JP2001109938A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2001109938A
JP2001109938A JP29029499A JP29029499A JP2001109938A JP 2001109938 A JP2001109938 A JP 2001109938A JP 29029499 A JP29029499 A JP 29029499A JP 29029499 A JP29029499 A JP 29029499A JP 2001109938 A JP2001109938 A JP 2001109938A
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carry
door
product
out door
vending machine
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JP29029499A
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Tadao Watanabe
忠男 渡辺
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬出扉による商品の挟み込みを有効に防止で
きるとともに、挟み込んだ場合であっても、これを確実
に検知できる自動販売機を提供すること。 【解決手段】 本体ケース2の商品搬出用の開口部両側
に設けられ搬出扉27の左右方向および前後方向の動作
を規制するレール28a,28b,28cと、支持金具
27a,27bに設けられ、レール28a,28b,2
8cを挟持するローラ29a,29b,30a,30
b,32a,32bと、搬出扉27の閉動作時に商品を
挟み込んだことを検知するマグネット191およびリー
ドスイッチ190とを設けた。これにより、商品の一部
が引っかかり易い従来のガイド部材が不要となり、搬出
扉27の開閉動作が安定するとともに、商品の挟み込み
を有効に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機に関
し、さらに詳しくは、搬出扉による商品の挟み込みを有
効に防止できるとともに、挟み込んだ場合であっても、
これを確実に検知できる自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、飲料品、食品などにかかる自
動販売機として種々のものが提供されているが、以下、
アイスクリーム自動販売機を例にして説明する。図22
は、従来における自動販売機の搬出扉のガイド部材を示
す斜視図である。
【0003】商品を収納する本体ケースは内扉を備え、
この内扉は、外扉に設けられた商品取り出し口と連通す
る開口部を有するとともに、商品搬出の際にこの開口部
を開閉する板状の搬出扉を備えている。この搬出扉は、
設置スペース等の関係から、たとえば、上下にスライド
開閉するように形成されていることが多い。
【0004】図22に示すガイド部材300は、上下に
スライドする図示しない搬出扉の動作方向を規制するた
めに、図示しない内扉の上記開口部の左右両側に一対配
設されたもののうち、一方を示したものである。ガイド
溝310は、図示しない搬出扉の両側に設けられた凸部
と係合し、これを案内するためのものである。
【0005】また、搬出扉の不完全な開閉状態(商品の
挟み込みや駆動機構の故障)を検知するために、搬出扉
のスライド動作範囲の上限および下限を検知するマイク
ロスイッチなどが、内扉の搬出扉駆動機構(たとえば、
駆動モータの駆動力を伝達するギヤ軸に併設されたカム
手段と組み合わされている)に設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、商品2
00の搬出時に、その一部がガイド溝310に引っかか
って上記開口部の外に商品が搬出されず、その結果、こ
の開口部と搬出扉との間に商品が挟まって搬出扉が完全
に閉まらなくなってしまうという問題点があった。
【0007】すなわち、商品販売ができなくなるととも
に、上記箇所に商品が挟まることによって隙間が生じ、
この隙間から庫内の冷気が逃げ、他の商品の保冷に支障
を来してしまうという問題点があった。
【0008】また、搬出扉の不完全な開閉状態を検知す
るための上記マイクロスイッチは、搬出扉自体にではな
く、駆動機構側に設けられているため、商品挟み込みの
位置によっては、これを検出できない場合が生じ得ると
いう問題点があった。
【0009】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、搬出扉による商品の挟み込みを有効に防止でき
るとともに、挟み込んだ場合であっても、これを確実に
検知できる自動販売機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明の請求項1にかかる自動販売機は、本体
ケースの商品搬出用の開口部両側に設けられ搬出扉の左
右方向および前後方向の動作を規制するレール部材と、
前記搬出扉の支持金具に設けられ前記レール部材を挟持
するローラ部材と、前記搬出扉の閉動作時に前記商品を
挟み込んだことを検知するために、当該搬出扉および前
記開口部近傍にそれぞれ設けられた検知手段とを備えた
ものである。したがって、商品の一部が引っかかり易い
従来のガイド部材が不要となり、搬出扉の開閉動作が安
定するとともに、商品の挟み込みを有効に防止できる。
【0011】また、この発明の請求項2にかかる自動販
売機は、駆動機構部を開口部の左右いずれか一方に設
け、搬出扉の当該他方側の側面の下部に一の検知手段を
設けるとともに、当該搬出扉の全閉時に当該一の検知手
段と対向するように当該開口部近傍に他の検知手段を設
けたものである。
【0012】したがって、従来は、駆動機構部(たとえ
ば、ワイヤーおよびプーリの組み合わせによる開口部の
左側一本掛け)の性質上、当該駆動機構部内に設けられ
た近接スイッチ等だけでは、商品が開口部の一方側の下
部に挟み込まれたときに検知できない場合が生じていた
が、前記検知手段によって搬出扉の微妙な姿勢変化を検
知することが可能となり、商品の挟み込みを確実に検知
することができる。
【0013】また、この発明の請求項3にかかる自動販
売機は、検知手段を磁石と当該磁石の磁力を検出するリ
ードスイッチとからなるようにしたものである。したが
って、取り扱いが容易であり、簡易な構成によって商品
挟み込みを確実に検知できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる自動販売
機の実施の形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。なお、この実施の形態によりこの発明が限定される
ものではない。
【0015】図1は、この発明の実施の形態にかかる自
動販売機の搬出扉を示す斜視図、図2は、中扉を外扉に
ロックし充填扉を開けた状態を示す斜視図、図3は、外
扉を示す正面図、図4は、中扉を開けた状態を示す斜視
図、図5は、充填扉および内扉を開けた状態を示す斜視
図である。
【0016】また、図6は、前ラックを示す斜視図、図
7は、スパイラルラックを示す正面図、図8は、前ラッ
クの内部を示す平面図、図9は、後ラックの内部を示す
平面図、図10は、前ラックを本体ケースに配設した状
態を示す正面図、図11は、後ラックを本体ケースに配
設した状態を示す正面図、図12は、本体ケースに配設
された前ラックおよび後ラックを示す側面図、図13
は、本体ケースに配設された商品収納ラックを示す説明
図である。
【0017】また、図14は、搬出扉を示す正面図、図
15は、搬出扉を示す側面図、図16は、第1レールを
摺動する搬出扉を模式的に示す正面図、図17は、第1
レールを摺動する搬出扉の動作過程(a)および(b)
を模式的に示す正面図、図18は、第2レールおよび第
3レールを摺動する搬出扉の動作過程(a)および
(b)を模式的に示す側面図である。
【0018】また、図19は、最下段の商品がスパイラ
ルラックの支持を解かれて落下する様子を示す平面図、
図20は、最下段の商品がスパイラルラックの支持を解
かれて落下する様子を示す側面図、図21は、搬出扉の
動作原理を示す説明図である。なお、以下、商品として
アイスクリーム(たとえば、円錐形状の商品や棒付き円
筒先絞り形状の商品)を扱う自動販売機を例にして説明
する。
【0019】まず、自動販売機器1の全体構成について
図2〜図13に基づいて説明する。自動販売機1は、商
品を収納保存し必要に応じてこれを搬出する本体ケース
2と、この本体ケース2に対して開閉自在に設けられた
外扉3とを備えている。この本体ケース2には、庫内の
気密を保つ中扉としての充填扉4が、ヒンジ4aと充填
扉ロック4bとによって開閉自在に設けられ、その開閉
状態は充填扉スイッチ19によって検出できるようにな
っている。そして、外扉3の裏面には、中扉5が開閉自
在に設けられ、中扉クランプ6によって外扉3にロック
されるようになっている。
【0020】また、外扉3の前面には、図3に示すよう
に、商品パネル50の商品を表示する透明な電照板35
が設けられているとともに、商品を選択するテンキーボ
タン38、表示器40、紙幣挿入口42、硬貨投入口4
3、硬貨返却レバー44、硬貨返却口45、搬出扉27
を介してシュータ21と連通する商品取り出し口46、
外扉ロック47などが設けられている。一方、外扉3の
裏面には、挿入された紙幣を識別し収納するビルバリデ
ータ7、硬貨を識別し収納する硬貨処理機構8、硬貨回
収用のキャッシュボックス9などが設けられている。
【0021】また、中扉5の裏面には、図2に示すよう
に、自動販売機1の制御を集中管理するマスタボックス
10や、蛍光灯57および制御系のスイッチからなるス
イッチボックス11、当該蛍光灯57の安定器ボックス
12、商品の販売数を機械的にカウントするメカカウン
タ13、保守点検や必要なデータを入力する時に使用す
るキーボード14などが設けられている。
【0022】また、中扉5は、図4に示すように、電照
板35に各種商品を表示するディスプレイ装置として機
能するように形成されている。すなわち、中扉5は、各
種商品を表示した商品パネル50を有するディスプレイ
55(上部および下部の2枚構成となっている)と、こ
の商品パネル50を照らすことにより電照板35に商品
パネル50の商品を表示させる蛍光灯57とを備えて構
成されている。一部の蛍光灯57は、背板部5aの反射
板57aに設けられており、商品パネル50への照度効
率を高めている。最下段の商品パネル50の背面には、
近接配置された蛍光灯57からの光斑を防止するため
に、グラデーションマーキングを施した光斑防止板60
が設けられている。
【0023】本体ケース2には、図2および図5に示す
ように、商品を収納するための複数の商品収納ラック1
5が配設されている。この商品収納ラック15は、商品
収納時に開けるラック扉16を備え、スパイラルラック
17を駆動モータ18で回転することにより、選択され
た商品をシュータ21に搬送できるように形成されてい
る。内扉25は、本体ケース2に対して開閉自在に設け
られ、商品搬出部のメンテナンス時に使用するものであ
る。内扉ロック25aは、内扉25を本体ケース2に対
してロックするためのものである。搬出扉27は、選択
された商品を自動的に搬出可能に形成されている。
【0024】付属品ボックス30は、たとえば、自動販
売機1の取り扱い説明書や、メンテナンス時に必要とな
る各種工具、その他の付属品を収納するためのものであ
り、充填扉4の前面であって、外扉3を閉じた時にビル
バリデータ7と対向する位置に設けることで、防盗性を
向上させたものである。
【0025】なお、冷凍サイクルを構成する凝縮器その
他の構成要素には、周知・慣用技術を適用しているの
で、説明を省略する。
【0026】つぎに、商品収納ラック15について説明
する。商品収納ラック15は、図6、図8および図9に
示すように、スパイラルラック17の回転軸17aをラ
ックケース17bの長手方向中心軸に対して偏心するよ
うに配設してある。これは、棒付き円筒先絞り形状の商
品または円錐形状の商品を、当該回転軸17aに対して
左右交互に収納できるようにするためである。また、ラ
ックケース17bには、商品の収納時に、回転軸17a
とともにその収納方向を規制し、かつ、商品収納後に当
該商品を保持する前部ガイド17dおよび側部ガイド1
7fが設けられている。背板部には、商品の姿勢を制御
するための後部ガイド17eが設けられている。
【0027】また、図6および図8に示すように、前ラ
ック15Fは、二つのスパイラルラック17を有し、一
つのユニットとして形成したものである。前ラック15
Fの下端部は開口され、スパイラルラック17の支持を
解かれた商品がシュータ21に落下できるようになって
いる。
【0028】このように形成された前ラック15Fは、
図10および図13に示すように、本体ケース2の前列
に三つ配設され、上部および下部に設けられたスライド
機構79,89によって、各ユニットごとに左右にスラ
イド移動できるように構成されている。なお、受け台1
80は、商品収納ラック15の固定と、商品ストックが
可能な、いわゆる予冷棚としての機能を有し、前ラック
15Fのスライド時に手前に回動して引き起こせるよう
に形成されている。
【0029】また、図6に示すベンドメック70は、ス
パイラルラック17を回転制御する駆動モータ18やギ
ヤユニット、これらを固定する取付台などから構成され
ている。商品の売り切れは、売切スイッチ170によっ
て検出できるようになっている。また、このベンドメッ
ク70とスパイラルラック17は、図7に示すように、
ジョイント172によって着脱自在に連結されている。
このジョイント172には、スパイラルラック17の回
転量を検出するためのカム174が設けられている。
【0030】また、図9に示すように、後ラック15B
は、4つのスパイラルラック17を有し、一つのユニッ
トとして形成したものである。この後ラック15Bの下
端部も開口され、スパイラルラック17の支持を解かれ
た商品がシュータ21に落下できるようになっている。
このように形成された後ラック15Bは、図11および
図13に示すように、本体ケース2の後列に二つ配設さ
れている。また、上記前ラック15Fおよび後ラック1
5Bは、図12に示すように配設されている。
【0031】つぎに、本発明の要部たる搬出扉27の駆
動機構について、図1、図14〜図18に基づいて説明
する。図1および図14に示すように、シュータ21に
連通する内扉25の開口部両側には、搬出扉27の動作
方向を規制する一対のサイドガイド部28が設けられて
おり、このサイドガイド部28は、搬出扉27の左右方
向の動作を規制するための第1レール28aと、前後方
向の動作を規制するための第2レール28bおよび第3
レール28cとを備えている。なお、これらのレール2
8a,28b,28cは薄板状に形成されており、従来
のようなガイド溝310に相当するものは形成されてい
ない。
【0032】また、搬出扉27は、支持金具27a,2
7bを備えている。この支持金具27aは、ローラ30
a,30bを備えている。支持金具27bは、ローラ3
2a,32bを備えている。さらに、支持金具27aの
左端部には、ローラ29aを備えている。また、左側の
支持金具27bは、ローラ29bを備えている。すなわ
ち、搬出扉27は、図16および図17に示すように、
第1レール28aによって左右方向の動作を規制され、
図15および図18に示すように、第2レール28bお
よび第3レール28cによって前後方向の動作を規制さ
れるようになっている。
【0033】そして、この搬出扉27は、モータ部3
3、ワイヤー189、プーリ185,186,187,
188(図1、図14、図21参照)等の駆動機構によ
って、上下動するように形成されている。かかる駆動機
構は、搬出扉27の左側に配設されている。また、図1
および図4に示すように、モータ部33と連動するギヤ
部34には、搬出扉27の上限および下限位置を検出す
るための搬出扉自走カム181,182と、上限スイッ
チ183および下限スイッチ184とが併設されてい
る。
【0034】また、図1に示すように、搬出扉27の右
下端部の側面部には、マグネット191が設けられてい
る。内扉25に設けられたスイッチ取付金具192(図
14参照)には、搬出扉27の全閉時にこのマグネット
191と対向するように、リードスイッチ190が設け
られている。これらは、搬出扉27が商品を挟み込んだ
ときに、マグネット191とリードスイッチ190とが
離れ、マグネット191の磁気範囲からリードスイッチ
190が外れるように配設したものであり、これによっ
て、リードスイッチ190に通電されなくなり、商品の
挟み込みを検知できるようにしたものである。
【0035】また、かかる検知手段190,191を搬
出扉27の右下端部の側面部位置に設けたのは、上述し
た駆動機構(ワイヤー189による左側一本掛け)の性
質上、上述した下限スイッチ184だけでは、商品が開
口部の右下部に挟み込まれたときに検知できない場合が
生じるため、かかる場合にも確実にこれを検知するため
である。
【0036】つぎに、搬出扉27の動作原理を説明する
に先立って、スパイラルラック17に収納された商品が
シュータ21に搬出される動作原理を図19および図2
0に基づいて説明する。図20(a)は、待機状態を示
している。このとき自走スイッチ176は、カム174
によってOFFになっている。
【0037】そして、テンキーボタン38が押され商品
の購入手続がなされると、同図(b)に示すように、駆
動モータ18に通電され、スパイラルラック17が回転
する。これに伴ってカム174も回転するので、自走ス
イッチ176がONになる。スパイラルラック17が回
転(たとえば、180度回転)していくうちに、最下段
の商品200(または商品210)は、当該スパイラル
ラック17からの支持を解かれ落下する。この様子を平
面的に示したものが図19である。なお、落下した商品
200は、シュータ21を介して搬出され、同時に搬出
扉27が開くので、商品取り出し口46から取り出すこ
とができる。
【0038】さらに、カム174の回転によって自走ス
イッチ176がOFFになり、同図(c)および(d)
に示すように、スパイラルラック17が所定角度回転し
た後に、再び待機状態となり、商品の搬出が行われる。
なお、かかる動作を繰り返し、最終の商品が落下する
と、売切スイッチ170によって売り切れ状態が検知さ
れ、商品選択ランプ37が売り切れランプとして点灯す
る。
【0039】つぎに、搬出扉27の動作原理について図
21に基づいて説明する。ここで、同図(a)は搬出扉
27の開動作時、(b)は全開時、(c)は閉動作時、
(d)は全閉時を示すものである。同図(a)に示すよ
うに、スパイラルラック17の駆動モータ18の始動か
ら所定時間(たとえば、100ミリ秒)おいて、図示し
ない搬出扉リレーがONになる。このリレーと連動し
て、モータ部33(図1参照)が正転動作を行い、搬出
扉27が開き始める。すると、搬出扉自走カム182に
よって下限スイッチ184がOFFとなる。なお、この
開動作時における各ローラ29a,29b,30a,3
0b,32a,32bと各レール28a,28b,28
cとの相対位置関係を、図16〜図18に示す。
【0040】つぎに、同図(b)に示すように、搬出扉
27が開いていくと、搬出扉自走カム181によって上
限スイッチ183がONとなり、その信号によって搬出
扉27の動作は所定時間停止する。そして、同図(c)
に示すように、所定時間(たとえば、1.7秒)停止
後、モータ部33が再び通電され、逆転動作を行い、搬
出扉27を閉め始める。
【0041】搬出扉27が閉まっていくと、同図(d)
に示すように、搬出扉自走カム182によって下限スイ
ッチ184がONとなり、その信号により動作は停止す
る。ここで、搬出扉27の側面と対向するサイドガイド
部28の内側面には、従来のようなガイド溝310に相
当するものは形成されていないので、商品の挟み込みを
有効に防止できる。
【0042】一方、仮に搬出扉27が商品を挟み込んだ
場合には、マグネット191とリードスイッチ190と
が離れ、マグネット191の磁気範囲からリードスイッ
チ190が外れるので、リードスイッチ190に通電さ
れなくなり、商品の挟み込みを確実に検知できる。
【0043】以上のように、この実施の形態にかかる自
動販売機によれば、搬出扉27による商品の挟み込みを
有効に防止できるとともに、挟み込んだ場合であって
も、リードスイッチ190等によってこれを確実に検知
できる。また、いたずら等によって搬出扉27を持ち上
げられた場合にも検知できる。
【0044】また、商品挟み込みの検知手段として、マ
グネット191およびリードスイッチ190を用いたの
で、取り扱いが容易であり、簡易な構成によって商品挟
み込みを確実に検知できる。
【0045】なお、上記実施の形態においては、商品挟
み込みの検知手段として、マグネット191およびリー
ドスイッチ190からなる磁気センサを使用するものと
して説明したが、これに限定されず、たとえば、マイク
ロスイッチなどの機械的接点による検知手段、あるい
は、検知板通過により検知する透過型の光センサ等を使
用してもよく、同様の効果を期待できる。
【0046】また、アイスクリーム販売用としての自動
販売機1を例にして説明したが、扱う商品の種別を問わ
ないことは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
自動販売機(請求項1)によれば、本体ケースの商品搬
出用の開口部両側に設けられ搬出扉の左右方向および前
後方向の動作を規制するレール部材と、前記搬出扉の支
持金具に設けられ前記レール部材を挟持するローラ部材
と、前記搬出扉の閉動作時に前記商品を挟み込んだこと
を検知するために、当該搬出扉および前記開口部近傍に
それぞれ設けられた検知手段とを備えたので、商品の一
部が引っかかり易い従来のガイド部材が不要となり、搬
出扉の開閉動作が安定するとともに、商品の挟み込みを
有効に防止できる。
【0048】また、この発明にかかる自動販売機(請求
項2)によれば、駆動機構部を開口部の左右いずれか一
方に設け、搬出扉の当該他方側の側面の下部に一の検知
手段を設けるとともに、当該搬出扉の全閉時に当該一の
検知手段と対向するように当該開口部近傍に他の検知手
段を設けたので、駆動機構部の性質上、従来検知できな
かった搬出扉の微妙な姿勢変化を検知することが可能と
なり、商品の挟み込みを確実に検知することができる。
【0049】また、この発明にかかる自動販売機(請求
項3)によれば、検知手段を磁石と当該磁石の磁力を検
出するリードスイッチとからなるようにしたので、取り
扱いが容易であり、簡易な構成によって商品挟み込みを
確実に検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる自動販売機の搬
出扉を示す斜視図である。
【図2】中扉を外扉にロックし充填扉を開けた状態を示
す斜視図である。
【図3】外扉を示す正面図である。
【図4】中扉を開けた状態を示す斜視図である。
【図5】充填扉および内扉を開けた状態を示す斜視図で
ある。
【図6】前ラックを示す斜視図である。
【図7】スパイラルラックを示す正面図である。
【図8】前ラックの内部を示す平面図である。
【図9】後ラックの内部を示す平面図である。
【図10】前ラックを本体ケースに仮止めした状態を示
す正面図である。
【図11】後ラックを本体ケースに配設した状態を示す
正面図である。
【図12】本体ケースに配設された前ラックおよび後ラ
ックを示す側面図である。
【図13】本体ケースに配設された商品収納ラックを示
す説明図である。
【図14】搬出扉を示す正面図である。
【図15】搬出扉を示す側面図である。
【図16】第1レールを摺動する搬出扉を模式的に示す
正面図である。
【図17】第1レールを摺動する搬出扉の動作過程
(a)および(b)を模式的に示す正面図である。
【図18】第2レールおよび第3レールを摺動する搬出
扉の動作過程(a)および(b)を模式的に示す側面図
である。
【図19】最下段の商品がスパイラルラックの支持を解
かれて落下する様子を示す平面図である。
【図20】最下段の商品がスパイラルラックの支持を解
かれて落下する様子を示す側面図である。
【図21】搬出扉の動作原理を示す説明図である。
【図22】従来における自動販売機の搬出扉のガイド部
材を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 本体ケース 21 シュータ 25 内扉 27 搬出扉 27a、27b 支持金具 28 サイドガイド部 28a 第1レール 28b 第2レール 28c 第3レール 29a、29b、30a、30b、32a、32b ロ
ーラ 33 モータ部 34 ギヤ部 46 商品取り出し口 181、182 搬出扉自走カム 183 上限スイッチ 184 下限スイッチ 185、186、187、188 プーリ 189 ワイヤー 190 リードスイッチ 191 マグネット 192 スイッチ取付金具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース内に収納された商品を開口部
    から外部に搬出する際に駆動機構部によって上下にスラ
    イド開閉される搬出扉を備えた自動販売機において、 前記開口部両側に設けられ前記搬出扉の左右方向および
    前後方向の動作を規制するレール部材と、 前記搬出扉の支持金具に設けられ前記レール部材を挟持
    するローラ部材と、 前記搬出扉の閉動作時に前記商品を挟み込んだことを検
    知するために、当該搬出扉および前記開口部近傍にそれ
    ぞれ設けられた検知手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 駆動機構部を開口部の左右いずれか一方
    に設け、搬出扉の当該他方側の側面の下部に一の検知手
    段を設けるとともに、当該搬出扉の全閉時に当該一の検
    知手段と対向するように当該開口部近傍に他の検知手段
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売
    機。
  3. 【請求項3】 検知手段は磁石と当該磁石の磁力を検出
    するリードスイッチとからなることを特徴とする請求項
    2に記載の自動販売機。
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