JP2001103547A - 無線通信端末の着信制御装置および無線通信端末の制御装置ならびに車内無線通信システム - Google Patents

無線通信端末の着信制御装置および無線通信端末の制御装置ならびに車内無線通信システム

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JP2001103547A
JP2001103547A JP27439399A JP27439399A JP2001103547A JP 2001103547 A JP2001103547 A JP 2001103547A JP 27439399 A JP27439399 A JP 27439399A JP 27439399 A JP27439399 A JP 27439399A JP 2001103547 A JP2001103547 A JP 2001103547A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転中における安全性を的確に確保できるこ
とを目的とする。 【解決手段】 車載ユニット4は、ユーザが携帯電話端
末2を車内に持ち込むと、携帯電話端末2との間の電波
状況により、携帯電話端末2が車内に存在していること
を検出し、また、ユーザが運転すると、運転中にあるこ
とを検出し、着信するに際しては、ハンズフリー装置2
1がハンズフリー着信を実行するように制御する。ユー
ザが携帯電話端末2をハンズフリー装置21に接続しな
くても、運転中にあるときには、ハンズフリー着信する
ことができ、着信に対して応答すると、これ以降、ハン
ズフリー通話することができ、携帯電話端末2を手に持
って通話しながら運転するという状況を未然に回避する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信端末の着
信を制御する着信制御装置および無線通信端末を制御す
る制御装置ならびに無線通信端末と上記着信制御装置或
いは制御装置とを備えてなる車内無線通信システムに関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯電話端末を
手に持って通話しながら自動車を運転することが社会的
な問題となっている。そこで、運転中における安全性を
確保することを目的として、ハンズフリー装置が供され
ている。このものによれば、ユーザは、携帯電話端末を
ハンズフリー装置に接続することにより、ハンズフリー
着信することができ、着信に対して応答すると、これ以
降、ハンズフリー通話することができるので、携帯電話
端末を手に持たずに、ハンドルを握った状態で通話する
ことができる。
【0003】しかしながら、このことは、換言すれば、
ハンズフリー着信を実行するに際しては、あらかじめ携
帯電話端末をハンズフリー装置に接続することが条件で
あるので、ユーザにとっては、その操作が面倒であると
いう問題がある。そのため、実際には、ハンズフリー装
置を自動車に搭載している場合であっても、携帯電話端
末をハンズフリー装置に接続することがなく、携帯電話
端末を手に持って通話しながら運転するという状況が頻
繁に発生している。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、運転中における安全性を的確
に確保することができる無線通信端末の着信制御装置お
よび無線通信端末の制御装置ならびに車内無線通信シス
テムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無線通信
端末の着信制御装置によれば、制御手段は、無線通信端
末が車内に存在していることを存在検出手段が検出し、
且つ、車速が所定速度を越えていることを車速検出手段
が検出していることを条件として、ハンズフリー装置が
ハンズフリー着信を実行するように制御する。
【0005】すなわち、このものによれば、ユーザが無
線通信端末を車内に持ち込むと、無線通信端末が車内に
存在していることを検出し、また、所定速度として零を
設定しておくことにより、ユーザが運転すると、運転中
にあることを検出し、着信するに際しては、ハンズフリ
ー装置がハンズフリー着信を実行するようになるので、
従来のものとは異なって、ユーザが無線通信端末をハン
ズフリー装置に接続しなくても、運転中にあるときに
は、ハンズフリー着信することができ、着信に対して応
答すると、これ以降、ハンズフリー通話することができ
る。これにより、無線通信端末を手に持って通話しなが
ら運転するという状況を未然に回避することができ、運
転中における安全性を的確に確保することができる。
【0006】請求項2記載の無線通信端末の着信制御装
置によれば、制御手段は、発信者電話番号があらかじめ
登録されている特定の電話番号であるか否かを識別し、
発信者電話番号があらかじめ登録されている特定の電話
番号でない場合には、ハンズフリー装置がハンズフリー
着信を実行するように制御し、発信者電話番号があらか
じめ登録されている特定の電話番号である場合には、無
線通信端末がハンドセット着信を実行するように制御す
る。
【0007】すなわち、このものによれば、発信者電話
番号があらかじめ登録されている特定の電話番号でなけ
れば、ハンズフリー着信することができるので、上記し
た請求項1に記載したものと同様にして、運転中におけ
る安全性を的確に確保することができる。これに対し
て、発信者電話番号があらかじめ登録されている特定の
電話番号であれば、ハンドセット着信することができ、
着信に対して応答すると、これ以降、ハンドセット通話
することができるので、例えば通話の内容が同乗者に聞
かれてしまうことを未然に回避することができるなど、
秘匿性を確保することができる。
【0008】請求項3記載の無線通信端末の着信制御装
置によれば、制御手段は、発信者電話番号があらかじめ
登録されている特定の電話番号であるか否かを識別し、
発信者電話番号があらかじめ登録されている特定の電話
番号である場合には、ハンズフリー装置がハンズフリー
着信を実行するように制御し、発信者電話番号があらか
じめ登録されている特定の電話番号でない場合には、無
線通信端末が着信を拒否するように制御する。
【0009】すなわち、このものによれば、発信者電話
番号があらかじめ登録されている特定の電話番号であれ
ば、ハンズフリー着信することができるので、上記した
請求項1に記載したものと同様にして、運転中における
安全性を的確に確保することができる。これに対して、
発信者電話番号があらかじめ登録されている特定の電話
番号でなければ、着信を拒否するようになるので、この
場合には、通話できないものの、上記した請求項1に記
載したものと同様にして、無線通信端末を手に持って通
話しながら運転するという状況を未然に回避することが
でき、運転中における安全性を的確に確保することがで
きる。
【0010】請求項4記載の無線通信端末の着信制御装
置によれば、制御手段は、無線通信端末を中継してハン
ズフリー装置がハンズフリー着信を実行するように制御
する。
【0011】すなわち、このものによれば、ハンズフリ
ー装置がハンズフリー着信を実行するに際しては、無線
通信端末を中継するようになるので、無線通信端末の無
線回路を使用することにより、ハンズフリー装置にハン
ズフリー着信を実行するための専用の無線回路を設ける
必要がなく、資源を有効に活用することができ、装置の
小形化およびコストの低減化を図ることができる。
【0012】請求項5記載の車内無線通信システムによ
れば、運転中における安全性を的確に確保することが可
能な車内無線通信システムを構築することができる。
【0013】請求項6記載の無線通信端末の制御装置に
よれば、制御手段は、車速が所定速度を越えていること
を車速検出手段が検出し、且つ、無線通信端末がハンズ
フリー装置に接続していないことを接続検出手段が検出
していることを条件として、妨害電波発生手段が無線通
信端末と基地局との間の通信を妨害する妨害電波を発生
するように制御する。
【0014】すなわち、このものによれば、所定速度と
して零を設定しておくことにより、ユーザが運転する
と、運転中にあることを検出し、また、ユーザが無線通
信端末をハンズフリー装置に接続していないと、無線通
信端末がハンズフリー装置に接続していないことを検出
し、妨害電波発生手段が妨害電波を発生するようになる
ので、従来のものとは異なって、妨害電波の影響を受け
ることにより、無線通信端末と基地局との間で通信する
ことができなくなる。これにより、上記した請求項1に
記載したものと同様にして、無線通信端末を手に持って
通話しながら運転するという状況を未然に回避すること
ができ、運転中における安全性を的確に確保することが
できる。
【0015】請求項7記載の無線通信端末の制御装置に
よれば、制御手段は、無線通信端末が車内に存在してい
ることを存在検出手段が検出していることを条件とし
て、妨害電波発生手段が無線通信端末と基地局との間の
通信を妨害する妨害電波を発生するように制御する。
【0016】すなわち、このものによれば、ユーザが無
線通信端末を車内に持ち込むと、無線通信端末が車内に
存在していることを検出し、また、上記した請求項6に
記載したものと同様にして、所定速度として零を設定し
ておくことにより、ユーザが運転すると、運転中にある
ことを検出し、さらに、ユーザが無線通信端末をハンズ
フリー装置に接続していないと、無線通信端末がハンズ
フリー装置に接続していないことを検出し、妨害電波発
生手段が妨害電波を発生するようになるので、この場合
にも、上記した請求項6に記載したものと同様にして、
運転中における安全性を的確に確保することができる。
【0017】特に、この場合には、無線通信端末が車内
に存在していることを条件として、妨害電波発生手段が
妨害電波を発生し、つまり、無線通信端末が車内に存在
していないと、妨害電波発生手段が妨害電波を発生する
ことはないので、妨害電波発生手段が妨害電波を不要に
発生する状況を未然に回避することができ、消費電力の
低減化を図ることができる。
【0018】請求項8記載の無線通信端末の制御装置に
よれば、制御手段は、無線通信端末がハンズフリー装置
に接続していることを接続検出手段が検出していること
を条件として、妨害電波発生手段が妨害電波の発生を停
止するように制御する。
【0019】すなわち、このものによれば、ユーザが無
線通信端末をハンズフリー装置に接続すると、無線通信
端末がハンズフリー装置に接続していることを検出し、
妨害電波発生手段が妨害電波の発生を停止するようにな
るので、妨害電波の影響を受けることがなく、ハンズフ
リー着信することができ、着信に対して応答すると、こ
れ以降、ハンズフリー通話することができる。これによ
り、この場合にも、上記した請求項6に記載したものと
同様にして、無線通信端末を手に持って通話しながら運
転するという状況を未然に回避することができ、運転中
における安全性を的確に確保することができる。
【0020】請求項9記載の車内無線通信システムによ
れば、上記した請求項5に記載したものと同様にして、
運転中における安全性を的確に確保することが可能な車
内無線通信システムを構築することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の請求項1ないし5に対応する第1実施例について、
図1ないし図4を参照して説明する。まず、図1におい
て、車内無線通信システム1は、ユーザが携帯可能な携
帯電話端末2(本発明でいう無線通信端末)と、自動車
3に搭載された車載ユニット4(本発明でいう無線通信
端末の着信制御装置)とから構成されている。携帯電話
端末2において、制御回路5は、通信網無線回路6、局
所無線回路7および音声入出力回路8の各回路を接続し
ていると共に、通話開始キー、リダイヤルキー、通話終
了/電源キー、「0」〜「9」の数字キーなどの各種の
キーを配列してなるキーパッド9およびディスプレイ1
0を接続している。
【0022】通信網無線回路6は、アンテナ11を接続
しており、制御回路5からの制御指令に基づいて基地局
12との間の無線通信処理を実行する。局所無線回路7
は、アンテナ13を接続しており、制御回路5からの制
御指令に基づいて車載ユニット4との間の無線通信処理
を実行する。そして、音声入出力回路8は、送話音声を
入力するマイクロホン14および受話音声を出力するス
ピーカ15を接続しており、音声処理を実行する。
【0023】キーパッド9は、キー操作を示すキー操作
信号を制御回路5に出力し、制御回路5は、キーパッド
9からキー操作信号を入力すると、その入力したキー操
作信号を解読する。そして、制御回路5は、表示指令を
ディスプレイ10に出力することにより、表示指令に応
じた表示情報をディスプレイ10に表示させる。
【0024】一方、車載ユニット4において、制御回路
16(本発明でいう制御手段)は、局所無線回路17
(本発明でいう存在検出手段)および車速検出回路18
(本発明でいう車速検出手段)の各回路を接続してい
る。
【0025】局所無線回路17は、アンテナ19を接続
しており、制御回路16からの制御指令に基づいて携帯
電話端末2との間の無線通信処理を実行する。車速検出
回路18は、車速センサ20からセンサ信号を入力する
と、その入力したセンサ信号に基づいて車速を示す車速
信号を制御回路16に出力し、制御回路16は、車速検
出回路18から車速信号を入力すると、その入力した車
速信号を解読する。
【0026】ハンズフリー装置21は、例えばステアリ
ングカバー内に配設されたマイクロホン、ドアに配設さ
れたスピーカ、ステアリングに配設された各種のスイッ
チおよび操作画面を表示するディスプレイなどを備えて
構成されており、制御回路16からの制御指令に基づい
てハンズフリー着信を実行し、着信に対して応答する
と、ハンズフリー通信を実行する。尚、この場合、ハン
ズフリー装置21は、車載ユニット4と携帯電話端末2
との間で電波を通信することにより、携帯電話端末2を
中継してハンズフリー着信を実行する。
【0027】さて、この構成において、車載ユニット4
は、携帯電話端末2が車内に存在しているか否かを以下
のようにして検出している。すなわち、車載ユニット4
の制御回路16は、制御指令を局所無線回路17に出力
することにより、局所無線回路17から微弱な呼出電波
を所定の周期(例えば数秒に1回の割合)で送信させて
いる。
【0028】ここで、携帯電話端末2が車内に存在して
いれば、携帯電話端末2は、車載ユニット4から送信さ
れた呼出電波を受信することになるので、携帯電話端末
2の制御回路5は、呼出電波を受信したことを検出する
と、制御指令を局所無線回路7に出力することにより、
局所無線回路7から微弱な応答電波を送信させ、車載ユ
ニット4は、これに応じて、携帯電話端末2から送信さ
れた応答電波を受信することになる。このようにして、
車載ユニット4の制御回路16は、携帯電話端末2から
送信された応答電波を受信することにより、携帯電話端
末2が車内に存在していることを検出することが可能で
ある。
【0029】これに対して、携帯電話端末2が車内に存
在していなければ、携帯電話端末2は、車載ユニット4
から送信された呼出電波を受信することはなく、応答電
波を送信することはない。このようにして、車載ユニッ
ト4の制御回路16は、携帯電話端末2から応答電波を
受信しないことにより、携帯電話端末2が車内に存在し
ていないことを検出することが可能である。
【0030】また、この場合、携帯電話端末2が車内に
存在しているときには、携帯電話端末2と車載ユニット
4とは、両者の間で通信する電波に情報(データ)を重
畳することにより、相手が保持している情報を識別する
ことが可能である。すなわち、携帯電話端末2は、車載
ユニット4が保持している各種の情報を必要に応じて識
別することが可能であり、一方、車載ユニット4は、携
帯電話端末2が保持している各種の情報を必要に応じて
識別することが可能である。
【0031】次に、上記した構成の作用について、図2
ないし図4に示すフローチャートも参照して説明する。
まず、図2に示すように、車載ユニット4の制御回路1
6は、局所無線回路17が応答電波を受信しているか否
かを検出することにより、携帯電話端末2が車内に存在
しているか否かを検出する(ステップS1)。ここで、
制御回路16は、局所無線回路17が応答電波を受信し
ていることを検出したことにより、携帯電話端末2が車
内に存在していることを検出すると、ステップS1にお
いて「YES」と判定する。
【0032】次いで、制御回路16は、車速検出回路1
8から入力した車速信号を解読し、車速が所定速度(こ
こでは、時速0km)を越えているか否かを検出するこ
とにより、運転中にあるか否かを検出する(ステップS
2)。ここで、制御回路16は、車速が所定速度を越え
ていることを検出し、運転中にあることを検出すると、
ステップS2において「YES」と判定する。
【0033】次いで、制御回路16は、制御指令を局所
無線回路17に出力し、車載ユニット4と携帯電話端末
2との間で電波を通信し、携帯電話端末2が基地局12
から着信信号を受信したか否かを検出する(ステップS
3)。ここで、制御回路16は、携帯電話端末2が基地
局12から着信信号を受信したことを検出すると、ステ
ップS3において「YES」と判定し、制御指令をハン
ズフリー装置21に出力し、ハンズフリー装置21によ
るハンズフリー着信を実行させる(ステップS4)。
【0034】このようにして、ユーザが携帯電話端末2
をハンズフリー装置21に接続しなくても、ハンズフリ
ー着信することができ、着信に対して応答すると、ハン
ズフリー通話することができる。
【0035】ところで、以上は、発信者電話番号を識別
することがなく、つまり、発信者電話番号に拘らず、ハ
ンズフリー着信を実行させる構成を説明したものである
が、発信者電話番号を識別することにより、発信者電話
番号に応じて、ハンズフリー着信を実行させるか否かを
選択するように構成することもできる。具体的には、発
信者電話番号が携帯電話端末2にメモリダイヤルの電話
番号として登録されている特定の電話番号でないことを
条件として、ハンズフリー着信を実行させるように構成
することもできる。
【0036】すなわち、図3に示すように、制御回路1
6は、携帯電話端末2が基地局12から着信信号を受信
したことを検出すると、ステップS3において「YE
S」と判定し、着信信号から発信者電話番号を抽出する
(ステップS11)。
【0037】そして、制御回路16は、抽出した発信者
電話番号と、携帯電話端末2にメモリダイヤルの電話番
号として登録されている特定の電話番号とを比較し、抽
出した発信者電話番号がメモリダイヤルの電話番号とし
て登録されている特定の電話番号であるか否かを識別す
る(ステップS12)。
【0038】そして、制御回路16は、抽出した発信者
電話番号がメモリダイヤルの電話番号として登録されて
いる特定の電話番号でなければ、ステップS12におい
て「NO」と判定し、制御指令をハンズフリー装置21
に出力し、ハンズフリー装置21によるハンズフリー着
信を実行させる(ステップS4)。
【0039】これに対して、制御回路16は、抽出した
発信者電話番号がメモリダイヤルの電話番号として登録
されている特定の電話番号であれば、ステップS12に
おいて「YES」と判定し、制御指令を局所無線回路1
7に出力し、携帯電話端末2によるハンドセット着信を
実行させる(ステップS13)。
【0040】このようにして、ユーザが携帯電話端末2
をハンズフリー装置21に接続しなくても、発信者電話
番号がメモリダイヤルの電話番号として登録されている
特定の電話番号でなければ、ハンズフリー着信すること
ができ、着信に対して応答すると、ハンズフリー通話す
ることができる。これに対して、発信者電話番号がメモ
リダイヤルの電話番号として登録されている特定の電話
番号であれば、ハンドセット着信することができ、着信
に対して応答すると、ハンドセット通話することができ
る。
【0041】また、これとは逆に、発信者電話番号が携
帯電話端末2にメモリダイヤルの電話番号として登録さ
れている特定の電話番号であることを条件として、ハン
ズフリー着信を実行させるように構成することもでき
る。
【0042】すなわち、図4に示すように、制御回路1
6は、抽出した発信者電話番号がメモリダイヤルの電話
番号として登録されている特定の電話番号であれば、ス
テップS21において「YES」と判定し、制御指令を
ハンズフリー装置21に出力し、ハンズフリー装置21
によるハンズフリー着信を実行させる(ステップS
4)。
【0043】これに対して、制御回路16は、抽出した
発信者電話番号がメモリダイヤルの電話番号として登録
されている特定の電話番号でなければ、ステップS21
において「NO」と判定し、制御指令を局所無線回路1
7に出力し、携帯電話端末2に着信を拒否させる(ステ
ップS22)。
【0044】このようにして、ユーザが携帯電話端末2
をハンズフリー装置21に接続しなくても、発信者電話
番号がメモリダイヤルの電話番号として登録されている
特定の電話番号であれば、ハンズフリー着信することが
でき、着信に対して応答すると、ハンズフリー通話する
ことができる。これに対して、発信者電話番号がメモリ
ダイヤルの電話番号として登録されている特定の電話番
号でなければ、着信を拒否することが可能になる。
【0045】以上に説明したように第1実施例によれ
ば、ユーザが携帯電話端末2を車内に持ち込むと、携帯
電話端末2が車内に存在していることを検出し、また、
ユーザが運転すると、運転中にあることを検出し、着信
するに際しては、ハンズフリー装置21がハンズフリー
着信を実行するように構成したので、従来のものとは異
なって、ユーザが携帯電話端末2をハンズフリー装置2
1に接続しなくても、運転中にあるときには、ハンズフ
リー着信することができ、着信に対して応答すると、こ
れ以降、ハンズフリー通話することができる。これによ
り、携帯電話端末2を手に持って通話しながら運転する
という状況を未然に回避することができ、運転中におけ
る安全性を的確に確保することができる。
【0046】また、発信者電話番号がメモリダイヤルと
して登録されている特定の電話番号でないことを条件と
して、ハンズフリー装置21がハンズフリー着信を実行
し、一方、発信者電話番号がメモリダイヤルとして登録
されている特定の電話番号であることを条件として、携
帯電話端末2がハンドセット着信を実行するように構成
すると、発信者電話番号がメモリダイヤルとして登録さ
れている特定の電話番号でなければ、上記したものと同
様にして、運転中における安全性を的確に確保すること
ができ、一方、発信者電話番号がメモリダイヤルとして
登録されている特定の電話番号であれば、例えば通話の
内容が同乗者に聞かれてしまうことを未然に回避するこ
とができるなど、秘匿性を確保することができる。
【0047】また、発信者電話番号がメモリダイヤルと
して登録されている特定の電話番号であることを条件と
して、ハンズフリー装置21がハンズフリー着信を実行
し、一方、発信者電話番号がメモリダイヤルとして登録
されている特定の電話番号でないことを条件として、着
信を拒否するように構成すると、発信者電話番号がメモ
リダイヤルとして登録されている特定の電話番号であれ
ば、上記したものと同様にして、運転中における安全性
を的確に確保することができ、一方、発信者電話番号が
メモリダイヤルとして登録されている特定の電話番号で
なければ、通話できないものの、上記したものと同様に
して、携帯電話端末2を手に持って通話しながら運転す
るという状況を未然に回避することができ、運転中にお
ける安全性を的確に確保することができる。
【0048】さらに、ハンズフリー装置21がハンズフ
リー着信を実行するに際しては、車載ユニット4と携帯
電話端末2との間で電波を通信することにより、携帯電
話端末2を中継するように構成したので、携帯電話端末
2の通信網無線回路6を使用することにより、ハンズフ
リー装置21にハンズフリー着信を実行するための専用
の通信網無線回路を設ける必要がなく、資源を有効に活
用することができ、装置の小形化およびコストの低減化
を図ることができる。
【0049】(第2の実施の形態)次に、本発明の請求
項6、8および9に対応する第2実施例について、図5
を参照して説明する。車内無線通信システム31は、ユ
ーザが携帯可能な携帯電話端末32と、自動車33に搭
載された車載ユニット34(本発明でいう無線通信端末
の制御装置)とから構成されている。車載ユニット34
は、携帯電話端末接続検出回路35(本発明でいう接続
検出手段)、車速検出回路36(本発明でいう車速検出
手段)、妨害電波発生回路37(本発明でいう妨害電波
発生手段)、第1のスイッチ回路38(本発明でいう制
御手段)および第2のスイッチ回路39(本発明でいう
制御手段)の各回路を備えて構成されている。
【0050】携帯電話端末接続検出回路35は、ハンズ
フリー装置40を接続しており、携帯電話端末32がコ
ネクタ40aを通じてハンズフリー装置40に接続して
いることを検出すると、接続検出信号を第1のスイッチ
回路38に出力する。第1のスイッチ回路38は、常に
はオン状態(接続状態、図5中実線にて示す状態)にあ
り、携帯電話端末接続検出回路35から接続検出信号を
入力すると、オフ状態(非接続状態、図5中破線にて示
す状態)に切替わる。
【0051】車速検出回路36は、車速センサ41を接
続しており、車速センサ41からセンサ信号を入力する
と、その入力したセンサ信号に基づいて車速を識別し、
車速が所定速度(ここでは、時速0km)を越えてい
る、つまり、自動車33が運転中にあることを検出する
と、運転検出信号を第2のスイッチ回路39に出力す
る。第2のスイッチ回路39は、常にはオフ状態(非接
続状態、図5中実線にて示す状態)にあり、車速検出回
路36から運転検出信号を入力すると、オン状態(接続
状態、図5中破線にて示す状態)に切替わる。
【0052】妨害電波発生回路37は、第1のスイッチ
回路38および第2のスイッチ回路39の双方がオン状
態にあるときにバッテリ42から駆動電力を入力し、駆
動電力を入力すると、アンテナ43から妨害電波を発生
する。ここで、妨害電波は、携帯電話端末32と基地局
44との間の通信を妨害する電波である。
【0053】次に、上記した構成の作用について説明す
る。まず、初期状態では、第1のスイッチ回路38はオ
ン状態にあり、第2のスイッチ回路39はオフ状態にあ
る。このとき、車速検出回路36は、自動車33が運転
中にあるか否かを検出しており、また、携帯電話端末接
続検出回路35は、携帯電話端末32がハンズフリー装
置40に接続しているか否かを検出している。
【0054】さて、ユーザが携帯電話端末32をハンズ
フリー装置40に接続しない状態で運転すると、車速検
出回路36は、車速が所定速度(ここでは、時速0k
m)を越えることから、運転検出信号を第2のスイッチ
回路39に出力し、第2のスイッチ回路39は、車速検
出回路36から運転検出信号を入力すると、オン状態に
切替わる。
【0055】したがって、この場合には、第1のスイッ
チ回路38および第2のスイッチ回路39の双方がオン
状態になるので、妨害電波発生回路37は、バッテリ4
2から駆動電力を入力し、アンテナ43から妨害電波を
発生することなり、携帯電話端末32は、妨害電波の影
響を受けることにより、基地局44との間の通信が妨害
されることになる。
【0056】これに対して、ユーザが携帯電話端末32
をハンズフリー装置40に接続すると、携帯電話端末接
続検出回路35は、接続検出信号を第1のスイッチ回路
38に出力し、第1のスイッチ回路38は、携帯電話端
末接続検出回路35から接続検出信号を入力すると、オ
フ状態に切替わる。
【0057】したがって、この場合には、第1のスイッ
チ回路38がオフ状態になるので、妨害電波発生回路3
7は、第2のスイッチ回路39の状態に拘らず、つま
り、自動車33が運転中にあるか否かに拘らず、バッテ
リ42から駆動電力を入力することがなく、アンテナ4
3から妨害電波を発生することがなく、携帯電話端末3
2は、妨害電波の影響を受けることがなく、基地局44
との間の通信が妨害されることはない。
【0058】以上に説明したように第2実施例によれ
ば、ユーザが運転すると、運転中にあることを検出し、
また、ユーザが携帯電話端末32をハンズフリー装置4
0に接続していないと、携帯電話端末32がハンズフリ
ー装置40に接続していないことを検出し、車載ユニッ
ト34の妨害電波発生回路37が妨害電波を発生するよ
うに構成したので、従来のものとは異なって、妨害電波
の影響を受けることにより、携帯電話端末32と基地局
44との間で通信することができなくなる。これによ
り、上記した第1実施例と同様にして、携帯電話端末3
2を手に持って通話しながら運転するという状況を未然
に回避することができ、運転中における安全性を的確に
確保することができる。
【0059】また、ユーザが携帯電話端末32をハンズ
フリー装置40に接続すると、携帯電話端末32がハン
ズフリー装置40に接続していることを検出し、妨害電
波発生回路37が妨害電波の発生を停止するように構成
したので、妨害電波の影響を受けることがなく、ハンズ
フリー着信することができ、着信に対して応答すると、
これ以降、ハンズフリー通話することができる。これに
より、この場合にも、携帯電話端末32を手に持って通
話しながら運転するという状況を未然に回避することが
でき、運転中における安全性を的確に確保することがで
きる。
【0060】(第3の実施の形態)次に、本発明の請求
項7ないし9に対応する第3実施例について、図6を参
照して説明する。尚、上記した第1実施例および第2実
施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以
下、異なる部分について説明する。車内無線通信システ
ム51において、車載ユニット52は、上記した第2実
施例で説明した車載ユニット34と比較すると、局所無
線回路53(本発明でいう存在検出手段)および第3の
スイッチ回路54(本発明でいう制御手段)を付加して
構成されている。
【0061】局所無線回路53は、上記した第1実施例
で説明した局所無線回路17に相当するもので、微弱な
呼出電波を所定の周期(例えば数秒に1回の割合)で送
信することにより、携帯電話端末32が車内に存在して
いるか否かを検出し、携帯電話端末32が車内に存在し
ていることを検出すると、存在検出信号を第3のスイッ
チ回路54に出力する。第3のスイッチ回路54は、常
にはオフ状態(非接続状態、図6中実線にて示す状態)
にあり、局所無線回路53から存在検出信号を入力する
と、オン状態(接続状態、図6中破線にて示す状態)に
切替わる。
【0062】そして、妨害電波発生回路37は、第1の
スイッチ回路38および第2のスイッチ回路39および
第3のスイッチ回路54の全てがオン状態にあるときに
バッテリ42から駆動電力を入力し、駆動電力を入力す
ると、アンテナ43から妨害電波を発生する。
【0063】次に、上記した構成の作用について説明す
る。まず、初期状態では、第1のスイッチ回路38はオ
ン状態にあり、第2のスイッチ回路39はオフ状態にあ
り、第3のスイッチ回路54はオフ状態にある。このと
き、車速検出回路36は、自動車33が運転中にあるか
否かを検出しており、また、携帯電話端末接続検出回路
35は、携帯電話端末32がハンズフリー装置40に接
続しているか否かを検出しており、さらに、局所無線回
路53は、携帯電話端末32が車内に存在しているか否
かを検出している。
【0064】さて、ユーザが携帯電話端末32を車内に
持ち込むと、局所無線回路53は、存在検出信号を第3
のスイッチ回路54に出力し、第3のスイッチ回路54
は、局所無線回路53から存在検出信号を入力すると、
オン状態に切替わる。そして、上記した第2実施例で説
明したように、ユーザが携帯電話端末32をハンズフリ
ー装置40に接続しない状態で運転すると、車速検出回
路36は、車速が所定速度(ここでは、時速0km)を
越えることから、運転検出信号を第2のスイッチ回路3
9に出力し、第2のスイッチ回路39は、車速検出回路
36から運転検出信号を入力すると、オン状態に切替わ
る。
【0065】したがって、この場合には、第1のスイッ
チ回路38、第2のスイッチ回路39および第3のスイ
ッチ回路54の全てがオン状態になるので、妨害電波発
生回路37は、バッテリ42から駆動電力を入力し、ア
ンテナ43から妨害電波を発生することなり、携帯電話
端末32は、妨害電波の影響を受けることにより、基地
局44との間の通信が妨害されることになる。
【0066】また、勿論、この場合にも、ユーザが携帯
電話端末32をハンズフリー装置40に接続すると、第
1のスイッチ回路38がオフ状態になるので、妨害電波
発生回路37は、アンテナ43から妨害電波を発生する
ことがなく、携帯電話端末32は、妨害電波の影響を受
けることがなく、基地局44との間の通信が妨害される
ことはない。
【0067】以上に説明したように第3実施例によれ
ば、上記した第2実施例と同様の作用効果を得ることが
できる。特に、この第3実施例では、携帯電話端末32
が車内に存在していることを条件として、妨害電波発生
回路37が妨害電波を発生するように構成し、つまり、
携帯電話端末32が車内に存在していないと、妨害電波
発生回路37が妨害電波を発生しないように構成したの
で、妨害電波発生回路37が妨害電波を不要に発生する
状況を未然に回避することができ、消費電力の低減化を
図ることができる。
【0068】(その他の実施の形態)本発明は、上記し
た実施例にのみ限定されるものでなく、次のように変形
または拡張することができる。無線通信端末は、携帯電
話端末に限らず、自動車電話端末であっても良い。◎携
帯電話端末と車載ユニットとの間において、赤外線通信
を採用する構成であっても良い。
【0069】自動車が運転中にあるか否かを検出するに
際して、サイドブレーキ検出回路により、サイドブレー
キの状態を検出するように構成しても良い。発信者電話
番号がメモリダイヤルとして登録されている電話番号で
あるか否かに応じてハンズフリー着信を実行させるか否
かを選択する構成に限らず、発信者電話番号が発信履歴
或いは着信履歴として記憶されている電話番号であるか
否かに応じてハンズフリー着信を実行させるか否かを選
択する構成であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電気的な構成を示す機能
ブロック図
【図2】制御内容を示すフローチャート
【図3】図2相当図
【図4】図2相当図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、1は車内無線通信システム、2は携帯電話端末
(無線通信端末)、4は車載ユニット(無線通信端末の
着信制御装置)、16は制御回路(制御手段)、17は
局所無線回路(存在検出手段)、18は車速検出回路
(車速検出手段)、21はハンズフリー装置、31は車
内無線通信システム、32は携帯電話端末(無線通信端
末)、34は車載ユニット(無線通信端末の制御装
置)、35は携帯電話端末接続検出回路(接続検出手
段)、36は車速検出回路(車速検出手段)、37は妨
害電波発生回路(妨害電波発生手段)、38は第1のス
イッチ回路(制御手段)、39は第2のスイッチ回路
(制御手段)、51は車内無線通信システム、52は車
載ユニット(無線通信端末の制御装置)、53は局所無
線回路(存在検出手段)、54は第3のスイッチ回路
(制御手段)である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信端末が車内に存在しているか否
    かを検出する存在検出手段と、 車速が所定速度を越えているか否かを検出する車速検出
    手段と、 無線通信端末が車内に存在していることを前記存在検出
    手段が検出し、且つ、車速が所定速度を越えていること
    を前記車速検出手段が検出していることを条件として、
    ハンズフリー装置がハンズフリー着信を実行するように
    制御する制御手段とを備えてなることを特徴とする無線
    通信端末の着信制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、発信者電話番号があら
    かじめ登録されている特定の電話番号であるか否かを識
    別し、発信者電話番号があらかじめ登録されている特定
    の電話番号でない場合には、ハンズフリー装置がハンズ
    フリー着信を実行するように制御し、発信者電話番号が
    あらかじめ登録されている特定の電話番号である場合に
    は、無線通信端末がハンドセット着信を実行するように
    制御することを特徴とする請求項1記載の無線通信端末
    の着信制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、発信者電話番号があら
    かじめ登録されている特定の電話番号であるか否かを識
    別し、発信者電話番号があらかじめ登録されている特定
    の電話番号である場合には、ハンズフリー装置がハンズ
    フリー着信を実行するように制御し、発信者電話番号が
    あらかじめ登録されている特定の電話番号でない場合に
    は、無線通信端末が着信を拒否するように制御すること
    を特徴とする請求項1記載の無線通信端末の着信制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、無線通信端末を中継し
    てハンズフリー装置がハンズフリー着信を実行するよう
    に制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の無線通信端末の着信制御装置。
  5. 【請求項5】 無線通信端末と、 請求項1ないし4のいずれかに記載の無線通信端末の着
    信制御装置とを備えてなることを特徴とする車内無線通
    信システム。
  6. 【請求項6】 無線通信端末と基地局との間の通信を妨
    害する妨害電波を発生可能な妨害電波発生手段と、 車速が所定速度を越えているか否かを検出する車速検出
    手段と、 無線通信端末がハンズフリー装置に接続しているか否か
    を検出する接続検出手段と、 車速が所定速度を越えていることを前記車速検出手段が
    検出し、且つ、無線通信端末がハンズフリー装置に接続
    していないことを前記接続検出手段が検出していること
    を条件として、前記妨害電波発生手段が妨害電波を発生
    するように制御する制御手段とを備えてなることを特徴
    とする無線通信端末の制御装置。
  7. 【請求項7】 無線通信端末が車内に存在しているか否
    かを検出する存在検出手段を備え、 前記制御手段は、無線通信端末が車内に存在しているこ
    とを前記存在検出手段が検出していることを条件とし
    て、前記妨害電波発生手段が妨害電波を発生するように
    制御することを特徴とする請求項6記載の無線通信端末
    の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、無線通信端末がハンズ
    フリー装置に接続していることを前記接続検出手段が検
    出していることを条件として、前記妨害電波発生手段が
    妨害電波の発生を停止するように制御することを特徴と
    する請求項6または7記載の無線通信端末の制御装置。
  9. 【請求項9】 無線通信端末と、 請求項6ないし8のいずれかに記載の無線通信端末の制
    御装置とを備えてなることを特徴とする車内無線通信シ
    ステム。
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JP2003125461A (ja) * 2001-08-06 2003-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd ハンズフリー通話システムおよびハンズフリー通話システムにおける中継装置
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