JP2575018Y2 - 栽培茸採取装置 - Google Patents
栽培茸採取装置Info
- Publication number
- JP2575018Y2 JP2575018Y2 JP1992075902U JP7590292U JP2575018Y2 JP 2575018 Y2 JP2575018 Y2 JP 2575018Y2 JP 1992075902 U JP1992075902 U JP 1992075902U JP 7590292 U JP7590292 U JP 7590292U JP 2575018 Y2 JP2575018 Y2 JP 2575018Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- bottles
- plate
- mouth
- mushroom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、培養基を充填したボ
トル中で栽培したエノキ茸、シイ茸、シメジ等の茸を、
ボトルから取出すと共に、使用済ボトルをコンテナに整
然と回収して送り出す栽培茸採取装置に関する。
トル中で栽培したエノキ茸、シイ茸、シメジ等の茸を、
ボトルから取出すと共に、使用済ボトルをコンテナに整
然と回収して送り出す栽培茸採取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エノキ茸、シイ茸、シメジ等の茸をボト
ル中で人工栽培することが広く行なわれている。この茸
栽培は、多数のボトルを使用して行なわれるため、生育
した茸の採取及び使用済ボトルの回収を能率よく行なう
ことが必要である。そのために実開昭61−50561
号、実開平3−61847号、実開平4−12826
号、特開平3−94614号各公報等に記載されている
ように、多くの装置が考案されている。
ル中で人工栽培することが広く行なわれている。この茸
栽培は、多数のボトルを使用して行なわれるため、生育
した茸の採取及び使用済ボトルの回収を能率よく行なう
ことが必要である。そのために実開昭61−50561
号、実開平3−61847号、実開平4−12826
号、特開平3−94614号各公報等に記載されている
ように、多くの装置が考案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来考
えられた装置は、何れも一長一短があり、多数の栽培ボ
トルから茸を採取し、使用済ボトルの処理を整然と能率
よく行なうには不十分なものであった。
えられた装置は、何れも一長一短があり、多数の栽培ボ
トルから茸を採取し、使用済ボトルの処理を整然と能率
よく行なうには不十分なものであった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】この考案は、複数の切込み
及び挟持具を備えた回転板に接続される入口コンベヤを
設け、回転板の回転に従ってボトル挟持、ボトル口部か
らの茸の根の抜き出し、根の切断、残った根の一部で結
束された茸の取出し及び使用済ボトルの回収を自動的に
整然と行なわせる装置を一体的に構成することにより上
記課題を解決したものである。
及び挟持具を備えた回転板に接続される入口コンベヤを
設け、回転板の回転に従ってボトル挟持、ボトル口部か
らの茸の根の抜き出し、根の切断、残った根の一部で結
束された茸の取出し及び使用済ボトルの回収を自動的に
整然と行なわせる装置を一体的に構成することにより上
記課題を解決したものである。
【0005】
【作用】上記構成により茸の採取、使用済ボトルの回収
を自動的に能率よく行なわせることができる。
を自動的に能率よく行なわせることができる。
【0006】
【実施例】図1は本考案の栽培茸採取装置の平面図、図
2は図1の下方から見た側面図である。各部の構成、作
用は別個に説明することにして、次に図1、図2により
本考案の装置の構造、作用の概要を説明する。
2は図1の下方から見た側面図である。各部の構成、作
用は別個に説明することにして、次に図1、図2により
本考案の装置の構造、作用の概要を説明する。
【0007】人工栽培した茸は、後述する図5等に示す
ように、おが屑、肥効分溶液を充填したプラスチックの
ボトルの中で成育し、ボトル内に根をからみ合った状態
ではびこらせ、茸37をボトル口部から外に繁茂させた
形となっている。この茸37は、からみ合った根を上部
で切断し、切断された根の上部で結束した状態で採取さ
れる。この際、根の切断面が傾くと商品価値が下るの
で、ボトルの中心口部に直角方向に切断することが望ま
しい。
ように、おが屑、肥効分溶液を充填したプラスチックの
ボトルの中で成育し、ボトル内に根をからみ合った状態
ではびこらせ、茸37をボトル口部から外に繁茂させた
形となっている。この茸37は、からみ合った根を上部
で切断し、切断された根の上部で結束した状態で採取さ
れる。この際、根の切断面が傾くと商品価値が下るの
で、ボトルの中心口部に直角方向に切断することが望ま
しい。
【0008】図1、図2において、1は軸2に取付けら
れてこれを中心としてモータ3で駆動される上部の回転
板である。茸の種類等に対応して回転板1の回転速度を
変えるためには、モータ3は可変速にする。軸2、モー
タ3等は、車35により移動自在な架体36に支持され
ている。回転板1の縁には複数(この実施例では8個)
の切込み4が等間隔で形成されている。切込み4は、栽
培用ボトル5の口部5aをゆるく係合させる大きさと
し、切込み4の位置にボトルの口部を挟持する挟持具6
を設けている。軸2には回転板1の下方で2枚の回転板
1a、1bを取付け、各回転板1a、1bにはボトル5
の胴5bを係合させる切込みをそれぞれ形成する。
れてこれを中心としてモータ3で駆動される上部の回転
板である。茸の種類等に対応して回転板1の回転速度を
変えるためには、モータ3は可変速にする。軸2、モー
タ3等は、車35により移動自在な架体36に支持され
ている。回転板1の縁には複数(この実施例では8個)
の切込み4が等間隔で形成されている。切込み4は、栽
培用ボトル5の口部5aをゆるく係合させる大きさと
し、切込み4の位置にボトルの口部を挟持する挟持具6
を設けている。軸2には回転板1の下方で2枚の回転板
1a、1bを取付け、各回転板1a、1bにはボトル5
の胴5bを係合させる切込みをそれぞれ形成する。
【0009】繁茂した茸37が口部5aから盛り上った
ボトル5を入口コンベヤ7に載せ、ボトル5が入口コン
ベヤ7の末端に来ると、プッシャ8のためボトル5は切
込み4、開いた挟持具6に押込まれ、回転板1等の回転
と共にカムにより挟持具6が閉じられると、口部5aが
挟持される。その後はボトル5は縁に案内板を設けた半
円形の床板25の上を回転板1に押されて滑りながら移
動する。
ボトル5を入口コンベヤ7に載せ、ボトル5が入口コン
ベヤ7の末端に来ると、プッシャ8のためボトル5は切
込み4、開いた挟持具6に押込まれ、回転板1等の回転
と共にカムにより挟持具6が閉じられると、口部5aが
挟持される。その後はボトル5は縁に案内板を設けた半
円形の床板25の上を回転板1に押されて滑りながら移
動する。
【0010】回転板1の回転と共にボトル5が圧迫ロー
ラ9の位置を通るとき、ボトル5の口部5aは向い合っ
た2個のローラ(図1には1個のみ記載)に圧迫されて
口部5aに充満した茸の根と口部5aとの結合がゆるく
なる。
ラ9の位置を通るとき、ボトル5の口部5aは向い合っ
た2個のローラ(図1には1個のみ記載)に圧迫されて
口部5aに充満した茸の根と口部5aとの結合がゆるく
なる。
【0011】ボトル5がガイドステー10の位置を通る
とき、ガイドステー10のためボトル5の肩が下方へ押
され、又、この位置でボトル5を載せた床板25が低く
なるので、ゆるくなった茸の根をボトル5の口部5aか
ら抜け出させながらボトル5が下降する。ボトルの下降
に伴なって挟持具6は、相対的に口部5aの上端に向け
移動して最後には口部5aから抜出した茸の根を挟持す
るようになる。この状態でナイフ11を通るとき回転板
1の下面に沿って根が切断され、根の上部を挟持具6で
挟持された茸37は、回転板1の回転に伴なって出口コ
ンベヤ12の位置に運ばれてこの上に落され、次の処理
工程へ運ばれる。
とき、ガイドステー10のためボトル5の肩が下方へ押
され、又、この位置でボトル5を載せた床板25が低く
なるので、ゆるくなった茸の根をボトル5の口部5aか
ら抜け出させながらボトル5が下降する。ボトルの下降
に伴なって挟持具6は、相対的に口部5aの上端に向け
移動して最後には口部5aから抜出した茸の根を挟持す
るようになる。この状態でナイフ11を通るとき回転板
1の下面に沿って根が切断され、根の上部を挟持具6で
挟持された茸37は、回転板1の回転に伴なって出口コ
ンベヤ12の位置に運ばれてこの上に落され、次の処理
工程へ運ばれる。
【0012】茸37を分離したボトル5は、床板25に
続くシュート13を通って計数箱14に入る。計数箱1
4に所定数(この実施例では4個)のボトルが入ると、
計数箱の底が開いてボトルは下にあるコンテナに入る。
コンテナは、ローラコンベヤ15に載せられており、ボ
トルが4個入ってコンテナの1列が一杯になる毎にコン
テナはボトル1個分ずつ進められて、次のボトル収容に
備える。1個のコンテナがボトルで一杯になると、この
コンテナは、ローラコンベヤ15により運び去られ、新
たな空のコンテナが計数箱14の下に位置する。上記の
各部の構成、作用を更に詳しく説明すると、次の通りで
ある。
続くシュート13を通って計数箱14に入る。計数箱1
4に所定数(この実施例では4個)のボトルが入ると、
計数箱の底が開いてボトルは下にあるコンテナに入る。
コンテナは、ローラコンベヤ15に載せられており、ボ
トルが4個入ってコンテナの1列が一杯になる毎にコン
テナはボトル1個分ずつ進められて、次のボトル収容に
備える。1個のコンテナがボトルで一杯になると、この
コンテナは、ローラコンベヤ15により運び去られ、新
たな空のコンテナが計数箱14の下に位置する。上記の
各部の構成、作用を更に詳しく説明すると、次の通りで
ある。
【0013】(1) 挟持具6の部分(図1、図3、図4)
【0014】図1、図3に示すように、8個の挟持具6
が回転板1の縁に等間隔で設けられている。挟持具6
は、それぞれ軸16、16で回転板1に枢着された2個
の爪片6a、6bより成り、一方の爪片6aの脚6cの
先端にはローラ17(図3には省略)が回転自在に取付
けられて、カム板18(図1)に当接している。脚6c
は回転板1との間に張設したばね19により閉じ方向の
弾力を加えられている。爪片6a、6bは、歯車結合さ
れていて同時に開閉する。これにより挟持具6は、回転
板1の回転と共に所定位置で開閉することになる。
が回転板1の縁に等間隔で設けられている。挟持具6
は、それぞれ軸16、16で回転板1に枢着された2個
の爪片6a、6bより成り、一方の爪片6aの脚6cの
先端にはローラ17(図3には省略)が回転自在に取付
けられて、カム板18(図1)に当接している。脚6c
は回転板1との間に張設したばね19により閉じ方向の
弾力を加えられている。爪片6a、6bは、歯車結合さ
れていて同時に開閉する。これにより挟持具6は、回転
板1の回転と共に所定位置で開閉することになる。
【0015】(2) プッシャ8の部分(図1)
【0016】図1において、入口コンベヤ7から送り込
まれたボトル5がコンベヤ末端部に設けられたガイド板
20に当ると、ガイド板20の孔を通して突出したマイ
クロスイッチ21の触片がボトルに押されてマイクロス
イッチ21が動作し、又回転板1の切込み4、挟持具6
がこのボトルに対向する位置に来ると、回転板1と共に
回転する押圧板22の突起が別のマイクロスイッチ23
を動作させ、両スイッチの信号が合致するとプッシャ8
が働いて押し板24でボトル5を押して横に移動させ、
その口部5aを切込み4、挟持具6に挿入する。ボトル
の胴5bは下方回転板1a、1bの切込みに挿入され
る。回転板1、1a、1bの回転と共にボトル5は口部
5a、胴5bをそれぞれ切込み4等に押され、回転板1
の下に設けられた弧状の床板25に入って滑りながら回
転板1と共に移動する。この移動が始るとローラ17が
カム板18の谷に入り、爪片6aがばね19に引かれて
挟持具6が閉じ、ボトルの口部5aの下方部分が挟持さ
れる。3個の回転板1、1a、1b、挟持具6等の関係
は、図5に略示するようになる。
まれたボトル5がコンベヤ末端部に設けられたガイド板
20に当ると、ガイド板20の孔を通して突出したマイ
クロスイッチ21の触片がボトルに押されてマイクロス
イッチ21が動作し、又回転板1の切込み4、挟持具6
がこのボトルに対向する位置に来ると、回転板1と共に
回転する押圧板22の突起が別のマイクロスイッチ23
を動作させ、両スイッチの信号が合致するとプッシャ8
が働いて押し板24でボトル5を押して横に移動させ、
その口部5aを切込み4、挟持具6に挿入する。ボトル
の胴5bは下方回転板1a、1bの切込みに挿入され
る。回転板1、1a、1bの回転と共にボトル5は口部
5a、胴5bをそれぞれ切込み4等に押され、回転板1
の下に設けられた弧状の床板25に入って滑りながら回
転板1と共に移動する。この移動が始るとローラ17が
カム板18の谷に入り、爪片6aがばね19に引かれて
挟持具6が閉じ、ボトルの口部5aの下方部分が挟持さ
れる。3個の回転板1、1a、1b、挟持具6等の関係
は、図5に略示するようになる。
【0017】(3) 圧迫ローラ9の部分(図1、図6、図
7)
7)
【0018】図6、図7のように、弧状の床板25に沿
って移動して来るボトルの口部5aを、回転板1の上方
で2個(図1には1個のみを示す)の回転自由な圧迫ロ
ーラ9、9により圧迫しボトルの口部5aを少し潰す。
この潰す量は、プラスチック製のボトル5の弾性限内で
済む。これにより口部内側に充満した茸の根はもみほぐ
され、口部内側から離れ易くなる。なお、圧迫ローラ9
とその軸との間に偏心機構を設けて、2個のローラの距
離を調節できるようにすれば、ボトル寸法、材質、茸の
種類等を変えたときに圧迫量を調節することができる。
って移動して来るボトルの口部5aを、回転板1の上方
で2個(図1には1個のみを示す)の回転自由な圧迫ロ
ーラ9、9により圧迫しボトルの口部5aを少し潰す。
この潰す量は、プラスチック製のボトル5の弾性限内で
済む。これにより口部内側に充満した茸の根はもみほぐ
され、口部内側から離れ易くなる。なお、圧迫ローラ9
とその軸との間に偏心機構を設けて、2個のローラの距
離を調節できるようにすれば、ボトル寸法、材質、茸の
種類等を変えたときに圧迫量を調節することができる。
【0019】(4) 床板25の部分(図8)
【0020】圧迫ローラ9を過ぎた付近において、床板
25は、図8のように階段状に低くなっている。そこで
圧迫ローラ9、9でもみほぐされて口部5aが茸の根と
離れ易くなったボトル5(図8のA)は、先ず1段だけ
落ちて図8のBの状態になる。ボトルの口部5aの上端
は小フランジ状になって補強されているので、ボトル落
下の際は、カム板18により挟持具6を少し開かせる。
この落下の際には、茸の茎37aの下部が挟持具6で支
えられるので、茸の根37bがボトルの口部5aから少
し露出し、挟持具6が根37bを抑えるようになる。
25は、図8のように階段状に低くなっている。そこで
圧迫ローラ9、9でもみほぐされて口部5aが茸の根と
離れ易くなったボトル5(図8のA)は、先ず1段だけ
落ちて図8のBの状態になる。ボトルの口部5aの上端
は小フランジ状になって補強されているので、ボトル落
下の際は、カム板18により挟持具6を少し開かせる。
この落下の際には、茸の茎37aの下部が挟持具6で支
えられるので、茸の根37bがボトルの口部5aから少
し露出し、挟持具6が根37bを抑えるようになる。
【0021】(5) ガイドステー10の部分(図1、図
8)
8)
【0022】床板25の階段状部分で1段落ちたボトル
5は、回転板1の回転と共に床板25に沿って設けられ
たガイドステー10の位置に来り、その傾斜した下縁に
肩を押し下げられ、又、更に階段状床板を下に落ちる
(図9のC)。
5は、回転板1の回転と共に床板25に沿って設けられ
たガイドステー10の位置に来り、その傾斜した下縁に
肩を押し下げられ、又、更に階段状床板を下に落ちる
(図9のC)。
【0023】(6) ナイフ11の部分(図1、図8)
【0024】ガイドステー10が終った位置に、ナイフ
11が床板上方、回転板1の下面に突出していて(図
1)、ボトルの口部5aから露出した茸の根37bを回
転板下方において切断する(図8のC)。茸の茎37a
は、根の上部で結束された状態となっている。他の大部
分の根は、ボトルに入っているのでこれが分散して作業
場を汚すことがなく、ボトルと共にシュート13へ送ら
れる。床板25は水平部分を階段状に次第に低くするか
ら、ボトルは直立状態のまま次々に下降することにな
る。床を傾斜させてボトルを下降させると、切口が斜め
になってしまうが、この装置では、根の切断は直立状態
のボトルに直角方向にナイフ11を押込むから、根の切
口が斜めにならないできれいであり、商品価値を落とす
ことがない。
11が床板上方、回転板1の下面に突出していて(図
1)、ボトルの口部5aから露出した茸の根37bを回
転板下方において切断する(図8のC)。茸の茎37a
は、根の上部で結束された状態となっている。他の大部
分の根は、ボトルに入っているのでこれが分散して作業
場を汚すことがなく、ボトルと共にシュート13へ送ら
れる。床板25は水平部分を階段状に次第に低くするか
ら、ボトルは直立状態のまま次々に下降することにな
る。床を傾斜させてボトルを下降させると、切口が斜め
になってしまうが、この装置では、根の切断は直立状態
のボトルに直角方向にナイフ11を押込むから、根の切
口が斜めにならないできれいであり、商品価値を落とす
ことがない。
【0025】(7) ボトル回収部(図9〜図12)
【0026】茸37を切取られた廃培地と根とが入った
使用済ボトルは、シュート13を滑降して計数箱14に
入る。
使用済ボトルは、シュート13を滑降して計数箱14に
入る。
【0027】計数箱14の底は、計数箱14の上部に枢
着された回動壁26の折曲った下辺26aで開閉され
る。回動壁26にはエアシリンダ27が固定されてお
り、これに圧縮空気を送ってロッド27aを突出させる
と、これが計数箱14を押して回動壁26を傾斜させ、
下辺26aで塞いでいた計数箱14の底を開く。又、計
数箱14の上部にはエアシリンダ28を設けて、これに
より押板29を押下げるようにしている。計数箱14の
シュート13と反対の壁部には、マイクロスイッチ30
を設け、計数箱14内に4個のボトルが入ると、このス
イッチの触片が押されて電磁弁を介してエアシリンダ2
7、28に圧縮空気が通される。
着された回動壁26の折曲った下辺26aで開閉され
る。回動壁26にはエアシリンダ27が固定されてお
り、これに圧縮空気を送ってロッド27aを突出させる
と、これが計数箱14を押して回動壁26を傾斜させ、
下辺26aで塞いでいた計数箱14の底を開く。又、計
数箱14の上部にはエアシリンダ28を設けて、これに
より押板29を押下げるようにしている。計数箱14の
シュート13と反対の壁部には、マイクロスイッチ30
を設け、計数箱14内に4個のボトルが入ると、このス
イッチの触片が押されて電磁弁を介してエアシリンダ2
7、28に圧縮空気が通される。
【0028】従って使用済みボトルがシュート13を滑
降して計数箱14に入り、その数が4個になると、マイ
クロスイッチ30が動作してエアシリンダ27、28を
作動させ、計数箱14の底を開くと共に押板29を下降
させて4個のボトル5を一斉に計数箱14から落下させ
る。マイクロスイッチ30、電磁弁を使用する代りに、
マイクロバルブを使用すれば、直接エアシリンダへの圧
縮空気給排を制御できるから、装置を簡略化することが
できる。
降して計数箱14に入り、その数が4個になると、マイ
クロスイッチ30が動作してエアシリンダ27、28を
作動させ、計数箱14の底を開くと共に押板29を下降
させて4個のボトル5を一斉に計数箱14から落下させ
る。マイクロスイッチ30、電磁弁を使用する代りに、
マイクロバルブを使用すれば、直接エアシリンダへの圧
縮空気給排を制御できるから、装置を簡略化することが
できる。
【0029】計数箱14の下には、ローラコンベヤ15
が設けられている。ローラコンベヤ15には、横の列に
4個のボトルを収容する空のコンテナ32が載せられて
いる。このローラコンベヤ15は、ローラ自身がモータ
により回転しコンテナ32を進行させる型のものであ
る。コンテナ32をボトル1個分の長さずつ進行させる
ために、ローラコンベヤ15の下に図12の制御棒33
が設けられている。制御棒33には、ボトル1個分の距
離を置いて横腕33a、33b、33c等が90°ずつ
方向を変えて取付けてあり、駆動機34に通電する毎に
90°ずつ回転させられる。横腕の数は、計数箱14に
入るボトルの縦方向の数(この実施例では4)に等しく
なる。
が設けられている。ローラコンベヤ15には、横の列に
4個のボトルを収容する空のコンテナ32が載せられて
いる。このローラコンベヤ15は、ローラ自身がモータ
により回転しコンテナ32を進行させる型のものであ
る。コンテナ32をボトル1個分の長さずつ進行させる
ために、ローラコンベヤ15の下に図12の制御棒33
が設けられている。制御棒33には、ボトル1個分の距
離を置いて横腕33a、33b、33c等が90°ずつ
方向を変えて取付けてあり、駆動機34に通電する毎に
90°ずつ回転させられる。横腕の数は、計数箱14に
入るボトルの縦方向の数(この実施例では4)に等しく
なる。
【0030】先ず、図12のように、ローラコンベヤ1
5により矢印方向に移動させられるコンテナ32を横腕
33aに当る位置で停止させ、このときコンテナ32の
端部にボトルが入るようにしておく。計数箱14に4個
のボトルが入り、マイクロスイッチ30又はマイクロバ
ルブが動作すると、回動壁の下辺26aが開き、押板2
9が4個のボトルを計数箱14から押出し、コンテナ3
2に入れる。続いて駆動機34により制御棒33が90
°回転し、コンテナ32はローラコンベヤ15に送られ
て、起立した次の横腕33bに当るまで進行し、コンテ
ナ32の空の部分を計数箱14の直下に位置させる。こ
うして順次横列の4個ずつボトルがコンテナ32に入
り、コンテナ32が一杯になると、次に新たな空のコン
テナが計数箱14の下に位置するようになり、使用済ボ
トルで一杯になったコンテナ32は、ローラコンベヤ1
5により運び去られる。
5により矢印方向に移動させられるコンテナ32を横腕
33aに当る位置で停止させ、このときコンテナ32の
端部にボトルが入るようにしておく。計数箱14に4個
のボトルが入り、マイクロスイッチ30又はマイクロバ
ルブが動作すると、回動壁の下辺26aが開き、押板2
9が4個のボトルを計数箱14から押出し、コンテナ3
2に入れる。続いて駆動機34により制御棒33が90
°回転し、コンテナ32はローラコンベヤ15に送られ
て、起立した次の横腕33bに当るまで進行し、コンテ
ナ32の空の部分を計数箱14の直下に位置させる。こ
うして順次横列の4個ずつボトルがコンテナ32に入
り、コンテナ32が一杯になると、次に新たな空のコン
テナが計数箱14の下に位置するようになり、使用済ボ
トルで一杯になったコンテナ32は、ローラコンベヤ1
5により運び去られる。
【0031】
【考案の効果】(1) この栽培茸採取装置は、作業場所に
自由に移動させ、ボトルで栽培された茸を自動的に処理
して、根の一部で結束された茸と、使用済みボトルとを
自動的に能率よく分離して取出すことができる。
自由に移動させ、ボトルで栽培された茸を自動的に処理
して、根の一部で結束された茸と、使用済みボトルとを
自動的に能率よく分離して取出すことができる。
【0032】(2) 入口コンベヤから送り込まれたボトル
の口部を挟持具で挟持し、ガイドステー及び階段状に低
くなる床板通過によりボトルが落ちるに従って挟持部を
移動させ、ボトルの口部圧迫から根切断までを良好に行
なわせられる。
の口部を挟持具で挟持し、ガイドステー及び階段状に低
くなる床板通過によりボトルが落ちるに従って挟持部を
移動させ、ボトルの口部圧迫から根切断までを良好に行
なわせられる。
【0033】(3) ボトルは直立姿勢のまま移動し、根を
切断されるから、切口がボトル口部に直角になり、茸の
商品価値を下げることがない。
切断されるから、切口がボトル口部に直角になり、茸の
商品価値を下げることがない。
【0034】(4) 使用済ボトルの回収を自動的に整然と
行なうことができる。
行なうことができる。
【図1】茸採取装置の平面図。
【図2】茸採取装置の側面図。
【図3】挟持具を取付けた回転板の平面図。
【図4】挟持具の平面図。
【図5】ボトルを支える上下の回転板を示す側面図。
【図6】圧迫ローラ部の平面図。
【図7】圧迫ローラによるボトル圧迫状態を示す側面
図。
図。
【図8】階段状床板を進行するボトルと茸の根の露出、
切断状態を示す平面図。
切断状態を示す平面図。
【図9】使用済ボトルを回収する装置部分の平面図。
【図10】計数箱の図9の右方から見た側面図。
【図11】計数箱の図10の左方から見た側面図。
【図12】制御棒の斜視図。
1、1a、1b 回転板 2 軸 3 モータ 4 切込み 5 ボトル 5a 口部 5b 胴 6 挟持具 6a、6b 爪片 6c 脚 7 入口コンベヤ 8 プッシャ 9 圧迫ローラ 10 ガイドステー 11 ナイフ 12 出口コンベヤ 13 シュート 14 計数箱 15 ローラコンベヤ 16 軸 17 ローラ 18 カム板 19 ばね 20 ガイド板 21 マイクロスイッチ 22 押圧板 23 マイクロスイッチ 24 押し板 25 床板 26 回動壁 26a 下辺 27 エアシリンダ 27a ロッド 28 エアシリンダ 29 押板 30 マイクロスイッチ 32 コンテナ 33 制御棒 33a、33b、33c 横腕 34 駆動機 35 車 36 架体 37 茸 37a 茎 37b 根
Claims (1)
- 【請求項1】 縁に複数の切込みを形成し、これに押込
まれたボトルの口部を挟持する挟持具を各切込み位置に
設けた回転板(1)と、この回転板の縁に向けて茸を栽
培したボトルを送る入口コンベヤ(7)と、開いた挟持
具及び切込みに向けてボトルを押込むプッシャ(8)
と、回転板の回転と共にカム板に制御されて開閉する挟
持具に挟持されて床板上を移動するボトルの口部を圧迫
する圧迫ローラ(9)と、床板が階段状に低くなる位置
において移動するボトルの肩を押下げるガイドステー
(10)と、ボトルから抜け出て挟持具に挟持された茸
の根を切断するナイフ(11)と、使用済ボトルを滑降
させるシュート(13)と、開いた挟持具から茸を受取
る出口コンベヤ(12)と、シュートから送られて来る
ボトルを一定数ずつコンテナへ落させる計数箱(14)
と、計数箱から一定数ずつ落下するボトルを順次コンテ
ナに収納して移送するローラコンベヤとから成る栽培茸
採取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992075902U JP2575018Y2 (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 栽培茸採取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992075902U JP2575018Y2 (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 栽培茸採取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0633435U JPH0633435U (ja) | 1994-05-06 |
JP2575018Y2 true JP2575018Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=13589737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992075902U Expired - Lifetime JP2575018Y2 (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 栽培茸採取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575018Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210000037A (ko) * | 2019-06-24 | 2021-01-04 | 장태호 | 버섯 재배용 버섯촉 제거장치 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4518628B2 (ja) * | 2000-06-13 | 2010-08-04 | 有限会社新潟システム制御 | 栽培茸採取方法及びその装置 |
JP6148694B2 (ja) * | 2015-04-27 | 2017-06-14 | 有限会社新潟システム制御 | 茸収穫機 |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP1992075902U patent/JP2575018Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210000037A (ko) * | 2019-06-24 | 2021-01-04 | 장태호 | 버섯 재배용 버섯촉 제거장치 |
KR102242911B1 (ko) | 2019-06-24 | 2021-04-20 | 장태호 | 버섯 재배용 버섯촉 제거장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0633435U (ja) | 1994-05-06 |
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