JP2001110133A - Cd−romデコーダ - Google Patents

Cd−romデコーダ

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JP2001110133A
JP2001110133A JP28447099A JP28447099A JP2001110133A JP 2001110133 A JP2001110133 A JP 2001110133A JP 28447099 A JP28447099 A JP 28447099A JP 28447099 A JP28447099 A JP 28447099A JP 2001110133 A JP2001110133 A JP 2001110133A
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貴之 鈴木
Hiroyuki Tsuda
廣之 津田
Masayuki Ishibashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御マイコンの負担を軽減する。 【解決手段】 CD−ROMデータからヘッダ及びサブ
ヘッダ(モード2の場合のみ)がヘッダ情報レジスタ1
3に取り込まれる。セクタ情報変換回路14では、ヘッ
ダ情報レジスタ13に取り込まれたヘッダ及びサブヘッ
ダに基づいて、CD−ROMデータの各セクタのフォー
マットが判別され、その判別結果に基づいてセクタ情報
が生成される。セクタ情報は、セクタ情報レジスタ15
に供給され、書き込み情報レジスタ12に保持されたC
D−ROMデータと共にバッファRAMに書き込まれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルデータに
含まれる符号誤りの訂正処理を行い、訂正処理が完了し
たデジタルデータをコンピュータ機器へ転送するCD−
ROMデコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体に記録されたデジタルデータを
コンピュータ機器に取り込むようにしたCD−ROMシ
ステム等のドライブシステムにおいては、取り扱うデジ
タルデータに含まれる符号誤りを訂正するためのデコー
ド処理が行われる。このデコード処理は、所定のバイト
数からなるセクタ毎に行われるため、デジタルデータを
セクタ単位でメモリに記憶する、いわゆるバッファリン
グを行うように構成される。
【0003】図5は、ドライブシステムの1つであるC
D−ROMシステムの構成を示すブロック図である。
【0004】ディスク1は、螺旋状に描かれた記録トラ
ックに沿って所定のフォーマットに従うデジタルデータ
が記憶されており、線速度または角速度を一定に保つよ
うにして回転駆動される。ピックアップ部2は、回転駆
動されるディスク1にレーザ光を照射し、その反射光の
状態の変化に基づいて、ディスク1に記憶されたデジタ
ルデータを読み取る。アナログ信号処理部3は、ピック
アップ部2の出力に応答し、ディスク1に記録されたデ
ジタルデータを表すEFM信号を生成する。このEFM
信号は、本来8ビットで構成されるデータが、EFM(E
ight to Fourteen Modulation)変調されたものであり、
図6に示すように、各フレームの始まりの24ビットが
同期信号に割り当てられ、その後に3ビットの接続ビッ
トを挟んで14ビットずつデータビットに繰り返し割り
当てられている。
【0005】デジタル信号処理部4は、アナログ信号処
理部3から入力されるEFM信号に対して、EFM復調
を施し、図6に示すように、14ビットのデータを8ビ
ットに変換する。このEFM復調の際には、同期信号に
続く最初のデータビットから1バイトのサブコードデー
タが取り出されると共に、残されたデータビットから3
2バイトのシンボルデータが生成される。さらに、デジ
タル信号処理部4は、32バイトのシンボルデータに対
して、CIRC復号を施し、1フレームが24バイトの
CD−ROMデータを生成する。
【0006】CD−ROMデータは、図7に示すよう
に、24バイト×98フレームの合計2352バイトが
1セクタとして取り扱われ、各セクタの始まりに、同期
信号(12バイト)、ヘッダ(4バイト)がそれぞれ割
り当てられている。同期信号は、セクタの先頭位置を示
すもので、固定パターンとして各セクタの始めに付され
ている。4バイトのヘッダは、さらに、ディスク上のア
ドレスに相当する絶対時間の情報(分/秒/フレーム番
号:各1バイト)及びセクタ内のデータのフォーマット
を識別するモード識別コード(1バイト)が割り当てら
れている。そして、ヘッダに続く2336バイトには、
モード及びフォームに合わせてユーザデータや誤り訂正
符号(ECC)、誤り検出符号(EDC)等が割り当て
られる。例えば、図8に示すように、モード1の場合、
ユーザデータ(2048バイト)、EDC(4バイ
ト)、ゼロ(8バイト)及びECC(276バイト)が
割り当てられる。また、モード2の場合、フォーム1で
は、サブヘッダ(8バイト)、ユーザデータ(2048
バイト)、EDC(4バイト)及びECC(276バイ
ト)が割り当てられ、フォーム2では、サブヘッダ(8
バイト)、ユーザデータ(2324バイト)及びEDC
(4バイト)が割り当てられる。
【0007】CD−ROMデコーダ5は、デジタル信号
処理部4から入力されるCD−ROMデータに対して、
再度符号誤りの訂正処理を施し、ホストコンピュータか
らの要求に応じて、CD−ROMデータをホストコンピ
ュータへ転送する。バッファRAM6は、CD−ROM
デコーダ5に接続され、デジタル信号処理回路4からC
D−ROMデコーダ5に取り込まれるCD−ROMデー
タを所定の期間記憶する。即ち、CD−ROMデータに
付されるECC及びEDCは、通常、1セクタ毎に設定
されるため、バッファRAM6には、少なくとも1セク
タ分のCD−ROMデータが記憶され、順次CD−RO
Mデコーダ5へ読み出されるように構成される。また、
バッファRAM6では、ホストコンピュータへの転送に
備えて、CD−ROMデコーダ5で所定の処理が完了し
たCD−ROMデータが適数セクタ分記憶される。
【0008】制御マイコン7は、所定の動作プログラム
に従ってアナログ信号処理部3、デジタル信号処理部4
及びCD−ROMデコーダ5のそれぞれの動作を制御
し、各部が互いに正しいタイミングでそれぞれの処理を
実行できるようにしている。また、制御マイコン7は、
ホストコンピュータからの要求に応答して、各部の動作
の制御が可能なように構成され、要求のあったCD−R
OMデータをホストコンピュータ側へ転送する。
【0009】以上のCD−ROMシステムにおいては、
各セクタ毎に、ヘッダ情報が制御マイコン7へ取り込ま
れる。そして、制御マイコン7は、取り込まれたヘッダ
情報に基づいてCD−ROMデータの各セクタのフォー
マットを認識し、その結果に応じてCD−ROMデコー
ダ5の動作を制御するように構成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】CD−ROMデータに
対する符号誤りの訂正処理及び検出処理においては、処
理を施そうとするセクタのフォーマットを認識しなけれ
ばならない。即ち、CD−ROMデータにECCとED
Cとが設定されている場合には、符号誤りに対する訂正
処理が施された後に符号誤りの検出処理が施されるのに
対して、EDCのみが設定されている場合には、符号誤
りの検出処理のみとなるため、それらの処理動作の切り
換えを各セクタのフォーマットに応じて行う必要があ
る。
【0011】各セクタのフォーマットは、CD−ROM
データのヘッダに含まれるモード識別コードや、モード
2の場合には、サブヘッダを読み取り、それぞれの内容
を判別して認識される。これらの判別動作は、通常、C
D−ROMデコーダ5の動作を制御する制御マイコン7
の制御の下で実行されるため、制御マイコン7に対して
負担をかけることになっている。特に、動作速度が速く
なると、各部の制御動作を全て高速で処理しなければな
らなくなり、制御マイコン7の負担が増大すると、制御
マイコン7の制御動作が各部の処理動作に追従できなく
なるおそれがある。
【0012】そこで本発明は、制御マイコンの負担を軽
減し、高速動作に対応できるようにすることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、一定のバイト数からなるセクタ毎に所定のフォーマ
ットを有するデジタルデータに対して、データ含まれる
符号誤りを誤り訂正符号に基づいて訂正した後、コンピ
ュータ機器へ転送するCD−ROMデコーダにおいて、
上記デジタルデータに含まれるヘッダ情報を取り込むヘ
ッダ情報レジスタと、上記ヘッダ情報に基づいて上記デ
ジタルデータの各セクタ毎のフォーマットを判定し、セ
クタ情報を生成するセクタ情報変換回路と、を備え、上
記デジタルデータと共に上記セクタ情報をバッファメモ
リに記憶することにある。
【0014】本発明によれば、バッファメモリ内に、コ
ンピュータ機器側へ転送されるデジタルデータと共にセ
クタ情報が予め記憶されるため、コンピュータ機器側か
らセクタ情報の転送要求があっても、セクタ情報をバッ
ファメモリから読み出して即座に転送できる。このと
き、デジタルデータに含まれるヘッダ情報等からセクタ
情報を生成する必要がないため、これらの動作を制御す
るマイコンの負担が軽減される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデジタルデータ
のバッファリング方法を実現するCD−ROMデコーダ
の構成を示すブロック図である。このCD−ROMデコ
ーダは、図5に示すCD−ROMデコーダ5に相当する
ものであり、バッファRAM及び制御マイコンが接続さ
れる。
【0016】ディスクランブル回路11は、2352バ
イト(1セクタ)毎に入力されるCD−ROMデータの
内、12バイトの同期信号を除く2340バイトに対し
てディスクランブル処理を施し、所定のフォーマットに
戻されたデータを出力する。書込レジスタ12は、ディ
スクランブル回路11から出力されるCD−ROMデー
タを取り込み、そのデータを第1のデータバス18を通
じてバッファRAMへ書き込む。
【0017】ヘッダ情報レジスタ13は、ディスクラン
ブル回路11から出力されるデータから4バイトのヘッ
ダを取り込み、そのヘッダ情報を第2のデータバス19
から制御マイコンへ転送する。さらに、ヘッダ情報レジ
スタ13は、ヘッダに続く8バイトのデータをサブヘッ
ダと見なして取り込み、ヘッダとサブヘッダ(見なされ
たものも含む)とを併せてセクタ情報変換回路14に供
給する。セクタ情報変換回路14は、ヘッダに基づいて
モードの判定を行い、さらに、モード2の場合には、サ
ブヘッダに基づいてフォームの判定を行う。これによ
り、各セクタのCD−ROMデータのフォーマットを示
す3ビットのセクタ情報を生成する。セクタ情報書込レ
ジスタ15は、セクタ情報変換回路14から入力される
セクタ情報を取り込み、そのセクタ情報を第1のデータ
バス18を通じてバッファRAMへ書き込む。
【0018】バッファRAMにおいては、ホストコンピ
ュータ側へのデータの転送に備えて、数セクタ分のCD
−ROMデータを記憶できる容量を有しており、図2に
示すように、CD−ROMデータが記憶される2352
×Nバイト分の第1のアドレス領域と、セクタタイプデ
ータが記憶されるNバイト分の第2のアドレス領域とが
それぞれ確保されている。これにより、バッファRAM
には、1セクタ毎のCD−ROMデータとそのCD−R
OMデータに対応するセクタ情報とが1対1で対応する
ようにして記憶される。
【0019】書込アドレス発生回路16は、バッファR
AM内に確保される第1のアドレス領域内の1セクタ
(2352バイト)分の領域を順次指定するアドレスを
発生し、書込レジスタ12に保持されたCD−ROMデ
ータの書き込みアドレスを指定する。この書き込みアド
レスのうち、各セクタの先頭のデータに対応するアドレ
スは、第1のデータバス18を通じて、後述するアドレ
スレジスタ21に取り込まれる。同時に、書込アドレス
発生回路16は、バッファRAM内に確保される第2の
アドレス領域内の1バイト分の領域を指定するアドレス
を発生し、セクタ情報書込レジスタ15に保持されたセ
クタ情報の書き込みアドレスを指定する。この書き込み
アドレスについても、CD−ROMデータに対応する先
頭アドレスと同様に、アドレスレジスタ21に取り込ま
れる。
【0020】エラー訂正検出回路17は、書込レジスタ
12からバッファRAMに書き込まれたCD−ROMデ
ータを1セクタ単位で読み出すと共に、セクタ情報書込
レジスタ15からバッファRAMに書き込まれたセクタ
情報を読み出す。そして、セクタ情報に基づいて、CD
−ROMデータに対して施すべき処理を決定し、ECC
による符号誤りの訂正処理及びEDCによる符号誤りの
検出処理を施す。例えば、セクタ情報がモード1あるい
はモード2のフォーム1を示す場合には、符号誤りに対
して訂正処理及び検出処理を行い、モード2のフォーム
2の場合には、符号誤りの検出処理のみとなる。このエ
ラー訂正検出回路27において所定の処理が施されたC
D−ROMデータは、ホストコンピュータへの転送に備
えて、再びバッファRAMに保持される。
【0021】読出アドレス発生回路20は、後述するセ
クタ情報判定回路24及びコマンド判定回路26の指示
に応答して、バッファRAM内の第1のアドレス領域及
び第2のアドレス領域を順次指定するアドレスを発生
し、バッファRAMに記憶されたCD−ROMデータ及
びセクタ情報を読み出す。アドレスレジスタ21は、書
込アドレス発生回路16が発生するアドレスの内、各セ
クタの先頭のデータに対応する書き込みアドレスと、セ
クタ情報に対応する書き込みアドレスとを取り込んで保
持する。即ち、バッファRAMには、図2に示すよう
に、Nセクタ分のCD−ROMデータが第1のアドレス
領域に記憶されており、各セクタの先頭のデータが記憶
されているアドレスがNセクタ分だけアドレスレジスタ
21に格納される。そして、NセクタのCD−ROMデ
ータに対応するN個のセクタ情報が、第2のアドレス領
域に記憶されており、各セクタ情報の記憶アドレスがア
ドレスレジスタ21に格納される。アドレスカウンタ2
2は、アドレス発生回路19がアドレスを更新する毎に
カウント動作を繰り返し、そのカウント値を後述するコ
マンド判定回路26に供給する。このアドレスカウンタ
22は、アドレス発生回路19がバッファRAMに対し
て読み出しアドレスを供給している間に動作すること
で、バッファRAMから読み出されるデータのセクタ数
ををカウントする。
【0022】セクタ情報読出レジスタ23は、バッファ
RAMから読み出されるセクタ報を一時的に保持する。
セクタ情報判定回路24は、セクタ情報読出レジスタ2
3に格納されたセクタ情報に基づいて、そのセクタ情報
に対応するセクタのCD−ROMデータのフォーマット
を認識する。そして、セクタ情報判定回路24は、ホス
トコンピュータへデータを転送する際のアドレス発生回
路19のオフセットをCD−ROMデータのフォーマッ
トに応じて設定する。即ち、バッファRAMに記憶され
たCD−ROMデータは、ヘッダ及びサブヘッダを除い
たユーザデータをホストコンピュータ側へ転送するた
め、各セクタ毎のフォーマットに合わせてヘッダ及びサ
ブヘッダの分のアドレスをオフセットとして先頭のアド
レスに加算する。
【0023】コマンドレジスタ25は、ホストコンピュ
ータから送られてくる転送指示等のコマンドを一時的に
保持する。コマンド判定回路26は、アドレスレジスタ
21及びアドレスカウンタ22の出力とコマンドレジス
タ25に格納されたコマンドとに従い、アドレス発生回
路19やセクタ情報読出レジスタ21に対して、動作指
示を与える。即ち、ホストコンピュータから特定のセク
タの転送要求があったとき、要求のあったセクタがバッ
ファRAMに記憶されているかどうかをコマンド判定回
路26が判定する。そして、目標とするセクタがバッフ
ァRAM内に記憶されていた場合、まず、目標セクタに
対応するセクタ情報をセクタ情報読出レジスタ23に読
み出し、そのセクタ情報に基づいて目標セクタのフォー
マットを判定する。続いて、フォーマットの判定結果に
従い、先頭アドレスにオフセットを加算するようにして
アドレス発生回路19を起動し、目標セクタのユーザデ
ータを読み出す。例えば、目標セクタがモード1であっ
た場合、アドレスレジスタ21に格納された先頭アドレ
スに、同期信号の12バイト分とヘッダの4バイト分を
加算した位置から目標セクタのユーザデータを読み出す
ように構成される。ユーザデータの読み出しが開始され
ると、アドレスカウンタ22がカウント動作を開始し、
バッファRAMから読み出されるユーザデータのバイト
数をカウントする。そして、読み出したユーザデータの
バイト数が、ホストコンピュータから指示されたバイト
数に達した時点で、コマンド判定回路26はアドレス発
生回路19に対して停止指示を与える。これにより、バ
ッファRAMに格納されたデータに関しては、制御マイ
コンの制御を受けることなく、自動的にホストコンピュ
ータ側へ転送される。
【0024】尚、目標セクタのCD−ROMデータがバ
ッファRAM内に記憶されていなかった場合、コマンド
判定回路26は、第2のデータバス18を通して制御マ
イコンに対して新たなCD−ROMデータの読み込み指
示を送る。これにより、制御マイコンは、ピックアップ
を起動し、目標セクタを含むCD−ROMデータを読み
出すように各部を動作させる。そして、バッファRAM
内に目標セクタが記憶された後には、上述の自動転送動
作が行われる。
【0025】転送バッファ27は、アドレス発生回路1
9が発生するアドレスに従って読み出されたユーザデー
タを第1のデータバス17を通して取り込み、ホストコ
ンピュータへ転送する。
【0026】同期信号検出回路28は、入力されるデー
タの各セクタの始まりに付された12バイトの同期信号
を検出し、入力されるCD−ROMデータのセクタの始
まりを示すタイミング信号を後述するタイミング発生回
路29に与える。この同期信号検出回路28は、同期信
号を検出できなかったとき、検出エラーを示すデータを
第2のデータバス19から制御マイコン7へ転送する。
タイミング発生回路28は、同期信号検出回路28から
出力されるタイミング信号に基づき、各種のタイミング
クロックを生成する。これらのタイミングクロックは、
制御マイコンと共に各部に供給され、それぞれの動作タ
イミングを決定する。
【0027】以上のCD−ROMデコーダにおいては、
各セクタ毎のCD−ROMデータのフォーマットを示す
セクタ情報を、CD−ROMデータと共にバッファRA
Mに記憶させることができる。そして、バッファRAM
に記憶されたセクタ情報を、エラー訂正検出回路17の
動作制御や、ホストコンピュータ側へのユーザデータの
転送制御に用いることができる。
【0028】図3は、セクタ情報の確定動作を説明する
フローチャートであり、図4は、CD−ROMデータの
フォーマットとセクタ情報との関係を示す図である。こ
のセクタ情報の確定は、図1に示すCD−ROMデコー
ダのセクタ情報変換回路14において、ヘッダ及びサブ
ヘッダの内容に基づいて行われる。
【0029】ステップS1では、CD−ROMデータの
先頭位置のヘッダが読み込まれ、続くステップS2で、
そのヘッダのモード識別コードが判定される。この判定
において、1バイトのモード識別コードが「00h」
(h:16進表示)であればセクタ情報を「000b」
(b:2進表示)として確定し、「01h」であればセ
クタ情報を「010b」として確定する。セクタ情報が
「000b」であればモード0となり、「010b」で
あればモード1となる。そして、モード識別コードが
「02h」であれば、ステップ3に進む。尚、モード識
別コードが「00h」、「01h」、「02h」の何れ
でもない場合には、セクタタイプデータを「111b」
として確定する。
【0030】ステップ3では、ヘッダに連続するサブヘ
ッダが読み込まれる。続くステップS4では、読み込ま
れた8バイトのサブヘッダを、前半の4バイトと後半4
バイトとに分けて違いに比較し、それらが一致している
か否かを判定する。即ち、サブヘッダは、4バイトの同
一のデータが2度繰り返されているため、それらの一致
を検出することで、サブヘッダであることが検出され
る。このステップS4でサブヘッダの一致が確認されな
かった場合には、セクタ情報を「011b」として確定
する。この場合、モード2でもサブヘッダの無いフォー
ムレスとなる。そして、サブヘッダの一致が確認された
場合、ステップS5に進んで、フォームの判定が行われ
る。サブヘッダの特定ビットが判定され、特定ビットが
「0b」であればセクタ情報を「100b」として確定
し、特定ビットが「1b」であればセクタ情報を「10
1b」として確定する。セクタ情報が「100b」であ
ればモード1のフォーム1となり、「101b」であれ
ばモード2のフォーム2となる。
【0031】以上の判定動作によって、図4に示すよう
に、3ビットのバイナリデータで与えられるセクタ情報
が生成される。ここで、ビットのバイナリデータで与え
られるセクタ情報については、バッファRAMに記憶す
る際、固定値を5ビット付加して、1バイト単位で第2
のアドレス領域に書き込まれる。尚、固定値で与えられ
る5ビットについては、セクタ情報以外の情報を記憶す
るために用いることも可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、各セクタ毎のフォーマ
ットを示すセクタ情報を生成し、CD−ROMデータと
共にバッファRAMに記憶させておくことができる。こ
のセクタ情報は、符号誤りの訂正処理及び検出処理の切
り換え制御や、バッファRAMに記憶されたCD−RO
Mデータのホストコンピュータへの転送制御に用いるこ
とができる。このとき、ヘッダ情報などに基づいてセク
タのフォーマットの判別を行う必要がないため、制御マ
イコンに負担がかかることがなく、高速動作に対応でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCD−ROMデコーダの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】バッファRAMのアドレスの割り当て状況を示
す模式図である。
【図3】セクタタイプの判定動作を説明するフローチャ
ートである。
【図4】セクタのフォーマットとセクタ情報との対応を
示す図である。
【図5】CD−ROMシステムの構成を示すブロック図
である。
【図6】1フレーム分のCD−ROMデータのフォーマ
ットを示す図である。
【図7】CD−ROMデータのヘッダの構成を示す図で
ある。
【図8】1セクタ分のCD−ROMデータのフォーマッ
トを示す図である。
【符号の説明】
1 コンパクトディスク 2 ピックアップ部 3 アナログ信号処理部 4 デジタル信号処理部 5 CD−ROMデコーダ 6 バッファRAM 7 制御マイコン 11 ディスクランブル回路 12 書き込み情報レジスタ 13 ヘッダ情報レジスタ 14 セクタタイプ変換回路 15 セクタタイプレジスタ 16 書込アドレス発生回路 17 エラー訂正検出回路 18 第1のデータバス 19 第2のデータバス 20 読出アドレス発生回路 21 アドレスカウンタ 22 アドレスレジスタ 23 セクタ情報読出レジスタ 24 セクタ情報判定回路 25 コマンドレジスタ 26 コマンド判定回路 27 転送バッファ 28 同期信号検出回路 29 タイミング発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 昌幸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5B065 BA03 ZA20 5D044 BC03 CC04 DE03 DE17 DE48 DE68 HH05 HL01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定のバイト数からなるセクタ毎に所定
    のフォーマットを形成するデジタルデータに対して、デ
    ータに含まれる符号誤りの訂正処理または検出処理を施
    した後、データをコンピュータ機器へ転送するCD−R
    OMデコーダにおいて、上記デジタルデータに含まれる
    ヘッダ情報を取り込むヘッダ情報レジスタと、上記ヘッ
    ダ情報に基づいて上記デジタルデータの各セクタ毎のフ
    ォーマットを判定し、セクタ情報を生成するセクタ情報
    変換回路と、を備え、上記デジタルデータと共に上記セ
    クタ情報をバッファメモリに記憶することを特徴とする
    CD−ROMデコーダ。
  2. 【請求項2】 上記デジタルデータがセクタ単位で記憶
    される第1のアドレス領域及び上記セクタ情報が記憶さ
    れる第2のアドレス領域が記憶領域内に確保されたバッ
    ファメモリが接続されることを特徴とする請求項1に記
    載のCD−ROMデコーダ。
  3. 【請求項3】 上記バッファメモリに記憶された上記セ
    クタ情報に基づいて、上記デジタルデータに対する符号
    誤りの訂正処理及び検出処理の切り換えを行うことを特
    徴とする請求項2に記載のCD−ROMデコーダ。
  4. 【請求項4】 上記バッファメモリに記憶された上記セ
    クタ情報に基づいて、上記バッファメモリに記憶された
    上記デジタルデータのコンピュータ機器側への転送処理
    を行うことを特徴とする請求項2に記載のCD−ROM
    デコーダ。
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US09/678,987 US6745349B1 (en) 1999-10-05 2000-10-04 CD-ROM decoder and method for temporarily storing and retrieving digital data
KR1020000058442A KR100363360B1 (ko) 1999-10-05 2000-10-05 디지털 데이터의 버퍼링 방법 및 cd-rom 디코더

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