JPH08300511A - ベルト材料供給方法及び装置 - Google Patents

ベルト材料供給方法及び装置

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JPH08300511A
JPH08300511A JP7106506A JP10650695A JPH08300511A JP H08300511 A JPH08300511 A JP H08300511A JP 7106506 A JP7106506 A JP 7106506A JP 10650695 A JP10650695 A JP 10650695A JP H08300511 A JPH08300511 A JP H08300511A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻取ロールを交換する段取り替え作業を頻繁
に行うことなく、それに容易に対応することができると
共に生産性を高めることができ、また、材料の無駄を大
幅に改善できるベルト材料供給方法及び装置を提供す
る。 【構成】 スチールワイヤSにカレンダーロール1でゴ
ム被覆して連続形成した広幅のベルト原材料B1を長手方
向に沿って複数に分割して狭幅のベルト原材料B2を形成
し、この狭幅のベルト原材料B2を第1の切断手段10で長
手方向に所定の角度を付けて順次切断し、この切断され
たベルト原材料片B3を順次接合して、連続した帯状のベ
ルト材料B4を形成した後、第2の切断手段18で所定のタ
イヤ周長に見合った長さに切断し、この切断されたベル
ト材料B5を搬送してタイヤ成型ドラムDに貼り付けるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ構成材料として
用いられるベルト材料をタイヤ成型ドラムに供給するベ
ルト材料供給方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ構成材料として使用される
スチールベルト材料は、以下のようにして製造され、そ
して、タイヤ成型ドラムに供給される。先ず、一方向に
引き揃えた多数のスチールコードにカレンダーロールで
未加硫のゴムを被覆して広幅のベルト原材料を連続して
形成し、次いで、この広幅のベルト原材料をタイヤ仕様
に合わせて、バイアスカッターにより長手方向に対し斜
めに順次切断する。これら切断されて帯状となったベル
ト材料は、続く搬送ラインにおいて、ベルト材料相互が
突き合わされて接合され、スチールワイヤが長手方向に
対して傾斜する連続した長い帯状のベルト材料として形
成され、これを巻取ロールに巻き取ってストックする。
【0003】そして、使用時に、巻取ロールストックか
ら順次引き出し、切断手段で所定のタイヤ周長に見合っ
た長さにスチールワイヤに沿って切断し、この切断され
たベルト材料を貼付コンベヤで搬送しながら、同期して
回転させたタイヤ成型ドラムに貼り付けるようにしてい
る。ところで、上記のように巻取ロールストックから引
き出し、所定の生産ロット数、ベルト材料を成型ドラム
に供給し終えると、別の種類のタイヤに使用される別仕
様のベルト材料を供給するために、巻取ロールを交換す
る段取り替えが行われる。しかし、この段取り替え作業
は、生産ロット数が少ない場合には、頻繁に行う必要が
あり、その作業が極めて煩雑であると共に、段取り替え
する時間の分だけ生タイヤの生産が停止するため、生産
性にロスが生じるという問題があった。
【0004】また、巻取ロールから引き出し終えた際
の、ベルト材料としての長さに満たない端尺は、屑とし
て処分されるので、材料費の無駄となる。そのため、こ
の端尺をできるだけ短くすることが望まれていた。また
更に、既存の設備を大幅に変更することなく、それらを
有効に活用して設備コストを極力低く抑えることが求め
られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、生産
ロット数が少ない場合であっても、巻取ロールを交換す
る段取り替え作業を頻繁に行うことなく、それに容易に
対応することが可能であると共に、生産性を高めること
ができるベルト材料供給方法及び装置を提供することに
ある。
【0006】本発明の他の目的は、成型ドラムに貼り付
けられるベルト材料としての長さに満たない端尺の量を
少なくして、材料コストの無駄を大幅に改善することが
可能なベルト材料供給方法及び装置を提供することにあ
る。本発明の更に他の目的は、既存の設備を大幅に変更
することなく、それらを有効に活用して設備コストを極
力低く抑えることができるベルト材料供給方法及び装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のベルト材料供給方法は、一方向に引き揃えた多数の
スチールワイヤにカレンダーロールでゴム被覆して連続
形成した広幅のベルト原材料をスチールワイヤが延在す
る長手方向に沿って複数に分割して狭幅のベルト原材料
を形成し、この狭幅のベルト原材料を第1の切断手段に
より長手方向に所定の角度を付けて順次切断し、この切
断されたベルト原材料片を接合手段で順次接合して、ス
チールワイヤが長手方向に対して傾斜する連続した帯状
のベルト材料を形成した後、巻取らずに第2の切断手段
で所定のタイヤ周長に見合った長さにスチールワイヤに
沿って切断し、この切断されたベルト材料を搬送してタ
イヤ成型ドラムに貼り付けることを特徴とする。
【0008】また、本発明のベルト材料供給装置は、カ
レンダーによりスチールワイヤにゴム被覆した広幅のベ
ルト原材料を長手方向に沿って分割した後巻取った狭幅
のベルト原材料を巻出して供給するベルト原材料供給手
段と、巻出されたベルト原材料を長手方向に所定の角度
を付けて順次切断してベルト原材料片を形成する第1の
切断手段と、この切断されたベルト原材料片を順次接合
して、スチールワイヤが長手方向に対して傾斜する連続
した帯状のベルト材料を形成する接合手段と、該帯状の
ベルト材料を所定の長さにスチールワイヤに沿って切断
する第2の切断手段と、切断されたベルト材料を搬送し
てタイヤ成型ドラムに貼り付ける貼付搬送手段とからな
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】このように広幅のベルト原材料を複数に分割し
て狭幅のベルト原材料を形成し、この狭幅のベルト原材
料を第1の切断手段により斜めに順次切断し、この切断
され たベルト原材料片を接合手段で順次接合して帯
状のベルト材料を形成し、その後、第2の切断手段で所
定のタイヤ周長に見合った長さに切断し、この切断され
たベルト材料を搬送してタイヤ成型ドラムに貼り付ける
ようにしたので、所定の生産ロット数のベルト材料の供
給が終了して、別の種類のベルト材料を供給するための
段取り替えの際には、第1の切断手段で切断する狭幅の
ベルト原材料の送り長さ、及び/又は第1の切断手段で
切断する切断角度を変更して切断することで対応するこ
とが可能となる。そのため、段取り替え作業毎に、従来
のように巻取ロール交換をする必要がないため、生産ロ
ット数が少なく、段取り替えが頻繁に行われても、それ
対する対応が容易であり、しかも段取り替えに要する時
間も従来より少なく迅速に行うことができるので、生産
性を向上することができる。
【0010】しかも、第2の切断手段で最後のカットと
なるベルト材料は、第2の切断手段でタイヤ周長に見合
った長さのベルト材料にとして切断されると、その切断
後方のベルト材料が残りの端尺となるが、その長さを狭
幅に形成したベルト原材料の切断線の長さ以下にするこ
とができるため、広幅のベルト原材料をバイアスカッタ
ーで切断し、それを突き合わせて接合した場合よりも、
成型ドラムに貼り付けるベルト材料としての長さを超え
た端尺の量を遙かに少なくすることが可能となるので、
材料コストの無駄を大幅に改善することが可能となる。
【0011】また、既存のカレンダー装置に広幅のベル
ト原材料を複数に分割して狭幅のベルト原材料を形成す
る分割手段を新たに付設するだけでよいため、既存の設
備を有効に活用することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の構成について添付の図面を参
照しながら詳細に説明する。図1(a)は本発明のベル
ト材料供給装置に用いられる巻取った狭幅のベルト原材
料を形成する装置、(b)はこの巻取った狭幅のベルト
原材料をタイヤ成形ドラムに供給する本発明のベルト材
料供給装置の一例を示し、1は一方向に引き揃えた多数
のスチールワイヤSに未加硫ゴムを被覆して広幅のベル
ト原材料B1を連続して形成するカレンダーロールで、
このカレンダーロール1の搬出側には、繋ぎコンベア2
を介して、広幅のベルト原材料B1を狭幅のベルト原材
料B2に分割する分割手段3が設置されている。
【0013】この分割手段3には、広幅のベルト原材料
B1をスチールワイヤSが延在する長手方向に沿って切
断する複数の切断刃31が取付けられ、搬送される広幅
のベルト原材料B1をその幅方向に等分した複数の狭幅
のベルト原材料B2として形成するようになっている。
分割手段3の搬出側には、狭幅のベルト原材料B2の数
に対応した複数の巻取用コンベア4を介して、各狭幅の
ベルト原材料B2をそれぞれ巻取ロールRに巻き取る複
数の巻取手段5が設けられている。
【0014】本発明のベルト材料供給装置は、巻取ロー
ルRから狭幅のベルト原材料B2を引き出し(巻出し)
て供給するために該巻取ロールRを設置するロール設置
部6(ベルト原材料供給手段)が、上下に配置されるベ
ルト材料におけるスチールワイヤSの傾斜角度が逆向き
となるようにするため、その上下に対応して2か所に設
けられている。
【0015】両ロール設置部6には、後述する各第1の
切断手段の切断中心を中心として円弧状に配設されたガ
イドレール61に沿って往復移動可能な台車62が設置
され、この台車62上には、図示せぬ引き出し用モータ
ーで回転可能に巻取ロールRを支持するロール支持手段
63が並設して2台設置されている。2台目は、1台目
のロール支持手段63に支持された巻取ロールRから引
き出された狭幅のベルト原材料B2が無くなった際に、
迅速に切り替えをして狭幅のベルト原材料B2を供給す
るためのものである。
【0016】また、上記ロール支持手段63を載置した
台車62は、ガイドレール61に沿って走行可能に2台
設置され、ガイドレール61の両端部には、ロール支持
手段63に巻取ロールRを載せ替えるための載せ替えス
テーションC1,C2が設けられている。1台の台車が
図2に示すように、狭幅のベルト原材料B2を送り出す
送出エリアAにある時、もう一方の台車は載せ替えステ
ーションで載せ替えを行い待機するようになっている。
【0017】両ロール設置部6は、主搬送ラインQーQ
に沿って離間して設置され、搬送後方側に設置された一
方のロール設置部6における送出エリアAが、主搬送ラ
インQーQよりも平面視において左側(一方側)にあ
り、搬送前方側に設置された他方のロール設置部6にお
ける送出エリアAが、主搬送ラインQーQよりも平面視
において右側(他方側)に設けられ、主搬送ラインQー
Qに対して狭幅のベルト原材料B2を所定の角度を付け
て送り出すようになっている。64は台車62上の巻取
ロール送出側に設けられた送出補助ローラで、巻取ロー
ルRを回転する同じ引き出し用モーターでそれぞれ回転
駆動されるように配設されている。
【0018】両ロール設置部6の送出エリアAの送り出
し側には、それぞれ回転自在に支持された複数の入口ガ
イドローラ7を介して、送り出された狭幅のベルト原材
料B2を搬送する各搬送手段8が設置され、これら2台
の搬送手段8には、それぞれベルト原材料B2を載置可
能なテーブル9を介して、送り出された狭幅のベルト原
材料B2を長手方向に所定の角度を付けて順次切断して
ベルト原材料片B3を形成する図示せぬ第1の切断手段
10が設けられている。
【0019】上記両搬送手段8は、入口ガイドローラ7
に接続された搬送用コンベア81を有し、この搬送用コ
ンベア81は、それぞれ第1の切断手段の切断中心を中
心として所定の角度範囲内で旋回移動可能に配設され、
ベルト原材料片B2の切断角度を変更する際に、テーブ
ル9の円弧状に形成された搬入側に沿って移動するよう
になっている。入口ガイドローラ7もそれぞれ搬送用コ
ンベア81に連結固定され、搬送用コンベア81の移動
に伴って移動する構成になっている。
【0020】搬送手段8の上方には、狭幅のベルト原材
料B2を吸着保持して、第1の切断手段10のカッター
位置までテーブル9上を浮かして搬送する吸着保持手段
11が設けられている。この吸着保持手段11は、搬送
方向の前後に大小の吸着棒111,112を有し、この
吸着棒111,112が昇降すると共に、搬送方向前後
に往復移動して、送り出されたベルト原材料片B2の先
端部を第1の切断手段10のカッター位置まで搬送する
ようになっている。この吸着保持手段11も、搬送手段
8が旋回移動した際に共に移動する構成になっている。
【0021】上記両第1の切断手段10は、主搬送ライ
ンQーQ上に設置され、切断されたベルト原材料片B3
を主搬送ラインQーQに沿って搬出する搬出コンベア1
01をテーブル9に隣接して有している。また、第1の
切断手段10の上方には、狭幅のベルト原材料B2を切
断する際に、該ベルト原材料B2を押さえるために昇降
可能に配設された押圧部材121を有する押さえ手段1
2が設置されている。
【0022】両第1の切断手段10の搬出コンベア10
1の搬出側には、中間コンベア13を介して、切断され
たベルト原材料片B3を順次その幅方向で接合して、ス
チールワイヤが長手方向に対して傾斜する連続した帯状
のベルト材料B4を形成する接合手段14がそれぞれ設
けられている。上記接合手段14は、中間コンベア13
に連接された整列用ローラコンベア141と、この整列
用ローラコンベア141に接続された搬入搬出用コンベ
ア142とを備えている。搬入搬出用コンベア142の
中間には、ベルト材料B4の後端に1カット分のベルト
原材料片B3を接合するための接合部143が設けられ
ている。
【0023】また、この接合部143にはスプライサ1
44が配設され、このスプライサ144には、搬送方向
に対して傾斜して往復移動する2個の接合用ローラ14
4aが付設され、この接合用ローラ144aによりベル
ト原材料片B3をベルト材料B4の後端に接合するよう
になっている。接合手段14の搬入搬出用コンベア14
2の搬出側には、回転駆動される整列用ローラコンベア
15を介して、ベルト材料B4を懸架するフェスツーン
部(懸架手段)16が配設され、このフェスツーン部1
6には、配列された複数のガイドローラ17を介して、
帯状のベルト材料B4を所定のタイヤ周長に見合った長
さに切断する第2の切断手段18と、切断されたベルト
材料を搬送してタイヤ成型ドラムDに貼り付ける貼付搬
送手段19とが設置されている。
【0024】上記フェスツーン部16では、ベルト材料
B4を図1のようにU字状に垂れ下げて懸架することに
より、接合後に搬出用コンベア142で搬送されるベル
ト材料B4の送り長さと、第2の切断手段18でタイヤ
周長に見合った長さに切断されるベルト材料B4の送り
長さとの差を吸収するようになっている。上記貼付搬送
手段19はガイドローラ17に連接され、該貼付搬送手
段19の貼付コンベア191の搬入側上方に前記第2の
切断手段18が配設され、この第2の切断手段18は、
その下方に設けられた切断刃181が帯状のベルト材料
B4の幅方向に往復移動することにより、ベルト材料B
4をタイヤ周長に見合った長さに切断する構成である。
【0025】上述した2か所に配設されたロール設置部
6に対応してそれぞれ設置された第1の切断手段10よ
り搬送側の各中間コンベア13、接合手段14、整列用
ローラコンベア15、フェスツーン部16、ガイドロー
ラ17、第2の切断手段18、貼付搬送手段19は、上
下2段となるように主搬送ラインQーQ上に沿って設置
され、下側の貼付搬送手段19はその貼付コンベア19
1の搬送端側が上下に揺動自在に形成され、昇降手段1
92によりタイヤ周長に見合った長さに切断されたベル
ト材料B5をタイヤ成型ドラムDに貼り付ける際に上昇
するようになっている。
【0026】次に、上述した構成からなる本発明のベル
ト材料供給装置による供給方法を説明する。先ず、図1
(a)に示す装置で、予め、巻取った狭幅のベルト原材
料B2を形成する。即ち、一方向に引き揃えた多数のス
チールワイヤSにカレンダーロール1でゴム被覆して連
続した広幅のベルト原材料B1を形成し、この広幅のベ
ルト原材料B1を繋ぎコンベア2を介して分割手段3に
搬入し、スチールワイヤが延在する長手方向に沿って切
断刃31で複数に分割して狭幅のベルト原材料B2を形
成する。
【0027】続いて、これら狭幅に形成された複数のベ
ルト原材料B2をそれぞれ巻取コンベア4を介して巻取
手段5に着脱自在に取付けられた巻取ロールRに巻取
り、巻取った狭幅のベルト原材料B2を得る。そして、
この得られたベルト原材料B2を巻取った巻取ロールR
を両ロール設置部6の載せ替えステーションC1,C2
で、台車62上に設置されたロール支持手段63に装着
する。巻取ロールRをセットした一方の台車62を引出
エリアAに移動させ、巻取ロールRから引き出した狭幅
のベルト原材料B2の先端部を、送出補助ローラ64、
入口ガイドローラ7を介して搬送手段8の搬送用コンベ
ア81上に載置した後、巻取ロールRを回転させて、狭
幅のベルト原材料B2を送り出す。この時、送出補助ロ
ーラ64と入口ガイドローラ7との間で搬送される狭幅
のベルト原材料B2は、図1のようにU字状に垂れ下が
って懸架されるように設けられる。
【0028】搬送用コンベア81上をその先端までベル
ト原材料B2の先端部が搬送されてくると、一旦、巻取
ロールRの送出及び搬送用コンベア81の搬送が停止さ
れ、続いて、吸着保持手段11の吸着棒111,112
によりその先端部を吸着保持し、搬送用コンベア81上
から浮いた状態とする。その状態で、再び巻取ロールR
の送出及び搬送用コンベア81の搬送を開始すると共
に、吸着保持手段11を搬送方向側に同期して移動さ
せ、先ず、ベルト原材料B2の先端を所定の角度で斜め
方向に揃えるため、それに要する分だけ、第1の切断手
段の切断ラインを越えた位置まで先端部を搬送し、第1
の切断手段10ので切断する。この切断された先端は屑
として取り除かれる。
【0029】次いで、吸着保持手段11の吸着棒11
1,112によりベルト原材料B2の先端部を吸着保持
(ベルト原材料B2の先端側がテーブル9上にあり、そ
のテーブル9上のベルト原材料B2の先端側を吸着棒1
11で吸着保持し、搬送手段8の搬送用コンベア81上
にあるベルト原材料B2の後方側を吸着棒112で吸着
保持)すると共に、この吸着保持手段11を搬送方向側
に移動させながら、巻取ロールRの送出、及び搬送用コ
ンベア81でのベルト原材料B2の搬送を行い、切断す
る所定の長さの分だけ切断する切断ラインを越えて搬送
した後、巻取ロールRの送出及び搬送用コンベア81の
搬送を停止すると共に、吸着保持手段11を後退し、押
さえ手段12の押圧部材121でベルト原材料B2を押
さえながら、バイアスカッターで予め要求されるタイヤ
仕様に合わせた幅と所定の角度で切断する。
【0030】この切断された1カット分のベルト原材料
片B3は、ベルト原材料B2において幅方向であった方
向を搬送前後方向にして、搬出コンベア101、中間コ
ンベア13を経て接合手段14に搬入される。この最初
の1カット分のベルト原材料片B3は、整列用ローラコ
ンベア141により整列されて、搬出搬出用コンベア1
42により、後端が接合用ローラ144aで接合される
接合ライン位置となるように接合部143まで搬送され
る。
【0031】搬出コンベア101上を1カット分のベル
ト原材料片B3が通過すると、搬出コンベア101の搬
送が停止されると共に、次に切断されるベルト原材料B
2の2カット目の先端部が上記と同様にして第1の切断
手段10に搬入され、切断される。切断された2カット
目のベルト原材料片B3は、搬出コンベア101、中間
コンベア13を経て整列用ローラコンベア141により
整列され、接合手段14の搬入搬出用コンベア142を
介して接合部143まで、1カット目のベルト原材料片
B3の後端に突き合わせた状態となるように搬送され
る。
【0032】この状態でスプライサ144の接合用ロー
ラ144aが中央から接合箇所を押圧しながら両端まで
走行し、前後のベルト原材料片B3相互を接合する。接
合終了後、接続されたベルト原材料片B3は、1カット
分だけ、搬入搬出用コンベア142により搬送され、後
端が接合用ローラ144aで接合される接合ライン位置
上となる。
【0033】以上のようにして、送出された狭幅のベル
ト原材料B2は、第1の切断手段10で順次切断され、
この切断されたベルト原材料片B3は接合手段で順次接
合されて、スチールワイヤが長手方向に対して傾斜する
連続した帯状のベルト材料B4が形成される。この帯状
のベルト材料B4は、整列用ローラコンベア15、フェ
スツーン部16、ガイドローラ17を経て、貼付搬送手
段19の貼付コンベア191上を搬送される。
【0034】この貼付コンベア191では、第2の切断
手段18の切断ラインからタイヤの周長に見合った長さ
分だけ帯状のベルト材料B4を順次搬送し、第2の切断
手段18の切断刃181で所定長に切断する。接合され
て帯状になったベルト材料B4は、フェスツーン部16
に懸架されているため、接合手段14の搬入搬出用コン
ベア142での送り長さと、貼付コンベア191での送
り長さが異なっていても、その差が吸収される。
【0035】タイヤの周長に見合った長さに切断された
ベルト材料B5は、貼付コンベア191上を搬送され、
貼付コンベア191がタイヤ成型ドラムDと接触した際
に、貼付コンベア191と同期して回転するドラムD上
に貼り付けられる。例えば、下側の貼付コンベア191
でベルト材料B5をドラムD上に貼り付けると、その上
には、上側の貼付コンベア191から供給されるベルト
材料B5が貼り付けられ、スチールワイヤが互いに交差
するように積層されたベルト層が形成される。貼付コン
ベア191上をタイヤ周長に見合った長さに切断された
ベルト材料B5が搬送される際、貼付コンベア191の
搬入側に載置された帯状のベルト材料B4の先端部は、
図示せぬ保持手段により、貼付コンベア191から離間
して浮いた状態に保持される。
【0036】所定の生産ロット数だけベルト材料B5を
形成してタイヤ成型ドラムDに貼り付け、その供給が終
了するが、その際、予めその生産ロット数が決まってい
るため、その総長さ分に達するように第1の切断手段1
0で狭幅のベルト原材料B2を切断して、接合手段14
に供給すると、巻取ロールRからの送出、搬送用コンベ
ア81での搬送、及び第1の切断手段10での切断が停
止される。
【0037】第2の切断手段18で最後のカットとなる
ベルト材料B4は、第2の切断手段18でベルト材料B
5として切断されると、その切断後方のベルト材料B4
は残りの端尺となるが、その長さは、狭幅のベルト原材
料B2の切断線の長さ以下となる。そのため、広幅のベ
ルト原材料をバイアスカッターで切断し、それを突き合
わせて接合した従来の場合よりも、成型ドラムに貼り付
けられるベルト材料としての長さに満たない端尺の量が
遙かに少なく、従って、材料コストの無駄を大幅に改善
することができる。
【0038】所定の生産ロット数のベルト材料B5の供
給が終了すると、別の種類のベルト材料を供給するため
に、段取り替えが行われる。即ち、巻取ロールRからの
送出、搬送用コンベア81での搬送、第1の切断手段1
0での切断が停止すると、次に必要とされるタイヤ仕様
に合わせて、台車の送出エリアAでの位置や、狭幅のベ
ルト原材料B2の送り長さが変更される。ベルト材料B
4におるけスチールワイヤの傾斜角度を変更する場合に
は、台車62がガイドレール61に沿って狭幅のベルト
原材料B2の送出方向を所定の角度となるように送出エ
リアA内で移動する。この時、搬送手段8の搬送用コン
ベア81も移動する。これにより、上述したように第1
の切断手段10に搬入される狭幅のベルト原材料B2
は、その搬入角度が変更され、それによって、第1の切
断手段で切断された際のベルト原材料片B3におけるス
チールワイヤの傾斜角度を変更したタイヤ仕様のベルト
材料を供給することができる。
【0039】また、ベルト材料B4の幅を変更する場合
は、搬送用コンベア81の搬送量、吸着保持手段11の
移動量を予め設定した移動量に変更する。これにより、
第1の切断手段の切断ラインよりも搬送側に突出する狭
幅のベルト原材料B2の長さが変わるため、接合された
ベルト材料B4の幅を変更したタイヤ仕様のベルト材料
を供給することができる。
【0040】即ち、台車の送出エリアAでの位置と狭幅
のベルト原材料B2の送り長さを共に変更することによ
り、スチールワイヤの傾斜角度と幅の両者を変更したタ
イヤ仕様のベルト材料を供給することが可能となる。従
って、段取り替え作業を従来のように巻取ロールを取外
して別のものと交換することなく、巻取ロールRを載置
した台車62と搬送用コンベア81の位置を変更する、
或いは/及び、巻取ロールRから第1の切断手段10ま
での送り量を変更するだけで、他のタイヤ仕様のベルト
材料を形成することができるため、段取り替え作業を容
易でかつ迅速に行うことが可能となる。そのため、生産
ロット数が少なく、段取り替えが頻繁に行われても、従
来のように巻取ロールを交換する段取り替え作業を頻繁
に行う必要がなく、容易に対応することができ、かつ段
取り替えに要する時間も従来よりも短かくすることがで
きるため、生産性の改善が可能となる。
【0041】また、既存のカレンダー装置に広幅のベル
ト原材料B1を複数に分割して狭幅のベルト原材料B2
を形成する分割手段3を新たに設置するだけでよいた
め、既存の設備を有効に活用して設備コストを極力低く
抑えることができる。なお、上述した実施例において、
各作動する手段や装置は、図示せぬ中央制御装置により
逐次制御されるようになっていることは言うまでもな
い。
【0042】図3〜9は、本発明のベルト材料供給装置
の他の例を示す。上述した実施例において、更にタイヤ
成型ドラムDに所定のロット数貼り付けた後のベルト材
料B4の端尺を捨てることなく、一旦ストックしてお
き、同じ仕様のベルト材料を再び製作して供給する際に
使用することができるように端尺再使用手段Yを設けた
ものである。
【0043】この端尺再使用手段Yは、タイヤ成型ドラ
ムDに所定のロット数貼り付けた後の第2の切断手段1
8の搬送入口側に残るベルト材料の端尺wを移載位置に
搬送し、再使用時に移載位置に移載された端尺を接合手
段14に向けて搬送可能な移載用搬送手段200と、ベ
ルト材料の端尺wをストックするストック手段300
と、移載用搬送手段200とストック手段300との間
でベルト材料の端尺wを移載する移載手段400とを設
けた構成になっている。
【0044】上記移載用搬送手段200は、フェスツー
ン部16内に設けられた上下の移載用コンベア201を
有し、両移載用コンベア201は、支持フレーム203
に上下に往復移動自在に支持された各支持部材205上
に設置され、昇降用エアシリンダ207の作動により、
懸架された帯状のベルト材料B4が当接しない下方の待
機位置E1と、フェスツーン部16の上方で、整列用ロ
ーラコンベア15とガイドローラ17との間を接続する
上方位置E2との間を昇降して進退可能になっている。
上記移載用コンベア201は、上方位置E2に移動する
と、搬送方向とは逆方向の搬送入口側に端尺wを搬送す
るように回転駆動し、ストック時には、第2の切断手段
18の搬送入口側に残る端尺wを移載用コンベア201
の中央部に設けられた移載位置まで搬送し、また、再使
用の際に、ストック手段300から移載位置に移載され
た端尺wを接合手段14側に搬送して戻すように構成さ
れている。
【0045】上記ストック手段300は、接合手段14
に隣接してフェスツーン部16の近傍に配設され、ベー
スBに立設されたストッカーフレーム301に上下に配
列された複数の棚部303を有し、この棚部303には
端尺wを収容する収容部305が2個並設されている。
各収容部305は、ストッカーフレーム301から引き
出し自在に配設された、端尺wを載置して収容する収容
部本体307を有し、この収容部本体307は、主搬送
ラインQーQに沿って水平方向に延設する本体フレーム
309を備えている。本体フレーム309の引き出し側
には、図7に示すように、その上方に突出した支柱31
1を介して端尺wを載置する矩形の載置プレート313
が水平に取付けられ、この載置プレート313には、後
述する磁石部材がプレートの上面まで出没するための上
下に貫通する磁石用孔315がプレート全面に所定の間
隔を置いて複数配列形成されている。
【0046】載置プレート313の下方には、載置され
た端尺wを保持するための複数の磁石部材316を配列
して上面に取付けた磁石保持プレート317が水平に配
設され、この磁石保持プレート317は、本体フレーム
309の一端側に取付けられた昇降用シリンダ319の
作動により昇降し、磁石用孔315を介して磁石部材3
16が載置プレート313の上面まで出没するようにな
っている。
【0047】また、本体フレーム309の他端側には、
ボールブッシュユニット319が立設され、これに磁石
保持プレート317の下端に下方に向けて突設したガイ
ドロッド321が係合し、昇降用シリンダ319が作動
した際に磁石保持プレート317の昇降をガイドするよ
うになっている。本体フレーム309の引き入れ側(引
き出し側と反対側)は、両側に位置して引き出し側から
延びる2本のフレーム部材310が延在し、このフレー
ム部材310の両側には、スライドレール323がそれ
ぞれフレーム部材310の延在する方向に沿って延設さ
れている。このスライドレール323は、ストッカーフ
レーム301に対向して配設されると共に、主搬送ライ
ンQーQ方向に沿って所定の間隔を置いて取付けられた
2組のスライドガイド324に係合し、収容部本体30
9を水平方向で主搬送ラインQーQ方向に沿って往復移
動自在にしている。また、ストッカーフレーム301の
引き入れ側には、図8にその詳細を示すように、ブラケ
ット325を介してスライド用モータ(駆動手段)32
7が設けられ、その横設された駆動ロッド327aに
は、カップリング329を介して、回転自在に水平支持
されたネジ軸331が連結されている。また、このネジ
軸331は、本体フレーム309に固設されたネジ軸係
合部333に係合し、スライド用モータ327の作動に
よりネジ軸331が回転すると、ネジ軸係合部333を
介して本体フレーム309がスライドするようになって
いる。
【0048】上記移載手段400は、垂直方向に往復移
動可能な昇降手段410と、この昇降手段410に設け
られた水平方向に移動可能な水平移動手段430と、こ
の水平移動手段430に配設されたベルト材料の端尺w
を保持可能な端尺保持手段450とを備えている。上記
昇降手段410は、ベースBに垂直に立設された昇降軸
部411を有し、この昇降軸部411には、該昇降軸部
411に沿って移動可能な昇降部412がフェスツーン
部16側に向けて水平に横設されている。
【0049】上記水平移動手段430は、昇降部412
の先端部に旋回自在に連結された第1アーム431と、
この第1アーム431の先端部に旋回可能に取付けられ
た第2アーム432と、この第2アーム432の先端部
に旋回可能に設けられた第3アーム433とを有し、第
1アーム431は昇降部412の先端部に固設された駆
動モータ(駆動手段)435の作動により昇降部412
の先端部を中心に旋回するようになっている。
【0050】第2アーム432は、第1アーム431の
先端部に取付けられた駆動モータ(駆動手段)436の
作動により第1アーム431の先端部を中心に旋回し、
また、第3アーム433は、第2アーム432の先端部
に装着された駆動モータ(駆動手段)437の作動によ
り第2アーム432の先端部を中心に旋回する構成にな
っている。
【0051】上記端尺保持手段450は、第3アーム4
33の先端部下端に、ブラケット451を介して固定さ
れたスプラインガイド部材452を有し、このスプライ
ンガイド452の上下に貫通するスプラインガイド部に
は、スプラインシャフト453が挿通されている。スプ
ラインシャフト453の上端部には、ワッシャ454を
介してナット455が固定され、そのワッシャ454と
スプラインガイド部材452の上端との間にはコイルバ
ネ(弾性手段)456が介設され、スプラインシャフト
453がスプラインガイド部材452に対して弾性支持
されている。
【0052】スプラインシャフト453の下端部には、
ピロー形ユニット457aを介して、端尺wを保持する
ための水平方向に延設された矩形状の保持プレート45
7が揺動自在に支持され、この保持プレート457の下
面には、端尺wを磁着保持するための2種類の電磁石4
58,459が装着されている。保持プレート457の
中央部エリアに配設された電磁石458は板状に形成さ
れ、その両側に配置される電磁石459は突起状に形成
され、この突起状の複数の電磁石459が両側一面に所
定の間隔で配列されている。
【0053】保持プレート457よりも上方のスプライ
ンシャフト453の下端部には、保持プレート457の
延在する方向に沿ってステー460が突設され、その両
端部には姿勢制御用シリンダ461がそれぞれ取付けら
れている。この姿勢制御用シリンダ461はその伸縮す
るロッド461aが下向きに突出し、その下端が保持プ
レート457に接触可能に支持されている。姿勢制御用
シリンダ461の作動により、保持プレート457の姿
勢が制御され、電磁石の部分が端尺wに押しつけられて
端尺wを確実に保持するようになっている。また、上記
移載手段400には、ストック手段300にストックさ
れるベルト材料の端尺wの情報を読み書きする情報読み
書き手段500が設けられ、ストック手段300には情
報読み書き手段500により端尺の情報を書込み可能な
情報記憶手段600が配設されている。
【0054】情報読み書き手段500は移載手段400
の第2アーム432の下部に装着され、その読み書きヘ
ッド501から発信される光信号により、ストック時に
情報記憶手段600に端尺wの情報を書き込み、また、
端尺wをストック手段300から取り出す際に、読み書
きヘッド501から発信される光信号により、情報記憶
手段600に書き込まれた情報を読み出すようになって
いる。
【0055】情報記憶手段600は、IDタグ等から構
成され、各収容部305に対応した数だけストッカーフ
レーム301の前端部に取付けられている。情報読み書
き手段500は、上記各作動する手段や装置を逐次制御
する中央演算制御装置Nに接続され、情報記憶手段60
0に情報を書き込む際に、この制御装置Nから送出され
る端尺情報を書き込むようになっている。
【0056】次に、上述した構成からなる端尺再使用手
段Yを用いたベルト材料の供給方法を説明する。上記し
たように所定の生産ロット数のベルト材料B5を供給す
ると、第2の切断手段18で最後のカットとなるベルト
材料B4は、第2の切断手段18でベルト材料B5とし
て切断されると、その切断後方のベルト材料B4は、残
りの端尺wとなり、上下の貼付コンベア191上に載置
された状態となる。この状態で端尺再使用手段Yが作動
する。
【0057】先ず、中央演算制御装置Nに設置された端
尺の種類選択ボタン(図示せぬ)を選択してその一つを
オンにしてから、端尺再使用手段Yがストック動作する
ように作動する。両移載用搬送手段200の移載用コン
ベア201が待機位置E1から上方位置E2まで上昇移
動し、貼付コンベア191に移載用コンベア201がガ
イドローラ17を介して接続される。貼付コンベア19
1と移載用コンベア201とが同期して搬送上流側へ回
転駆動し、貼付コンベア191上の端尺wが移載用コン
ベア201上の中央部の移載位置まで搬送される。
【0058】続いて、移載手段400が作動し、先ず、
上側の移載用コンベア201上の移載位置に載置された
端尺wが移載処理される。昇降軸部411の最上部に待
機する昇降手段410の昇降部412が第1アーム43
1、第2アーム432、第3アーム433を一直線状に
して、第3アーム433先端の端尺保持手段450を端
尺wの上方となる位置にし、所定の設定高さ降下する。
【0059】昇降部412の降下が停止すると、端尺保
持手段450の保持プレート457下面に取付けられた
電磁石458,459は、端尺wと僅かに当接した状態
となる。次いで、姿勢制御シリンダ461の作動によ
り、保持プレート457の姿勢が制御され、電磁石の部
分が端尺wに若干押しつけられてオンし、スチールワイ
ヤが埋設された端尺wを確実に磁着保持する。
【0060】一方、ストック手段300では、制御装置
Nからの制御信号により空き番地の収容部305の収容
部本体307がスライド用モータ327の駆動に伴って
引き出し側に移動し、収容部本体307の載置プレート
313がストッカーフレーム301から引き出される。
移載手段400は端尺wを保持すると、昇降部412が
一旦最上部の待機位置まで上昇する。次いで第1アーム
431、第2アーム432、第3アーム433をそれぞ
れ適宜旋回させて、端尺wを保持した保持プレート45
7を収容部本体307の載置プレート313上に移動す
る。
【0061】昇降部412が所定の高さ下降して、載置
プレート313に端尺wを当接させ、載置した状態とす
る。この時、制御装置Nから与えられた端尺wの情報が
情報読み書き手段500のヘッド501から発信された
光信号により、情報記憶手段600に書き込まれる。端
尺wが載置プレート313上に載置された状態になる
と、昇降用シリンダ319の作動により磁石保持プレー
ト317が上昇し、磁石保持プレート317上に配列さ
れた多数の磁石部材316が磁石用孔315を介して載
置プレート313と載置面と同じ高さに出状態となり、
端尺wを裏面から全面的に磁着保持する。そのため、端
尺wを長い時間ストックしても、端尺wが形状変化を起
こすことがない。磁石部材316が端尺wを保持する
と、端尺保持手段450の電磁石がオフとなり、端尺保
持手段450による端尺wの保持が解除される。
【0062】昇降部412は一旦最上部の待機位置まで
上昇する。その間に、引き出された収容部本体307の
端尺wを載置する載置プレート313は、スライド用モ
ータ327の駆動により、ストッカーフレーム301内
に収容される。昇降部412が最上部の待機位置まで上
昇すると、下側の移載用コンベア201上の移載位置に
載置された端尺wの移載処理が行われる。昇降部412
が昇降軸部411の中間位置まで降下すると、第1アー
ム431、第2アーム432、第3アーム433が順次
旋回移動して、それらアーム431,432,433を
一直線状に配列し、第3アーム433先端の端尺保持手
段450を下側の移載用コンベア201上の端尺wの上
方となる位置にした後、所定の設定高さ降下する。
【0063】上記と同様にして、端尺保持手段450の
電磁石458,459に端尺wを磁着保持すると、第3
アーム433と第2アーム432を順次旋回移動させ、
端尺保持手段450を上下の移載用コンベア201間か
らその側方に移動する。ストック手段300では、制御
装置Nからの制御信号により別の空番地の収容部305
の収容部本体307がスライド用モータ327の駆動に
伴って引き出し側に移動し、収容部本体307の載置プ
レート313がストッカーフレーム301から引き出さ
れ、移載手段400に保持された端尺wは、上述と同じ
ようにして、収容部本体307の載置プレート313上
に移載され、ストック手段300にストックされる。
【0064】段取り替えが何回か行われてストックされ
た端尺wを再使用する際には、情報読み書き手段500
のヘッド501からの光信号により、ストック手段30
0に設けられた情報記憶手段600に書き込まれた端尺
情報が読み取られ、使用される端尺wの選択が行われ
る。使用される端尺wがストックされた収容部305が
選択される(この実施例では2箇所)と、収容部305
の収容部本体307がスライド用モータ327の駆動に
よって引き出し側に移動し、収容部本体307の載置プ
レート313がストッカーフレーム301から引き出さ
れる。
【0065】続いて、移載手段400が作動し、水平移
動手段430の第1アーム431、第2アーム432、
第3アーム433をそれぞれ旋回移動して、第3アーム
433先端の端尺保持手段450を、先ず一方の載置プ
レート313上に載置された端尺w上方位置に移動した
後、昇降軸部411の最上部に待機する昇降手段410
の昇降部412が、保持プレート457下面の電磁石4
58,459と端尺wとが僅かに当接する状態となるま
で所定の高さ降下する。
【0066】昇降部412の降下が停止すると、姿勢制
御シリンダ461の作動により、保持プレート457の
姿勢が制御され、電磁石が端尺wに若干押しつけられて
オンし、端尺wを磁着保持する。保持プレート457に
端尺wが保持されると、昇降用シリンダ319の作動に
より磁石保持プレート317が降下し、磁石部材316
が没状態となって、ストック手段300側での端尺wの
保持が解除される。
【0067】昇降部412は端尺wを端尺保持手段45
0に保持した状態で一旦最上部の待機位置まで上昇す
る。その間に、端尺wが取り除かれた載置プレート31
3は、スライド用モータ327の駆動により、ストッカ
ーフレーム301内に収容される。また、それまでの間
に、移載用コンベア201が待機位置E1から上方位置
E2まで上昇移動する。
【0068】そして、先ず、上側の移載用コンベア20
1に端尺wが移載される。昇降軸部411の最上部にあ
る待機位置で、第1アーム431、第2アーム432、
第3アーム433を一直線状にして、第3アーム433
先端の端尺保持手段450を移載用コンベア201の移
載位置の上方に位置させた後、昇降部412が所定の高
さ降下する。
【0069】昇降部412の降下が停止すると、保持プ
レート457の電磁石458,459に保持された端尺
wは、移載用コンベア201上の移載位置に載置された
状態となる。次いで、電磁石458,459がオフとな
り、端尺保持手段450による端尺wの保持が解除さ
れ、端尺wは移載用コンベア201上に移載される。続
いて、下側の移載用コンベア201上に端尺wが移載さ
れる。上記と同様にしてもう一方の収容部305の収容
部本体307に収容された端尺wを保持プレート457
に保持して、昇降軸部411の最上部にある待機位置ま
で移動すると、昇降部412が中間位置まで降下し、第
1アーム431、第2アーム432、第3アーム433
を一直線状にして、第3アーム433先端の端尺保持手
段450を移載用コンベア201の移載位置の上方に位
置させた後、上述と同様にして端尺wが移載用コンベア
201上に移載される。
【0070】移載手段400による端尺wの移載が終了
すると、昇降部412は、昇降軸部411の最上部にあ
る待機位置まで再び移動する一方、移載用コンベア20
1と、これに接続された整列用ローラコンベア15、及
び接合手段14の搬入搬出用コンベア142とが同期し
て逆方向に回転駆動し、両移載用コンベア201上の移
載位置にある端尺wをその後端が接合部143の接合ラ
イン位置に達するまで搬送して、両接合手段14に端尺
wを戻す。
【0071】この状態で、上述したように第1の切断手
段10で切断された1カット目のベルト原材料B3が搬
送されてきて、接合手段14のスプライサ144で端尺
wに接合される。端尺wを接合した1カット目のベルト
原材料B3は、その後端に上述と同様にして、2カット
目、3カット目が順次接合されて、帯状のベルト材料B
4が形成され、第2の切断手段18で所定のタイヤ周長
に見合った長さに順次切断され、貼付コンベア191を
介してタイヤ成型ドラム1に貼り付けられる。
【0072】従って、成型ドラムDに貼り付けられるベ
ルト材料としての長さに満たない端尺wを何ら捨てるこ
となく全て有効利用することができるため、材料が全く
無駄になることがない。また、移載手段400によりス
トック手段300にベルト材料の端尺wを移載する際
に、その情報をストック手段300に設けられた情報記
憶手段600に記憶させ、使用時にその記憶された情報
に基づいてストックされたベルト材料の端尺wを選択し
て、移載用搬送手段200上に移載するようにするた
め、誤って別の種類の端尺を移載することがなく、それ
によって、常に必要とする所定の端尺wを容易でかつ確
実に移載用搬送手段200上に戻すことができる。
【0073】
【発明の効果】上述のように本発明は、一方向に引き揃
えた多数のスチールワイヤにカレンダーロールでゴム被
覆して連続形成した広幅のベルト原材料をスチールワイ
ヤが延在する長手方向に沿って複数に分割して狭幅のベ
ルト原材料を形成し、この狭幅のベルト原材料を第1の
切断手段により長手方向に所定の角度を付けて順次切断
し、この切断されたベルト原材料片を接合手段で順次接
合して、スチールワイヤが長手方向に対して傾斜する連
続した帯状のベルト材料を形成した後、巻取らずに第2
の切断手段で所定のタイヤ周長に見合った長さにスチー
ルワイヤに沿って切断し、この切断されたベルト材料を
搬送してタイヤ成型ドラムに貼り付けるようにしたの
で、生産ロット数が少ない場合であっても、巻取ロール
を交換する段取り替え作業を頻繁に行うことなく、それ
に容易に対応することが可能であると共に、その段取り
替え時間を従来よりも短くして、生産性の改善を図るこ
とができると共に、成型ドラムに貼り付けられるベルト
材料としての長さに満たない端尺の量を少なくして、材
料の無駄を大幅に改善することができる。
【0074】しかも、既存の装置の配置を変更すると共
に、それに広幅のベルト原材料を複数に分割して狭幅の
ベルト原材料を形成する分割手段を新たに追加するだけ
でよいため、既存の設備を大幅に変更することなく、そ
れらを有効に活用して設備コストを極力低く抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明のベルト材料供給装置に用い
られる巻取った狭幅のベルト原材料を形成する装置の一
例を示す概略正面説明図、(b)は(a)で巻取った狭
幅のベルト原材料をタイヤ成形ドラムに供給する本発明
のベルト材料供給装置の一例を概略正面説明図である。
【図2】(a)は図1(a)の平面説明図、(b)は図
1の平面説明図である。
【図3】本発明のベルト材料供給装置の他の例を示す概
略正面説明図である。
【図4】図3の平面説明図である。
【図5】図3の要部拡大正面図である。
【図6】図4の要部拡大平面図である。
【図7】図5のストック手段の要部拡大側断面図であ
る。
【図8】図5のストック手段の要部拡大説明図である。
【図9】図5の端尺保持手段の拡大正面図である。
【符号の説明】
1 カレンダーロール 3 分割手段 6 ロール設置部(ベルト原材料供給手段) 10 第1の切断手段 14 接合手段 16 フェスツーン部 18 第2の切断
手段 19 貼付搬送手段 200 移載用搬
送手段 300 ストック手段 400 移載手段 500 情報読み書き手段 600 情報記憶
手段 B1 広幅のベルト原材料 B2 狭幅のベル
ト原材料 B3 ベルト原材料片 B4 ベルト材料 B5 切断されたベルト材料 S スチールワイ
ヤ w 端尺
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 30:00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に引き揃えた多数のスチールワイ
    ヤにカレンダーロールでゴム被覆して連続形成した広幅
    のベルト原材料をスチールワイヤが延在する長手方向に
    沿って複数に分割して狭幅のベルト原材料を形成し、こ
    の狭幅のベルト原材料を第1の切断手段により長手方向
    に所定の角度を付けて順次切断し、この切断されたベル
    ト原材料片を接合手段で順次接合して、スチールワイヤ
    が長手方向に対して傾斜する連続した帯状のベルト材料
    を形成した後、巻取らずに第2の切断手段で所定のタイ
    ヤ周長に見合った長さにスチールワイヤに沿って切断
    し、この切断されたベルト材料を搬送してタイヤ成型ド
    ラムに貼り付けるベルト材料供給方法。
  2. 【請求項2】 前記ベルト材料を懸架するフェスツーン
    部を介して前記第2の切断手段に搬送し、接合後に搬送
    されるベルト材料の送り長さとタイヤ周長に見合った長
    さに切断されるベルト材料の送り長さとの差を吸収する
    請求項1に記載のベルト材料供給方法。
  3. 【請求項3】 前記タイヤ成型ドラムに所定のロット数
    貼り付け、その貼り付けを終了した後、前記第2切断手
    段への搬送入口側に残るベルト材料の端尺をフェスツー
    ン部上に移動した移載用搬送手段の移載位置まで戻し、
    その搬送された端尺を移載手段によりストック手段に移
    載し、そのストック手段に前記端尺をストックする請求
    項2に記載のベルト材料供給方法。
  4. 【請求項4】 前記移載手段によりストック手段にベル
    ト材料の端尺を移載する際に、そのベルト材料の端尺の
    情報をストック手段に設けられた情報記憶手段に記憶さ
    せ、使用時にその記憶された情報に基づいてストックさ
    れたベルト材料の端尺を選択して、前記移載手段により
    その選択されたベルト材料の端尺を移載用搬送手段上に
    移載し、前記接合手段に戻して第1の切断手段で切断さ
    れた1カット目のベルト原材料片と接合する請求項3に
    記載のベルト材料供給方法。
  5. 【請求項5】 カレンダーによりスチールワイヤにゴム
    被覆した広幅のベルト原材料を長手方向に沿って分割し
    た後巻取った狭幅のベルト原材料を巻出して供給するベ
    ルト原材料供給手段と、巻出されたベルト原材料を長手
    方向に所定の角度を付けて順次切断してベルト原材料片
    を形成する第1の切断手段と、この切断されたベルト原
    材料片を順次接合して、スチールワイヤが長手方向に対
    して傾斜する連続した帯状のベルト材料を形成する接合
    手段と、該帯状のベルト材料を所定の長さにスチールワ
    イヤに沿って切断する第2の切断手段と、切断されたベ
    ルト材料を搬送してタイヤ成型ドラムに貼り付ける貼付
    搬送手段とからなるベルト材料供給装置。
  6. 【請求項6】 接合後に搬送されるベルト材料の送り長
    さとタイヤ周長に見合った長さに切断されるベルト材料
    の送り長さとの差を吸収するための、ベルト材料を懸架
    するフェスツーン部を前記接合手段と第2の切断手段と
    の間に設置した請求項5に記載のベルト材料供給装置。
  7. 【請求項7】 タイヤ成型ドラムに所定のロット数貼り
    付けた後の前記第2の切断手段への搬送入口側に残るベ
    ルト材料の端尺を移載位置まで搬送すると共に、再使用
    時に移載位置に移載された端尺を前記接合手段に向けて
    搬送可能な移載用搬送手段を前記フェスツーン部に進退
    可能に設け、かつ該フェスツーン部の近傍に、ベルト材
    料の端尺をストックするストック手段を配設すると共
    に、前記移載用搬送手段とストック手段との間で前記ベ
    ルト材料の端尺を移載する移載手段を設置した請求項6
    に記載のベルト材料供給装置。
  8. 【請求項8】 前記ストック手段にストックされるベル
    ト材料の端尺の情報を読み書きする情報読み書き手段を
    前記移載手段に設け、前記ストック手段に、該情報読み
    書き手段により端尺の情報を書込み可能な情報記憶手段
    を設けた請求項7に記載のベルト材料供給装置。
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