JP2001109594A - ステータス情報取得制御プログラムを記録した媒体、ステータス情報取得制御装置およびステータス情報取得制御方法 - Google Patents

ステータス情報取得制御プログラムを記録した媒体、ステータス情報取得制御装置およびステータス情報取得制御方法

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JP2001109594A
JP2001109594A JP28976799A JP28976799A JP2001109594A JP 2001109594 A JP2001109594 A JP 2001109594A JP 28976799 A JP28976799 A JP 28976799A JP 28976799 A JP28976799 A JP 28976799A JP 2001109594 A JP2001109594 A JP 2001109594A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションあるいはオペレーティング
システムからの印刷要求に伴なってプリンタドライバが
起動されると、その都度、プリンタドライバはプリンタ
と交信し、ステータス情報や制御情報を取得していた。 【解決手段】 プリンタドライバ20a33が起動され
た状況に対応して、プリンタ30のステータス情報を取
得する方法をプリンタ30から直接取得するか、既に、
レジストリ20a35に格納されているステータス情報
を取得するかを切替える制御を実行し、プリンタドライ
バ20a33のアプリケーション20a34からの起動
時や、プリンタドライバ20a33の所定時間内の起動
時については、既にレジストリ20a35に格納されて
いるステータス情報を利用することによって、ステータ
ス情報の取得および表示の高速化を実現することが可能
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステータス情報取
得制御プログラムを記録した媒体、ステータス情報取得
制御装置およびステータス情報取得制御方法に関し、特
に、プリンタのステータス情報の取得を高速化するステ
ータス情報取得制御プログラムを記録した媒体、ステー
タス情報取得制御方法およびステータス情報取得制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のステータス情報取得制御
装置は、コンピュータに組み込まれ、このコンピュータ
に接続されたプリンタに同プリンタが認識可能な印刷デ
ータなどを送出するプリンタドライバにて構成されてい
る。この印刷データは、アプリケーションやオペレーテ
ィングシステムからの印刷要求にかかる印字データを入
力して変換したものであり、この変換が行われることに
よりアプリケーションやオペレーティングシステムから
の印刷を実現可能にしている。このプリンタドライバ
は、アプリケーションあるいはオペレーティングシステ
ムが印刷要求をするに際して、このアプリケーションあ
るいはオペレーティングシステムによって起動される。
そして、上述した印字データの入力を行なう。また、起
動されたプリンタドライバは、プリンタと所定のハンド
シェイクを行いつつ双方向通信を実現し、コンピュータ
側で設定されたこのプリンタの諸設定データを送信する
とともに、プリンタ側のステータス情報や制御情報を受
信している。
【0003】このプリンタドライバが実行するプリンタ
のステータス情報や制御情報の受信は、アプリケーショ
ンやオペレーティングシステムからの印字データの印刷
要求に付随するステータス情報や制御情報の読み出し要
求に基づいて行われる。従って、プリンタドライバは、
このアプリケーションやオペレーティングシステムから
プリンタのステータス情報や制御情報の読み出し要求を
受け付けると、プリンタとの交信を開始し、プリンタ側
に対してステータス情報や制御情報の送信を要求する。
プリンタはこの要求に応じてプリンタの状態を検索し、
ステータス情報や制御情報を生成する。そして、この生
成したステータス情報や制御情報をプリンタドライバに
送出する。プリンタドライバはこの送出されたステータ
ス情報や制御情報を取得し、このステータス情報や制御
情報から所定のプリンタ情報を構成し、アプリケーショ
ンあるいはオペレーティングシステムがプリンタの状態
を認識可能にするとともに、所定の画面に表示してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプリン
タドライバにて構成されるステータス情報取得制御装置
においては、アプリケーションあるいはオペレーティン
グシステムからの印刷要求に伴なってプリンタドライバ
が起動されると、その都度、プリンタドライバはプリン
タと交信し、ステータス情報や制御情報を取得してい
た。この交信やプリンタ側にてステータス情報や制御情
報を生成する時間は、長時間になる場合があり、すぐに
印刷をしたいというユーザにとっては、この時間が無駄
になっていた。
【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、プリンタ側からのステータス情報の読み出しを
制御し、このステータス情報や制御情報の取得および表
示を高速化することが可能なステータス情報取得制御プ
ログラムを記録した媒体、ステータス情報取得制御装置
およびステータス情報取得制御方法の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、接続するプリンタからの
ステータス情報の取得を制御するステータス情報取得制
御プログラムを記録した媒体であって、接続するプリン
タの所定のステータス情報を取得する取得機能と、前記
取得機能にて取得したステータス情報を所定の記憶領域
に格納するとともに、同格納されたステータス情報を記
憶領域から読み出して取得する格納取得機能と、ステー
タス情報の取得要求を受付けるとともに、該取得要求の
状況を検出する検出機能と、前記検出機能にて検出され
た状況に基づいて、前記取得機能にて接続するプリンタ
から所定のステータス情報を取得させるか、前記格納取
得機能にて前記記憶領域に既に格納されているステータ
ス情報を取得させるかを制御する取得制御機能とをコン
ピュータに実現させるをコンピュータに実現させる構成
としてある。
【0007】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、コンピュータに情報取得機能と、情報格
納機能と、情報制御機能とによって、接続するプリンタ
のステータス情報の取得の高速化を実現させるステータ
ス情報取得制御プログラムを記録した媒体を提供する。
ここで、取得機能は、接続するプリンタと相互に通信を
行い、このプリンタから所定のステータス情報を取得す
る。そして、格納取得機能は、取得機能が取得した所定
のステータス情報を所定の記憶領域に格納する。また、
取得格納機能は、所定の記憶領域に格納されたステータ
ス情報を読み出して取得可能になっている。ここで、検
出機能はステータス情報の取得要求が受け付けられる
と、この取得要求が発生した状況を検出する。かかる状
況は、取得要求が発生した時間間隔であってもよいし、
取得要求を出力した要求先のプログラム種類など、各種
の状況を観念できる。そして、取得制御機能は、この検
出機能が検出した取得要求が発生した状況に基づいて、
取得機能において接続するプリンタから所定のステータ
ス情報を取得させるか、格納取得機能おいて所定の記憶
領域に既に格納されているステータス情報を取得させる
かを制御する。すなわち、取得要求の発生した状況に対
応して プリンタから直接ステータス情報を取得する手
法と、既に所定の記憶領域に格納されているステータス
情報を取得する手法とを選択切替えすることが可能にな
り、所定の記憶領域から取得する場合はステータス情報
の取得の高速化を実現することが可能になるとともに、
プリンタから取得する場合は最新のステータス情報の取
得を可能にする。
【0008】取得制御機能は、検出機能の検出した取得
要求が発生した状況に基づいて、取得機能を利用してプ
リンタからのステータス情報を取得するか、所定の記憶
領域既に格納されたステータス情報を取得するかを制御
する。ここで、プリンタから取得するにしても、所定の
記憶領域から取得するにしても、取得するステータス情
報を選別して限定すれば、取得に際しての時間を短縮す
ることが可能になり、よりステータス情報の取得の高速
化を実現できる。そこで、請求項2にかかる発明は、請
求項1に記載のステータス情報取得制御プログラムを記
録した媒体において、上記取得制御機能は、上記検出機
能にて検出された状況に基づいて、前記取得機能および
格納取得機能に取得させるステータス情報を限定する構
成としてある。
【0009】上記のように構成した請求項2にかかる発
明において、取得制御機能は、検出機能が検出した所定
のステータス情報の取得要求の状況に対応し、同ステー
タス情報をこの要求先に提供するに際し、取得するステ
ータス情報を限定する。従って、限定したものについて
は、ステータス情報を提供することができないものの、
提供するステータス情報を少なくすることによって、取
得するために行われる処理時間を短縮したり、その取得
したステータス情報を表示する処理時間を短縮したりす
ることが可能になり、よってステータス情報の取得につ
いて高速化を図ることが可能になる。
【0010】ここで、検出機能が検出する取得要求の発
生時における状況の一例として、請求項3にかかる発明
は、請求項1または請求項2のいずれかに記載のステー
タス情報取得制御プログラムを記録した媒体において、
上記検出機能は、取得要求の時間間隔を検出するととも
に、上記取得制御機能は、この時間間隔が所定時間内で
ある場合、前記格納取得機能にて前記記憶領域に既に格
納されているステータス情報を取得させる構成としてあ
る。上記のように構成した請求項3にかかる発明におい
ては、検出機能が取得要求の時間間隔を検出する。そし
て、取得制御機能は、検出機能の検出した取得要求の時
間間隔が所定時間内である場合に、格納取得機能にて所
定の記憶領域に既に格納されているステータス情報を取
得させる。すなわち、前後に発生した取得要求のインタ
ーバルが所定の時間内であれば、プリンタのステータス
情報に変化は少ないものとみなし、所定の記憶領域に既
に格納されている前回プリンタから取得したステータス
情報を利用するようにする。これにより、かかる場合の
ステータス情報の取得の高速化を実現することが可能に
なる。
【0011】また、検出機能が検出する取得要求の発生
時における状況の他の一例として、請求項4にかかる発
明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のステータ
ス情報取得制御プログラムを記録した媒体において、上
記検出機能は、取得要求を発生した要求先のプログラム
種類を検出するとともに、上記取得制御機能は、取得要
求を発生した要求先のプログラム種類に基づいて、前記
取得機能にて接続するプリンタから所定のステータス情
報を取得させるか、前記格納取得機能にて前記記憶領域
に既に格納されているステータス情報を取得させるかを
制御する構成としてある。
【0012】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、検出機能にて取得要求を発生した要求先
のプログラム種類を検出する。そして、取得制御機能
は、この検出機能の検出した取得要求を発生した要求先
のプログラム種類に基づいて、取得機能において接続す
るプリンタから所定のステータス情報を取得させるか、
格納取得機能において所定の記憶領域に既に格納されて
いるステータス情報を取得させるかを制御する。すなわ
ち、プログラム種類によっては、改めてプリンタからス
テータス情報を取得するまでもない場合あり、かかる場
合に所定の記憶領域に既に格納されているステータス情
報を利用すれば、このステータス情報の取得に関して高
速化を図ることが可能になる。例えば、アプリケーショ
ンプログラムからプリンタにて印刷する場合単にプリン
タに印刷データを送信することがよい場合が多く、かか
る態様のときに所定の記憶領域に既に格納されたステー
タス情報を利用するようにすれば好適である。一方、プ
ログラム種類が基本システムプログラムの場合は、プリ
ンタの設定を変更する場合が多く、プリンタから最新の
ステータス情報を取得して利用するようにすれば好適で
ある。
【0013】このように、取得要求の時間間隔および取
得要求の要求先に対応して、取得制御機能が取得機能に
プリンタからステータス情報を取得させるか、格納取得
機能に所定の記憶領域に格納されているステータス情報
を取得させるかを制御する。このとき、プリンタからス
テータス情報を取得している最中にエラーなどが発生し
た場合、上述した制御を行なうことにより、所定の記憶
領域に既に格納されているステータス情報を取得するよ
うに制御されると、エラーが発生したステータス情報を
利用することとなる。
【0014】そこで、請求項5にかかる発明は、請求項
1〜請求項4のいずれかに記載のステータス情報取得制
御プログラムを記録した媒体において、上記検出機能
は、所定の記憶領域に既に格納された所定のステータス
情報を検索し、上記取得制御機能は、同検出機能が所定
の記憶領域に既に格納された所定のステータス情報に所
定の異常あるいは不正情報が含まれていると検出する
と、上記取得機能にて接続するプリンタの所定のステー
タス情報を取得させる構成としてある。上記のように構
成した請求項5にかかる発明においては、取得要求が発
生すると、検出機能は、所定の記憶領域に既に格納され
た所定のステータス情報を検索する。そして、検出機能
が所定の記憶領域に既に格納された所定のステータス情
報に所定の異常あるいは不正情報が含まれていると検出
すると、取得制御機能は、取得機能にて接続するプリン
タの所定のステータス情報を取得させる。これにより、
前回のプリンタからのステータス情報の取得に際して、
発生したエラーを更新することが可能になる。
【0015】ここで、このステータス情報取得制御プロ
グラムを記録した媒体は、磁気記録媒体であってもよい
し光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるい
かなる記録媒体においても全く同様に考えることができ
る。また、一次複製品、二次複製品などの複製段階につ
いては全く問う余地無く同等である。その他、供給方法
として通信回線を利用して行なう場合でも本発明が利用
されていることにはかわりない。さらに、一部がソフト
ウェアであって、一部がハードウェアで実現されている
場合においても発明の思想において全く異なるものでは
なく、一部を記録媒体上に記憶しておいて必要に応じて
適宜読み込まれるような形態のものとしてあってもよ
い。
【0016】このようなステータス情報取得制御プログ
ラムを記録した媒体は単独で取引の対象となるととも
に、このステータス情報取得制御プログラムが実現する
機能を兼ね備えた実体のある装置としても実現すること
ができることはいうまでもない。このため請求項6〜請
求項10にかかる発明は、上述したステータス情報取得
制御プログラムの記録した媒体を装置に適用した場合の
ステータス情報取得制御装置を提供する。
【0017】むろん、このように接続されたプリンタの
ステータス情報を取得するに際して、所定の制御を実行
する手法は必ずしも実体のあるステータス情報取得制御
装置に限られる必要はなく、ステータス情報の取得制御
方法としても機能することは容易に理解できる。このた
め、請求項11〜15にかかる発明は、上述したステー
タス情報取得制御装置が実現する方法として、実行可能
にしたものである。すなわち、必ずしも実体のあるステ
ータス情報取得制御装置に限らず、ステータス情報の取
得制御方法としても有効であることに相違はない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、接続され
たプリンタのステータス情報の取得を取得要求の発生し
た状況に対応して、高速化することが可能なステータス
情報取得制御プログラムを記録した媒体を提供すること
ができる。また、請求項2にかかる発明によれば、ステ
ータス情報の取得をより高速化することが可能になる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、所定時間内で
の取得要求について、ステータス情報の取得を高速化す
ることが可能になる。さらに、請求項4にかかる発明に
よれば、要求先のプログラム種類に応じて、ステータス
情報の取得の高速化を図ることが可能になる。さらに、
請求項5にかかる発明によれば、前回の取得要求でプリ
ンタからステータス情報を読み出した際に、ステータス
情報に異常等があった場合は、次回の取得要求に際して
は、必ず、プリンタからステータス情報を取得するた
め、正確なステータス情報を取得することができるとと
もに、所定の記憶領域に格納されたステータス情報を正
確なものに更新することが可能になる。さらに、請求項
6〜請求項10にかかる発明によれば、接続されたプリ
ンタのステータス情報の取得を取得要求の発生した状況
に対応して、高速化することが可能なステータス情報取
得制御装置を提供することができる。さらに、請求項1
1〜請求項15にかかる発明によれば、接続されたプリ
ンタからのステータス情報の取得表示を取得要求の発生
した状況に対応して、高速化することが可能なステータ
ス情報の取得制御方法を提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるステータス情報取得制御プログラムの機能ブロック
図をこのステータス情報取得制御プログラムを適用する
コンピュータシステムに併せて示している。同図におい
て、コンピュータシステム10は、ステータス情報取得
制御プログラムPがコンピュータ本体20に実現させる
各機能をコンピュータ本体20内部の記憶領域に格納す
る。そして、コンピュータ本体20は適宜このプログラ
ムを記憶領域から読み出してはコンピュータの所定のハ
ードウェアを制御し、接続するプリンタ30のステータ
ス情報の取得を制御可能になっている。
【0020】このステータス情報取得制御プログラムP
は、取得機能F1と、格納取得機能F2と、検出機能F
3と、取得制御機能F4とから構成されている。ここ
で、取得機能F1は、プリンタ30にステータス情報の
要求を出力し、プリンタ30はこの要求に対応したステ
ータス情報をこの取得機能F1に送出する。そして、格
納取得機能F2は、取得機能F1にプリンタ30から送
出されたステータス情報を入力しつつ、所定の記憶領域
Mにこの入力したステータス情報を格納する。また、格
納取得機能F2は、記憶領域Mに格納されたステータス
情報を読み出して取得可能になっている。かかる動作を
前提とし、コンピュータ本体20内部で動作するアプリ
ケーションプログラムあるいはオペレーティングシステ
ムプログラムから構成される取得要求先A1〜Anにて
プリンタ30のステータス情報の取得要求が発生する
と、この取得要求は検出機能F3にて受け付けられる。
【0021】そして、取得要求を受け付けた検出機能F
3は、この取得要求を出力した要求先のプログラム種類
や、取得要求が発生したインターバルΔtなどの状況を
検出する。そして、この状況を取得制御機能F4に通知
する。この通知を受けた取得制御機能F4は、取得機能
F1によって接続するプリンタ30からステータス情報
を取得させてステータス情報Sを生成し要求先A1〜A
nに提供するか、あるいは、格納取得機能F2によって
記憶領域Mに格納されているステータス情報を取得させ
てステータス情報Sを生成し要求先A1〜Anに提供す
るかを制御する。この制御は、上述したように取得要求
があった状況を勘案して実行される。この状況を勘案す
るとは、高速化が必要とされる場合は、記憶領域Mから
ステータス情報を取得して提供するし、プリンタ30の
最新のステータス情報が必要とされる場合は、プリンタ
30からステータス情報を取得して提供することに該当
する。具体的な状況の一例としては、要求先A1〜An
の要求発生時刻差分Δtの大きさや、要求先A1〜An
のプログラム種類が観念される。
【0022】すなわち、Δtが小さい場合、プリンタ3
0が保持するステータス情報は著しく変化しないので、
高速化を図るため記憶領域Mからステータス情報を取得
して提供するし、要求先A1〜Anがアプリケーション
プログラムであれば、プリンタ30の設定等を変更する
ことは考えられないため、高速化をはかる観点から記憶
領域Mに既に格納されているステータス情報を取得して
提供する。また、高速化の他の一例としては、読み出す
ステータス情報を限定することも考えられる。すなわ
ち、プリンタ30が保持するステータス情報がステータ
ス情報100〜200まであるとき、高速化を図る場合
については、ステータス情報100〜110に限定して
読み出すようにしてもよい。
【0023】次に、このコンピュータシステム10の外
観図を図2に示す。同図において、コンピュータシステ
ム10はコンピュータ本体20とディスプレイ21とキ
ーボード22とマウス23とともに、プリンタ30を備
えて構成されており、コンピュータ本体20に備えられ
たUSBポート24とプリンタ30のUSBポート34
とをUSBケーブル40にて接続している。むろん、こ
の接続形態はUSBによる接続に限定されるものではな
く、パラレル接続であってもよい。
【0024】図3はコンピュータシステム10を構成す
るコンピュータ本体20とプリンタ30との概略構成を
示した概略構成図である。同図において、コンピュータ
本体20には補助記憶デバイス20aとともにCPU2
0bやROM20c、RAM20d、USBI/O20
eなどが備えられており、CPU20aはROM20c
に書き込まれた制御プログラムを実行し、ワークエリア
としてRAM20dを使用し、USBI/O20eを介
してプリンタ30と接続できるようになっている。
【0025】また、コンピュータ本体20は、補助記憶
デバイス20aとしてCD−ROMドライブ20a1や
フロッピーディスクドライブ20a2やハードディスク
ドライブ20a3などを備えている。かかるCD−RO
Mドライブ20a1やフロッピーディスクドライブ20
a2には、CD−ROM20a11やフロッピーディス
ク20a21などの情報記録媒体が挿入され、この情報
記録媒体に格納されているプログラムやデータなどがハ
ードディスクドライブ20a3にインストールされるこ
とになる。
【0026】ここで、インストールされる以下のプログ
ラムは、上述したようにハードディスクドライブ11a
3に記録されるとともに、通常はこのハードディスクド
ライブ20a3からRAM20dの所定の領域に読み込
まれて実行される。また、LANアダプタ20fも備え
られ、外部のネットワークを介してプログラムなどを取
得する一手段として利用することができる。この意味で
はネットワークなどの通信回線もプログラムを取得する
媒体として利用され、広義の意味でプログラムを記録し
た媒体といえる。
【0027】また、プリンタ30には上記CPU30a
の他にROM30b、RAM30cが備えられ、同CP
U30aはROM30bに記録された制御プログラムに
基づき、RAM30cに記憶された印刷データに基づい
てプリンタコントローラ30dを制御する。このプリン
タコントローラ30dは図示しないプリンタのメカニカ
ル部分と印字ヘッドへの印字データの送出などを制御す
る。
【0028】プリンタコントローラ30dはCPU30
aの指示に基づいて、上述したメカニカル部分の状態や
印字に使用されるインクの残量などを表わすステータス
情報を取得し、RAM30cに格納可能になっている。
そして、CPU30aは、このRAM30cに格納され
たステータス情報を読み出しつつUSBI/O30eを
介してコンピュータ20側に送出可能になっている。
【0029】一方、このようなコンピュータシステム1
0を使用して印刷処理を実行する場合、コンピュータ本
体20内では所定のプログラムが実行されることにな
る。この所定のプログラムはハードディスクドライブ2
0a3に格納されており、このハードディスク20a3
に格納されたプログラムの構成を図4に示す。同図にお
いて、所定のプログラムのうち、基本プログラムとして
稼働しているのはオペレーティングシステム20a31
(OS)であり、このオペレーティングシステム20a
31にはディスプレイ21での表示を行わせるディスプ
レイドライバ20a32(DSP DRV)とプリンタ
30に印刷出力を行わせるプリンタドライバ20a33
(PRT DRV)が組み込まれている。
【0030】この基本プログラムとしてのオペレーティ
ングシステム20a31上でアプリケーション20a3
4が実行される。アプリケーション20a34の処理内
容は様々であり、操作デバイスとしてのキーボード13
やマウス14の操作を監視し、操作された場合には各種
の外部機器を適切に制御して対応する演算処理などを実
行し、さらには、ディスプレイドライバ20a32を介
して処理結果をディスプレイ21に表示したり、プリン
タドライバ20a33を介してプリンタ30に印刷デー
タを出力したりすることになる。
【0031】上述したようにプリンタ30には、プリン
タドライバ20a33を介してアプリケーション20a
34の処理結果が印刷データとして出力され、同プリン
タ30は色インクを用いて印刷用紙上にドットを付すこ
とにより、対応する画像を印刷する。また、このプリン
タドライバ20a33はアプリケーション20a34や
オペレーティングシステム20a31から起動されるこ
とになり、この起動時であって、プリンタ30に対し印
刷データなどを送出する前に、プリンタ30の異常状態
や正常状態の態様を示すステータス情報を取得する処理
を実行する。そして、取得されたステータス情報はハー
ドディスク20a3でオペレーティングシステム20a
31が格納されている領域の一部の領域に確保されてい
るレジストリ20a35に保存される。また、プリンタ
ドライバ20a33は、このレジストリ20a35に保
存したステータス情報を画面の表示用データに変換し、
所定のステータス情報表示画面をディスプレイドライバ
20a33を介してディスプレイ21に表示させてい
る。
【0032】図5は、このプリンタドライバ20a33
の構成を示した構成図である。同図において、プリンタ
ドライバ20a33は、ジャーナルドライバ50と、ユ
ーザインターフェース52と、スプールマネージャー5
3と、スプールコントローラ54とから構成されてい
る。かかる構成において、プリンタ30にて印刷を実行
する場合はアプリケーション20a34から出力された
印刷データをジャーナルドライバ50が入力する。ジャ
ーナルドライバ50は印刷データを入力すると、スプー
ルマネージャー53を起動し、印刷データはこのスプー
ルマネージャー53によってハードディスク20a3に
形成されるスプールファイル20a31にスプールデー
タとして格納される。
【0033】このスプールデータはジャーナルドライバ
50によって印刷データに印刷設定や所定のヘッダが付
加されたり描画オブジェクトや描画コマンドに変換され
たものである。そして、スプールデータは順次スプール
コントローラ54に送出されるとともに、このスプール
コントローラ54からオペレーティングシステム20a
31、USBI/O20eおよびUSBケーブル40を
介してプリンタ30に転送され所定の印刷が実行され
る。
【0034】一方、プリンタ30からステータス情報を
取得する場合は、ユーザインターフェース52がジャー
ナルドライバ50に対してステータス情報の取得要求を
出力する。この取得要求はジャーナルドライバ50〜ス
プールマネージャ53〜スプールコントローラ54を経
てプリンタ30に出力される。そして、この取得要求に
対応したステータス情報をプリンタ30が出力すると、
今度はスプールコントローラ54〜スプールマネージャ
53〜ジャーナルドライバ50を経てユーザインターフ
ェース52に入力される。そして、このユーザインター
フェースによって所定のステータス情報の表示用のデー
タが生成される。
【0035】図6は、プリンタ30のメカニカル部分の
構成を概略的に示した概略構成図である。同図におい
て、本プリンタ30は記録紙上に対してドットマトリク
ス状に色インクを吐出して印字を行うインクジェット方
式を採用している。より詳細には、三つの印字ヘッドユ
ニット31aからなる印字ヘッド31と、この印字ヘッ
ド31を制御する印字ヘッドコントローラ32と、同印
字ヘッド31を桁方向に移動させる印字ヘッド桁移動モ
ータ33と、印字用紙を行方向に送る紙送りモータ35
とを備える。そして、プリンタコントローラ30dが印
字ヘッドコントローラ32と印字ヘッド桁移動モータ3
3と紙送りモータ35とのインターフェイスを実現し所
定の制御を実行している。
【0036】このプリンタ30は印字インクとして四色
の色インクを使用するものであり、各印字ヘッドユニッ
ト31aにはそれぞれ独立した二列の印字ノズルが形成
されている。供給する色インクは印字ノズルの列単位で
変えることができ、この場合は図示左方の印字ヘッドユ
ニット31aについては二列とも黒色インク(K)を供
給し、図示右方の印字ヘッドユニット31aについては
左列にマゼンタ色インク(M)を供給するとともに右列
にイエロー色インク(Y)を供給し、図示真ん中の印字
ヘッドユニット31aについては左列にシアン色インク
(C)を供給するとともに右列は不使用としている。
【0037】本実施形態においては、四色の色インクを
使用しているが、三つの印字ヘッドユニット31aにお
ける二列の印字ノズルを最大限に利用して六色の色イン
クを使用することも可能である。この場合、シアンとマ
ゼンタについては濃色インクと淡色インクとを使用する
ものとし、さらにイエローとブラックとを使用して合計
六色とすることができる。なお、本実施形態において
は、プリンタ30のステータス情報の一つとしてこの各
インクのインク残量を取得し、コンピュータ本体20の
ディスプレイ21にインクタンクを模擬した図にて表示
し、利用者がインク残量を認識可能にしている。
【0038】図7は、上述したレジストリ20a35に
格納されるプリンタ30のステータス情報のデータ構成
を示したデータ構成図である。同図において、レジスト
リ20a35は、プリンタ30から取得したステータス
情報を示すレコード領域Dと、レコード領域Dに各レコ
ードD1〜D3の属性Rとが格納されている。レコード
D1〜D3はプリンタ30から取得したスタータす情報
が制御情報とともに格納されている。また、属性Rは具
体的に、各レコードD1〜D3がプリンタ30から取得
された時刻を示す取得時刻R1と、この時刻に取得され
たステータス情報であるステータス情報R2と、取得に
際しての異常の有無を判別する不正フラグR3とから構
成されている。
【0039】すなわち、取得時刻R1は、プリンタドラ
イバ20a33がプリンタ30にアクセスしてステータ
ス情報を取得した時刻を示すものであり、ステータス情
報R2には、各種のステータス情報を含まれている。例
えば、上述したCMYKの各インクについてのインク残
量R2aや、このインク残量が全くない状態を示すイン
クエンド情報R2bや、インク残量が僅かになったこと
を示すインクロー情報R2cなどをステータス情報とし
ている。むろん、このインクエンドR2bやインクロー
情報R2cについても各種インクCMYKごとのステー
タス情報が格納されている。
【0040】また、不正フラグR3は、プリンタドライ
バ20a33がプリンタ30との交信しているときに、
通信異常などが発生し、ステータス情報が正常に取得で
きなかった場合にフラグがオンとなり「1」がこの属性
に書込まれる。そして、正常にステータス情報が取得さ
れた場合には「0」が書込まれる。図に示す場合におい
ては、取得時刻R1「1999年9月9日13:30:
19」にプリンタ30と交信してステータス情報を取得
してるときに何らかの異常が発生していることを示して
いる。このように、プリンタ30から取得されたステー
タス情報R2は、制御情報である取得時刻R1や不正フ
ラグR3とともに、プリンタ30から取得された時点で
レジストリ20a35に格納されることになる。
【0041】本実施形態において、プリンタドライバ2
0a33はプリンタ30に印刷動作をさせたり、プリン
タ30の設定の確認や設定の変更等を行なうにあたっ
て、プリンタ30のステータス情報を必要とする場合、
状況に応じて、プリンタ30からステータス情報を直接
取得して使用するか、このレジストリ20a35に格納
されているステータス情報を取得して使用するかを切り
替えるステータス情報取得制御処理を実行する。
【0042】図8は、上述したプリンタドライバ20a
33が実行するステータス情報取得制御処理の処理内容
について、その概略をフローチャートにより示してい
る。同図において、プリンタドライバ20a33は、ア
プリケーション20a34あるいはオペレーティングシ
ステム20a31によって起動されるとともに、この起
動に伴なって、プリンタ30のステータス情報を起動元
のアプリケーション20a34あるいはオペレーティン
グシステム20a31に提供する(ステップS10
0)。アプリケーション20a34にて起動される場合
には、エディタアプリケーションにて文書を印刷する場
合などが該当し、オペレーティングシステム20a31
にて起動される場合は、プリンタ30の各種プロパティ
の設定を行なう場合に該当する。
【0043】そして、プリンタドライバ20a33が起
動されると、?モジュール**は、アプリケーション2
0a34あるいはオペレーティングシステム2031に
プリンタ30から直接取得したステータス情報を提供す
るか、レジストリ20a35に格納されているステータ
ス情報を取得して提供するか否かを判別する判別処理を
実行する(ステップS200)。この判別処理にてステ
ータス情報の取得先が決定されると、この取得先に基づ
いてステータス情報を取得する取得処理を実行する(ス
テップS300)。このように、ステータス情報を取得
すると、ディスプレイ21に表示するためのデータを生
成するとともに、ディスプレイドライバ20a32に引
渡て表示させる表示処理を実行する(ステップS40
0)。
【0044】次に、ステップS200〜S400の各処
理について、より具体的な処理内容を図9〜図20のフ
ローチャートを使用して説明する。図9のフローチャー
トはステップS200の判別処理の処理内容を示してい
る。同図において、プリンタドライバ20a33の?モ
ジュール**は上述したようにステータス情報を取得し
て提供可能にするに際し、プリンタ30から直接ステー
タス情報を取得して提供するか、レジストリ20a35
に格納されているステータス情報を取得して提供するか
を判別するにあたり、このプリンタドライバ20a33
を起動した起動元によって判別する。従って、最初に、
プリンタドライバ20a33は起動されると、かかる起
動を要求した起動元を検索する(ステップS205)。
そして、起動元の検索が終了すると、この起動元を取得
する。本実施形態においては、起動元はアプリケーショ
ン20a34と、オペレーティングシステム20a31
に大別する(ステップS210)。従って、取得される
と、この起動元がアプリケーション20a34によるも
のであるか否かを判別する(ステップS215)。
【0045】アプリケーション20a34からの起動で
あると判別されると、上述したステップS300の取得
処理においてプリンタ30に通信を接続し、プリンタ3
0から直接ステータス情報を取得させることを要求する
接続要求フラグをOFFにする。すなわち、アプリケー
ション20a34がプリンタドライバ20a33を起動
した場合にはステータス情報をレジストリ20a35に
格納されているものを取得し提供する(ステップS22
0)。一方、ステップS215での判別においてプリン
タドライバ20a33の起動がアプリケーション20a
34からではないと判別された場合は、プリンタドライ
バ20a33がオペレーティングシステム20a31に
よって起動されたと判別する(ステップS225)。か
かる場合は、オペレーティングシステム20a31にス
テータス情報を提供するにあたりステップS300の取
得処理にてプリンタ30と通信を接続し、直接ステータ
ス情報を取得させるため、接続要求フラグをONにする
(ステップS230)。
【0046】アプリケーション20a34にてプリンタ
ドライバ20a34が起動された場合、アプリケーショ
ン20a34は、プリンタ30の諸設定を行なうことな
く、単に、プリンタ30に印刷を実行させればよいた
め、かかる場合においてはプリンタ30から直接ステー
タス情報を取得することなく、レジストリ20a35に
格納されている最新のステータス情報を利用する。従っ
て、アプリケーション20a34のユーザは高速にプリ
ンタ30のステータス情報を取得することが可能にな
る。一方、オペレーティングシステム20a31にてプ
リンタドライバ20a33が起動された場合、主にプリ
ンタ30の諸設定が実施されることになる。従って、プ
リンタ30の状態をリアルタイムに認識する必要が生じ
るため、かかる場合は、ある程度時間がかかるにして
も、プリンタ30から直接ステータス情報を取得するよ
うにする。ここで、ステップS215にてアプリケーシ
ョン20a34あるいはオペレーティングシステム20
a31のどちらかによって起動されたかを判別する手法
としては、プリントドライバ20a33の起動時に使用
されるコマンドによって判別すればよい。
【0047】図10は、プリンタ30あるいはレジスト
リ20a35のどちらかからステータス情報を読み出し
て取得するステップS300の取得処理の処理内容をフ
ローチャートにより示している。同図において、最初
に、ステップS200の判別処理におけるステップS2
20またはS230にて操作された接続要求フラグを読
み出す(ステップS305)。そして、この接続要求フ
ラグがONであるか否かを判別する(ステップS31
0)。ここで、接続要求フラグがONであれば、ユーザ
インターフェース52はジャーナルドライバ50、スプ
ールマネージャ53、スプールコントローラ54を経て
プリンタ30と通信可能に接続して所定のプリンタ交信
処理を実行することにより、USBケーブル40を介し
てプリンタ30からステータス情報や制御情報を取得す
る(ステップS315)。そして、この取得したステー
タス情報や制御情報を所定のレコード形式に変換し、レ
ジストリ20a35の最後尾レコードの次に追加して書
込む(ステップS320)。一方、ステップS310に
て接続要求フラグがOFFと判別されると、既に、レジ
ストリ20a35に格納されているレコードのなかか
ら、取得時刻R1が最新のステータス情報を検索する
(ステップS325)。
【0048】図11は、上述した取得処理のステップS
315に示したプリンタ交信処理の処理内容をフローチ
ャートにより示している。同図において、ステータス情
報は通常複数有り、プリンタドライバ30は一つずつス
テータス情報の送出を要求し、プリンタ30はこの要求
に応じたステータス情報を返答する。従って、最初に、
プリンタドライバ20a32のユーザインターフェース
52はプリンタ30に対してステータス情報を送出する
ように要求を出力する(ステップS315a)。
【0049】次に、プリンタ30からプリンタドライバ
20a32にステータス情報が送出され、プリンタドラ
イバ20a32にて取得できたか否かを判別するととも
に(ステップS315b)、取得できた場合、この取得
時の交信で通信エラーが発生したか否かを判定する(ス
テップS315c)。通信エラーがない場合は、正常に
ステータス情報を取得することができたと判定するとと
もに、要求している全てのステータス情報についての交
信が完了したかいなかを判定する(ステップS315
d)。
【0050】全てのステータス情報についての取得が完
了していない場合は、ステップS315aに戻り、次の
ステータス情報の送出を要求する。一方、ステップS3
15cにて通信エラーを検出すると、不正フラグをON
にする(ステップS315i)。この不正フラグがON
になる他の状況としては、ステップS315aにてステ
ータス情報の送出をプリンタ30に要求しても、なんら
の回答がなく所定の時間が経過してしまった場合のタイ
ムアウトの状況がある(ステップS315h)。ここ
で、全てのステータス情報について取得が完了すると、
不正フラグの状態を確認する。そして、この不正フラグ
がONに制御されていない場合は、不正フラグをOFF
にする(ステップS315f)。最後に、レジストリ2
0a35の取得時刻R1に格納するプリンタ交信処理の
終了した現在時刻を取得する(ステップS315g)。
そして、これらのステータス情報、不正フラグおよび取
得時刻はレジストリ20a35に格納される。
【0051】図12は、ディスプレイ21にステータス
情報を表示させるステップS400の表示処理の処理内
容をフローチャートにより示している。同図において、
最初に、上述した取得処理のステップS320あるいは
S325にてレジストリ20a35に書込まれた、ある
いは、検索された最新のステータス情報を読み出す(ス
テップS405)。そして、接続要求フラグの状態を確
認し(ステップS410)、接続要求フラグがONであ
れば、「リアルタイムデータ」というコメントを付加し
(ステップS415)、読み出したステータス情報とと
もに、表示用のデータを生成する(ステップS41
6)。そして、ディスプレイドライバ20a32に送出
し、所定の画面をディスプレイ21に表示させる(ステ
ップS420)。一方、接続要求フラグがOFFであっ
て、レジストリ20a35に既に格納されていたステー
タス情報を読み出した場合には、「レジストリデータ」
というコメントを付加し(ステップS425)、読み出
したステータス情報とともに、表示用のデータを生成す
る(ステップS416)。そして、ステップS420に
て上述したのと同様にディスプレイドライバ20a32
に送出する。
【0052】上述したようにステップS200の判別処
理は、プリンタドライバ20a32の起動元に基づいて
プリンタ30に接続し、直接リアルタイムのステータス
情報を取得するか、あるいは、既にレジストリ20a3
5に読み込まれている最新のステータス情報を取得する
かを判別する構成を採用している。ここで、このような
プリンタ30から直接ステータス情報を取得するか、レ
ジストリ20a35に格納されたステータス情報を取得
するかを判別する手法としては、特にプリンタドライバ
20a32の起動元に基づく手法に限定されるものでは
なく、例えば、プリンタ30から取得したステータス情
報の取得時刻が前回の取得時刻から所定時間経過したか
否か、すなわち、前後のプリンタ30へのステータス情
報取得のアクセス時間のインターバルによって判別する
構成を採用するものであってもよい。
【0053】図14は、このインターバルの時間に基づ
いて、プリンタ30から直接ステータス情報を取得する
か、レジストリ20a35から取得するかを判別する構
成を採用した場合の判別処理の処理内容を示したフロー
チャートである。同図において、最初に、レジストリ2
0a35にアクセスし格納されているステータス情報や
制御情報を読み出す(ステップS240)。そして、最
後のレコード、すなわち、最後にプリンタ30からステ
ータス情報などが格納されているレコードの取得時刻R
1を読み出す(ステップS245)。次に、現在時刻を
取得する(ステップS255)。この現在時刻と取得時
刻R1に格納されている時刻との差を算出し、すなわ
ち、プリンタドライバ20a33が起動されたインター
バル時間を算出し(ステップS251)、このインター
バル時間が所定時間経過したものであるか否かを判別す
る(ステップS225)。
【0054】所定時間経過したものであれば、プリンタ
30から読み出してレジストリ20a35に格納されて
いるステータス情報は「古い」と判断し、接続要求フラ
グをONにし、以降の取得処理にてプリンタ30から直
接ステータス情報を取得させるようにする(ステップS
260)。一方、所定時間経過していない場合は、レジ
ストリ20a35に格納されているステータス情報は
「新しい」と判断し、接続要求フラグをOFFにして、
取得処理にてプリンタ30に接続することなく、このレ
ジストリ20a35に格納されているステータス情報を
取得させるようにする。
【0055】また、判別処理にてプリンタ30から直接
ステータス情報を取得するか、レジストリ20a35に
格納されているステータス情報を取得するかを判別する
手法は、上述した二通りの手法に限定されるものではな
い。図14に他の判別処理の他の処理内容を示したフロ
ーチャートを示す。同図において、最初に、レジストリ
20a35を読み出すとともに(ステップS270)、
このレジストリ20a35に格納されている最新時刻に
プリンタ30から取得したレコードのステータス情報R
2を読み出す(ステップS271)。そして、ステータ
ス情報R2のなかから、インクエンドR2bと、インク
ローR2cとを読み出すとともに、不正フラグR3を読
み出す(ステップS275)。そして、CMYKのいず
れかについてインクエンドが発生していないかを判別し
(ステップS280)、発生していれば、プリンタ30
のインク交換がなされているかいないかを確認するため
に、ステップS300の取得処理にてプリンタ30に接
続させ、直接ステータス情報を取得させるため、接続要
求フラグをONにする(ステップS285)。
【0056】また、ステップS280にてインクエンド
は発生していないと判別したものの、CMYKのいずれ
かについてインクローが発生していると、正常な印刷を
実現できない可能性があるため、インクローが発生して
いるかいないかを判別する(ステップS286)。イン
クローが発生していれば、ステップS285にて接続要
求フラグをONにする。また、CMYKのいずれにおい
てもインクエンドあるいはインクローが発生していない
場合には、不正フラグがONになっているか否かを判別
する(ステップS287)。不正フラグがONになって
いれば、ステップS285にて接続要求フラグをONに
する。
【0057】一方、インクエンドもインクローも発生し
ておらず、不正フラグもOFFの場合は、レジストリ2
0a35に格納されている最新のステータス情報は正確
なものであると判断し、接続要求フラグをOFFにし
て、かかるプリンタドライバ20a33の起動に対して
は、レジストリ20a35の最新レコードを提供するよ
うにする。本実施の形態を採用することにより、前回プ
リンタ30から直接ステータス情報を読み出した際に、
正常にステータス情報の取得ができなかった場合、次の
プリンタドライバ20a33の起動時に再度プリンタ3
0から直接ステータス情報を読み込むことによって、正
常なステータス情報を取得することが可能になる。
【0058】また、インク残量が少なく、このインク残
量のステータス情報に基づいてユーザがインク交換をし
ている場合があるため、この交換の有無を検出すること
が可能になる。また、本実施形態においては、起動元に
よる判別と、インターバル時間による判別と、ステータ
スおよび制御情報のなかのインク残量に関するステータ
ス情報あるいは不正フラグによる判別とを個別に実行す
る構成を採用しているが、むろん、これらを個別の構成
にする必要はなく、組み合わせて判別する構成を採用し
てもよいことはいうまでもない。
【0059】このようにプリンタドライバ20a33が
起動された場合の状況に対応して、既にレジストリ20
a35に格納されているステータス情報を取得して提供
することによって、ステータス情報の取得を高速化する
ことが可能になった。ステータス情報の取得について高
速化を図るという観点から、状況に対応して取得するス
テータス情報を限定することよってステータス情報の取
得の高速化を図るようにしてもよい。
【0060】図15は、本実施形態によってディスプレ
イ21に表示されるプリンタステータス情報表示画面6
0の一例を示した画面図である。同図において、プリン
タステータス情報表示画面60は、表示画面として、全
般的な設定を入力する全般画面61と、詳細な設定を行
なう詳細画面62と、基本的な設定を行なう基本設定画
面63と、用紙の設定を行なう用紙設定画面64と、印
刷用紙に対しての印刷形態を設定するレイアウト画面6
5と、プリンタ30に対して所定の制御動作を実行させ
るユーティリティー画面65とを備えている。また、各
画面に共通に表示される共通画面として、プリンタステ
ータス情報表示画面60の下部にOKボタン69と、キ
ャンセルボタン70と、適用ボタン71と、ヘルプボタ
ン72と、最新ボタン73とが配設されている。利用者
は諸設定を行なう際に、これらのボタンを使用すること
になる。
【0061】そして、プリンタステータス情報表示画面
60の上部には、ステータス情報態様表示エリア74が
あり、上述した表示処理にて生成された表示用のデータ
に含まれている「リアルタイムデータ」あるいは「レジ
ストリデータ」のいずれかを表示させる。これにより利
用者は現在表示されているステータス情報がリアルタイ
ムでプリンタ30から取得したものであるか、既にレジ
ストリ20a35に格納されていたものでるかを判断す
ることが可能になる。本実施形態においては基本設定画
面63にステータス情報を表示している。基本設定画面
63にはインク情報67と、インク残量68とが画面上
に配置されており、インク情報67にはプリンタ30の
仕様に基づいてカラーであるかモノクロであるかを選択
する。そして、インク残量68はプリンタ30のCMY
Kのインクタンクのステータス情報であるインク残量を
表示する。本実施形態のおいては、各種あるステータス
情報のうちインク残量についてのみ画面表示する構成を
採用しているが、むろん、他のステータス情報について
も所定の表示形態によって画面表示させるようにしても
よい。
【0062】このように、プリンタドライバ20a33
が起動された状況に対応して、プリンタ30のステータ
ス情報を取得する方法をプリンタ30から直接取得する
か、既に、レジストリ20a35に格納されているステ
ータス情報を取得するかを切替える制御を実行し、プリ
ンタドライバ20a33のアプリケーション20a34
からの起動時や、プリンタドライバ20a33の所定時
間内の起動時については、既にレジストリ20a35に
格納されているステータス情報を利用することによっ
て、ステータス情報の取得および表示の高速化を実現す
ることが可能になる。
【0063】また、レジストリ20a35に格納された
ステータス情報の内容によって、すなわち、前回プリン
タ30からステータス情報を取得した際に、インクエン
ド、インクローが取得されときは、このステータス情報
の取得後にインク交換などの作業が為されている可能性
が高いため、次にプリンタドライバ20a33が起動さ
れた時はプリンタ30から直接ステータス情報を取得さ
せることによって、最新のステータス情報を取得するこ
とを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるステータス情報取
得制御プログラムにて実現される機能についての機能ブ
ロック図である。
【図2】本ステータス情報取得制御プログラムを適用し
たコンピュータシステムの概略外観図である。
【図3】コンピュータシステム10を構成するコンピュ
ータ本体20とプリンタ30との概略構成を示した概略
構成図である。
【図4】ハードディスク20a3に格納されたプログラ
ムの構成を示す構成図である。
【図5】プリンタドライバ20a33の構成を示した構
成図である。
【図6】プリンタ30のメカニカル部分の構成を概略的
に示した概略構成図である。
【図7】レジストリ20a35に格納されるプリンタ3
0のステータス情報のデータ構成を示したデータ構成図
である。
【図8】プリンタドライバ20a33が実行するステー
タス情報取得制御処理の処理内容のフローチャートであ
る。
【図9】判別処理の処理内容を示したフローチャートで
ある。
【図10】取得処理の処理内容を示したフローチャート
である。
【図11】プリンタ交信処理の処理内容を示したフロー
チャートである。
【図12】表示処理の処理内容を示したフローチャート
である。
【図13】判別処理の他の処理内容を示したフローチャ
ートである。
【図14】判別処理の他の処理内容を示したフローチャ
ートである。
【図15】ステータス情報を表示した画面の一例を示し
た画面図である。
【符号の説明】
20…コンピュータ本体 30…プリンタ P…ステータス情報取得制御プログラム F1…取得機能 F2…格納取得機能 F3…検出機能 F4…取得制御機能 M…記憶領域 S…ステータス情報 A1〜An…取得要求先

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続するプリンタからのステータス情報
    の取得を制御するステータス情報取得制御プログラムを
    記録した媒体であって、 接続するプリンタの所定のステータス情報を取得する取
    得機能と、 前記取得機能にて取得したステータス情報を所定の記憶
    領域に格納するとともに、同格納されたステータス情報
    を記憶領域から読み出して取得する格納取得機能と、 ステータス情報の取得要求を受付けるとともに、該取得
    要求の状況を検出する検出機能と、 前記検出機能にて検出された状況に基づいて、前記取得
    機能にて接続するプリンタから所定のステータス情報を
    取得させるか、前記格納取得機能にて前記記憶領域に既
    に格納されているステータス情報を取得させるかを制御
    する取得制御機能とをコンピュータに実現させるステー
    タス情報取得制御プログラムを記録した媒体。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のステータス情報取
    得制御プログラムを記録した媒体において、 上記取得制御機能は、上記検出機能にて検出された状況
    に基づいて、前記取得機能および格納取得機能に取得さ
    せるステータス情報を限定することを特徴とするステー
    タス情報取得制御プログラムを記録した媒体。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載のステータス情報取得制御プログラムを記録した
    媒体において、 上記検出機能は、取得要求の時間間隔を検出するととも
    に、上記取得制御機能は、この時間間隔が所定時間内で
    ある場合、前記格納取得機能にて前記記憶領域に既に格
    納されているステータス情報を取得させることを特徴と
    するステータス情報取得制御プログラムを記録した媒
    体。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のステータス情報取得制御プログラムを記録した媒体
    において、 上記検出機能は、取得要求を発生した要求先のプログラ
    ム種類を検出するとともに、上記取得制御機能は、取得
    要求を発生した要求先のプログラム種類に基づいて、前
    記取得機能にて接続するプリンタから所定のステータス
    情報を取得させるか、前記格納取得機能にて前記記憶領
    域に既に格納されているステータス情報を取得させるか
    を制御することを特徴とするステータス情報取得制御プ
    ログラムを記録した媒体。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載のステータス情報取得制御プログラムを記録した媒体
    において、 上記検出機能は、所定の記憶領域に既に格納された所定
    のステータス情報を検索し、上記取得制御機能は、同検
    出機能にて所定の記憶領域に既に格納された所定のステ
    ータス情報に所定の異常あるいは不正情報が含まれてい
    ると検出されると、上記取得機能にて接続するプリンタ
    の所定のステータス情報を取得させることを特徴とする
    ステータス情報取得制御プログラムを記録した媒体。
  6. 【請求項6】 接続するプリンタからのステータス情報
    の取得を制御するステータス情報取得制御装置であっ
    て、 接続するプリンタの所定のステータス情報を取得する取
    得手段と、 前記取得手段の取得したステータス情報を所定の記憶領
    域に格納するとともに、同格納されたステータス情報を
    記憶領域から読み出して取得する格納取得手段と、 ステータス情報の取得要求を受付けるとともに、該取得
    要求の状況を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出した状況に基づいて、前記取得手段
    にて接続するプリンタから所定のステータス情報を取得
    させるか、前記格納取得手段にて前記記憶領域に既に格
    納されているステータス情報を取得させるかを制御する
    取得制御手段とを具備することを特徴とするステータス
    情報取得制御装置。
  7. 【請求項7】 上記請求項6に記載のステータス情報取
    得制御装置において、 上記取得制御手段は、上記検出手段の検出した状況に基
    づいて、前記取得手段および格納取得手段に取得させる
    ステータス情報を限定することを特徴とするステータス
    情報取得制御装置。
  8. 【請求項8】 上記請求項6または請求項7のいずれか
    に記載のステータス情報取得制御装置において、 上記検出手段は、取得要求の時間間隔を検出するととも
    に、上記取得制御手段は、この時間間隔が所定時間内で
    ある場合、前記格納取得手段に前記記憶領域に既に格納
    されているステータス情報を取得させることを特徴とす
    るステータス情報取得制御方装置。
  9. 【請求項9】 上記請求項6〜請求項8のいずれかに記
    載のステータス情報取得制御装置において、 上記検出手段は、取得要求を発生した要求先のプログラ
    ム種類を検出するとともに、上記取得制御手段は、取得
    要求を発生した要求先のプログラム種類に基づいて、前
    記取得手段に接続するプリンタから所定のステータス情
    報を取得させるか、前記格納取得手段に前記記憶領域に
    既に格納されているステータス情報を取得させるかを制
    御することを特徴とするステータス情報取得制御装置。
  10. 【請求項10】 上記請求項6〜請求項9のいずれかに
    記載のステータス情報取得制御装置おいて、 上記検出手段は、所定の記憶領域に既に格納された所定
    のステータス情報を検索し、上記取得制御手段は、同検
    出手段が所定の記憶領域に既に格納された所定のステー
    タス情報に所定の異常あるいは不正情報が含まれている
    と検出すると、上記取得手段に接続するプリンタの所定
    のステータス情報を取得させることを特徴とするステー
    タス情報取得制御装置。
  11. 【請求項11】 接続するプリンタからのステータス情
    報の取得を制御するステータス情報取得制御方法であっ
    て、 接続するプリンタの所定のステータス情報を取得する取
    得工程と、 前記取得工程にて取得したステータス情報を所定の記憶
    領域に格納するとともに、同格納されたステータス情報
    を記憶領域から読み出して取得する格納取得工程と、 ステータス情報の取得要求を受付けるとともに、該取得
    要求の状況を検出する検出工程と、 前記検出工程にて検出された状況に基づいて、前記取得
    工程にて接続するプリンタから所定のステータス情報を
    取得させるか、前記格納取得工程にて前記記憶領域に既
    に格納されているステータス情報を取得させるかを制御
    する取得制御工程とを具備することを特徴とするステー
    タス情報取得制御方法。
  12. 【請求項12】 上記請求項11に記載のステータス情
    報取得制御方法において、 上記取得制御工程は、上記検出工程にて検出された状況
    に基づいて、前記取得工程および格納取得工程に取得さ
    せるステータス情報を限定することを特徴とするステー
    タス情報取得制御方法。
  13. 【請求項13】 上記請求項11または請求項12のい
    ずれかに記載のステータス情報取得制御方法において、 上記検出工程は、取得要求の時間間隔を検出するととも
    に、上記取得制御工程は、この時間間隔が所定時間内で
    ある場合、前記格納取得工程にて前記記憶領域に既に格
    納されているステータス情報を取得させることを特徴と
    するステータス情報取得制御方法。
  14. 【請求項14】 上記請求項11〜請求項12のいずれ
    かに記載のステータス情報取得制御方法において、 上記検出工程は、取得要求を発生した要求先のプログラ
    ム種類を検出するとともに、上記取得制御工程は、取得
    要求を発生した要求先のプログラム種類に基づいて、前
    記取得工程にて接続するプリンタから所定のステータス
    情報を取得させるか、前記格納取得工程にて前記記憶領
    域に既に格納されているステータス情報を取得させるか
    を制御することを特徴とするステータス情報取得制御方
    法。
  15. 【請求項15】 上記請求項11〜請求項14のいずれ
    かに記載のステータス情報取得制御方法において、 上記検出工程は、所定の記憶領域に既に格納された所定
    のステータス情報を検索し、上記取得制御工程は、同検
    出工程にて所定の記憶領域に既に格納された所定のステ
    ータス情報に所定の異常あるいは不正情報が含まれてい
    ると検出されると、上記取得工程にて接続するプリンタ
    の所定のステータス情報を取得させることを特徴とする
    ステータス情報取得制御方法。
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JP2019016333A (ja) * 2017-07-06 2019-01-31 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び画像処理システム

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