JP2001103091A - 伝送方法およびネットワーク・システム - Google Patents
伝送方法およびネットワーク・システムInfo
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Abstract
ークに収容可能とする。 【解決手段】 パケット長を示す信号を保持する第1の
フィールド、パケットを転送する際の優先順位を示す信
号を保持する第2のフィールド、トラヒックの種類を示
す信号を保持する第3のフィールド、ヘッダ長を示す信
号を保持する第4のフィールド、上記トラヒックの種類
に応じた制御信号を保持する第5のフィールドおよびヘ
ッダのCRC演算結果を示す信号を保持する第6のフィ
ールドによって構成されたヘッダと、上記トラヒックの
種類に応じた情報信号を保持するペイロードと、このペ
イロードのCRC演算結果を示す信号とからなるパケッ
トを、複数多重化してから伝送するものである。
Description
ットワーク・システムに関し、特に複数種類のトラヒッ
ク(STM,ATM,IPなど)を同一ネットワークに
収容するための伝送方法およびネットワーク・システム
に関するものである。
心にした回線交換網および専用線を用いたネットワーク
を中心にして構築されてきた。しかし、近年に至って
は、インターネットの急速な発展に伴い、データ・ネッ
トワーク、特にIP(Internet Protocl)を用いたネッ
トワークが急速に成長し、音声回線においてはモデムを
用いたトラヒックの増加が回線交換システムの使用状況
を圧迫する事態をもたらしている。
送モード(Synchronous Transfer Mode:STM )、非同期
転送モード(Asynchronous Transfer Mode:ATM)および
インターネット・プロトコル(Internet Protocol:IP)
が存在し、それぞれ別個のネットワークが構築されてい
る。例えばIPデータは回線交換処理された後にルータ
(Router)と専用線とで構築されたIP網に転送され、
データ伝送を配慮したシステムとしてATMネットワー
クの構築が図られ、伝送システムにおいてはSONET
/SDH(Synchronous Optical Network/Synchronous
Digital Hierarchy )の高速化並びにDWDM(Dense
Wavelength Division Multiplexing)の導入により大容
量化が図れている。
うに種々の要因が複雑に絡み合いながら、それぞれ独立
のネットワークが構築されて運用されるに至った結果、
ネットワークの構築、運用および保守を複雑化するとい
う問題が生じている。したがって、このような問題を解
消するためにも、STM、ATMおよびIPを単一のネ
ットワークに収容することが不可欠といえる。本発明
は、このような課題を解決するためのものであり、物理
層およびデータリンク層で共通して使用可能なフレーム
構成を新たに提案することにより、STM、ATMおよ
びIPを単一のネットワークに収容可能とする伝送方法
およびネットワーク・システムを提供することを目的と
する。
るために、本発明に係る伝送方法は、パケット長を示す
信号を保持する第1のフィールド、パケットを転送する
際の優先順位を示す信号を保持する第2のフィールド、
トラヒックの種類を示す信号を保持する第3のフィール
ド、ヘッダ長を示す信号を保持する第4のフィールド、
上記トラヒックの種類に応じた制御信号を保持する第5
のフィールドおよびヘッダのCRC演算結果を示す信号
を保持する第6のフィールドによって構成されたヘッダ
と、上記トラヒックの種類に応じた情報信号を保持する
ペイロードと、このペイロードのCRC演算結果を示す
信号とからなるパケットを、複数多重化してから伝送す
るものである。
M)、非同期転送モード(ATM)またはインターネッ
ト・プロトコル(IP)に係るトラヒックの何れか一種
類または複数種類を組み合わせたものであってもよい。
上記ペイロードは、その長さが最大長を有するとともに
可変長であってもよい。
示す信号を保持するフィールドと、送信元アドレスを示
す信号を保持するフィールドと、対局の警報状態を示す
リモート・アラームを保持するフィールドと、対局の信
号受信状態を示すリモート・モニタを保持するフィール
ドとで構成され、上記ヘッダは、STM信号を伝送する
ためのパケットのヘッダを構成していてもよい。上記第
5のフィールドは、宛先アドレスを示す信号を保持する
フィールドと、送信元アドレスを示す信号を保持するフ
ィールドと、将来の使用のために予約されたフィールド
とで構成され、上記ヘッダは、ATMセルを伝送するた
めのパケットのヘッダを構成していてもよい。上記第5
のフィールドは、ラベルを示す信号を保持するフィール
ドと、将来の使用のために予約されたフィールドとで構
成され、上記ヘッダは、ラベル技術を用いてIPv4ま
たはIPv6によるパケットを伝送するためのヘッダを
構成していてもよい。
示す信号を保持するフィールドと、経路情報およびトラ
ヒック・クラス並びにフロー分散を制御するための識別
子を保持するフィールドとで構成され、上記ヘッダは、
ネットワーク内のアドレスを用いてIPv4またはIP
v6によるパケットを伝送するためのヘッダを構成して
いてもよい。上記ヘッダは、上記第6のフィールドの後
に、オプションによって拡張可能なフィールドをさらに
有してもよい。上記多重化されたパケットは、上記ネッ
トワークの保守および運用の管理に用いられるOAMパ
ケットと、上記多重化されたパケットの周期を維持する
ためのスタッフ・バイトとをさらに有してもよい。上記
OAMパケットは、自動保護スイッチ用のバイトを保持
するフィールドと、オーダ・ワイヤを保持するフィール
ドと、データ通信チャネルを保持するフィールドと、対
局の警報状態を示すリモート・アラームを保持するフィ
ールドと、対局の信号受信状態を示すリモート・モニタ
を保持するフィールドとで構成されていてもよい。上記
スタッフ・バイトおよび上記パケット長を示す信号を保
持する第1のフィールドは、所定のオフセットを法とし
て完全代表系に変換されることにより、0連の発生が防
止されていることを特徴とする伝送方法。
ムは、パケット長を示す信号を保持する第1のフィール
ド、パケットを転送する際の優先順位を示す信号を保持
する第2のフィールド、トラヒックの種類を示す信号を
保持する第3のフィールド、ヘッダ長を示す信号を保持
する第4のフィールド、上記トラヒックの種類に応じた
制御信号を保持する第5のフィールドおよびヘッダのC
RC演算結果を示す信号を保持する第6のフィールドに
よって構成されたヘッダと、上記トラヒックの種類に応
じた情報信号を保持するペイロードと、このペイロード
のCRC演算結果を示す信号とからなるパケットを、複
数多重化してから送信する送信部と、この送信部から受
信したパケットに付加されている宛先アドレスまたはラ
ベルに応じて、上記パケットを出力方路に出力する中継
ノードと、この中継ノードから受信したパケットを分離
し、各パケットに所定のスピード変換を施してから交換
機もしくはATMスイッチまたはIPルータに入力する
受信部とを備えたものである。
M)、非同期転送モード(ATM)またはインターネッ
ト・プロトコル(IP)に係るトラヒックの何れか一種
類または複数種類を組み合わせたものであってもよい。
上記ペイロードは、その長さが最大長を有するとともに
可変長であってもよい。
示す信号を保持するフィールドと、送信元アドレスを示
す信号を保持するフィールドと、対局の警報状態を示す
リモート・アラームを保持するフィールドと、対局の信
号受信状態を示すリモート・モニタを保持するフィール
ドとで構成され、上記ヘッダは、STM信号を伝送する
ためのパケットのヘッダを構成していてもよい。上記第
5のフィールドは、宛先アドレスを示す信号を保持する
フィールドと、送信元アドレスを示す信号を保持するフ
ィールドと、将来の使用のために予約されたフィールド
とで構成され、上記ヘッダは、ATMセルを伝送するた
めのパケットのヘッダを構成していてもよい。
号を保持するフィールドと、将来の使用のために予約さ
れたフィールドとで構成され、上記ヘッダは、ラベル技
術を用いてIPv4またはIPv6によるパケットを伝
送するためのヘッダを構成していてもよい。上記第5の
フィールドは、宛先アドレスを示す信号を保持するフィ
ールドと、経路情報およびトラヒック・クラス並びにフ
ロー分散を制御するための識別子を保持するフィールド
とで構成され、上記ヘッダは、ネットワーク内のアドレ
スを用いてIPv4またはIPv6によるパケットを伝
送するためのヘッダを構成していてもよい。
に、オプションによって拡張可能なフィールドをさらに
有していてもよい。上記多重化されたパケットは、上記
ネットワークの保守および運用の管理に用いられるOA
Mパケットと、上記多重化されたパケットの周期を維持
するためのスタッフ・バイトとをさらに有していてもよ
い。
用のバイトを保持するフィールドと、オーダ・ワイヤを
保持するフィールドと、データ通信チャネルを保持する
フィールドと、対局の警報状態を示すリモート・アラー
ムを保持するフィールドと、対局の信号受信状態を示す
リモート・モニタを保持するフィールドとで構成されて
いてもよい。上記スタッフ・バイトおよび上記パケット
長を示す信号を保持する第1のフィールドは、所定のオ
フセットを法として完全代表系に変換されることによ
り、0連の発生が防止されていることを特徴とする伝送
方法。
装置もしくはローカル交換機またはタンデム交換機から
なる交換機と、この交換機から出力されたSTM信号を
処理する信号処理部と、STM信号の先頭位置およびデ
ータ長を認識するSTM処理部と、上記信号処理部の出
力が格納される第1のFIFOと、上記STM処理部の
出力が格納される第2のFIFOと、上記第1のFIF
Oの出力が入力される第1のパケット組立部と、上記第
2のFIFOの出力が入力される第2のパケット組立部
と、(b)ATMスイッチと、このATMスイッチから
出力されたATMセルが入力されるATMセル順序制御
部と、このATMセル順序制御部の出力が格納される第
3のFIFOと、この第3のFIFOの出力が入力され
る第3のパケット組立部と、(c)IPルータと、この
IPルータから出力されたIPパケット・データが入力
されるIP優先制御部と、このIP優先制御部の出力が
格納される第4のFIFOと、この第4のFIFOの出
力が入力される第4のパケット組立部と、(d)上記第
1、第2、第3および第4のパケット組立部の出力を多
重化してから出力するパケット多重化部と、所定のスタ
ッフ・バイトを生成して出力するスタッフ・バイト発生
部と、所定のOAMパケットを生成して出力するOAM
パケット発生部とを備えていてもよい。
に含まれるヘッダのCRC演算結果およびスタッフ・バ
イトを用いてパケットの同期を確立させるパケット同期
回路と、パケットのヘッダの宛先アドレスまたはラベル
を参照して各パケットの出力方路を決定する物理層/デ
ータリンク層統合スイッチと、スタッフ・バイトを用い
て上記パケットのフレームを再構築するパケット・フレ
ーム構築部とを備えていてもよい。上記パケット同期回
路は、上記ヘッダのCRC演算における生成多項式とし
て、X16+X12+X5+1を用いてもよい。上記パケッ
ト同期回路は、スタッフ・バイトを用いて同期確立を行
ってもよい。
分離するパケット多重分離部と、OAMパケットを検出
するOAMパケット検出部と、(b)上記パケット多重
分離部から入力されたSTMによるシグナリング・パケ
ットを処理することによりデータおよびクロック並びに
プリミティブを生成して出力する第1のパケット分解部
と、受信したクロックに基づいて送信元のオリジナルの
クロックを再生する第1のスピード変換部と、上記パケ
ット多重分離部から入力されたSTMによるパケットを
処理することによりデータおよびクロック並びにプリミ
ティブを生成して出力する第2のパケット分解部と、受
信したクロックを処理して送信元のオリジナルのクロッ
クを再生する第2のスピード変換部と、上記第1および
第2のスピード変換部の出力が入力されかつデジタル加
入者搬送装置もしくはローカル交換機またはタンデム交
換機からなる交換機と、(c)上記パケット多重分離部
から入力されたATMによるパケットを処理することに
よりデータおよびクロックを生成して出力する第3のパ
ケット分解部と、受信したクロックを処理して送信元の
オリジナルのクロックを再生する第3のスピード変換部
と、この第3のスピード変換部の出力が入力されるAT
Mスイッチと、(d)上記パケット多重分離部から入力
されたIPによるパケットを処理することによりデータ
およびクロックを生成して出力する第4のパケット分解
部と、受信したクロックを処理して送信元のオリジナル
のクロックを再生する第4のスピード変換部と、この第
4のスピード変換部の出力が入力されるIPルータとを
備えていてもよい。
部から出力されたクロックが格納される緩衝記憶器と、
この緩衝記憶器に格納される前のクロックの平均周波数
を抽出してこの平均周波数のクロックに従って上記緩衝
記憶器に格納されているクロックを読み出すPLLとを
備えていてもよい。
フレーム構成およびネットワーク・システムについて図
を参照して説明する。
実施の形態を示す説明図である。同図に示すように、基
本フレームの構成は、ヘッダ(12バイト(ただし、オ
プションで44バイトまで拡張可能))、ペイロード
(0〜64kバイト)およびペイロードのCRC(Cycl
ic Redundancy Check )16もしくはCRC32による
演算結果(オプションで付加される)によって構成され
る。ペイロード部分には、各行き先毎に区分された音声
64kbps×n(STM)、同一のVPI(Virtual
Path Identifier )を持つ複数のATMセルおよびIP
パケットが収容され、それぞれ独立のパケットとして構
成されている。
た状態を示す説明図であり、125μsを一周期として
パケットを収容している。このパケット配列において
は、STMが最優先で収容され、次いでATMが収容さ
れ、残りの空間にIPパケットが収容されている。ま
た、125μsをキープするためおよびビット同期を確
立するために、2バイト長のスタッフ・バイトが必要個
数だけ付加されている。さらに、WDM(Wavelength D
ivision Multiplexing)に用いられる場合には、保守・
運用(Operation Administration and Maintenance:OA
M)パケットがオプションとして125μs周期で挿入
されている。なお、図中のCBRはSTMもしくはAT
Mを収容したパケットを示し、IPはIPパケットを示
す。
ダの構成について述べる。図3は、STMの場合のヘッ
ダの構成を示す説明図である。STMの場合、パケット
の全長を示すパケット長が2バイト、パケットの優先順
位を示す優先度が1バイト、ペイロードに積載する信号
の種類を識別するための識別子としてハイ・レイヤ・プ
ロトコルが4ビット、ヘッダの長さを示すヘッダ長が4
ビット、そしてさらに相手先の宛先アドレスが2バイ
ト、送信元アドレスが2バイト、対局の警報状態を示す
リモート・アラームが1バイト、対局の信号受信状態の
監視結果を表示するリモート・モニタが1バイト付加さ
れ、最後にヘッダのCRC16による演算結果を転送す
るヘッダCRC16が2バイト付加され、ヘッダが構成
されている。なお、ヘッダ長は0〜Fhex(XhexはXが
16進数であることを意味する)であり、CRC16の
後に必要に応じて2バイトを基本単位として32バイト
まで追加できるようになっている。
す説明図である。ATMの場合、パケットの全長を示す
パケット長が2バイト、パケットの優先順位を示す優先
度が1バイト、ペイロードに積載する信号の種類を識別
する識別子としてハイ・レイヤ・プロトコルが4ビッ
ト、ヘッダの長さを示すヘッダ長が4ビット、そしてさ
らに相手先の宛先アドレスとして宛先アドレスが2バイ
ト、送信元アドレスとして送信元アドレスが2バイト、
その後将来の使用のために予約されている予約バイトが
2バイト付加され、最後にヘッダのCRC16演算結果
を転送するヘッダCRC16が2バイト付加され、ヘッ
ダが構成されている。なお、ヘッダ長は0〜Fhex であ
り、CRC16の後に必要に応じて2バイトを基本単位
として32バイトまで追加できるようになっている。
v4,v6の場合のヘッダの構成を示す説明図である。
ラベル技術を用いて転送するIPv4,v6の場合、パ
ケットの全長を示すパケット長が2バイト、パケットの
優先順位を示す優先度が1バイト、ペイロードに積載す
る信号の種類を識別する識別子としてハイ・レイヤ・プ
ロトコルが4ビット、ヘッダの長さを示すヘッダ長が4
ビット、そしてさらにパケットの経路情報であるルー
ト、トラヒック・クラスおよびフロー分散するためのラ
ベルが4バイト、その後将来の使用のために予約されて
いる予約バイトが2バイト付加され、最後にヘッダのC
RC16による演算結果を転送するヘッダCRC16が
2バイト付加され、ヘッダが構成されている。なお、ヘ
ッダ長は0〜Fhex であり、CRC16の後に必要に応
じて2バイトを基本単位として32バイトまで追加でき
るようになっている。また、転送するトラヒックがIP
の場合には、ハイ・レイヤ・プロトコルの下位2ビット
を用いる。125μsをまたがって1つのパケットが構
成される場合には、パケットが複数個の任意長のパケッ
トに分割されて転送される。
て転送するIPv4,v6の場合のヘッダの構成を示す
説明図である。ネットワーク内のアドレスを用いて転送
するIPv4,v6の場合、パケットの全長を示すパケ
ット長が2バイト、パケットの優先順位を示す優先度が
1バイト、ペイロードに積載する信号の種類を識別する
識別子としてハイ・レイヤ・プロトコルが4ビット、ヘ
ッダの長さを示すヘッダ長が4ビットそしてさらに、パ
ケットの転送先アドレスとして宛先アドレスが4バイ
ト、トラヒック・クラスおよびフロー分散するための識
別子が1バイト続き、最後にヘッダのCRC16演算結
果を転送するヘッダCRC16が2バイト付加され、ヘ
ッダが構成されている。なお、ヘッダ長は0〜Fhex で
あり、CRC16の後に必要に応じて2バイトを基本単
位として32バイトまで追加できるようになっており、
このヘッダの拡張された様子を図7に示す。また、転送
するトラヒックがIPの場合には、ハイ・レイヤ・プロ
トコルの下位2ビットを用いる。また、125μsをま
たがって1つのパケットが構成される場合には、パケッ
トが複数個の任意長のパケットに分割されて転送され
る。
構成を示す説明図である。ネットワーク内のアドレスを
用いて転送するOAMパケットにおいては、125μs
毎にパケット長chex のパケットが生成される。このパ
ケットの中のは自動保護スイッチ(Automatic Protecti
on Switching:APS)用のK1、K2バイト、オーダ・ワ
イヤ、データ通信チャンネル(Data Communication Cha
nnel:DCC)DCC1、DCC2、DCC3、さらに相手
局から送られてきたOAMパケットの受信状況を相手局
に通知するリモート・アラーム、リモート・モニタのそ
れぞれのバイトから構成され、さらに最後にヘッダのC
RC16の演算結果が付加される。
ある。同図に示すように、スタッフ・バイトは、長さ2
バイトのパケットである。このパケットに付けるコード
は2 hex に適当なオフセットを加えることにより、0連
の発生を防いでいる。また、各パケットのヘッダ長はこ
のオフセット値によって調整される。すなわち、スタッ
フ・バイトおよびパケット長を示す信号を保持するフィ
ールドは、所定のオフセットを法として完全代表系に変
換されることにより、0連の発生が防止されている。
の形態に係るネットワーク・システムを構成する送信
部、中継ノードおよび受信部について説明する。
る。同図に示すように、送信部100は、交換機101
とATMスイッチ102とIPルータ103と信号処理
部104とSTM処理部105とATMセル順序制御部
106とIP優先制御部107とFIFO108とパケ
ット組立部109とパケット多重化部110とスタッフ
・バイト発生部111とOAMパケット発生部112と
を備えている。
ある。同図に示すように、中継ノード200は入力方路
A,Bおよび出力方路A,B,Cに接続された物理層/
データリンク層総合スイッチ201を備えている。この
中継ノード200の詳細は図12に示すとおりであり、
中継ノード210は各入力方路毎にデータ・パケットに
含まれるヘッダのCRC16演算およびスタッフ用バイ
トのバイト同期によりパケット同期を確立するパケット
同期回路211、212と、パケットのヘッダの宛先ア
ドレスもしくはラベル・フィールドを見て、パケット毎
に行き先方路を決定する物理層/データリンク層統合ス
イッチ213と、該当する出力方路にパケットを転送す
るためにパケット・スタッフバイトを用いてパケット・
スタッフィングにより、パケット・フレームを再構築す
るパケット・フレーム構築部214〜216とで構成さ
れている。
る。同図に示すように、受信部300は、パケット多重
分離部301とパケット分解部302とスピード変換部
304と交換機305とATMスイッチ306とIPル
ータ307とOAMパケット検出部308とを備えてい
る。
るスピード変換部の構成例を示すブロック図である。同
図に示すように、スピード変換部400は緩衝記憶器4
01とPLL402とを備えている。したがって、パケ
ット分解部302で抽出されたデータがパケット分解部
302で生成されたクロック(以下、書き込みクロック
という)により緩衝記憶器401に書き込まれる。ま
た、書き込みクロックはPLL402に書き込まれて平
均周波数が抽出され、このクロックによって緩衝記憶器
401からデータが読み出されることにより、オリジナ
ルのデータ列が再生される。
されたシグナリングおよびSTM信号は、DLC、LS
またはTSに送られ、回線交換処理される。スピード変
換部(3)で再生されたATMセルはATMスイッチに
送られてセル交換処理される。スピード変換部(4)で
再生されたIPデータはIPルータに送られ、インター
ネット・プロトコルによる処理が施される。OAMパケ
ット検出部308では、OAMパケットが終端され、K
1、K2バイト、オーダ・ワイヤ、データ通信チャンネ
ルおよびリモート・アラーム、リモート・モニタがそれ
ぞれ終端されて適切な処理が施される。
部100の動作について述べる。STMパケットの組立
においては、デジタル加入者搬送装置(DLC)、ロー
カル交換機(LS)もしくはタンデム交換機(TS)か
ら送出される、行き先毎に識別された音声1チャンネル
当たり8ビット/125μsで構成される64kbps
×nのデータ列と信号情報とがそれぞれSTM処理部1
05および信号処理部104に送られる。STM処理部
104ではバイト単位に整列されたSTMの信号の先頭
位置とデータ長が認識される。STM処理部105から
の出力信号は125μs単位で一旦FIFO(2)に格
納される。信号処理部104ではSTMの各バイト毎の
シグナリング情報が適切な長さのデータ列に組み立てら
れ、その長さが測定される。信号処理部104から出力
されたデータは一旦FIFO(1)に格納される。
スイッチ102からのATMセルがATMセル順序制御
部106に入力され、125μs単位で同一VPIのセ
ルが順番に並べ替えられ、同一VPIを持つセルの固ま
りの長さがそれぞれ測られる。ATMセル順序制御部1
06の出力は一旦FIFO(3)に格納される。IPパ
ケットの組立においては、IPルータ103から送出さ
れたIPパケット・データがIP優先制御部107に入
力され、IPパケット・データの優先度が認識され、さ
らに同一優先度で同一宛先のIPパケット・データが集
線され、認識された優先度の順番に出力され、一旦FI
FO(4)に格納される。なお、オプションとしてIP
パケットは、それぞれ単独でも組み立てることができ
る。
リングが交換されるべき相手先がそれぞれのシグナリン
グ情報毎に付加され、自分のアドレスとともにヘッダに
組み込まれる。ヘッダには、(ヘッダ長+データ長)が
先頭に組み込まれる。そして一つ一つのパケットが構築
される。このシグナリング・パケットのヘッダの優先度
フィールドには最優先の表示が付加される。また、ハイ
・レイヤ・プロトコルとしてはSTMシグナリングの識
別子が付加される。また、ヘッダ長は通常の場合0hex
が用いられる。さらに、組み立てられたヘッダに対して
CRC16の演算が施され、演算結果がヘッダの最後に
付けられる。ヘッダの後ろにはデータすなわちペイロー
ドが組み込まれ、さらにオプションでCRC16もしく
はCRC32の演算結果が付加される。
号の交換されるべき相手先がそれぞれの音声データ列毎
に付加され自分のアドレスとともにヘッダに組み込まれ
る。ヘッダには(ヘッダ長+データ長)が先頭に組み込
まれる。そして一つ一つのパケットが構築される。この
STMパケットのヘッダの優先度フィールドには優先度
の高いことが表示される。また、ハイ・レイヤ・プロト
コルとしてはSTMの識別子が付加される。また、ヘッ
ダ長は通常の場合、0hex が用いられる。また、相手局
から送られてくるパケットの受信状況の警報状態がリモ
ート・アラーム・フィールドに、伝送路誤りなどの回線
状況の監視結果がリモート・モニタ・フィールドに組み
込まれる。さらに、組み立てられたヘッダに対してCR
C16の演算が施され、演算結果がヘッダの最後に付け
られる。ヘッダの後ろにはデータすなわちペイロードが
組み込まれ、さらにオプションでCRC16もしくはC
RC32の演算結果が付加される。
PIのセルの固まり毎に交換されるべき相手先がそれぞ
れのセルの固まり毎に付加され、自分のアドレスととも
にヘッダに組み込まれる。ヘッダには(ヘッダ長+デー
タ長)が先頭に組み込まれる。そして一つ一つのパケッ
トが構築される。このATMパケットのヘッダの優先度
フィールドには優先度の高さがCBRそしてUBR+の
順で付加される。また、ハイ・レイヤ・プロトコルとし
てはATMの識別子が付加される。またヘッダ長は、通
常の場合、0hex が用いられる。そして、将来の使用の
ために予約されている予約フィールドが付加される。さ
らに、組み立てられたヘッダに対してCRC16の演算
が施され、演算結果がヘッダの最後に付けられる。ヘッ
ダの後ろにはデータすなわちペイロードが組み込まれ、
さらにオプションでCRC16もしくはCRC32の演
算結果が付加される。
データ・パケット毎にルート、トラヒック・クラス、お
よびフロー分散情報がラベルとして付加される。ヘッダ
には(ヘッダ長+データ長)が先頭に組み込まれる。そ
して一つ一つのパケットが構築される。このIPパケッ
トのヘッダの優先度フィールドには優先度の高さが決め
られた順序で付加される。また、ハイ・レイヤ・プロト
コルとしてはIPの識別子が付加される。また、ヘッダ
長は、通常の場合0hex が用いられる。そして、将来の
使用のために予約されている予約フィールドが付加され
る。さらに、組み立てられたヘッダに対してCRC16
の演算が施され、演算結果がヘッダの最後に付けられ
る。ヘッダの後ろにはデータすなわちペイロードが組み
込まれ、さらにオプションでCRC16もしくはCRC
32の演算結果が付加される。
ションでOAMパケット発生部が追加される。OAMパ
ケット発生部では125μs毎にパケット長chex のパ
ケットが生成される。このパケットは自動保護スイッチ
用のK1、K2バイト、オーダーワイヤ、データ通信チ
ャンネルDCC1、DCC2、DCC3さらに相手局か
ら送られてきたOAMパケットの受信状況を相手局に通
知するリモート・アラーム、リモート・モニタのそれぞ
れのバイトから構成され、最後にヘッダのCRC16の
演算結果が付加される。
おいて、長さ2バイトのスタッフ用のパケットを発生す
る。このパケットに付けるコードは2hex に適当なオフ
セットを加えることにより0連の発生を防いでいる。ま
た、各パケットのヘッダ長はこのオフセット値によって
調整される。すなわち、スタッフ・バイトおよびパケッ
ト長を示す信号を保持するフィールドは、所定のオフセ
ットを法として完全代表系に変換されることにより、0
連の発生が防止されている。
て、OAMパケットが用いられている場合には、OAM
パケットを先頭に、またOAMパケットが用いられてい
ない場合には、STMパケットを先頭に、それぞれ12
5μs毎にそれぞれパケット組立部で組み立てられたパ
ケットがパケット多重部で多重化される。このとき組み
立てられたパケット列のみでビット同期が確立されるた
めにパケット多重後に空きが発生している場合は空いて
いる分だけスタッフ・バイトが詰め込まれる。なお、ス
タッフ・バイト長は2バイトであるため、125μsの
基準となる先頭パケットは最悪2バイト揺らぐことにな
る。パケット多重部で多重化された出力はWDMの0c
hのパスもしくはSONET/SDHのパスとして扱わ
れる。
中継ノード210では、データ・パケットに含まれるヘ
ッダのCRC16演算およびスタッフ用バイトのバイト
同期によりパケット同期が確立される。次に、パケット
のヘッダの宛先アドレスもしくはラベル・フィールドを
見て、パケット毎に行き先方路が決定され、該当出力方
路に転送される。このときSTMパケットが通過する場
合には、選択された方路に同一の容量のリターン・パス
が確保される。
ット多重分離部301において、各パケットのヘッダお
よびスタッフ用バイトによってビット同期およびパケッ
ト同期(フレーム同期)が確立される。パケット同期は
ヘッダのCRC16のチェック結果によって判定され
る。ヘッダのCRC16チェック結果が0であればパケ
ット同期がとれていると判断され、ヘッダ長によりパケ
ットの最後が判定され、続いて次のパケットのヘッダに
含まれているCRC16のチェックが行われる。
を有する同期回路によってパターンの検証が行われ、2
バイト毎に同期が確認される。このようにしてパケット
同期が確立される。パケット多重分離部においてパケッ
ト同期が確立されると、ヘッダ内のハイ・レイヤ・プロ
トコルが参照され、ペイロードに積載されているデータ
がSTMのシグナリングであるかSTMであるか、AT
MであるかまたはIPであるかがまず識別される。
情報があるかどうかが確認される。そしてパケット長に
よりパケットの全長が把握され、ペイロード部分の区切
りが認識される。STMのシグナリング・パケットであ
る場合はパケット分解部(1)に該当パケットが転送さ
れ、STMパケットである場合はパケット分解部(2)
に該当パケットが転送され、ATMパケットである場合
はパケット分解部(3)に該当パケットが転送され、I
Pパケットである場合はパケット分解部(4)にそれぞ
れ該当パケットが転送される。また、OAMパケットの
場合にはOAMパケット検出部308に転送される。
ナリング・パケットが処理され、ペイロードのCRC1
6もしくはCRC32が計算され、データ、クロックお
よびプリミティブが生成される。データはヘッダおよび
ペイロードのCRCチェックバイトが除去された部分で
構成され、クロックはデータのタイミングをとるためデ
ータと一対一対応がとれている。プリミティブには送り
元の情報が含まれている。
トが処理され、ペイロードのCRC16もしくはCRC
32が計算され、データ、クロックおよびプリミティブ
が生成される。データはヘッダおよびペイロードのCR
Cチェックバイトが除去された部分で構成され、クロッ
クはデータのタイミングをとるためデータと一対一対応
がとれている。プリミティブには送り元の情報が含まれ
ている。
トが処理され、ペイロードのCRC16もしくはCRC
32が計算され、データおよびクロックが生成される。
データはヘッダおよびペイロードのCRCチェックバイ
トが除去された部分で構成され、クロックはデータのタ
イミングをとるためデータと一対一対応がとれている。
が処理され、ペイロードのCRC16もしくはCRC3
2が計算され、データおよびクロックが生成される。デ
ータはヘッダおよびペイロードのCRCチェックバイト
が除去された部分で構成され、クロックはデータのタイ
ミングをとるためデータと一対一対応がとれている。
ックをPLL等により平滑することにより、送信元のオ
リジナル信号が再生される。スピード変換部(2)にお
いてクロックをPLL等で平滑することにより、送信元
のオリジナル信号が再生される。スピード変換部(3)
においてクロックをPLL等で平滑することにより、送
信元のオリジナル信号が再生される。
PLL等で平滑することにより、送信元のオリジナル信
号が再生される。スピード変換部の基本的構成は緩衝記
憶器によって構成され、パケット分解部で抽出されたデ
ータがパケット分解部302で生成されたクロック(以
下、書き込みクロックという)により緩衝記憶器401
に書き込まれる。また、書き込みクロックはPLL40
2に書き込まれて平均周波数が抽出され、このクロック
により緩衝記憶器からデータが読み出されることによ
り、オリジナルのデータ列が再生される。
べる。CRC16の生成多項式はX 16+X12+X5+1
である。CRC演算対象となるデータは8×10=80
ビットとなる。ここで80行80列の単位行列を考え、
各行毎にX16を乗じ、生成多項式で除して剰余を求め
る。この剰余すなわち80行16列の行列の転値行列を
取り、これを[P]で表す。この転置行列に演算対象8
0符号から構成される列ベクトル[A]を乗じる。この
とき行列の積和演算においてmod2演算が施され、C
RC16の演算結果が求まる。この値をヘッダCRC1
6としてヘッダに付加する。
は、ヘッダに上記転置行列[P]に対して、16行16
列の単位行列を[I]として行列[PI]を作る。この
行列にヘッダ96符号で構成される列ベクトル[B]を
乗じる。このとき行列の積和演算においてmod2演算
が施された結果が全て0となればヘッダが検出されたと
判断し、最上位16ビットに示されているパケット長分
カウントし、次のヘッダを同様にCRC演算する。同期
がとれていない状態では96ビットのメモリーを準備
し、1ビットシフトする毎に上記の演算を施し、演算結
果が0となるまでシフトする。演算結果がとなった時点
でハンチングが完了したものとみなし、同期保護モード
に入る。指定された回数だけヘッダのCRC16演算結
果が0となった場合同期が確立されたと判定する。ま
た、ヘッダのCRC演算が続けて前もって指定された回
数だけ誤った場合同期外れと判断する。ここで、スタッ
フ・バイトは別の同期回路で2バイトの一致検出を行
い、同期確立の支援を行う。
長を示す信号を保持する第1のフィールド、パケットを
転送する際の優先順位を示す信号を保持する第2のフィ
ールド、トラヒックの種類を示す信号を保持する第3の
フィールド、ヘッダ長を示す信号を保持する第4のフィ
ールド、上記トラヒックの種類に応じた制御信号を保持
する第5のフィールドおよびヘッダのCRC演算結果を
示す信号を保持する第6のフィールドによって構成され
たヘッダと、上記トラヒックの種類に応じた情報信号を
保持するペイロードと、このペイロードのCRC演算結
果を示す信号とからなるパケットを、複数多重化してか
ら伝送するものである。
ンク層が統合されたフレーム構成を用いてスタッフ用バ
イトを挿入することにより、125μsの周期のフレー
ムが構成できると同時に物理層のビット同期を確立する
ことができる。また、ヘッダのCRC16演算によって
パケットの同期を確立することができる。さらに、本フ
レームはSTM、ATMおよびIPに対して共通のフレ
ーム構成を提供するため、一つのネットワークで異なる
種類の情報を同時に同一の方法で扱うことができる。特
に中継ノードではパケットのヘッダおよびスタッフ用バ
イトによりビット同期およびパケット同期が確立され、
同一の物理層/データリンク層統合スイッチを用いてS
TM、ATM、IPがそれぞれ指定された方路に出力さ
れるため、従来回線交換ネットワーク、ATM交換ネッ
トワークおよびIPネットワークとして、それぞれ別々
のネットワークであったものを、単一のネットワークと
して構築することができる。
を示す説明図である。
ある。
ある。
の場合のヘッダの構成を示す説明図である。
IPv4,IPv6の場合のヘッダの構成を示す説明図
である。
る。
る。
る。
ある。
ッチ、103…IPルータ、104…信号処理部、10
5…STM処理部、106…ATMセル順序制御部、1
07…IP優先制御部、108…FIFO、109…パ
ケット組立部、110…パケット多重化部、111…ス
タッフ・バイト発生部、112…OAMパケット発生
部、113…パケット多重化部、200…中継ノード、
201…物理層/データリンク層統合スイッチ、210
…中継ノード、211,212…パケット同期回路、2
13…物理層/データリンク層統合スイッチ、214,
215,216…パケットフレーム構築部、300…受
信部、301…パケット多重化部、302…パケット分
解部、304…スピード変換部、305…交換機、30
6…ATMスイッチ、307…IPルータ、308…O
AMパケット検出部、400…スピード変換部、401
…緩衝記憶器、402…PLL。
Claims (28)
- 【請求項1】 パケット長を示す信号を保持する第1の
フィールド、パケットを転送する際の優先順位を示す信
号を保持する第2のフィールド、トラヒックの種類を示
す信号を保持する第3のフィールド、ヘッダ長を示す信
号を保持する第4のフィールド、前記トラヒックの種類
に応じた制御信号を保持する第5のフィールドおよびヘ
ッダのCRC演算結果を示す信号を保持する第6のフィ
ールドによって構成されたヘッダと、前記トラヒックの
種類に応じた情報信号を保持するペイロードと、このペ
イロードのCRC演算結果を示す信号とからなるパケッ
トを、複数多重化してから伝送することを特徴とする伝
送方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記トラヒックは、同期転送モード(STM)、非同期
転送モード(ATM)またはインターネット・プロトコ
ル(IP)に係るトラヒックの何れか一種類または複数
種類を組み合わせたものであることを特徴とする伝送方
法。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記ペイロードは、その長さが最大長を有するとともに
可変長であることを特徴とする伝送方法。 - 【請求項4】 請求項2において、 前記第5のフィールドは、宛先アドレスを示す信号を保
持するフィールドと、送信元アドレスを示す信号を保持
するフィールドと、対局の警報状態を示すリモート・ア
ラームを保持するフィールドと、対局の信号受信状態を
示すリモート・モニタを保持するフィールドとで構成さ
れ、 前記ヘッダは、STM信号を伝送するためのパケットの
ヘッダを構成していることを特徴とする伝送方法。 - 【請求項5】 請求項2において、 前記第5のフィールドは、宛先アドレスを示す信号を保
持するフィールドと、送信元アドレスを示す信号を保持
するフィールドと、将来の使用のために予約されたフィ
ールドとで構成され、 前記ヘッダは、ATMセルを伝送するためのパケットの
ヘッダを構成していることを特徴とする伝送方法。 - 【請求項6】 請求項2において、 前記第5のフィールドは、ラベルを示す信号を保持する
フィールドと、将来の使用のために予約されたフィール
ドとで構成され、 前記ヘッダは、ラベル技術を用いてIPv4またはIP
v6によるパケットを伝送するためのヘッダを構成して
いることを特徴とする伝送方法。 - 【請求項7】 請求項2において、 前記第5のフィールドは、宛先アドレスを示す信号を保
持するフィールドと、経路情報およびトラヒック・クラ
ス並びにフロー分散を制御するための識別子を保持する
フィールドとで構成され、 前記ヘッダは、ネットワーク内のアドレスを用いてIP
v4またはIPv6によるパケットを伝送するためのヘ
ッダを構成していることを特徴とする伝送方法。 - 【請求項8】 請求項4ないし請求項7の何れか一項に
おいて、 前記ヘッダは、前記第6のフィールドの後に、オプショ
ンによって拡張可能なフィールドをさらに有することを
特徴とする伝送方法。 - 【請求項9】 請求項1において、 前記多重化されたパケットは、前記ネットワークの保守
および運用の管理に用いられるOAMパケットと、前記
多重化されたパケットの周期を維持するためのスタッフ
・バイトとをさらに有することを特徴とする伝送方法。 - 【請求項10】 請求項9において、 前記OAMパケットは、自動保護スイッチ用のバイトを
保持するフィールドと、オーダ・ワイヤを保持するフィ
ールドと、データ通信チャネルを保持するフィールド
と、対局の警報状態を示すリモート・アラームを保持す
るフィールドと、対局の信号受信状態を示すリモート・
モニタを保持するフィールドとで構成されていることを
特徴とする伝送方法。 - 【請求項11】 請求項9において、 前記スタッフ・バイトおよび前記パケット長を示す信号
を保持する第1のフィールドは、所定のオフセットを法
として完全代表系に変換されることにより、0連の発生
が防止されていることを特徴とする伝送方法。 - 【請求項12】 パケット長を示す信号を保持する第1
のフィールド、パケットを転送する際の優先順位を示す
信号を保持する第2のフィールド、トラヒックの種類を
示す信号を保持する第3のフィールド、ヘッダ長を示す
信号を保持する第4のフィールド、前記トラヒックの種
類に応じた制御信号を保持する第5のフィールドおよび
ヘッダのCRC演算結果を示す信号を保持する第6のフ
ィールドによって構成されたヘッダと、前記トラヒック
の種類に応じた情報信号を保持するペイロードと、この
ペイロードのCRC演算結果を示す信号とからなるパケ
ットを、複数多重化してから送信する送信部と、 この送信部から受信したパケットに付加されている宛先
アドレスまたはラベルに応じて、前記パケットを出力方
路に出力する中継ノードと、 この中継ノードから受信したパケットを分離し、各パケ
ットに所定のスピード変換を施してから交換機もしくは
ATMスイッチまたはIPルータに入力する受信部とを
備えたことを特徴とするネットワーク・システム。 - 【請求項13】 請求項12において、 前記トラヒックは、同期転送モード(STM)、非同期
転送モード(ATM)またはインターネット・プロトコ
ル(IP)に係るトラヒックの何れか一種類または複数
種類を組み合わせたものであることを特徴とするネット
ワーク・システム。 - 【請求項14】 請求項12において、 前記ペイロードは、その長さが最大長を有するとともに
可変長であることを特徴とするネットワーク・システ
ム。 - 【請求項15】 請求項13において、 前記第5のフィールドは、宛先アドレスを示す信号を保
持するフィールドと、送信元アドレスを示す信号を保持
するフィールドと、対局の警報状態を示すリモート・ア
ラームを保持するフィールドと、対局の信号受信状態を
示すリモート・モニタを保持するフィールドとで構成さ
れ、 前記ヘッダは、STM信号を伝送するためのパケットの
ヘッダを構成していることを特徴とするネットワーク・
システム。 - 【請求項16】 請求項13において、 前記第5のフィールドは、宛先アドレスを示す信号を保
持するフィールドと、送信元アドレスを示す信号を保持
するフィールドと、将来の使用のために予約されたフィ
ールドとで構成され、 前記ヘッダは、ATMセルを伝送するためのパケットの
ヘッダを構成していることを特徴とするネットワーク・
システム。 - 【請求項17】 請求項13において、 前記第5のフィールドは、ラベルを示す信号を保持する
フィールドと、将来の使用のために予約されたフィール
ドとで構成され、 前記ヘッダは、ラベル技術を用いてIPv4またはIP
v6によるパケットを伝送するためのヘッダを構成して
いることを特徴とするネットワーク・システム。 - 【請求項18】 請求項13において、 前記第5のフィールドは、宛先アドレスを示す信号を保
持するフィールドと、経路情報およびトラヒック・クラ
ス並びにフロー分散を制御するための識別子を保持する
フィールドとで構成され、 前記ヘッダは、ネットワーク内のアドレスを用いてIP
v4またはIPv6によるパケットを伝送するためのヘ
ッダを構成していることを特徴とするネットワーク・シ
ステム。 - 【請求項19】 請求項15ないし請求項18の何れか
一項において、 前記ヘッダは、前記第6のフィールドの後に、オプショ
ンによって拡張可能なフィールドをさらに有することを
特徴とするネットワーク・システム。 - 【請求項20】 請求項13において、 前記多重化されたパケットは、前記ネットワークの保守
および運用の管理に用いられるOAMパケットと、前記
多重化されたパケットの周期を維持するためのスタッフ
・バイトとをさらに有することを特徴とするネットワー
ク・システム。 - 【請求項21】 請求項20において、 前記OAMパケットは、自動保護スイッチ用のバイトを
保持するフィールドと、オーダ・ワイヤを保持するフィ
ールドと、データ通信チャネルを保持するフィールド
と、対局の警報状態を示すリモート・アラームを保持す
るフィールドと、対局の信号受信状態を示すリモート・
モニタを保持するフィールドとで構成されていることを
特徴とするネットワーク・システム。 - 【請求項22】 請求項20において、 前記スタッフ・バイトおよび前記パケット長を示す信号
を保持する第1のフィールドは、所定のオフセットを法
として完全代表系に変換されることにより、0連の発生
が防止されていることを特徴とするネットワーク・シス
テム。 - 【請求項23】 請求項20において、 前記送信部は、 (a)デジタル加入者搬送装置もしくはローカル交換機
またはタンデム交換機からなる交換機と、この交換機か
ら出力されたSTM信号を処理する信号処理部と、ST
M信号の先頭位置およびデータ長を認識するSTM処理
部と、前記信号処理部の出力が格納される第1のFIF
Oと、前記STM処理部の出力が格納される第2のFI
FOと、前記第1のFIFOの出力が入力される第1の
パケット組立部と、前記第2のFIFOの出力が入力さ
れる第2のパケット組立部と、 (b)ATMスイッチと、このATMスイッチから出力
されたATMセルが入力されるATMセル順序制御部
と、このATMセル順序制御部の出力が格納される第3
のFIFOと、この第3のFIFOの出力が入力される
第3のパケット組立部と、 (c)IPルータと、このIPルータから出力されたI
Pパケット・データが入力されるIP優先制御部と、こ
のIP優先制御部の出力が格納される第4のFIFO
と、この第4のFIFOの出力が入力される第4のパケ
ット組立部と、 (d)前記第1、第2、第3および第4のパケット組立
部の出力を多重化してから出力するパケット多重化部
と、所定のスタッフ・バイトを生成して出力するスタッ
フ・バイト発生部と、所定のOAMパケットを生成して
出力するOAMパケット発生部とを備えたことを特徴と
するネットワーク・システム。 - 【請求項24】 請求項20において、 前記中継ノードは、入力方路毎のパケットに含まれるヘ
ッダのCRC演算結果およびスタッフ・バイトを用いて
パケットの同期を確立させるパケット同期回路と、パケ
ットのヘッダの宛先アドレスまたはラベルを参照して各
パケットの出力方路を決定する物理層/データリンク層
統合スイッチと、スタッフ・バイトを用いて前記パケッ
トのフレームを再構築するパケット・フレーム構築部と
を備えたことを特徴とするネットワーク・システム。 - 【請求項25】 請求項24において、 前記パケット同期回路は、前記ヘッダのCRC演算にお
ける生成多項式として、X16+X12+X5+1を用いる
ことを特徴とするネットワーク・システム。 - 【請求項26】 請求項24において、 前記パケット同期回路は、スタッフ・バイトを用いて同
期確立を行うことを特徴とするネットワーク・システ
ム。 - 【請求項27】 請求項20において、 前記受信部は、 (a)受信したパケットを分離するパケット多重分離部
と、OAMパケットを検出するOAMパケット検出部
と、 (b)前記パケット多重分離部から入力されたSTMに
よるシグナリング・パケットを処理することによりデー
タおよびクロック並びにプリミティブを生成して出力す
る第1のパケット分解部と、受信したクロックに基づい
て送信元のオリジナルのクロックを再生する第1のスピ
ード変換部と、前記パケット多重分離部から入力された
STMによるパケットを処理することによりデータおよ
びクロック並びにプリミティブを生成して出力する第2
のパケット分解部と、受信したクロックを処理して送信
元のオリジナルのクロックを再生する第2のスピード変
換部と、前記第1および第2のスピード変換部の出力が
入力されかつデジタル加入者搬送装置もしくはローカル
交換機またはタンデム交換機からなる交換機と、 (c)前記パケット多重分離部から入力されたATMに
よるパケットを処理することによりデータおよびクロッ
クを生成して出力する第3のパケット分解部と、受信し
たクロックを処理して送信元のオリジナルのクロックを
再生する第3のスピード変換部と、この第3のスピード
変換部の出力が入力されるATMスイッチと、 (d)前記パケット多重分離部から入力されたIPによ
るパケットを処理することによりデータおよびクロック
を生成して出力する第4のパケット分解部と、受信した
クロックを処理して送信元のオリジナルのクロックを再
生する第4のスピード変換部と、この第4のスピード変
換部の出力が入力されるIPルータとを備えたことを特
徴とするネットワーク・システム。 - 【請求項28】 請求項27において、 前記スピード変換部は、前記パケット分解部から出力さ
れたクロックが格納される緩衝記憶器と、この緩衝記憶
器に格納される前のクロックの平均周波数を抽出してこ
の平均周波数のクロックに従って前記緩衝記憶器に格納
されているクロックを読み出すPLLとを備えたことを
特徴とするネットワーク・システム。
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