JP2001106632A - 緩下剤の効力を高める方法及び組成物 - Google Patents
緩下剤の効力を高める方法及び組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 緩下剤の効力を高める方法及び組成物を提供
する。 【解決手段】 有効量のシメチコン又はジメチコンを用
いた、刺激性緩下剤が小腸を移行するのを改善する方法
及びその方法に有用な組成物を提供する。
する。 【解決手段】 有効量のシメチコン又はジメチコンを用
いた、刺激性緩下剤が小腸を移行するのを改善する方法
及びその方法に有用な組成物を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、緩下剤の効力を
高める方法及び組成物に関し、特に、治療量のシメチコ
ン又はジメチコンを用いる方法及び組成物に関する。
高める方法及び組成物に関し、特に、治療量のシメチコ
ン又はジメチコンを用いる方法及び組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】米国
食品医薬品投与モノグラフ、緩下剤、マーチンダール、
第1070頁、又はグッドマン・アンド・ジルマン第9
14頁によれば、緩下組成物は一般にその作用機構(例
えば、かさ増し(bulk)、塩類、便軟化剤、潤滑剤又は
刺激剤)により分類される。かさ増し緩下剤には、シャ
ゼンシ、セルロース、ポリカルボフィル、ブラン、カラ
ヤ及び麦芽汁抽出液がある。マグネシウム、水酸化物、
硫酸塩、リン酸塩及びクエン酸塩等の塩類緩下剤は水を
腸に引き込むように作用する。便軟化剤には、ドクサー
ト(docusate)塩及び鉱油がある。潤滑緩下剤には、鉱
油及びある種の消化性植物油がある。潤滑剤は便内容物
をコーティングして、結腸での過剰な水の吸収を防ぐ。
刺激剤には、ビサコジル(bisacodyl)、カスカラ・サグ
ラダ(cascara sagrada)、センナ、アロエ、ひまし油及
びデヒドロコール酸がある。刺激性緩下剤は、局部的刺
激により蠕動運動を高め、又は腸平滑筋を活動させる神
経を選択的に刺激して、腸の動きを高めるように作用す
る。
食品医薬品投与モノグラフ、緩下剤、マーチンダール、
第1070頁、又はグッドマン・アンド・ジルマン第9
14頁によれば、緩下組成物は一般にその作用機構(例
えば、かさ増し(bulk)、塩類、便軟化剤、潤滑剤又は
刺激剤)により分類される。かさ増し緩下剤には、シャ
ゼンシ、セルロース、ポリカルボフィル、ブラン、カラ
ヤ及び麦芽汁抽出液がある。マグネシウム、水酸化物、
硫酸塩、リン酸塩及びクエン酸塩等の塩類緩下剤は水を
腸に引き込むように作用する。便軟化剤には、ドクサー
ト(docusate)塩及び鉱油がある。潤滑緩下剤には、鉱
油及びある種の消化性植物油がある。潤滑剤は便内容物
をコーティングして、結腸での過剰な水の吸収を防ぐ。
刺激剤には、ビサコジル(bisacodyl)、カスカラ・サグ
ラダ(cascara sagrada)、センナ、アロエ、ひまし油及
びデヒドロコール酸がある。刺激性緩下剤は、局部的刺
激により蠕動運動を高め、又は腸平滑筋を活動させる神
経を選択的に刺激して、腸の動きを高めるように作用す
る。
【0003】上記の化合物の他に、米国特許第5,41
8,220号は便秘の治療手段としてシメチコンを示し
ている。この特許の実施例では、茶さじ1杯のジメチコ
ン懸濁液(ステアリン酸グリセリンと水の溶液で約33
%)が、投与後約2時間で2歳の患者に緩下作用をもた
らした。
8,220号は便秘の治療手段としてシメチコンを示し
ている。この特許の実施例では、茶さじ1杯のジメチコ
ン懸濁液(ステアリン酸グリセリンと水の溶液で約33
%)が、投与後約2時間で2歳の患者に緩下作用をもた
らした。
【0004】上記の物質は効果的な緩下物質であるが、
作用の開始を早め優れた効力をもたらして、これらの物
質の特性を改善することが依然として求められている。
作用の開始を早め優れた効力をもたらして、これらの物
質の特性を改善することが依然として求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、有効量のシメ
チコン又はジメチコン及び刺激性緩下剤、好ましくは、
シメチコンとビサコジルを提供する。驚くべきことに、
シメチコンと組み合わせると刺激性緩下剤の効力が高ま
ることが見出された。
チコン又はジメチコン及び刺激性緩下剤、好ましくは、
シメチコンとビサコジルを提供する。驚くべきことに、
シメチコンと組み合わせると刺激性緩下剤の効力が高ま
ることが見出された。
【0006】第二の実施形態では、本発明は、ビサコジ
ル、センナ等の刺激性緩下剤を有効量のシメチコンと組
み合わせて、刺激性緩下剤を下方胃腸管全体に伝達する
改善されたデリバリー方法を提供する。
ル、センナ等の刺激性緩下剤を有効量のシメチコンと組
み合わせて、刺激性緩下剤を下方胃腸管全体に伝達する
改善されたデリバリー方法を提供する。
【0007】本発明の他の実施形態では、糖尿病性軽症
胃アトニーと胃食道逆流の治療方法を提供する。
胃アトニーと胃食道逆流の治療方法を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】ジメチコンは良く知られた製薬原
料であり、式[(CH3 )3 SiO−]で表されるトリ
メチルシロキシ末端ブロッキング・ユニットで安定化さ
れた式{−(CH2 )2 SiO−}n で表される繰り
返しユニットを含む線状シロキサンポリマーからなる。
シメチコンはジメチコンと二酸化シリコンの混合物であ
る。本発明の目的のためには、これら2つの物質は相互
交換して使用できる。本発明におけるシメチコン又はジ
メチコンの量は、ビサコジル等の刺激性緩下剤の効果を
高めるのに十分な量である。一般に、この量は、単位用
量当たり、約0.1mg乃至約500mg、好ましく
は、約1mg乃至約500mg、最も好ましくは、約2
0mg乃至約125mgである。単位用量は、1個の錠
剤、カプセル又は坐薬、茶さじ1杯の液体、又は他の任
意の適当なデリバリー形態の単一の部分であり得る。緩
下剤の例には、ビサコジル、カスカラ・サグラダ、ダン
スロン、センナ、フェノールフタレイン、アロエ、ひま
し油、リシノール酸、デヒドロコール酸及びこれら緩下
剤の混合物があり、その中でも、ビサコジルとセンナが
好ましい。緩下剤の量は所望の効果を得るのに必要な量
であり、一般に、ビサコジルでは、用量当たり、約1.
0mg乃至約100mg、好ましくは、約1.0mg乃
至約50mg、最も好ましくは、約1.0mg乃至約1
5mgであり、センナでは、用量当たり、約1.0mg
乃至約100mg、好ましくは、約1.0mg乃至約7
5mg、最も好ましくは、約1.0mg乃至約60mg
である。
料であり、式[(CH3 )3 SiO−]で表されるトリ
メチルシロキシ末端ブロッキング・ユニットで安定化さ
れた式{−(CH2 )2 SiO−}n で表される繰り
返しユニットを含む線状シロキサンポリマーからなる。
シメチコンはジメチコンと二酸化シリコンの混合物であ
る。本発明の目的のためには、これら2つの物質は相互
交換して使用できる。本発明におけるシメチコン又はジ
メチコンの量は、ビサコジル等の刺激性緩下剤の効果を
高めるのに十分な量である。一般に、この量は、単位用
量当たり、約0.1mg乃至約500mg、好ましく
は、約1mg乃至約500mg、最も好ましくは、約2
0mg乃至約125mgである。単位用量は、1個の錠
剤、カプセル又は坐薬、茶さじ1杯の液体、又は他の任
意の適当なデリバリー形態の単一の部分であり得る。緩
下剤の例には、ビサコジル、カスカラ・サグラダ、ダン
スロン、センナ、フェノールフタレイン、アロエ、ひま
し油、リシノール酸、デヒドロコール酸及びこれら緩下
剤の混合物があり、その中でも、ビサコジルとセンナが
好ましい。緩下剤の量は所望の効果を得るのに必要な量
であり、一般に、ビサコジルでは、用量当たり、約1.
0mg乃至約100mg、好ましくは、約1.0mg乃
至約50mg、最も好ましくは、約1.0mg乃至約1
5mgであり、センナでは、用量当たり、約1.0mg
乃至約100mg、好ましくは、約1.0mg乃至約7
5mg、最も好ましくは、約1.0mg乃至約60mg
である。
【0009】本発明は、錠剤、噛める錠剤、液体の飲み
薬、坐薬又は他の薬学的に許容される形態として送達で
きる。経口デリバリー形態が好ましい。
薬、坐薬又は他の薬学的に許容される形態として送達で
きる。経口デリバリー形態が好ましい。
【0010】腸溶性ポリマー、味マスキングポリマー、
バインダー、甘味料、香料、分散剤、緩衝剤等の経口投
与薬物用に通常知られている薬学的に許容される添加物
を、この明細書に説明され特許請求される製剤の新規の
性質に悪影響を及ぼさない量で含めることができる。好
適な腸溶性ポリマーシステムの例には、ポリメタクリレ
ート(例えば、Rohm Companyから入手可能なEUDRAGIT L
30D又はS100)、セルロースアセテートフタレート、ポ
リビニルアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロースフタレートがある。好適なバインダーの
例には、微結晶セルロース、リン酸カルシウム、デキス
トラートがある。好適な分散剤の例には、クロスカルメ
ロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース等がある。好適な甘味料の
例には、砂糖、ソルビトール、サッカリン、マンニトー
ル、グルコース、アスパルテーム、スクラロース等があ
る。香料の例には、ペパーミント、スペアミント、シナ
モン、バニラ等がある。適当な添加物は、レミングトン
事典等の膨大な数の刊行物にさらに完全に列挙されてい
る。
バインダー、甘味料、香料、分散剤、緩衝剤等の経口投
与薬物用に通常知られている薬学的に許容される添加物
を、この明細書に説明され特許請求される製剤の新規の
性質に悪影響を及ぼさない量で含めることができる。好
適な腸溶性ポリマーシステムの例には、ポリメタクリレ
ート(例えば、Rohm Companyから入手可能なEUDRAGIT L
30D又はS100)、セルロースアセテートフタレート、ポ
リビニルアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロースフタレートがある。好適なバインダーの
例には、微結晶セルロース、リン酸カルシウム、デキス
トラートがある。好適な分散剤の例には、クロスカルメ
ロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース等がある。好適な甘味料の
例には、砂糖、ソルビトール、サッカリン、マンニトー
ル、グルコース、アスパルテーム、スクラロース等があ
る。香料の例には、ペパーミント、スペアミント、シナ
モン、バニラ等がある。適当な添加物は、レミングトン
事典等の膨大な数の刊行物にさらに完全に列挙されてい
る。
【0011】PCT EP95/00973号は、シメ
チコンが胃腸管の表面構造に結合又は親和性を有するの
に有効であることを既に開示しているが、本発明はこの
開示からみて驚くべきことであり予期できないことであ
った。このPCT特許出願は、さらに、ジメチコンを輸
送又はキャリヤシステムとして使用すると、ジメチコン
の付着性が高いため、胃腸管領域における活性成分の残
留時間がかなり長くなり得ることを記載している。
チコンが胃腸管の表面構造に結合又は親和性を有するの
に有効であることを既に開示しているが、本発明はこの
開示からみて驚くべきことであり予期できないことであ
った。このPCT特許出願は、さらに、ジメチコンを輸
送又はキャリヤシステムとして使用すると、ジメチコン
の付着性が高いため、胃腸管領域における活性成分の残
留時間がかなり長くなり得ることを記載している。
【0012】ここで使用する「糖尿病性軽症胃アトニー
(diabetic gastro-paresis)」は、糖尿病に見られる、
通常重篤なアシドーシス又は昏睡を伴う、胃が貯留する
胃拡張として定義される(ステッドマンズ・メディカル
・ディクショナリー)。胃食道逆流疾患(GERD)
は、胃の内容物の食道(場合によっては、咽頭)への逆
流として定義される。この内容物は、声帯の間から気管
内への吸引されて、焼けるような痛みと酸味の症状を呈
する恐れがある。吸引による肺の合併症は、吸引物の量
と酸性に依存する(ステッドマンズ・メディカル・ディ
クショナリー)。
(diabetic gastro-paresis)」は、糖尿病に見られる、
通常重篤なアシドーシス又は昏睡を伴う、胃が貯留する
胃拡張として定義される(ステッドマンズ・メディカル
・ディクショナリー)。胃食道逆流疾患(GERD)
は、胃の内容物の食道(場合によっては、咽頭)への逆
流として定義される。この内容物は、声帯の間から気管
内への吸引されて、焼けるような痛みと酸味の症状を呈
する恐れがある。吸引による肺の合併症は、吸引物の量
と酸性に依存する(ステッドマンズ・メディカル・ディ
クショナリー)。
【0013】以下の実施例は本発明をさらに説明するた
めのものであり、本発明は下記の実施例に限定されな
い。
めのものであり、本発明は下記の実施例に限定されな
い。
【0014】
【実施例】実施例1 この実験は、小腸移行時間に及ぼすビサコジル、シメチ
コン及び、ビサコジルとシメチコンの組み合わせの効果
の特徴を調べ比較するために実施した。小腸移行時間
は、ラットにおける便通の代わりとして調べた。Leng-P
eschlow, E.(「ラット大腸に及ぼすセンノサイドA+B
とビサコジルの効果」、ファーマコロジー、第38巻、
第310頁乃至第318頁(1989年))は、10m
g/kg乃至100mg/kgのビサコジルを経口投与
すると便の排出が増え、50mg/kgのビサコジルを
経口投与すると大腸移行が顕著に刺激されることを観察
した。ビサコジルの小腸におけるプロカイネテック効果
はLeng-Psechlow が大腸で観察した効果とは異なる可能
性がある。本願の小腸移行モデルでは、治療用量以下の
25mg/kgのビサコジルを選択した。
コン及び、ビサコジルとシメチコンの組み合わせの効果
の特徴を調べ比較するために実施した。小腸移行時間
は、ラットにおける便通の代わりとして調べた。Leng-P
eschlow, E.(「ラット大腸に及ぼすセンノサイドA+B
とビサコジルの効果」、ファーマコロジー、第38巻、
第310頁乃至第318頁(1989年))は、10m
g/kg乃至100mg/kgのビサコジルを経口投与
すると便の排出が増え、50mg/kgのビサコジルを
経口投与すると大腸移行が顕著に刺激されることを観察
した。ビサコジルの小腸におけるプロカイネテック効果
はLeng-Psechlow が大腸で観察した効果とは異なる可能
性がある。本願の小腸移行モデルでは、治療用量以下の
25mg/kgのビサコジルを選択した。
【0015】吸収不能なマーカーとして粉末炭の懸濁液
をラットに投与した。また、ラットに、ビサコジルUSP2
3(ZetaPharm, Inc.)、シメチコン(MYLICON(登録商
標)滴剤)及び活性炭(シグマ・ケミカル)を投与し
た。以下の6種類の処理を比較した:コントロール(対
照)。すなわちシメチコン15mg/kg、ビサコジル
25mg/kg、ビサコジル25mg/kgとシメチコ
ン5,10又は15mg/kgである。
をラットに投与した。また、ラットに、ビサコジルUSP2
3(ZetaPharm, Inc.)、シメチコン(MYLICON(登録商
標)滴剤)及び活性炭(シグマ・ケミカル)を投与し
た。以下の6種類の処理を比較した:コントロール(対
照)。すなわちシメチコン15mg/kg、ビサコジル
25mg/kg、ビサコジル25mg/kgとシメチコ
ン5,10又は15mg/kgである。
【0016】炭懸濁液(10重量%)は、乾燥粉末を
0.5%メチルセルロース水溶液に加えて撹拌して、毎
日新しく作製した。投与製剤は、適当量のビサコジル及
び/又はシメチコン滴剤を炭懸濁液に加えて毎日作製し
た。全ての処理は、キログラム当たり10ミリリットル
の用量で、経口で投与した。
0.5%メチルセルロース水溶液に加えて撹拌して、毎
日新しく作製した。投与製剤は、適当量のビサコジル及
び/又はシメチコン滴剤を炭懸濁液に加えて毎日作製し
た。全ての処理は、キログラム当たり10ミリリットル
の用量で、経口で投与した。
【0017】投与してから60分後、ラットを屠殺し、
炭マーカーを特定し幽門からの距離を測定して小腸移行
速度を計測した。
炭マーカーを特定し幽門からの距離を測定して小腸移行
速度を計測した。
【0018】結果は、ビサコジルとシメチコンの組み合
わせで処理したラットの方が、ビサコジル又はシメチコ
ンいずれか単独で処理したラットより、小腸運動性が高
かったことを示した。結果を以下に示す。
わせで処理したラットの方が、ビサコジル又はシメチコ
ンいずれか単独で処理したラットより、小腸運動性が高
かったことを示した。結果を以下に示す。
【0019】処理 平均距離% 平均の標準誤差 増加% 担体コントロール 79.9 2.1 − シメチコン15mg/kg 79.1 2.0 -1 ビサコジル25mg/kg 80.7 2.0 1 ビサコジル25mg/kg+ 90.3 2.5 13 シメチコン5mg/kg ビサコジル25mg/kg+ 97.0 1.7 21 シメチコン10mg/kg ビサコジル25mg/kg+ 94.4 2.0 18 シメチコン15mg/kg
【0020】結果は、シメチコン単独又はビサコジル単
独で処理したラットでは小腸移行はコントロールと変わ
らなかったが、組み合わせで処理したラットでは小腸移
行が明らかに増したことを示している。観察された小腸
移行の増加はかなり大きく(コントロールに比べて13
%乃至21%の増加)、この結果は統計的に有意であっ
た(p<0.05)。
独で処理したラットでは小腸移行はコントロールと変わ
らなかったが、組み合わせで処理したラットでは小腸移
行が明らかに増したことを示している。観察された小腸
移行の増加はかなり大きく(コントロールに比べて13
%乃至21%の増加)、この結果は統計的に有意であっ
た(p<0.05)。
【0021】実施例2 ビサコジルとシメチコンを含む噛める錠剤の製造 パートA:1 )700gの粒状リン酸トリカルシウム(Tritab(登
録商標)、Rhone-Poulenc、Shelton、Ct)をKitchen Ai
d ミキサーの混合ボールに入れる。2 )低速で混合しながら、5分間かけて200gのシメ
チコン(USP)を加える。3 )低速でさらに5分間混合を続ける。4 )2.5gの二酸化シリコンを加えて、さらに5分間
混合する。
録商標)、Rhone-Poulenc、Shelton、Ct)をKitchen Ai
d ミキサーの混合ボールに入れる。2 )低速で混合しながら、5分間かけて200gのシメ
チコン(USP)を加える。3 )低速でさらに5分間混合を続ける。4 )2.5gの二酸化シリコンを加えて、さらに5分間
混合する。
【0022】パートB: 腸溶コーティングビサコジル粒の製造 1.回転造粒 0.52kgのビサコジル、0.24kgのヒドロキシ
ピロピルメチルセルロース(grade Methocel E5)及び
3.24kgの微細ラクトースを回転造粒機のボール内
で混合する。500RPMの回転速度で水をスプレイし
て(約1.0kg)回転造粒する。回転速度を250R
PMまで下げた後、回転造粒して作製した粒子を乾燥し
て、30℃乃至35℃の温度の製造物を得る。
ピロピルメチルセルロース(grade Methocel E5)及び
3.24kgの微細ラクトースを回転造粒機のボール内
で混合する。500RPMの回転速度で水をスプレイし
て(約1.0kg)回転造粒する。回転速度を250R
PMまで下げた後、回転造粒して作製した粒子を乾燥し
て、30℃乃至35℃の温度の製造物を得る。
【0023】2.粒子コーティング 上記の工程1で製造した粒子をWurster コーティング機
でコーティングする。ポリマーコーティング溶液は、約
2.5%クエン酸トリエチルを含む約35重量%Eudrag
it L30D の水分散液からなる。10重量%ポリマー乃至
40重量%ポリマーをこれら粒子に被覆する。このコー
ティング工程の間、製造物の温度を約30℃乃至32℃
に保つ。次に、以下のようにして、さらに、味マスキン
グコーティングで被覆する。ポリマーコーティング溶液
は、酢酸セルロース398-10(酢酸量39.8%、粘度1
0秒)とヒドロキシプロピルセルロース(Klucel EF)
からなる10重量%溶液であり、酢酸セルロースのヒド
ロキシプロピルセルロースに対する比は70/30であ
る。使用する溶媒はアセトン/メタノールの80/20
混合物である。5重量%ポリマーコーティング乃至10
重量%ポリマーコーティングをこれら粒子に被覆する。
このコーティングの間、製造物の温度を約40℃乃至4
2℃に維持する。
でコーティングする。ポリマーコーティング溶液は、約
2.5%クエン酸トリエチルを含む約35重量%Eudrag
it L30D の水分散液からなる。10重量%ポリマー乃至
40重量%ポリマーをこれら粒子に被覆する。このコー
ティング工程の間、製造物の温度を約30℃乃至32℃
に保つ。次に、以下のようにして、さらに、味マスキン
グコーティングで被覆する。ポリマーコーティング溶液
は、酢酸セルロース398-10(酢酸量39.8%、粘度1
0秒)とヒドロキシプロピルセルロース(Klucel EF)
からなる10重量%溶液であり、酢酸セルロースのヒド
ロキシプロピルセルロースに対する比は70/30であ
る。使用する溶媒はアセトン/メタノールの80/20
混合物である。5重量%ポリマーコーティング乃至10
重量%ポリマーコーティングをこれら粒子に被覆する。
このコーティングの間、製造物の温度を約40℃乃至4
2℃に維持する。
【0024】パートC: 1)パートAより製造した89gの自由流動粒状中間体
を、7.34gのコーティングビサコジル、98gのデ
キストラート、7.5gの粒状ソルビトール、0.6g
のペパーミント香料及び0.5gのステアリン酸と混合
する。 2)5/8"FFBE器具を用いて、この混合物を1287mg
の錠剤に圧縮する。
を、7.34gのコーティングビサコジル、98gのデ
キストラート、7.5gの粒状ソルビトール、0.6g
のペパーミント香料及び0.5gのステアリン酸と混合
する。 2)5/8"FFBE器具を用いて、この混合物を1287mg
の錠剤に圧縮する。
【0025】実施例3 ビサコジルとシメチコンを含む飲み込めるフィルムコーティング錠剤の製造 成分 量(mg/錠剤) パートA−濃縮物: 二塩基性リン酸カルシウム、NF、無水、粒状 500 (DiTab(登録商標)) シメチコン、USP 125 三塩基性リン酸カルシウム、NF、無水、粉末 25 二塩基性リン酸カルシウム、NF、無水、粒状粉末 90(Fujicalin(登録商標)SG) パートB−ビサコジル/賦形剤/バインダーシステム: ビサコジル、USP 5 微結晶セルロース、NF(MCC) 205 クロスカルメロース、NF 30 パートC−潤滑剤: ステアリン酸マグネシウム、NF 4 パートD−腸溶コーティング工程: Eudragit(登録商標)S100 140
【0026】パートA:粒状無水二塩基性リン酸カルシ
ウムとシメチコンを含む濃縮物を以下のように製造す
る。シメチコン化合物(USP)を粒状二塩基性リン酸カ
ルシウムの可動床に加え、シメチコンを均一に分散さ
せ、粒状リン酸カルシウムの粒子サイズを本質的に変え
ないようにする。この可動床を、強化バー、ピンミキサ
ー、リボンミキサーを用いないで、低剪断ミキサー(例
えば、流体ベッド、Nauta、PK)で動かす。次に、これら
の粒子をNo.20米国標準スクリーン(〜840ミク
ロン)により篩にかけてもよい。
ウムとシメチコンを含む濃縮物を以下のように製造す
る。シメチコン化合物(USP)を粒状二塩基性リン酸カ
ルシウムの可動床に加え、シメチコンを均一に分散さ
せ、粒状リン酸カルシウムの粒子サイズを本質的に変え
ないようにする。この可動床を、強化バー、ピンミキサ
ー、リボンミキサーを用いないで、低剪断ミキサー(例
えば、流体ベッド、Nauta、PK)で動かす。次に、これら
の粒子をNo.20米国標準スクリーン(〜840ミク
ロン)により篩にかけてもよい。
【0027】パートB:活性成分がシメチコン混合物に
均一に分散するまで、ビサコジルを低剪断混合して加え
る。次に、崩壊剤を含む賦形剤を低剪断混合して加え、
限定した組成範囲のバインディングマトリックス内に活
性剤を均一に分散する。
均一に分散するまで、ビサコジルを低剪断混合して加え
る。次に、崩壊剤を含む賦形剤を低剪断混合して加え、
限定した組成範囲のバインディングマトリックス内に活
性剤を均一に分散する。
【0028】パートC:最後の添加工程は潤滑剤の添加
である。この混合物を回転タブレットプレスを用いて錠
剤に圧縮する。
である。この混合物を回転タブレットプレスを用いて錠
剤に圧縮する。
【0029】パートD:次に、錠剤を、Eudragit S100
分散液の入ったコーティング皿で、腸溶フィルムコーテ
ィングして、重さを約5%乃至25%増加させる。
分散液の入ったコーティング皿で、腸溶フィルムコーテ
ィングして、重さを約5%乃至25%増加させる。
【0030】好適な実施態様を以下に示す。 (1)前記緩下剤とシメチコンを経口投与する請求項1
に記載の方法。 (2)前記緩下剤がビサコジルとセンナからなる群から
選択される請求項1に記載の方法。 (3)シメチコンの量が単位用量当たり約1mg乃至約
500mgである請求項1に記載の方法。 (4)シメチコンの量が単位用量当たり約20mg乃至
約125mgである請求項1に記載の方法。 (5)前記緩下剤とシメチコンを経口投与する請求項2
に記載の組成物。
に記載の方法。 (2)前記緩下剤がビサコジルとセンナからなる群から
選択される請求項1に記載の方法。 (3)シメチコンの量が単位用量当たり約1mg乃至約
500mgである請求項1に記載の方法。 (4)シメチコンの量が単位用量当たり約20mg乃至
約125mgである請求項1に記載の方法。 (5)前記緩下剤とシメチコンを経口投与する請求項2
に記載の組成物。
【0031】(6)前記緩下剤がビサコジルとセンナか
らなる群から選択される請求項2に記載の組成物。 (7)シメチコンの量が用量当たり約1mg乃至約50
0mgである請求項2に記載の組成物。 (8)シメチコンの量が用量当たり約20mg乃至約1
25mgである請求項2に記載の組成物。 (9)前記緩下剤がビサコジルであり、用量当たり約1
mg乃至約15mgの量で投与される実施態様(6)に
記載の組成物。 (10)請求項2に記載の組成物を有効量ヒトに投与す
ることを含む便秘の治療方法。
らなる群から選択される請求項2に記載の組成物。 (7)シメチコンの量が用量当たり約1mg乃至約50
0mgである請求項2に記載の組成物。 (8)シメチコンの量が用量当たり約20mg乃至約1
25mgである請求項2に記載の組成物。 (9)前記緩下剤がビサコジルであり、用量当たり約1
mg乃至約15mgの量で投与される実施態様(6)に
記載の組成物。 (10)請求項2に記載の組成物を有効量ヒトに投与す
ることを含む便秘の治療方法。
【0032】(11)請求項2に記載の組成物を有効量
投与することを含むヒトの胃腸の運動を改善する方法。 (12)請求項2に記載の組成物を有効量ヒトに投与す
ることを含む糖尿病性軽症胃アトニーの治療方法。 (13)請求項2に記載の組成物を有効量ヒトに投与す
ることを含む胃食道逆流の治療方法。
投与することを含むヒトの胃腸の運動を改善する方法。 (12)請求項2に記載の組成物を有効量ヒトに投与す
ることを含む糖尿病性軽症胃アトニーの治療方法。 (13)請求項2に記載の組成物を有効量ヒトに投与す
ることを含む胃食道逆流の治療方法。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、緩
下剤の効力を高める方法及び組成物を提供できる効果が
ある。
下剤の効力を高める方法及び組成物を提供できる効果が
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェラルド・ピー・マクナリー アメリカ合衆国、19087 ペンシルベニア 州、ストラフォード、ウェスト・バレー・ ロード 646 (72)発明者 チャールズ・イー・ペンドレイ・ザ・セカ ンド アメリカ合衆国、19001 ペンシルベニア 州、アビントン、ウッドクレスト・ロード 961 Fターム(参考) 4C084 AA19 MA02 NA05 ZA721 4C086 AA01 AA02 FA02 NA05 NA14 ZA72
Claims (2)
- 【請求項1】 有効量のシメチコンを付与することを含
む緩下剤の効力を高める方法。 - 【請求項2】 a)有効量の刺激性緩下剤、及び、 b)前記刺激性緩下剤の効力を高めるための有効量のシ
メチコンを含む組成物。
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