JP2001111262A - ラック装着用基板及びラック装着用基板の実装方法 - Google Patents

ラック装着用基板及びラック装着用基板の実装方法

Info

Publication number
JP2001111262A
JP2001111262A JP29156299A JP29156299A JP2001111262A JP 2001111262 A JP2001111262 A JP 2001111262A JP 29156299 A JP29156299 A JP 29156299A JP 29156299 A JP29156299 A JP 29156299A JP 2001111262 A JP2001111262 A JP 2001111262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
connector
rack
daughter
daughter cards
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29156299A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Nakada
透 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP29156299A priority Critical patent/JP2001111262A/ja
Publication of JP2001111262A publication Critical patent/JP2001111262A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マザーボードに接続される2枚分のドータカ
ードの信号線のピン数が不足することがなく、ノイズに
弱くならず、かつドータカード間を接続する第2のコネ
クタの配置に限定を受けることがなく、さらには、ラッ
クへの出し入れをする際に無理な力がかからず支障なく
出し入れできるラック装着用基板及びラック装着用基板
の実装方法の提供。 【解決手段】 ラック本体から引き出しかつ所定位置に
位置決めするイジェクタ16、16を設けたラック装着
用基板であって2枚分の基板1、2間を電気的に接続す
るコネクタ4,5またはコネクタピン7と、基板1、2
間に介在される平板3と、平板に設けられるイジェクタ
16、16を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラック装着用基板及
びラック装着用基板の実装方法に係り、特に電子回路基
板の2枚の基板をコネクタで接続した構造の回路基板に
関する。
【0002】
【従来の技術】複数の電子回路基板から構成される大規
模電子回路装置は、図3(a)に図示のようなラック本
体200に着脱可能に収納される。すなわち、複数のド
ータカード101を矢印方向に移動して着脱可能にする
とともに、ドータカード101間はマザーボード111
に設けられた第1のコネクタ112、113に対してド
ータカード101の第1のコネクタ109、109が接
続されることで接続されるように構成されている。ま
た、ラック200のスロットの入口部分にはイジェクタ
116、116に対して係合する部位が形成されてお
り、ドータカードの出し入れを可能にするとともに、コ
ネクタに接続するために必要となる力を得るようにして
いる。
【0003】このようにしてラック200に対して設け
られるドータカードの配置は、高速の信号を受け渡す場
合には、互いに近くのスロットに配置され、低速の信号
を受け渡すドーターカード間は互いに遠くに配置され
る。
【0004】しかしながら、マザーボード111での配
線長にドータカード101内の配線長を加えると、配線
長は隣接するドータカード101間でも20〜30cm
に達するケースが多く、数十Mbpsを超える速度の信
号を受け渡す場合には、波形劣化により信号の伝送がで
きない場合がある。
【0005】そこで、隣接するドータカード間で高速の
信号を受け渡す場合、マザーボードを介さずに接続する
方法が用いられている。
【0006】図3(b)は第1の方法を示す正面図であ
り、本図において2枚のドータカード101、102の
うち、1枚をマザーボード111に接続せず、他方のド
ータカード101にコネクタ104で直接接続してい
る。このようにしてメイン基板と、サブ基板として構成
にすることで、高速の信号の配線長を短くするようにし
ている。
【0007】また、図4(a)は第2の方法を示す外観
斜視図であり、本図において高速の信号のみを専用のケ
ーブル501で接続するためにケーブル用コネクタをド
ータカードの端に配置し、高速の信号を扱う電子回路を
その周辺に配置して、同軸ケーブルやフラットケーブル
などで接続している。ケーブル501はドータカード1
01がラックに収納された後に接続される。
【0008】そして、図4(b)は第3の方法を示す正
面図であり、本図において高速の信号のみを専用のコネ
クタ104で接続し、スペーサ106でコネクタ分の高
さを確保した方法である。コネクタ104を高速の信号
を扱う電子回路の周辺に配置することで、高速の信号を
最短に接続できるようになり、コネクタはドータカード
がラックに収納される前に接続される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第1の方法によれば、マザーボードに接続される2枚分
の信号線の全てが、メイン基板のマザーボードに接続さ
れてコネクタから入出力されるため、コネクタの信号線
に割り当てられるピン数が足りなくなったり、グランド
や電源に割り当てられるピン数が減らされて、ノイズに
弱くなるという欠点がある。
【0010】また、上記の第2の方法は、ケーブル用コ
ネクタの配置できる位置が、基板の端に限定されるた
め、必ずしも配線長が短くならない場合がある。また、
使用するケーブルを周波数特性の良い同軸ケーブルにし
た場合は本数に制限があり、さらにフラットケーブルに
した場合は周波数特性が不十分であるという問題点があ
った。
【0011】そして、上記の第3の方法は、スペーサ1
06である支柱などを用いて2枚の基板を固定するもの
であるが、このように構成すると2枚同時にラックのス
ロットに抜き差しするときに、スロット間隔は20mm
程度であるために、2枚の基板に対して均等に力を加え
ないと、支柱が傾いてしまい2枚の基板がずれてスロッ
トに入らなくなる場合があった。また、このような事態
発生を防ぐため2枚の基板の全体を囲むような大きな筐
体が必要になるといった問題点があった。
【0012】したがって、本発明は上記の問題点に鑑み
て成されたものであり、マザーボードに接続される2枚
分のドータカードの信号線のピン数が不足することがな
く、かつノイズに弱くならず、かつドータカード間を接
続する第2のコネクタの配置に限定を受けることがな
く、さらにラックへの出し入れに支障がないラック装着
用基板及びラック装着用基板の実装方法の提供を目的と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明によれば、ラック本体に複
数の第1のコネクタの一方を実装したマザーボードを設
け、前記第1のコネクタの他方を実装した複数のドータ
カードを前記ラック本体に着脱自在に設け、前記第1の
コネクタにより前記マザーボードと前記ドータカードを
電気的に接続し、かつ前記ラック本体から引き出しかつ
所定位置に位置決めするイジェクタ手段を設けたラック
装着用基板であって、2枚分の前記ドータカード間を電
気的に接続する第2のコネクタまたはコネクタピンある
いは双方と、前記第2のコネクタまたは前記コネクタピ
ンの高さ分の距離を維持するために、前記ドータカード
間に介在される平板と、前記平板に設けられる前記イジ
ェクタ手段とを具備することを特徴としている。
【0014】また、前記ドータカードの半田面を向かい
合わせにし、前記平板において前記第2のコネクタまた
はコネクタピンを挿通する孔部を設け、かつ前記平板に
おいて前記イジェクタ手段を設けたフロントパネルを固
定したことを特徴としている。
【0015】また、前記平板の厚みを、前記第1のコネ
クタのスロット幅に応じて適宜設定することを特徴とし
ている。
【0016】また、前記平板を金属製とするとともに、
前記2枚分のドータカードと接触する部分のレジストを
取り除くことで、前記2枚のドーダボードのアースを共
通にすることを特徴としている。
【0017】また、前記平板を絶縁材料から形成するこ
とで、前記2枚分のドータカードを電気的に分離するこ
とを特徴としている。
【0018】また、前記平板を金属製とするとともに、
前記2枚分のドータカードとの間に絶縁材を配置するこ
とにより、前記2枚分のドータカードを電気的に分離す
ることを特徴としている。
【0019】また、前記平板および前記フロントパネル
を良熱導伝性材料から形成するとともに、前記フロント
パネルにおいて放熱フィンを付けることにより放熱効果
を上げることを特徴としている。
【0020】また、前記第2のコネクタは、前記2枚分
のドータカードの半田面において雌雄電極を設けたコネ
クタ部がそれぞれ実装されていることを特徴としてい
る。
【0021】また、前記平板に代えて、前記第2のコネ
クタと前記ドータカードの間に前記平板の厚みと同じス
ペーサを入れることを特徴としている。
【0022】また、前記コネクタピンは、前記2枚分の
ドータカードの一方側において予め実装されており、ま
た前記2枚分のドータカードの他方側において前記コネ
クタピンを挿通する孔部を穿設しておき、挿通後に半田
付けされることを特徴としている。
【0023】また、前記イジェクタ手段の配設位置は、
前記平板が前記フロントパネルと接触する面の厚さ方向
の中心に設定されることを特徴としている。
【0024】また、前記イジェクタ手段から直接加えら
れる外力が前記平板に対して全て伝わるように配置され
ることを特徴としている。
【0025】また、ラック本体に複数の第1のコネクタ
の一方を実装したマザーボードを設け、前記第1のコネ
クタの他方を実装した複数のドータカードを前記ラック
本体に着脱自在に設け、前記第1のコネクタにより前記
マザーボードと前記ドータカードを電気的に接続し、か
つ前記ラック本体から引き出しかつ所定位置に位置決め
するイジェクタ手段を設けたラック装着用基板の実装方
法であって、2枚分の前記ドータカードを第2のコネク
タまたはコネクタピンの一方あるいは双方により電気的
に接続し、前記第2のコネクタまたは前記コネクタピン
の高さ分の距離を前記ドータカード間において介在され
る平板により維持し、、前記平板に設けられる前記イジ
ェクタ手段により前記ラック本体に対して引き出しかつ
所定位置に位置決め可能にしたことを特徴としている。
【0026】また、ラック装着用基板の実装方法であっ
て、前記ドータカードの半田面を向かい合わせにし、前
記平板において前記第2のコネクタまたはコネクタピン
を挿通する孔部を設け、かつ前記平板において前記イジ
ェクタ手段を設けたフロントパネルを固定したことを特
徴としている。
【0027】また、ラック装着用基板の実装方法であっ
て、前記平板の厚みを、前記第1のコネクタのスロット
幅に応じて適宜設定することを特徴としている。
【0028】また、ラック装着用基板の実装方法であっ
て、前記平板を金属製とするとともに、前記2枚分のド
ータカードと接触する部分のレジストを取り除くこと
で、前記2枚のドーダボードのアースを共通にすること
を特徴としている。
【0029】また、ラック装着用基板の実装方法であっ
て、前記平板を絶縁材料から形成することで、前記2枚
分のドータカードを電気的に分離することを特徴として
いる。
【0030】また、ラック装着用基板の実装方法であっ
て、前記平板を金属製とするとともに、前記2枚分のド
ータカードとの間に絶縁材を配置することにより、前記
2枚分のドータカードを電気的に分離することを特徴と
している。
【0031】また、ラック装着用基板の実装方法であっ
て、前記平板および前記フロントパネルを良熱導伝性材
料から形成するとともに、前記フロントパネルにおいて
放熱フィンを付けることにより放熱効果を上げることを
特徴としている。
【0032】また、ラック装着用基板の実装方法であっ
て、前記第2のコネクタは、前記2枚分のドータカード
の半田面において雌雄電極を設けたコネクタ部がそれぞ
れ実装されていることを特徴としている。
【0033】また、ラック装着用基板の実装方法であっ
て、前記平板に代えて、前記第2のコネクタと前記ドー
タカードの間に前記平板の厚みと同じスペーサを入れる
ことを特徴としている。
【0034】また、ラック装着用基板の実装方法であっ
て、前記コネクタピンは、前記2枚分のドータカードの
一方側において予め実装されており、また前記2枚分の
ドータカードの他方側において前記コネクタピンを挿通
する孔部を穿設しておき、挿通後に半田付けされること
を特徴としている。
【0035】また、ラック装着用基板の実装方法であっ
て、前記イジェクタ手段の配設位置は、前記平板が前記
フロントパネルと接触する面の厚さ方向の中心に設定さ
れることを特徴としている。
【0036】そして、ラック装着用基板の実装方法であ
って、前記イジェクタ手段から直接加えられる外力が前
記平板に対して全て伝わるように配置されることを特徴
としている。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な一実施形
態につき、添付の図面を参照して述べる。図1は2スロ
ット用基板の構成を示す立体分解図であって、ラックか
ら取出した様子を示している。また、図2は2スロット
用基板の完成後の要部断面図である。
【0038】両図において、ドータカードであるプリン
ト基板1、2の縁部にはマザーボード接続のための第1
のコネクタ9、9、10と、高速の信号を扱う電子回路
素子8が部品面1a、2a上に夫々実装されている。
【0039】また、各プリント基板1、2の裏面1b、
2b側にはコネクタ4、プラグ5が実装されており、さ
らにプリント基板1にはプリント基板2の裏面上に実装
されたコネクタピン7を挿通した後に、ハンダ付けする
ためのランドを周囲に形成した多数の孔部6が穿設され
ている。
【0040】また、図示のような開口部3a、3bであ
って、半田面の配線部と重ならないように開口部を形成
した平板3が、各プリント基板間に介在されてコネクタ
4,プラグ5とコネクタピン7の高さ分を隔てるように
してから、不図示のネジ等により固定されている。
【0041】このようにして固定された平板3の側面に
は、表面パネル15が取り付けられる。この表面パネル
15にはフロントパネル取り付け用のネジ穴や取付金具
などが配置されており、表面パネル15を平板3に対し
て固定できるように構成されている。
【0042】平板3の厚さは使用されるラックのスロッ
ト幅に応じて適宜設定され、マザーボードの第1のコネ
クタであるプラグ12、13と、ドータカードのコネク
タ9,10と適合するように調整される。
【0043】平板3の材質は導電性、熱導伝性等を考慮
して適宜選択でき、例えば2枚のプリント基板1、2の
アース(接地)を強化したい場合は、平板にアルミなど
の材料を用いて、基板1,2の裏面1b、2bの半田面
と接触する部分をアースにしてその部分のレジストを取
り除くようにすれば、両基板のアースが強化されること
になる。
【0044】また、アースを分離したい場合は、平板3
にアクリルなどの絶縁性の材料を用いたり、金属板の上
に絶縁シートを被せたり、あるいはプリント基板上のレ
ジストで絶縁するようにすれば良い。また、基板1、2
の回路の消費電力が大きく、発熱が問題になる場合は、
平板3として銅などの熱導伝性の良い材料を用い、さら
に表面パネル15に放熱フィン17を取付け、放熱効果
が上がるようにしても良い。なお、図1、2では平板を
1枚構成としたが、これに限定されること無く複数構成
でも良い。
【0045】ここで、基板1の半田面に取付けたコネク
タ4に対して接続されるプラグ5を片方の基板の半田面
に取り付ける。また、コネクタピン7は孔部6に挿通し
たのちに、2スロット用基板を組立後にスルーホールに
挿入されたピン先端を半田付けするようにしている。
【0046】また、2スロット用基板を組立後に基板を
取り外す必要がある場合は上記のコネクタ4とプラグ5
を使用し、基板を取外す必要が無い場合にはコネクタピ
ン7を用いれば良い。
【0047】そして、コネクタ4とプラグ5を使用する
場合、平板3の高さが決まっているので、接続したとき
の高さが、平板3よりも高くなるものは使用できない。
また、低い場合は片方のコネクタとプリント基板の間に
スペーサ(不図示)を入れて、高さを調節する必要があ
る。コネクタピン7を使用する場合は、ピンの長さが基
板1と平板3の厚さの合計よりも大きければ良い。さら
に、コネクタやコネクタピンが搭載される位置は両基板
の高速信号処理回路素子の近くに設定し、配線長が最短
になるようする。以上のように配設することで、プリン
ト基板上の配線長および基板間の距離を短くできるの
で、コネクタやコネクタピンの周波数特性があまり考慮
されていない安価なものを使用しても、信号波形の劣化
を少なく抑えられる。
【0048】表面パネル15は、必要に応じて平板3に
取付けられるが、この表面パネル15の左右縁部近くに
は2スロット用基板をラックのスロットから抜き差しす
るためのイジェクタ手段であるイジェクタ16、16が
取付けられている。
【0049】さらに、図2から分かるように上下対称の
構造になっており、イジェクタ16の位置が平板3の中
心に来るため、抜き差し時の力がすべて平板3にかかる
ように構成されている。
【0050】以上のように、2枚の電子回路基板を互い
に半田面を向かい合わせにして穴の空いた平板に固定
し、平板の開口部の部分にコネクタあるいはピンを配置
して2枚の電子回路基板を接続し、平板の端面にイジェ
クタ付フロントパネルを固定する。また、平板の厚みは
スロット幅に応じて調整する。そして、2枚の電子回路
基板のアースを強化する場合は、平板を金属板にし、か
つ2枚の電子回路基板の平板と接触する部分をアースに
して、その部分のレジストを取り除く。
【0051】一方、2枚の電子回路基板のアースを絶縁
する場合は、平板を絶縁板にし、または金属板と2枚の
電子回路基板との間に絶縁材を配置する。
【0052】さらに、2枚の電子回路基板の放熱を強化
する場合は、平板およびイジェクタ付フロントパネルを
熱導伝性の良い材質にし、かつイジェクタ付フロントパ
ネルに放熱フィンを付けるようにする。
【0053】コネクタの実装においては、2枚の電子回
路基板の半田面にそれぞれ装着する。また、コネクタと
電子回路基板の間にスペーサを入れて、平板の厚みと同
じにする。コネクタピンの実装においては、2枚の電子
回路基板の1枚にあらかじめ半田付けし、2スロット用
基板が組み立てられた後にもう一方の電子回路基板に半
田付けする。イジェクタの位置は、平板がフロントパネ
ルと接触する面の厚さ方向の中心に位置するように配置
することで、イジェクタから直接加えられる力は平板に
全てかかるように配置する。
【0054】以上説明したように、2枚のプリント基板
の半田面側を穴の空いた平板に固定し、穴の空いた部分
で2枚のプリント基板をコネクタで接続あるいはピンを
半田付けして接続し、平板にイジェクタ付フロントパネ
ルを取付けることで、2枚の基板の高速信号を最短で接
続することができ、また周波数特性の考慮されていない
コネクタやピンを使用することができる。
【0055】さらに基板の抜き差し時に力が平板に全て
かかるので抜き差しが容易になるという効果がある。
【0056】また、平板とフロントパネルの材質を熱導
伝性の良い材質にし、フロントパネルに放熱フィンをつ
けることで、放熱効果を上げることができる。
【0057】また、2枚の基板の向きが反対であり、基
板間の間隔が小さくなるため、比較的薄い平板で2枚の
基板を固定でき、重量、コストを抑える効果がある。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マザーボードに接続される2枚分のドータカードの信号
線のピン数が不足することがなく、ノイズに弱くなら
ず、かつドータカード間を接続する第2のコネクタの配
置に限定を受けることがなく、さらには、ラックへの出
し入れをする際に無理な力がかからず支障なく出し入れ
することができるラック装着用基板及びラック装着用基
板の実装方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は2スロット用基板の構成を示し、ラック
から取出した様子を示した立体分解図である。
【図2】図2は2スロット用基板の完成後の要部断面図
である。
【図3】(a)は、従来のラックの構成を示す外観斜視
図、(b)は従来の2スロット用基板の構成を示した正
面図である。
【図4】(a)は、従来の2スロット用基板の構成を示
した外観斜視図、(b)は従来の2スロット用基板の構
成を示した正面図である。
【符号の説明】
1 プリント基板(ドータカード) 2 プリント基板(ドータカード) 3 平板 4 コネクタ(第2のコネクタ) 5 プラグ (第2のコネクタ) 6 孔部 7 コネクタピン 9 プラグ (第1のコネクタ) 11 マザーボード 15 表面パネル 16 イジェクタ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラック本体に複数の第1のコネクタの一
    方を実装したマザーボードを設け、前記第1のコネクタ
    の他方を実装した複数のドータカードを前記ラック本体
    に着脱自在に設け、前記第1のコネクタにより前記マザ
    ーボードと前記ドータカードを電気的に接続し、かつ前
    記ラック本体から引き出しかつ所定位置に位置決めする
    イジェクタ手段を設けたラック装着用基板であって、 2枚分の前記ドータカード間を電気的に接続する第2の
    コネクタまたはコネクタピンあるいは双方と、 前記第2のコネクタまたは前記コネクタピンの高さ分の
    距離を維持するために、前記ドータカード間に介在され
    る平板と、 前記平板に設けられる前記イジェクタ手段とを具備する
    ことを特徴とするラック装着用基板。
  2. 【請求項2】 前記ドータカードの半田面を向かい合わ
    せにし、前記平板において前記第2のコネクタまたはコ
    ネクタピンを挿通する孔部を設け、かつ前記平板におい
    て前記イジェクタ手段を設けたフロントパネルを固定し
    たことを特徴とする請求項1に記載のラック装着用基
    板。
  3. 【請求項3】 前記平板の厚みを、前記第1のコネクタ
    のスロット幅に応じて適宜設定することを特徴とする請
    求項1または2のいずれかに記載のラック装着用基板。
  4. 【請求項4】 前記平板を金属製とするとともに、前記
    2枚分のドータカードと接触する部分のレジストを取り
    除くことで、前記2枚のドーダカードのアースを共通に
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載のラック装着用基板。
  5. 【請求項5】 前記平板を絶縁材料から形成すること
    で、前記2枚分のドータカードを電気的に分離すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のラ
    ック装着用基板。
  6. 【請求項6】 前記平板を金属製とするとともに、前記
    2枚分のドータカードとの間に絶縁材を配置することに
    より、前記2枚分のドータカードを電気的に分離するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    ラック装着用基板。
  7. 【請求項7】 前記平板および前記フロントパネルを良
    熱導伝性材料から形成するとともに、前記フロントパネ
    ルにおいて放熱フィンを付けることにより放熱効果を上
    げることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に
    記載のラック装着用基板。
  8. 【請求項8】 前記第2のコネクタは、前記2枚分のド
    ータカードの半田面において雌雄電極を設けたコネクタ
    部がそれぞれ実装されていることを特徴とする請求項1
    に記載のラック装着用基板。
  9. 【請求項9】 前記平板に代えて、前記第2のコネクタ
    と前記ドータカードの間に前記平板の厚みと同じスペー
    サを入れることを特徴とする請求項1に記載ラック装着
    用基板。
  10. 【請求項10】 前記コネクタピンは、前記2枚分のド
    ータカードの一方側において予め実装されており、また
    前記2枚分のドータカードの他方側において前記コネク
    タピンを挿通する孔部を穿設しておき、挿通後に半田付
    けされることを特徴とする特徴とする請求項1に記載ラ
    ック装着用基板。
  11. 【請求項11】 前記イジェクタ手段の配設位置は、前
    記平板が前記フロントパネルと接触する面の厚さ方向の
    中心に設定されることを特徴とする請求項2に記載ラッ
    ク装着用基板。
  12. 【請求項12】 前記イジェクタ手段から直接加えられ
    る外力が前記平板に対して全て伝わるように配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載ラック装着用基板。
  13. 【請求項13】 ラック本体に複数の第1のコネクタの
    一方を実装したマザーボードを設け、前記第1のコネク
    タの他方を実装した複数のドータカードを前記ラック本
    体に着脱自在に設け、前記第1のコネクタにより前記マ
    ザーボードと前記ドータカードを電気的に接続し、かつ
    前記ラック本体から引き出しかつ所定位置に位置決めす
    るイジェクタ手段を設けたラック装着用基板の実装方法
    であって、 2枚分の前記ドータカードを第2のコネクタまたはコネ
    クタピンの一方あるいは双方により電気的に接続し、 前記第2のコネクタまたは前記コネクタピンの高さ分の
    距離を前記ドータカード間において介在される平板によ
    り維持し、、 前記平板に設けられる前記イジェクタ手段により前記ラ
    ック本体に対して引き出しかつ所定位置に位置決め可能
    にしたことを特徴とするラック装着用基板の実装方法。
  14. 【請求項14】 前記ドータカードの半田面を向かい合
    わせにし、前記平板において前記第2のコネクタまたは
    コネクタピンを挿通する孔部を設け、かつ前記平板にお
    いて前記イジェクタ手段を設けたフロントパネルを固定
    したことを特徴とする請求項13に記載のラック装着用
    基板の実装方法。
  15. 【請求項15】 前記平板の厚みを、前記第1のコネク
    タのスロット幅に応じて適宜設定することを特徴とする
    請求項13または14のいずれかに記載のラック装着用
    基板の実装方法。
  16. 【請求項16】 前記平板を金属製とするとともに、前
    記2枚分のドータカードと接触する部分のレジストを取
    り除くことで、前記2枚のドーダボードのアースを共通
    にすることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか
    1項に記載のラック装着用基板の実装方法。
  17. 【請求項17】 前記平板を絶縁材料から形成すること
    で、前記2枚分のドータカードを電気的に分離すること
    を特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載
    のラック装着用基板の実装方法。
  18. 【請求項18】 前記平板を金属製とするとともに、前
    記2枚分のドータカードとの間に絶縁材を配置すること
    により、前記2枚分のドータカードを電気的に分離する
    ことを特徴とする請求項13または14のいずれかに記
    載のラック装着用基板の実装方法。
  19. 【請求項19】 前記平板および前記フロントパネルを
    良熱導伝性材料から形成するとともに、前記フロントパ
    ネルにおいて放熱フィンを付けることにより放熱効果を
    上げることを特徴とする請求項14乃至18のいずれか
    1項に記載のラック装着用基板の実装方法。
  20. 【請求項20】 前記第2のコネクタは、前記2枚分の
    ドータカードの半田面において雌雄電極を設けたコネク
    タ部がそれぞれ実装されていることを特徴とする請求項
    13に記載のラック装着用基板の実装方法。
  21. 【請求項21】 前記平板に代えて、前記第2のコネク
    タと前記ドータカードの間に前記平板の厚みと同じスペ
    ーサを入れることを特徴とする請求項13に記載のラッ
    ク装着用基板の実装方法。
  22. 【請求項22】 前記コネクタピンは、前記2枚分のド
    ータカードの一方側において予め実装されており、また
    前記2枚分のドータカードの他方側において前記コネク
    タピンを挿通する孔部を穿設しておき、挿通後に半田付
    けされることを特徴とする特徴とする請求項13に記載
    のラック装着用基板の実装方法。
  23. 【請求項23】 前記イジェクタ手段の配設位置は、前
    記平板が前記フロントパネルと接触する面の厚さ方向の
    中心に設定されることを特徴とする請求項14に記載の
    ラック装着用基板の実装方法。
  24. 【請求項24】 前記イジェクタ手段から直接加えられ
    る外力が前記平板に対して全て伝わるように配置される
    ことを特徴とする請求項13に記載のラック装着用基板
    の実装方法。
JP29156299A 1999-10-13 1999-10-13 ラック装着用基板及びラック装着用基板の実装方法 Withdrawn JP2001111262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29156299A JP2001111262A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 ラック装着用基板及びラック装着用基板の実装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29156299A JP2001111262A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 ラック装着用基板及びラック装着用基板の実装方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001111262A true JP2001111262A (ja) 2001-04-20

Family

ID=17770537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29156299A Withdrawn JP2001111262A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 ラック装着用基板及びラック装着用基板の実装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001111262A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004094343A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Sharp Corp 電子機器の拡張モジュール
JP2007157984A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Denso Corp 基板の接合方法
JP2008171805A (ja) * 2006-12-11 2008-07-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子装置
JP2017224853A (ja) * 2017-08-29 2017-12-21 サトーホールディングス株式会社 基板ユニット
JP2019175916A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 興和株式会社 信号中継端子盤
US10512182B2 (en) 2017-02-22 2019-12-17 Toshiba Memory Corporation Electronic apparatus
JP2022543078A (ja) * 2019-07-29 2022-10-07 レオナルド・ユーケー・リミテッド 回路基板アセンブリ
US11751347B2 (en) 2017-02-22 2023-09-05 Kioxia Corporation Electronic apparatus
WO2023170893A1 (ja) * 2022-03-10 2023-09-14 日本電気株式会社 基板冷却構造の製造方法、及び基板冷却構造

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004094343A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Sharp Corp 電子機器の拡張モジュール
JP2007157984A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Denso Corp 基板の接合方法
JP4635849B2 (ja) * 2005-12-05 2011-02-23 株式会社デンソー 基板の接合方法
JP2008171805A (ja) * 2006-12-11 2008-07-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子装置
US10512182B2 (en) 2017-02-22 2019-12-17 Toshiba Memory Corporation Electronic apparatus
US10905021B2 (en) 2017-02-22 2021-01-26 Toshiba Memory Corporation Electronic apparatus
US11357123B2 (en) 2017-02-22 2022-06-07 Kioxia Corporation Electronic apparatus
US11751347B2 (en) 2017-02-22 2023-09-05 Kioxia Corporation Electronic apparatus
JP2017224853A (ja) * 2017-08-29 2017-12-21 サトーホールディングス株式会社 基板ユニット
JP2019175916A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 興和株式会社 信号中継端子盤
JP7138461B2 (ja) 2018-03-27 2022-09-16 興和株式会社 信号中継端子盤
JP2022543078A (ja) * 2019-07-29 2022-10-07 レオナルド・ユーケー・リミテッド 回路基板アセンブリ
US11765835B2 (en) 2019-07-29 2023-09-19 Leonardo UK Ltd Circuit board assembly
JP7400074B2 (ja) 2019-07-29 2023-12-18 レオナルド・ユーケー・リミテッド 回路基板アセンブリ
WO2023170893A1 (ja) * 2022-03-10 2023-09-14 日本電気株式会社 基板冷却構造の製造方法、及び基板冷却構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW452999B (en) Electrical connector assembly and method of making the same
US4418972A (en) Electrical connector for printed wiring board
US7517254B2 (en) Modular jack assembly having improved base element
JP2020009433A (ja) ルーティングアセンブリ
US5479320A (en) Board-to-board connector including an insulative spacer having a conducting surface and U-shaped contacts
US6104613A (en) VME eurocard double printed wiring card host circuit card circuit (module) assembly
US20080043448A1 (en) Sub-mezzanine structure for printed circuit card assemblies
US7905729B2 (en) Board-to-board connector
US5010444A (en) Rack mounted circuit board
JPH0774979B2 (ja) フレキシブル基板を有するコンピュータシステム
WO2001017324A1 (en) Bottom or top jumpered foldable electronic assembly, and method for manufacture
US5892658A (en) VME eurocard triple printed wiring board single slot module assembly
US6726505B2 (en) Memory daughter card apparatus, configurations, and methods
US4834660A (en) Flexible zero insertion force interconnector between circuit boards
JPS6178079A (ja) コネクタ組立体
US5667401A (en) Cable connector, circuit board and system having circuit boards connected together by the cable connector
JP2986062B2 (ja) 光装置の熱拡散機構および断熱装置
TWI476992B (zh) 具有信號及同軸接點之連接器組件
JP2001111262A (ja) ラック装着用基板及びラック装着用基板の実装方法
EP0715489A2 (en) Printed circuit board assembly
WO2015084325A1 (en) Electrical connector assembly
TWI482001B (zh) 伺服器及伺服器機架系統
US6129557A (en) Apparatus and method for mounting a transition connector and a telephone connector back-to-back on a circuit board
JP2024500820A (ja) 表面実装型電気コネクタ
GB2110006A (en) Method of butt-connecting printed circuit boards

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109