JP2005281236A - 食品の消化・排泄時間確認識別体及び識別法 - Google Patents

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Abstract

【課題】摂取食物の体内貯留時間を確認し、消化器官特に大腸の働きが不正常な場合には医学的治療を受ける契機と食生活を改善する動機を与えることができる食品の消化・排泄時間確認識別体及び識別法を得る。
【解決手段】海苔又はイカ墨などの難消化性天然食品又は色呈明瞭な人工色素を用いて着色した加工食料品を主材とし、それを粉末、ゼラチン状、錠剤又はカプセル状に成した識別体としてのキャリアを作成し、該キャリアを服用して体外に排泄される糞便中のキャリアの色呈の存否から、該キャリアの体内摂取から糞便として排泄されるまでに要した時間を知得し、それにより普段の正常な体調のときの時間又は標準の時間と比較して消化器官を含む健康状態の程度を推測する。

Description

本発明は、食物摂取から消化を経て糞便として体外に排泄されるまでに要した時間を該糞便の特殊な識別体の色を視認することにより知得し、当該時間と普段の正常な体調のときの時間又は標準の時間とを比較することにより胃腸等の消化器官を含む健康状態の程度を簡易に推測することができるようにした食品の消化・排泄時間確認識別体及び識別法に関する。
大腸の正常な細菌叢の主な構成菌はビフィズス乳酸菌であるが、動物性蛋白質の過度な摂取は腸内をアルカリ質の好ましくない環境として有害な細菌群を繁殖させる。
腸の末端は、その大きさから見て理想的には8時間毎に空になるべきと考えられるが、我々は習慣で摂取内容物を標準とされる24時間以上も貯留していることがある。その結果が身体の変調を起こして潰瘍になったり、最悪の場合には癌になったりする。しかも、大多数の人々は自身が便秘をしているか否かさえも認識していないといわれる。
便秘に対する処方として、特開平11−335285号公報において、日常摂取することのできる食品から製する整腸・便秘改善剤並びに整腸・便秘改善用飲食物が提案されている。その他、抗生物質等の薬剤が公用されている。
しかし、便秘への対策としての飲食物や抗生物質等薬剤の使用による改善は一時的であり、殊に薬剤使用の場合には、その使用が長期にわたれば、薬剤の成分は身体組織に定着することがあり、その最も定着しやすい場所は大腸で、粘膜に悪影響を及ぼすといわれ、また、腸の正常な蠕動運動を低下させる原因といわれる。
特開平11−335285号公報
本発明は、前記の如き整腸・便秘改善剤並びに整腸・便秘改善用飲食物や抗生物質等薬剤の投与とは全く異なって、摂取食物の体内貯留時間を確認し、消化器官特に大腸の働きが不正常な場合には医学的治療を受ける契機と食生活を改善する動機を与えることができるようにした食品の消化・排泄時間確認識別体及び識別法を得ようとするものである。
本発明は、以上の如き観点に鑑みてなされたものであって、海苔又はイカ墨などの難消化性天然食品又は色呈明瞭な人工色素を用いて着色した加工食料品を主材とし、それを粉末、ゼラチン状、錠剤又はカプセル状に成した識別体としてのキャリアを作成し、該キャリアを食事時に適当な食物と一緒に摂取し、それらが体外に排泄される糞便中のキャリアの色呈の存否から、該キャリアの体内摂取から糞便として排泄されるまでに要した時間を知得し、それにより普段の正常な体調のときの時間又は標準の時間と比較して消化器官を含む健康状態の程度を推測することができるようにした食品の消化・排泄時間確認識別体及び識別法を提供しようとするものである。
前記キャリアとしての識別体と同時的に食事した食物が体外に排泄された糞便において該識別体の色呈が存すれば、飲食した食物が消化器官を経て排泄されるまでに要した時間を視認することが可能である。
即ち、飲食した食物が糞便として排泄されるまでに要する時間を確認することにより、食事と排便の関係、即ち、便通の状態を知得することができる。併せて、胃腸内環境を知り、それが甚だしく不正常であれば、早期の医学的治療を受ける契機ともなる。また、食生活の改善による健康の自己管理を容易とし、生活習慣病を克服する一助となし得るものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
海苔又はイカ墨などの難消化性天然食品又は色呈明瞭な人工色素を用いて着色した加工食料品を主材とし、それを粉末、ゼラチン状、錠剤又はカプセル状に成した識別体としてのキャリアを作成する。該キャリアの所要量を食事時に他の食物と一緒に摂取し、その服用した時間を記憶又は記録する。それらが消化器官の最終コースである直腸を経て体外に排泄されたときの糞便がどのような色を呈しているかを視認する。
糞便中において、前記摂取したキャリアの色呈が含まれていないときには、当該糞便は前記キャリアを服用した前に飲食した食物に係るものであると判断される。
そして、糞便中において、前記摂取したキャリアの色呈が存することが視認できたときには、前記キャリアを服用したときに飲食した食物に係るものであると判断される。その場合には、前記キャリアを服用したときから当該排便に至るまでの時間を計算する。
前記キャリアの体内摂取から糞便として排泄されるまでに要した時間と、普段の正常な体調のときの該当時間又は標準とされる24時間とを比較する。
前記比較した時間が普段の時間又は標準の時間に比べて長ければ便秘傾向にあり、反対に、短ければ消化不良或いは下痢気味の傾向にあるとの一応の判断をすることができる。
このように、糞便中における識別体としてのキャリアの色呈を視認することにより食事時間から排便までの時間を知得し、当該時間と普段の正常な体調のときの時間又は標準の時間とを比較することによって胃腸等の消化器官を含む健康状態の程度を簡易に推測することができる。
この場合、食物の摂取時から排便に至るまでの時間は、個人差があり、一定の基準で一様に計ることはできないので、通常は、各人の普段の該当時間と対比して判断することになる。
Figure 2005281236

この場合は、摂取から排泄まで標準とされる24時間を超過しており、便秘傾向と判断できる。

Claims (2)

  1. 海苔又はイカ墨などの難消化性天然食品又は色呈明瞭な人工色素を用いて着色した加工食料品を主材とし、それを粉末、ゼラチン状、錠剤又はカプセル状に成した識別体としてのキャリアを作成し、該キャリアを食事時に摂取することを特徴とする食品の消化・排泄時間確認識別体。
  2. 海苔又はイカ墨などの難消化性天然食品又は色呈明瞭な人工色素を用いて着色した加工食料品を主材とし、それを粉末、ゼラチン状、錠剤又はカプセル状に成した識別体としてのキャリアを作成し、該キャリアを食事時に適当な食物と一緒に摂取し、それらが体外に排泄される糞便中のキャリアの色呈の存否から、該キャリアの体内摂取から糞便として排泄されるまでに要した時間を知得し、それにより普段の正常な体調のときの時間又は標準の時間と比較して消化器官を含む健康状態の程度を推測することを特徴とする食品の消化・排泄時間確認識別法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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