JP2001111487A - 光伝送装置および信号受信方法 - Google Patents

光伝送装置および信号受信方法

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JP2001111487A
JP2001111487A JP29027899A JP29027899A JP2001111487A JP 2001111487 A JP2001111487 A JP 2001111487A JP 29027899 A JP29027899 A JP 29027899A JP 29027899 A JP29027899 A JP 29027899A JP 2001111487 A JP2001111487 A JP 2001111487A
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signal
optical
edge
sampling
waveform
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JP29027899A
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English (en)
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Satoshi Hirotsune
聡 廣常
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光伝送装置では、エッジ検出の立ち上
がり、立下りが有限の時間を持つことと、サンプリング
のためのセットアップタイムとホールドタイムの制約と
から、受信信号から正しいデータを得るためのサンプリ
ングの実現が困難であった。 【解決手段】 光パルス信号を電気パルス信号に変換す
るフォトダイオード103と、電気パルス信号からパル
スの変化を示す第1のエッジ情報を検出するエッジ検出
回路105と、エッジ情報に基づいて量子化された信号
を生成するコンパレータ106、108と、量子化され
た信号を1/n分周した分周信号を生成する分周回路1
10、111と、分周信号をサンプリングするD−FF
112、113と、D−FFの出力信号からパルスの変
化を示す第2のエッジ情報を検出するエッジ検出回路と
を備えたことを特徴とする光受信伝送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気信号を光に変
換し、光を媒体としてデータを伝送する光伝送装置及び
それに用いられる光伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、機器のワイヤレス化が進み、その
中でもデータの伝送媒体として光を用いた光伝送装置が
増加しつつある。
【0003】図9は従来の光伝送装置の構成を示す回路
図、図10は当該光伝送装置の各部の信号波形を示す波
形図である。
【0004】図9において、901はLEDドライバ、
902は発光ダイオード、903はフォトダイオード、
904は受光アンプ、905はフォトダイオード903
によって変換された電気信号からエッジ情報を検出する
エッジ検出回路、906、908はエッジ検出回路90
5によって検出されたエッジ情報に基づいて量子化され
た信号を生成するコンパレータ、907、909はそれ
ぞれ各コンパレータ906、908のコンパレータ基準
電圧、910、911はそれぞれサンプリングクロック
発生回路914によって生成されたクロック信号を利用
して各コンパレータ906、908からの出力信号をサ
ンプリングして出力するD−FF(D−Type Fl
ipflop)、912はサンプリングクロック発生回
路、913はD−FF910、911の出力信号を合成
するSR−FFで、914はエッジ検出回路905の加
算器、915はエッジ検出回路905の遅延回路であ
る。
【0005】図10において、1001は受光アンプ出
力波形、1002はエッジ検出回路出力波形、1003
は立ち上がりエッジ検出基準電圧波形、1004は立ち
下がりエッジ検出基準電圧波形、1005は立ち上がり
エッジ信号波形、1006は立ち下がりエッジ信号波
形、1007はサンプリングクロック波形、1008は
サンプリングされた立ち上がりエッジ信号波形、100
9はサンプリングされた立ち下がりエッジ信号波形、1
010は再生波形である。
【0006】送信シリアルデータは、LEDドライバ1
001によって増幅され、発光ダイオード1002に印
加される。発光ダイオード1002からの発光光は、フ
ォトダイオード1003によって受光され、受光アンプ
1004によって増幅される。
【0007】受光アンプ1004の出力は受光アンプ出
力波形1001となるが、この信号は発光ダイオード1
002、フォトダイオード1003の帯域制限のためそ
の直流成分が変動する信号である。このため、そのまま
では量子化やサンプリングはできない。なお、上記直流
信号の変動は、説明の簡単のため、受光アンプ出力波形
1001には明示していない。
【0008】受光アンプ出力波形1001は、エッジ検
出回路1005によってそのエッジ情報が検出され、こ
れによりエッジ検出回路出力波形1102が得られる。
遅延回路1015と加算器1014を用い、元の信号か
ら、遅延回路915により遅延した信号(図中「遅延信
号」)を引き算することによってエッジ情報が検出され
ている。
【0009】しかし、加算器1014の立ち上がり、立
ち下がり時間は有限の値を持つので、実際に検出される
エッジ情報は、エッジ検出回路出力波形1002のよう
にスロープを持った波形となる。
【0010】次に、コンパレータ906は、エッジ検出
回路905によって検出されたエッジ情報に基づいて、
量子化された信号である立ち上がりエッジ信号波形10
05を生成し、コンパレータ908は、同じくエッジ検
出回路905によって検出されたエッジ情報に基づい
て、量子化された信号である立ち下がりエッジ信号波形
1006を生成する。
【0011】このとき、この例では、エッジ検出回路9
05の遅延時間をサンプリングクロック波形1007の
1サイクルとしているが、上述のように、加算器101
4が立ち上がり、立ち下がり時間には有限の値を持つた
め、各エッジ信号波形の生成は、1サイクル期間で完結
せず前サイクルの状態に依存している。
【0012】したがって、立ち上がりエッジ信号波形1
005、立ち下がりエッジ信号波形1006は、理想的
には同じパルス幅になるべきところであるが、実際のパ
ルス幅は異なっている。
【0013】次に、D−FF910は、サンプリングク
ロック発生回路912によって生成されたデータ伝送レ
ートと同じ周波数のサンプリングクロック波形1007
を利用して、コンパレータ910から出力された立ち上
がりエッジ信号波形1005をサンプリングして、サン
プリングされた立ち上がりエッジ信号波形1008とし
て出力する。
【0014】また、D−FF911は、同じくサンプリ
ングクロック発生回路912によって生成されたデータ
伝送レートと同じ周波数のサンプリングクロック100
7を利用して、コンパレータ908から出力された立ち
下がりエッジ信号波形1006をサンプリングして、サ
ンプリングされた立ち下がりエッジ信号波形1009と
して出力する。なお、データ伝送レートと同じ周波数の
サンプリングクロック1007は、送信データ列中に埋
め込まれた同期信号を、サンプリングクロック発生回路
912中の同期信号検出回路によって検出し、この同期
信号に基づいて、同じくサンプリングクロック発生回路
912中のPLL回路によって生成される。同期信号と
しては、通常のデータと区別するために、通常のデータ
では決して出現しないビットパターンが用いられる。
【0015】さて、D−FF910とD−FF911は
サンプリングする際、クロックの立ち上がりに対してデ
ータをその前後一定期間変化させてはならない。すなわ
ち、それぞれセットアップタイムとホールドタイムとを
必要とする。これが満たされないと、サンプリングが正
しく行われない。本例においても、立ち上がりエッジ信
号波形1005、立ち下がりエッジ信号波形1006は
いずれも個々のパルス幅が異なっているため、セットア
ップタイムとホールドタイムが確保されず、サンプリン
グが失敗している。
【0016】サンプリングされた立ち上がりエッジ信号
波形1008、サンプリングされた立ち下がりエッジ信
号波形1009で点線で示した波形は本来出力されるべ
き波形であるが、サンプリングが失敗して実際は実線の
ようになっている。このため、SR−FF913によっ
て合成された再生波形1010は、本来点線で示したよ
うになるべきところ実線で示したように間違ったものと
なる。
【0017】次に、図11は、エッジ検出回路905の
遅延時間をサンプリングクロック1007の1/3サイ
クル程度と短くして、前例のようにエッジ検出回路出力
波形1002が前サイクルに依存するのを防ぐようにし
た例である。この例においては、加算器914は立ち上
がりおよび立下り時間には有限の値を持つが、1サイク
ル期間で完結しており、前サイクルの状態に依存してい
ない。このため、同じパルス幅の立ち上がりエッジ信号
波形1005、立ち下がりエッジ信号波形1006が得
られている。
【0018】しかし、パルス幅自体が短くなってしまう
ため、D−FF910とD−FF911のセットアップ
タイムとホールドタイムが確保されず、サンプリングが
失敗している。
【0019】この例では、サンプリングされた立ち上が
りエッジ信号波形1108、サンプリングされた立ち下
がりエッジ信号波形1109、再生波形1110は点線
で示した波形が本来出力されるべき波形であるが、サン
プリングが失敗して実際は実線のようになっている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
エッジ検出回路905の遅延時間を長くすると立ち上が
りエッジ信号波形1005、立ち下がりエッジ信号波形
1006のパルス幅は広くなるが、立ち上がりエッジ信
号波形1005、立ち下がりエッジ信号波形1006が
前サイクルに依存するためパルス幅、位置がまちまちに
なり、サンプリングに失敗する。また、遅延時間を短く
すると、前サイクルに依存しないが立ち上がりエッジ信
号波形1005、立ち下がりエッジ信号波形1006の
パルス幅が狭くなってしまい、サンプリングに失敗す
る。
【0021】つまり、上記従来の光伝送装置では、エッ
ジ検出回路の立ち上がり、立下り時間には有限の値を持
つこととサンプリングのためのD−FFのセットアップ
タイムとホールドタイムが必要なため、サンプリングに
失敗し受信信号から正しいデータを再生できないという
問題点がある。
【0022】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するためになされたものであり、エッジ検出回路の立
ち上がり、立下り時間には有限の値を持つこととサンプ
リングのためのD−FFのセットアップタイムとホール
ドタイムが必要なことに起因するサンプリングの失敗を
軽減して、高速のデータ通信を行うことのできる光伝送
装置および光受信方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1の本発明(請求項1に対応)は、光パルス信号
を電気パルス信号に変換する光−電気変換手段と、前記
電気パルス信号から、そのパルスの変化を示す第1のエ
ッジ情報を検出する第1のエッジ検出手段と、前記エッ
ジ情報に基づいて量子化された信号を生成する量子化手
段と、前記量子化された信号から、その1/n(nは2
以上の整数)分周した1/n分周信号を生成する分周手
段と、前記1/n分周信号をサンプリングするサンプリ
ング手段と、前記サンプリング手段の出力信号から、そ
のパルスの変化を示す第2のエッジ情報を検出する第2
のエッジ検出手段とを備えたことを特徴とする光伝送装
置である。
【0024】これによれば、エッジ検出回路が有限の立
ち上がり、立下り時間を持つためエッジ検出波形のパル
ス幅が狭くなりサンプリングが失敗するのを防ぐことが
できるので、従来の方式ではビットエラーが発生してい
た高速なレートのデータを伝送することができる。その
結果、より高速のデータ通信が可能な光伝送装置を実現
することができる。
【0025】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、光パルス信号を電気パルス信号に変換する光−電気
変換手段と、前記電気パルス信号から、エッジ情報を検
出するエッジ検出手段と、検出された前記エッジ情報に
基づいて量子化された信号を生成する量子化手段と、前
記量子化された信号から、その1/n(nは2以上の整
数)分周した1/n分周信号を生成する分周手段と、前
記1/n分周信号をサンプリングするサンプリング手段
と、前記サンプリング手段の出力信号を演算する演算手
段とを備えたことを特徴とする光伝送装置である。
【0026】これによれば、エッジ検出回路が有限の立
ち上がり、立下り時間を持つためエッジ検出波形のパル
ス幅が狭くなりサンプリングが失敗するのを防ぐことが
できるので、従来の方式ではビットエラーが発生してい
た高速なレートのデータを伝送することができる。その
結果、より高速のデータ通信が可能な光伝送装置を実現
することができる。
【0027】また、第3の本発明(請求項8に対応)
は、パルス信号を受信するステップと、前記パルス信号
から、そのパルスの変化を示す立ち上がりエッジ情報お
よび立下りエッジ情報を検出するステップと、前記検出
した立ち上がりエッジ情報および立ち下がりエッジ情報
の検出に応じて、0と1が交互になるように量子化を行
うステップを含むことを特徴とする信号受信方法であ
る。
【0028】これによれば、エッジ検出回路の立ち上が
り、立下り時間には有限の値を持つこととサンプリング
のためのD−FFのセットアップタイムとホールドタイ
ムが必要なことに起因するサンプリングの失敗を軽減で
きるので、従来の方式ではビットエラーが発生していた
高速なレートのデータ通信を行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
における光伝送装置の構成を示す回路図、図2は当該光
伝送装置の各部における信号波形を示す波形図である。
【0030】図1において、101はLEDドライバ、
102は電気−光変換手段としての発光ダイオード、1
03は光−電気変換手段としてのフォトダイオード、1
04は受光アンプ、105はフォトダイオード103に
よって変換された電気信号からエッジ情報を検出する第
1のエッジ検出手段としてのエッジ検出回路、106、
108はエッジ検出回路105によって検出されたエッ
ジ情報に基づいて量子化された信号を生成する量子化手
段としてのコンパレータ、107、109はそれぞれ各
コンパレータ106、108のコンパレータ基準電圧、
110、111はそれぞれ各コンパレータ106、10
8からの出力信号を1/2分周する分周手段としての分
周回路、112、113はそれぞれ各分周回路110、
111からの出力信号をサンプリングして出力するサン
プリング手段としてのD−FF(D−Type Fli
pflop)、114はD−FF112によって生成さ
れたサンプリングされた信号のエッジを検出する第2の
エッジ検出手段としてのエッジ検出回路、115はD−
FF113によって生成されたサンプリングされた信号
のエッジを検出する第2のエッジ検出手段としてのエッ
ジ検出回路、116はエッジ検出回路114とエッジ検
出回路115からの信号波形を合成するSR−FF(フ
リップフロップ)、117はサンプリングクロック発生
回路、118はエッジ検出回路105の加算回路、11
9はエッジ検出回路105の遅延回路である。
【0031】図2において、201は受光アンプ出力波
形、202はエッジ検出回路出力波形、203は立ち上
がりエッジ検出基準電圧波形、204は立ち下がりエッ
ジ検出基準電圧波形、205は立ち上がりエッジ信号波
形、206は立ち下がりエッジ信号波形、207はサン
プリングクロック波形、208は1/2分周立ち上がり
エッジ信号波形、209は1/2分周立ち下がりエッジ
信号波形、210はサンプリングされた立ち上がりエッ
ジ信号波形、211はサンプリングされたエッジ立ち下
がりエッジ信号波形、212は再生波形である。
【0032】以上のような構成を有する、本発明の第1
の実施の形態による光伝送装置の動作を説明するととも
に、これにより本発明の光受信方法の説明を行う。
【0033】送信シリアルデータは、LEDドライバ1
01によって増幅され、発光ダイオード102に印加さ
れる。発光ダイオード102からの発光光は、フォトダ
イオード103によって受光され、受光アンプ104に
よって増幅される。受光アンプ104の出力は受信信号
201となるがこの信号は発光ダイオード102、フォ
トダイオード103の帯域制限のためその直流成分が変
動する信号である。このため、そのままでは量子化やサ
ンプリングはできない。
【0034】受信信号201は、エッジ検出回路105
によってそのエッジ情報が検出され、これによりエッジ
検出回路出力波形202が得られる。遅延回路119と
加算器118とを用い、元の信号と遅延した信号とを引
き算することによって、エッジ情報が検出される。しか
し、従来例同様、加算器118の立ち上がり、立下り時
間は有限の値を持つので、実際に検出されるエッジ情報
は、エッジ検出回路出力波形202のようにある程度ス
ロープを持った波形となる。
【0035】次に、コンパレータ106は、エッジ検出
回路105によって検出されたエッジ情報に基づいて、
量子化された信号である立ち上がりエッジ信号波形20
5を生成し、コンパレータ108は、同じくエッジ検出
回路205によって検出されたエッジ情報に基づいて、
量子化された信号である立ち下がりエッジ信号波形20
6を生成する。
【0036】データ伝送レートと同じ周波数のサンプリ
ングクロック207は、サンプリングクロック発生回路
117中の同期信号検出回路が検出した、送信データ列
中に埋め込まれた同期信号に基づいて、同じくサンプリ
ングクロック発生回路117中のPLL回路によって生
成される。この同期信号としては、通常のデータと区別
するために、通常のデータでは決して出現しないビット
パターンが用いられる。
【0037】D−FFは最小セットアップタイムと最小
ホールドタイムの合計時間よりもクロックの最小パルス
幅の方が一般に短い。一例を挙げると、最小セットアッ
プタイム1.5ns、最小ホールドタイム1.0ns、
クロックの最小パルス幅1.5nsの場合は、最小セッ
トアップタイムと最小ホールドタイムの合計時間2.5
nsに対するクロックの最小パルス幅は1.5nsとい
うことになる。
【0038】そこで、最小セットアップタイムと最小ホ
ールドタイムとの合計時間をサンプリングクロックの最
小パルス幅より短く保ちつつ、かつサンプリングクロッ
クの最小パルス幅よりもエッジ信号のパルス幅が大きく
なるようなサンプリング方法を用いれば、より高速な信
号を扱うことができる。
【0039】遅延回路205の遅延時間を2nsと設定
してやると、立ち上がりエッジ信号波形205および立
ち下がりエッジ信号波形206のパルス幅は2ns程度
になる。この場合は、エッジ信号の幅は最小セットアッ
プタイムと最小ホールドタイムとの合計時間2.5ns
より短いので、このままサンプリングすると、従来例の
ようにサンプリングを失敗する。
【0040】そこで、本実施の形態では、立ち上がりエ
ッジ信号波形205、立ち下がりエッジ信号波形206
は、それぞれ分周回路110、111を経てからD−F
Fのクロック端子に入力するようにしている。ただしこ
のとき、分周回路110、111においては、規定され
ているクロックの最小パルス幅1.5nsより、入力す
るクロックのパルス幅2nsのほうが長いので、分周回
路は正常動作することができる。
【0041】分周回路110、111は、立ち上がりエ
ッジ信号、立ち下がりエッジ信号の入力を受けると、こ
れらを1/2分周して、それぞれ1/2分周立ち上がり
エッジ信号波形208、1/2分周立ち下がりエッジ信
号波形209のように、パルス幅の広い信号として出力
する。D−FF112、113では、このパルス幅が広
くなったエッジ信号を、サンプリングクロック信号20
7でサンプリングすることになるので、セットアップタ
イムとホールドタイムの制限が大幅に緩和される。
【0042】例えば、サンプリングクロック信号207
の周波数を200MHzとすると、1サイクルは5ns
となり、先の例の、D−FFのセットアップタイムとホ
ールドタイムの合計時間2.5ns以上という条件を十
分満足する。なお、本実施の形態では、D−FFで説明
したが、SR−TYPE FlipFlop、JK−T
YPE FlipFlop、T−TYPE FlipF
lopなどでもクロック端子付きのタイプでは同様に効
果が得られる。
【0043】次に、エッジ検出回路114、115で
は、それぞれD−FF112の出力である1/2分周立
ち上がりエッジ信号波形208、D−FF113の出力
である1/2分周立ち下がりエッジ信号波形209から
エッジを検出し、サンプリングされた立ち上がりエッジ
信号波形210、サンプリングされた立ち下がりエッジ
信号波形211を得ている。
【0044】サンプリングされた立ち上がりエッジ信号
波形210、サンプリングされた立ち下がりエッジ信号
波形211は、SR−FF213によって合成され再生
波形210が再生される。なお、サンプリングクロック
の発生方法は、特別な同期信号用いることなくクロック
を光信号に波長多重する方法、送信データ列そのものか
らクロックを再生する方法、独立したクロックを用いる
方法を採用してもよい。
【0045】以上のように、本実施の形態によれば、加
算器118が有限の立ち上がり、立下り時間を持つため
エッジ検出波形が短くなりサンプリングが失敗するのを
防ぐことができるので、従来の方式ではビットエラーが
発生していた高速なレートのデータを伝送することがで
きる。その結果、より高速のデータ通信が可能な光伝送
装置を実現することができる。
【0046】なお、送信されてくる光信号は光パルスで
あるのが好ましい。本実施の形態においては、光パルス
が空間に放射される構成の光伝送装置を例に挙げて説明
したが、光パルスが光ファイバによって伝送されてくる
構成の光伝送装置にも本発明を適用することができる。
【0047】また、送信されてくる光信号としては、赤
外線が用いられるのが好ましい。 (第2の実施の形態)図3は本発明の第2の実施の形態
における光伝送装置の構成を示す回路図、図4は当該光
伝送装置の各部における信号波形を示す波形図である。
【0048】図3において、301はLEDドライバ、
302は電気−光変換手段としての発光ダイオード、3
03は光−電気変換手段としてのフォトダイオード、3
04は可変ゲイン受光アンプ、305はフォトダイオー
ド303によって変換された電気信号からエッジ情報を
検出する第1のエッジ検出手段としてのエッジ検出回
路、306、308はエッジ検出回路305によって検
出されたエッジ情報に基づいて量子化された信号を生成
する量子化手段としてのコンパレータ、307、309
はそれぞれ各コンパレータ306、308のコンパレー
タ基準電圧、310、311はそれぞれ各コンパレータ
306、308からの出力信号を1/2分周する分周手
段としての分周回路、312、313はそれぞれ各分周
回路310、311からの出力信号をサンプリングして
出力するサンプリング手段としてのD−FF(D−Ty
pe Flipflop)、314はD−FF312に
よって生成されたサンプリングされた信号のエッジを検
出する第2のエッジ検出手段としてのエッジ検出回路、
315はD−FF313によって生成されたサンプリン
グされた信号のエッジを検出する第2のエッジ検出手段
としてのエッジ検出回路、316はエッジ検出回路31
4とエッジ検出回路315からの信号波形を合成するS
R−FF、317はサンプリングクロック発生回路、3
18はエッジ検出回路305の加算回路、319はエッ
ジ検出回路305の遅延回路、320はピーク検出回路
である。
【0049】図4において、401は可変ゲイン受光ア
ンプ出力波形、402はエッジ検出回路出力波形、40
3は立ち上がりエッジ検出基準電圧波形、404は立ち
下がりエッジ検出基準電圧波形、405は立ち上がりエ
ッジ信号波形、406は立ち下がりエッジ信号波形、4
07はサンプリングクロック波形、408は1/2分周
立ち上がりエッジ信号波形、409は1/2分周立ち下
がりエッジ信号波形、410はサンプリングされた立ち
上がりエッジ信号波形、411はサンプリングされたエ
ッジ立ち下がりエッジ信号波形、412は再生波形であ
る。
【0050】第1の実施の形態の受光アンプ104の代
わりに、可変ゲイン受光アンプ304が使われ、ピーク
検出回路320が追加されたことを除けば、第1の実施
の形態と同様であるので第1の実施の形態と異なる部分
のみ説明する。
【0051】エッジ検出回路305の出力は、ピーク検
出回路320に入力し、可変ゲインアンプ304のゲイ
ンをエッジ検出回路出力波形402のピーク値が一定と
なるように、フィードバックがかかる。これは特に空間
光伝送を行うときに伝送距離などの設置条件で大きく変
化する受光量でエッジ検出回路出力波形402が変化し
量子化が失敗するのを防ぐ効果がある。
【0052】以上のように、本実施の形態によれば、加
算器318が有限の立ち上がり、立下り時間を持つため
エッジ検出波形が短くなりサンプリングが失敗するのを
防ぐことができるので、従来の方式ではビットエラーが
発生していた高速なレートのデータを伝送することがで
きる。さらに設置条件の変化などによる受光量の変化に
対しても安定した動作が可能である。その結果、より高
速のデータ通信が可能な光伝送装置を実現することがで
きる。
【0053】なお、送信されてくる光信号は光パルスで
あるのが好ましい。本実施の形態においては、光パルス
が空間に放射される構成の光伝送装置を例に挙げて説明
したが、光パルスが光ファイバによって伝送されてくる
構成の光伝送装置にも本発明を適用することができる。
【0054】また、送信されてくる光信号としては、赤
外線が用いられるのが好ましい。 (第3の実施の形態)図5は本発明の第3の実施の形態
における光伝送装置の構成を示す回路図、図6は当該光
伝送装置の各部における信号波形を示す波形図である。
【0055】図5において、501はLEDドライバ、
502は電気−光変換手段としての発光ダイオード、5
03は光−電気変換手段としてのフォトダイオード、5
04は受光アンプ、505はフォトダイオード503に
よって変換された電気信号からエッジ情報を検出する第
1のエッジ検出手段としてのエッジ検出回路、506、
508はエッジ検出回路505によって検出されたエッ
ジ情報に基づいて量子化された信号を生成する量子化手
段としてのコンパレータ、507、509はそれぞれ各
コンパレータ506、508のコンパレータ基準電圧、
510、511はそれぞれ各コンパレータ506、50
8からの出力信号を1/2分周する分周手段としての分
周回路、512、513はそれぞれ各分周回路510、
511からの出力信号をサンプリングして出力するサン
プリング手段としてのD−FF(D−Type Fli
pflop)、514はD−FF512とD−FF51
3によって生成されたサンプリングされた信号を合成す
る排他的論理和演算回路、515はサンプリングクロッ
ク発生回路、516はエッジ検出回路505の加算回
路、519はエッジ検出回路505の遅延回路である。
【0056】図6において、601は受光アンプ出力波
形、602はエッジ検出回路出力波形、603は立ち上
がりエッジ検出基準電圧波形、604は立ち下がりエッ
ジ検出基準電圧波形、605は立ち上がりエッジ信号波
形、606は立ち下がりエッジ信号波形、607はサン
プリングクロック波形、608は1/2分周立ち上がり
エッジ信号波形、609は1/2分周立ち下がりエッジ
信号波形、610は再生波形である。
【0057】第1の実施の形態のエッジ検出回路11
4、115、SR−FF116の代わりに排他的論理和
演算回路514が使われ、各分周回路510、511は
サンプリングクロック発生回路515からリセット信号
が与えられていることを除けば第1の実施の形態と同様
であるので、第1の実施の形態と異なる部分のみ説明す
る。
【0058】D−FF512とD−FF513の出力信
号1/2分周立ち上がりエッジ信号波形608、1/2
分周立ち下がりエッジ信号波形609は、排他的論理和
演算回路514により排他的論理和演算され、その結果
再生波形610が得られる。
【0059】ただし、分周回路510、511の出力は
それぞれ極性が反転している場合があり、たとえば本実
施の形態で示す例と分周回路510の出力が反転すると
1/2分周立ち上がりエッジ信号波形608が反転しそ
の結果、再生波形610が反転してしまう。
【0060】そこで、本実施の形態では、サンプリング
クロック発生回路515で同期信号を検出するたびにD
−FF512、513にリセットをかけて、極性が反転
しないようにしている。なお、画像伝送でその輪郭成分
のみが意味がある場合などは極性が反転してもかまわな
いのでリセットしなくても良い。
【0061】以上のように、本実施の形態によれば、加
算器518が有限の立ち上がり、立下り時間を持つため
エッジ検出波形が短くなり、サンプリングが失敗するの
を防ぐことができるので、従来の方式ではビットエラー
が発生していた高速なレートのデータを伝送することが
できる。さらに設置条件の変化などによる受光量の変化
に対しても安定した動作が可能である。その結果、より
高速のデータ通信が可能な光伝送装置を実現することが
できる。
【0062】なお、送信されてくる光信号は光パルスで
あるのが好ましい。本実施の形態においては、光パルス
が空間に放射される構成の光伝送装置を例に挙げて説明
したが、光パルスが光ファイバによって伝送されてくる
構成の光伝送装置にも本発明を適用することができる。
【0063】また、送信されてくる光信号としては、赤
外線が用いられるのが好ましい。 (第4の実施の形態)図7は本発明の第4の実施の形態
における光伝送装置の構成を示す回路図、図8は当該光
伝送装置の各部における信号波形を示す波形図である。
【0064】図7において、701はLEDドライバ、
702は電気−光変換手段としての発光ダイオード、7
03は光−電気変換手段としてのフォトダイオード、7
04は受光アンプ、705はフォトダイオード703に
よって変換された電気信号からエッジ情報を検出するエ
ッジ検出手段としてのエッジ検出回路、706はエッジ
検出回路705によって検出されたエッジ情報に基づい
て量子化された信号を生成する量子化手段としてのコン
パレータ、707、708はコンパレータ706のコン
パレータ基準電圧、709はコンパレータ706からの
出力信号を1/2分周する分周手段としての分周回路、
710は分周回路709の出力信号をサンプリングして
出力するサンプリング手段としてのD−FF(D−Ty
pe Flipflop)、711はサンプリングクロ
ック発生回路、712はエッジ検出回路705の加算回
路、713はエッジ検出回路705の遅延回路である。
【0065】図8において、801は受光アンプ出力波
形、802はエッジ検出回路出力波形、803はコンパ
レータ基準電圧波形1、804はコンパレータ基準電圧
波形2、805はエッジ信号波形、806はサンプリン
グクロック波形、807は1/2分周エッジ信号波形、
808は再生波形である。
【0066】本実施の形態は、第3の実施の形態のコン
パレータ506、507の代わりにコンパレータ70
9、立ち上がり立下り両エッジを同時に処理するため分
周回路511、D−FF513、排他的論理和演算回路
514が無く、分周回路710はサンプリングクロック
発生回路711からリセット信号が与えられていること
を除けば第3の実施の形態と同様であるので、第3の実
施の形態と異なる部分のみ説明する。
【0067】コンパレータ706は、コンパレータ基準
電圧707、708の間の電圧以外の電圧が入力される
と1が出力されるウインドウコンパレータでコンパレー
タ基準電圧波形1 803、コンパレータ基準電圧波形
2 804で表される。
【0068】コンパレータ706で検出されたエッジ信
号は、立ち上がり立下り両エッジが検出されたものでエ
ッジ信号波形805になる。分周回路709ではエッジ
信号波形805を分周し1/2分周エッジ信号波形80
7が得られ、さらにD−FF710により、サンプリン
グクロック波形806でサンプリングされ再生波形80
8となる。
【0069】再生波形808が反転する場合があるの
は、第3の実施の形態と同様でサンプリングクロック発
生回路711で同期信号を検出するたびにD−FF71
0にリセットをかけて、極性が反転しないようにしてい
る。なお、画像伝送でその輪郭成分のみが意味がある場
合などは、極性が反転してもかまわないのでリセットし
なくても良い。
【0070】以上のように、本実施の形態によれば、加
算器712が有限の立ち上がり、立下り時間を持つため
エッジ検出波形が短くなりサンプリングが失敗するのを
防ぐことができるので、従来の方式ではビットエラーが
発生していた高速なレートのデータをエラー無く伝送す
ることができる。さらに設置条件の変化などによる受光
量の変化に対しても安定した動作が可能である。その結
果、より高速のデータ通信が可能な光伝送装置を実現す
ることができる。
【0071】なお、送信されてくる光信号は光パルスで
あるのが好ましい。本実施の形態においては、光パルス
が空間に放射される構成の光伝送装置を例に挙げて説明
したが、光パルスが光ファイバによって伝送されてくる
構成の光伝送装置にも本発明を適用することができる。
【0072】また、送信されてくる光信号としては、赤
外線が用いられるのが好ましい。
【0073】また、送信されてくる光信号としては、赤
外線が用いられるのが好ましい。光信号としては空間を
伝送するもの、光ファイバーなどの媒質を介して伝達さ
れるもののいずれでもよい。また、送信されてくる信号
は、光信号に限定されるものではなく、電波などの信号
でもよい。この場合は、電波−電気信号変換を行う。ま
た、量子化手段、分周手段、サンプリング手段および符
号化手段などの電気処理に関する事項は、送受信される
信号の伝送路が金属媒体であっても適用できることは言
うまでもない。
【0074】また、本発明のいずれの実施の形態におい
ても、本発明の分周手段である分周回路は1/2分周を
行うものとして説明を行ったが、これに限定する必要は
なく、任意の数(n)で分周を行うようにしてもよい。
すなわち、セットアップタイムとホールドタイムの合計
よりサンプリングクロックの方が短くなるように、パル
ス幅を調整できるような分周であればよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エッジ検出回路が有限の立ち上がり、立下り時間を持つ
ためエッジ検出波形が短くなりサンプリングが失敗する
のを防ぐことができるので、従来の方式ではビットエラ
ーが発生していた高速なレートのデータを伝送すること
ができる。その結果、より高速のデータ通信が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における光伝送装置
の構成を示す回路図
【図2】本発明の第1の実施の形態における光伝送装置
の各部における信号波形を示す波形図
【図3】本発明の第2の実施の形態における光伝送装置
の構成を示す回路図
【図4】本発明の第2の実施の形態における光伝送装置
の各部の信号波形を示す波形図
【図5】本発明の第3の実施の形態における光伝送装置
の構成を示す回路図
【図6】本発明の第3の実施の形態における光伝送装置
の各部の信号波形を示す波形図
【図7】本発明の第4の実施の形態における光伝送装置
の構成を示す回路図
【図8】本発明の第4の実施の形態における光伝送装置
の各部の信号波形を示す波形図
【図9】従来の技術による光伝送装置の構成を示す回路
【図10】従来の技術による光伝送装置の各部の信号波
形を示す波形図
【図11】従来の技術による光伝送装置の各部の信号波
形を示す波形図
【符号の説明】
101 LEDドライバ 102 発光ダイオード 103 フォトダイオード 104 受光アンプ 105 エッジ検出回路 106、108 コンパレータ 107、109 コンパレータ基準電圧 110、111 分周回路 112、113 D−FF 114、115 エッジ検出回路 116 SR−FF 117 サンプリングクロック発生回路 118 加算回路 119 遅延回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光パルス信号を電気パルス信号に変換す
    る光−電気変換手段と、 前記電気パルス信号から、そのパルスの変化を示す第1
    のエッジ情報を検出する第1のエッジ検出手段と、 前記エッジ情報に基づいて量子化された信号を生成する
    量子化手段と、 前記量子化された信号から、その1/n(nは2以上の
    整数)分周した1/n分周信号を生成する分周手段と、 前記1/n分周信号をサンプリングするサンプリング手
    段と、 前記サンプリング手段の出力信号から、そのパルスの変
    化を示す第2のエッジ情報を検出する第2のエッジ検出
    手段とを備えたことを特徴とする光受信伝送装置。
  2. 【請求項2】 光パルス信号を電気パルス信号に変換す
    る光−電気変換手段と、 前記電気パルス信号から、エッジ情報を検出するエッジ
    検出手段と、 検出された前記エッジ情報に基づいて量子化された信号
    を生成する量子化手段と、 前記量子化された信号から、その1/n(nは2以上の
    整数)分周した1/n分周信号を生成する分周手段と、 、 前記1/n分周信号をサンプリングするサンプリング手
    段と、 前記サンプリング手段の出力信号を演算する演算手段と
    を備えたことを特徴とする光伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、排他的論理和演算を行
    うことを特徴とする請求項2に記載の光伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は、減算および絶対値演算
    を行うことを特徴とする請求項2に記載の光伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記光−電気変換手段からの出力信号を
    所定の増幅率で増幅して前記第1のエッジ検出手段に入
    力する増幅率可変手段と、 前記第1のエッジ検出手段の出力信号の信号レベルを検
    出し、その検出結果に基づいて、前記増幅率可変手段を
    制御する信号レベル検出手段とをさらに備えたことを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の光伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記信号レベル検出手段は、前記信号レ
    ベルとして、ピーク値、RMS値又は平均値を検出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の光伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のエッジ検出手段は、前記エッ
    ジ情報として立ち上がりエッジ情報と立ち下がりエッジ
    情報とを別々に検出し、 前記量子化手段、前記分周手段および前記サンプリング
    手段の動作は、前記立ち上がりエッジ情報と立ち下がり
    エッジ情報とで別々に行うことを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれかに記載の光伝送装置。
  8. 【請求項8】 パルス信号を受信するステップと、 前記パルス信号から、そのパルスの変化を示す立ち上が
    りエッジ情報および立下りエッジ情報を検出するステッ
    プと、 前記検出した立ち上がりエッジ情報および立ち下がりエ
    ッジ情報の検出に応じて、 0と1が交互になるように量子化を行うステップを含む
    ことを特徴とする信号受信方法。
  9. 【請求項9】 前記パルス信号は、光信号を変換して得
    られるものであることを特徴とする請求項8に記載の信
    号受信方法。
  10. 【請求項10】 前記光信号は空間中を伝播するもので
    あることを特徴とする請求項9に記載の信号受信方法。
  11. 【請求項11】 前記光信号は、光ファイバによって伝
    送されるものであることを特徴とする請求項9に記載の
    信号受信方法。
  12. 【請求項12】 前記光信号として、赤外線が用いられ
    ることを特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記
    載の信号受信方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5936800B1 (ja) * 2015-03-16 2016-06-22 三菱電機株式会社 光通信システム及び光信号発生装置
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JPWO2019049524A1 (ja) * 2017-09-11 2020-10-15 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 データ受信装置及びデータ送受信装置

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