JP2000236365A - 歪み推定装置とそれを用いた復調装置 - Google Patents

歪み推定装置とそれを用いた復調装置

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JP2000236365A
JP2000236365A JP3403899A JP3403899A JP2000236365A JP 2000236365 A JP2000236365 A JP 2000236365A JP 3403899 A JP3403899 A JP 3403899A JP 3403899 A JP3403899 A JP 3403899A JP 2000236365 A JP2000236365 A JP 2000236365A
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Yutaka Murakami
豊 村上
Shinichiro Takabayashi
真一郎 高林
Masayuki Orihashi
雅之 折橋
Akihiko Matsuoka
昭彦 松岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信において、ビット誤り率特性の劣化
を抑えるために送受信機間の周波数オフセット及びフェ
ージング歪みを高精度に推定することができる歪み推定
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 直交ベースバンド信号の同相成分201
から振幅変動を推定する同相成分多項式近似部204
と、直交ベースバンド信号の直交成分202から振幅変
動を推定する直交成分多項式近似部205と、同相成分
振幅変動推定信号206及び直交成分振幅変動推定信号
207から振幅変動を推定する振幅変動計算部208
と、直交ベースバンド信号の同相成分201及び直交成
分202から位相変動を推定する位相変動多項式近似部
210とを具備することで、ビット誤り率特性の劣化を
抑えるために送受信機間の周波数オフセット及びフェー
ジング歪みを高精度に推定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信に用いら
れる歪み推定装置とそれを用いた復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信において、レイリーフェージン
グ環境下で多値QAM信号を伝送した場合、その伝送信
号はフェージングにより振幅変動および位相変動を受
け、伝送信号に歪みが生じてしまう。このようなフェー
ジング歪みに対する補償方法として、従来より、例えば
「陸上移動通信用16QAMのフェージングひずみ補
償」(三瓶、電子情報通信学会論文誌B−II、Vo
l.J−72−B−II、No.1、pp.7−15、
1989年1月)に記載されたものが知られている。
【0003】この方法は、レイリーフェージング環境下
で多値QAM信号を伝送した場合に伝送信号が受ける振
幅変動および位相変動に対し、信号空間ダイヤグラムの
大きさや傾きは変化するが、信号空間ダイヤグラム全体
の形を変化しない特性を利用した方式で、送信側ではパ
イロットシンボルをデータシンボル列間に周期的に挿入
した所定数のシンボル群から成るフレーム構成の送信デ
ータを伝送し、受信側ではパイロットシンボルの信号空
間位置を検出し、各点の相対位置関係から各シンボルの
フェージング歪み量を推定および補償して、データを復
号する方式である。
【0004】この方式を用いた従来技術の一例を、図4
と図5を用いて説明する。図4は従来のフェージング歪
み推定補償部の構成ブロック図で、図5は歪み補償を行
うための内挿補間の概念図である。
【0005】図4において、402はクロック再生部、
403はデータシンボル入力制御部、404はデータ遅
延部、405はフェージング歪み量算出部、406はフ
ェージング歪み推定補償部、409はパイロットシンボ
ル入力制御部、410はパイロット検出部である。
【0006】入力信号を受信検波されたベースバンド信
号u(t)とすると、この受信信号はパイロット検出部
410、クロック再生部402に入力され、所定のパイ
ロット検出信号およびクロック信号が各々出力される。
パイロットシンボル入力制御部409は、該パイロット
検出信号により、パイロットシンボルのみをフェージン
グ歪み量算出部405に出力する。
【0007】受信複素ベースバンド信号u(t)は、送
信複素ベースバンド信号をz(t)、フェージング歪み
をc(t)とすると、(数1)のように表される。
【0008】
【数1】
【0009】また、受信パイロットシンボルをup 、送
信パイロットシンボルをpとすると、パイロットシンボ
ルのフェージング歪み量cp は、(数2)のように求め
ることができる。
【0010】
【数2】
【0011】フェージング歪み量算出部405では、
(数2)よりパイロットシンボルにおけるフェージング
歪み量を求める。
【0012】受信データは、データシンボル入力制御部
403においてデータシンボルのみが取り込まれ、デー
タ遅延部404へ出力される。データ遅延部404で
は、フェージング歪み推定補償部406で必要となる、
データシンボルにおけるフェージング歪み量にかかる時
間分、データシンボルを遅延させる。フェージング歪み
推定補償部406では、フェージング歪み量算出部40
5で求められたパイロットシンボルのフェージング歪み
量をもとにして、パイロットシンボルのフェージング歪
み量を時間軸上で補間し、データシンボルのフェージン
グ歪み量を図5に示すように求め、データシンボルのフ
ェージング歪み量の逆数(共約複素)を、データ遅延部
404より入力されるデータシンボルに掛けることによ
り、フェージング補償を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方式
は、送受信機間の周波数オフセットが増加するにつれて
フェージング歪みが増大し、ビット誤り率特性の劣化が
激しくなるという問題があった。
【0014】本発明は、ビット誤り率特性の劣化を抑え
るために送受信機間の周波数オフセット及びフェージン
グ歪みを高精度に推定することができる歪み推定装置を
提供することを目的とする。
【0015】また本発明は、送受信機間の周波数オフセ
ット及びフェージング歪みを高精度に推定することでビ
ット誤り率特性の劣化を抑えることができる復調装置を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、送信側で8値以上の多値変調信号に既知パ
イロット信号を挿入した送信データを送信し、受信側で
前記送信データを受信して受信信号の歪み推定及び補償
を行う無線通信の復調装置に用いられ、受信直交ベース
バンド信号の同相成分及びタイミング信号を入力して同
相成分振幅変動推定信号を出力する同相成分振幅変動推
定手段と、受信直交ベースバンド信号の直交成分及び前
記タイミング信号を入力して直交成分振幅変動推定信号
を出力する直交成分振幅変動推定手段と、前記同相成分
振幅変動推定信号と前記直交成分振幅変動推定信号と前
記タイミング信号とを入力して振幅変動推定信号を出力
する振幅変動計算手段と、前記同相成分と前記直交成分
と前記タイミング信号とを入力して位相変動推定信号を
出力する位相変動推定手段とを具備することを特徴とす
る歪み推定装置としたものであり、これにより、送受信
機間の周波数オフセット及びフェージング歪みを高精度
に推定することができる歪み推定装置を提供することが
できる。
【0017】また、本発明は、前記歪み推定装置と、受
信直交ベースバンド信号の同相成分及び直交成分、タイ
ミング信号、前記歪み推定装置から出力される振幅変動
推定信号及び位相変動推定信号を入力して検波を行いデ
ィジタル信号を出力する検波手段とを具備することを特
徴とする復調装置としたものであり、これにより、送受
信機間の周波数オフセット及びフェージング歪みを高精
度に推定することでビット誤り率特性の劣化を抑えるこ
とができる復調装置を提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、送信側で8値以上の多値変調信号に既知パイロット
信号を挿入した送信データを送信し、受信側で前記送信
データを受信して受信信号の歪み推定及び補償を行う無
線通信の復調装置に用いられ、受信直交ベースバンド信
号の同相成分及びタイミング信号を入力して同相成分振
幅変動推定信号を出力する同相成分振幅変動推定手段
と、受信直交ベースバンド信号の直交成分及び前記タイ
ミング信号を入力して直交成分振幅変動推定信号を出力
する直交成分振幅変動推定手段と、前記同相成分振幅変
動推定信号と前記直交成分振幅変動推定信号と前記タイ
ミング信号とを入力して振幅変動推定信号を出力する振
幅変動計算手段と、前記同相成分と前記直交成分と前記
タイミング信号とを入力して位相変動推定信号を出力す
る位相変動推定手段とを具備することを特徴とする歪み
推定装置であり、送受信機間の周波数オフセットおよび
フェージング歪みを高精度に推定するという作用を有す
る。
【0019】また、請求項2から4のいずれかに記載の
発明のように、無線通信がシングルキャリア方式または
直交周波数多重方式または符号分割多元接続方式である
ことを特徴とする請求項1記載の歪み推定装置として
も、同様の作用を呈する。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項1記載の
歪み推定装置と、受信直交ベースバンド信号の同相成分
及び直交成分、タイミング信号、前記歪み推定装置から
出力される振幅変動推定信号及び位相変動推定信号を入
力して検波を行いディジタル信号を出力する検波手段と
を具備することを特徴とする復調装置であり、送受信機
間の周波数オフセット及びフェージング歪みを高精度に
推定することでビット誤り率特性の劣化を抑えるという
作用を有する。
【0021】また、請求項6から8のいずれかに記載の
発明のように、無線通信がシングルキャリア方式または
直交周波数多重方式または符号分割多元接続方式である
ことを特徴とする請求項5記載の復調装置としても、同
様の作用を呈する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図3を用いて説明する。
【0023】(実施の形態1)図1は、本実施の形態に
おける無線通信システムの復調装置の一例を示す構成ブ
ロック図である。図1において、101はアンテナ、1
02は受信信号、103は受信無線部、104は直交ベ
ースバンドの同相成分、105は直交ベースバンド信号
直交成分、106はフレーム・シンボルタイミング検出
部、107はフレーム・シンボルタイミング信号、10
8は歪み推定装置であるフェージング歪み推定部、10
9は振幅変動推定信号、110は位相変動推定信号、1
11は検波部、112はディジタル信号である。
【0024】図2は、フェージング歪み推定部108の
具体的な構成を示すブロック図である。図2において、
201は直交ベースバンド信号の同相成分、202は直
交ベースバンド信号の直交成分、203はフレーム・シ
ンボルタイミング信号、204は同相成分振幅変動推定
手段である同相成分多項式近似部、205は直交成分振
幅変動推定手段である直交成分多項式近似部、206は
同相成分振幅変動推定信号、207は直交成分振幅変動
推定信号、208は振幅変動計算部、209は振幅変動
推定信号、210は位相変動推定手段である位相変動多
項式近似部、211は位相変動推定信号である。
【0025】図3は、時間に対するデータシンボルとパ
イロットシンボルのフレーム構成の一例を示す概念図で
あり、301はデータシンボル、302はパイロットシ
ンボルである。
【0026】図1から図3を用いて、本実施の形態によ
る復調装置および歪み推定装置の動作を説明する。図1
に示す復調装置において、アンテナ101は受信信号1
02を受信し、受信無線部103は、受信信号102を
入力して直交復調を行い、受信直交ベースバンド信号の
同相成分104および直交成分105を出力する。
【0027】フレーム・シンボルタイミング検出部10
6は、受信直交ベースバンド信号の同相成分104およ
び直交成分105を入力してフレーム・シンボル同期を
とり、フレーム・シンボルタイミング信号107を出力
する。
【0028】フェージング歪み推定部108は、受信直
交ベースバンド信号の同相成分104および直交成分1
05、フレーム・シンボルタイミング信号107を入力
して振幅変動及び位相変動を推定し、振幅変動推定信号
109及び位相変動推定信号110を出力する。
【0029】検波部111は、受信直交ベースバンド信
号の同相成分104及び直交成分105、振幅変動推定
信号109及び位相変動推定信号110を入力して検波
を行い、ディジタル信号112を出力する。
【0030】図2に示すフェージング歪み推定部108
の構成について、以下に具体的に説明する。なお本実施
の形態では、多項式近似として1次のガウス多項式近似
を用いるとし、フレーム構成としては、図3に示すよう
な8シンボルおきに1シンボルのパイロットシンボルを
挿入するフレーム構成を用い、通信方式としてシングル
キャリア方式を用いるとする。
【0031】同相成分多項式近似部204は、受信直交
ベースバンド信号の同相成分201及びフレーム・シン
ボルタイミング信号203を入力して同相成分の振幅変
動を推定し、同相成分振幅変動推定信号206を出力す
る。その際の同相成分多項式近似部204の動作につい
て具体的に説明する。図3において、データシンボルの
ブロックjのシンボル1から7の同相成分の振幅変動の
推定は、パイロットシンボルi−1及びiを用いて(数
3)のように表される。
【0032】
【数3】
【0033】ただし、kはデータシンボルのブロックj
のk番目のシンボルとし、k=1,・・・7とする。ま
た、rk はk番目シンボルの同相成分の振幅変動推定値
とし、Ii は受信パイロットシンボルiの同相成分、I
i-1 は受信パイロットシンボルi−1の同相成分とす
る。そして、(数3)が同相成分振幅変動推定信号20
6に相当する。
【0034】同様に、直交成分多項式近似部205は、
受信直交ベースバンド信号の直交成分202及びフレー
ム・シンボルタイミング信号203を入力して直交成分
の振幅変動を推定し、直交成分振幅変動推定信号207
を出力する。図3において、データシンボルのブロック
jのシンボル1から7の直交成分の振幅変動の推定は、
パイロットシンボルi−1及びiを用いて(数4)のよ
うに表される。
【0035】
【数4】
【0036】ただし、kはデータシンボルのブロックj
のk番目のシンボルとし、k=1,・・・7とする。ま
た、sk はk番目シンボルの直交成分の振幅変動推定値
とし、Qi は受信パイロットシンボルiの直交成分、Q
i-1 は受信パイロットシンボルi−1の直交成分とす
る。そして、(数4)が直交成分振幅変動推定信号20
7に相当する。
【0037】振幅変動計算部208は、同相成分振幅変
動推定信号206及び直交成分振幅変動推定信号207
を入力して振幅変動を推定し、振幅変動推定信号209
を出力する。図3において、データシンボルのブロック
jのシンボル1から7の振幅変動の推定は、パイロット
シンボルi−1及びiを用いて(数5)または(数6)
で表される。
【0038】
【数5】
【0039】
【数6】
【0040】ただし、Ak は振幅変動推定値であり、こ
れらが振幅変動推定信号209に相当する。
【0041】次に、位相変動多項式近似部210の動作
について説明する。位相変動多項式近似部210は、受
信直交ベースバンド信号の同相成分201及び直交成分
202、フレーム・シンボルタイミング信号203を入
力して位相変動を推定し、位相変動推定信号211を出
力する。その際の位相変動多項式近似部210の動作に
ついて説明する。図3において、データシンボルのブロ
ックjのシンボル1から7の直交成分の位相変動の推定
は、パイロットシンボルi−1及びiを用いて(数7)
で表される。
【0042】
【数7】
【0043】ただし、θk は位相変動推定値であり、こ
れが位相変動推定信号211に相当する。
【0044】以上のように図2のようなフェージング歪
み推定部すなわち歪み推定装置を構成することにより、
送受信機間の周波数オフセット及びフェージング歪みを
高精度に推定することが可能となる。そしてこのような
フェージング歪み推定部を用いて図1のような復調装置
を構成することで、送受信機間の周波数オフセット及び
フェージング歪みを高精度に推定することができるた
め、ビット誤り率特性の劣化を抑えることが可能とな
る。
【0045】なお、本実施の形態においては、近似式を
1次の近似式で説明したがこれに限ったものではない。
また、近似方法はガウス補間で行ったがこれに限ったも
のではなく、最小2乗法でもかまわない。また、フレー
ム構成は図3に限ったものではない。
【0046】また、通信方式としてはシングルキャリア
方式に限ったものではなく、直交周波数多重方式を用い
た場合でも、各サブキャリアの復調の際、シングルキャ
リア方式の周波数オフセット及びフェージング歪みの推
定と同様に、周波数オフセット及びフェージング歪みを
高精度に推定することができ、送受信機間における周波
数オフセット及びフェージング歪みに対して、ビット誤
り率特性の劣化を抑えることが可能となる。
【0047】また、符号分割多元接続方式を用いた場合
でも、逆拡散後、シングルキャリア方式の周波数オフセ
ット及びフェージング歪みの推定と同様に、周波数オフ
セット及びフェージング歪みを高精度に推定することが
でき、送受信機間における周波数オフセット及びフェー
ジング歪みに対して、ビット誤り率特性の劣化を抑える
ことが可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、送信側で
8値以上の多値変調信号に既知パイロット信号を挿入し
た送信データを送信し、受信側で前記送信データを受信
して受信信号の歪み推定及び補償を行う無線通信の復調
装置に用いられ、受信直交ベースバンド信号の同相成分
及びタイミング信号を入力して同相成分振幅変動推定信
号を出力する同相成分振幅変動推定手段と、受信直交ベ
ースバンド信号の直交成分及び前記タイミング信号を入
力して直交成分振幅変動推定信号を出力する直交成分振
幅変動推定手段と、前記同相成分振幅変動推定信号と前
記直交成分振幅変動推定信号と前記タイミング信号とを
入力して振幅変動推定信号を出力する振幅変動計算手段
と、前記同相成分と前記直交成分と前記タイミング信号
とを入力して位相変動推定信号を出力する位相変動推定
手段とを具備することを特徴とする歪み推定装置とする
ことにより、送受信機間の周波数オフセット及びフェー
ジング歪みを高精度に推定することが可能な歪み推定装
置を提供することができるという有利な効果が得られ
る。
【0049】また、本発明は、前記歪み推定装置と、受
信直交ベースバンド信号の同相成分及び直交成分、タイ
ミング信号、前記歪み推定装置から出力される振幅変動
推定信号及び位相変動推定信号を入力して検波を行いデ
ィジタル信号を出力する検波手段とを具備することを特
徴とする復調装置とすることにより、送受信機間の周波
数オフセット及びフェージング歪みを高精度に推定する
ことでビット誤り率特性の劣化を抑えることが可能な復
調装置を提供することができるという有利な効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による無線通信システム
の復調装置の一例を示す構成ブロック図
【図2】本発明の一実施の形態によるフェージング歪み
推定部の具体的な構成を示すブロック図
【図3】本発明の一実施の形態による時間に対するデー
タシンボルとパイロットシンボルのフレーム構成の一例
を示す概念図
【図4】従来のフェージング歪み推定補償部の構成ブロ
ック図
【図5】従来の歪み補償を行うための内挿補間の概念図
【符号の説明】
101 アンテナ 102 受信信号 103 受信無線部 104 直交ベースバンド信号の同相成分 105 直交ベースバンド信号の直交成分 106 フレーム・シンボルタイミング検出部 107 フレーム・シンボルタイミング信号 108 フェージング歪み推定部 109 振幅変動推定信号 110 位相変動推定信号 111 検波部 112 ディジタル信号 201 直交ベースバンド信号の同相成分 202 直交ベースバンド信号の直交成分 203 フレーム・シンボルタイミング信号 204 同相成分多項式近似部 205 直交成分多項式近似部 206 同相成分振幅変動推定信号 207 直交成分振幅変動推定信号 208 振幅変動計算部 209 振幅変動推定信号 210 位相変動多項式近似部 211 位相変動推定信号 301 データシンボル 302 パイロットシンボル
フロントページの続き (72)発明者 折橋 雅之 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 松岡 昭彦 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 Fターム(参考) 5K004 AA08 JD04 JJ02 5K022 DD01 DD38 EE35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側で8値以上の多値変調信号に既知
    パイロット信号を挿入した送信データを送信し、受信側
    で前記送信データを受信して受信信号の歪み推定及び補
    償を行う無線通信の復調装置に用いられ、受信直交ベー
    スバンド信号の同相成分及びタイミング信号を入力して
    同相成分振幅変動推定信号を出力する同相成分振幅変動
    推定手段と、受信直交ベースバンド信号の直交成分及び
    前記タイミング信号を入力して直交成分振幅変動推定信
    号を出力する直交成分振幅変動推定手段と、前記同相成
    分振幅変動推定信号と前記直交成分振幅変動推定信号と
    前記タイミング信号とを入力して振幅変動推定信号を出
    力する振幅変動計算手段と、前記同相成分と前記直交成
    分と前記タイミング信号とを入力して位相変動推定信号
    を出力する位相変動推定手段とを具備することを特徴と
    する歪み推定装置。
  2. 【請求項2】 無線通信がシングルキャリア方式である
    ことを特徴とする請求項1記載の歪み推定装置。
  3. 【請求項3】 無線通信が直交周波数多重方式であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の歪み推定装置。
  4. 【請求項4】 無線通信が符号分割多元接続方式である
    ことを特徴とする請求項1記載の歪み推定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の歪み推定装置と、受信直
    交ベースバンド信号の同相成分及び直交成分、タイミン
    グ信号、前記歪み推定装置から出力される振幅変動推定
    信号及び位相変動推定信号を入力して検波を行いディジ
    タル信号を出力する検波手段とを具備することを特徴と
    する復調装置。
  6. 【請求項6】 無線通信がシングルキャリア方式である
    ことを特徴とする請求項5記載の復調装置。
  7. 【請求項7】 無線通信が直交周波数多重方式であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の復調装置。
  8. 【請求項8】 無線通信が符号分割多元接続方式である
    ことを特徴とする請求項5記載の復調装置。
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