次制御命令に応じたコマンドを送信する。そしてそれによりやはり被制御機器の実装状況の違いに関わらず、またユーザーの手間をかけることなく制御を行うことができる。
なお、この第二制御送信部のハードウェア構成も、第一制御送信部と同様に、例えば確認コマンドやリモコンパススルーコマンド、場合によっては制御コマンドを送信するIEEE1394などの「インターフェース」やその「送受信制御回路」、また、確認コマンドに対する応答が非対応であるか判断する「CPU」や「主メモリ」などで構成されると良い。
<ハードウェア的構成>
図8は、上記機能的な構成要件をハードウェアとして実現した際の、制御装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して制御装置から被制御機器への制御処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、制御装置は、第二制御送信部である「CPU」(0801)と、「主メモリ」(0802)と、「EEPROM」(0803)と、「リモコン受光部」(0804)と、「I/O」(0805)と、を備えている。なお、これらハードウェア構成の基本的な働きなどは実施例1で説明したものと同様である。
また、「I/O」でIEEE1394バスなどを介し接続されている「被制御機器」は例えばチューナSTBであり、そのコマンド実装状況は本実施例では「確認コマンド」が実装、「制御コマンド」が未実装、そして「リモコンパススルーコマンド」が実装、となっている。そしてユーザーは、この「チューナSTB」の電源ONについて制御するための制御命令をリモコンなどで入力し、制御装置に送信した。
制御装置では、「リモコン受光部」にてその制御命令を受信すると、実施例1で説明したような処理により「主メモリ」のアドレス2に格納した確認コマンドを「I/O」からチューナSTBに対して送信する。
チューナSTBでは、この送信されてきた「確認コマンド」を受信すると、自らのコマンド実装状況に応じて応答信号を制御装置に対して送信する。ここで、このチューナSTBは、前述の通り電源ONの「制御コマンド」を未実装であるので「非対応」の応答が返され、制御装置の「I/O」にて受信される。
本実施例の制御装置は、この受信した応答信号を「主メモリ」のアドレス3に格納し、その信号内容を「CPU」の判断処理にて判断する。そしてここでは「非対応」であると判断されるので、本実施例の制御装置では「opcode」フィールドを「0x7C(PASS THROUGH)」、「operand」フィールドの「state_flag」フィールドを「0x00(押す)」、「operation_id」フィールドを「0x40(power)」とするリモコンパススルーコマンドを「主メモリ」のアドレス5に格納し、「I/O」からチューナSTBに対し送信する。
チューナSTBでは、前述の通り電源ONに関する「リモコンパススルーコマンド」を実装済みであるので、ここでチューナSTBの電源がONになる。また、このとき「制御対応(Accepted)」を示す応答がチューナSTBより返され、制御装置の「I/O」にて取得されるので、制御装置は、この「制御対応」応答信号の受信を受け、チューナSTBに対する制御命令の送信処理を終了する、という具合である。
また、このとき、チューナSTBが、この電源ONのリモコンパススルーコマンドを未実装である場合、さらに「非対応」の応答信号が制御装置の「I/O」にて受信されることになる。そこで、その場合には、例えば確認コマンドにおける非対応の応答は確認コマンド自体の未実装である可能性を考慮し、「opcode」フィールドを「0xB2(POWER)」、「operand」フィールドを「0x70(power on)」とする制御コマンドを「主メモリ」のアドレス5に格納し、「I/O」からチューナSTBに対し送信する、という具合である。
<処理の流れ>
図9は、本実施例の制御装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に確認コマンドを送信する(ステップS0901)。そして、被制御機器からの確認コマンドに対する応答を受信し(ステップS0902)、その応答が「実装対応」である場合には制御コマンドを送信する(ステップS0903β)。
一方、その応答が「非対応」である場合には本実施例の制御装置は、まずリモコンパススルーコマンドを送信する(ステップS0903α)。そこで、さらに「非対応」の応答を被制御機器から受信した場合、例えば確認コマンドにおける非対応の応答は確認コマンド自体の未実装である可能性を考慮し、続けて制御コマンドなどを送信し被制御機器の制御を試みる。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の制御装置によっても、予めのユーザー選択などの手間をかける必要も無く、その被制御機器のコマンド実装状態に関わらず制御を行うことができる。
≪実施例3≫
<概要>
本実施例も、実施例1や実施例2と同様にIEEE1394バスなどのデジタルインターフェースで接続されている制御装置から被制御機器に対して制御コマンドとリモコンパススルーコマンドを順次送信することで被制御機器のコマンド実装状況の違いに関わらず、またユーザーの手間をかけることなく制御を行うことができる制御装置である。そして本実施例と実施例1や実施例2の制御装置との相違点は、確認コマンドを送信せず、最初から直接制御コマンドを送信する点である。
<機能的構成>
図10は、本実施例の制御装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「制御装置」(1000)は、「第三制御送信部」(1001)を有する。
「第三制御送信部」(1001)は、制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に制御コマンドを送信し、被制御機器からの制御コマンドに対する応答が非対応である場合にリモコンパススルーコマンドを送信する機能を有する。このように、本実施例では確認コマンドを送らずに、前述のように最初から直接制御コマンドを送信する。そしてその制御コマンドに対する被制御機器からの応答が非対応である場合に、リモコンパススルーコマンドを送信することを特徴としている。
なお、この第三制御送信部のハードウェア構成も、第一制御送信部などと同様に、例えば制御コマンドや場合によってはリモコンパススルーコマンドを送信するIEEE1394などの「インターフェース」やその「送受信制御回路」、また、制御コマンドに対する応答が非対応であるか判断する「CPU」や「主メモリ」などで構成されると良い。
そして本実施例の制御装置でも、制御命令に応じた制御コマンド、場合によってリモコンパススルーコマンドを順次送信することで、やはり被制御機器の実装状況の違いに関わらず、またユーザーの手間をかけることなく被制御機器の制御を行うことができる。
<ハードウェア的構成>
図11は、上記機能的な構成要件をハードウェアとして実現した際の、制御装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して制御装置から被制御機器への制御処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、制御装置は、第三制御送信部である「CPU」(1101)と、「主メモリ」(1102)と、「EEPROM」(1103)と、「リモコン受光部」(1104)と、「I/O」(1105)と、を備えている。なお、これらハードウェア構成の基本的な働きなどは実施例1で説明したものと同様である。
また、「I/O」でIEEE1394バスなどを介し接続されている「被制御機器」は例えばチューナSTBであり、そのコマンド実装状況は本実施例では「制御コマンド」が未実装、そして「リモコンパススルーコマンド」が実装、となっているそしてユーザーは、この「チューナSTB」の電源ONについて制御するための制御命令をリモコンなどで入力し、制御装置に送信した。
制御装置では、「リモコン受光部」にてその制御命令を受信すると、その制御命令「電源ON」を「主メモリ」のアドレス1に格納する。すると「CPU」は制御送信プログラムに従い、その制御命令に対応する制御コマンドを、「EEPROM」に保持されているAV/Cコマンドセットから読み出し、「主メモリ」のアドレス2に格納する。そして、その格納した「opcode」フィールドを「0xB2(POWER)」、「operand」フィールドを「0x70(power on)」とする制御コマンドを「I/O」からチューナSTBに対して送信する。
チューナSTBでは、この送信されてきた「制御コマンド」を受信し、この電源ONの制御コマンドを実装していれば、その制御に従い電源をONにする。また、その際「制御対応」の応答を制御装置に返すことで、制御装置は無事制御命令に基づく制御が実行されたとしてその処理を終了する。ところが、前述の通りこの被制御機器は電源ONの「制御コマンド」を未実装であるので、ここでは「非対応」の応答が返され、制御装置の「I/O」にて受信される。
本実施例の制御装置は、この受信した応答信号を「主メモリ」のアドレス3に格納し、その信号内容を「CPU」の判断処理にて判断する。そしてここでは「非対応」であると判断されるので、本実施例の制御装置では「opcode」フィールドを「0x7C(PASS THROUGH)」、「operand」フィールドの「state_flag」フィールドを「0x00(押す)」、「operation_id」フィールドを「0x40(power)」とするリモコンパススルーコマンドを「主メモリ」のアドレス5に格納し、「I/O」からチューナSTBに対し送信する。
そしてチューナSTBが応答として「非対応」を返して来た場合には、ユーザーの操作に関するコマンドはいずれも実装されていなかったとして、例えばその旨をモニタなどに表示し処理を終了する。またここではチューナSTBはリモコンパススルーコマンドを実装しているので、その受信した電源ONのリモコンパススルーコマンドに従ってチューナSTBの電源がONになる、という具合である。
<処理の流れ>
図12は、本実施例の制御装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に制御コマンドを送信する(ステップS1201)。そして、被制御機器からの制御コマンドに対する応答を受信し(ステップS1202)、その応答が「制御対応」である場合には制御が実行されたのでリモコンパススルーコマンドの送信は行わず処理を終了する。一方、その応答が「非対応」である場合には本実施例の制御装置は、リモコンパススルーコマンドを送信し(ステップS1203)、被制御機器の制御を試みる。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の制御装置によっても、予めのユーザー選択などの手間をかける必要も無く、その被制御機器のコマンド実装状態に関わらず被制御機器の制御を行うことができる。
≪実施例4≫
<概要>
本実施例も、実施例3と同様に確認コマンドは用いずに、制御コマンドとリモコンパススルーコマンドを順次送信することで被制御機器のコマンド実装状況の違いに関わらず、またユーザーの手間をかけることなく制御を行う制御装置である。そして本実施例と実施例3の制御装置との相違点は、その送信順番がリモコンパススルーコマンドからである点である。
<機能的構成>
図13は、本実施例の制御装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「制御装置」(1300)は、「第四制御送信部」(1301)を有する。
「第四制御送信部」(1301)は、制御命令を被制御機器に送信するに際して最初にリモコンパススルーコマンドを送信し、被制御機器からのリモコンパススルーコマンドに対する応答が非対応である場合に制御コマンドを送信する機能を有する。このように、本実施例では最初にリモコンパススルーコマンドを送信する。そしてそのリモコンパススルーコマンドに対する被制御機器からの応答が非対応である場合に、制御コマンドを送信することを特徴としている。
なお、この第四制御送信部のハードウェア構成も、第一制御送信部などと同様に、例えばリモコンパススルーコマンドや、場合によっては制御コマンドを送信するIEEE1394などの「インターフェース」やその「送受信制御回路」、また、リモコンパススルーコマンドに対する応答が非対応であるか判断する「CPU」や「主メモリ」などで構成されると良い。
そして本実施例の制御装置でも、制御命令に応じたリモコンパススルーコマンド、場合によって制御コマンドを順次送信することで、やはり被制御機器の実装状況の違いに関わらず、またユーザーの手間をかけることなく被制御機器の制御を行うことができる。
<ハードウェア的構成>
図14は、上記機能的な構成要件をハードウェアとして実現した際の、制御装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して制御装置から被制御機器への制御処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、制御装置は、第四制御送信部である「CPU」(1401)と、「主メモリ」(1402)と、「EEPROM」(1403)と、「リモコン受光部」(1404)と、「I/O」(1405)と、を備えている。なお、これらハードウェア構成の基本的な働きなどは実施例1で説明したものと同様である。
また、「I/O」でIEEE1394バスなどを介し接続されている「被制御機器」は例えばチューナSTBであり、そのコマンド実装状況は本実施例では「制御コマンド」が実装、そして「リモコンパススルーコマンド」が未実装、となっている。そしてユーザーは、この「チューナSTB」の電源ONについて制御するための制御命令をリモコンなどで入力し、制御装置に送信した。
制御装置では、「リモコン受光部」にてその制御命令を受信すると、その制御命令「電源ON」を「主メモリ」のアドレス1に格納する。すると「CPU」は制御送信プログラムに従い、その制御命令に対応するリモコンパススルーコマンドを、「EEPROM」に保持されているAV/Cコマンドセットから読み出し、「主メモリ」のアドレス2に格納する。そして、その格納した「opcode」フィールドを「0x7C(PASS THROUGH)」、「operand」フィールドの「state_flag」フィールドを「0x00(押す)」、「operation_id」フィールドを「0x40(power)」とするリモコンパススルーコマンドを「I/O」からチューナSTBに対して送信する。
チューナSTBでは、この送信されてきた「リモコンパススルーコマンド」を受信し、この電源ONのリモコンパススルーコマンドを実装していれば、その制御に従い電源をONにする。また、その際「制御対応」の応答を制御装置に返すことで、制御装置は無事制御命令に基づく制御が実行されたとしてその処理を終了する。ところが、前述の通りこの被制御機器は電源ONの「リモコンパススルーコマンド」を未実装であるので、ここでは「非対応」の応答が返され、制御装置の「I/O」にて受信される。
本実施例の制御装置は、この受信した応答信号を「主メモリ」のアドレス3に格納し、その信号内容を「CPU」の判断処理にて判断する。そしてここでは「非対応」であると判断されるので、本実施例の制御装置では今度は「opcode」フィールドを「0xB2(POWER)」、「operand」フィールドを「0x70(power on)」とする制御コマンドを「主メモリ」のアドレス5に格納し、「I/O」からチューナSTBに対し送信する。
そしてチューナSTBが応答として「非対応」を返して来た場合には、ユーザーの操作に関するコマンドはいずれも実装されていなかったとして、例えばその旨をモニタなどに表示し処理を終了する。またここではチューナSTBは制御コマンドを実装しているので、その制御に従ってチューナSTBの電源がONになる、という具合である。
<処理の流れ>
図15は、本実施例の制御装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、制御命令を被制御機器に送信するに際して最初にリモコンパススルーコマンドを送信する(ステップS1501)。そして、被制御機器からのリモコンパススルーコマンドに対する応答を受信し(ステップS1502)、その応答が「制御対応」である場合には制御が実行されたので制御コマンドの送信は行わず処理を終了する。一方、その応答が「非対応」である場合には本実施例の制御装置は、制御コマンドを送信し(ステップS1503)、被制御機器の制御を試みる。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の制御装置によっても、予めのユーザー選択などの手間をかける必要も無く、その被制御機器のコマンド実装状態に関わらず被制御機器の制御を行うことができる。
実施例1の制御装置による被制御機器の制御の概要例を表す図 実施例1の制御装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例1の制御装置の第一制御送信部から送信される制御コマンドのパケット構成例の一部を表す図 実施例1の制御装置の第一制御送信部から送信されるリモコンパススルーコマンドのパケット構成例の一部を表す図 実施例1の制御装置におけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例1の制御装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例2の制御装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例2の制御装置におけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例2の制御装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例3の制御装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例3の制御装置におけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例3の制御装置における処理の流れの一例を表すフローチャート 実施例4の制御装置における機能ブロックの一例を表す図 実施例4の制御装置におけるハードウェア構成の一例を表す概略図 実施例4の制御装置における処理の流れの一例を表すフローチャート AV/Cコマンドセットにおける制御コマンドとリモコンパススルーコマンドを説明するための図
符号の説明
0200 制御装置
0201 第一制御送信部
0210 被制御機器

Claims (8)

  1. AV/Cコマンドセットにより制御される被制御機器に対してAV/Cコマンドセットを送信する制御装置であって、
    制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に確認コマンドを送信し、被制御機器からの確認コマンドに対する応答が非対応である場合に制御コマンドを送信する第一制御送信部を有する制御装置。
  2. AV/Cコマンドセットにより制御される被制御機器に対してAV/Cコマンドセットを送信する制御装置であって、
    制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に確認コマンドを送信し、被制御機器からの確認コマンドに対する応答が非対応である場合にリモコンパススルーコマンドを送信する第二制御送信部を有する制御装置。
  3. AV/Cコマンドセットにより制御される被制御機器に対してAV/Cコマンドセットを送信する制御装置であって、
    制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に制御コマンドを送信し、被制御機器からの制御コマンドに対する応答が非対応である場合にリモコンパススルーコマンドを送信する第三制御送信部を有する制御装置。
  4. AV/Cコマンドセットにより制御される被制御機器に対してAV/Cコマンドセットを送信する制御装置であって、
    制御命令を被制御機器に送信するに際して最初にリモコンパススルーコマンドを送信し、被制御機器からのリモコンパススルーコマンドに対する応答が非対応である場合に制御コマンドを送信する第四制御送信部を有する制御装置。
  5. AV/Cコマンドセットにより制御される被制御機器に対してAV/Cコマンドセットを送信する制御方法であって、
    制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に確認コマンドを送信する確認コマンド送信ステップと、
    被制御機器からの確認コマンドに対する応答が非対応である場合に制御コマンドを送信する第一制御送信ステップと、
    を計算機に実行させる制御方法。
  6. AV/Cコマンドセットにより制御される被制御機器に対してAV/Cコマンドセットを送信する制御方法であって、
    制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に確認コマンドを送信する確認コマンド送信ステップと、
    被制御機器からの確認コマンドに対する応答が非対応である場合にリモコンパススルーコマンドを送信する第二制御送信ステップと、
    を計算機に実行させる制御方法。
  7. AV/Cコマンドセットにより制御される被制御機器に対してAV/Cコマンドセットを送信する制御方法であって、
    制御命令を被制御機器に送信するに際して最初に制御コマンドを送信する制御コマンド送信ステップと、
    被制御機器からの制御コマンドに対する応答が非対応である場合にリモコンパススルーコマンドを送信する第三制御送信ステップと、
    を計算機に実行させる制御方法。
  8. AV/Cコマンドセットにより制御される被制御機器に対してAV/Cコマンドセットを送信する制御方法であって、
    制御命令を被制御機器に送信するに際して最初にリモコンパススルーコマンドを送信するリモコンパススルーコマンド送信ステップと、
    被制御機器からのリモコンパススルーコマンドに対する応答が非対応である場合に制御コマンドを送信する第四制御送信ステップと、
    を計算機に実行させる制御方法。
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