JP2001103839A - 瓶栽培の茸の収穫と包装装置 - Google Patents

瓶栽培の茸の収穫と包装装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 瓶栽培の茸の収穫と包装作業は、これまで鋏
か包丁による手作業であり、省力化のできる機械装置に
見るべきものがなかった、一方経営規模の拡大に伴って
も作業員の雇用が儘ならず、品質の優れた茸を市場に出
荷するとなると、茸生産農家にとっては収穫時期に、厳
しい労働を強いられているものであった。 【解決手段】 収穫適期の茸栽培瓶を作業者が機械工程
の1サイクル毎に一本づつ瓶搬送装置に供給すれば、瓶
は挟持された儘横移動し、停止位置で茸集束装置が動作
して茸を立ち揃えて集束すると、切断装置が動作して瓶
の口際で茸を切断する。切断された茸は集束状態の儘刃
物に積載しており、瓶搬送装置が戻り、途中で空瓶を空
瓶排出コンベァに落とし込み機外に排出する。そこで刃
物の裏面に容器が搬送されると、刃物が後退し上方から
払出し装置の碗体が降下して、切断された茸を容器内に
押し込む。容器は降下して容器排出コンベァに載置させ
て機外に送り出す。この時点で各部の駆動装置は原位置
に復帰して1サイクルを完了し、次の茸栽培瓶の供給を
可能にした瓶栽培の茸の収穫と包装装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は茸を瓶を用いて栽培し、
収穫適期まで成長させた茸栽培瓶を瓶挟持杆の間に供給
するだけで以後自動搬送され、瓶の口元より上に生えて
いる茸を切り取った後、切り取った茸を容器に投入し、
容器を搬出する迄の一連の作業工程を、1台の機械装置
で行うように成した茸の収穫と包装装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の瓶栽培の茸の収穫作業は、鋏か包
丁に依る手作業であり、また包装も個々の容器に手作業
で分配しなければならなかった、従って数多くの量を出
荷するとなると、作業員を臨時に雇わなければならな
い、作業員の雇用が儘ならず収穫適期を遅らせば茸の傘
が開き過ぎ、商品価値を低下させてしまう。また市場出
荷時刻の関係で早朝からの作業に従事可能な作業員を集
めることは困難な時代になっており、さりとて前日から
の収穫では鮮度の点で問題を生じるものである。
【0003】従来の茸栽培は農家の副業的な片手間で出
来る栽培規模であったが、米を取り巻く事情の悪化と、
茸栽培施設の近代化に伴い、投資する設備費用から試算
して経営規模の拡大を余儀なくされており、従って一農
家の収穫量も増大している。
【0004】茸栽培資材の流通や、栽培床を作るための
瓶詰作業の機械化及び、栽培環境の湿度と温度の空調の
自動化等は進歩し、省力化が進んでいるから経営規模の
拡大に対しても対処できるものであるが、収入源となる
収穫に際しては旧態以前の作業から脱皮できないという
難しい問題点を抱えているものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、収穫適期まで
茸を生育した茸栽培瓶を作業し易い高さの供給台に多数
並べ、作業者が機械工程の適正時を見計らい茸栽培瓶を
一本づつ瓶搬送装置の挟持指間に供給すれば。瓶は挟持
された儘横移動して停止すると、この瓶の口の上方位置
の前後に配設した、茸集束装置と茸払出し装置の碗体が
降下し指定位置で停止して、集束装置の囲枠体が動作し
て茸の周囲を包囲しながら若干引き上げてから、瓶の口
の少し上を狙って刃物が突出し、茸を切断して刃物は突
出した儘一時的に停止する。切断された茸は停止してい
る刃物の上面に、囲枠体によって囲われた状態の儘積載
している間に。空瓶は挟持された儘で戻りの横移動を行
うが、その戻りの途中で瓶の挟持が解かれて、下方の空
瓶排出用コンベアに落とされる。従って刃物の下方は空
間となり、そこで容器搬送装置が動作して、容器を刃物
の下方に縦移動し、最前まで停止していた茸栽培瓶の中
心付近と、移動される容器の中心部が一致する位置まで
搬送されて、容器搬送装置の縦移動が停止する。容器は
下方より押し上げられ、刃物の裏面に近づけて停止させ
ると、刃物は後退し、刃物が現位置に復帰すれば。それ
まで途中で停止していた払出し装置の碗体が降下を再開
し、碗体によって切断された茸を容器に押し込む。茸の
入った容器は降下して、容器排出コンベァに載置されて
運び出される。こうした一連の定められた動作を制御装
置によって各段階を逐次自動的に行うように成した瓶栽
培の茸の収穫と包装装置を提供する。
【0006】
【発明の構成】本発明の一実施例を示す図面を参照して
説明する、図1は特に茸集束装置を明示した瓶栽培の茸
の収穫と包装装置の平面図、図2は図1の茸集束装置よ
り下方の容器搬送装置を明示した平面図、図3は特に空
瓶排出装置を明示した瓶栽培の茸の収穫と包装装置の右
側面図、図4は図3より手前の容器排出装置を明示した
右側面図、図5は正面図、図6は背面図である。Aは栽
培瓶の手動供給を容易にするための茸栽培瓶Vの供給台
であり、瓶の太さは略々一定しているが、瓶の高さは製
造所によって異なるものであるから、供給台Aの高さを
変更できるように成してある、Bは瓶搬送装置で、ロッ
ドレスシリンダ1bの出力軸に止着した駆動金具2bの
表面の左側に固定の挟持指3bと右側に開閉可能の挟持
指4bを設け、駆動金具2bの裏面に挟持指4bを開閉
するシリンダ5bを設けてある。Cは空瓶排出用のコン
ベァで巻掛されたベルト1cと固定のガイド2cを備
え、茸栽培瓶の供給台Aの近くに並設する。Dは容器搬
送装置で、瓶搬送装置Bのシリンダ1bの駆動方向と直
交する方向に駆動する、ロッドレスシリンダ1dを備
え、このシリンダ1dの出力軸に止着したL字金具2d
に上下駆動シリンダ3dを立設し、このシリンダ3dの
ロッドに設けたT字金具4dの上部にはU字状の容器受
杆5dを、下部にはバキュウム6dを立設する。容器搬
送装置Dのロッドレスシリンダ1dの始点位置におけ
る、容器受杆5dの上方に容器Tを積み重ねて係止する
容器マガジンMを配設する。またロッドレスシリンダ1
dの終点時の容器受杆5dの下方には、容器排出コンベ
ァEを設け、このコンベァEの底部には容器Tの底を受
ける細幅の搬出ベルト1eを2本平行状に掛け渡してあ
り、この搬出ベルト1eの上方の左右には容器案内杆2
eを並設してある。茸栽培瓶Vの進行方向の右延長線上
に、茸切断装置Kのロッドレスシリンダ1kを配設し、
このシリンダ1kの出力軸に止着したC字金具2kに倒
立状にモーター3kを止着し、このモーター3kの回転
軸端に設けた偏芯体4kを刃物5kの柄6kの末端の偏
芯輪7kに嵌入してある、8kは刃物5kの中間支点で
ある。茸栽培瓶Vの搬送終点の直上には払出し装置Fを
設け、ロッドを上下するようになした2段モーションシ
リンダ1fを架台Pに突設し、ロッドの先端には碗体2
fを螺着する。架台Pと茸切断装置Kとの中程の高さ
に、払出し装置Fの碗体2fを挟むように配置して茸集
束装置Gを吊着する、即ち茸集束装置Gは架台P上面に
止着したデュアルシリンダ2gのガイド棒3g、3gの
下端に固着した枠体1gに装着されており、枠体1gに
架設したロッド棒4gを抱持して対向して設けた直動軸
受5g、5gに止着した箱枠6g、6gの対向面に夫々
上には囲枠体用シリンダ7g、7gをこの下にはスカー
ト用シリンダ8g、8gを設け、(図1の手前側と、図
3、図4の左側の箱枠には囲枠体用シリンダ7g、7g
の記載を省略している)各シリンダの内方には囲枠体用
シリンダ7g、7gによって縮開する囲枠体9g、9g
を配設し、スカート用シリンダ8g、8gによって縮開
するスカート▲10▼g、▲10▼gを囲枠体9g、9
gの下部に接合した瓶栽培の茸の収穫と包装装置を提供
する。
【0007】
【作用】茸の収穫適期は非常に短く、一日収穫を遅らせ
ただけで商品価値を失わせてしまう程に、成長し出し始
めてから急激に成長が加速されるものである、従ってそ
の時期になると、収穫作業として連日数百本の瓶を処理
しなければならないものである。屋内の栽培棚より適宜
の量づつ運びだし、茸栽培瓶の供給台Aに載置する、機
械に携わる作業者は茸栽培瓶Vを供給台Aに擦るように
して、瓶搬送装置Bの固定の挟持指3bの内方に瓶Vを
供給すると、センサーが茸栽培瓶Vを感知してシリンダ
5bを駆動する電磁弁(図示しない)に制御装置(図示
しない)を介して信号を送ると、シリンダ5bのロッド
が突出して挟持指4bを閉じ、茸栽培瓶Vは挟持指3
b、4bによって挟持される。シリンダ5bのロッドの
突出完了と同時に信号を発すると、制御装置はロッドレ
スシリンダ1bを駆動させる電磁弁に信号を伝えて電力
を送ると、電磁弁からロッドレスシリンダ1bに圧縮空
気が送られて、挟持されている茸栽培瓶Vは右方に送ら
れ、ロッドレスシリンダ1bのストローク限度で停止す
る。
【0008】この時点で茸栽培瓶Vの終点の停止位置の
上方に配設した、払出し装置Fの2段モーションシリン
ダ1fと茸集束装置Gのデュアルシリンダ2gが動作す
る。即ちロッドレスシリンダ1bのストローク限度まで
内部のピストンが移動すると、このシリンダ1bに設け
てあるセンサーが信号を制御装置に送ると、制御装置か
ら2段モーションシリンダ1fの上の1段側と、茸集束
装置Gの枠体1gを上下させるデュアルシリンダ2gに
圧縮空気を送る電磁弁に動作指令の信号を発信する。こ
の信号によって2段モーションシリンダ1fのロッド先
端に螺着した碗体2fの一回目の降下と、デュアルシリ
ンダ2gのロッドの全没入によって茸集束装置Gの枠体
1gとが同時に降下する。
【0009】デュアルシリンダ2gのロッドの全没入ス
トローク限度で、デュアルシリンダ2gに設けてあるセ
ンサーの信号によって、枠体1gに架設したロッド棒4
gを抱持している直動軸受5g、5gは中央部に向かっ
て互いに接近し所定の間隔を保って停止する、この直動
軸受5g、5gの下面には夫々箱枠6g、6gが止着さ
れており、この箱枠6g、6gの下部には夫々下縁にス
カート▲10▼g、▲10▼gを備えた囲枠体9g、9
gが配設してあって、夫々の箱枠6g、6gの対向する
端面には上に囲枠体用シリンダ7g、7gを、下にスカ
ート用シリンダ8g、8gを上下に並設させてあるもの
で、前記直動軸受5g、5gの停止信号の情報が制御装
置に入力されると、制御装置から囲枠体用シリンダ7
g、7gとスカート用シリンダ8g、8gを動作させる
電磁弁を励磁させる信号を出力する。これによって囲枠
体用のシリンダ7g、7gのロッドとスカート用シリン
ダ8g、8gのロッドは同時に突出し、先に搬送されて
停止している茸栽培瓶Vの首部分から上を両側の囲枠体
9g、9gで円弧状に縮めると同時に、スカート▲10
▼g、▲10▼gは更に縮めるからスカートは漏斗状の
形となり、茸栽培瓶Vの口元から横に寝た状態で生えて
いる茸を引き起こすような作用を行うが、これだけでは
引き起こし不充分であるから、デュアルシリンダ2gの
ロッドを再度中間位置まで突出させると、漏斗状に絞り
込んだスカートの裾が上昇することによって、全部の茸
は栽培瓶の口より上に立ち上がった姿態に整えられる。
【0010】絞り込まれた儘のスカート▲10▼g、▲
10▼gの裾が茸栽培瓶Vの口よりやや上方に引き上げ
られた時点で、デュアルシリンダ2gの中間センサーが
働き、このセンサーの信号によってデュアルシリンダ2
gのロッドの出が停止すると同時に、茸切断装置Kのロ
ッドレスシリンダ1kを駆動させる。ロッドレスシリン
ダ1kの駆動軸に止着したC字金具2kに、中間支点8
kによって支持されている刃物5kは横移動する途中か
ら、C字金具2kに止着したモーター3kによって、水
平状の細かな振動を与えられながら瓶Vの口とスカート
▲10▼g、▲10▼gの裾の間の茸の柄に向かって進
行し茸を切断してから刃物の移動と振動を停止する。
【0011】茸の切断後刃物5kは突出状態のまま停止
させて置く、刃物を移動したロッドレスシリンダ1kの
突出ストローク限度で、このシリンダ1kに設けてある
センサーの信号によって、制御装置を介した出力信号は
再び瓶搬送装置Bのロッドレスシリンダ1bの電磁弁を
励磁させる媒体を行い、ロッドレスシリンダ1bは空瓶
を挟持した状態で戻る。戻り径路途中でセンサーが働
き、指定位置でシリンダ5bが動作し、挟持指4bを開
いて空瓶を空瓶排出用コンベァCのベルト1cに落とし
込み、ロッドレスシリンダ1bは継続して戻り動作を続
けるから、出力軸に設けた駆動金具2bは原位置に復帰
する。
【0012】ロッドレスシリンダ1bの原位置復帰の信
号は制御装置を介して容器搬送装置Dを動作させる電磁
弁に伝えられる。容器搬送装置Dは原位置において、予
め容器搬送装置Dのロッドレスシリンダ1dの出力軸に
止着したL字金具2dに立設した上下駆動シリンダ3d
のロッドを突出させ、このロッドに止着したT字金具4
dに設けたバキュウム6dによって、マガジンM内に重
ねて緩嵌されている下端の容器Tを吸着し、バキュウム
6dの上部のU字状の容器受杆5dに保持された状態で
待機しているものであるから、ロッドレスシリンダ1d
のストローク終点では容器Tは切断された茸の真下に搬
送される。
【0013】ここで容器Tは上下駆動シリンダ3dの上
昇によって、刃物5kの裏面に接近して停止する。この
とき発信した信号によって、刃物5kは振動しながら戻
るので茸が刃物に付着する事なく、刃物5kは原位置に
復帰し、復帰と同時に出した信号によって、2段モーシ
ョンシリンダ1fの1段目の降下だけで、待機していた
碗体2fの降下と同時に、茸集束装置Gの枠体1gも降
下し、またスカート用シリンダ8g、8gのロッドが戻
り、スカート▲10▼g、▲10▼gの裾を広げながら
降下してスカート▲10▼g、▲10▼gは容器Tの口
より少し深く入り込む。碗体2fの降下するストローク
が長いので、切断された茸は碗体2fによって周辺に飛
散させる事なく容器T内に押し込まれる。
【0014】碗体2fはストローク限度まで降下すると
センサーが感知し、碗体2fは復帰動作を開始する。こ
の動作を指令する制御装置は茸集束装置Gに対しても、
同時に原位置復帰の指令を夫々の電磁弁に伝える。茸集
束装置Gの原位置復帰が完了すると、その指令によって
容器搬送装置Dの上下駆動シリンダ3dのロッドが戻
り、このロッドに止着したT字金具4dに立設するバキ
ュウム6dも降下する、従ってバキュウムに吸着されて
いる容器Tも降下するが、降下の時点ではバキュウムの
吸着も解除されており、容器TはU字状の容器受杆5d
に保持されているだけであるから、容器Tが降下すると
下方に配設した容器排出コンベァEに巻掛けされている
二本のベルト1e、1eに容器が乗り、機外に搬送され
るようになされている。上下駆動シリンダ3dのロッド
が原位置に戻ると信号を発し、この信号によってロッド
レスシリンダ1dの出力軸は原位置に戻り、本発明の機
械装置の1サイクルが完了し、次の二番目の茸栽培瓶V
が供給されるのを待っている。
【0015】
【実施例】本発明の各駆動装置に使用した数多くのシリ
ンダの中に、モーターを代替しても機能上同一に扱い得
るものであれば、モーターを使用することにやぶさかで
ない。また、容器排出コンベァの先に延長するように、
多数の自転コロを軸架したコンベァを配設し、排出され
る容器を転倒させることも無く、一時プールさせ手作業
によるラップか蓋による封印作業を行うことも当然考え
られる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上詳細に説明したところか
ら明らかなように、茸栽培瓶を作業者が供給するだけ
で、瓶から切断された茸が容器に投入されて排出され
る、という一連の動作が一人の作業員でできる機械装置
であるから、省人効果が絶大である。また、瓶の口縁に
もたれ掛かっている茸を引き起こし、集束状に囲った状
態で茸を切断するように成したものであるから、茸の飛
散も少ないばかりか、未切断の茸とか傘切断の茸も減少
する。また、刃物を振動させながら、切断と刃物の後退
を行うように成したものであるから、茸の柄の切断面は
潰れた状態とならぬばかりか、ナメコのような粘液によ
って刃物に付着して運び出すということも無くなるの
で、本発明によれば既述した従来の問題点は良好に解決
できる。
【図面の簡単な説明】
〔図1〕は本発明の一実施例の瓶栽培の茸の収穫と包装
装置の全体の平面図、〔図2〕は図1の茸集束装置より
下方を明示した平面図、〔図3〕は空瓶排出装置を明示
した右側面図、〔図4〕は図3より手前の容器排出コン
ベァを明示した右側面図、〔図5〕は正面図、〔図6〕
は背面図である。
【符号の説明】
A…茸栽培瓶の供給台、B…瓶搬送装置、1b…ロッド
レスシリンダ、2b…駆動金具、3b…固定の挟持指、
4b…開閉可能の挟持指、5b…シリンダ、C…空瓶排
出用のコンベァ、1c…ベルト、2c…固定ガイド、D
…容器搬送装置、1d…ロッドレスシリンダ、2d…L
字金具、3d…上下駆動シリンダ、4d…T字金具、5
d…U字状の容器受杆、6d…バキュウム、E…容器排
出コンベァ、1e…搬出ベルト、2e…容器案内杆、F
…払出し装置、1f…2段モーションシリンダ、2f…
碗体、G…茸集束装置、1g…枠体、2g…デュアルシ
リンダ、3g…ガイド棒、4g…ロッド棒、5g…直動
軸受、6g…箱枠、7g…囲枠体用シリンダ、8g…ス
カート用シリンダ、9g…囲枠体、▲10▼g…スカー
ト、K…茸切断装置、1k…ロッドレスシリンダ、2k
…C字金具、3k…モーター、4k…偏芯体、5k…刃
物、6k…刃物の柄、7k…偏芯輪、8k…刃物の中間
支点、M…容器マガジン、P…架台、T…容器、V…茸
栽培瓶。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横移動を行う茸栽培瓶の中心と縦移動を
    行う容器の中心の交点位置を夫々の搬送装置の終点と
    し、この両搬送装置の横移動には瓶搬送装置を、縦移動
    には容器搬送装置を設ける。前記交点の上方には上下運
    動を行う茸払出し装置と、この払出し装置の上下の線に
    対して直交状に設けた囲枠体を水平方向に縮開するとと
    もに、上下運動も行う茸集束装置を設け、この茸集束装
    置の降下時に茸集束装置の囲枠体に設けたスカートの下
    縁の下を横断して刃物が水平横移動する茸切断装置を設
    けたことを特徴とする瓶栽培の茸の収穫と包装装置。
  2. 【請求項2】 瓶を挟持した儘の状態で茸の切断終了後
    に瓶搬送装置が原位置に復帰し、その途中において、空
    瓶の挟持を解いて瓶を瓶搬送装置から離脱するようにな
    し、瓶搬送装置が原位置に復帰した後に、容器搬送装置
    の縦移動を行うようにしてなる、請求項1記載の瓶栽培
    の茸の収穫と包装装置。
  3. 【請求項3】 茸集束装置と茸払出し装置の碗体を降下
    して一時停止し、茸の集束後に、茸集束装置を所定の高
    さに上昇させて後、茸の切断を行い、茸の切断終了時点
    で突出した刃物はそのまま突出状態を保持し、容器搬送
    装置の移動終点において容器を刃物の下面近く迄上昇さ
    せてから刃物を後退させ、その後、再度前記碗体を降下
    させて切断された茸を容器に押し込むようにしてなる、
    請求項1記載の瓶栽培の茸の収穫と包装装置。
  4. 【請求項4】 容器搬送装置の容器保持部の始点上方に
    は容器マガジンを設け、積み重ねた容器の下から容器保
    持部が一往復毎に容器を取り出すように成し、また容器
    保持部の終点の下方には容器排出コンベァを設けてな
    る、請求項1記載の瓶栽培の茸の収穫と包装装置。
  5. 【請求項5】 瓶搬送装置の始点の瓶挟持杆に対向し
    て、茸栽培瓶の供給台と、瓶挟持杆の現位置より離れた
    途中の空瓶の落下地点の下方に、空瓶排出用のコンベァ
    を設けてなる、請求項1記載の瓶栽培の茸の収穫と包装
    装置。
  6. 【請求項6】 茸切断装置には刃物の移動時に、刃物を
    水平方向に振動させるように成した、請求項1記載の瓶
    栽培の茸の収穫と包装装置。
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