JP2001105790A - 封緘装置及び封緘方法 - Google Patents

封緘装置及び封緘方法

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JP2001105790A
JP2001105790A JP29136799A JP29136799A JP2001105790A JP 2001105790 A JP2001105790 A JP 2001105790A JP 29136799 A JP29136799 A JP 29136799A JP 29136799 A JP29136799 A JP 29136799A JP 2001105790 A JP2001105790 A JP 2001105790A
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Japan
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envelope
flap
sealing
sealing device
pressing
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Tsutomu Kataigi
勉 片居木
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見栄えの良い封緘が実現できる封緘装置及び
封緘方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る封緘装置10は、封筒20
を保持する封緘プレート3と、封筒20のフラップ21
を押圧する封緘グリッパ2とを備え、封緘プレート3
は、封筒20の先端部を撓めるための傾斜面3bを備え
ている。そして、封筒20の先端部が撓んだ状態で、フ
ラップ21の先端21aが封筒20のより後端部側にな
るようにフラップ21と封筒20の裏面とを接着して、
封筒20を封緘する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、封筒の封を閉じる
封緘装置及び封緘方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている封入封緘装置は、
同一様式の被封入物(例えば、請求書や小冊子等)を封
筒に収納した後に、封筒の封を閉じる装置である。
【0003】従来の封入封緘装置50の一例を図4、図
5に示す。図4は従来の封入封緘装置50の平面図であ
り、図5は封入封緘装置50が備える封緘装置51を示
すものである。封入封緘装置50は、封筒40に被封入
物41を収納する封入物供給装置(図示略)、被封入物
41が収納されている封筒40を封緘する封緘装置5
1、封筒40を封緘装置50に送る封筒送り機構60、
封筒40を上記封入物供給装置から封筒送り機構60に
搬送する搬送機構59、封筒40を上記封入物供給装置
から封筒送り機構60に搬送する際に封筒40のフラッ
プ40aに貼着されている糊40cに水などを噴霧する
噴霧機構52、水などが噴霧された封筒40のフラップ
40aをすくい上げながら折り返す折返し機構53、封
筒40を封緘装置51に搬送する際にフラップ40aの
折返し部を折返し機構53の下に案内するとともに折返
し機構53によりフラップ40aを折り返す際に封筒4
0自体が浮き上がることを防止する封筒ガイド54等と
から構成されている。
【0004】上述のような構成の封入封緘装置50によ
ると、封筒40に被封入物41を収納して、封筒40を
搬送機構59によって封筒送り機構60に搬送する。こ
の際に、封筒40が封筒送り機構60に搬送される際に
噴霧機構52が噴霧した水によって、糊40cの接着力
を回復させて、そして、水が噴霧された封筒40を封筒
送り機構60に搬送する際には、折返し機構53によっ
てフラップ40aをすくい上げる。そして、フラップ4
0aがすくい上げられた封筒40は、封筒送り機構60
によって封緘装置51に送られる。この際に、封筒40
は、フラップ40aの折返し部を先端にするようにして
折返し機構53の下に送られることによって、フラップ
40aが封筒40の裏面に折り返される。封筒40を封
緘装置51に送る際に、フラップ40aが折り返すよう
にして封筒40を折返し機構53の下に案内することに
よって封筒40のフラップ40aが封筒40の裏面40
bに折り返される。そして、フラップ40aが折り返さ
れた封筒40を封緘装置51に搬入して、封緘装置51
によって封筒40を封緘する。
【0005】つまり、封緘装置51は、図5に示すよう
に、フラップ40aのうち被封入物41に対応した部分
(A部及びB部)を封緘グリッパ57によって押圧する
ことよって、フラップ40aのうち糊が貼着されている
A部(フラップ40aのうちフラップ40aの先端側)
だけが封筒40の裏面40bとがを接着されて、封筒4
0を封緘する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の封緘
装置51では、フラップ40aのうち糊が貼着されてい
るA部を接着しているため、封緘終了後の封筒40の形
状は、フラップ40aの弾性力によって、フラップ40
aのうち糊が貼着されていないB部が盛り上がって膨ら
んだ形状となり、封筒40の封緘が不完全であるように
みえる。また、フラップ40aのうち糊が貼着されてい
ないB部が盛り上がらないように、フラップ40aを押
圧したものとしても、フラップ40aのうち被封入物4
1に対応しないC部にしわ等が発生することがある。
【0007】本発明は、上述の事情を考慮したものであ
り、しわ等の発生を抑えて良好で安定した封緘を実現で
きるととも、フラップが膨らまずに封緘することができ
る封緘装置及び封緘方法を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、例えば、図1や図2に示すよう
にフラップ(21)が封筒(20)の裏面に折り返され
た該封筒を保持する封筒保持手段(例えば、封緘プレー
ト3)と、上記フラップを上記封筒の裏面側から押圧す
る押圧手段(例えば、封緘グリッパ2)とを備え、上記
フラップを上記押圧手段によって押圧することにより上
記封筒の裏面に接着して、上記封筒を封緘する封緘装置
(10)において、上記封筒保持手段は、上記フラップ
の折返し部が上記封筒の裏面方向に移動するように上記
封筒の先端部を撓める撓め手段(例えば、傾斜面3b)
を備えていることを特徴としている。
【0009】ここで、上記封筒には請求書、小冊子、印
刷物、カタログ、雑誌あるいは個人情報紙等の被封入物
が収納されている。また、上記封筒は、被封入物が収納
されてからフラップが折り返されるが、上記フラップが
折り返された際の折返し部が、上記封筒の先端となる。
また、上記フラップの裏面には接着剤、糊、粘着テープ
などの粘着材が貼着されているが、粘着材によって上記
フラップと上記封筒の裏面とが接着される。そして、フ
ラップ全体に粘着材を貼着すると封筒を開封する際にフ
ラップから開封することが困難となるため、フラップの
先端側だけに粘着材を貼着すれば良い。フラップの先端
側だけに粘着材が貼着されている場合、押圧手段により
フラップを押圧する際には、フラップの先端側だけを押
圧すれば良い。
【0010】以上のように、請求項1記載の発明によれ
ば、上記封筒は、上記撓め手段によって上記フラップの
折返し部(即ち、上記封筒の先端)が封筒の裏面方向に
移動されるように上記封筒の先端部を撓めている状態
で、上記封筒保持手段に保持されており、その状態で上
記押圧手段と上記封筒保持手段とによって上記フラップ
を押圧して、上記フラップを封筒の裏面に接着して、封
筒を封緘している。即ち、上記撓め手段によって、フラ
ップが折り返された際の封筒の先端(即ち、フラップの
折返し部)が該封筒の表面より裏面側に位置しているた
め、上記フラップの先端が従来に比べて封筒の後端部側
になるような状態で上記フラップと上記封筒の裏面とが
接着されていることになる。例えば、封筒に厚みのある
被封入物が収納されている状態で上述のように封緘する
と、押圧手段が封筒のフラップを押圧をしている際には
フラップのうち接着されていない部分(例えば、封筒の
裏面と重複していないフラップの一部)が従来例のよう
に膨らんでいて盛り上がった状態で封筒が封緘される
が、封筒保持手段による保持を解除すると、封筒の先端
部の弾性力によって封筒の先端が封筒の表面方向に移動
するように、封筒の先端部の撓みが解除するため、膨ら
んで盛り上がっているフラップの一部が平坦になる。こ
の結果、封筒はフラップが綺麗な状態で封緘されてい
る。さらに、封筒の弾性力によって、フラップと封筒と
の接着している部分と封筒の先端部との間で、該フラッ
プが引張られるようにして封筒が封緘されているため、
フラップにしわ等がなく良好で安定した封緘を実現でき
る。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の封緘装置において、上記封筒保持手段は、上記封筒
を載置することによって保持するほぼ水平な載置面(3
a)を備え、上記撓め手段は、上記載置面の先端部から
上方に傾斜している傾斜面(3b)であることを特徴と
している。
【0012】以上のように、請求項2記載の発明によれ
ば、上記載置面に封筒を載置するとともに、上記傾斜面
に該封筒の先端が位置することにより、上記封筒が立て
掛けられている状態となるが、封筒の自重や封筒内に収
納されている被封入物の重量により、封筒自体が沈むよ
うになり、結果として上記封筒の先端が上記封筒の裏面
方向に移動するように上記封筒の先端部が撓んだ状態と
なっている。即ち、上記撓め手段を、水平な載置面から
上方になすような傾斜面にするという簡単な構成だけ
で、請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏すること
になる。
【0013】また、請求項3記載の発明は、フラップ
(21)が封筒(20)の裏面に折り返された該封筒の
該フラップを押圧することによって、該フラップを該封
筒の裏面に接着して、該封筒を封緘する封緘方法におい
て、上記フラップの折返し部を上記封筒の裏面方向に移
動するように上記封筒の先端部を撓める撓め工程と、上
記撓め工程後、上記フラップを押圧する押圧工程と、か
らなることを特徴としている。
【0014】以上のように請求項3記載の発明によれ
ば、フラップが封筒の裏面に折り返された該封筒は、上
記撓め工程で、上記フラップの折返し部を封筒の裏面方
向に移動するように上記封筒の先端部を撓めているた
め、上記押圧工程の際に、フラップの先端が封筒のより
後端部側になるように接着されていることになる。そし
て、上記押圧工程後、封筒に対する押圧を解除すると、
上記封筒の先端部の弾性力によって上記フラップの折返
し部が上記封筒の表面方向に移動するように、上記封筒
の先端部の撓みが解除されるため、上記フラップの膨ら
んで盛り上がっている部分が平坦になる。この結果、請
求項1記載の発明と同様に、フラップが綺麗な状態で且
つ良好で安定した封緘を実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の一形態を
説明する。まず、本発明に係る封緘装置を備える封入封
緘装置の構成例を順次説明してから、封緘装置の構成例
について説明する。
【0016】封入封緘装置は、請求書、小冊子、印刷
物、カタログ、雑誌あるいは個人情報紙等の被封入物2
2(図3等に図示)を封筒20(図2等に図示)内に封
入し、封筒を封緘するものである。そして、この封入封
緘装置は、封筒に被封入物22を収納する周知の封入物
供給装置(図示略)、被封入物22が収納されている封
筒20を封緘する封緘装置10(図1に図示)、封筒2
0のフラップ21に貼着されている糊に水などを噴霧す
る周知の噴霧機構(図示略)、封筒20を封緘装置10
に供給する封筒送り機構7、水などが噴霧された封筒2
0のフラップ21をすくい上げながら折り返す折返し機
構24、封筒20を封緘装置10に供給する際に封筒2
0の先端20a(図1等に図示)を折返し機構34の下
に案内する封筒ガイド23(図1に図示)等とを備えて
いる。なお、折返し機構20、封筒ガイド23及び封筒
送り機構7は、それぞれ上記従来例の折返し機構53、
封筒送り機構60、封筒ガイド54と同様の構成であり
詳細の説明を省略する。また、フラップ21のうちの封
筒20の裏面と接着される部分D(図3等に図示)、即
ち、フラップ21のうちのフラップ21の先端21a
(図3等に図示)側に糊が貼着されている。
【0017】上記封入封緘装置によると、上記封入物供
給装置によって封筒20内に被封入物22が封入された
封筒20を上記封入物供給装置から封筒送り機構7へと
移動する際に、封筒20の裏面を上にして、封筒20の
フラップ21に貼着されている糊に上記噴霧機構によっ
て水を噴霧して、該糊の接着力を回復させる。そして、
水が噴霧された封筒20のフラップ21をすくい上げ
る。フラップ21がすくい上げられた封筒20を上記封
筒送り機構7によって封緘装置10に搬送するが、その
際に封筒20の先端20aが折返し機構24の下方にな
るように封筒ガイド23によって案内される。これによ
って、封筒20を折返し機構24によってフラップ21
を封筒20の裏面に確実に折り返すことができる。そし
て、封緘装置10によって、フラップ21が折り返され
た封筒20のフラップ21を押圧して、封筒20を封緘
する。なお、上記封入物供給装置及び上記噴霧装置周知
の技術であるため詳細の説明を省略する。
【0018】次に、上記封入封緘装置が備える封緘装置
10の詳細について、図面に基づいて説明する。尚、図
面は発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎ
ず、従って発明を図示例に限定するものではない。図1
は封緘装置10の概略を示す斜視図であり、図2は封緘
装置10の主要部を示す側面図であり、図3(a),
(b)は封緘装置10の作用効果を説明するための図面
である。
【0019】図1に示すように、封緘装置10は、封筒
20のフラップ21を押圧する押圧手段である封緘グリ
ッパ2,2,・・・と、これら封緘グリッパ2を後端部
で前後に揺動自在に支持するアーム4,4,・・・と、
このアーム4,4,・・・を基端部で固定的に支持する
回転軸5と、封筒送り機構7によってこの封緘装置10
に搬送された封筒20を保持する保持手段である封緘プ
レート3等とを備えている。また、回転軸5は、封緘装
置10のフレーム6に回転自在に軸支されている。そし
て、この回転軸5が回転することによって、上記アーム
4,4,・・・は上下に起伏して、上記封緘グリッパ
2,2,・・・は上下動可能となっている。なお、上述
の封緘グリッパ2,2,・・・は柔軟材質で構成され、
後述するように封緘グリッパ2がフラップ21を押圧す
る際に、封筒20内に封入された被封入物22によりフ
ラップ21に高低差が生じていても、封緘グリッパ2の
撓み変形によってその高低差を吸収し、フラップ21の
押圧する部分の全面を均等に押圧可能とするように構成
される。また、封緘グリッパ2が前後に揺動自在に支持
されているため、例えば、封筒20に収納されている被
封入物22の裏面側が傾斜している場合、被封入物22
の傾斜に合致してフラップ21を押圧することができ
る。
【0020】また、図2に示すように、上記封緘プレー
ト3は、封筒送り機構7によって供給された封筒20を
載置するほぼ水平な載置面3aと、この載置面3aの後
方先端部から後方上方に傾斜する傾斜面3bと、この傾
斜面3bからほぼ垂直に立設するストッパ3cとを備え
ている。このストッパ3cは、封筒20が上記封筒送り
機構7によって封緘プレート3の載置面3aに送られる
際に、封筒20の先端20aが当接して、封筒20の後
方への動きを抑止するものである。また、この封緘プレ
ート3の載置面3aは、上記封緘グリッパ2の下方に配
設されているとともに、この封緘プレート3の載置面3
aとこの封緘グリッパ2との間には間隙があり、この間
隙に封筒20が搬送されるようになっている。
【0021】以上のような構成の封緘装置10の動作及
び封緘方法について図2及び図3を参照して説明する。
まず、上記折返し機構によってフラップ21が裏面に折
り返された封筒20を、上記封筒送り機構7によって封
緘グリッパ2と封緘プレート3との間に搬送して、載置
面3aの面上に封筒20を載置する。この際に、フラッ
プ21の折返し部、即ち、封筒20の先端20aを先頭
にして、封筒20が搬送される。そして、封筒20の先
端20aが上記ストッパ3cに当接して、上記封筒送り
機構7により搬送された封筒20の動きを抑止する。こ
の際に、封筒20の先端部Gが傾斜面3bに乗り上げる
ことによって、封筒20の先端20aが封筒20の裏面
方向に移動するように封筒20の先端部Gが撓む。そし
て、上記封緘グリッパ2が下降することによって、フラ
ップ21の糊が貼着されているD部を押圧して、上記封
緘プレート3と封緘グリッパ2とによりフラップ21の
糊が貼着されているD部が挟まれる。このようにして、
封筒20の裏面とフラップ21の糊が貼着されている部
分Dが接着され、封筒20を封緘する。
【0022】次に、上記封緘装置10及び封緘方法の効
果について説明する。図3(a)は、封緘グリッパ2に
よってフラップ21を押圧した直後の封筒の状態を示す
断面図である。また、図3(b)は、上記封緘装置10
によって封緘した後に、封緘グリッパ2による押圧を解
除して、載置面3aから取り出した後の封筒の状態を示
す断面図である。
【0023】図3(a)に示すように、封緘プレート3
に封筒20が載置されている際には、上記傾斜面3bに
よって、封筒20の先端20aが封筒20の裏面方向に
移動するように、封筒20の先端部Gが撓んでいる。即
ち、封筒20が傾斜面3bに立て掛けるているようにな
っているが、封筒20の自重や被封入物22の自重によ
って封筒20の先端部Gが撓む。この際に、封緘グリッ
パ2によって、フラップ21の先端部側の糊が貼着され
ている部分Dを押圧すると、フラップ21の糊が貼着さ
れていない部分E,Fが膨らんで盛り上がった状態で封
筒20が封緘されている。
【0024】ここで、封緘グリッパ2の押圧を解除し
て、封緘された封筒20を上記封緘プレート3から取り
出すと、図3(b)に示すように、封筒20の弾性力に
よって封筒20の先端20aが封筒20の表面側に移動
するように封筒20の先端部Gの撓みが解除される。こ
の結果、フラップ21の糊が貼着されていない部分Eが
平坦となり、封筒20が完全に封緘されているようにみ
え、見栄えのよい封緘が実現できる。
【0025】即ち、上記封緘装置10によって封筒20
を封緘する際、封筒20の先端20aが封筒20の裏面
方向に移動するように、封筒20の先端部Gが撓んでい
るため、フラップ21の先端21aが封筒20のより後
端側に位置するようになる。そして、封筒20を封緘し
た後に、封筒20の先端部Gの弾性力によって封筒20
の先端部Gの撓みが解除されると、フラップ21の先端
部側が封筒20の裏面と接着されているため、フラップ
21は封筒の先端20aとフラップ21の接着されてい
る部分Dとの間で引張られるようになり、これによっ
て、フラップ21の接着されていない部分E,Fの膨ら
みがなくなる。更に、フラップ21が引張られるように
なっているため、フラップ21にしわ等が発生しにくく
なり、良好で安定した封緘が実現できる。
【0026】なお、以上の実施の形態例において、封筒
20の裏面とフラップ21とを接着するために糊を使用
したが、接着剤や粘着テープ等の粘着材としても良い。
その他、具体的な細部構造等は適宜に変更可能であるこ
とは勿論であり、上記の実施の形態例に限定されるもの
ではない。
【0027】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る封緘装置によれば、封筒の先端部が撓んだ状態で、フ
ラップの先端が封筒のより後端部側になるように該フラ
ップと該封筒の裏面とを接着して、該封筒を封緘するこ
とができる。従って、該封筒の先端部の撓みが解除され
ると、上記フラップのうち封筒の裏面に接着されていな
い部分が引張られるため、上記フラップのうち封筒の裏
面に接着されていない部分の膨らみがなくなって、見栄
えの良い封緘が実現できるとともに、封筒のフラップに
しわが発生しにくくなり、良好で安定した封緘が実現で
きる。
【0028】請求項2記載の発明に係る封緘装置によれ
ば、載置面に封筒を載置するとともに、上記傾斜面に該
封筒の先端が位置することにより、上記封筒の先端部が
立て掛けられる状態となるが、上記封筒の先端部が上記
封筒の自重により沈むようになり、結果として上記封筒
の先端が上記封筒の裏面方向に移動するように曲げられ
た状態となっている。即ち、上記撓め手段を、水平な載
置面から上方になすような傾斜面にするという簡単な構
成だけで、請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏す
ることになる。
【0029】請求項3記載の発明に係る封緘装置によれ
ば、撓め工程で封筒の先端部を撓めているため、押圧工
程でフラップを押圧する際に、フラップの先端が封筒の
より後端側になるように該フラップと該フラップの裏面
とを接着して、該封筒を封緘することができる。従っ
て、封筒を封緘した後、封筒の先端部の撓みが解除され
ると、上記フラップの膨らんで盛り上がっている部分が
平坦になる。この結果、請求項1記載の発明と同様に、
上記フラップのうち封筒の裏面に接着されていない部分
の膨らみがなくなって、見栄えの良い封緘が実現できる
とともに、封筒のフラップにしわが発生しにくくなり、
良好で安定した封緘が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る封緘装置の外観を示す斜視図であ
る。
【図2】上記封緘装置の主要部を示す側面図である。
【図3】本発明に係る封緘方法及び上記封緘装置の作用
を説明するための図面である。
【図4】従来の封緘装置を備える封入封緘装置を示す平
面図である。
【図5】上記従来の封緘装置の主要部を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
2 封緘グリッパ(押圧手段) 3 封緘プレート(封筒保持手段) 3a 載置面 3b 傾斜面(撓め手段) 10 封緘装置 20 封筒 20a 封筒の先端(フラップの折返し部) 21 フラップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラップが封筒の裏面に折り返された該封
    筒を保持する封筒保持手段と、 上記フラップを上記封筒の裏面側から押圧する押圧手段
    とを備え、 上記フラップを上記押圧手段によって押圧することによ
    り上記封筒の裏面に接着して、上記封筒を封緘する封緘
    装置において、 上記封筒保持手段は、上記フラップの折返し部が上記封
    筒の裏面方向に移動するように上記封筒の先端部を撓め
    る撓め手段を備えていることを特徴とする封緘装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の封緘装置において、 上記封筒保持手段は、上記封筒を載置することによって
    保持するほぼ水平な載置面を備え、 上記撓め手段は、上記載置面の先端部から上方に傾斜し
    ている傾斜面であることを特徴とする封緘装置。
  3. 【請求項3】フラップが封筒の裏面に折り返された該封
    筒の該フラップを押圧することによて、該フラップを該
    封筒の裏面に接着して、該封筒を封緘する封緘方法にお
    いて、 上記フラップの折返し部を上記封筒の裏面方向に移動す
    るように上記封筒の先端部を撓める撓め工程と、 上記撓め工程後、上記フラップを押圧する押圧工程と、
    からなることを特徴とする封緘方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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