JPH09298923A - 野菜類の収穫・計量・袋詰め装置 - Google Patents

野菜類の収穫・計量・袋詰め装置

Info

Publication number
JPH09298923A
JPH09298923A JP14846796A JP14846796A JPH09298923A JP H09298923 A JPH09298923 A JP H09298923A JP 14846796 A JP14846796 A JP 14846796A JP 14846796 A JP14846796 A JP 14846796A JP H09298923 A JPH09298923 A JP H09298923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vegetables
weighing
harvesting
cultivating
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14846796A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Sekiyama
哲雄 関山
Kazuyoshi Kosakai
一嘉 小酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Research Institute of Electric Power Industry
Original Assignee
Central Research Institute of Electric Power Industry
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Research Institute of Electric Power Industry filed Critical Central Research Institute of Electric Power Industry
Priority to JP14846796A priority Critical patent/JPH09298923A/ja
Publication of JPH09298923A publication Critical patent/JPH09298923A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Packaging Of Special Articles (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 野菜類の収穫・計量・袋詰め装置を提供す
る。 【解決手段】 2本の栽培支柱19の間に挟持させた発泡
プラスチック等の人工培地に野菜等の栽培植物を成育さ
せる可動式栽培装置で野菜類等を栽培させた該栽培装置
を所定の状態にセットする収穫台と、該収穫台にセット
された前記栽培装置の栽培支柱に沿って走行して2本の
栽培支柱の間から出ている栽培植物の基部を切断するた
めの切断手段を備えた切断装置と、根部を切断した野菜
類を、並べて調整、選別した後、野菜類を計量・袋詰め
装置に搬送するためのベルトコンベア6を備えたことを
特徴とする野菜類の収穫・計量・袋詰め装置。 【効果】 野菜類の収穫、包装等が自動化でき、省力化
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、栽培された野菜類
を機械により収穫,計量して定量ごとに袋詰めする作業
機械に係り、特にこれら一連の作業の省力化,効率化は
野菜生産工場の高生産性の特徴を活かす上で必要とされ
ていた。
【0002】
【従来の技術】本発明は、特開昭4−183336号公
報(「植物栽培方法およびその装置」)に記載された栽
培装置において栽培した野菜類の収穫・計量・袋詰めを
行うことを目的としており、今までに類似の方法は知ら
れていない。野菜類の袋詰め装置としては、収穫,調整
した野菜を手でセットして包装する機械は商品として市
販されているが、連続的に処理できる装置は知られてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】野菜類の収穫に関する
従来技術は、一般的な畑で栽培されたものの収穫に関す
るもので、野菜類を工場的に生産する施設に適用できる
ものは見当らない。その理由としては、畑で栽培された
野菜類の多くはその大きさに差があり過ぎるため一様に
処理できないという問題がある。一方、大規模な温室等
の工場的に生産する施設で栽培する野菜類の多くは、サ
ラダナとかホウレソソウなど比較的軟弱な野菜を対象と
しており、栽培方式の多くは畑での栽培が温室内に移動
した形式のものなので、収穫時における機械的な傷みが
生じやすい上に大きさの選別や子葉の撤去などの調整作
業が困難なことがあげられる。また、野菜の種類は多
く、季節によって栽培する野菜を変えることが通常であ
り、異なる形態の野菜の収穫,計量,袋詰めを単一の装
置でできるようにする課題があった。
【0004】本発明の目的は、栽培装置の構造により規
則的に成育した野菜類の収穫を機械化し、選別,調整後
は人手を要しないで袋詰めまで行えるようにすることに
ある。また、対象可能な野菜は、ホウレンソウ,コマツ
ナ,シュンギク,リーフレタス,チンゲンサイ,ラディ
シュなどで、現在、野菜類を工場的に生産する施設(以
下、野菜工場という)で栽培されている多くの野菜に適
用できる収穫処理装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】野菜工場で生産した野菜
の収穫は、従来、せん定バサミとか包丁が使用され、あ
わせて選別,調整(枯葉とか子葉の撤去),計量ならび
に袋詰め作業は多くの場合手作業として行われ、収穫か
ら袋詰めまでの労働時間は全労働時間の半数以上を占め
ている。そのような状況のなかで、省力化を図るため、
収穫と袋詰めについては、特定の野菜を対象とした機械
が部分的に使用されている。収穫から袋詰めまでの作業
の機械化のためには、比較的軟弱な茎または根をつぶさ
ないで切断すること、切断部位を揃えること、切断後出
荷対照となる野菜の選別と調整,計量器への送り込みな
らびに様々な形態の野菜の袋詰め方法が課題となる。
【0006】本出願人が先に提案した上記特開昭4−1
83336号公報に記載の可動式栽培装置は、図4およ
び図5に示すもので、長方形のプラスチックフィルム等
のシート20を幅方向に二つ折りし、その合わせ目内に
発泡プラスチック等の人工培地25を配置して、該シー
ト20の合わせ目を2本の栽培支柱19で固定してなる
もので、人工培地25に播種して野菜類を成育させるも
のである。使用に際しては、図4に示すように栽培装置
18を栽培架台17に傾斜させて掛け渡し、上方の培養
液供給樋17aから培養液を樋状のシート(栽培チュー
ブ)20内に供給し、下方の培養液受け用の樋17bで
受けて培養液を循環させる。
【0007】この可動式培養装置18は、装置の単位が
あまり大きくないので栽培植物の成育にしたがって野菜
工場内を移動させることができること、成育する植物の
大きさがほぼ同じとなること等の利点を有するが、更に
好ましいことは2本の栽培支柱19と19の間に栽培植
物の茎部が挟まれた状態で成育していることである。本
発明の収穫装置はこの点に着目して完成されたものであ
る。
【0008】本発明の野菜類等の収穫装置は、2本の栽
培支柱の間に挟持させた発泡プラスチック等の人工培地
に野菜等の栽培植物を成育させる可動式栽培装置で野菜
類等を栽培させた該栽培装置を所定の状態にセットする
収穫台と、該収穫台にセットされた前記栽培装置の栽培
支柱に沿って走行して2本の栽培支柱の間から出ている
栽培植物の基部を切断するための切断手段を備えた切断
装置とからなることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】上記において可動式栽培装置は、
長方形のプラスチックフィルム等のシートを幅方向に二
つ折りして樋状とし、その合わせ目内に発泡プラスチッ
ク等の人工培地を配置して、該シートの合わせ目を2本
の栽培支柱で固定してなり、二つ折りした樋状シート内
に培養液を供給でき、栽培植物の成育に応じて移動でき
るようにした栽培装置である。
【0010】切断装置は、収穫台にセットされた栽培装
置の栽培支柱に沿って走行して栽培植物の基部を2本の
栽培支柱の間から引き出すための引き出し板と引き出さ
れた栽培植物の基部を切断するための切断手段を備えた
もので、切断手段としては薄い円盤状の回転刃、はさみ
(鋏)方式のもの、並びにギロチン形式の斜めに刃部を
備えたものなどが使用できるが、切断効率の点から回転
円盤刃が好ましい。
【0011】上記のように、本発明では、収穫について
は、薄肉の回転円盤刃と固定刃(または裏刃)を栽培植
物(以下、単に野菜という)の茎に直角に横行させるこ
とにより、軟弱で太さのある茎でもつぶさないで切断で
きる。切断部位を揃えるために、回転円盤刃と固定刃に
先行して上下2枚の引き出し板により、野菜を栽培支柱
の間から一定距離引き出して切断することにより達成さ
れる。
【0012】選別と調整については、コスト面からオペ
レータの手作業とするとよい。このようにして栽培装置
から収穫された野菜は計量器への送られ、計量され包装
(袋詰め)される。計量器等への送り込みについては、
ベルトコンベアを利用するのが有利である。したがって
本発明は、更に、包装すべき野菜類の被包装物を搬送す
るためのベルトコンベアと、該ベルトコンベアの終端か
ら落下する被包装物を水平状に張った包装用のフイルム
上に受けて被包装物の秤量と所要量の包装用フイルムを
送り出すための計量手段と、被包装物が所定量に達した
ときに包装用フイルムごと計量手段の下方に垂下させて
包装用フイルムを熱接着するための熱接着手段とからな
ることを特徴とする野菜類等の収穫・計量・袋詰め装置
に関するものである。
【0013】計量手段は、2本の計量バーの上に包装用
フィルムを水平状に保持し、包装すべき野菜類等の一定
重量の載置によって包装用フィルムがU字形になったと
き計量バーばーがはずれて包装用フイルムごと下方に垂
下するようになっており、また、熱接着手段は二つ折り
状となって下りてきた包装用フイルムを袋状にするため
に逆L字形のヒートシール・バー(または電極)によっ
て該フイルムの一側端部(袋の底になる)と上部を熱接
着して上部の熱接着部を中央から切断して分離すること
によって野菜類等の包装を行う装置である。
【0014】また、本発明は、ベルトコンベアで運ばれ
てきた野菜類をその終端から落とし、野菜類の重量の計
量用バケットで計量して所定重量に達したら計量用バケ
ットの底部を開口するとともに上部から圧縮空気を送っ
て野菜類を袋詰め装置に落下させることを特徴とする収
穫・計量・袋詰め装置にも関する。この場合、袋詰め装
置は、上記と同様にほぼ水平状に保持した包装用フィル
ムの上に計量用バケットから落下してきた野菜類を受け
て、二つ折り状となって下りてきた包装用フイルムを袋
状にするために逆L字形のヒートシール・バーによって
該フイルムの一側端部と上部を熱接着して上部の熱接着
部を中央から切断して分離することによって野菜類等の
包装を行う装置である。野菜の重量は計量器で計量し、
所定値に達した時の電気信号によってベルトコンベアの
停止と計量のためのホッパー底部を油圧利用により開口
させて野菜を袋詰め装置に落下させることにより計量か
ら袋詰めを自動化している。
【0015】比較的大きく茎側と葉先側の太さが異なる
野菜の袋詰めには、袋詰めのフイルムとともに野菜をず
り落とすことにより袋詰め後の形を整えられるようにし
ている。フイルムは一端(袋の底になる)と上部をヒー
トシール・バーによって圧着し熱接着している。袋詰め
された野菜は下部に落下し、フイルムは初期の状態にも
どり、つぎの袋詰めの待機状態となる。以上により、多
くの野菜を対象として収穫から袋詰めまでの作業の省力
化を達成することができる。
【0016】
【作用】収穫を行う回転刃は、横倒しにセットした栽培
装置に横行して動かすことにより茎または根の切断口を
きれいにすることができる。引き出し板は、回転刃など
に先行して横行させることにより、茎と根の太さの違い
を利用して、野菜を栽培装置から一定距離引き出すこと
ができ、切断部位を揃えることができる。計量のための
ホッパーは、ベルトコンベアにより送り込まれる野菜を
受け、その重量が定量に達すると計量器からの電気信号
により底部を開いて野菜を袋詰め装置に落下させ定量ご
との袋詰めの自動化を果たすことができる。とくに多く
の野菜を対象とする場合は、袋詰めのフイルムを野菜と
ともにU字形にずり落とし、野菜が比較的大きく茎と葉
先の太さが著しく異なる場合でも整形しながら袋詰めす
ることができ、多くの野菜にも適用することができる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例の構成および動作について
図面にしたがって説明する。装置の全体の構成は図1,
図2および図3に示すとおり、収穫台1と収穫後の野菜
を運ぶベルトコンベア6ならびに野菜をまとめて計量す
るホッパー7と計量器8、袋詰め装置11によって構成
される。収穫台1とベルトコンベア6は図1に示すよう
に併置する。収穫台1には野菜をカットする電動回転刃
3と野菜の引き出し板4およびこれらを収穫台1に沿っ
て横行させる回転刃部の横行装置2を装備している。ベ
ルトコンベア6の両端には駆動用のモータ5、横行プー
リ5aを備え、横行装置2はチエン5bにより走行する
ようになっており、また、ベルトコンベア6も図示しな
い装置を介して駆動用のモータ5により図2の左側から
右側へ電動により横行回転できるようになっている。
【0018】収穫に際しては、図4に示した栽培架台1
7に搭載されている収穫適期の栽培装置18を本収穫装
置のところへ運ぶ。栽培装置18は、野菜をささえてい
る2本の栽培支柱19と栽培支柱固定具21ならびに野
菜の根を収容している栽培チューブ20からなり、図5
に示すとおり収穫台1の所定位置に横だおしにしてセッ
トする。回転刃3のモータ22のスイッチを入れて回転
刃3を回転させ、つづいて回転刃部の横行装置2のスイ
ッチを入れることにより、図6の引き出し板4および回
転刃3は、栽培支柱19に沿って右方向(野菜のある方
向)に走行する。野菜Aは引き出し板4によりすくいあ
げられ一定距離引き出された状態となった後に、回転刃
3により茎部をカットされる。カットの仕方は、図7に
示すように茎部を回転刃3と裏刃3aによってはさみ込
むようにしてカットする。カットされた野菜は、ベルト
コンベア6上に切り落とされる。図8は、栽培支柱固定
具21に対する引き出し板4の形状を示す。栽培支柱1
9の上面に栽培支柱固定具21が突出していると、引き
出し板4がこれを乗り越えられなくなくので、引き出し
板4の上方の部分のみを多少外側に反らせておくとよ
い。
【0019】カットされたベルトコンベア6上の野菜A
は、出荷不適な野菜の廃棄および腐敗しやすい子葉,枯
れた葉や傷んだ葉の除去を人の手で行なった後に、図9
および図11に示すようにベルトコンベア6を動かして
野菜Aを1固体づつホッパー7に落とし込む。ホッパー
7に野菜が断続的に落とされている間は、ホッパー7ご
との重量を計量器8で計量しつづける。その重量が一定
値に達すると計量器8からの電気信号によりベルトコン
ベア6を止めるとともに、図12に示すホッパー開閉装
置14により、ホッパー7の底部(2枚の板7aがそれ
ぞれ蝶番で支持されている。)を完全に開口し、ホッパ
ー7内の野菜は、ホッパー上部から圧縮空気供給管9
(図2参照)により供給される圧縮空気の吹きつけと重
力により包装用フイルム16の上に落とされる。同時に
フイルム16が巻かれているフイルムのロールからフイ
ルム16を送り出して袋詰め装置11内にフイルム16
間に挟まれた野菜を送り、熱接着用のシール・バー(電
極)によりフイルム16の一端と上部を熱接着し袋詰め
状態になる。熱接着が終ると上部の熱接着部分は野菜の
重量により切断され、製品排出口から製品受け22に袋
詰めされた状態(製品B)で出てくるとともにフイルム
16は初期状態にもどりホッパー7からの野菜の待機状
態となる。
【0020】また、熱接着が終了した段階の電気信号に
より、ホッパー7の底部をホッパー開閉装置14により
閉じるとともにベルトコンベア6を再び駆動し、ホッパ
ー7への野菜Aの送り込みを再開する。ベルトコンベア
6上に野菜がなくなったら操作盤13のスイッチにより
停止させる。ホッパー7内の野菜が所定の重量に未達の
時はそのままの状態で待機している。収穫の済んだ栽培
装置18を収穫台1から撤去して、新たな栽培装置18
を収穫台1にセットして2回目の作業に入り以後同様の
動作の繰り返しとなる。作業者の作業は、栽培架台17
から栽培装置18を取り出し収穫台1にセットする作
業、ベルトコンベア上のカットされた野菜の選別,調整
作業とスイッチの操作(回転刃3,横行装置2の始動お
よびベルトコンベア6の始動と停止)であり、省力かつ
作業時間の短縮される。
【0021】このホッパー7を使用して計量する方法
は、ホッパーの形状によって適用できる野菜がホウレン
ソウとかシュンギクなどに限定される問題点があり、チ
ンゲンサイのように株が大きくしかも葉先が広がってい
る野菜は袋詰めした時の姿が不定になりやすく不向きで
ある。適用野菜の範囲を広くする方法として、図10に
示すようにホッパーを使用せずにベルトコンベア6から
の野菜を包装用のフイルム16で受けて野菜Aの姿をU
の字型になっているフイルム16で整えながら計量し
て、定量になった段階で必要部分を熱接着する方法が適
している。
【0022】動作は、前述の方法と同様に収穫と選別,
調整を終えた後にベルトコンベア6を始動させ、フイル
ム16の上に野菜を送る。フイルム16は野菜の重みに
よって下方にゆるみ、野菜の重量は計量バー23にかか
り計量器8により計量される。所定重量に達すると計量
バー23は、計量バー操作部24により計量器8側に引
かれる。フイルム16は、フイルム送出し制御ローラ2
7の動作によりフイルムロール16とおもし用ローラ2
6により適量のフイルムが供給され、野菜の重量により
野菜を包み込みながら下方のフイルム接着用シール・バ
ー(電極)28の部位までさがり熱接着される。
【0023】接着用シール・バー28は、図12に示す
ようにロールから巻き戻されてくる長いフイルムの幅方
向をシールする部分と一方の側端部をシールする部分の
とからなるカギ型となっており、2枚のフィルム16は
最初にその先端でシール(接着)されており(図12
A)、野菜を挟んだ状態でシール・バー28の位置に垂
下してきてシールされる(図12B)。図12Bに示す
ように、2枚のフィルム16は3方がシールされ、この
ときC−Cで示す線、すなわち上方のシール部の中央で
切断されてシール部h1 とh2 に別れ、図12Cに示す
ように袋B1 と図13Aに示した状態のフィルムに戻
る。この動作が繰り返されて包装される。
【0024】包装された野菜は野菜バケット29に落下
するとともに、フイルム16はベルトコンベア6の野菜
Aを受けられるように、おもし用ローラ26の重量によ
り水平な初期状態にもどると共に、計量バー23は、計
量バー操作部によりフイルム16と野菜の重量を計量で
きるように所定の位置まで出て計量できる状態で待機す
る。再びベルトコンベア6が動き野菜の送り込みが始ま
り、以後同様の動作を繰り返し行うことができる。この
方法によれば、葉先が広がっている場合あるいはそのよ
うな形態の野菜にも適用でき、本装置の適用範囲を広げ
ることと、袋詰め作業の確実性を高める効果がある。
【0025】
【発明の効果】野菜工場(床面積400m2 )1棟でホ
ウレンソウを栽培した場合の総作業時間は18時間・人
ほどで、そのうち収穫から袋詰めに要する時間は9時間
50分時間・人かかり、1棟を2人で運営することにな
る。本発明によれば、収穫から袋詰めに要する時間は約
1/5になり、同規模の野菜工場2棟を2人で運営で
き、所得を倍増近く増やすことができるので、野菜工場
の普及拡大の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の装置全体の平面図である。
【図2】本発明の一実施例の装置全体の正面図である。
【図3】本発明の一実施例の側面図である。
【図4】栽培装置の模式図である。
【図5】栽培装置を収穫台に載置した状態を示す斜視図
である。
【図6】切断装置の正面図である。
【図7】切断装置の側面図である。
【図8】引き出し板の形状を示す上面図である。
【図9】本発明装置の使用状態を説明するための斜視図
である。
【図10】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図12】フイルムのシール方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 収穫台 2 回転刃の横行装置 3 回転刃 4 引き出し板 5 横行モータ 6 ベルトコンベア 7 ホッパー 8 計量器 11 袋詰め装置 14 ホッパー開閉装置 16 フイルム(袋詰め用) 18 栽培装置 23 計量バー 24 計量バー操作部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の栽培支柱の間に挟持させた発泡プ
    ラスチック等の人工培地に野菜等の栽培植物を成育させ
    る可動式栽培装置で野菜類等を栽培させた該栽培装置を
    所定の状態にセットする収穫台と、該収穫台にセットさ
    れた前記栽培装置の栽培支柱に沿って走行して2本の栽
    培支柱の間から出ている栽培植物の基部を切断するため
    の切断手段を備えた切断装置とからなることを特徴とす
    る野菜類等の収穫装置。
  2. 【請求項2】 可動式栽培装置が、長方形のプラスチッ
    クフィルム等のシートを幅方向に二つ折りして樋状と
    し、その合わせ目内に発泡プラスチック等の人工培地を
    配置して、該シートの合わせ目を2本の栽培支柱で固定
    してなり、二つ折りした樋状シート内に培養液を供給で
    き、栽培植物の成育に応じて移動できるようにした栽培
    装置である請求項1記載の収穫装置。
  3. 【請求項3】 切断装置が、収穫台にセットされた栽培
    装置の栽培支柱に沿って走行して栽培植物の基部を2本
    の栽培支柱の間から引き出すための引き出し板と引き出
    された栽培植物の基部を切断するための薄い円盤状の回
    転刃からなる切断手段を備えた切断装置であることを特
    徴とする野菜類等の収穫装置。
  4. 【請求項4】 根部を切断した野菜類を、並べて調整、
    選別した後、野菜類を計量・袋詰め装置に搬送するため
    のベルトコンベアを備えたことを特徴とする請求項1記
    載の収穫装置。
  5. 【請求項5】 包装すべき野菜類の被包装物を搬送する
    ためのベルトコンベアと、該ベルトコンベアの終端から
    落下する被包装物を水平状に張った包装用のフイルム上
    に受けて被包装物の秤量と所要量の包装用フイルムを送
    り出すための計量手段と、被包装物が所定量に達したと
    きに包装用フイルムごと計量手段の下方に垂下させて包
    装用フイルムを熱接着するための熱接着手段とからなる
    ことを特徴とする野菜類等の収穫・計量・袋詰め装置。
  6. 【請求項6】 計量手段が、2本の計量バーの上に包装
    用フィルムを水平状に保持し、包装すべき野菜類等の一
    定重量の載置によって包装用フィルムがU字形になった
    とき計量バーばーがはずれて包装用フイルムごと下方に
    垂下するようになっており、熱接着手段が二つ折り状と
    なって下りてきた包装用フイルムを袋状にするために逆
    L字形のヒートシール・バーによって該フイルムの一側
    端部(袋の底になる)と上部を熱接着して上部の熱接着
    部を中央から切断して分離することによって野菜類等の
    包装を行う装置であることを特徴とする請求項6記載の
    収穫・計量・袋詰め装置。
  7. 【請求項7】 ベルトコンベアで運ばれてきた野菜類を
    その終端から落とし、野菜類の重量の計量用バケットで
    計量して所定重量に達したら計量用バケットの底部を開
    口するとともに上部から圧縮空気を送って野菜類を袋詰
    め装置に落下させることを特徴とする収穫・計量・袋詰
    め装置。
  8. 【請求項8】 袋詰め装置が、ほぼ水平状に保持した包
    装用フィルムの上に計量用バケットから落下してきた野
    菜類を受けて、二つ折り状となって下りてきた包装用フ
    イルムを袋状にするために逆L字形のヒートシール・バ
    ーによって該フイルムの一側端部と上部を熱接着して上
    部の熱接着部を中央から切断して分離することによって
    野菜類等の包装を行う装置であることを特徴とする請求
    項8記載の収穫・計量・袋詰め装置。
JP14846796A 1996-05-18 1996-05-18 野菜類の収穫・計量・袋詰め装置 Pending JPH09298923A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14846796A JPH09298923A (ja) 1996-05-18 1996-05-18 野菜類の収穫・計量・袋詰め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14846796A JPH09298923A (ja) 1996-05-18 1996-05-18 野菜類の収穫・計量・袋詰め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09298923A true JPH09298923A (ja) 1997-11-25

Family

ID=15453406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14846796A Pending JPH09298923A (ja) 1996-05-18 1996-05-18 野菜類の収穫・計量・袋詰め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09298923A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295887A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Komine Kikai Kk 食品搬送装置
CN109618822A (zh) * 2018-12-12 2019-04-16 贵州永盛农业开发有限公司 姬菇采收装置
CN113170655A (zh) * 2021-05-08 2021-07-27 郝玉花 一种水培蔬菜收获装置
EP3954195A4 (en) * 2019-05-07 2023-01-04 Fujian Sanan Sino-Science Photobiotech Co., Ltd. DEVICE SUITABLE FOR THE AUTOMATIC HARVEST OF ABOVEGROUND CULTURE SPOOLS

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295887A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Komine Kikai Kk 食品搬送装置
CN109618822A (zh) * 2018-12-12 2019-04-16 贵州永盛农业开发有限公司 姬菇采收装置
CN109618822B (zh) * 2018-12-12 2023-03-28 遵义溯源科技有限公司 姬菇采收装置
EP3954195A4 (en) * 2019-05-07 2023-01-04 Fujian Sanan Sino-Science Photobiotech Co., Ltd. DEVICE SUITABLE FOR THE AUTOMATIC HARVEST OF ABOVEGROUND CULTURE SPOOLS
CN113170655A (zh) * 2021-05-08 2021-07-27 郝玉花 一种水培蔬菜收获装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104925288B (zh) 圆形果实薄膜包装方法及其实现设备
CN110447474B (zh) 一种灰树花地面养殖采摘装置
CN108438287A (zh) 一种种子自动打包机
CN211618204U (zh) 一种全自动高效水果包装机
JPH09298923A (ja) 野菜類の収穫・計量・袋詰め装置
JP2002191216A (ja) 野菜等の収穫装置
CN117002792A (zh) 一种分割肉包装设备
CN209299776U (zh) 一种水平切断花卉扦插穗的切断装置
JP3445127B2 (ja) 花束等の調製結束装置
CN204956983U (zh) 圆形果实薄膜包装设备
CN107572063A (zh) 一种罐盖包装机
JP3610549B2 (ja) 瓶栽培の茸の収穫と包装装置
CN221316932U (zh) 一种油菜种子批量包装机
CN213893116U (zh) 一种农副产品包装设备
CN212448249U (zh) 一种适应多规格柚子自动包袋扎线设备
CN207480743U (zh) 一种打包带自动剪切机
CN213947599U (zh) 一种卧式塑料袋分切机
CN220616292U (zh) 一种耳塞自动封装装置
CN111453047A (zh) 一种适应多规格柚子自动包袋扎线设备
CN215972339U (zh) 一种一次性卫生筷子半包袋机
CN216425034U (zh) 一种气泡枕填包设备
JP2843209B2 (ja) 苗詰め装置
CN101305676B (zh) 黑木耳菌包全自动割口机
JP2843302B2 (ja) 苗詰め装置
JP2843299B2 (ja) 苗詰め装置