JP2001107421A - 温水洗浄装置 - Google Patents

温水洗浄装置

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JP2001107421A
JP2001107421A JP28451799A JP28451799A JP2001107421A JP 2001107421 A JP2001107421 A JP 2001107421A JP 28451799 A JP28451799 A JP 28451799A JP 28451799 A JP28451799 A JP 28451799A JP 2001107421 A JP2001107421 A JP 2001107421A
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JP
Japan
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hot water
casing
water washing
button
cleaning
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Application number
JP28451799A
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English (en)
Inventor
Eiji Saito
英司 齋藤
Ken Takamata
憲 鷹股
Nobuyuki Tanaka
伸幸 田中
Hiroyasu Fukaya
裕康 深谷
Masato Takeda
真人 竹田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシング本体から張り出す袖部を排除した
温水洗浄装置において、リモコンを要することなく、操
作性に優れた操作部を設け、デザイン性の向上とコンパ
クト化及び低コスト化を図る。 【解決手段】 洋風便器1の後部上面に設置されるケー
シング21と、ケーシング21に設置された温水噴出用
の洗浄ノズル15,16とを有する温水洗浄装置におい
て、操作部31〜33をケーシング21の側部の立面2
1Aに配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洋風便器に設置さ
れ、人体の臀部に向ってノズルから温水を噴出させて洗
浄を行う温水洗浄装置(衛生洗浄装置、局部洗浄装置と
も称されることがある。)に関する。詳しくは操作部の
構成を改良することにより、コンパクト化、低コスト化
を図ると共に、デザインの自由度を高めた温水洗浄装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】温水洗浄装置は、周知の通り温水タンク
あるいは給湯管などの温水源からの温水をポンプ又は給
湯水圧を利用して洗浄ノズルに導き、該洗浄ノズル先端
の噴出口から上方ないし斜め上方に噴出させるよう構成
されている。
【0003】従来の温水洗浄装置の一例について図2を
参照して説明する。この温水洗浄装置10は、洋風便器
11の便鉢の後部上面に設置されるケーシング本体12
と、このケーシング本体12から張り出す袖部13とを
有し、この袖部13の上面にスイッチパネル14が設け
られている。
【0004】本体12は、洗浄ノズル15,16及び温
風乾燥ファン(図示略)等を有している。また、この本
体12には、便座17、便蓋18が上下方向に回動可能
に取り付けられている。19は洋風便器11の最後部上
面に設置されたロータンクを示す。
【0005】スイッチパネル14には、肛門洗浄、ビデ
洗浄、温風乾燥等の作動をストップさせるストップボタ
ン、肛門洗浄用操作ボタン、ビデ洗浄用操作ボタン、温
風を吹き出させるドライボタンや、洗浄強さを調整する
ダイヤル等が配置され、各ボタンの下側にそれぞれのス
イッチが設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図2に示す如く、従来
の温水洗浄装置では、視認性を重視して、各操作ボタン
やダイヤル類は、一般に、本体12から張り出す袖部1
3の上面に設けられている。
【0007】しかしながら、本体12から袖部13を張
り出させると、温水洗浄装置を取り付けた便器全体のバ
ランスが悪くなり、デザイン性に劣るものとなる上に、
このように袖部を張り出させたものはその張り出し幅分
だけスペースを要するようになるため、狭いトイレには
適用できないことがある。この袖部を設けない温水洗浄
装置として、従来、リモコン操作によるものも提供され
ているが、リモコンは、高コストであるという欠点があ
る。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決し、ケー
シング本体から張り出す袖部を排除した温水洗浄装置に
おいて、リモコンを要することなく、操作性に優れた操
作部を設け、デザイン性の向上とコンパクト化及び低コ
スト化を図った温水洗浄装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の温水洗浄装置
は、洋風便器の後部上面に設置されるケーシングと、該
ケーシングに設置された温水噴出用の洗浄ノズルとを有
する温水洗浄装置において、該温水洗浄装置の操作部を
該ケーシングの側部の立面に配置したことを特徴とする
ものである。
【0010】本発明の温水洗浄装置では、従来のような
ケーシング本体から張り出す袖部を設けずに、操作部を
ケーシング(本体)の側部の立面に直接配置するため、
温水洗浄装置がコンパクトになり、狭いトイレにも設置
可能となる。また、袖部がないことにより、デザインの
自由度が向上し、意匠性のみならず機能性を高めること
ができるようになる。
【0011】本発明の温水洗浄装置は、リモコンが不要
であるため、コストを押えることができる。本発明にお
いて、操作部は、ケーシングの側部の立面に設けた凹部
又は凸部に配置することにより、触指のみで操作部の所
在を知ることができるようになり、操作性が高められ
る。また、操作部が複数個設けられている場合において
は、指先で触れてその操作部の機能を識別するための識
別部を設けておくことにより、より一層操作性が高めら
れる。
【0012】この操作部は、例えば、洗浄ノズル操作用
のボタンである。或いは、温風ファンを備える温水洗浄
装置にあっては、洗浄ノズル操作用のボタンと温風ファ
ンの操作用のボタンである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1(a)は実施の形態に
係る温水洗浄装置10Aを備えた洋風便器の斜視図、図
1(b)は同温水洗浄装置のケーシングの側部の立面部
分の拡大図である。なお、図1において、図2に示す部
材と同一機能を奏する部材には同一符号を付してある。
【0014】この温水洗浄装置10Aは、洋風便器11
の後部上面に設置されるケーシング21内にすべての部
材が納まるように構成されており、従来の袖部に相当す
る張り出し部は設けられていない。
【0015】この温水洗浄装置10Aのケーシング21
の側部の立面21Aには、肛門洗浄ノズル15の操作ボ
タン31と、ビデ洗浄ノズル16の操作ボタン32と、
これらの作動をストップさせるストップボタン33とが
設けられ、各々ボタンの立面21Aの裏面側にそれぞれ
のスイッチが設けられている(図示略)。
【0016】即ち、温水洗浄装置10Aのケーシング2
1の側部の立面21Aの下部には、ケーシング21の下
端にまで延びる、水平断面が略半円形状の凹部31A,
32A,33Aが設けられており、これらの凹部31
A,32A,33A内にそれぞれのボタン31〜33が
設けられている。
【0017】このように凹部31A〜33Aを設け、各
凹部31A〜33A内にボタン31〜33を設けること
により、指先で触れたときの感触でボタン31〜33の
所在を知ることができ、目視にて確認する必要がないた
め、操作性が良好なものとなる。特に、本実施例に係る
凹部は、人の手指の形状に倣うような形状であるため、
指をこの凹部に滑り込ませて容易にボタンの所在を認識
し、これらを操作することができる。
【0018】また、この凹部31A〜33Aは、ケーシ
ング21の立面21Aの下端にまで延設されているた
め、凹部31A〜33Aにゴミが溜まり難く、清掃も容
易である。
【0019】図1において、凹部31A〜33Aは、ほ
ぼ鉛直方向に延在するように設けられているが、使用者
が便器11に着座した状態で手を後方のケーシング21
の立面21A側に伸ばした際の指の方向とほぼ平行にな
るように若干傾斜方向に設けられていても良い。また、
凹部はボタンの形状に倣うような形状であっても良い。
【0020】なお、ケーシング21の立面21Aに設け
るボタン(スイッチ)は、洗浄ノズルの操作ボタンに限
らず、温風ファンを備える温水洗浄装置にあっては、更
に温風ファンの操作ボタンを設けても良い。また、スト
ップボタンは必ずしも必要とされず、各々の操作ボタン
を1プッシュすると作動、2プッシュすると停止という
ように一つの操作ボタンで作動スイッチと停止スイッチ
とを兼用しても良い。また、操作ボタンとしては、その
他、洗浄の広がりを調整するためのワイド洗浄入/切ボ
タン、洗浄位置前進ボタン、その後退ボタン、便座の温
度を調整するための便座ボタン、シャワー等の水温を調
整する温水ボタン等が設けられていても良く、更に、こ
の立面21Aに洗浄強さを調整するダイヤルが設けられ
ても良い。そして、このように複数種類のボタンを設け
た場合において、指先で触れることにより、当該ボタン
の機能を識別するための識別部を設けても良い。このよ
うな識別部としては、例えば、ボタンの近傍に設けた小
突起や突条又は細溝などの凹凸部が挙げられ、凹凸の数
等に応じて機能の識別を行うことができる。
【0021】図1において、各操作ボタンはケーシング
21の立面21Aに設けられた凹部内に設けられている
が、操作ボタンはケーシング21の立面21Aに設けら
れた凸部に設けられていても良く、この場合においても
指触のみで操作ボタンの所在を認識することができる。
ただし、ケーシングの立面の凸部をなくして、ケーシン
グをコンパクトにする観点からは、操作ボタンは図1に
示す如く、凹部内に設けるのが好ましい。
【0022】また、図1において、ケーシング21の側
部の立面21Aは、その面がほぼ鉛直方向となるように
形成されているが、立面21Aの下部が便器から離隔す
るように、若干の傾斜角を有していても良い。ただし、
この場合において、過度に傾斜角が大きいと、ケーシン
グの側部の張り出しが大きくなって本発明の所期の目的
を達成し得ないことから、立面は鉛直又はほぼ鉛直であ
ることが好ましい。
【0023】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、コンパク
トで狭いトイレにも設置可能であり、また、デザインの
自由度が高く、かつ安価な温水洗浄装置が提供される。
特に、請求項2の温水洗浄装置、とりわけ請求項3の温
水洗浄装置によれば、スイッチの操作性も良好な温水洗
浄装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は実施の形態に係る温水洗浄装置1
0Aを備えた洋風便器の斜視図、図1(b)は同温水洗
浄装置のケーシングの側部の立面部分の拡大図である。
【図2】従来の温水洗浄装置を備えた洋風便器の斜視図
である。
【符号の説明】
10,10A 温水洗浄装置 11 洋風便器 12 ケーシング本体 13 袖部 14 スイッチパネル 15,16 洗浄ノズル 17 便座 18 便蓋 19 ロータンク 21 ケーシング 21A 立面 31,32,33 ボタン 31A,32A,33A 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 伸幸 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 深谷 裕康 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 竹田 真人 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D038 JA00 JB00 JC01 JC15 JF00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋風便器の後部上面に設置されるケーシ
    ングと、 該ケーシングに設置された温水噴出用の洗浄ノズルとを
    有する温水洗浄装置において、 該温水洗浄装置の操作部を該ケーシングの側部の立面に
    配置したことを特徴とする温水洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該立面に凹部又は凸
    部が設けられ、この凹部又は凸部に前記操作部を配置し
    たことを特徴とする温水洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、該立面に該操
    作部が複数個設けられると共に、指先で触れることによ
    り該操作部の機能を識別するための識別部を設けたこと
    を特徴とする温水洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、前記操作部は前記洗浄ノズルの操作用のボタンであ
    ることを特徴とする温水洗浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、さらに温風ファンを備えており、前記操作部は洗浄
    ノズルの操作用のボタンと該温風ファンの操作用のボタ
    ンであることを特徴とする温水洗浄装置。
JP28451799A 1999-10-05 1999-10-05 温水洗浄装置 Pending JP2001107421A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082044A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008082044A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄装置

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