JP2001107862A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

密閉型電動圧縮機

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JP2001107862A
JP2001107862A JP28651899A JP28651899A JP2001107862A JP 2001107862 A JP2001107862 A JP 2001107862A JP 28651899 A JP28651899 A JP 28651899A JP 28651899 A JP28651899 A JP 28651899A JP 2001107862 A JP2001107862 A JP 2001107862A
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JP
Japan
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bearing
sleeve
crank
electric compressor
sliding
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JP28651899A
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English (en)
Inventor
Ikutomo Umeoka
郁友 梅岡
Ichiro Kita
一朗 喜多
Junta Kawabata
淳太 川端
Akio Yagi
章夫 八木
Shuhei Sugimoto
修平 杉本
Kenji Kaneshiro
賢治 金城
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用冷蔵庫等に用いられる密閉型電動圧縮
機に関し、軸受部の摺動損失の低減と冷却を促進するこ
とにより高効率で信頼性の向上を図る。 【解決手段】 密閉ケース1内に圧縮要素3と電動要素
2を収納し、前記電動要素2の回転子5に固定されたク
ランク9と、割溝17を設けた低摩擦摺動材製のスリー
ブ18を圧入した前記クランク9を軸支する軸受8と、
前記軸受8の内周面に上下端を連通する軸受油溝19
と、前記密閉ケース1内の底部に貯溜する潤滑油13と
で構成することにより、低摩擦摺動材により摩擦係数が
低下することで、クランク9の摺動損失が低減されると
共に、潤滑油13が軸受油溝19を流れ、軸受8の冷却
が促進され、高効率で高信頼性の圧縮機を得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用冷蔵庫、シ
ョーケース等の冷凍装置における密閉型電動圧縮機の高
性能化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、密閉型電動圧縮機は、高効率化の
観点から種々の改良がなされている。
【0003】従来の密閉型電動圧縮機としては、特開昭
63−134872号公報に示されているものがある。
【0004】以下、図6を参照にしながら、上記した特
開昭63−134872号公報に示されている従来の密
閉型電動圧縮機について説明する。
【0005】図6は、従来の密閉型電動圧縮機の断面図
である。
【0006】図6において、密閉容器101内に弾性支
持された圧縮要素102と電動要素103とを備え、前
記電動要素103の回転子104にはクランク121が
圧入固定されている。前記クランク121はブロック1
07にボルト108にて固定されたジャーナル軸受12
4に2つのボールベアリング122、123を介して、
軸支されている。ボールベアリング122、123の外
輪はいずれも、位置決め段差を設けた軸受124に隙間
嵌合されている。ボールベアリング122の外枠122
aと軸受124のスラスト方向の間に波形状に形成した
板ばね125を備え、板ばね125が圧縮される位置と
なるように、ボールベアリング123が抜き止めスリー
ブ126を介してクランク121に圧入固定されてい
る。110はコンロッド、111はピストンである。
【0007】以上のように構成された従来の密閉型電動
圧縮機について、以下その動作を説明する。
【0008】クランク121とボールベアリング12
2、123は圧入嵌合してあるので、滑りを起こさず確
実に転がり、摺動損失を低減させる。また、板ばね12
5のばね力によりボールベアリング122、123には
互いに反対方向の荷重が加わり、その外輪は隙間嵌合で
あるので荷重は均等化され転がりの運動は安定する。さ
らに、ボールベアリング122の外枠122aと軸受1
24の間に板ばね125を入れることにより、クランク
121、回転子104の自重がボールベアリング12
2、123に加わる荷重に及ぼす影響が少なく、転がり
の運動が安定することとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、クランク121をボールベアリング1
22、123を介して軸受124で軸支しているため、
ボールに起因する摺動音が増大することがあった。ま
た、ボールベアリング122、123と、板ばね125
の信頼性の確保が困難であった。さらに、ボールベアリ
ング122、123はコスト的に高価になるという欠点
があった。
【0010】本発明は従来の課題を解決するもので、高
性能にできる密閉型電動圧縮機を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、密閉ケース内に圧縮要素と電動要素を収納
し、前記電動要素の回転子に固定されたクランクと、割
溝を設けた低摩擦摺動材製のスリーブを圧入した前記ク
ランクを軸支する軸受と、前記軸受の内周面に上下端を
連通する軸受油溝と、前記密閉ケース内の底部に貯溜す
る潤滑油とで構成するものである。
【0012】これにより、軸受での摺動損失が低減で
き、高効率化が図れると共に、軸受が冷却され十分な信
頼性を確保することができる。
【0013】前記スリーブの上方に向かってクランク回
転方向と同じ方向に傾斜したスリーブ油溝を外周に設
け、前記クランクと前記軸受との間に隙間を設けて嵌合
したものである。
【0014】これにより、軸受に働く圧縮荷重を軽減
し、摺動損失、摺動音を低減することができる。
【0015】前記軸受または、前記スリーブに回転を防
止する固定片を設け、隙間嵌合したものである。
【0016】これにより、スリーブの回転による摺動損
失が低減され、効率を向上することができる。
【0017】前記スリーブのラジアル方向を軸受に弾性
支持したものである。
【0018】これにより、さらに軸受に働く圧縮荷重が
低減し、効率を向上することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、密閉ケース内に圧縮要素と電動要素を収納し、前記
電動要素の回転子に固定されたクランクと、割溝を設け
た低摩擦摺動材製のスリーブを圧入した前記クランクを
軸支する軸受と、前記軸受の内周面に上下端を連通する
軸受油溝と、前記密閉ケース内の底部に貯溜する潤滑油
とで構成したものであり、低摩擦摺動材の軸受とクラン
クが摺動することで摺動損失が低減し、また、潤滑油が
クランクとスリーブとの間を上昇した後、軸受油溝を落
下することにより軸受の冷却が促進するという作用を有
する。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、スリーブの上方に向かってクランク回
転方向と同じ方向に傾斜したスリーブ油溝を外周に設
け、前記クランクと軸受との間に隙間を設けて嵌合した
ものであり、スリーブはクランクの回転に伴い、同方向
へ緩やかに回転し、クランクとスリーブ間の潤滑油は上
昇するが、軸受とスリーブ間の潤滑油は積極的に下降
し、軸受の冷却が促進され、また、軸受に働く圧縮荷重
がスリーブを介した2層の潤滑油層で軽減することで、
摺動損失、摺動音が低減するという作用を有する。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、軸受または、スリーブ
に回転を防止する固定片を設け、隙間嵌合したものであ
り、固定片によりスリーブの回転が停止し、スリーブの
回転による摺動損失、摺動音が低減するという作用を有
する。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、スリーブのラジアル方
向を軸受に弾性支持したものであり、軸受に働く圧縮荷
重が弾性体で緩衝され、さらに摺動損失、摺動音が低減
するという作用を有する。
【0023】
【実施例】以下、本発明による密閉型電動圧縮機の実施
例について、図面を参照しながら説明する。
【0024】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる密閉型電動圧縮機の断面図である。図2は同実施例
の軸受周辺の拡大図である。
【0025】図1、図2において、1は密閉ケースで、
密閉ケース1内には、下方に配置された電動要素2と、
上方に配置された圧縮要素3がスプリング等の弾性部材
4を介して支持されている。電動要素2は、回転子5
と、固定子6で構成され、圧縮要素3は、シリンダ7
と、軸受8と、クランク9と、その偏芯部10とピスト
ン11とを連結したコンロッド12等から構成されてい
る。13は密閉ケース1内の底部に貯留する潤滑油であ
る。14は吸入配管で、15は吐出細管16を介して圧
縮要素3と連結している吐出配管で、密閉ケース1へ溶
接等により固定されている。クランク9は割溝17を設
けたスリーブ18を介して軸受8に軸支されており、ス
リーブ18はクラスターダイヤモンドを分散させた材
料、4フッ化エチレン(PTFE)、ポリエーテルエー
テルケトン(PEEK)等の低摩擦損失材から構成され
ている。スリーブ18は内周に上下端を連通した軸受油
溝19を設けた軸受8の内周に圧入固定されている。2
0はクランク9内に設けられた油孔で割溝17と、潤滑
油13等に連通している。
【0026】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。
【0027】図2の矢印は潤滑油13の流れを示す。
【0028】電動要素2の回転運動がクランク9を回転
させ、コンロッド12を介してピストン11がシリンダ
7内で往復運動することにより、吸入配管14から導か
れた冷媒がシリンダ7内へ導かれ、ピストン11の圧縮
作用により圧縮冷媒がDライン16を通り、吐出配管1
5へ排出される。
【0029】この圧縮作用のため、シリンダ7が高圧と
なり、大きな圧縮荷重が発生し、ピストン11、コンロ
ッド12を介して偏芯部10、クランク9へ伝えられ、
スリーブ18に大きな荷重が働くが、スリーブ18は低
摩擦損失材から構成されているため、摩擦係数が低下
し、摺動損失は低減される。
【0030】また、クランク9の回転に伴いクランク油
孔20から潤滑油13が割溝17を介して、偏芯部10
側へ上昇し、各圧縮要素3に導かれ、各部位における潤
滑摺動を円滑にすると共に、熱交換による冷却を行な
う。その後、軸受8の上端面21に貯留してきた潤滑油
13が軸受油溝19に導かれ、再度、軸受8周囲の冷却
を行なった後、元の密閉ケース1内底部へ貯留する。
【0031】これにより、軸受8、クランク9、スリー
ブ18は冷却が促進され、これらの部位の異常な温度上
昇による摩耗を抑制することができる。
【0032】以上のように本実施例の密閉型電動圧縮機
は、本発明は、密閉ケース1内に圧縮要素3と電動要素
2を収納し、前記電動要素2の回転子5に固定されたク
ランク9と、割溝17を設けた低摩擦摺動材製のスリー
ブ18を圧入した前記クランク9を軸支する軸受8と、
前記軸受8の内周面に上下端を連通する軸受油溝19
と、前記密閉ケース1内の底部に貯溜する潤滑油13と
で構成することで、軸受8での摺動損失が低減されると
共に、軸受8の冷却が促進され、信頼性が向上する。
【0033】また、インバータ等の高速回転数の拡大を
可能とすると共に、VG10以下の低粘度油の使用等を
可能にする。
【0034】尚、割溝17と軸受油溝19は連通しない
方が、より効果的に潤滑油13が圧縮要素3内を循環
し、されに軸受8の冷却が促進される。
【0035】(実施例2)図3は、本発明の実施例2に
よる密閉型電動圧縮機の軸受周辺の拡大図である。実施
例1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明
を省略する。
【0036】図3において、22は上方に向かって回転
方向と同じ方向に傾斜したスリーブ油溝23を外周に設
けたスリーブである。このスリーブ22はラジアル方向
へ隙間を設けて軸受8とクランク9の間に嵌合されてい
る。24は、上端面21とスリーブ油溝23とを連通す
る切り欠き部である。
【0037】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。
【0038】これにより、スリーブ22はクランク9の
回転に伴い、同方向へ緩やかに回転し、クランク9とス
リーブ22間の潤滑油13は上昇し、その後、上端面2
1から切り欠き部24を介してスリーブ油溝23に導か
れ、積極的に下降することにより、軸受8の冷却が促進
される。
【0039】また、軸受8に作用する圧縮荷重が2層の
潤滑油13層で軽減し、摺動損失、摺動音が低減する。
【0040】以上のように本実施例の密閉型電動圧縮機
は、前記スリーブ22の上方に向かってクランク9回転
方向と同じ方向に傾斜したスリーブ油溝23を外周に設
け、前記クランク9と前記軸受8との間に隙間を設けて
嵌合することで、軸受8の冷却が促進され信頼性が向上
し、摺動損失、摺動音が低減され、高効率、低騒音化が
図れる。
【0041】(実施例3)図4は、本発明の実施例3に
よる密閉型電動圧縮機の軸受周辺の拡大図である。
【0042】実施例1と同一構成については同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
【0043】図4において、26はスリーブ25の外周
に設けられた固定片であり、27は軸受8に設けられた
固定溝である。スリーブ25は固定片26と固定溝27
に沿って軸受8に隙間をもって嵌合されている。
【0044】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。
【0045】これにより、固定片26によりスリーブ2
5の回転が停止し、スリーブ25の回転による摺動損
失、摺動音が低減される。
【0046】以上のように、本実施例の密閉型電動圧縮
機は、前記軸受8または、前記スリーブ25に回転を防
止する固定片26を設け、隙間嵌合したことで、スリー
ブの回転による摺動損失及び、摺動音が低減し、高効率
で低騒音化を図ることができる。
【0047】尚、本実施例ではスリーブ25に固定片2
6を設けているが、軸受8側に設けても同様の効果が得
られる。
【0048】(実施例4)図5は、本発明の実施例4に
よる密閉型電動圧縮機の密閉ケースの軸受周辺の拡大図
である。実施例1と同一構成については同一符号を付し
て詳細な説明を省略する。
【0049】図5において、スリーブ28は、ラジアル
方向に上スプリング29と下スプリング30とで軸受8
に弾性支持されている。
【0050】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。
【0051】軸受8に働く圧縮荷重が上スプリング29
と、下スプリング30で緩衝され、さらに摺動損失及
び、摺動音を低減させることができる。
【0052】以上のように本実施例の密閉型電動圧縮機
は、前記スリーブ28のラジアル方向を軸受に弾性支持
したもので、摺動損失及び、摺動音を低減し、高効率で
低騒音化を図ることができる。
【0053】尚、本実施例ではスプリングで弾性支持し
ているが板ばね、弾性ゴム等により支持しても同様の効
果を得ることができる。
【0054】また、1つまたは、2つ以上でも同様の効
果を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、密閉ケース内に圧縮要素と電動要素を収納し、前
記電動要素の回転子に固定されたクランクと、割溝を設
けた低摩擦摺動材製のスリーブを圧入した前記クランク
を軸支する軸受と、前記軸受の内周面に上下端を連通す
る軸受油溝と、前記密閉ケース内の底部に貯溜する潤滑
油とで構成することにより、クランクの摺動損失が低減
されると共に、軸受の冷却が促進され、高効率で、信頼
性の向上を図ることができる。
【0056】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、スリーブの上方に向かってクラ
ンク回転方向と同じ方向に傾斜したスリーブ油溝を外周
に設け、前記クランクと軸受との間に隙間を設けて嵌合
することにより、軸受の冷却が促進されると共に、摺動
損失、摺動音が低減され、高性能化を図ることができ
る。
【0057】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、軸受または、ス
リーブに回転を防止する固定片を設け、隙間嵌合したこ
とにより、摺動損失、摺動音が低減され、高効率で低騒
音化を図ることができる。
【0058】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、スリーブのラジ
アル方向を軸受に弾性支持したことにより、摺動損失及
び、摺動音が低減され、高効率で低騒音化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例1の断
面図
【図2】同実施例の密閉型電動圧縮機の軸受周辺の拡大
【図3】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例2の軸
受周辺の拡大図
【図4】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例3の軸
受周辺の拡大図
【図5】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例4の軸
受周辺の拡大図
【図6】従来の密閉型電動圧縮機の断面図
【符号の説明】
1 密閉ケース 2 電動要素 3 圧縮要素 5 回転子 8 軸受 9 クランク 13 潤滑油 17 割溝 18,22,25,28 スリーブ 19 軸受油溝 20 クランク油孔 21 上端面 24 切り欠き部 26 固定片 27 固定溝 29 上スプリング 30 下スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川端 淳太 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 八木 章夫 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 杉本 修平 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 金城 賢治 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA02 AB03 AC03 BD09 BE07 CA02 CE01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉ケース内に圧縮要素と電動要素を収
    納し、前記電動要素の回転子に固定されたクランクと、
    割溝を設けた低摩擦摺動材製のスリーブを圧入した前記
    クランクを軸支する軸受と、前記軸受の内周面に上下端
    を連通する軸受油溝と、前記密閉ケース内の底部に貯溜
    する潤滑油とで構成された密閉型電動圧縮機。
  2. 【請求項2】 スリーブの上方に向かってクランク回転
    方向と同じ方向に傾斜したスリーブ油溝を外周に設け、
    前記クランクと軸受との間に隙間を設けて嵌合したこと
    を特徴とする請求項1記載の密閉型電動圧縮機。
  3. 【請求項3】 軸受または、スリーブに回転を防止する
    固定片を設け、隙間嵌合したことを特徴とする請求項1
    または2に記載の密閉型電動圧縮機。
  4. 【請求項4】 スリーブのラジアル方向を軸受に弾性支
    持したことを特徴とする請求項1または2に記載の密閉
    型電動圧縮機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013011658A1 (ja) * 2011-07-19 2013-01-24 ダイキン工業株式会社 圧縮機

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