JP2001102968A - 送信装置及び送信方法 - Google Patents
送信装置及び送信方法Info
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- H04B7/26—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
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- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
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- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
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- Power Engineering (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速フェージングにより回線変動が著し
く速い場合であっても、装置構成を殆ど増やさずに、適
応等化器に十分な追従性能を保持させ、通信品質を良好
に保つこと。 【解決手段】 回線変動推定部101にて、送信装置1
00と受信装置200との間の回線変動量を推定する。
シンボルレート決定部102にて、回線変動量に基づい
てシンボルレートを決定し、高速フェージングにより回
線変動が著しく速い場合にはシンボルレートを高くして
送信し、シンボル間あるいはバースト内での回線変動を
相対的に微少なものとする。
く速い場合であっても、装置構成を殆ど増やさずに、適
応等化器に十分な追従性能を保持させ、通信品質を良好
に保つこと。 【解決手段】 回線変動推定部101にて、送信装置1
00と受信装置200との間の回線変動量を推定する。
シンボルレート決定部102にて、回線変動量に基づい
てシンボルレートを決定し、高速フェージングにより回
線変動が著しく速い場合にはシンボルレートを高くして
送信し、シンボル間あるいはバースト内での回線変動を
相対的に微少なものとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムに用いられる送信装置及び送信方法に関する。
ムに用いられる送信装置及び送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システムにおいては、複数の
送信波が反射、回折したのち受信機に到達することや受
信機自身の移動等により、受信機に受信された信号の振
幅、位相は激しく変動する。
送信波が反射、回折したのち受信機に到達することや受
信機自身の移動等により、受信機に受信された信号の振
幅、位相は激しく変動する。
【0003】移動体通信システムでは、通信品質を良好
に保つために、受信機において受信信号の振幅、位相変
動を補償する必要がある。また、同期検波、遅延検波等
の処理を行う際にも同様の補償が必要とされている。
に保つために、受信機において受信信号の振幅、位相変
動を補償する必要がある。また、同期検波、遅延検波等
の処理を行う際にも同様の補償が必要とされている。
【0004】受信信号の振幅、位相変動を補償する方法
として、適応等化器により回線の振幅、位相の変動を推
定し、適応的に受信信号の波形を整形して信号間干渉の
影響を低減する方法が一般的に用いられている。
として、適応等化器により回線の振幅、位相の変動を推
定し、適応的に受信信号の波形を整形して信号間干渉の
影響を低減する方法が一般的に用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高速フ
ェージングにより回線変動が著しく速い場合、適応等化
器の回線推定が回線の変動に十分に追従できず、誤り率
特性が劣化するという問題が生じる。
ェージングにより回線変動が著しく速い場合、適応等化
器の回線推定が回線の変動に十分に追従できず、誤り率
特性が劣化するという問題が生じる。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、高速フェージングにより回線変動が著しく速い場
合であっても、装置構成を殆ど増やさずに、適応等化器
に十分な追従性能を保持させ、通信品質を良好に保つこ
とができる送信装置及び送信方法を提供することを目的
とする。
あり、高速フェージングにより回線変動が著しく速い場
合であっても、装置構成を殆ど増やさずに、適応等化器
に十分な追従性能を保持させ、通信品質を良好に保つこ
とができる送信装置及び送信方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の送信装置は、送
受信間の回線変動量に基づいて送信信号のシンボルレー
トを決定するシンボルレート決定手段と、前記シンボル
レートに基づいて送信データを無線送信する送信手段と
を具備する構成を採る。
受信間の回線変動量に基づいて送信信号のシンボルレー
トを決定するシンボルレート決定手段と、前記シンボル
レートに基づいて送信データを無線送信する送信手段と
を具備する構成を採る。
【0008】この構成により、回線変動量が大きい場合
に送信信号のシンボルレートを高くすることができるの
で、受信装置の適応等化器に十分な追従性能を保持させ
ることができる。同様に、シンボルレートを上げること
により時間的変動を相対的に遅くできることから、受信
装置の同期検波や遅延検波等の処理においても時間的変
動を補償することができる。また、周波数オフセットに
よる位相回転等の時間的変動も補償することができる。
に送信信号のシンボルレートを高くすることができるの
で、受信装置の適応等化器に十分な追従性能を保持させ
ることができる。同様に、シンボルレートを上げること
により時間的変動を相対的に遅くできることから、受信
装置の同期検波や遅延検波等の処理においても時間的変
動を補償することができる。また、周波数オフセットに
よる位相回転等の時間的変動も補償することができる。
【0009】本発明の送信装置のシンボルレート決定手
段は、1シンボルあたりの送信時間と回線変動量との積
が一定値となるようにシンボルレートを決定する構成を
採る。
段は、1シンボルあたりの送信時間と回線変動量との積
が一定値となるようにシンボルレートを決定する構成を
採る。
【0010】この構成により、簡単な演算処理により適
当なシンボルレートを決定することができる。
当なシンボルレートを決定することができる。
【0011】本発明の送信装置のシンボルレート決定手
段は、回線変動量と遅延波の遅延時間とに基づいて、誤
り率が最小となるシンボルレートを決定する構成を採
る。
段は、回線変動量と遅延波の遅延時間とに基づいて、誤
り率が最小となるシンボルレートを決定する構成を採
る。
【0012】この構成により、受信装置にとって最も復
号しやすい最適なシンボルレートを決定することがで
き、受信装置における通信品質を良好に保つことができ
る。
号しやすい最適なシンボルレートを決定することがで
き、受信装置における通信品質を良好に保つことができ
る。
【0013】本発明の送信装置のシンボルレート決定手
段は、回線変動量と遅延プロファイルに基づいて、誤り
率が最小となるシンボルレートを決定する構成を採る。
段は、回線変動量と遅延プロファイルに基づいて、誤り
率が最小となるシンボルレートを決定する構成を採る。
【0014】この構成により、受信装置にとって最も復
号しやすい最適なシンボルレートをさらに精度よく決定
することができ、受信装置における通信品質を良好に保
つことができる。
号しやすい最適なシンボルレートをさらに精度よく決定
することができ、受信装置における通信品質を良好に保
つことができる。
【0015】本発明の送信装置は、シンボルレートに基
づいて搬送波の中心周波数を制御する搬送波周波数制御
手段を具備する構成を採る。
づいて搬送波の中心周波数を制御する搬送波周波数制御
手段を具備する構成を採る。
【0016】これにより、システム全体として周波数利
用効率の向上を図ることができる。
用効率の向上を図ることができる。
【0017】本発明の送信装置の送信手段は、受信レベ
ルが高い区間でのみ信号を送信する構成を採る。
ルが高い区間でのみ信号を送信する構成を採る。
【0018】これにより、消費電力の低減を図ることが
でき、システム全体としての回線利用効率を上げること
ができる。
でき、システム全体としての回線利用効率を上げること
ができる。
【0019】本発明の送信装置のシンボルレート決定手
段は、通信相手から送信された信号からシンボルレート
の情報を抽出する構成を採る。そして、この送信装置と
通信を行う本発明の受信装置は、前記送信装置から送信
された信号から受信データを取り出す受信手段と、受信
データに基づいて回線変動を推定する回線変動推定手段
と、推定された回線変動に基づいてシンボルレートを決
定するシンボルレート決定手段と、決定されたシンボル
レートを示す信号を前記送信装置に対して送信する送信
手段を具備する構成を採る。
段は、通信相手から送信された信号からシンボルレート
の情報を抽出する構成を採る。そして、この送信装置と
通信を行う本発明の受信装置は、前記送信装置から送信
された信号から受信データを取り出す受信手段と、受信
データに基づいて回線変動を推定する回線変動推定手段
と、推定された回線変動に基づいてシンボルレートを決
定するシンボルレート決定手段と、決定されたシンボル
レートを示す信号を前記送信装置に対して送信する送信
手段を具備する構成を採る。
【0020】これらの構成により、受信装置にとって最
も復号しやすい最適なシンボルレートをさらに精度よく
決定することができ、システムの通信品質を良好に保つ
ことができる。
も復号しやすい最適なシンボルレートをさらに精度よく
決定することができ、システムの通信品質を良好に保つ
ことができる。
【0021】本発明の基地局装置は、上記いずれかの送
信装置あるいは受信装置を搭載する構成を採る。また、
本発明の通信端末装置は、上記いずれかの送信装置ある
いは受信装置を搭載する構成を採る。
信装置あるいは受信装置を搭載する構成を採る。また、
本発明の通信端末装置は、上記いずれかの送信装置ある
いは受信装置を搭載する構成を採る。
【0022】これらの構成により、受信側にとって最も
復号しやすい最適なシンボルレートを決定することがで
き、システムの通信品質を良好に保つことができる。
復号しやすい最適なシンボルレートを決定することがで
き、システムの通信品質を良好に保つことができる。
【0023】本発明の送信方法は、送受信間の回線変動
量を検出し、前記回線変動量が大きくなるに従って、送
信信号のシンボルレートを高くすることとした。
量を検出し、前記回線変動量が大きくなるに従って、送
信信号のシンボルレートを高くすることとした。
【0024】この方法により、回線変動量が大きい場合
に送信信号のシンボルレートを高くすることができるの
で、受信装置の適応等化器に十分な追従性能を保持させ
ることができる。
に送信信号のシンボルレートを高くすることができるの
で、受信装置の適応等化器に十分な追従性能を保持させ
ることができる。
【0025】本発明の送信方法は、送受信間の回線変動
量を検出し、回線変動量と遅延波の遅延時間から誤り率
特性が最もよい送信信号のシンボルレートを決定するこ
ととした。
量を検出し、回線変動量と遅延波の遅延時間から誤り率
特性が最もよい送信信号のシンボルレートを決定するこ
ととした。
【0026】この方法により、受信装置にとって最も復
号しやすい最適なシンボルレートを決定することがで
き、受信装置における通信品質を良好に保つことができ
る。
号しやすい最適なシンボルレートを決定することがで
き、受信装置における通信品質を良好に保つことができ
る。
【0027】本発明の送信方法は、送受信間の回線変動
量を検出し、回線変動量と遅延プロファイルから誤り率
特性が最もよい送信信号のシンボルレートを決定するこ
ととした。
量を検出し、回線変動量と遅延プロファイルから誤り率
特性が最もよい送信信号のシンボルレートを決定するこ
ととした。
【0028】この方法により、受信装置にとって最も復
号しやすい最適なシンボルレートをさらに精度よく決定
することができ、受信装置における通信品質を良好に保
つことができる。
号しやすい最適なシンボルレートをさらに精度よく決定
することができ、受信装置における通信品質を良好に保
つことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、高速フェージン
グにより回線変動が著しく速い場合にはシンボルレート
を高くして送信し、シンボル間あるいはバースト内での
回線変動を相対的に微少なものとすることである。
グにより回線変動が著しく速い場合にはシンボルレート
を高くして送信し、シンボル間あるいはバースト内での
回線変動を相対的に微少なものとすることである。
【0030】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る送信装置及び受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
形態1に係る送信装置及び受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0032】図1に示す送信装置100において、回線
変動推定部101は、送信装置100と受信装置200
との間の回線変動量を推定し、推定結果をシンボルレー
ト決定部102に出力する。なお、回線変動の推定方法
としては、送信装置100とともに基地局装置等に搭載
される図示しない受信装置に受信された信号の受信レベ
ルを測定し、その測定結果に基づいて推定する方法等が
挙げられる。
変動推定部101は、送信装置100と受信装置200
との間の回線変動量を推定し、推定結果をシンボルレー
ト決定部102に出力する。なお、回線変動の推定方法
としては、送信装置100とともに基地局装置等に搭載
される図示しない受信装置に受信された信号の受信レベ
ルを測定し、その測定結果に基づいて推定する方法等が
挙げられる。
【0033】シンボルレート決定部102は、推定され
た回線変動量に基づいてシンボルレートを決定する。そ
して、シンボルレート決定部102は、決定したシンボ
ルレートを示す信号をフレーム構成部103、ベースバ
ンド変調部104、帯域可変フィルタ105及びシンセ
サイザ106に出力する。
た回線変動量に基づいてシンボルレートを決定する。そ
して、シンボルレート決定部102は、決定したシンボ
ルレートを示す信号をフレーム構成部103、ベースバ
ンド変調部104、帯域可変フィルタ105及びシンセ
サイザ106に出力する。
【0034】フレーム構成部103は、決定されたシン
ボルレートに基づいてフレーム長さを決定し、送信デー
タをフレームに区切ってパイロットシンボル等の制御信
号を各フレームに挿入するフレーム構成処理を行う。
ボルレートに基づいてフレーム長さを決定し、送信デー
タをフレームに区切ってパイロットシンボル等の制御信
号を各フレームに挿入するフレーム構成処理を行う。
【0035】ベースバンド変調部104は、決定された
シンボルレートに基づいて、フレーム構成部103の出
力信号をベースバンド信号に変調する。帯域可変フィル
タ105は、決定されたシンボルレートに基づいてフィ
ルタを構成し、ベースバンド変調部104の出力信号の
送信帯域を制限する。
シンボルレートに基づいて、フレーム構成部103の出
力信号をベースバンド信号に変調する。帯域可変フィル
タ105は、決定されたシンボルレートに基づいてフィ
ルタを構成し、ベースバンド変調部104の出力信号の
送信帯域を制限する。
【0036】シンセサイザ106は、決定されたシンボ
ルレートに基づいて搬送波の中心周波数を制御し、当該
中心周波数の搬送波を乗算部107に出力する。ここ
で、シンセサイザ106は、図2の周波数帯域を示す図
のように、シンボルレートが低い場合の中心周波数fc
2をシンボルレートが高い場合の中心周波数fc1と異な
らせ、周波数帯域を割当てられた許容帯域幅の片側に寄
せることもできる。これにより、システム全体として周
波数利用効率の向上を図ることができる。
ルレートに基づいて搬送波の中心周波数を制御し、当該
中心周波数の搬送波を乗算部107に出力する。ここ
で、シンセサイザ106は、図2の周波数帯域を示す図
のように、シンボルレートが低い場合の中心周波数fc
2をシンボルレートが高い場合の中心周波数fc1と異な
らせ、周波数帯域を割当てられた許容帯域幅の片側に寄
せることもできる。これにより、システム全体として周
波数利用効率の向上を図ることができる。
【0037】なお、図2(a)はシンボルレートが高い
場合の周波数帯域を示し、図2(b)はシンボルレート
が低い場合の周波数帯域を示す。
場合の周波数帯域を示し、図2(b)はシンボルレート
が低い場合の周波数帯域を示す。
【0038】乗算部107は、帯域可変フィルタ105
の出力信号にシンセサイザ106から出力された搬送波
を乗算する。BPF(Band Pass Filter)108は、乗
算部107の出力信号成分の中で、所定の周波数帯域内
に含まれるもののみを通過させる。送信アンテナ109
は、BPF108の出力信号を受信装置200に対して
無線送信する。
の出力信号にシンセサイザ106から出力された搬送波
を乗算する。BPF(Band Pass Filter)108は、乗
算部107の出力信号成分の中で、所定の周波数帯域内
に含まれるもののみを通過させる。送信アンテナ109
は、BPF108の出力信号を受信装置200に対して
無線送信する。
【0039】図1に示す受信装置200において、受信
アンテナ201は、送信装置100から送信された信号
を受信する。BPF202は、受信アンテナ201に受
信された信号成分の中で、所定の周波数帯域内に含まれ
る成分のみを通過させる。
アンテナ201は、送信装置100から送信された信号
を受信する。BPF202は、受信アンテナ201に受
信された信号成分の中で、所定の周波数帯域内に含まれ
る成分のみを通過させる。
【0040】シンボルレート検出部203は、受信信号
のシンボルレートを検出し、シンセサイザ204、帯域
可変フィルタ206、ベースバンド復調部207及び適
応等化器208にシンボルレートを示す信号を出力す
る。なお、シンボルレートの検出方法としては、送信装
置100がシンボルレートの情報を送信データに多重し
て送信し、復調された受信信号からシンボルレートの情
報を検出する方法や、送信装置100はシンボルレート
の情報を送信せず、候補となるシンボルレートで受信信
号を復調し、復調結果からシンボルレートを推定する方
法等が挙げられる。
のシンボルレートを検出し、シンセサイザ204、帯域
可変フィルタ206、ベースバンド復調部207及び適
応等化器208にシンボルレートを示す信号を出力す
る。なお、シンボルレートの検出方法としては、送信装
置100がシンボルレートの情報を送信データに多重し
て送信し、復調された受信信号からシンボルレートの情
報を検出する方法や、送信装置100はシンボルレート
の情報を送信せず、候補となるシンボルレートで受信信
号を復調し、復調結果からシンボルレートを推定する方
法等が挙げられる。
【0041】シンセサイザ204は、検出されたシンボ
ルレートに基づいて搬送波の中心周波数を制御し、当該
中心周波数の搬送波を乗算部205に出力する。乗算部
205は、BPF202の出力信号にシンセサイザ20
4から出力された搬送波を乗算する。
ルレートに基づいて搬送波の中心周波数を制御し、当該
中心周波数の搬送波を乗算部205に出力する。乗算部
205は、BPF202の出力信号にシンセサイザ20
4から出力された搬送波を乗算する。
【0042】帯域可変フィルタ206は、検出されたシ
ンボルレートに基づいてフィルタを構成し、乗算部20
5の出力信号を帯域制限してベースバンド信号を生成す
る。ベースバンド復調部207は、検出されたシンボル
レートに基づいて、帯域可変フィルタ206から出力さ
れたベースバンド信号を復調する。
ンボルレートに基づいてフィルタを構成し、乗算部20
5の出力信号を帯域制限してベースバンド信号を生成す
る。ベースバンド復調部207は、検出されたシンボル
レートに基づいて、帯域可変フィルタ206から出力さ
れたベースバンド信号を復調する。
【0043】適応等化器208は、検出されたシンボル
レートに基づいて、ベースバンド復調部207の出力信
号の波形を整形して信号間干渉の影響を低減する等化処
理を行い、受信データを取り出す。なお、遅延波が存在
する場合であっても、その遅延波が等化範囲内であれ
ば、回線推定を行うことにより当該遅延波を推定して等
化することができる。
レートに基づいて、ベースバンド復調部207の出力信
号の波形を整形して信号間干渉の影響を低減する等化処
理を行い、受信データを取り出す。なお、遅延波が存在
する場合であっても、その遅延波が等化範囲内であれ
ば、回線推定を行うことにより当該遅延波を推定して等
化することができる。
【0044】次に、シンボルレートと回線変動との関係
について図3を用いて説明する。図3の横軸は時間であ
り、縦軸は位相変動量である。また、図3(a)はシン
ボルレートが低い場合であり、図3(b)はシンボルレ
ートが高い場合である。
について図3を用いて説明する。図3の横軸は時間であ
り、縦軸は位相変動量である。また、図3(a)はシン
ボルレートが低い場合であり、図3(b)はシンボルレ
ートが高い場合である。
【0045】図3(a)に示すように、シンボルレート
が低い場合、1シンボルの送信時間Ts1は長くなり、
その間における位相変動量Δθ1は大きくなる。これに
対し、図3(b)に示すように、シンボルレートが高い
場合、1シンボルの送信時間Ts2は短くなり、その間
における位相変動量Δθ2は小さくなる。なお、ここで
は回線の位相変動量について示したが、振幅に関する時
間変動についても同様である。
が低い場合、1シンボルの送信時間Ts1は長くなり、
その間における位相変動量Δθ1は大きくなる。これに
対し、図3(b)に示すように、シンボルレートが高い
場合、1シンボルの送信時間Ts2は短くなり、その間
における位相変動量Δθ2は小さくなる。なお、ここで
は回線の位相変動量について示したが、振幅に関する時
間変動についても同様である。
【0046】このように、シンボルレートを上げること
により相対的に回線変動量が小さくなることから、回線
変動量が大きい場合に送信信号のシンボルレートを高く
して、受信装置の適応等化器に十分な追従性能を保持さ
せることができる。
により相対的に回線変動量が小さくなることから、回線
変動量が大きい場合に送信信号のシンボルレートを高く
して、受信装置の適応等化器に十分な追従性能を保持さ
せることができる。
【0047】同様に、シンボルレートを上げることによ
り時間的変動を相対的に遅くできることから、受信装置
の同期検波や遅延検波等の処理においても時間的変動を
補償することができる。また、周波数オフセットによる
位相回転等の時間的変動も補償することができる。
り時間的変動を相対的に遅くできることから、受信装置
の同期検波や遅延検波等の処理においても時間的変動を
補償することができる。また、周波数オフセットによる
位相回転等の時間的変動も補償することができる。
【0048】ここで、シンボルレート決定部102にお
いて、1シンボルあたりの送信時間Tsすなわちシンボ
ルレートの逆数と、回線変動量fDとの積が一定値とな
るようにシンボルレートを決定すれば、簡単な演算処理
により適当なシンボルレートを決定することができる。
いて、1シンボルあたりの送信時間Tsすなわちシンボ
ルレートの逆数と、回線変動量fDとの積が一定値とな
るようにシンボルレートを決定すれば、簡単な演算処理
により適当なシンボルレートを決定することができる。
【0049】また、シンボルレートが高い場合に短時間
で信号を送信することができることから、送信装置10
0は、受信レベルの高い区間でのみ信号を送信すること
としてもよい。
で信号を送信することができることから、送信装置10
0は、受信レベルの高い区間でのみ信号を送信すること
としてもよい。
【0050】これにより、消費電力の低減を図ることが
でき、システム全体としての回線利用効率を上げること
ができる。
でき、システム全体としての回線利用効率を上げること
ができる。
【0051】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2に係る送信装置及び受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。但し、図4に示す送信装置及び受信装置に
おいて、図1と共通する構成部分には図1と同一符号を
付し、その説明を省略する。
形態2に係る送信装置及び受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。但し、図4に示す送信装置及び受信装置に
おいて、図1と共通する構成部分には図1と同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0052】図4において、送信装置100は、図1に
対して、回線変動推定部101及びシンボルレート決定
部102を削除し、復調部401及びシンボルレート抽
出部402を追加した構成を採る。また、受信装置20
0は、図1に対して、シンボルレート検出部203を削
除し、回線変動推定部301、シンボルレート決定部3
02及び変調部303を追加した構成を採る。なお、図
4において、アンテナ109及びアンテナ201は、送
信アンテナ及び受信アンテナを兼ねる。
対して、回線変動推定部101及びシンボルレート決定
部102を削除し、復調部401及びシンボルレート抽
出部402を追加した構成を採る。また、受信装置20
0は、図1に対して、シンボルレート検出部203を削
除し、回線変動推定部301、シンボルレート決定部3
02及び変調部303を追加した構成を採る。なお、図
4において、アンテナ109及びアンテナ201は、送
信アンテナ及び受信アンテナを兼ねる。
【0053】回線変動推定部301は、受信信号の回線
変動量を推定し、シンボルレート決定部302に回線変
動量を示す信号を出力する。シンボルレート決定部30
2は、推定された回線変動量に基づいてシンボルレート
を決定し、変調部303にシンボルレートを示す信号を
出力する。変調部303は、シンボルレートを示す信号
を変調してアンテナ201から送信する。
変動量を推定し、シンボルレート決定部302に回線変
動量を示す信号を出力する。シンボルレート決定部30
2は、推定された回線変動量に基づいてシンボルレート
を決定し、変調部303にシンボルレートを示す信号を
出力する。変調部303は、シンボルレートを示す信号
を変調してアンテナ201から送信する。
【0054】復調部401は、アンテナ109に受信さ
れたシンボルレートを示す信号を復調し、シンボルレー
ト抽出部402に出力する。シンボルレート抽出部40
2は、復調信号からシンボルレートを抽出し、抽出した
シンボルレートを示す信号をフレーム構成部103、ベ
ースバンド変調部104、帯域可変フィルタ105及び
シンセサイザ106に出力する。
れたシンボルレートを示す信号を復調し、シンボルレー
ト抽出部402に出力する。シンボルレート抽出部40
2は、復調信号からシンボルレートを抽出し、抽出した
シンボルレートを示す信号をフレーム構成部103、ベ
ースバンド変調部104、帯域可変フィルタ105及び
シンセサイザ106に出力する。
【0055】このように、受信装置にてシンボルレート
を決定し、送信装置が受信装置にて決定されたシンボル
レートに従って送信データを送信することにより、受信
装置にて最も復号しやすいシンボルレートにて送信する
ことができる。
を決定し、送信装置が受信装置にて決定されたシンボル
レートに従って送信データを送信することにより、受信
装置にて最も復号しやすいシンボルレートにて送信する
ことができる。
【0056】なお、受信装置200が送信装置と一体で
ある場合、シンボルレート決定部302から出力された
シンボルレートを示す情報を送信データに多重して送信
してもよい。
ある場合、シンボルレート決定部302から出力された
シンボルレートを示す情報を送信データに多重して送信
してもよい。
【0057】(実施の形態3)実施の形態1及び2で
は、シンボルレート決定部102あるいはシンボルレー
ト決定部302が、回線変動量のみに基づいて送信デー
タのシンボルレートを決定する場合について説明した。
は、シンボルレート決定部102あるいはシンボルレー
ト決定部302が、回線変動量のみに基づいて送信デー
タのシンボルレートを決定する場合について説明した。
【0058】しかし、同一の遅延波であってもシンボル
レートを上げると遅延シンボル数が相対的に大きくな
り、適応等化器の等化可能な遅延シンボル数はその適応
等化器のタップ数によって定まるため、シンボルレート
を上げ続けた場合、等化可能範囲を超えた遅延波が存在
することとなり適応等化器の性能が劣化するという問題
が生じる。
レートを上げると遅延シンボル数が相対的に大きくな
り、適応等化器の等化可能な遅延シンボル数はその適応
等化器のタップ数によって定まるため、シンボルレート
を上げ続けた場合、等化可能範囲を超えた遅延波が存在
することとなり適応等化器の性能が劣化するという問題
が生じる。
【0059】例えば、無線回線に存在する1μsの遅延
波は、シンボルレートが1Mspsのときには1シンボル遅
延の遅延波であり、シンボルレートが2Mspsのときには
2シンボル遅延の遅延波である。
波は、シンボルレートが1Mspsのときには1シンボル遅
延の遅延波であり、シンボルレートが2Mspsのときには
2シンボル遅延の遅延波である。
【0060】適応等化器が5タップのものである場合、
4シンボル遅延までの遅延波であれば等化することがで
きるが、4シンボル遅延以上の遅延波を等化することは
できない。
4シンボル遅延までの遅延波であれば等化することがで
きるが、4シンボル遅延以上の遅延波を等化することは
できない。
【0061】すなわち、上記1μsの遅延波が存在する
場合、シンボルレートが4Msps未満のときには遅延時間
が4シンボルに収まるため、適応等化器は当該遅延波を
等化することができるが、シンボルレートが4Msps以上
のときには当該遅延波を等化することができず、適応等
化器の性能は劣化する。
場合、シンボルレートが4Msps未満のときには遅延時間
が4シンボルに収まるため、適応等化器は当該遅延波を
等化することができるが、シンボルレートが4Msps以上
のときには当該遅延波を等化することができず、適応等
化器の性能は劣化する。
【0062】図5は、所定量の回線変動及び所定遅延時
間の遅延波が存在する環境下におけるシンボルレートと
誤り率(BER)特性との関係を示す図である。
間の遅延波が存在する環境下におけるシンボルレートと
誤り率(BER)特性との関係を示す図である。
【0063】図5に示すように、遅延波の遅延シンボル
数が等化可能範囲内であれば、シンボルレートが上がる
に連れてフェージングによる回線変動量が相対的に小さ
くなるため誤り率特性が向上する。一方、シンボルレー
トが、遅延波の遅延シンボル数が等化可能範囲を超える
と、シンボルレートが上がるに連れて遅延波の影響によ
って誤り率特性が劣化する。
数が等化可能範囲内であれば、シンボルレートが上がる
に連れてフェージングによる回線変動量が相対的に小さ
くなるため誤り率特性が向上する。一方、シンボルレー
トが、遅延波の遅延シンボル数が等化可能範囲を超える
と、シンボルレートが上がるに連れて遅延波の影響によ
って誤り率特性が劣化する。
【0064】そこで、実施の形態3では、回線変動量及
び遅延波の遅延時間によって、誤り率が最小となる最適
なシンボルレートXを決定する。
び遅延波の遅延時間によって、誤り率が最小となる最適
なシンボルレートXを決定する。
【0065】図6は、本発明の実施の形態3に係る送信
装置及び受信装置の構成を示すブロック図である。但
し、図6に示す送信装置及び受信装置において、図1と
共通する構成部分には図1と同一符号を付し、その説明
を省略する。
装置及び受信装置の構成を示すブロック図である。但
し、図6に示す送信装置及び受信装置において、図1と
共通する構成部分には図1と同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0066】図6において、受信装置200は上記図1
と全く同じ構成をとり、送信装置100は、図1に対し
て、遅延プロファイル生成部501を追加した構成を採
る。
と全く同じ構成をとり、送信装置100は、図1に対し
て、遅延プロファイル生成部501を追加した構成を採
る。
【0067】遅延プロファイル生成部501は、送信装
置100とともに基地局装置等に搭載される図示しない
受信装置に受信された信号の遅延プロファイルを生成
し、シンボルレート決定部102に出力する。
置100とともに基地局装置等に搭載される図示しない
受信装置に受信された信号の遅延プロファイルを生成
し、シンボルレート決定部102に出力する。
【0068】シンボルレート決定部102は、回線変動
量と遅延波の遅延時間とから誤り率が最小となるシンボ
ルレートを与える参照テーブルを保持する。そして、シ
ンボルレート決定部102は、回線変動推定部101か
ら回線変動量を入力し、遅延プロファイル生成部501
から遅延プロファイルを入力し、参照テーブルに基づい
てシンボルレートを決定する。
量と遅延波の遅延時間とから誤り率が最小となるシンボ
ルレートを与える参照テーブルを保持する。そして、シ
ンボルレート決定部102は、回線変動推定部101か
ら回線変動量を入力し、遅延プロファイル生成部501
から遅延プロファイルを入力し、参照テーブルに基づい
てシンボルレートを決定する。
【0069】この決定されたシンボルレートは、受信装
置200にとって最も復号しやすい最適なシンボルレー
トであり、受信装置200は通信品質を良好に保つこと
ができる。
置200にとって最も復号しやすい最適なシンボルレー
トであり、受信装置200は通信品質を良好に保つこと
ができる。
【0070】さらに、遅延時間だけでなく、各パスの遅
延波の遅延時間並びにレベルをモデル化したパスモデル
を考慮したテーブルを用意することにより、受信装置2
00にとって最も復号しやすい最適なシンボルレートを
さらに精度良く選択することができる。
延波の遅延時間並びにレベルをモデル化したパスモデル
を考慮したテーブルを用意することにより、受信装置2
00にとって最も復号しやすい最適なシンボルレートを
さらに精度良く選択することができる。
【0071】なお、実施の形態2で示したように、受信
装置にてシンボルレートを決定し、送信装置が受信装置
にて決定されたシンボルレートに従って送信データを送
信することもできる。この場合、回線変動部と遅延プロ
ファイル生成部が受信装置200に追加される。
装置にてシンボルレートを決定し、送信装置が受信装置
にて決定されたシンボルレートに従って送信データを送
信することもできる。この場合、回線変動部と遅延プロ
ファイル生成部が受信装置200に追加される。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の送信装置
及び送信方法によれば、測定した回線変動量に応じてシ
ンボルレートを適応的に変化させることができるので、
高速フェージングにより回線変動が著しく速い場合であ
っても、装置構成を殆ど増やさずに、適応等化器に十分
な追従性能を保持させ、通信品質を良好に保つことがで
きる。
及び送信方法によれば、測定した回線変動量に応じてシ
ンボルレートを適応的に変化させることができるので、
高速フェージングにより回線変動が著しく速い場合であ
っても、装置構成を殆ど増やさずに、適応等化器に十分
な追従性能を保持させ、通信品質を良好に保つことがで
きる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る送信装置及び受信
装置の構成を示すブロック図
装置の構成を示すブロック図
【図2】シンボルレートに対応する周波数帯域を示す図
【図3】シンボルレートと回線変動との関係を示す図
【図4】本発明の実施の形態2に係る送信装置及び受信
装置の構成を示すブロック図
装置の構成を示すブロック図
【図5】シンボルレートとBER特性との関係を示す図
【図6】本発明の実施の形態3に係る送信装置及び受信
装置の構成を示すブロック図
装置の構成を示すブロック図
101、301 回線変動推定部 102、302 シンボルレート決定部 103 フレーム構成部 104 ベースバンド変調部 105 帯域可変フィルタ 106 シンセサイザ 107 乗算部 108 BPF 109 送信アンテナ 201 受信アンテナ 202 BPF 203 シンボルレート検出部 204 シンセサイザ 205 乗算部 206 帯域可変フィルタ 207 ベースバンド復調部 208 適応等化器 303 変調部 401 復調部 402 シンボルレート抽出部 501 遅延プロファイル生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上杉 充 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K021 AA06 CC05 CC14 EE04 GG01 5K067 AA02 BB01 DD46 EE02 EE10 EE32 HH21 KK01 LL05 LL11 LL15
Claims (15)
- 【請求項1】 送受信間の回線変動量に基づいて送信信
号のシンボルレートを決定するシンボルレート決定手段
と、前記シンボルレートに基づいて送信データを無線送
信する送信手段とを具備することを特徴とする送信装
置。 - 【請求項2】 シンボルレート決定手段は、1シンボル
あたりの送信時間と回線変動量との積が一定値となるよ
うにシンボルレートを決定することを特徴とする請求項
1記載の送信装置。 - 【請求項3】 シンボルレート決定手段は、回線変動量
と遅延波の遅延時間とに基づいて、誤り率が最小となる
シンボルレートを決定することを特徴とする請求項1記
載の送信装置。 - 【請求項4】 シンボルレート決定手段は、回線変動量
と遅延プロファイルに基づいて、誤り率が最小となるシ
ンボルレートを決定することを特徴とする請求項1記載
の送信装置。 - 【請求項5】 シンボルレートに基づいて搬送波の中心
周波数を制御する搬送波周波数制御手段を具備すること
を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の
送信装置。 - 【請求項6】 送信手段は、受信レベルが高い区間での
み信号を送信することを特徴とする請求項1から請求項
5のいずれかに記載の送信装置。 - 【請求項7】 シンボルレート決定手段は、通信相手か
ら送信された信号からシンボルレートの情報を抽出する
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに送
信装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の送信装置から送信された
信号から受信データを取り出す受信手段と、受信データ
に基づいて回線変動を推定する回線変動推定手段と、推
定された回線変動に基づいてシンボルレートを決定する
シンボルレート決定手段と、決定されたシンボルレート
を示す信号を前記送信装置に対して送信する送信手段を
具備することを特徴とする受信装置。 - 【請求項9】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
の送信装置を搭載することを特徴とする基地局装置。 - 【請求項10】 請求項8記載の受信装置を搭載するこ
とを特徴とする基地局装置。 - 【請求項11】 請求項1から請求項7のいずれかに記
載の送信装置を搭載することを特徴とする通信端末装
置。 - 【請求項12】 請求項8記載の受信装置を搭載するこ
とを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項13】 送受信間の回線変動量を検出し、前記
回線変動量が大きくなるに従って、送信信号のシンボル
レートを高くすることを特徴とする送信方法。 - 【請求項14】 送受信間の回線変動量を検出し、回線
変動量と遅延波の遅延時間から誤り率特性が最もよい送
信信号のシンボルレートを決定することを特徴とする送
信方法。 - 【請求項15】 送受信間の回線変動量を検出し、回線
変動量と遅延プロファイルから誤り率特性が最もよい送
信信号のシンボルレートを決定することを特徴とする送
信方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27568899A JP2001102968A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 送信装置及び送信方法 |
AU73211/00A AU7321100A (en) | 1999-09-29 | 2000-09-25 | Transmitting device and transmitting method |
KR10-2001-7006651A KR100413152B1 (ko) | 1999-09-29 | 2000-09-25 | 송신 장치, 송신 방법, 수신 장치, 기지국 장치 및 통신 단말 장치 |
BR0007176-5A BR0007176A (pt) | 1999-09-29 | 2000-09-25 | Aparelho de transmissão e método de transmissão |
CNB008019274A CN1178440C (zh) | 1999-09-29 | 2000-09-25 | 发送装置和发送方法 |
PCT/JP2000/006541 WO2001024468A1 (fr) | 1999-09-29 | 2000-09-25 | Dispositif et procede d'emission |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27568899A JP2001102968A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 送信装置及び送信方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001102968A true JP2001102968A (ja) | 2001-04-13 |
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ID=17558981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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WO (1) | WO2001024468A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5483676A (en) * | 1988-08-04 | 1996-01-09 | Norand Corporation | Mobile radio data communication system and method |
JP2863212B2 (ja) * | 1989-10-06 | 1999-03-03 | 日本電信電話株式会社 | 在圏ゾーン判定方法 |
JP3236738B2 (ja) * | 1994-08-29 | 2001-12-10 | 京セラ株式会社 | スペクトラム拡散通信方式 |
US5612948A (en) * | 1994-11-18 | 1997-03-18 | Motorola, Inc. | High bandwidth communication network and method |
JP3471953B2 (ja) * | 1995-02-16 | 2003-12-02 | キヤノン株式会社 | データ通信装置 |
US5715277A (en) * | 1995-07-28 | 1998-02-03 | Motorola, Inc. | Apparatus and method for determining a symbol rate and a carrier frequency for data transmission and reception |
JP3767000B2 (ja) * | 1996-01-19 | 2006-04-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 通信装置 |
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JP3240262B2 (ja) * | 1996-07-25 | 2001-12-17 | 株式会社日立国際電気 | 適応変調伝送方法とそのシステム |
JPH1056420A (ja) * | 1996-08-08 | 1998-02-24 | Kokusai Electric Co Ltd | Cdma適応変調方法とそのシステム |
JPH11243361A (ja) * | 1998-02-25 | 1999-09-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線通信システム多元接続方式選択法 |
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- 1999-09-29 JP JP27568899A patent/JP2001102968A/ja active Pending
-
2000
- 2000-09-25 EP EP00961219A patent/EP1133125A4/en not_active Withdrawn
- 2000-09-25 KR KR10-2001-7006651A patent/KR100413152B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-09-25 CN CNB008019274A patent/CN1178440C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-09-25 BR BR0007176-5A patent/BR0007176A/pt not_active IP Right Cessation
- 2000-09-25 AU AU73211/00A patent/AU7321100A/en not_active Abandoned
- 2000-09-25 WO PCT/JP2000/006541 patent/WO2001024468A1/ja not_active Application Discontinuation
Also Published As
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WO2001024468A1 (fr) | 2001-04-05 |
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