JP2001106653A - ヒドロキシアルキルカルボキシレートの製造方法 - Google Patents

ヒドロキシアルキルカルボキシレートの製造方法

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JP2001106653A
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chromium acetate
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Jinko Izumi
仁子 泉
Koichi Yoshida
康一 吉田
Sanae Yasukawa
早苗 安川
Tetsuya Watanabe
哲也 渡辺
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Osaka Organic Chemical Industry Co Ltd
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Osaka Organic Chemical Industry Co Ltd
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、安価な酢酸クロムを触媒として用
い、ヒドロキシアルキルカルボキシレートを短時間かつ
高収率で安定して製造する方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 カルボン酸と、アルキレンオキサイドと
を反応させてヒドロキシアルキルカルボキシレートを製
造する方法において、反応の触媒として、1627cm
-1と1560cm-1の赤外吸収ピーク強度比が1.1以
上である酢酸クロムを用いることを特徴とするヒドロキ
シアルキルカルボキシレートの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカルボン酸とアルキ
レンオキサイドとの反応によりヒドロキシアルキルカル
ボキシレートの製造方法に関するものである。特に、メ
タクリル酸またはアクリル酸とアルキレンオキサイドと
の反応によりヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート
を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】メタクリル酸あるいはアクリル酸とアル
キレンオキサイドから3価クロム化合物を触媒としてヒ
ドロキシアルキル(メタ)アクリレートを製造する方法
は公知である(特公昭46−37805号公報)。これ
らの方法において、触媒として3価のクロム化合物特に
酢酸クロムが優れており、反応速度が速く選択性も高
い。しかしながら、この反応においては使用する酢酸ク
ロムの種類・製造方法によって反応終結までに要する時
間が著しく変動し、収率の振れが大きい。従って、この
方法は安定して、経済的に該(メタ)アクリレートを製
造する方法とは言い難い。
【0003】このような問題点を解決するために、例え
ば特開昭57−38749号公報においてはクロム触媒
へメタホウ酸等の第二成分を付与して反応成績を向上さ
せる方法が提案されているが、高価な第二成分を使用す
ることから経済的な方法とは言い難い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、酢酸クロ
ムを触媒として用い、メタクリル酸またはアクリル酸等
のカルボン酸とアルキレンオキサイドとの反応を行って
ヒドロキシアルキルカルボキシレートを短時間かつ高収
率で安定して製造しうる方法が強く要望されてきた。
【0005】従って本発明は、メタクリル酸またはアク
リル酸等のカルボン酸とアルキレンオキサイドとを反応
させる製造方法において、安価な酢酸クロムを触媒とし
て用い、ヒドロキシアルキルカルボキシレートを短時間
かつ高収率で安定して製造する方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、カルボン酸
と、アルキレンオキサイドとを反応させてヒドロキシア
ルキルカルボキシレートを製造する方法において、反応
の触媒として、1627cm-1と1560cm-1の赤外
吸収ピーク強度比が1.1以上である酢酸クロムを用い
ることを特徴とするヒドロキシアルキルカルボキシレー
トの製造方法に関する。
【0007】また本発明は、カルボン酸と、アルキレン
オキサイドとを反応させてヒドロキシアルキルカルボキ
シレートを製造する方法において、酢酸クロムの赤外吸
収スペクトルを測定し、1627cm-1と1560cm
-1の赤外吸収ピーク強度比が1.1以上である酢酸クロ
ムを用意する工程と、用意された酢酸クロムを反応触媒
として用いてカルボン酸と、アルキレンオキサイドとを
反応させる工程とを有するヒドロキシアルキルカルボキ
シレートの製造方法に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明者は、(メタ)アクリル酸
等のカルボン酸とアルキレンオキサイドとの反応に用い
られる酢酸クロムについて種々解析を行った結果、特定
の酢酸クロムが有効であり、そしてその指標として赤外
線吸収スペクトルを用いることができることを見いだ
し、本発明を完成するに至ったものである。即ち、上記
のように1627cm-1と1560cm-1の赤外吸収ピ
ーク強度比が1.1以上である酢酸クロムを用いること
により、再現性良く、安定して高い収率および短い反応
時間にて目的のヒドロキシアルキルカルボキシレートが
得られるので工業的に安定した運転条件で製造すること
が可能になった。また本発明によれば高価な触媒を使用
しなくても済むのでコスト的にも極めて有利である。
【0009】本発明において、赤外吸収スペクトルとは
酢酸クロムをKBrに対し約0.5wt%濃度で混合し
作成したKBr錠剤を赤外分光光度計により透過法で測
定したスペクトルをいう。赤外分光光度計は一般に用い
られる市販の分光計であれば特に限定はない。
【0010】本発明において触媒として用いる酢酸クロ
ムは1627cm-1/1560cm -1のピーク強度比は
1.1以上であり、クロムの価数がIII価のものであ
ればよく、正塩のほか一般に知られている三核錯塩等か
らも本発明の要件に合うものが用いられる。従って市販
品から本発明の要件を満たすものを選んでもよく、また
一般的な手法、即ち、水酸化クロムと等量の氷酢酸で処
理した後、スプレードライヤー等によって乾燥して得た
酢酸クロムから本発明で規定する赤外線スペクトルを示
すものを選ぶか、または製造条件を変更してそのような
赤外線スペクトルを示すものができる条件を設定すれば
よい。
【0011】本発明で用いられるカルボン酸としては、
メタクリル酸、アクリル酸、酢酸等が挙げられる。カル
ボン酸は特に制限はく、また必ずしも高純度のものを使
用する必要はない。例えば、メタクリル酸については、
炭素数4の化合物の気相酸化反応で得られるメタクリル
酸、即ち、例えばイソブチレンまたはt−ブチルアルコ
ールを用いて気相酸化反応によりメタクロレインを中間
物質として経由して合成されたメタクリル酸や、炭素数
4の化合物としてその他の飽和または不飽和炭化水素類
の異性化および/または脱水素反応の後、気相酸化を行
って合成されたメタクリル酸等を用いることができる。
これらのメタクリル酸は精製されていないので純度は高
くはないが、通常は98%以上の純度を有するものであ
る。また、アクリル酸については、例えば炭素数3の化
合物の気相酸化反応で得られるアクリル酸、即ち、例え
ばプロピレンを用いて気相酸化反応により、アクロレイ
ンを中間物質として経由して合成されたアクリル酸等を
用いることができる。このアクリル酸は精製されていな
いので純度は高くはないが、通常は98%以上の純度を
有するものである。
【0012】本発明で用いられるアルキレンオキサイド
は、目的物であるヒドロキシアルキルカルボキシレート
が蒸留により取得されることから、一般的に低分子量の
ものが好ましく、炭素数4までのものが好ましい。具体
的には、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
1,2−ブチレンオキサイド、および2,3−ブチレン
オキサイドを挙げることができる。
【0013】本発明で、カルボン酸とアルキレンオキサ
イドの反応は、カルボン酸、アルキレンオキサイドおよ
び酢酸クロムを混合して、50〜150℃、好ましくは
60〜120℃に加熱すればよい。その際、不活性な溶
媒を用いてもよいが、無溶媒にて行うことが可能であり
通常はその方が好ましい。また、ガス状のアルキレンオ
キサイドを用いる場合は、密閉容器にて、好ましくは加
圧下で反応させることが好ましい。また、反応の際に必
要により重合禁止剤を添加してもよい。
【0014】カルボン酸とアルキレンオキサイドとの反
応仕込みモル比は、カルボン酸1モルに対して、アルキ
レンオキサイド0.5〜1.5モル、好ましくは0.9
8〜1.3モルである。また、酢酸クロム触媒の添加量
は、カルボン酸に対して0.05〜1重量%、好ましく
は0.1〜5重量%である。
【0015】反応を完結させた後、反応液から、減圧下
にて、未反応のアルキレンオキサイドを脱気分離し、続
いて蒸留により製品のヒドロキシアルキルカルボキシレ
ートを蒸留して取得する。製品が重合性を有する場合
は、必要に応じて、重合禁止剤を添加することが好まし
い。
【0016】蒸留に際しては、蒸留に供される反応液中
にまだ反応触媒が存在しているので、蒸留時に必要以上
に反応が進行する可能性がある。また、製品が重合性を
有するヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート等の場
合、重合する恐れもあるので、反応液と蒸発伝熱面との
接触時間はできるだけ短くするのが好ましく、薄膜蒸発
器等の設備を利用するのが効果的である。
【0017】
【実施例】以下、本発明の方法を実施例によって説明す
るが、本発明の方法はこれら実施例によって限定される
ものではない。
【0018】[実施例1]まずカルボン酸としては、イ
ソブチレンの気相酸化反応で合成され、トルエンで抽出
後、溶媒を分離し、10段のオールダショウ型蒸留塔に
より還流比1で蒸留されたメタクリル酸(純度99.2
%)を用意した。また酢酸クロムとしては、市販の酢酸
クロムの赤外スペクトルを測定し、1627cm-1/1
560cm -1のピーク強度比が1.2を示したものを用
意した。
【0019】次に、2リットルの撹拌機付オートクレー
ブに、上記のメタクリル酸861重量部を入れて30℃
としたところで、上記の酢酸クロムを2.7重量部、ハ
イドロキノンを2.2重量部添加してからオートクレー
ブ容器をN2置換し、加圧にてエチレンオキサイドを5
28重量部添加した。N2にて系内をゲージ圧で300
kPaに加圧にした後、撹拌しながら油浴で徐々に昇温
して、約1時間で75℃となるようにした。以降、加熱
調節して反応液を75℃に維持し、残存メタクリル酸量
が0.5重量%に達したところ(反応時間:7.0時
間)で、オートクレーブを水浴で冷却しながら減圧下に
未反応エチレンオキサイドを除去した。
【0020】系内が2kPaで30℃に到達してから1
5分保持した後、常圧に戻してから反応液1290重量
部を薄膜蒸発器に一定流速で供給しながら、伝熱面温度
85℃、300Paの減圧下で蒸留を行って、一次蒸留
留出液1025重量部を取得し、続いて、一次蒸留残渣
を同様に再度蒸留して、二次蒸留留出液195重量部を
取得した。そこで、一次蒸留留出液と二次蒸留留出液を
混合し、製品1220重量部(収率93.8%)を得
た。これをガスクロマトグラフィにより組成分析した結
果を表1に示す。
【0021】[実施例2〜5]酢酸クロムとして162
7cm-1/1560cm-1の赤外ピーク強度比が表1に
示す1.1以上のものを用いた以外は、実施例1と同じ
方法で反応を行った。結果は表1の通りであった。
【0022】[比較例1〜4]酢酸クロムとして162
7cm-1/1560cm-1赤外ピーク強度比が表1に示
す1.1未満のものを用いた事以外は全く実施例1と同
様に実施した結果、反応時間・反応成績が表1に示すと
おりになり、反応時間の著しい遅延が全ての条件で認め
られた。
【0023】
【表1】 [実施例6]まずカルボン酸としては実施例1で用いた
メタクリル酸を用意し、また酢酸クロムとしては、市販
の酢酸クロム赤外スペクトルを測定し、1627cm-1
/1560cm-1のピーク強度比が1.2を示したもの
を用意した。
【0024】次に実施例1と同様な2リットルの撹拌機
付オートクレーブに、上記メタクリル酸861重量部を
入れ30℃としたところで、上記酢酸クロムを2.7重
量部、ハイドロキノンモノメチルエーテルを2.8重量
部、および1,2−ブチレンオキサイドを864重量部
添加した。オートクレーブを密閉した後、系内をN2
て置換し、さらにゲージ圧300kPaに加圧にした
後、撹拌しながら油浴で徐々に昇温して約1時間で75
℃となるようにした。以降、加熱調節して反応液を75
℃に維持し、残存メタクリル酸量が0.5重量%に達し
たところ(反応時間:7.5時間)で、オートクレーブ
を水浴で冷却しながら、減圧下に、未反応の1,2−ブ
チレンオキサイドを除去した。系内が2kPaで30℃
に到達してから15分保持した後、常圧に戻してから反
応液1570重量部を薄膜蒸発器に一定流速で供給しな
がら、伝熱面温度100℃、300Paの減圧下で蒸留
を行って、一次蒸留留出液1275重量部を取得し、続
いて、一次蒸留残渣を同様に再度蒸留して、二次蒸留留
出液156重量部を取得した。そこで一次蒸留留出液と
二次蒸留留出液を混合し、製品1431重量部(収率9
0.6%)を得た。製品の組成分析結果は表2に示す。
【0025】[比較例5〜7]酢酸クロムとして162
7cm-1/1560cm-1赤外ピーク強度比が表2に示
す1.1未満のものを用いたこと以外は全く実施例6と
同様に実施した結果、反応時間・反応成績が表2に示す
とおりになり、反応時間の著しい遅延が全ての条件で認
められた。
【0026】
【表2】 [実施例7]酢酸クロムとして、市販の酢酸クロム赤外
スペクトルを測定し、1627cm -1/1560cm-1
のピーク強度比が1.2を示したものを用意した。
【0027】次に、アクリル酸721重量部を実施例1
と同様な2リットルの攪拌機付きオートクレーブに入れ
30℃としたところで、上記酢酸クロムを2.4重量
部、ハイドロキノンモノメチルエーテルを2.5重量
部、およびプロピレンオキサイドを697重量部添加し
た。オートクレーブを密閉した後、系内をN2にて置換
し、さらにゲージ圧300kPaに加圧にした後、攪拌
しながら油浴で徐々に昇温して約1時間で65℃となる
ようにした。以降、加熱調節して反応液を65℃に維持
し、残存アクリル酸量が0.5重量%に達したところ
(反応時間:6.5時間)で、オートクレーブを水浴で
冷却しながら、減圧下に、未反応のプロピレンオキサイ
ドを除去した。系内が2kPaで30℃に到達してから
15分間保持した後、常圧に戻してから反応液1320
重量部を薄膜蒸発器に一定流速で供給しながら、伝熱面
温度90℃、300Pa減圧下蒸留を行って、一次蒸留
留出液1041重量部を取得し、続いて、一次蒸留残渣
を同様に再度蒸留して、二次蒸留留出液を混合し、製品
1158重量部(収率89.0%)を得た。製品の組成
分析結果を表3に示す。
【0028】[比較例8〜9]酢酸クロムとして162
7cm-1/1560cm-1赤外ピーク強度比が表3に示
す1.1未満のものを用いたこと以外は全く実施例7と
同様に実施した結果、反応時間・反応成績が表3に示す
とおりになり、反応時間の著しい遅延が全ての条件で認
められた。
【0029】
【表3】
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、安価な酢酸クロムを触
媒として用いて、短時間かつ高収率で安定してヒドロキ
シアルキルカルボキシレートを製造することができるの
で、経済的に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 康一 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央技術研究所内 (72)発明者 安川 早苗 大阪府柏原市片山町18番8号 大阪有機化 学工業株式会社内 (72)発明者 渡辺 哲也 大阪府柏原市片山町18番8号 大阪有機化 学工業株式会社内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC48 BA14 BA32 BA85 BN10 KA19 4H039 CA66 CF90

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボン酸と、アルキレンオキサイドと
    を反応させてヒドロキシアルキルカルボキシレートを製
    造する方法において、 反応の触媒として、1627cm-1と1560cm-1
    赤外吸収ピーク強度比が1.1以上である酢酸クロムを
    用いることを特徴とするヒドロキシアルキルカルボキシ
    レートの製造方法。
  2. 【請求項2】 カルボン酸がメタクリル酸またはアクリ
    ル酸である請求項1記載のヒドロキシアルキルカルボキ
    シレートの製造方法。
  3. 【請求項3】 カルボン酸と、アルキレンオキサイドと
    を反応させてヒドロキシアルキルカルボキシレートを製
    造する方法において、 酢酸クロムの赤外吸収スペクトルを測定し、1627c
    -1と1560cm-1の赤外吸収ピーク強度比が1.1
    以上である酢酸クロムを用意する工程と、 用意された酢酸クロムを反応触媒として用いてカルボン
    酸と、アルキレンオキサイドとを反応させる工程とを有
    するヒドロキシアルキルカルボキシレートの製造方法。
  4. 【請求項4】 カルボン酸がメタクリル酸またはアクリ
    ル酸である請求項3記載のヒドロキシアルキルカルボキ
    シレートの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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