JP2001104437A - 移動式介護用入浴装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、身体にハンディがあり入浴等に介
護を必要とする人のもとに手軽に移動ができ、しかも介
護者に負担をかけず容易に、安全に入浴できる介護用風
呂の提供を目的とする。 【解決手段】 浴槽を支柱、台輪間に設置し、感電防止
付操作スイッチで昇降を支配することができる電動式昇
降機を浴槽内に装置し、又、台輪にゴムキャスターを取
り付けて移動を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】 本発明は身体にハンディが
あり入浴等に介護を必要とする人（以下「被介護者」と
いう）が容易に感電防止付操作スイッチで昇降を操作し
て入浴することのできる昇降台つき介護用風呂であり、
又、被介護者のところに手軽に移動することのできる移
動式介護用入浴装置である。

【０００２】

【従来の技術】 従来の介護用入浴装置および風呂は設
備として固定されたものであり、移動ができない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】 手軽に移動ができ、
介護者に負担をかけず入浴できる介護用風呂の提供を目
的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】 本発明は浴槽を支柱・
台輪間に設置し、感電防止付操作スイッチで昇降を支配
することができる電動式昇降機を浴槽内に装置し、又台
輪にゴムキャスタ−を取り付けて移動を可能にした。

【０００５】 貨物用軽トラックにも積載でき、室内用
ドア（幅９００ｍｍ）も通過できる寸法にし、どこにで
も手軽に移動ができ使用できることにより上記課題を解
決したものである。

【０００６】

【実施例】 浴槽（８）を支柱（１）、台輪（１６）間
に設置し、ゴムキャスター（１０）を取り付けたもの
で、昇降部（１５）と、連結される昇降フレーム
（７）、内側に敷かれるすのこ（１４）とからなり、浴
槽（８）内に置かれ、感電防止付操作スイッチ（１１）
を作動するとワイヤーにより支柱（１）に添って上下
し、浴槽の上辺まですのこ（１４）が上昇するとストッ
パー（３）により自動停止し入浴時の段差を解消するこ
とができる。

【０００７】

【発明の効果】 以上のように本発明に係る移動可能な
介護用入浴装置にすれば、被介護者の近くに移動でき在
宅介護が容易となる。

【０００８】 本発明の請求項２記載の浴槽内に装置し
た昇降機は感電防止付操作スイッチで昇降を支配して入
浴時の段差を解消することができるので、身体にハンデ
ィがある者の入浴を容易にし、又、介護者の負担を軽減
することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の入浴装置を示す全体の平面図である。

【図２】本発明の入浴装置を示すＣ側の側面図である。

【図３】本発明の入浴装置を示すＤ側の側面図である。

【図４】本発明の運転状態を示すＡ−Ａ側の断面図であ
る。

【図５】本発明の運転状態を示すＢ−Ｂ側の断面図であ
る。

【符号の説明】

１ 支柱 ２ 制御盤 ３ ストッパー ４ カバー ５ 減速モーター ６ ワイヤー巻取シャフト ７ 昇降フレーム ８ 浴槽 ９ ワイヤー誘導プーリー １０ ゴムキャスター １１ 感電防止付操作スイッチ １２ 自在型操作アーム １３ 足掛かり １４ すのこ １５ 昇降部 １６ 台輪

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 移動できる介護用入浴装置であって、浴
   槽はゴムキャスター付き架台に設置し、貨物用軽トラッ
   クに積載でき屋内の室内ドアも通過できる寸法に設計し
   た入浴装置。
2. 【請求項２】 浴槽内に装置した電動式の昇降機であっ
   て、感電防止の操作スイッチで昇降移動が支配すること
   ができる入浴装置。