JP2001105509A - ベルト部材の製造方法及びその装置 - Google Patents

ベルト部材の製造方法及びその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一のストリップ材を使用して正・逆貼り用
ベルト材を製造する際にベルト材の交換を行うことな
く、ベルト製造供給装置の段取り替えにより、正貼り用
または逆貼り用のベルト材を自動的に製造することが出
来るベルト部材の製造方法及びその装置にを提供する。 【解決手段】上下二段の搬送コンベヤ7a,7b及びゲ
ットコンベヤ7c,7dから構成されるベルト製造供給
装置7を上下二段に構成して、単一ストリップ材Sで構
成されたベルト幅の異なる二枚のベルト材Wを正転また
は逆転するベルト成形ドラム8上にそれぞれ交互に巻付
け、正貼り用または逆貼り用のタイヤ一本分のベルト部
材を製造するように構成したものである。その為に、少
なくとも上段側に位置するベルト供給装置7の搬送コン
ベヤ7a及びゲットコンベヤ7cをベルト材Wの供給方
向と直交する方向に横移動できるように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単一のストリッ
プ材を使用して多種類のタイヤサイズのベルト部材を製
造する製造方法及びその装置に係わり、更に詳しくは単
一のストリップ材を使用して正貼り用ベルト材または逆
貼り用ベルト材を製造する際にベルト材の段取り替えを
行うことなく正貼り用または逆貼り用のベルト材を自動
的に製造することが出来るベルト部材の製造方法及びそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気入りラジアルタイヤのベルト
部材の成形工程において、スチールバイアスカッター等
でベルト小巻材を製造する場合、成形工程の需要に合わ
せたスチールコードのアングルの向きを逆にした正貼り
用ベルト材と逆貼り用ベルト材とを区別して製造し、中
間在庫としてストックする必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記のよ
うな従来の方法では、製造過程において、人手を介さず
に自動の逆貼り用ベルト材の生産を行うのは困難であ
り、また自動化を実施すると仮定しても、設備費等が高
価となる問題があり、更にベルト材の品質劣化も免れる
ことが出来ないと言う問題があった。
【0004】また、ベルト材の成形工程においても、正
貼り用ベルト材と逆貼り用ベルト材との段取り替え時に
は、ベルト小巻材の掛け替え作業に多くの手間と時間が
かかり、生産性の向上を図ることが出来ないと言う問題
があった。
【0005】この発明の目的は、正貼り用ベルト材と逆
貼り用ベルト材とを個別に製造する必要がなく、また段
取り替え時にもベルト小巻材の掛け替え作業を行う必要
がないので、正貼り、逆貼りの切替え作業を短時間に容
易に実施でき、作業性及び生産性を向上させることが出
来るベルト部材の製造方法及びその装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、ベルト部材の製造方法は、単一ストリップ
材で構成されたベルト幅の異なる二枚の各々1タイヤ分
のベルト材を上下二段のベルト供給装置上で製造し、ベ
ルト成形ドラム上にそれぞれ補強コードが交互に交差
し、二枚のベルト材の中心線が合うように供給し、前記
ベルト成形ドラムを正転または逆転させてベルト成形ド
ラムに巻付け正貼り用または逆貼り用のベルト部材を製
造する方法であって、前記ベルト材の正貼り時には、下
段側ベルト供給装置のベルト材を1番ベルトにし、上段
側ベルト供給装置のベルト材を2番ベルトとして各々の
ベルト材のエッジを製造基準としてベルト成形ドラムに
巻付け、またベルト材の逆貼り時には、上段側のベルト
供給装置を1番ベルトにし、下段側のベルト供給装置を
2番ベルトとして各々のベルト材のエッジを製造基準と
してベルト成形ドラムに巻付け、前記正貼り用ベルト材
から逆貼り用ベルト材へ、または逆貼り用ベルト材から
正貼り用ベルト材への仕様切替え時に、上段側または下
段側のベルト供給装置の少なくとも一方を水平移動させ
て1番ベルトと2番ベルトの両側部に必要なステップ量
を確保することを要旨とするものである。
【0007】また、この発明のベルト部材の製造装置
は、正転または逆転可能なベルト成形ドラムと、このベ
ルト成形ドラム上に、単一ストリップ材で構成されたベ
ルト幅の異なる二枚のベルト材をそれぞれ補強コードが
交差するように交互に供給する上下二段のベルト供給装
置とから成り、前記上下二段のベルト供給装置の少なく
とも一方を、ベルト幅の差だけベルト幅方向に水平移動
可能に構成したことを要旨とするものである。
【0008】この発明は、上記のように構成され、単一
ストリップ材で構成されたベルト幅の異なる二枚の各々
1タイヤ分のベルト材を上下二段のベルト供給装置上で
製造し、ベルト成形ドラム上にそれぞれ補強コードが交
互に交差し、二枚のベルト材の中心線が合うように供給
し、前記ベルト成形ドラムを正転または逆転させてベル
ト成形ドラムに巻付け正貼り用または逆貼り用のベルト
部材を製造する際、前記ベルト材の正貼り時には、下段
側ベルト供給装置のベルト材を1番ベルトにし、上段側
ベルト供給装置のベルト材を2番ベルトとして各々のベ
ルト材のエッジを製造基準としてベルト成形ドラムに巻
付け、またベルト材の逆貼り時には、上段側のベルト供
給装置を1番ベルトにし、下段側のベルト供給装置を2
番ベルトとして各々のベルト材のエッジを製造基準とし
てベルト成形ドラムに巻付け、前記正貼り用ベルト材か
ら逆貼り用ベルト材へ、または逆貼り用ベルト材から正
貼り用ベルト材への仕様切替え時に、上段側または下段
側のベルト供給装置の少なくとも一方を水平移動させて
1番ベルトと2番ベルトの両側部に必要なステップ量を
確保するようにしたので、正貼り用ベルト材と逆貼り用
ベルト材とを個別に製造する必要がなく、また段取り替
え時にもベルト小巻材の掛け替え作業を行う必要がない
ので、正貼り、逆貼りの切替え作業を短時間に容易に実
施でき、作業性及び生産性を向上させることが出来るも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。
【0010】図1は、この発明を実施した空気入りラジ
アルタイヤのベルト部材の製造方法を実施するためのベ
ルト部材成形装置の概略構成図を示し、1は複数本の補
強コードkを供給する供給部、2は補強コードkをゴム
被覆してストリップ材Sを形成するゴム被覆装置、3は
ストリップ材Sを引き出す引出し装置、4はストリップ
材Sを一時的に滞留させるフェスツーナー、5はストリ
ップ材Sを間欠移送する定尺送り装置、6はストリップ
材Sをストリップ片Saに定尺切断する定尺切断装置、
7はストリップ片Saをベルト成形ドラム8側に送り量
Pだけ間欠移送して供給する上下二段の搬送コンベヤ7
a,7b及びゲットコンベヤ7c,7dから構成される
ベルト供給装置(図2及び図6参照)、9はストリップ
片Saの側辺部同志を突き合わせて接合するスプライス
装置を示している。
【0011】前記引出し装置3は、ゴム被覆装置2で成
形されたストリップ材Sを矢印X方向に連続して引き出
すようになっており、またフェスツーナー4は、フリー
ローラーコンベヤまたはテーブルCを介して定尺送り装
置5が接続されている。
【0012】この定尺送り装置5は、ストリップ材Sを
間欠的に一定長さ毎搬送するようになっており、また定
尺切断装置6側の切断線上の位置Oを中心として矢印Y
で示すように両側に旋回移動可能に構成され、ストリッ
プ材Sを定尺送り装置5に対して供給する角度が変更可
能になっている。
【0013】そして、上記ベルト部材成形装置では、ス
トリップ材Sを定尺切断装置6により定尺切断されたス
トリップ片Saをベルト供給装置7の搬送コンベヤ7
a,7b上に順次搬送され、その間にスプライス装置9
によりストリップ片Saの側辺部同志を突き合わせて接
合され、搬送コンベヤ上には整数枚のストリップ片Sa
から成る1タイヤのベルト層の長さのベルト部材Wが成
形され、このベルト部材Wを上下二段の搬送コンベヤ7
a,7b及びゲットコンベヤ7c,7dを介して正転ま
たは逆転するベルト成形ドラム8上に供給されるのであ
る。
【0014】この発明の実施形態では、上記のような上
下二段の搬送コンベヤ7a,7b及びゲットコンベヤ7
c,7dから構成されるベルト供給装置7を上下二段に
構成して、単一ストリップ材Sで構成されたベルト幅の
異なる二枚のベルト部材Wを正転または逆転するベルト
成形ドラム8上にそれぞれ補強コードkが交互に交差す
るように巻付け、正貼り用または逆貼り用のタイヤ一本
分のベルト部材を製造するように構成したものである。
【0015】その為に、少なくとも上段側に位置するベ
ルト供給装置7の搬送コンベヤ7a及びゲットコンベヤ
7cをベルト部材Wの供給方向と直交する方向に横移動
できるように構成し、その移動機構としては、搬送コン
ベヤ7a及びゲットコンベヤ7cをガイドレール10上
に載置し、図示しない位置決め駆動モータの駆動により
所定量移動できるようにしてある。
【0016】即ち、上下二段のベルト供給装置7の少な
くとも一方は、二枚のベルト部材Wのベルト幅の差Qの
1/2 であるステップ量の2倍だけベルト幅方向に水平移
動可能に構成してある。なお、この発明の実施形態で
は、上段側のベルト供給装置7の搬送コンベヤ7a及び
ゲットコンベヤ7cのみをベルトステップ量の2倍以上
水平移動可能としたが、下段側のベルト供給装置7b及
び7dも水平移動可能とすることも可能である。
【0017】次に、ベルト部材の製造方法を、正貼り用
または逆貼り用に分けてベルト部材の製造方法を説明す
る。
【0018】まず、正貼り用のベルト部材Wを製造する
方法としては、図1に示すベルト部材成形装置により、
単一ストリップ材で構成されたベルト幅の異なる二枚の
1タイヤ分のベルト材1B,2Bを各々の下段側及び上
段側のベルト供給装置7上で製造する。
【0019】そして、ベルト部材Wの正貼り時には、図
2〜図5に示すように、下段側ベルト供給装置7の搬送
コンベヤ7b上に幅広の1番ベルト1Bを製造し、上段
側ベルト供給装置7の搬送コンベヤ7a上に幅狭の2番
ベルト2Bを製造する。
【0020】前記搬送コンベヤ7b上の幅広の1番ベル
ト1Bは、ベルト成形ドラム8を逆転駆動(反時計方向
廻り)させた状態で、旋回可能なゲットコンベヤ7dを
介して、かつベルト材のエッジ(片側端面基準)を製造
基準Dとしてベルト成形ドラム8に巻付ける。
【0021】次いで、搬送コンベヤ7a上の幅狭の2番
ベルト2Bを巻付ける際には、上段側のベルト供給装置
7の搬送コンベヤ7a及びゲットコンベヤ7cを、ガイ
ドレール10に沿ってベルト幅の差Qの1/2 であるステ
ップ量の2倍だけベルト幅方向に水平移動させた後、ベ
ルト成形ドラム8を正転駆動(時計方向廻り)させた状
態で旋回可能なゲットコンベヤ7cを介して幅狭の2番
ベルト2Bを巻付け、これにより、1タイヤ分のベルト
部材を製造することが出来るものである。
【0022】また、ベルト部材Wの逆貼り時には、上段
側のベルト供給装置7の搬送コンベヤ7a及びゲットコ
ンベヤ7cを、ガイドレール10に沿ってベルト幅の差
Qの1/2 であるステップ量の2倍だけベルト幅方向に水
平移動させた後、図6〜図9に示すように、上段側のベ
ルト供給装置7の搬送コンベヤ7a上に幅広の1番ベル
ト1Bを製造供給し、下段側のベルト供給装置7の搬送
コンベヤ7b上に幅狭の2番ベルト2Bを製造供給す
る。
【0023】前記搬送コンベヤ7a上の幅広の1番ベル
ト1Bは、ベルト成形ドラム8を正転駆動(時計方向廻
り)させた状態で旋回可能なゲットコンベヤ7cを介し
てかつベルト材のエッジ(片側端面基準)を製造基準D
としてベルト成形ドラム8に巻付ける。
【0024】次いで、搬送コンベヤ7b上の幅狭の2番
ベルト2Bを巻付ける際には、ベルト成形ドラム8を逆
転駆動(反時計方向廻り)させた状態で旋回可能なゲッ
トコンベヤ7dを介して幅狭の2番ベルト2Bを巻付
け、これにより、1タイヤ分のベルト部材W’を製造す
ることが出来るものである。
【0025】以上のように、この発明の実施形態では、
単一ストリップ材で構成されたベルト幅の異なる二枚の
ベルト材Wを上下二段のベルト供給装置7から正転また
は逆転するベルト成形ドラム8上にそれぞれ交互に巻付
け、正貼り用または逆貼り用のタイヤ一本分のベルト部
材Wを製造する際、ベルト材の正貼り時には、下段側ベ
ルト供給装置7のベルト材を1番ベルト1Bにし、上段
側ベルト供給装置7のベルト材を2番ベルト2Bとして
ベルト材のエッジを製造基準Dとしてベルト成形ドラム
8に巻付ける。この時、2番ベルト2Bのエッジを製造
基準Dは、1番ベルト1Bのエッジを製造基準よりベル
トステップ量だけ内側に位置している。
【0026】またベルト材の逆貼り時には、上段側のベ
ルト供給装置7を1番ベルト1Bにし、下段側のベルト
供給装置7を2番ベルト2Bとしてベルト材のエッジを
製造基準Dとしてベルト成形ドラム8に巻付ける。ま
た、前記正貼り用ベルト材から逆貼り用ベルト材への仕
様切替え時に、上段側または下段側のベルト供給装置7
の少なくとも一方を、ベルト幅の差Qの1/2 であるステ
ップ量の2倍だけ水平移動させて修正するようにしたの
で、正貼り用ベルト材と逆貼り用ベルト材とを個別に製
造する必要がなく、また段取り替え時にもベルト小巻材
の掛け替え作業を行う必要がないので、正貼り、逆貼り
の切替え作業を短時間に容易に実施でき、作業性及び生
産性を向上させることが出来るものである。
【0027】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したの
で、以下のような優れた効果を奏するものである。 .正貼り用ベルト材と逆貼り用ベルト材とを個別に製
造する必要がなく、また段取り替え時にもベルト小巻材
の掛け替え作業を行う必要がない。 .正貼り、逆貼りの切替え作業を短時間に容易に実施
でき、作業性及び生産性を向上させることが出来る。 .ベルト小巻材の製造過程において、ベルト部材を捩
じることがないので、角度、幅変化を起こすことがな
く、安定した品質を確保出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した空気入りラジアルタイヤの
ベルト部材の製造方法を実施するためのベルト部材成形
装置の概略構成図である。
【図2】ベルト部材の正貼り時におけるベルト部材成形
装置の側面図である。
【図3】ベルト部材の正貼り時におけるベルト成形ドラ
ムの平面図である。
【図4】ベルト部材の正貼り時における下段側搬送コン
ベヤの平面図である。
【図5】ベルト部材の正貼り時におけるベルト成形ドラ
ムの平面図である。
【図6】ベルト部材の逆貼り時におけるベルト部材成形
装置の側面図である。
【図7】ベルト部材の逆貼り時におけるベルト成形ドラ
ムの平面図である。
【図8】ベルト部材の逆貼り時における下段側搬送コン
ベヤの平面図である。
【図9】ベルト部材の逆貼り時におけるベルト成形ドラ
ムの平面図である。
【符号の説明】
1 補強コードkを供給する供給部 2 ゴム被覆装置 3 引出し装置 4 フェスツーナー 5 定尺送り装置 6 定尺切断装置 7 ベルト供給装置 7a,7b 搬送コンベヤ 7c,7d ゲットコンベ
ヤ 8 ベルト成形ドラム 9 スプライス装置 10 ガイドレール W,W’ ベルト材 S ストリップ材 Sa ストリップ片 C テーブル Q ベルト幅の差 D ベルト材のエッジ(片側端面基準)を製造基準

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一ストリップ材で構成されたベルト幅
    の異なる二枚の各々1タイヤ分のベルト材を上下二段の
    ベルト供給装置上で製造し、ベルト成形ドラム上にそれ
    ぞれ補強コードが交互に交差し、二枚のベルト材の中心
    線が合うように供給し、前記ベルト成形ドラムを正転ま
    たは逆転させてベルト成形ドラムに巻付け、正貼り用ま
    たは逆貼り用のベルト部材を製造する方法であって、 前記ベルト材の正貼り時には、下段側ベルト供給装置の
    ベルト材を1番ベルトにし、上段側ベルト供給装置のベ
    ルト材を2番ベルトとして各々のベルト材のエッジを製
    造基準としてベルト成形ドラムに巻付け、またベルト材
    の逆貼り時には、上段側のベルト供給装置を1番ベルト
    にし、下段側のベルト供給装置を2番ベルトとして各々
    のベルト材のエッジを製造基準としてベルト成形ドラム
    に巻付け、前記正貼り用ベルト材から逆貼り用ベルト材
    へ、または逆貼り用ベルト材から正貼り用ベルト材への
    仕様切替え時に、上段側または下段側のベルト供給装置
    の少なくとも一方を水平移動させて1番ベルトと2番ベ
    ルトの両側部に必要なステップ量を確保するベルト部材
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 正転または逆転可能なベルト成形ドラム
    と、このベルト成形ドラム上に、単一ストリップ材で構
    成されたベルト幅の異なる二枚のベルト材をそれぞれ補
    強コードが交差するように交互に供給する上下二段のベ
    ルト供給装置とから成り、前記上下二段のベルト供給装
    置の少なくとも一方を、ベルト幅の差だけベルト幅方向
    に水平移動可能に構成して成るベルト部材の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記上下二段のベルト供給装置の少なく
    とも一方は、ベルトステップ量の2倍以上を水平移動可
    能とした請求項2に記載のベルト部材の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記上下二段のベルト供給装置の少なく
    とも一方は、ガイドレール上に載置され、位置決めモー
    タの駆動により移動可能にした請求項2または3に記載
    のベルト部材の製造装置。
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