JP2001109066A - 投射型表示装置 - Google Patents

投射型表示装置

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JP2001109066A
JP2001109066A JP29070599A JP29070599A JP2001109066A JP 2001109066 A JP2001109066 A JP 2001109066A JP 29070599 A JP29070599 A JP 29070599A JP 29070599 A JP29070599 A JP 29070599A JP 2001109066 A JP2001109066 A JP 2001109066A
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JP29070599A
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Atsushi Matsuzaki
敦志 松崎
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、投射型表示装置に関し、前面投射
型の例えば液晶表示パネルによるプロジェクターに適用
して、簡易に設置することができ、かつ未使用時には邪
魔にならないようにする。 【解決手段】 本発明は、反射鏡6とスクリーン2の保
持部材7とを表示装置本体4の上面に倒れ込ませて、こ
れら反射鏡6とスクリーン2の保持部材7とを表示装置
本体4の上面に重ね合わせて保持できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投射型表示装置に
関し、前面投射型の例えば液晶表示パネルによるプロジ
ェクターに適用することができる。本発明は、反射鏡と
スクリーンの保持部材とを表示装置本体の上面に倒れ込
ませて、これら反射鏡とスクリーンの保持部材とを表示
装置本体の上面に重ね合わせて保持できるようにするこ
とにより、簡易に設置することができ、かつ未使用時に
は邪魔にならないようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、前面投射型のプロジェクターにお
いては、スクリーンに対して所定距離だけ離間して対向
するように反射鏡を配置し、陰極線管により出射された
映像光をこの反射鏡で反射して先のスクリーンに投射す
ることにより、全体の奥行きを短くするようになされて
いる。
【0003】このような形式のプロジェクターにおいて
は、この反射鏡を本体側に倒し込むことができるように
することにより、未使用時における全体形状を小型化す
るようになされたものが提案されている(特開平成11
−119343号公報等)。
【0004】またプロジェクターにおいては、このスク
リーンに映像光を投射する本体装置を液晶パネルにより
スクリーンとを別体に構成にするようになされたものも
ある。このプロジェクターにおいては、壁に配置したス
クリーンに対して例えばテーブル載置した本体装置より
映像光を投射することができることにより、また本体装
置が液晶表示パネルにより構成されていることにより、
全体形状を小型化することができる。
【0005】またこれらの他に、このような本体装置を
天井等に据えつけるようにしたものもあり、この方式に
おいては、テーブル等を別途用意しなくても、必要に応
じてスクリーンに投射画像を表示することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで反射鏡により
映像光を反射する構成にあっては、反射鏡を本体側に倒
し込むようにしても、結局全体構成が大型化し、これに
より未使用時、プロジェクターが邪魔になる問題があ
る。
【0007】またスクリーンと別体に本体装置を構成し
て本体装置をテーブル等に載置して使用する構成にあっ
ては、本体装置がユーザーの生活空間の主たるスペース
を占めることになり、これにより本体装置が日常生活の
邪魔になる問題がある。またこの構成の場合、不用意に
本体装置の位置をずらしてしまう場合もあり、この場合
には実際の使用際に改めて本体装置の位置を調整するこ
とが必要になる。
【0008】これに対してこのような本体装置を天井等
に据えつける構成にあっては、装着に専門的な作業を要
し、その分据え付けの作業が煩雑になる問題がある。
【0009】これに対していわゆる背面投射型のプロジ
ェクターもあるが、このプロジェクターにあっても全体
形状が大型になり、結局、未使用時には邪魔になる問題
がある。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易に設置することができ、かつ未使用時には邪魔
にならない投射型表示装置を提案しようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、反射鏡を保持する反射鏡保持部材
が、反射鏡側回動軸による装置本体の上面側への回動に
より、装置本体の上面に倒れ込み、反射鏡を上面と対抗
するように保持し、スクリーンを保持するスクリーン保
持部材が、伸縮自在な棒状部材であり、スクリーン側回
動軸による装置本体の上面側への回動により、装置本体
の上面に倒れ込んで上面と対抗するように保持されるよ
うにする。
【0012】スクリーンを保持するスクリーン保持部材
を伸縮自在な棒状部材で構成し、反射鏡を保持する反射
鏡保持部材だけでなく、このスクリーン保持部材につい
ても、装置本体の上面に倒れ込んで上面と対抗するよう
に保持することにより、未使用時の体積を小さくするこ
とができ、その分簡易に設置することができ、かつ未使
用時には邪魔になることのない投射型表示装置を得るこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0014】(1)実施の形態の構成 図1は、本発明の実施の形態にかかるプロジェクターを
示す側面図であり、図2は、その平面図である。このプ
ロジェクターは、スクリーン2に対して所定距離だけ離
間して対向するように反射鏡3を配置し、この反射鏡3
に向けて装置本体4より映像光を出射し、この映像光を
反射鏡3で反射してスクリーン2に投射する。
【0015】ここで図3に反射鏡3側より見て示すよう
に、装置本体4は、略長方体形状の筐体に映像信号を信
号処理する信号処理回路、電源回路、映像信号により動
作する液晶パネル、この液晶パネルを照明する光源等が
配置され、映像信号により空間変調された映像光を生成
する。装置本体4は、反射鏡3側の側面に投射レンズ5
が配置され、この投射レンズ5を介して反射鏡3に向け
て映像光を出射するようになされている。
【0016】さらに装置本体4は、上面及びこの投射レ
ンズ5側の面と直交する面であって、反射鏡3側より見
て左側の側面に、商用電源を入力する電源ケーブル10
が配置され、さらに映像信号を入力する入力端子等が配
置されるようになされ、これにより未使用時にあって
は、簡易な作業により全体形状を小型化できるようにな
されている。
【0017】さらに装置本体4は、上面に反射鏡3、ス
クリーン2を保持するスクリーン保持部材6を収納する
凹部4A及び4Bが形成され、これにより未使用時にあ
っては、簡易な作業により全体形状を小型化できるよう
になされている。なおこの凹部4Aにあっては、反射鏡
3側よりスクリーン2側に向かって、上面の中央部分に
溝状に形成されるのに対し、凹部4Bにあっては、この
中央の凹部4Aの両側、装置本体4の側面に沿って、反
射鏡3側よりスクリーン2側に向かって同様に溝状に形
成される。
【0018】さらに装置本体4は、反射鏡3側面及びス
クリーン2側面の根元側辺に沿ってそれぞれ回動軸7A
及び6Aが配置され、この回動軸7A及び6Aを介して
回動自在に反射鏡保持部材7及びスクリーン保持部材6
が配置される。
【0019】すなわち反射鏡保持部材7は、装置本体4
に回動自在に保持され、所定の長さだけ回動軸7Aより
延長した後、装置本体4側に90度の角度で立ち上がる
ように、断面Lの字形状に形成される。反射鏡保持部材
7は、この回動軸7Aから延長する部位7Bの長さ、9
0度の角度により立ち上がった部位7Cの長さが所定長
さにより形成され、これにより図4において矢印Aによ
り示すように、装置本体4側に回動させると、図5に示
すように、装置本体4の上面に90度の角度により立ち
上がった部位7Cが重なり合って対向するようになされ
ている。
【0020】反射鏡保持部材7は、このように装置本体
4側に回動させて、90度の角度により立ち上がった部
位7Cが装置本体4の上面に重なり合うように保持した
状態で、映像光出射口である投射レンズ5の先端を防塵
機構としてのレンズキャップが覆うように、回動軸7A
から延長する部位7Bの内側にレンズキャップが形成さ
れるようになされている。これにより反射鏡保持部材7
は、投射レンズ5を防塵するようになされている。
【0021】さらに反射鏡保持部材7は、90度の角度
により立ち上がった部位7Cの装置本体4側に反射鏡3
を保持し、このように装置本体4側に回動させて、90
度の角度により立ち上がった部位7Cが装置本体4の上
面に重なり合うように保持した状態で、装置本体4の中
央に形成された凹部4Aに反射鏡3を保持するようにな
されている。反射鏡保持部材7は、この凹部4Aの周囲
に密着するように、さらに反射鏡3を囲むように弾性部
材が配置され、これにより未使用時、反射鏡3を防塵す
るようになされている。
【0022】スクリーン保持部材6は、回動軸6Aに軸
支された板状部材6Bと、この板状部材6Bの回動軸6
Aとは逆側端の隅部において、板状部材6Bより植立す
る1対の棒状部材6Cとにより構成される。
【0023】ここで棒状部材6Cは、図5において矢印
Bにより示すように、順次小径となるパイプを入れ子状
に嵌挿して伸縮自在に形成され、装置本体4側とは逆側
の先端に、スクリーン2を吊り下げる吊り下げ金具6D
が配置されるようになされている。なおここでスクリー
ン2は、未使用時、巻き取って保持可能なシート状部材
であり、吊り下げ金具6Dにあっては、このシート状部
材の一端を保持するフックにより構成される。
【0024】棒状部材6Cは、伸ばしてスクリーン2を
吊り下げた場合でも、スクリーン2の重量により縮むこ
とがないように、ストッパーが形成されるようになされ
ている。具体的に、棒状部材6Cは、各パイプの根元に
配置されたノブの操作により各パイプの根元側にて内側
のパイプを締めつけるように構成され、これによりスト
ッパーが構成されるようになされている。
【0025】スクリーン保持部材6は、板状部材6Bの
長さが所定の長さに設定され、これにより図6において
矢印Cにより示すように、装置本体4を持ち来して実行
されるスクリーン側の回動軸6Aによる回動により、装
置本体4の上面に倒れ込んで棒状部材6Cが上面と対抗
するように保持される。
【0026】棒状部材6Cは、このように装置本体4の
上面に倒れ込んで棒状部材6Cを上面と対抗するように
保持した際に、収縮した状態で先端が装置本体4の他端
側より飛び出すことがないように、その長さが設定され
る。
【0027】さらにスクリーン保持部材6は、このよう
に装置本体4の上面に倒れ込んで棒状部材6Cを上面と
対抗するように保持した際に、装置本体4の両側面側に
形成された凹部4Bに棒状部材6Cを保持するようにな
されている。
【0028】これによりプロジェクター1は、図7
(A)に底面側、図7(B)に側面側、図7(C)に上
面側を示すように、棒状部材6Cを縮めた後、反射鏡保
持部材7及びスクリーン保持部材6を装置本体4側に回
動させてたたみ込んで保持して、全体の形状を小型化す
ることができるようになされている。
【0029】(2)実施の形態の動作 以上の構成において、このプロジェクター1は(図1及
び2)、例えばスクリーン2が壁面を背にするように、
部屋の壁際に配置した状態で、装置本体4より反射鏡3
に向けて映像光を出射し、この映像光を反射鏡3で反射
してスクリーン2に投射する。これによりプロジェクタ
ー1は、スクリーン2に所望の画像が表示され、反射鏡
3の手前よりスクリーン2を目視して、種々の映像を楽
しむことができる。
【0030】このようにした使用を完了した場合に、プ
ロジェクター1は、スクリーン保持部材6の吊り下げ金
具6Dに吊り下げられたスクリーン2が巻き取られた後
(図1)、この吊り下げ金具6Dよりスクリーン2が取
り外され、このスクリーン2がかたずけられる。このと
きスクリーン2においては、巻き取られてかたずけられ
ることにより、その分ユーザーの邪魔とならないよう
に、例えば部屋の隅等にかたずけることができる。また
吊り下げ金具6Dによりスクリーン2を保持しているこ
とにより、簡易な作業によりスクリーン2を取り外すこ
とができる。
【0031】プロジェクター1は、続いて、図4におい
て矢印Aにより示すように、反射鏡3を保持する反射鏡
保持部材7が装置本体4の上面に倒し込まれ、これによ
り反射鏡保持部材7の根元に形成された回動軸7Aを回
動中心にして反射鏡保持部材7が回動し、装置本体4の
上面と対向するように反射鏡3が装置本体4に収納され
る。これによりプロジェクター1の試聴する側において
は、反射鏡保持部材7が突出しないようにでき、未使用
時、その分、ユーザーの邪魔にならないようにすること
ができる。
【0032】このときプロジェクター1は、装置本体4
の上面に形成された凹部4Aに反射鏡3が納まるように
保持され、これにより衝撃等から反射鏡3の損傷を防止
することができる。
【0033】またプロジェクター1は、反射鏡3を囲む
ように配置された弾性部材がこの凹部4Aの周囲と密着
し、これにより未使用時、反射鏡3への塵等の付着が防
止される。
【0034】また反射鏡保持部材7の回動軸7A側の部
位7Bに形成されたキャップにより装置本体4に配置さ
れた投射レンズ5の先端が覆い隠され、これにより未使
用時における投射レンズ5への塵等の付着が防止され
る。
【0035】続いてプロジェクター1は、図5において
矢印Bにより示すように、スクリーン保持部材6の棒状
部材6Cが縮められた後、図6において矢印Cにより示
すように、装置本体4が保持部材6側に持ち来される。
これによりプロジェクター1は、スクリーン側の回動軸
6Aにより保持部材6が装置本体4の上面側に回動する
ように倒れ込み、棒状部材6Cが上面と対抗するように
保持される。これによりプロジェクター1は、上面を壁
面等に向けた状態で、全体が長方体形状に保持され、こ
れにより未使用時、ユーザーの邪魔にならにようにする
ことができる。
【0036】このときプロジェクター1は、装置本体4
の上面に形成された凹部4Bに棒状部材6Cが納まるよ
うに保持され、これにより棒状部材6Cの損傷等を防止
することができる。
【0037】また縮めた際に、反射鏡3側より棒状部材
6Cが突出しないようにその長さが選定されていること
により、このように収納してユーザーの邪魔にならない
ようにすることができる。
【0038】これに対してこのようにして収納してなる
プロジェクター1を使用する場合には、上述した手順と
は逆に、装置本体4、反射鏡保持部材7等を操作して、
図1及び図2について上述した形状にプロジェクター1
を組み立てて、簡易な作業により種々の映像を試聴する
ことができる。
【0039】このときプロジェクター1においては、装
置本体4において、上面及び反射鏡3側面と直交する面
に、電源ケーブル10等が配置されていることにより、
このように装置本体4、反射鏡保持部材7等を操作して
収納し、また組み立てる際に、電源ケーブル10等が邪
魔にならないようにすることができ、その分収納、組み
立ての作業を簡略化することができる。
【0040】また棒状部材6Cにおいては、ストッパー
により縮まないようにすることができ、これにより例え
ばスクリーン2を巻き取った状態で吊り下げ金具6Dに
スクリーン2を吊り下げた後、スクリーン2を引き出す
だけの簡易な作業により組み立てることができる。
【0041】またこのようにして組み立てるにつき、1
対の棒状部材6Cによりスクリーン2を保持することに
より、スクリーン2の傾きを簡易に補正して安定に保持
することができる。
【0042】かくするにつき、このようにしてスクリー
ン2を保持する棒状部材においては、順次小径となるパ
イプを入れ子状に嵌挿して伸縮自在に形成され、これに
より簡易な構成で十分な強度を確保することができる。
【0043】(3)実施の形態の効果 以上の構成によれば、反射鏡とスクリーンの保持部材と
を表示装置本体の上面に倒れ込ませて、これら反射鏡と
スクリーンの保持部材とを表示装置本体の上面に重ね合
わせて保持できるようにすることにより、未使用時、形
状を小型化することができ、これにより簡易に設置する
ことができ、かつ未使用時には邪魔にならないようにす
ることができる。
【0044】これによりリアプロジェクターのように、
未使用時にかさばることが無く、また床おきフロントプ
ロジェクターのように、非使用時に生活空間を占有せ
ず、さらには装置本体をテーブルに載置して使用する場
合のように使用時に位置の再調整を気遣う必要が無く使
用することができる。また装置本体を天井に配置する場
合のような特殊な取り付け器具や技術を必要とせず、こ
れらにより家庭で、居住空間に制約を与えることなく、
簡便に大画面を楽しむことができる。
【0045】さらに装置本体にスクリーン保持部材、反
射鏡保持部材を収納する凹部を形成することにより、未
使用時における棒状部材、反射鏡の損傷等を防止するこ
とができる。
【0046】また棒状部材を伸縮調整可能に、順次小径
となるパイプを入れ子状に嵌挿して形成することによ
り、簡易な組み立て作業により組み立てて十分な強度を
確保することができる。
【0047】さらにスクリーン保持部材を装置本体の上
面側へ回動した際に、棒状部材が映像光出射口側の端面
より突出しないように棒状部材の長さを設定したことに
より、収納した際にユーザーの邪魔にならないようにす
ることができる。
【0048】また棒状部材の装置本体側とは逆側の略先
端に、スクリーンを吊り下げる吊り下げ金具を設けるこ
とにより、簡易な作業によりスクリーンを取り付けるこ
とができ、その分組み立て作業を簡略化することができ
る。
【0049】また1対による複数の棒状部材によりスク
リーン保持部材を構成することにより、スクリーンの傾
き等を簡易に補正することができる。
【0050】さらに棒状部材の伸縮を防止するストッパ
ーを設けることにより、スクリーンの重さによる棒状部
材の収縮を防止することができ、安定に所望の画像を試
聴することができる。
【0051】さらに巻き取り可能なシート状部材により
スクリーンを構成することにより、組み立て作業を簡略
化することができる。
【0052】反射鏡が前記装置本体の上面と対抗するよ
うに装置本体の上面に倒れ込んだ際に、映像光出射口で
ある投射レンズを塞ぐ防塵機構を有することにより、未
使用時における投射レンズへの塵等の付着を防止するこ
とができる。
【0053】また装置本体を長方体形状に形成し、映像
光出射口側の面及び上面と直交する面に、他の映像機器
と接続する端子、電源ケーブルを配置することにより、
収納時における作業を簡略化することができる。
【0054】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、単に反射鏡により映
像光を反射する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、反射鏡を凸面鏡により構成し、投射光学系の一
部とするようにしてもよい。このようにすれば、その分
投射レンズの構成を簡略化することができる。
【0055】なお上述の実施の形態においては、1対の
棒状部材によりスクリーン保持部材を構成する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、要は2本以上の
棒状部材によりスクリーン保持部材を構成してスクリー
ンの傾きを防止し、さらには傾きを簡易に補正すること
ができる。なお必要に応じて1本の棒状部材によりスク
リーン保持部材を構成するようにしてもよい。
【0056】また上述の実施の形態においては、パイプ
の根元に配置されたノブの操作により各パイプの根元側
にて内側のパイプを締めつけるようにしてストッパーを
構成する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば内側より突片を突出させてパイプが収縮しな
いようにしてストッパーを構成する場合等、種々の構成
のストッパーを広く適用することができる。
【0057】また上述の実施の形態においては、順次小
径となるパイプを入れ子状に嵌挿して棒状部材を構成す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々
の方式により伸縮自在に棒状部材を構成する場合に広く
適用することができる。
【0058】さらに上述の実施の形態においては、装置
本体をスクリーン保持部材側に持ち来たしてスクリーン
保持部材を装置本体に倒れ込ませるようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、実用上十分に未
使用時のスペースを許容できる場合には、スクリーン保
持部材側を装置本体側に持ち来たしてスクリーン保持部
材を装置本体に倒れ込ませるようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、反射鏡と
スクリーンの保持部材とを表示装置本体の上面に倒れ込
ませて、これら反射鏡とスクリーンの保持部材とを表示
装置本体の上面に重ね合わせて保持することにより、未
使用時、形状を小型化して保持することができ、これに
より簡易に設置することができ、かつ未使用時には邪魔
にならないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプロジェクターを示
す側面図である。
【図2】図1のプロジェクターの平面図である。
【図3】図1のプロジェクターの装置本体を示す平面図
である。
【図4】図1のプロジェクターの収納方法を示す側面図
である。
【図5】図4の続きを示す側面図である。
【図6】図5の続きを示す側面図である。
【図7】図6の続きを示す側面図である。
【符号の説明】
1……プロジェクター、2……スクリーン、3……反射
鏡、4……装置本体、6……スクリーン保持部材、7…
…反射鏡保持部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンに対して所定距離だけ離間して
    対向するように配置された反射鏡に向けて映像光を出射
    し、前記映像光を前記反射鏡で反射して前記スクリーン
    に投射する投射型表示装置において、 所定の映像光出射口より前記映像光を出射する装置本体
    と、 前記反射鏡を保持し、前記装置本体の前記映像光出射口
    側において、前記装置本体の根元側に形成された反射鏡
    側回動軸により前記装置本体に回動自在に保持された反
    射鏡保持部材と、 前記装置本体の前記映像光出射口とは逆側において、前
    記装置本体の根元側に形成されたスクリーン側回動軸に
    より前記装置本体に回動自在に保持され、前記スクリー
    ンを保持するスクリーン保持部材とを備え、 前記反射鏡保持部材は、 前記反射鏡側回動軸による前記装置本体の上面側への回
    動により、前記装置本体の上面に倒れ込み、前記反射鏡
    が前記上面と対抗するように保持され、 前記スクリーン保持部材は、 伸縮自在な棒状部材であり、前記スクリーン側回動軸に
    よる前記装置本体の上面側への回動により、前記装置本
    体の上面に倒れ込んで前記棒状部材が前記上面と対抗す
    るように保持されることを特徴とする投射型表示装置。
  2. 【請求項2】前記装置本体は、 前記棒状部材、前記反射鏡を収納する凹部を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 【請求項3】前記棒状部材は、 伸縮調整可能に、順次小径となるパイプを入れ子状に嵌
    挿して形成されたことを特徴とする請求項1に記載の投
    射型表示装置。
  4. 【請求項4】前記棒状部材は、 前記スクリーン保持部材を、前記装置本体の上面側へ回
    動して前記棒状部材が前記上面と対抗するように保持し
    た際に、前記映像光出射口側の前記装置本体の端面より
    突出しないように前記棒状部材の収縮した際の長さが設
    定されたことを特徴とする請求項1に記載の投射型表示
    装置。
  5. 【請求項5】前記棒状部材は、 前記装置本体側とは逆側の略先端に、前記スクリーンを
    吊り下げる吊り下げ金具を有することを特徴とする請求
    項1に記載の投射型表示装置。
  6. 【請求項6】前記スクリーン保持部材は、 前記棒状部材を複数有することを特徴とする請求項1に
    記載の投射型表示装置。
  7. 【請求項7】前記棒状部材は、 収縮を防止するストッパーを有することを特徴とする請
    求項1に記載の投射型表示装置。
  8. 【請求項8】前記スクリーンは、 巻き取り可能なシート状部材であることを特徴とする請
    求項1に記載の投射型表示装置。
  9. 【請求項9】前記反射鏡保持部材は、 前記反射鏡が前記装置本体の上面と対抗するように前記
    装置本体の上面に倒れ込んだ際に、前記映像光出射口を
    塞ぐ防塵機構を有することを特徴とする請求項1に記載
    の投射型表示装置。
  10. 【請求項10】前記反射鏡は、 凸面鏡であることを特徴とする請求項1に記載の投射型
    表示装置。
  11. 【請求項11】前記装置本体は、 略長方体形状であり、 前記映像光出射口側の面及び前記上面と直交する面に、
    他の映像機器と接続するケーブル又は電源ケーブルが配
    置されることを特徴とする請求項1に記載の投射型表示
    装置。
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JP (1) JP2001109066A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004085659A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Mitsubishi Electric Corp 投写型表示装置
KR100641416B1 (ko) 2004-07-20 2006-10-31 엘지전자 주식회사 프로젝터가 구비된 스크린 구조체
JP2012118548A (ja) * 2012-01-13 2012-06-21 Hitachi Ltd 投写型映像表示システム
JP2012122846A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Takasago Thermal Eng Co Ltd 撮像対象装置および温度分布計測方法
US9022581B2 (en) 2006-10-13 2015-05-05 Hitachi Maxell, Ltd. Projection display system with two reflecting mirrors

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