JP2001187089A - 介助支援装置 - Google Patents

介助支援装置

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JP2001187089A
JP2001187089A JP2000031220A JP2000031220A JP2001187089A JP 2001187089 A JP2001187089 A JP 2001187089A JP 2000031220 A JP2000031220 A JP 2000031220A JP 2000031220 A JP2000031220 A JP 2000031220A JP 2001187089 A JP2001187089 A JP 2001187089A
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Yoshio Nagao
吉雄 長尾
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 立ち上がりや移動、移乗動作を介護支援と自
立支援機能を備えた介助支援装置。 【解決手段】 車椅子や歩行器、リフト、ホイストなど
の機能とパワーアシストやモーションガイド機能を持
ち、自立支援と介護支援ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移乗や歩行が不自由
な高齢者、下肢の不自由な人などが在住する家庭や病
院、高齢者施設をはじめ諸施設において、ベッドなど寝
具面や床面・畳、椅子、車椅子、トイレ、浴槽等からの
立ち上がりや移動、移乗動作、車椅子移動、歩行移動、
歩行訓練など、介護支援だけでなく自立的に行うことを
支援する自立支援介助装置としても利用される。
【0002】
【従来の技術】従来からベッドなど寝具面や床面・畳、
椅子、車椅子、トイレ、浴槽等での立ち上がりや移動、
移乗動作のために車椅子や歩行器、リフト、ホイストな
ど多くの介護機器が開発されているが、それらは主とし
て介護支援用であり、歩行支援や車椅子移動支援などに
ついてもリハビリ用に存在するが介護・介助者の支援を
必要としている。また、既存の介護用ベットは自分で操
作することにより自立的な起き上がり動作は可能となっ
ているが、立ち上がりや移動、移乗動作には直接的には
有効でない。また、それぞれの介護に必要な各機能が別
々の介護機器として商品化されており、各利用者は多種
類の介護機器が必要になり、機器の設置に家屋内の改造
を要したりし、費用や場所が多くかかり、利用者には負
担となっている。このように従来技術では介護支援には
役立つが、介護・介助の必要な要介護者や要介護者が求
めている自立的な移乗や移動動作など自立的活動範囲の
拡大による日常生活レベルの向上をはじめ、これからの
高齢化や少子化社会に向けて介護者および介助者の不足
や室内の大幅な改造、設備費用や介護費用、スペースな
どの利用者負担といった問題を直接的に解決することは
できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は,上記した
自立的な介護・介助に係る問題点を解決し、移乗や歩行
動作が不自由な高齢者や下肢の不自由な人などの介護・
介助に有効な立ち上がりや移乗、移動動作、車椅子移
動、歩行移動を介護支援だけでなく、自立的に行う事を
支援する力(パワーアシスト)と動作(モーションガイ
ド)の補助機能を付加して、前記動作を介護支援するた
めに車椅子や歩行器、リフト、ホイストなど複数の介護
機器が持っている機能を一台の装置が兼ね備えている介
助支援装置の提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の介助支援装置の一つは、フレームに組み
込まれた、上下・左右、および回転動作するキャリア支
柱とキャリアアームならびにアームの先端に連結された
支持部、着座シート、駆動車輪、ハンドリム、キャスタ
ー等から構成し、車椅子や歩行器、リフト、ホイストな
ど複数の介護機器がもつ、ベッドなど寝具面や床面・
畳、椅子、車椅子、トイレ、浴槽等からの立ち上がりや
移動、移乗動作の介護・介助支援を一台の介護・介助支
援機器で介護・介助支援ができることを特徴としてい
る。この発明の介助支援装置の他の一つは、支持部に組
み込まれた倒れ防止ガイド機構や要介護者・要介助者が
立ち上がり状態で身体を水平に回転させるための支持部
回転機構と、回転機構をもった足載台により、ベッドな
ど寝具面や床面・畳、椅子、車椅子、トイレ、浴槽等か
らの立ち上がりや水平回転移動、移乗動作の介護・介助
支援ができることを特徴としている。この発明の介助支
援装置の他の一つは、介護用具の着座サドルやスリング
等が支持部に装着できる構造によりベッドなど寝具面や
畳、床面、椅子、車椅子、歩行機、トイレ、浴槽などか
らの立ち上がりや移動や移乗動作の介護・介助支援がで
きること特徴としている。この発明の介助支援装置の他
の一つは、本介助支援装置の重心を変化させてバランス
をとり倒れを防止させるためベースフレームの前端に伸
縮する倒れ防止構造により、要介護者や要介助者の立ち
上がりや移動や移乗動作などにおいて、安全性の高い介
護・介助支援ができることを特徴としている。この発明
の介助支援装置の他の一つは、移動動作する駆動車輪、
キャリアアーム、支持部回転台、キャリア支柱、倒れ防
止ガイド、回転足載台、フレーム前端の倒れ止め機構等
の各機構は手動駆動機構または電動駆動機構により、要
介護者や要介助者のベッド、畳、床面、椅子、車椅子、
歩行機などからの立ち上がりや移動や移乗動作の介護・
介助支援ができることを特徴としている。この発明の介
助支援装置の他の一つは、駆動車輪、キャリアアーム、
支持部回転台、キャリア支柱、回転足載台に要介護者や
要介助者の立ち上がりや移動や移乗動作に必要な駆動力
を補助するパワーアシスト機構および動作意思や前記補
助力を検出するセンサにより自立化に必要な介護・介助
支援ができることを特徴としている。この発明の介助支
援装置の他の一つは、立ち上がりや移乗、歩行移動等の
動作の補助(モーションガイド)および前記動作時の体
勢のバランスの崩れを検出するセンサにより、動作の補
助や体勢を適正化でき、要介護者や要介助者の倒れ防止
ができ、自立的な立ち上がりや移動、移乗動作ができる
ことを特徴としている。この発明の介助支援装置の他の
一つは、介護者や要介護・介助者など、利用者より離れ
た場所に置かれている介助支援装置を利用者の赤外線を
利用した遠隔操作制御機構と追従移動機構により前記介
助支援装置が利用者の手元に移動して、介護・介助支援
ができることを特徴としている。
【0005】
【作用】この発明の介助支援装置は、車椅子や歩行器、
リフト、ホイスト等が保有するベッドなど寝具面や床面
・畳、椅子、車椅子、トイレ、浴槽等からの立ち上がり
や移乗、移動動作において、要介護者の自立化介護支援
要求と要介護レベルによる介護内容に対応する介護・介
助支援をするために複数の前記介護機器が必要になる。
その介護・介助支援機能を一台で兼ね備え、しかも立ち
上がりや移乗、移動動作に必要な補助力をセンサにより
検出して駆動力を補助するパワーアシスト、ならびに前
記動作中における要介護者や要介助者の体勢のバランス
の崩れをセンサにより検出して倒れを防止するモーショ
ンガイドにより、立ち上がりや移乗、移動動作、歩行移
動、車椅子移動が不自由な高齢者、下肢の不自由な人な
どが在住する家庭や病院、高齢者施設をはじめ諸施設に
おいて介護支援用だけでなく、自立的に前記動作を行う
ことを支援する自立介助支援装置として利用される。
【0006】
【実施例】添付図面において図1は立ち上がりや移動、
移乗動作の介助および歩行介助支援機能や車椅子介助支
援機能、リフト機能を付加した介助支援装置の平面図及
び側面図であり、1は本介助支援装置のフレームで要介
護者の荷重に対するバランス調節をするため、フレーム
両サイド前端が図13のように伸縮する構造となってい
る。また、フレームには以下に説明する車椅子構造とリ
フト構造が組み込まれている。2は本介助支援装置の駆
動車輪でこの車輪が回転して介助支援装置が移動する。
3は車椅子ハンドリムで、このハンドリム3を手で回す
ことにより車椅子として移動する。4は車椅子キャスタ
ーで、5及び7はキャリア支柱で上下に伸縮する。30
はキャリア支柱を前後に回転させる駆動部、6はキャリ
ア全体を乗せているキャリア支柱回転台で90度回転す
る図14のような構造となっている。8はキャリア支柱
を上下させる電動シリンダー、9はキャリアアーム、1
0はパンタグラフ構造のキャリアアームで10の電動シ
リンダー伸縮させる機構になっている。キャリアアーム
の一端はキャリア支柱の上部の11に固定されている。
11は図15ような回転機構となっている。キャリアア
ームの他の一端には要介護者を支える支持部が固定され
ており、その上部には支持部回転台があり、動作意思認
識装置が組み込まれている。また、支持部には14、1
5の倒れ止めガイドが組み込まれており、動作意思認識
装置の詳細は図16に図示している。18、19、2
0、21、22、23はモーションガイド機構でハンド
20、23、およびアーム18、19、21、22から
構成しており、ハンド20、23の内側にはセンサが取
付けられている。24は介護者が車椅子を手押しする時
の把手である
【0007】図2は前記介助支援装置による立ち上がり
動作の介助支援1例の側面図であり、立ち上がり動作介
助支援のため介助支援装置をベッドの要介護者の側に近
寄せた状態で、フレーム1の前端を伸ばして安定性を確
保する。足は足載台16に載せた状態にある。図3は図
2の駆動部30を回転させて、5および7のキャリア支
柱を要介護者の前に倒した状態で、要介護者は手または
腕を支持部12の上部にある支持部回転台13に乗せ
る。図4は支持部12に組み込まれた倒れ防止ガイド1
4、15を動作させた状態で、73、74は駆動車輪電
動駆動用駆動部。図5は前記各部の動作にモーションガ
イド18、19、20、21、22、23により要介護
者のヒップにあてがい立ち上がり動作の介護、介助支援
の1例側面図。
【0008】図6は前記介助支援装置により立ち上がっ
た動作状態の1例の側面図で、図7は前記立ち上がり状
態から身体を180度回転途中状態の1例の側面図、図
8は180度回転した状態の1例の側面図、図9は介助
支援装置の着座シート17に着座した1例の側面図であ
る。図10は足を床に置いた状態で立ち上がり動作を開
始する一例の側面図で、図11は歩行訓練や自立歩行状
態の一例の側面図。図12はスリングによる吊り上げ動
作の介護、介助支援の一例の側面図で26はスリングで
ある。
【0009】図13はフレーム伸縮構造の一例の説明図
で28はフレーム伸縮駆動用電動シリンダーケース側で
29は電動シリンダー伸縮ロットで、上図はフレームが
伸びていない状態で、下図はフレームが伸びた状態で、
1はフレーム、4はキャスターで構成、キャリアアーム
が設定した位置より伸びたときセンサが動作して電動シ
リンダーが働きシリンダロットが上図から下図のように
伸びる。反対に、キャリアアームが設定した位置より縮
んだとき電動シリンダーが逆方向に働き上図の位置に戻
る。この機構によりフレーム1が伸縮する。
【0010】図14はキャリア支柱回転台6の一例の説
明図で、1はフレーム、2はキャスター、5はキャリア
支柱、6はキャリア支柱回転台、31はキャリア支柱前
後方向回転用モーター、32はキャリア支柱フランジ、
33は回転台を水平に保持するベアリング、34はフラ
ンジ軸固定ダブルナット、35は回転台駆動モーター、
36は回転台ベースでフレーム1に固定してあり、キャ
リア支柱回転用モーター31に通電することによりキャ
リア支柱を前後に回転する。キャリア支柱前後方向回転
用モーター35に通電すると90度キャリア部5、7、
9、12、13を回転して必要な介護支援ができる。
【0011】図15は支持部と支持部回転台、倒れ止め
ガイド部の一例の説明図で、9のキャリアアーム、12
の支持部、13の支持部回転台、14、15の倒れ止め
ガイドから構成している支持部構造には、37の支持部
支持台でキャリアアームに取りつけている。支持部構造
には38、39の倒れ止め中間ガイド、40は支持部回
転台駆動モーター、41は支持部回転台駆動ローラで4
0に直結している。42は倒れ防止ガイド駆動モーター
で、43、44は倒れ防止ガイド駆動伝達ワイヤー、4
5は43、44のワイヤーを巻き込むプーリー、46は
倒れ防止ガイドを押し出す駆動力用圧縮スプリング、4
7は倒れ止めガイドの下部ガイドローラ、48は支持部
回転台に弾力性感を与えるためのスポンジ、49は動作
意思認識用把手で図16参照。倒れ止めガイドは通常モ
ーター42によりワイヤ43、44がプーリー44に巻
き込まれておりスプリング46は圧縮した状態にある。
倒れ止めガイドによる介助支援はモーター42をロープ
の緩める方向に回転させると圧縮スプリング力により倒
れ防止ガイドが出てきて倒れを防止する。支持部回転台
は駆動ローラ41、モーター40により任意に支持部構
造上部を回転移動でき図6、図7、図8の回転動作に対
応できる。
【0012】図16は動作意思認識装置の一例の説明図
で、49は動作意思認識用把手で、50は把手の支点
軸、51は52は動作力を計測するための圧縮スプリン
グ、53、54はスプリング止め、55、56はラック
&ギャ、57、58は変位量を検出するポテンーショメ
ータ、59は51から58の部品が組み込まれている軸
で、要介護者の立ち上がりや移乗、移動動作時に要介護
者が把手49を握って動作を行うことにより変位量をポ
テンーショメータで検出して制御部で動作意思を認識し
て必要なパワーアシストなどの介助支援ができる。
【0013】図17は着座シートの跳ね上げ機構の説明
図で、17は着座シート、60はシート跳ね上げ用駆動
モーター、61、62、63はシートの両サイドフレー
ムに組み込まれたワイヤー用プーリー、64はシート跳
ね上げ用ワイヤー、65はワイヤー固定位置、66はシ
ートの跳ね上がった状態で、跳ね上げ指示によりワイヤ
ー駆動モーター60が回転して着座シート17がワイヤ
ーの55の固定によりシートは上部へ回転し66に跳ね
上がる。着座時は駆動モーター60を逆転させる事によ
り着座位置にセットでき、立ち上がり、着座に必要な介
護・介助支援ができる。
【0014】図18はリモート運転装置の一例の説明図
で、67は遠隔操作スイッチで指定場所およびスタート
スイッチ等介助支援装置の操作に必要なスイッチがあ
る。68、69は赤外線受発光部、70はCCDカメ
ラ、71は制御部、72は介助支援装置、73、74は
駆動車輪電動駆動部で、移動は遠隔操作スイッチの指示
が赤外線装置68、69を通じて制御部71に伝わり、
移動指令を駆動車輪電動駆動部73、74に与えてCC
Dカメラが天井に貼られたカラーライン追従して指定場
所に移動することができる
【0015】介助支援装置には、介護者が手動または電
動により移動させる方法と図18のリモート操作により
利用者の指定する場所に移動させる方法があり、ベッド
からの立ち上がりや移動動作の介助支援は、前記いずれ
かの方法で介護支援装置を図2の位置に移動させて、図
3のようにキャリア支柱5、7を要介護者サイドに回転
させ支持部12を要介護者に近づける。続いて、図4の
ように倒れ止めガイド14、15を動作させるとともに
支持部回転台13の動作認識装置付属センサ図16の検
出により立ち上がり動作に必要な駆動力をパワーアシス
ト駆動する。と同時に図5のようにモーションガイド1
8、19、20、21、22、23による動作の補助を
行う。動作の補助力はハンド21、23に組み込まれた
力センサの検出によりモーションガイドアームを駆動さ
せ動作補助を行い、キャリア支柱7を上昇させると共に
キャリア支柱5を垂直状態に戻し図8の状態にすると立
ちあがり動作は完了する。図6から足載台16と支持部
回転台13の回転補助を受けて図7の状態を経由して図
8の立ち位置状態まで回転する。着座シート17を図1
7の跳ね上げ機構により着座状態にセットした後、図9
の様にキャリヤ支柱7を下げると共に回転させて図2と
同じ基の位置に戻しながら着座する。
【0016】図10および図11は要介護者の歩行訓練
や自立歩行を行うための立ち上がり動作にモーションガ
イドによる動作の補助とパワーアシストによる歩行動作
中状態で、立ち上がり介助後、動作意思認識装置のセン
サにより歩行動作に必要な補助力を検出してパワーアシ
ストにより歩行動作が行える。図12は要介護者の身体
にスリングをセットして吊り上げ、移動、移乗動作支援
ができる。 (1)要介護者吊り上げた状態で図1のキャリア支柱回
転台6を90度回転させる事により浴槽への移動などの
介護・介助支援ができる。その際、倒れ防止金具を介助
支援装置の最適な左または右サイドの位置に手動または
電動にてセットする構造により介護支援装置の倒れを防
止することができる。 (2)図12のスリングの代わりに介護・介助内容に合
わせた着座サドルをスリングと同様に取りつけて介護・
介助ができ、介助者の省力化に役立つ。 (3)図1のキャリアアーム10の一例はパンタグラフ
構造を採用しているが、キャリア支柱5、7のような2
段式伸縮構造、2段式V字屈曲伸縮構造、1本アーム自
体が前後動伸縮構造等のキャリアアーム構造も利用でき
る。 (4)リモート運転装置の遠隔操作伝達方式の一例とし
て赤外線装置を採用しているが、電波無線通信方式、前
胆伝達方式とワイヤラインを併用した伝達方式等、の前
記一例以外の伝達方式の利用も可能である。 (5)リモート運転装置の追従移動方式の一例として天
井に貼られたカラーラインをCDカメラが追従して移動
する方式を採用しているが、カララインは床でも壁等の
側面に貼りつけても可能であり、カラーラインの代わり
にカラーワイヤ、磁気テープや磁気ワイヤによる磁気誘
導、電波誘導などの方式の利用も可能である。 (6)駆動車輪の手動駆動方式にはハンドリムやレバー
式駆動方式がある。
【0017】
【発明の効果】これからの高齢化社会においては、省力
化を目指した介護支援技術の開発だけでなく、日常生活
の中で人生の質を向上が求められており、自立支援介護
技術の導入を積極的に行う必要がある。この発明の介助
支援装置は、ベットなど寝具面、畳面・床面、車椅子、
歩行機浴室、トイレなどにおいて、立ち上がりや移乗動
作、歩行移動などが不自由な高齢者や下肢の不自由な人
が在住する病院や高齢者施設をはじめとする諸施設、家
庭などにおいて、立ち上がりや移動、移乗動作や歩行動
作を自立的に行う事を支援するパワーアシストやモーシ
ョンガイドなど力や動作の補助機能を持った介助支援装
置に関するもので、利用者が求めている自立的な移乗動
作や移動など自立的活動範囲の拡大による生活レベルの
向上、また、これからの高齢化や少子化社会に向けての
介護者不足といった問題を直接的に解決できる。また、
ベッドなど寝具面や床面・畳、椅子、車椅子、トイレ、
浴槽等での立ち上がりや移動、移乗動作のために車椅子
や歩行器、リフト、ホイストなど複数の介護機器が持っ
ている機能を一台の装置が兼ね備えているため、装置を
揃えるコストやスペース、メンテナンスなどの課題の解
決が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】介助装置1例の平面図及び側面機構図
【図2】前記介助装置の足載せ台に足を置き立ち上が動
作の1例の側面図
【図3】前記介助装置の支持部を前記動作介助位置へ移
動の1例の側面図
【図4】前記介助装置の倒れ防止ガイドを動作介助位置
へ移動の1例の側面図
【図5】前記介助装置のモーションガイドを動作介助位
置へ移動の1例側面図
【図6】前記介助装置の立ち上がり動作介助状態の1例
の側面図
【図7】前記介助装置の立ち上がり状態で回転動作介助
中の1例の側面図
【図8】前記介助装置の立ち上がり状態で回転動作完了
の1例の側面図
【図9】前記介助装置の着座シートに着席し、車椅子動
作介助の1例の断面図
【図10】前記介助装置の足を床に置いて立ち上がり動
作介助の1例の側面図
【図11】前記介助装置による歩行移動動作介助の1例
の側面図
【図12】前記介助装置にスリングを使用し吊り上げ動
作介助の1例の側面図
【図13】前記介助装置のフレーム伸縮構造一例の説明
【図14】前記介助装置のキャリア支柱回転台一例の説
明図
【図15】前記介助装置の支持部と回転台、倒れ止めガ
イドの一例の説明図
【図16】前記介助装置の動作意思認識装置一例の説明
【図17】前記介助装置の着座シートの跳ね上げ機構の
説明図
【図18】前記介助装置のリモート運転装置一例の説明
【符号の説明】
1……フレーム 2……駆動車輪 3
……ハンドリム 4……キャスター 5……キャリア支柱 6
……支柱回転台 7……キャリア支柱 8……電動シリンダー 9
……キャリアアーム 10……電動シリンダー 11……キャリアアーム回転
部 12……支持部 13……支持部回転台 14
……左倒れ止めガイド 15……右倒れ止めガイド 16……足載台 17
……着座シート 18……右モーションガイド第1アーム 19……右モーションガイド第2アーム 20……右モーションガイドハンド 21……左モーションガイド第1アーム 22……左モーションガイド第2アーム 23……左モーションガイドハンド 24……介護者用車椅子把手 25……ベッド 26
……スリング 27……駆動車輪電動駆動部 28……電動シリンダー
ケース 29……電動シリンダー伸縮ロット 30……駆動部
31……モーター 32……支柱フランジ 33……ベアリング 3
4……ダブルナット 35……モーター 36……回転ベース 37……支
持部支持台 38、39……中間ガイド 40……モーター
41……駆動ローラ 42……駆動モーター 43、44……ワイヤー 45……ワイヤープーリー 46……スプリング 4
7……ガイドローラ 48……スポンジ 49……把手 50……支
点軸 51、52……スプリング 53、54……スプ
リング止 55、56……ラック&ギヤ 57、58……ポテ
ンーショメータ 59……軸 60……駆動モーター 61、6
2、63……プーリー 64……ワイヤー 65、66……ワイヤー固定位置 67……遠隔操作スイッチ 68、69……
赤外線受発光部 70……CCDカメラ 71……制御部 7
2……介助支援装置 73、74……駆動車輪駆動部 75……カラーテー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要介護者や要介助者のベッドなど寝具面
    や床面・畳、椅子、車椅子、トイレ、浴槽等からの立ち
    上がり、移動、移乗動作を介護・介助支援する装置にお
    いて、少なくとも駆動車輪、キャスター、着座シートを
    組み込んだ移動可能なフレーム構造とキャリアアーム機
    構、およびキャリアアームの先端に組み込まれた支持部
    機構、およびフレーム上にキャリアアームを付加する構
    造、および足載台から構成されていることを特徴とする
    介助支援装置。
  2. 【請求項2】 要介護者や要介助者の倒れ防止ガイド機
    構、および支持部回転台機構、および水平に回転可能な
    足載台を具備していることを特徴とする請求項1記載の
    介助支援装置。
  3. 【請求項3】 介護用具の着座サドルやスリングが支持
    部に装着できる構造を具備していることを特徴とする請
    求項1乃至2記載の介助支援装置。
  4. 【請求項4】 本介助支援装置には、少なくともフレー
    ムの前端に倒れ防止機構を具備していることを特徴とす
    る請求項1乃至3記載の介助支援装置。
  5. 【請求項5】 移動動作する駆動車輪、キャリアアー
    ム、支持部回転台、フレーム上のキャリアアームを取り
    つける構造、倒れ防止ガイド、回転足載台、フレーム前
    端の倒れ止め機構等の各機構は手動駆動機構または電動
    駆動機構を具備していることを特徴とする請求項1乃至
    4記載の介助支援装置。
  6. 【請求項6】 移動動作する駆動車輪、キャリアアー
    ム、支持部回転機構、フレーム上のキャリアアームを取
    りつける構造、回転足載台の駆動力に補助力を与えるパ
    ワーアシスト機構と動作意思および前記補助力を検出す
    るセンサを具備していることを特徴とする請求項1乃至
    5記載の介助支援装置。
  7. 【請求項7】 立ち上がりや移乗、歩行等の動作補助や
    体勢のバランスの崩れを防止するモーションガイド機構
    と前記動作の変化を検出するセンサを具備していること
    を特徴とする請求項1乃至6記載の介助支援装置。
  8. 【請求項8】 遠隔操作機構と自動移動機構および制御
    部を具備していること特徴とする請求項1乃至7記載の
    介助支援装置
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