JP2001110182A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001110182A
JP2001110182A JP28462499A JP28462499A JP2001110182A JP 2001110182 A JP2001110182 A JP 2001110182A JP 28462499 A JP28462499 A JP 28462499A JP 28462499 A JP28462499 A JP 28462499A JP 2001110182 A JP2001110182 A JP 2001110182A
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Yasuhiko Tsukikawa
靖彦 月川
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライトイネーブル信号にノイズが入った場合
の誤書込を防止する。 【解決手段】 ライトイネーブル信号/WEの活性化に
応答してライト状態信号WSを活性化するWS信号発生
回路241と、WS信号の活性化に応答してライトドラ
イバイネーブル信号DEを活性化するDE信号発生回路
244とを備えたDRAMのタイミングジェネレータ2
4において、/WE信号の非活性化に応答してドライバ
リセット信号/DRES1を活性化するドライバリセッ
ト回路242を設け、DE信号発生回路244中のフリ
ップフロップ回路2441より後のNAND回路244
31に/DRES1信号を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、さらに詳しくは、ライトドライバ用のリセット回
路を備えた半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられている半導体記憶装
置、特にダイナミックランダムアクセスメモリ(以下
「DRAM」と称す)には、外部から与えられるロウア
ドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストロ
ーブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE、出力
イネーブル信号/OEという制御信号の順序ロジックに
応じて動作するタイプのDRAMがある。この代表例と
して、ファーストページモードDRAM(以下「FP−
DRAM」と称す)や拡張出力DRAM(以下「EDO
−DRAM」と称す)がある。FP−DRAMやEDO
−DRAMは、外部からのメインクロック信号の入力な
しで動作する。このようなDRAMは、入力される制御
信号/RAS,/CAS,/WE,/OEがスペックに
定められた入力論理ハイしきい値(以下「VIHmi
n」と称す)以上であればH(論理ハイ)レベルと認識
し、入力論理ローしきい値(以下「VILmax」と称
す)以下であればL(論理ロー)レベルと認識する。D
RAMの動作状態は、これら制御信号の順序ロジックに
より規定される。また、DRAMは、上記の他、アドレ
ス入力(Add)、データ入出力(DQ)などを有し、
アドレスに対応したメモリセルにデータを読み書きする
ように構成されている。アドレス信号およびデータ信号
のVIHminおよびVILmaxも上記と同様に規定
されている。
【0003】一例として、図12にEDO−DRAMの
典型的な読出動作を示す。時刻t1においてロウアドレ
スストローブ信号/RASがHレベルからLレベルに遷
移すると、外部から与えられているアドレス信号Add
が取込まれ、内部ロウアドレス信号RAとしてラッチさ
れる。続いて、時刻t2においてコラムアドレスストロ
ーブ信号/CASがHレベルからLレベルに遷移する
と、外部から与えられているアドレス信号Addが取込
まれ、内部コラムアドレス信号CAとしてラッチされ
る。ロウアドレス信号RAおよびコラムアドレス信号C
Aの両方によりメモリセルが特定され、そのメモリセル
からデータ信号が読出され、データ入出力(DQ)端子
を介して出力データ信号Doutとして出力される。こ
のとき、ライトイネーブル信号/WEはHレベル、出力
イネーブル信号/OEはLレベルになっている。ライト
イネーブル信号/WEが時刻t2においてHレベルであ
れば動作状態はリード状態であり、出力イネーブル信号
/OEがLレベルであればデータ信号の出力が許可され
る規定になっているからである。
【0004】また別の例として、図13にFP−DRA
MおよびEDO−DRAMに共通する典型的な早期書込
(アーリーライト)動作を示す。
【0005】図12と異なり、時刻t2においてライト
イネーブル信号/WEがLレベルになっている。この場
合、ロウアドレス信号RAおよびコラムアドレス信号C
Aの両方により特定されるメモリセルにデータ入出力
(DQ)端子を介して外部から与えられる入力データ信
号Dinが書込まれる。このとき、出力イネーブル信号
/OEは「Don’t Care」であり、Hレベルで
あってもLレベルであってもかまわない。時刻t2にお
いてライトイネーブル信号/WEがLレベルであれば、
コラムアドレスストローブ信号/CASがLレベルの間
に1度だけ書込が行なわれ、その後は2度と読出も書込
も行なわれない。このような規定のため、ライトイネー
ブル信号/WEは時刻t2以降で「Don’t Car
e」となる。
【0006】さらに別の例として、図14にFP−DR
AMおよびEDO−DRAMに共通する典型的な遅延書
込(ディレイドライト)動作を示す。
【0007】図13と異なり、時刻t2においてライト
イネーブル信号/WEがHレベルになっており、その後
コラムアドレスストローブ信号/CASがLレベルを維
持しており、さらに時刻t3においてライトイネーブル
信号/WEがHレベルからLレベルに遷移する。この場
合は、時刻t1およびt2にて取込まれたロウアドレス
信号RAおよびコラムアドレス信号CAの両方により特
定されるメモリセルに対して読出動作が当初行なわれ
る。ただし、ここでは説明を簡単にするために、出力イ
ネーブル信号/OEは終始Hレベルを維持するものとし
ている。このため、時刻t2で行なわれた読出動作にお
いて、データ出力(DQ)は許可されず、高インピーダ
ンス状態HiZを保持している。
【0008】次に、コラムアドレスストローブ信号/C
ASがLレベルを維持している間に時刻t3にてライト
イネーブル信号/WEがLレベルになると、データ入出
力(DQ)端子を介して与えられている入力データDi
nが取込まれ、時刻t1およびt2で既に取込まれてい
るアドレス信号RAおよびCAに対応するメモリセルに
書込まれる。このアドレスは、時刻t2で内部的にデー
タを読出したメモリセルと同一のものである。
【0009】このように、時刻t3で書込動作が1度行
なわれると、コラムアドレスストローブ信号/CASが
Lレベルを維持する限り読出動作も書込動作も2度と行
なわれない規定となっている。このため、時刻t3以降
はライトイネーブル信号/WEは「Don’t Car
e」となる。
【0010】図13に示した早期書込動作および図14
に示した遅延書込動作をまとめると次のようになる。
【0011】ステップ1:/RAS=H,/CAS=H
から/RAS=Lに遷移すると、ロウ系が活性化され
る。
【0012】ステップ2:/RAS=L,/CAS=
H,/WE=Hから/RAS=L,/CAS=L,/W
E=Lに遷移すると、書込動作が行なわれる。
【0013】ステップ3:/CAS=Lを保持している
限り、2度と書込動作も読出動作も行なわれない。
【0014】ステップ2において、コラムアドレススト
ローブ信号/CASおよびライトイネーブル信号/WE
のどちらが先にLレベルになってもよいが、コラムアド
レスストローブ信号/CASおよびライトイネーブル信
号/WEの両方が揃ってLレベルになって初めて書込動
作が行なわれる。
【0015】このようなシーケンスでDRAMが動作す
るように、図15に示すようにコラムイネーブル信号C
E、ライト状態信号WSおよびライトドライバイネーブ
ル信号DEが内部的に生成される。コラムイネーブル信
号CEはコラム系を活性化するための信号であり、ライ
ト状態信号WSはDRAMがライト状態にあることを示
す信号であり、ライトドライバイネーブル信号DEはラ
イトドライバを活性化するための信号である。なお、こ
こでは遅延書込動作の一例を示している。
【0016】時刻t3においてロウアドレスストローブ
信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CAS
およびライトイネーブル信号/WEがLレベルに揃った
ため、ライト状態信号WSがHレベルにセットされ、こ
れによりDRAMはライト状態に入る。その後、ライト
イネーブル信号/WEがHレベルおよびLレベルにトグ
ルされても、コラムアドレスストローブ信号/CASが
Lレベルを保持しているため、ライト状態信号WSはリ
セットされない。ライト状態信号WSはコラムアドレス
ストローブ信号/CASがHレベルに戻る時刻t4にお
いてリセットされ、これによりDRAMはライト状態か
ら抜け出る。
【0017】ライトドライバイネーブル信号DEはライ
ト状態信号WSの立上がりエッジに応じてHレベルにな
る。ライトドライバイネーブル信号DEは所定時間τ経
過後にLレベルに戻る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のD
RAMはライトイネーブル信号/WEの活性化に応じて
ライト状態信号WSを活性化し、さらにライト状態信号
WSの活性化に応じて所定時間τだけライトドライバイ
ネーブル信号DEを活性化するように構成されているた
め、図16に示すようにライトイネーブル信号/WEに
幅の狭いノイズが入っただけでもライト状態信号WSお
よびライトドライバイネーブル信号DEが活性化され、
これによりDRAMが誤って書込動作を行なってしまう
という問題があった。
【0019】このようなライトイネーブル信号/WEの
ノイズは、たとえばHレベルとして入力されているライ
トイネーブル信号/WEのレベルがVIHminに近い
場合にライトイネーブル信号/WE自体のシステム側で
発生する電位の微小な変動や、電源または接地電位の微
小な揺らぎなどにより生じるものである。従来のDRA
Mはこのようなノイズに対するマージンを拡大するため
の手段を備えていないため、ライトイネーブル信号/W
EにLレベルの短いパルスが乗っただけでライト状態信
号WSがセットされ、これに応じて正常時と同じパルス
幅τを有するライトドライバイネーブル信号DEが生成
される。その結果、誤書込が起こり、データが破壊され
てしまう場合があった。
【0020】この発明は、データの誤書込を防止するた
めにライトイネーブル信号のノイズマージンを拡大した
半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明による半導体記
憶装置は、メモリセルアレイと、ライト状態信号発生回
路と、ドライバリセット回路と、ライトドライバイネー
ブル信号発生回路と、ライトドライバとを備える。ライ
ト状態信号発生回路は、ライトイネーブル信号の活性化
に応答してライト状態信号を活性化する。ドライバリセ
ット回路は、ライトイネーブル信号の非活性化に応答し
てドライバリセット信号を活性化する。ライトドライバ
イネーブル信号発生回路は、ライト状態信号の活性化に
応答してライトドライバイネーブル信号を活性化し、第
1のドライバリセット信号の活性化に応答してライトド
ライバイネーブル信号を非活性化する。ライトドライバ
は、ライトドライバイネーブル信号に応答して動作可能
にされ、メモリセルアレイに書込まれるべきデータ信号
を駆動する。
【0022】好ましくは、上記ライト状態信号発生回路
は、ライト状態信号をラッチする第1のフリップフロッ
プ回路を含む。
【0023】さらに好ましくは、上記ライト状態信号発
生回路はさらに、第1の論理回路と第2の論理回路とを
含む。第1の論理回路は、ロウアドレスストローブ信
号、コラムアドレスストローブ信号およびライトイネー
ブル信号の活性化に応答して、第1のフリップフロップ
回路をセットするためのセット信号を活性化する。第2
の論理回路は、ロウアドレスストローブ信号またはコラ
ムアドレスストローブ信号の非活性化に応答して、第1
のフリップフロップ回路をリセットするためのリセット
信号を活性化する。
【0024】さらに好ましくは、上記ライトドライバイ
ネーブル信号発生回路は、第2のフリップフロップ回路
と、ワンショット回路と、第3の論理回路と、遅延回路
と、第4の論理回路とを含む。ワンショット回路は、ラ
イト状態信号の活性化に応答して第2のフリップフロッ
プ回路をセットするためのセット信号を活性化する。第
3の論理回路は、第2のフリップフロップ回路からの出
力信号およびコラムイネーブル信号の活性化に応答して
ライトドライバイネーブル信号を活性化する。遅延回路
は、ライトドライバイネーブル信号を遅延させる。第4
の論理回路は、遅延回路からの遅延されたライトドライ
バイネーブル信号の活性化に応答して第2のフリップフ
ロップ回路をリセットするためのリセット信号を活性化
する。
【0025】さらに好ましくは、上記ドライバリセット
回路は、第1の論理回路からのセット信号を受けて前記
第1のドライバリセット信号を供給するインバータ回路
を含む。あるいは、上記ドライバリセット回路は、ライ
トイネーブル信号を受けて第1のドライバリセット信号
を供給するインバータ回路を含む。
【0026】さらに好ましくは、上記第3の論理回路
は、第1のドライバリセット信号に応答して動作不能に
される。あるいは、上記ワンショット回路および第4の
論理回路は第1のドライバリセット信号に応答して動作
不能にされる。
【0027】好ましくは、上記ドライバリセット回路
は、コラムイネーブル信号および第1のドライバリセッ
ト信号の活性化に応答して第2のドライバリセット信号
を活性化する第5の論理回路を含む。上記第3の論理回
路は、第2のドライバリセット信号に応答して動作不能
にされる。
【0028】上記半導体記憶装置においては、ドライバ
リセット回路によりライトイネーブル信号の非活性化に
応答して第1のドライバリセット信号が活性化される。
ライトドライバイネーブル信号はライト状態信号の活性
化に応答して活性化され、第1のドライバリセット信号
の活性化に応答して非活性化される。したがって、ライ
トイネーブル信号にノイズが入った場合であっても第1
のドライバリセット信号がライトイネーブル信号の非活
性化に応答して活性化され、ライトドライバは動作不能
となる。その結果、誤書込が生じることはない。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相
当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0030】[実施の形態1]図1を参照して、この発
明の実施の形態1によるDRAMは、行および列に配置
された複数のメモリセル(図示せず)を含むメモリセル
アレイ10と、ロウアドレス信号RAに応答してメモリ
セルアレイ10の行を選択するロウデコーダ12と、コ
ラムアドレス信号CAに応答してメモリセルアレイ10
の列を選択するコラムデコーダ14と、メモリセルから
読出されたデータ信号を増幅するセンスアンプ16と、
メモリセルアレイ10に書込データを入力しかつメモリ
セルアレイ10から読出データを出力する入出力回路1
8と、入出力回路18を介してメモリセルアレイ10に
書込まれるべき入力データ信号Dinを駆動するライト
ドライバ20と、メモリセルアレイ10から入出力回路
18を介して読出された出力データ信号Doutを増幅
するリードアンプ22と、外部制御信号/RAS,/C
AS,/WEに応答して内部制御信号WS,CE,DE
を発生するタイミングジェネレータ24とを備える。
【0031】メモリセルアレイ10には、図2に示すよ
うに複数のワード線WLが行に配置され、複数のビット
線対BL,/BLが列に配置される。メモリセル101
はワード線WLおよびビット線対BL,/BLの交点に
配置される。各メモリセル101は対応するワード線W
Lおよび対応するビット線BLまたは/BLに接続され
る。これらワード線WLは図1に示したロウデコーダ1
2により選択的に駆動される。なお図2では、1つのワ
ード線WL、1つのビット線対BL,/BLおよび1つ
のメモリセル101が代表的に示されている。
【0032】また、複数のビット線対BL,/BLに対
応して複数のセンスアンプ161が設けられる。各セン
スアンプ161は、対応するビット線対BL,/BLに
生じた微小電位差を増幅する。また、複数のビット線対
BL,/BLに対応して共通のローカル入出力線対LI
O,/LIOが設けられる。また、複数のセンスアンプ
161に対応して複数のコラム選択ゲート181が設け
られる。各コラム選択ゲート181は対応するセンスア
ンプ161とローカル入出力線対LIO,/LIOとの
間に接続される。複数のコラム選択ゲート181はそれ
ぞれ複数のコラム選択線CSLに接続される。各コラム
選択ゲート181は対応するコラム選択線CSL上のコ
ラム選択信号に応答してオンになる。ローカル入出力線
対LIO,/LIOは行に、つまりワード線WLと平行
に配置される。コラム選択線CSLは列に、つまりビッ
ト線対BL,/BLと平行に配置される。これらコラム
選択線CSLは、図1に示したコラムデコーダ14によ
り選択的に駆動される。なお図2では、1つのセンスア
ンプ161と、1つのローカル入出力線対LIO,/L
IO、1つのコラム選択ゲート181および1つのコラ
ム選択線CSLが代表的に示されている。
【0033】メモリセルアレイ10にはまた、複数のグ
ローバル入出力線対GIO,/GIOが配置される。グ
ローバル入出力線対GIO,/GIOは列に、つまりコ
ラム選択線CSLと平行に配置される。ローカル入出力
線対LIO,/LIOとグローバル入出力線対GIO,
/GIOとの交点には転送ゲート182が設けられる。
転送ゲート182は、ローカル入出力線対LIO,/L
IOとグローバル入出力線対GIO,/GIOとの間で
データ信号を転送する。グローバル入出力線対GIO,
/GIOはライトドライバ20およびリードプリアンプ
22に接続される。
【0034】ライトドライバ20は、図3に示すよう
に、NAND回路201,202と、インバータ回路2
03〜207と、NチャネルMOSトランジスタ20
8,209と、PチャネルMOSトランジスタ210〜
213とを含む。
【0035】入力データ信号DinはNAND回路20
1に与えられるとともに、インバータ回路203を介し
てNAND回路202に与えられる。PチャネルMOS
トランジスタ212はグローバル入出力線GIOと電源
ノードとの間に接続され、PチャネルMOSトランジス
タ213はグローバル入出力線/GIOと電源ノードと
の間に接続される。ライトドライバイネーブル信号DE
はNAND回路201,202に与えられるとともに、
PチャネルMOSトランジスタ212,213のゲート
に与えられる。したがって、ライトドライバイネーブル
信号DEがLレベルのとき、入力データ信号Dinに関
係なくトランジスタ208〜211はすべてオフにな
る。また、トランジスタ212,213はオンになるの
で、グローバル入出力線対GIO,/GIOは電源電圧
Vddにプリチャージされる。
【0036】一方、ライトドライバイネーブル信号DE
がHレベルのとき、トランジスタ212,213はオフ
になり、トランジスタ208〜211は入力データ信号
Dinに応答してオン/オフになる。したがって、入力
データ信号Dinに応じて相補データ信号がグローバル
入出力線対GIO,/GIOに伝達される。
【0037】このように、ライトドライバ20はHレベ
ルのライトイネーブル信号DEに応答して動作可能にな
り、Lレベルのライトドライバイネーブル信号DEに応
答して動作不能になる。
【0038】図4にこのDRAMの書込動作を示す。こ
こではHレベルの入力データ信号Dinを書込む場合の
動作について説明する。
【0039】ライトドライバイネーブル信号DEがHレ
ベルになると、グローバル入出力線GIOの電圧はその
まま電源電圧Vddを維持するが、グローバル入出力線
/GIOの電圧は電源電圧Vddから接地電圧GNDに
下降する。このローカル入出力線対LIO,/LIOの
電圧がコラム選択ゲート181を介してビット線対B
L,/BLに伝達される。ここで、もしメモリセル10
1がLレベルのデータを記憶していたとすると、センス
アンプ161はビット線BLの電圧を接地電圧GNDに
引下げ、ビット線/BLの電圧を電源電圧Vddに引上
げ、これによりLレベルのデータ信号をラッチしてい
る。しかし、ライトドライバ20はセンスアンプ161
よりも大きい駆動能力を有しているので、この場合はビ
ット線BLの電圧を接地電圧GNDから電源電圧Vdd
に引上げ、ビット線/BLの電圧を電源電圧Vddから
接地電圧GNDに引下げる。この結果、Hレベルのデー
タがメモリセル101に書込まれる。
【0040】タイミングジェネレータ24は、図5に示
すように、ライトイネーブル信号/WEの活性化に応答
してライト状態信号WSを活性化するライト状態信号発
生回路241と、ライトイネーブル信号/WEの非活性
化に応答してドライバリセット信号/DRES1を活性
化するドライバリセット回路242と、ロウアドレスス
トローブ信号/RASに応答してコラムイネーブル信号
CEを発生するコラムイネーブル信号発生器243と、
ライト状態信号WSの活性化に応答してライトドライバ
イネーブル信号DEを活性化し、ドライバリセット信号
/DRES1の活性化に応答してライトドライバイネー
ブル信号DEを非活性化するライトドライバイネーブル
信号発生回路244と、インバータ回路245〜247
とを含む。
【0041】ライト状態信号発生回路241は、ライト
状態信号WSをラッチするRSフリップフロップ回路2
411と、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラ
ムアドレスストローブ信号/CASおよびライトイネー
ブル信号/WEの活性化に応答して、RSフリップフロ
ップ回路2411をセットするためのセット信号/SE
T1を活性化する論理回路2412と、ロウアドレスス
トローブ信号/RASまたはコラムアドレスストローブ
信号の非活性化に応答して、RSフリップフロップ24
11をリセットするためのリセット信号/RES1を活
性化する論理回路2413とを含む。RSフリップフロ
ップ回路2411はNAND回路24111および24
112を含む。論理回路2412はNAND回路241
21回路を含む。論理回路2413はNAND回路24
131およびインバータ回路24132を含む。
【0042】ドライバリセット回路242は、論理回路
2412からのセット信号/SET1を受けてドライバ
リセット信号/DRES1を供給するインバータ回路2
421を含む。
【0043】コラムイネーブル信号発生器243は、ロ
ウアドレスストローブ信号/RASの活性化から所定時
間経過後にコラムイネーブル信号CEを活性化し、ロウ
アドレスストローブ信号/RASの非活性化に応答して
コラムイネーブル信号CEを非活性化する。図1に示し
たコラムデコーダ14などを含むコラム系はこのコラム
イネーブル信号CEに応答して動作可能にされる。
【0044】ライトドライバイネーブル信号発生回路2
44は、RSフリップフロップ回路2441と、ライト
状態信号WSの活性化に応答してRSフリップフロップ
回路2441をセットするためのセット信号/SET2
を活性化するワンショット回路2442と、RSフリッ
プフロップ回路2441からの出力信号Qおよびコラム
イネーブル信号CEの活性化に応答してライトドライバ
イネーブル信号DEを活性化する論理回路2443と、
ライトドライバイネーブル信号DEを所定時間τだけ遅
延させる遅延回路2444と、遅延回路2444からの
遅延されたライトドライバイネーブル信号DEの活性化
に応答してRSフリップフロップ回路2441をリセッ
トするためのリセット信号/RES2を活性化する論理
回路2445とを含む。
【0045】RSフリップフロップ回路2441はNA
ND回路24411および24412を含む。ワンショ
ット回路2442は、インバータ回路24421〜24
423と、遅延回路24424とを含む。論理回路24
43はNAND回路24431およびインバータ回路2
4432を含む。論理回路2445は、インバータ回路
24451〜24454と、NAND回路24455と
を含む。
【0046】論理回路2443はドライバリセット信号
/DRES1に応答して動作不能にされる。
【0047】次に、以上のように構成されたDRAMの
動作について説明する。図6に示すように、時刻t1で
ロウアドレスストローブ信号/RASがLレベルに活性
化されると、コラムイネーブル信号発生器243により
時刻t1から所定時間経過後にコラムイネーブル信号C
EがHレベルに活性化される。
【0048】続いて、時刻t2でコラムアドレスストロ
ーブ信号/CASがLレベルに活性化され、さらに時刻
t3でライトイネーブル信号/WEがLレベルに活性化
されると、論理回路2412によりセット信号/SET
1がLレベルに活性化される。このLレベルのセット信
号/SET1に応答してフリップフロップ回路2411
がセットされ、これによりライト状態信号WSがHレベ
ルに活性化される。そのため、DRAMはライト状態に
入る。
【0049】また、セット信号/SET1がLレベルに
活性化されると、ドライバリセット回路242によりド
ライバリセット信号/DRES1がHレベルに非活性化
される。
【0050】ライト状態信号WSがHレベルに活性化さ
れると、ワンショット回路2442によりセット信号/
SET2が所定時間だけLレベルに活性化される。この
ときロウアドレスストローブ信号/RASはLレベルに
なっているので、ワンショット回路2442はLレベル
のロウアドレスストローブ信号/RASに応答して動作
可能にされている。
【0051】RSフリップフロップ回路2441はLレ
ベルのセット信号/SET2に応答してセットされ、こ
れにより出力信号QがHレベルに活性化される。このと
き、ドライバリセット信号/DRES1はHレベルに非
活性化されているので、論理回路2443はこのHレベ
ルのドライバリセット信号/DRES1に応答して動作
可能にされている。また、このときコラムイネーブル信
号CEはHレベルに活性化されている。したがって、出
力信号QがHレベルに活性化されると、論理回路244
3によりライトドライバイネーブル信号DEがHレベル
に活性化される。
【0052】続いて、時刻t4でライトイネーブル信号
/WEがHレベルに非活性化されると、論理回路241
2によりセット信号/SET1がHレベルに非活性化さ
れ、これに応じてドライバリセット回路242によりド
ライバリセット信号/DRES1がLレベルに活性化さ
れる。このときセット信号/SET1はHレベルに非活
性化されるが、RSフリップフロップ回路2411はラ
イト状態信号WSをラッチしているので、ライト状態信
号WSはHレベルを維持する。
【0053】ドライバリセット信号/DRES1がLレ
ベルに活性化されると、論理回路2443はこのLレベ
ルのドライバリセット信号/DRES1に応答して動作
不能にされる。そのため、ライトドライバイネーブル信
号DEはLレベルに非活性化される。
【0054】従来のタイミングジェネレータはこのよう
なドライバリセット回路242を備えていない。そのた
め、ライトイネーブル信号/WEにパルス幅の短いノイ
ズが乗り、ライトイネーブル信号/WEがLレベルに活
性化された後直ちにHレベルに非活性化されたとして
も、RSフリップフロップ回路2441がセットされて
いる限りライトドライバイネーブル信号DEはHレベル
を維持する。時刻t3から所定時間τ経過後の時刻t5
において、論理回路2445によりリセット信号/RE
S2がLレベルに活性化され、RSフリップフロップ回
路2441はこのLレベルの/RES2に応答してリセ
ットされる。そのため、ライトドライバイネーブル信号
DEがLレベルに非活性化される。このように従来はラ
イトイネーブル信号/WEにノイズが入っただけでもラ
イトドライバイネーブル信号DEがHレベルに活性化さ
れるので、誤書込が生じるという問題があった。
【0055】これに対し、この発明の実施の形態1では
ライトイネーブル信号/WEの非活性化に応答してドラ
イバリセット信号/DRES1が活性化され、さらにこ
のドライバリセット信号/DRES1の活性化に応答し
てライトドライバイネーブル信号DEが非活性化される
ので、ライトイネーブル信号/WEにノイズが入っただ
けではライトドライバ20はほとんど動作可能にされな
い。その結果、誤書込が生じることはない。
【0056】なお、ライトイネーブル信号/WEが時刻
t5よりも遅い時刻t6までLレベルを維持する場合
は、ドライバリセット信号/DRES1がLレベルに活
性化されないので、ライトドライバイネーブル信号DE
は通常どおり所定時間τだけHレベルに活性化される。
【0057】続いて、時刻t7でコラムアドレスストロ
ーブ信号/CASがHレベルに非活性化されると、論理
回路2413によりリセット信号/RES1がLレベル
に活性化される。RSフリップフロップ回路2411は
このLレベルのリセット信号/RES1に応答してリセ
ットされ、これによりライト状態信号WSはLレベルに
非活性化される。
【0058】最後に、時刻t8でロウアドレスストロー
ブ信号/RASがHレベルに非活性化されると、コラム
イネーブル信号発生器243によりコラムイネーブル信
号CEがLレベルに非活性化される。
【0059】以上のようにこの実施の形態1によれば、
ライトイネーブル信号/WEの非活性化に応答してドラ
イバリセット信号/DRES1を活性化するドライバリ
セット回路242を設け、ライトドライバイネーブル信
号DEを発生する論理回路243がドライバリセット信
号/DRES1に応答して動作不能にされるため、ライ
トイネーブル信号/WEのノイズマージンが拡大し、多
少ライトイネーブル信号/WEにノイズが入っても誤書
込が起きることはない。
【0060】[実施の形態2]図5に示したタイミング
ジェネレータ24の代わりに、図7に示したタイミング
ジェネレータ24を用いることもできる。上記実施の形
態1ではドライバリセット信号/DRES1は論理回路
2443中のNAND回路24431に与えられている
が、この実施の形態2ではワンショット回路2442中
のNAND回路24425に与えられるとともに、論理
回路2445中のNAND回路24455に与えられ
る。したがって、ワンショット回路2442および論理
回路2445はドライバリセット信号/DRES1に応
答して動作不能にされる。
【0061】このように構成されたタイミングジェネレ
ータ24の動作を示すタイミング図は図6に示したもの
と同じである。ただし、時刻t4でライトイネーブル信
号/WEがHレベルに非活性化され、これに応じてドラ
イバリセット信号/DRES1がLレベルに活性化され
ると、ワンショット回路2442中のNAND回路24
425によりセット信号/SET2がHレベルに非活性
化され、これと同時に論理回路2445中のNAND回
路24455によりリセット信号/RES2がLレベル
に活性化される。RSフリップフロップ回路2441は
このLレベルのリセット信号/RES2に応答してリセ
ットされ、これにより出力信号QがLレベルに非活性化
される。そのため、論理回路2443によりライトデコ
ーダイネーブル信号DEがLレベルに非活性化される。
【0062】以上のようにこの実施の形態2によれば、
上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0063】[実施の形態3]上記実施の形態1および
2のようにドライバリセット回路242を設ける代わり
に、図8に示すようにインバータ回路247をドライバ
リセット回路248として用いることもできる。この場
合、ドライバリセット回路248は、ライトイネーブル
信号/WEを受けてドライバリセット信号/DRES2
を供給するインバータ回路247を含む。
【0064】この実施の形態3においては、図5に示し
たドライバリセット信号/DRES1の代わりにこのド
ライバリセット信号/DRES2が論理回路2443中
のNAND回路24431に与えられる。この場合、論
理回路2443はドライバリセット信号/DRES2に
応答して動作不能にされる。
【0065】あるいは、図7に示したドライバリセット
信号/DRES1の代わりに、このドライバリセット信
号/DRES2がワンショット回路2442中のNAN
D回路24425に与えられ、かつ論理回路2445中
のNAND回路24455に与えられる。この場合、ワ
ンショット回路2442および論理回路2445はドラ
イバリセット信号/DRES2に応答して動作不能にさ
れる。
【0066】このように構成されたタイミングジェネレ
ータの動作を示すタイミング図は図6に示したものと同
じである。
【0067】以上のようにこの実施の形態3によれば、
上記実施の形態1および2と同様の効果が得られる。
【0068】[実施の形態4]一般にDRAMでは、コ
ラムアドレスストローブ信号/RASが活性化されかつ
センスアンプが動作し終わるまでにコラム系が動作し始
めるとメモリセルのデータが破壊される。そのため、コ
ラム系は、センスアンプの動作終了後に活性化されるコ
ラムイネーブル信号に応答して動作可能にされる。しか
しながら、コラムイネーブル信号の活性化前にライトイ
ネーブル信号が非活性化された場合、上記実施の形態1
〜3ではドライバリセット信号DRES1,DRES2
によりライトドライバイネーブル信号DEが活性化され
ず、必要なデータが書込まれないという誤動作が起こり
得る。この実施の形態4はこのような問題を解決するた
めになされたもので、コラムイネーブル信号活性前のド
ライバリセットを禁止することを目的とする。
【0069】図9に示すように、このドライバリセット
回路242は、図5に示したインバータ回路2421に
加えて、インバータ回路2422〜2426と、NAN
D回路2427とを含む。インバータ回路2422はラ
イト状態信号WSを受けて反転ライト状態信号/WSを
供給する。インバータ回路2423および2425は、
ライト状態信号WSおよび反転ライト状態信号/WSに
応答して動作可能にされる。コラムイネーブル信号CE
はインバータ2423および2424を介してNAND
回路2427に与えられる。インバータ2421からの
ドライバリセット信号/DRES1はインバータ242
6を介してNAND回路2427に与えられる。したが
って、このNAND回路2427はコラムイネーブル信
号CEおよびドライバリセット信号/DRES1の活性
化に応答してドライバリセット信号/DRES3を活性
化する。図5に示したドライバリセット信号/DRES
1の代わりに、このドライバリセット信号/DRES3
が論理回路2443中のNAND回路24431に与え
られる。そのため、この論理回路2443はドライバリ
セット信号/DRES3に応答して動作不能にされる。
【0070】あるいは、ドライバリセット信号/DRE
S1の代わりに図8に示したドライバリセット信号/D
RES2がインバータ2426を介してNAND回路2
427に与えられてもよい。この場合、ドライバリセッ
ト回路は、図8に示したインバータ回路247に加え
て、図9に示した回路242を備える。
【0071】まず、コラムイネーブル信号CEが活性化
された後にライトイネーブル信号/WEが活性化される
通常の動作について説明する。
【0072】図10に示すように、ロウアドレスストロ
ーブ信号/RASがLレベルに活性化された時刻t1か
ら所定時間経過後の時刻t2において、コラムイネーブ
ル信号CEがHレベルに活性化されると、ドライバリセ
ット信号/DRES1(または/DRES2)はLレベ
ルになっているからドライバリセット信号/DRES3
はLレベルに活性化される。時刻t2以降は上記実施の
形態1〜3と同様に動作する。
【0073】DRAMのタイミングスペックによると、
時刻t1から時刻t3までの/RAS〜/CAS遅延時
間tRCD は14nsであり、時刻t3から時刻t4まで
のライトホールドアフター(Write Hold After)/CA
S時間tWCH は8nsである。したがって、時刻t1か
ら時刻t4までの最短時間(tRCD +tWCH )は22n
sまでスペック内である。通常、コラムイネーブル信号
CEはロウアドレスストローブ信号/RASの活性化時
刻t1から25ns程度経過後の時刻t2で活性化され
る。したがって、図11に示すように、コラムイネーブ
ル信号CEの活性化前にライトイネーブル信号/WEが
活性化されかつ不活性化される場合があり得る。
【0074】図11に示すように、コラムイネーブル信
号CEの活性化前の時刻t1において、ライトイネーブ
ル信号/WEがHレベルに戻ってもコラムイネーブル信
号CEが活性化されていないのでドライバリセット信号
/DRES3はLレベルに活性化されない。このとき、
インバータ2424および2425から構成されるラッ
チ回路はLレベルの信号をラッチしかつNAND回路2
427に与える。
【0075】続いて、時刻t2でコラムイネーブル信号
CEがHレベルに活性化されてもインバータ回路242
3は動作可能にされていないので、上記ラッチ回路(2
424,2425)は引続きLレベルの信号をNAND
回路2427に与える。そのため、ドライバリセット信
号/DRES3はまだLレベルに活性化されない。
【0076】続いて、時刻t3でコラムアドレスストロ
ーブ信号/CASがHレベルに非活性化されると、ライ
ト状態信号WSがLレベルに非活性化され、これにより
インバータ2423が動作可能にされ、インバータ24
25が動作不能にされる。そのため、Hレベルのコラム
イネーブル信号CEがインバータ2423および242
4を介してNAND回路2427に与えられる。ドライ
バリセット信号/DRES1(または/DRES2)は
時刻t3までに既にLレベルに活性化されているから、
この時刻t3でドライバリセット信号/DRES3がL
レベルに活性化される。
【0077】以上のようにこの実施の形態4によれば、
コラムイネーブル信号CEの活性化前にドライバリセッ
ト信号/DRES3の活性化を禁止するNAND回路2
427を設けたため、コラムイネーブル信号CEの活性
化前にライトイネーブル信号/WEが活性化されかつ非
活性化された場合であっても正しく書込動作が行なわれ
る。
【0078】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0079】
【発明の効果】この発明によれば、ライトイネーブル信
号の非活性化に応答してドライバリセット信号を活性化
するドライバリセット回路を設け、ドライバリセット信
号の活性化に応答してライトドライバイネーブル信号が
非活性化されるので、ライトイネーブル信号のノイズマ
ージンを拡大し、ライトイネーブル信号にノイズが入っ
た場合における誤書込を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるDRAMの全
体構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示したメモリセルアレイ、センスアン
プおよび入出力回路の詳細を示すブロック図である。
【図3】 図1および図2に示したライトドライバの構
成を示す回路図である。
【図4】 図1〜図3に示したDRAMの書込動作を示
すタイミング図である。
【図5】 図1に示したタイミングジェネレータの構成
を示す回路図である。
【図6】 図5に示したタイミングジェネレータの動作
を示すタイミング図である。
【図7】 この発明の実施の形態2によるDRAM中の
タイミングジェネレータの構成を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるDRAM中の
タイミングジェネレータのライト状態信号発生回路およ
びドライバリセット回路の構成を示す回路図である。
【図9】 この発明の実施の形態4によるDRAMにお
けるタイミングジェネレータ中のドライバリセット回路
の構成を示す回路図である。
【図10】 図9に示したドライバリセット回路を用い
た場合においてコラムイネーブル後にライトイネーブル
信号が活性化されるときの動作を示すタイミング図であ
る。
【図11】 図9に示したドライバリセット回路を用い
た場合においてコラムイネーブル前にライトイネーブル
信号が活性化されるときの動作を示すタイミング図であ
る。
【図12】 EDO−DRAMの読出動作を示すタイミ
ング図である。
【図13】 FP−DRAMおよびEDO−DRAMに
共通な早期書込動作を示すタイミング図である。
【図14】 FP−DRAMおよびEDO−DRAMに
共通な遅延書込動作を示すタイミング図である。
【図15】 図14に示した遅延書込動作をコラムイネ
ーブル信号、ライト状態信号およびライトドライバイネ
ーブル信号とともに示すタイミング図である。
【図16】 図15においてライトイネーブル信号にノ
イズが入った場合の動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
10 メモリセルアレイ、12 ロウデコーダ、14
コラムデコーダ、20ライトドライバ、24 タイミン
グジェネレータ、241 ライト状態信号発生回路、2
42,248 ドライバリセット回路、243 コラム
イネーブル信号発生器、244 ライトドライバイネー
ブル発生回路、2411,2441RSフリップフロッ
プ回路、2412,2413,2443,2445 論
理回路、2442 ワンショット回路、2444 遅延
回路。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルアレイと、 ライトイネーブル信号の活性化に応答してライト状態信
    号を活性化するライト状態信号発生回路と、 前記ライトイネーブル信号の非活性化に応答して第1の
    ドライバリセット信号を活性化するドライバリセット回
    路と、 前記ライト状態信号の活性化に応答してライトドライバ
    イネーブル信号を活性化し、前記第1のドライバリセッ
    ト信号の活性化に応答して前記ライトドライバイネーブ
    ル信号を非活性化するライトドライバイネーブル信号発
    生回路と、 前記ライトドライバイネーブル信号に応答して動作可能
    にされ、前記メモリセルアレイに書込まれるべきデータ
    信号を駆動するライトドライバとを備える、半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ライト状態信号発生回路は、前記ラ
    イト状態信号をラッチする第1のフリップフロップ回路
    を含む、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記ライト状態信号発生回路はさらに、 ロウアドレスストローブ信号、コラムアドレスストロー
    ブ信号および前記ライトイネーブル信号の活性化に応答
    して、前記第1のフリップフロップ回路をセットするた
    めのセット信号を活性化する第1の論理回路と、 前記ロウアドレスストローブ信号または前記コラムアド
    レスストローブ信号の非活性化に応答して、前記第1の
    フリップフロップ回路をリセットするためのリセット信
    号を活性化する第2の論理回路とを含む、請求項2に記
    載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記ライトドライバイネーブル信号発生
    回路は、 第2のフリップフロップ回路と、 前記ライト状態信号の活性化に応答して前記第2のフリ
    ップフロップ回路をセットするためのセット信号を活性
    化するワンショット回路と、 前記第2のフリップフロップ回路からの出力信号および
    コラムイネーブル信号の活性化に応答して前記ライトド
    ライバイネーブル信号を活性化する第3の論理回路と、 前記ライトドライバイネーブル信号を遅延させる遅延回
    路と、 前記遅延回路からの前記遅延されたライトドライバイネ
    ーブル信号の活性化に応答して前記第2のフリップフロ
    ップ回路をリセットするためのリセット信号を活性化す
    る第4の論理回路とを含む、請求項3に記載の半導体記
    憶装置。
  5. 【請求項5】 前記ドライバリセット回路は、前記第1
    の論理回路からの前記セット信号を受けて前記第1のド
    ライバリセット信号を供給するインバータ回路を含む、
    請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記ドライバリセット回路は、前記ライ
    トイネーブル信号を受けて前記第1のドライバリセット
    信号を供給するインバータ回路を含む、請求項4に記載
    の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記第3の論理回路は、前記第1のドラ
    イバリセット信号に応答して動作不能にされる、請求項
    5または6に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記ワンショット回路および前記第4の
    論理回路は前記第1のドライバリセット信号に応答して
    動作不能にされる、請求項5または6に記載の半導体記
    憶装置。
  9. 【請求項9】 前記ドライバリセット回路は、 前記コラムイネーブル信号および前記第1のドライバリ
    セット信号の活性化に応答して第2のドライバリセット
    信号を活性化する第5の論理回路を含み、 前記第3の論理回路は、前記第2のドライバリセット信
    号に応答して動作不能にされる、請求項4から6のいず
    れか1項に記載の半導体記憶装置。
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