JP2001102552A - 半導体記憶装置およびその読み出し方法 - Google Patents
半導体記憶装置およびその読み出し方法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】AND型メモリセルアレイにおいて、ソース抵
抗のバラツキが読み出し電流を変化させ、誤動作しやす
くなる。 【解決手段】複数のメモリトランジスタM11〜M2n
と、このメモリトランジスタ群に接続された基準電位線
とを有する。基準電位線が、所定数のメモリトランジス
タM11〜M1nまたはM21〜M2nごとに設けられ
た複数の副線SSL1またはSSL2と、主線MSLと
に階層化されている。読み出し駆動手段(ワード線駆動
回路WD)が、メモリトランジスタの制御電極(ワード
線WL1〜WLn)に接続されている。読み出し駆動手
段WDは、主線MSLと副線SSL1またはSSL2と
の接続箇所からメモリトランジスタの距離が遠いほど読
み出し時の制御電圧を高く設定する。副線SSL1また
はSSL2は、半導体に不純物を導入して形成されてい
る。
抗のバラツキが読み出し電流を変化させ、誤動作しやす
くなる。 【解決手段】複数のメモリトランジスタM11〜M2n
と、このメモリトランジスタ群に接続された基準電位線
とを有する。基準電位線が、所定数のメモリトランジス
タM11〜M1nまたはM21〜M2nごとに設けられ
た複数の副線SSL1またはSSL2と、主線MSLと
に階層化されている。読み出し駆動手段(ワード線駆動
回路WD)が、メモリトランジスタの制御電極(ワード
線WL1〜WLn)に接続されている。読み出し駆動手
段WDは、主線MSLと副線SSL1またはSSL2と
の接続箇所からメモリトランジスタの距離が遠いほど読
み出し時の制御電圧を高く設定する。副線SSL1また
はSSL2は、半導体に不純物を導入して形成されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリトランジス
タのソースまたはドレインをそれぞれ接続する共通線の
うち、少なくとも基準電位線が階層化されたNOR型の
半導体記憶装置と、その読み出し方法に関する。
タのソースまたはドレインをそれぞれ接続する共通線の
うち、少なくとも基準電位線が階層化されたNOR型の
半導体記憶装置と、その読み出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】NOR型メモリセルの一種である、いわ
ゆるAND型メモリセルでは、メモリセルアレイ内のソ
ース線とビット線を階層化し、メモリトランジスタに直
接接続される副ソース線および副ビット線を半導体基板
表面の不純物領域で形成することにより、NOR型であ
りながらセルごとにはコンタクトを有しない疑似コンタ
クトレス構造を実現し、1ビット当たりのセル面積を小
さくして高集積化を達成している。
ゆるAND型メモリセルでは、メモリセルアレイ内のソ
ース線とビット線を階層化し、メモリトランジスタに直
接接続される副ソース線および副ビット線を半導体基板
表面の不純物領域で形成することにより、NOR型であ
りながらセルごとにはコンタクトを有しない疑似コンタ
クトレス構造を実現し、1ビット当たりのセル面積を小
さくして高集積化を達成している。
【0003】図8に、ソース線およびビット線が階層化
されたNOR型(AND型)メモリセルアレイの回路図
を示す。このメモリセルアレイにおいて、たとえば、図
8の左側のAND列では、ビット線が主ビット線MBL
1と副ビット線SBL1に階層化され、ソース線が主ソ
ース線MSLと副ソース線SSL1とに階層化されてい
る。主ビット線MBL1と副ビット線SBL1との間に
選択トランジスタS11が接続され、主ソース線MSL
と副ソース線SSL1との間に選択トランジスタS12
が接続されている。また、副ビット線SBL1と副ソー
ス線SSL1との間に、所定数(n個)のメモリトラン
ジスタM11,M12,…,M1nが並列接続されてい
る。
されたNOR型(AND型)メモリセルアレイの回路図
を示す。このメモリセルアレイにおいて、たとえば、図
8の左側のAND列では、ビット線が主ビット線MBL
1と副ビット線SBL1に階層化され、ソース線が主ソ
ース線MSLと副ソース線SSL1とに階層化されてい
る。主ビット線MBL1と副ビット線SBL1との間に
選択トランジスタS11が接続され、主ソース線MSL
と副ソース線SSL1との間に選択トランジスタS12
が接続されている。また、副ビット線SBL1と副ソー
ス線SSL1との間に、所定数(n個)のメモリトラン
ジスタM11,M12,…,M1nが並列接続されてい
る。
【0004】とくに図示しないが、たとえばメモリトラ
ンジスタがFG型の場合では、半導体基板またはウエル
の表面領域であるチャネル形成領域上に、酸化シリコン
からなるゲート絶縁膜、ポリシリコンからなるフローテ
ィングゲート、ONO(Oxide-Nitride-Oxide) 膜からな
るゲート間絶縁膜、ポリシリコンからなるコントロール
ゲートが順に積層されている。その積層膜の両側の半導
体基板またはウエル表面に、ソース不純物領域とドレイ
ン不純物領域が形成されている。このソース不純物領域
は、副ソース線SSL1としてAND列内のメモリトラ
ンジスタ間で共通に設けられている。また、ドレイン不
純物領域は、副ビット線SBL1としてAND列内のメ
モリトランジスタ間で共通に設けられている。
ンジスタがFG型の場合では、半導体基板またはウエル
の表面領域であるチャネル形成領域上に、酸化シリコン
からなるゲート絶縁膜、ポリシリコンからなるフローテ
ィングゲート、ONO(Oxide-Nitride-Oxide) 膜からな
るゲート間絶縁膜、ポリシリコンからなるコントロール
ゲートが順に積層されている。その積層膜の両側の半導
体基板またはウエル表面に、ソース不純物領域とドレイ
ン不純物領域が形成されている。このソース不純物領域
は、副ソース線SSL1としてAND列内のメモリトラ
ンジスタ間で共通に設けられている。また、ドレイン不
純物領域は、副ビット線SBL1としてAND列内のメ
モリトランジスタ間で共通に設けられている。
【0005】メモリセルアレイ全体では、このような構
成のAND列が、図8と同様に相互接続されながらマト
リックス状に多数配置されている。
成のAND列が、図8と同様に相互接続されながらマト
リックス状に多数配置されている。
【0006】このような構成のメモリセルアレイにおい
て、たとえばメモリトランジスタMT12の記憶データ
を読み出すとする。この場合、たとえば、読み出し対象
である選択メモリトランジスタM12を含むAND列内
の2つの選択トランジスタS11およびS12をオンさ
せた状態で、当該AND列に接続された主ビット線MB
L1に1〜2V程度の読み出しドレイン電圧が印加さ
れ、また、選択メモリトランジスタM12が接続された
ワード線WL2に2〜5V程度の読み出しゲート電圧が
印加される。このとき、他の主ビット線MBL2および
ワード線WL1,WL3〜WLnは、0Vで保持され
る。これにより、選択メモリトランジスタM12が、そ
のしきい値電圧に応じてオンまたはオフする。
て、たとえばメモリトランジスタMT12の記憶データ
を読み出すとする。この場合、たとえば、読み出し対象
である選択メモリトランジスタM12を含むAND列内
の2つの選択トランジスタS11およびS12をオンさ
せた状態で、当該AND列に接続された主ビット線MB
L1に1〜2V程度の読み出しドレイン電圧が印加さ
れ、また、選択メモリトランジスタM12が接続された
ワード線WL2に2〜5V程度の読み出しゲート電圧が
印加される。このとき、他の主ビット線MBL2および
ワード線WL1,WL3〜WLnは、0Vで保持され
る。これにより、選択メモリトランジスタM12が、そ
のしきい値電圧に応じてオンまたはオフする。
【0007】つまり、フローティングゲートなどの電荷
蓄積手段から電荷が引き抜かれた状態にある場合に、当
該メモリトランジスタM12は、そのしきい値電圧が低
い分布に属することからオンし、読み出し電流が主ビッ
ト線MBL1から、副ビット線SBL1、トランジスタ
チャネル、副ソース線SSL1を通って主ソース線MS
Lに流れ、主ビット線MBL1の電位が低下する。一
方、電荷蓄積手段に電荷が十分注入された状態にある場
合は、当該メモリトランジスタM12は、そのしきい値
電圧が高い分布に属することからオフのままとなり、読
み出し電流は流れない。したがって、主ビット線MBL
1の電位変化もない。この主ビット線MBLの電位変化
を、これに接続されたセンスアンプで増幅しデータ判別
を行うことで、選択メモリトランジスタM12の記憶デ
ータを外部に読み出すことができる。
蓄積手段から電荷が引き抜かれた状態にある場合に、当
該メモリトランジスタM12は、そのしきい値電圧が低
い分布に属することからオンし、読み出し電流が主ビッ
ト線MBL1から、副ビット線SBL1、トランジスタ
チャネル、副ソース線SSL1を通って主ソース線MS
Lに流れ、主ビット線MBL1の電位が低下する。一
方、電荷蓄積手段に電荷が十分注入された状態にある場
合は、当該メモリトランジスタM12は、そのしきい値
電圧が高い分布に属することからオフのままとなり、読
み出し電流は流れない。したがって、主ビット線MBL
1の電位変化もない。この主ビット線MBLの電位変化
を、これに接続されたセンスアンプで増幅しデータ判別
を行うことで、選択メモリトランジスタM12の記憶デ
ータを外部に読み出すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のメモリセルアレイでは、副ビット線SBL1,S
BL2および副ソース線SSL1,SSL2が半導体不
純物領域から形成されていることから、読み出し時にお
ける、これら半導体不純物領域の内部抵抗が大きいこと
が問題となる。
構成のメモリセルアレイでは、副ビット線SBL1,S
BL2および副ソース線SSL1,SSL2が半導体不
純物領域から形成されていることから、読み出し時にお
ける、これら半導体不純物領域の内部抵抗が大きいこと
が問題となる。
【0009】とくに、副ソース線SSL1,SSL2に
おける大きな内部抵抗は、AND列内でメモリトランジ
スタのゲートとソース間にかかる電圧を変化させ、その
結果、メモリトランジスタのAND列内の位置によって
読み出し電流値をばらつかせる要因となる。たとえば、
主ソース線MSLに最も遠いメモリトランジスタM11
は、最も近いメモリトランジスタM1nに比べソース配
線抵抗値が桁違いに大きくなり、その結果、導通状態の
ソース電位が0Vより大きな正の値をとる。このため、
当該メモリトランジスタM11のゲートとソース間の電
圧は、ソース電位の上昇分だけ小さくなるため、読み出
し電流が減少してしまう。この読み出し電流の減少幅
は、メモリトランジスタM11が一番大きく、主ソース
線MSLに近づくほど低下する。
おける大きな内部抵抗は、AND列内でメモリトランジ
スタのゲートとソース間にかかる電圧を変化させ、その
結果、メモリトランジスタのAND列内の位置によって
読み出し電流値をばらつかせる要因となる。たとえば、
主ソース線MSLに最も遠いメモリトランジスタM11
は、最も近いメモリトランジスタM1nに比べソース配
線抵抗値が桁違いに大きくなり、その結果、導通状態の
ソース電位が0Vより大きな正の値をとる。このため、
当該メモリトランジスタM11のゲートとソース間の電
圧は、ソース電位の上昇分だけ小さくなるため、読み出
し電流が減少してしまう。この読み出し電流の減少幅
は、メモリトランジスタM11が一番大きく、主ソース
線MSLに近づくほど低下する。
【0010】ソース配線抵抗値が大きいとビット線電位
変化が遅れることから、ソース配線抵抗値の最大値を考
慮して読み出し時間が規定される。したがって、ソース
抵抗のバラツキが読み出し時間を長くする要因の一つと
なる。また、ソース配線抵抗に基づく読み出し電流のバ
ラツキは、低電圧化および素子微細化が進み、また、A
ND列内のメモリトランジスタ数が多い場合にノイズマ
ージンを低下させ、誤読み出しの原因となる。
変化が遅れることから、ソース配線抵抗値の最大値を考
慮して読み出し時間が規定される。したがって、ソース
抵抗のバラツキが読み出し時間を長くする要因の一つと
なる。また、ソース配線抵抗に基づく読み出し電流のバ
ラツキは、低電圧化および素子微細化が進み、また、A
ND列内のメモリトランジスタ数が多い場合にノイズマ
ージンを低下させ、誤読み出しの原因となる。
【0011】本発明の目的は、ソース抵抗のバラツキが
読み出し電流の大小に影響しないようにした半導体記憶
装置と、その読み出し方法を提供することにある。
読み出し電流の大小に影響しないようにした半導体記憶
装置と、その読み出し方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体記憶
装置は、複数のメモリトランジスタと、当該複数のメモ
リトランジスタに接続された基準電位線とを有し、上記
基準電位線が、所定数のメモリトランジスタごとに設け
られた複数の副線と、当該複数の副線の一端に接続され
た主線とに階層化され、読み出し対象となるメモリトラ
ンジスタの上記副線に対する接続位置に応じて読み出し
時の制御電圧を設定し印加する読み出し駆動手段が、上
記複数のメモリトランジスタの制御電極に接続されてい
る。
装置は、複数のメモリトランジスタと、当該複数のメモ
リトランジスタに接続された基準電位線とを有し、上記
基準電位線が、所定数のメモリトランジスタごとに設け
られた複数の副線と、当該複数の副線の一端に接続され
た主線とに階層化され、読み出し対象となるメモリトラ
ンジスタの上記副線に対する接続位置に応じて読み出し
時の制御電圧を設定し印加する読み出し駆動手段が、上
記複数のメモリトランジスタの制御電極に接続されてい
る。
【0013】本発明は、基準電位線が階層化されたメモ
リセル構造、たとえば、いわゆる仮想接地線型またはA
ND型に適用可能である。AND型の場合、メモリトラ
ンジスタのソースを接続するソース線、ドレインを接続
するビット線、ゲートを接続するワード線を有し、上記
ソース線が副ソース線と主ソース線とに階層化され、上
記ビット線が副ビット線と主ビット線とに階層化され、
上記副ソース線の一端が第1選択トランジスタを介して
上記主ソース線に接続され、上記副ビット線の他端が第
2選択トランジスタを介して上記主ビット線に接続さ
れ、上記副ソース線と上記副ビット線との間に所定数の
メモリトランジスタが並列接続され、読み出し対象とな
るメモリトランジスタの上記副ソース線に対する接続位
置に応じて読み出し時のゲート電圧を設定し印加する読
み出し駆動手段が、上記ワード線に接続されている。
リセル構造、たとえば、いわゆる仮想接地線型またはA
ND型に適用可能である。AND型の場合、メモリトラ
ンジスタのソースを接続するソース線、ドレインを接続
するビット線、ゲートを接続するワード線を有し、上記
ソース線が副ソース線と主ソース線とに階層化され、上
記ビット線が副ビット線と主ビット線とに階層化され、
上記副ソース線の一端が第1選択トランジスタを介して
上記主ソース線に接続され、上記副ビット線の他端が第
2選択トランジスタを介して上記主ビット線に接続さ
れ、上記副ソース線と上記副ビット線との間に所定数の
メモリトランジスタが並列接続され、読み出し対象とな
るメモリトランジスタの上記副ソース線に対する接続位
置に応じて読み出し時のゲート電圧を設定し印加する読
み出し駆動手段が、上記ワード線に接続されている。
【0014】好適に、上記読み出し駆動手段は、上記基
準電位線の主線と副線(主ソース線と副ソース線)との
接続箇所からメモリトランジスタの距離が遠いほど高い
電圧を設定する。また、上記副線は、半導体に不純物を
導入して形成されている。
準電位線の主線と副線(主ソース線と副ソース線)との
接続箇所からメモリトランジスタの距離が遠いほど高い
電圧を設定する。また、上記副線は、半導体に不純物を
導入して形成されている。
【0015】本発明に係る半導体記憶装置の読み出し方
法は、複数のメモリトランジスタと、当該複数のメモリ
トランジスタを接続する基準電位線とを有し、上記基準
電位線が、所定数のメモリトランジスタごとに設けられ
た複数の副線と、当該複数の副線の一端に接続する主線
とに階層化された半導体記憶装置の読み出し方法であっ
て、読み出し時に、対象となるメモリトランジスタの上
記副線に対する接続位置に応じた電圧値の読み出しゲー
ト電圧を、当該メモリトランジスタのゲートに印加す
る。
法は、複数のメモリトランジスタと、当該複数のメモリ
トランジスタを接続する基準電位線とを有し、上記基準
電位線が、所定数のメモリトランジスタごとに設けられ
た複数の副線と、当該複数の副線の一端に接続する主線
とに階層化された半導体記憶装置の読み出し方法であっ
て、読み出し時に、対象となるメモリトランジスタの上
記副線に対する接続位置に応じた電圧値の読み出しゲー
ト電圧を、当該メモリトランジスタのゲートに印加す
る。
【0016】AND型の場合、メモリトランジスタのソ
ースを接続するソース線、ドレインを接続するビット
線、ゲートを接続するワード線を有し、上記ソース線が
副ソース線と主ソース線とに階層化され、上記ビット線
が副ビット線と主ビット線とに階層化され、上記副ソー
ス線の一端が第1選択トランジスタを介して上記主ソー
ス線に接続され、上記副ビット線の他端が第2選択トラ
ンジスタを介して上記主ビット線に接続され、上記副ソ
ース線と上記副ビット線との間に所定数のメモリトラン
ジスタが並列接続された半導体装置の読み出し方法であ
って、読み出し時に、その対象となるメモリトランジス
タの上記副ソース線に対する接続位置に応じた電圧値の
読み出しゲート電圧を、当該メモリトランジスタのゲー
トにワード線を介して印加する。
ースを接続するソース線、ドレインを接続するビット
線、ゲートを接続するワード線を有し、上記ソース線が
副ソース線と主ソース線とに階層化され、上記ビット線
が副ビット線と主ビット線とに階層化され、上記副ソー
ス線の一端が第1選択トランジスタを介して上記主ソー
ス線に接続され、上記副ビット線の他端が第2選択トラ
ンジスタを介して上記主ビット線に接続され、上記副ソ
ース線と上記副ビット線との間に所定数のメモリトラン
ジスタが並列接続された半導体装置の読み出し方法であ
って、読み出し時に、その対象となるメモリトランジス
タの上記副ソース線に対する接続位置に応じた電圧値の
読み出しゲート電圧を、当該メモリトランジスタのゲー
トにワード線を介して印加する。
【0017】このような構成の半導体記憶装置およびそ
の読み出し方法では、読み出し時に、たとえば、読み出
し対象となるメモリトランジスタを含むAND列の2つ
の選択トランジスタをオンさせた状態で、当該AND列
に接続された主ビット線に読み出しドレイン電圧が印加
され、読み出し対象となるメモリトランジスタが接続さ
れたワード線に読み出し駆動手段によって所定の読み出
しゲート電圧が設定される。このとき読み出し駆動手段
は、読み出し対象となるメモリトランジスタの副ソース
線と主ソース線との接続箇所からの距離が遠いほど高い
読み出しゲート電圧を設定する。具体的に、読み出し駆
動手段は、AND列内でどのメモリトランジスタが選択
されても、副ソース線の配線抵抗の違いによって読み出
し電流がばらつかないように、メモリトランジスタのA
ND列内での位置によって電圧設定値を適宜変える。こ
のため、主ビット線から副ビット線、トランジスタチャ
ネル、副ソース線を通って主ソース線に流れる読み出し
電流は、異なる読み出しサイクル間で一定に維持され
る。したがって、ビット線電位変化も一定となる。
の読み出し方法では、読み出し時に、たとえば、読み出
し対象となるメモリトランジスタを含むAND列の2つ
の選択トランジスタをオンさせた状態で、当該AND列
に接続された主ビット線に読み出しドレイン電圧が印加
され、読み出し対象となるメモリトランジスタが接続さ
れたワード線に読み出し駆動手段によって所定の読み出
しゲート電圧が設定される。このとき読み出し駆動手段
は、読み出し対象となるメモリトランジスタの副ソース
線と主ソース線との接続箇所からの距離が遠いほど高い
読み出しゲート電圧を設定する。具体的に、読み出し駆
動手段は、AND列内でどのメモリトランジスタが選択
されても、副ソース線の配線抵抗の違いによって読み出
し電流がばらつかないように、メモリトランジスタのA
ND列内での位置によって電圧設定値を適宜変える。こ
のため、主ビット線から副ビット線、トランジスタチャ
ネル、副ソース線を通って主ソース線に流れる読み出し
電流は、異なる読み出しサイクル間で一定に維持され
る。したがって、ビット線電位変化も一定となる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施形態に係る
不揮発性メモリ装置の要部回路構成を示す。図2にNO
R型メモリセルアレイの平面図を、図3に図2のB−
B’線に沿った断面側から見た鳥瞰図を示す。また、図
4にメモリトランジスタのワード線方向の拡大断面図を
示す。
不揮発性メモリ装置の要部回路構成を示す。図2にNO
R型メモリセルアレイの平面図を、図3に図2のB−
B’線に沿った断面側から見た鳥瞰図を示す。また、図
4にメモリトランジスタのワード線方向の拡大断面図を
示す。
【0019】このNOR型メモリセルアレイでは、ビッ
ト線が主ビット線と副ビット線に階層化され、ソース線
が主ソース線と副ソース線に階層化されている。主ビッ
ト線MBL1に選択トランジスタS11を介して副ビッ
ト線SBL1が接続され、主ビット線MBL2に選択ト
ランジスタS21を介して副ビット線SBL2が接続さ
れている。また、主ソース線MSL(図3では、MSL
1およびMSL2に分割)に対し、選択トランジスタS
12を介して副ソース線SSL1が接続され、選択トラ
ンジスタS22を介して副ソース線SSL2が接続され
ている。
ト線が主ビット線と副ビット線に階層化され、ソース線
が主ソース線と副ソース線に階層化されている。主ビッ
ト線MBL1に選択トランジスタS11を介して副ビッ
ト線SBL1が接続され、主ビット線MBL2に選択ト
ランジスタS21を介して副ビット線SBL2が接続さ
れている。また、主ソース線MSL(図3では、MSL
1およびMSL2に分割)に対し、選択トランジスタS
12を介して副ソース線SSL1が接続され、選択トラ
ンジスタS22を介して副ソース線SSL2が接続され
ている。
【0020】副ビット線SBL1と副ソース線SSL1
との間に、メモリトランジスタM11〜M1nが並列接
続され、副ビット線SBL2と副ソース線SSL2との
間に、メモリトランジスタM21〜M2nが並列接続さ
れている。この互いに並列に接続されたn個のメモリト
ランジスタと、2つの選択トランジスタ(S11とS1
2、又は、S21とS22)とにより、メモリセルアレ
イを構成する単位ブロック(AND列)が構成される。
との間に、メモリトランジスタM11〜M1nが並列接
続され、副ビット線SBL2と副ソース線SSL2との
間に、メモリトランジスタM21〜M2nが並列接続さ
れている。この互いに並列に接続されたn個のメモリト
ランジスタと、2つの選択トランジスタ(S11とS1
2、又は、S21とS22)とにより、メモリセルアレ
イを構成する単位ブロック(AND列)が構成される。
【0021】ワード方向に隣接するメモリトランジスタ
M11,M21,…の各ゲートがワード線WL1に接続
されている。同様に、メモリトランジスタM12,M2
2,…の各ゲートがワード線WL2に接続され、また、
メモリトランジスタM1n,M2n,…の各ゲートがワ
ード線WLnに接続されている。ワード方向に隣接する
選択トランジスタS11,S21,…は選択ゲート線S
G1により制御され、選択トランジスタS12,S2
2,…は選択ゲート線SG2により制御される。
M11,M21,…の各ゲートがワード線WL1に接続
されている。同様に、メモリトランジスタM12,M2
2,…の各ゲートがワード線WL2に接続され、また、
メモリトランジスタM1n,M2n,…の各ゲートがワ
ード線WLnに接続されている。ワード方向に隣接する
選択トランジスタS11,S21,…は選択ゲート線S
G1により制御され、選択トランジスタS12,S2
2,…は選択ゲート線SG2により制御される。
【0022】この微細NOR型セルアレイでは、図3に
示すように、半導体基板SUBの表面にpウエルPWが
形成されている。pウエルPWは、トレンチに絶縁物を
埋め込んでなり平行ストライプ状に配置された素子分離
絶縁層ISOにより、ワード線方向に絶縁分離されてい
る。
示すように、半導体基板SUBの表面にpウエルPWが
形成されている。pウエルPWは、トレンチに絶縁物を
埋め込んでなり平行ストライプ状に配置された素子分離
絶縁層ISOにより、ワード線方向に絶縁分離されてい
る。
【0023】素子分離絶縁層ISOにより分離された各
pウエル部分が、メモリトランジスタの能動領域とな
る。能動領域内の幅方向両側で、互いに距離をおいた平
行ストライプ状にn型不純物が高濃度に導入され、これ
により、副ビット線SBL1,SBL2(以下、SBL
と表記)および副ソース線SSL1,SSL2(以下、
SSLと表記)が形成されている。副ビット線SBLお
よび副ソース線SSL上に絶縁膜を介して直交して、各
ワード線WL1,WL2,WL3,WL4,…が等間隔
に配線されている。また、これらのワード線は、内部に
電荷蓄積手段を含む絶縁膜を介してpウエルPW上およ
び素子分離絶縁層SOI上に接している。
pウエル部分が、メモリトランジスタの能動領域とな
る。能動領域内の幅方向両側で、互いに距離をおいた平
行ストライプ状にn型不純物が高濃度に導入され、これ
により、副ビット線SBL1,SBL2(以下、SBL
と表記)および副ソース線SSL1,SSL2(以下、
SSLと表記)が形成されている。副ビット線SBLお
よび副ソース線SSL上に絶縁膜を介して直交して、各
ワード線WL1,WL2,WL3,WL4,…が等間隔
に配線されている。また、これらのワード線は、内部に
電荷蓄積手段を含む絶縁膜を介してpウエルPW上およ
び素子分離絶縁層SOI上に接している。
【0024】図4に拡大して示すように、副ビット線S
BLと副ソース線SSLとの間のpウエル部分と、各ワ
ード線との交差部分がメモリトランジスタのチャネル形
成領域となる。チャネル形成領域に接する副ビット線S
BL部分がドレイン、副ソース線SSL部分がソースと
して機能する。なお、副ビット線SBLおよび副ソース
線SSLのチャネル形成領域に臨む基板表面位置に、L
DD(Lightly Doped Drain) と称する低濃度領域を具備
させてもよい。
BLと副ソース線SSLとの間のpウエル部分と、各ワ
ード線との交差部分がメモリトランジスタのチャネル形
成領域となる。チャネル形成領域に接する副ビット線S
BL部分がドレイン、副ソース線SSL部分がソースと
して機能する。なお、副ビット線SBLおよび副ソース
線SSLのチャネル形成領域に臨む基板表面位置に、L
DD(Lightly Doped Drain) と称する低濃度領域を具備
させてもよい。
【0025】チャネル形成領域上に、トンネル絶縁膜1
0、フローティングゲートFG、ゲート間絶縁膜12、
コントロールゲートCG(ワード線WL)が順に積層さ
れている。トンネル絶縁膜10として、ウエル表面を熱
酸化して形成した、8〜10数nm程度の膜厚の酸化シ
リコン膜を用いる。また、熱酸化シリコン膜の一部また
は全部を窒化処理して用いてもよい。フローティングゲ
ートFG、および、ワード線WLとなるコントロールゲ
ートCGは、p型またはn型の不純物が高濃度に導入さ
れて導電化されたポリシリコン(doped poly-Si) からな
る。ワード線WLは、doped poly-Si と高融点金属シリ
サイドとの積層膜から構成してもよい。ゲート間絶縁膜
12として、総膜厚が10数nm程度のONO膜を用い
る。
0、フローティングゲートFG、ゲート間絶縁膜12、
コントロールゲートCG(ワード線WL)が順に積層さ
れている。トンネル絶縁膜10として、ウエル表面を熱
酸化して形成した、8〜10数nm程度の膜厚の酸化シ
リコン膜を用いる。また、熱酸化シリコン膜の一部また
は全部を窒化処理して用いてもよい。フローティングゲ
ートFG、および、ワード線WLとなるコントロールゲ
ートCGは、p型またはn型の不純物が高濃度に導入さ
れて導電化されたポリシリコン(doped poly-Si) からな
る。ワード線WLは、doped poly-Si と高融点金属シリ
サイドとの積層膜から構成してもよい。ゲート間絶縁膜
12として、総膜厚が10数nm程度のONO膜を用い
る。
【0026】図3に示すように、ワード線WLの上部に
オフセット絶縁層が形成されている。また、図4の断面
方向と直交するワード線の幅方向の側壁に、サイドウォ
ール絶縁層(通常の層間絶縁層でも可)が形成されてい
る。これら絶縁層には、所定間隔で副ビット線SBLに
達するビットコンタクトBCと、副ソース線SSLに達
するソースコンタクトSCとが形成されている。これら
のコンタクトBC,SCは、たとえば、ビット線方向の
メモリトランジスタが128個程度ごとに設けられてい
る。また、絶縁層上を、ビットコンタクトBC上に接触
する主ビット線MBL1,BL2,…と、ソースコンタ
クトSC上に接触する主ソース線MSL1,BL2,…
が交互に、平行ストライプ状に形成されている。
オフセット絶縁層が形成されている。また、図4の断面
方向と直交するワード線の幅方向の側壁に、サイドウォ
ール絶縁層(通常の層間絶縁層でも可)が形成されてい
る。これら絶縁層には、所定間隔で副ビット線SBLに
達するビットコンタクトBCと、副ソース線SSLに達
するソースコンタクトSCとが形成されている。これら
のコンタクトBC,SCは、たとえば、ビット線方向の
メモリトランジスタが128個程度ごとに設けられてい
る。また、絶縁層上を、ビットコンタクトBC上に接触
する主ビット線MBL1,BL2,…と、ソースコンタ
クトSC上に接触する主ソース線MSL1,BL2,…
が交互に、平行ストライプ状に形成されている。
【0027】この微細NOR型セルアレイは、ビット線
およびソース線が階層化され、メモリセルごとにビット
コンタクトBCおよびソースコンタクトSCを形成する
必要がない。したがって、コンタクト抵抗自体のバラツ
キは基本的にない。ビットコンタクトBCおよびソース
コンタクトSCは、たとえば、128個のメモリセルご
とに設けられるが、このコンタクト形成を自己整合的に
行わないときは、オフセット絶縁層およびサイドウォー
ル絶縁層は必要ない。すなわち、通常の層間絶縁膜を厚
く堆積してメモリトランジスタを埋め込んだ後、通常の
フォトリソグラフィとエッチングによりコンタクトを開
口する。
およびソース線が階層化され、メモリセルごとにビット
コンタクトBCおよびソースコンタクトSCを形成する
必要がない。したがって、コンタクト抵抗自体のバラツ
キは基本的にない。ビットコンタクトBCおよびソース
コンタクトSCは、たとえば、128個のメモリセルご
とに設けられるが、このコンタクト形成を自己整合的に
行わないときは、オフセット絶縁層およびサイドウォー
ル絶縁層は必要ない。すなわち、通常の層間絶縁膜を厚
く堆積してメモリトランジスタを埋め込んだ後、通常の
フォトリソグラフィとエッチングによりコンタクトを開
口する。
【0028】副線(副ビット線,副ソース線)を不純物
領域で構成した疑似コンタクトレス構造として無駄な空
間が殆どないことから、各層の形成をウエハプロセス限
界の最小線幅Fで行った場合、8F2 に近い非常に小さ
いセル面積で製造できる。また、ビット線とソース線が
階層化されており、選択トランジスタS11又はS21
が非選択のAND列における並列メモリトランジスタ群
を主ビット線MBL1またはMBL2から切り離すた
め、主ビット線の容量が著しく低減され、高速化、低消
費電力化に有利である。また、選択トランジスタS12
またはS22の働きで、副ソース線を主ソース線から切
り離して、低容量化することができる。
領域で構成した疑似コンタクトレス構造として無駄な空
間が殆どないことから、各層の形成をウエハプロセス限
界の最小線幅Fで行った場合、8F2 に近い非常に小さ
いセル面積で製造できる。また、ビット線とソース線が
階層化されており、選択トランジスタS11又はS21
が非選択のAND列における並列メモリトランジスタ群
を主ビット線MBL1またはMBL2から切り離すた
め、主ビット線の容量が著しく低減され、高速化、低消
費電力化に有利である。また、選択トランジスタS12
またはS22の働きで、副ソース線を主ソース線から切
り離して、低容量化することができる。
【0029】本実施形態の不揮発性メモリ装置では、こ
のような構成のメモリセルアレイの周辺回路内、たとえ
ばロウデコーダ内に、図1に示すように、本発明の“読
み出し駆動手段”としてワード線駆動回路WDが設けら
れている。ワード線駆動回路WDは、全てのワード線W
L1,WL2,…,WLnに接続されている。ワード線
駆動回路WDは、読み出し時に選択されたメモリトラン
ジスタが接続されたワード線(選択ワード線)に読み出
しゲート電圧を印加する。このとき、ワード線WL1,
WL2,…,WLnごとに、AND列内の位置に応じて
異なる電圧を印加する。
のような構成のメモリセルアレイの周辺回路内、たとえ
ばロウデコーダ内に、図1に示すように、本発明の“読
み出し駆動手段”としてワード線駆動回路WDが設けら
れている。ワード線駆動回路WDは、全てのワード線W
L1,WL2,…,WLnに接続されている。ワード線
駆動回路WDは、読み出し時に選択されたメモリトラン
ジスタが接続されたワード線(選択ワード線)に読み出
しゲート電圧を印加する。このとき、ワード線WL1,
WL2,…,WLnごとに、AND列内の位置に応じて
異なる電圧を印加する。
【0030】以下、このワード線駆動回路WDの読み出
し時における動作を説明する。
し時における動作を説明する。
【0031】読み出し時に、たとえばメモリトランジス
タMT11が選択される場合、選択ゲート線SG1およ
びSG2にたとえば電源電圧VCCが印加され、選択メモ
リトランジスタM11を含むAND列内の2つの選択ト
ランジスタS11およびS12がオンする。この状態
で、当該AND列に接続された主ビット線MBL1に1
〜2V程度の読み出しドレイン電圧が印加され、また、
選択メモリトランジスタM11が接続されたワード線W
L1に2〜5V程度の読み出しゲート電圧が印加され
る。このとき、他の主ビット線MBL2およびワード線
WL2〜WLnは、0Vで保持される。これにより、選
択メモリトランジスタM11が、そのしきい値電圧に応
じてオンまたはオフする。
タMT11が選択される場合、選択ゲート線SG1およ
びSG2にたとえば電源電圧VCCが印加され、選択メモ
リトランジスタM11を含むAND列内の2つの選択ト
ランジスタS11およびS12がオンする。この状態
で、当該AND列に接続された主ビット線MBL1に1
〜2V程度の読み出しドレイン電圧が印加され、また、
選択メモリトランジスタM11が接続されたワード線W
L1に2〜5V程度の読み出しゲート電圧が印加され
る。このとき、他の主ビット線MBL2およびワード線
WL2〜WLnは、0Vで保持される。これにより、選
択メモリトランジスタM11が、そのしきい値電圧に応
じてオンまたはオフする。
【0032】フローティングゲートFG(電荷蓄積手
段)から電荷が引き抜かれた状態にある場合に、当該メ
モリトランジスタM11は、そのしきい値電圧が低い分
布に属することからオンし、読み出し電流が主ビット線
MBL1から、副ビット線SBL1、トランジスタチャ
ネル、副ソース線SSL1を通って主ソース線MSLに
流れ、主ビット線MBL1の電位が低下する。一方、電
荷蓄積手段に電荷が十分注入された状態にある場合は、
当該メモリトランジスタM11は、そのしきい値電圧が
高い分布に属することからオフのままとなり、読み出し
電流は流れない。したがって、主ビット線MBL1の電
位変化もない。この主ビット線MBL1の電位変化を、
これに接続されたセンスアンプで増幅しデータ判別を行
うことで、選択メモリトランジスタM11の記憶データ
を外部に読み出すことができる。
段)から電荷が引き抜かれた状態にある場合に、当該メ
モリトランジスタM11は、そのしきい値電圧が低い分
布に属することからオンし、読み出し電流が主ビット線
MBL1から、副ビット線SBL1、トランジスタチャ
ネル、副ソース線SSL1を通って主ソース線MSLに
流れ、主ビット線MBL1の電位が低下する。一方、電
荷蓄積手段に電荷が十分注入された状態にある場合は、
当該メモリトランジスタM11は、そのしきい値電圧が
高い分布に属することからオフのままとなり、読み出し
電流は流れない。したがって、主ビット線MBL1の電
位変化もない。この主ビット線MBL1の電位変化を、
これに接続されたセンスアンプで増幅しデータ判別を行
うことで、選択メモリトランジスタM11の記憶データ
を外部に読み出すことができる。
【0033】本実施形態では、ワード線駆動回路WD
が、読み出し対象となるメモリトランジスタの副ソース
線と主ソース線との接続箇所(ソースコンタクトSC)
からの距離が遠いほど高い読み出しゲート電圧を設定す
る。具体的に、メモリトランジスタM11が選択された
場合の読み出しワード電圧が最も高く、当該電圧を印加
するワード線がソースコンタクトSCに近づくにつれて
順次、低く設定される。
が、読み出し対象となるメモリトランジスタの副ソース
線と主ソース線との接続箇所(ソースコンタクトSC)
からの距離が遠いほど高い読み出しゲート電圧を設定す
る。具体的に、メモリトランジスタM11が選択された
場合の読み出しワード電圧が最も高く、当該電圧を印加
するワード線がソースコンタクトSCに近づくにつれて
順次、低く設定される。
【0034】たとえば、副ソース線SSL1を構成する
不純物領域のシート抵抗が2kΩ/□、その長さと幅の
比がn:1(n:AND列内のメモリトランジスタ数)
とする。このとき、ソースコンタクトSCから最も遠い
メモリトランジスタM11に、読み出し電流が単位ゲー
ト幅当たり50μA/μmで流れると仮定すると、ゲー
ト幅が0.1μmの場合、メモリトランジスタM11の
ソース端の電位が(10×n)mVとなる。いま、n=
128とすると、メモリトランジスタM11のソース端
の電位上昇値は、約1.28Vにも達する。この場合、
メモリトランジスタM11の読み出しゲート電圧を、た
とえば、ソース電位0として所定の読み出し電流を得る
ためのゲート電圧より1.28V大きく設定する。そし
て、選択されるメモリトランジスタがソースコンタクト
SCに近づくにつれて、たとえば、10mVステップで
読み出しゲート電圧を下げて設定する。
不純物領域のシート抵抗が2kΩ/□、その長さと幅の
比がn:1(n:AND列内のメモリトランジスタ数)
とする。このとき、ソースコンタクトSCから最も遠い
メモリトランジスタM11に、読み出し電流が単位ゲー
ト幅当たり50μA/μmで流れると仮定すると、ゲー
ト幅が0.1μmの場合、メモリトランジスタM11の
ソース端の電位が(10×n)mVとなる。いま、n=
128とすると、メモリトランジスタM11のソース端
の電位上昇値は、約1.28Vにも達する。この場合、
メモリトランジスタM11の読み出しゲート電圧を、た
とえば、ソース電位0として所定の読み出し電流を得る
ためのゲート電圧より1.28V大きく設定する。そし
て、選択されるメモリトランジスタがソースコンタクト
SCに近づくにつれて、たとえば、10mVステップで
読み出しゲート電圧を下げて設定する。
【0035】このような読み出しゲート電圧の設定を行
うと、主ビット線から副ビット線、トランジスタチャネ
ル、副ソース線を通って主ソース線に流れる読み出し電
流は、異なる読み出しサイクル間でほぼ一定に維持され
る。したがって、ビット線電位変化もほぼ一定となり、
その結果として、従来より読み出し時間を高速化しても
誤動作しにくくなる。
うと、主ビット線から副ビット線、トランジスタチャネ
ル、副ソース線を通って主ソース線に流れる読み出し電
流は、異なる読み出しサイクル間でほぼ一定に維持され
る。したがって、ビット線電位変化もほぼ一定となり、
その結果として、従来より読み出し時間を高速化しても
誤動作しにくくなる。
【0036】なお、本実施形態では、FG型に限定され
ることなく、種々のメモリトランジスタを有する半導体
メモリ装置に対し本発明が適用可能である。図5〜図7
に、本発明が適用可能なメモリトランジスタ構造を3
例、断面図で示す。
ることなく、種々のメモリトランジスタを有する半導体
メモリ装置に対し本発明が適用可能である。図5〜図7
に、本発明が適用可能なメモリトランジスタ構造を3
例、断面図で示す。
【0037】図5に示すメモリトランジスタはMONO
S型であり、チャネル形成領域とワード線WLとの間の
絶縁膜が、下層から順に、トンネル絶縁膜10、窒化膜
21、トップ絶縁膜22から構成されている。本例にお
けるトンネル絶縁膜10は、膜厚が2〜5nmとFG型
より薄膜化されている。窒化膜21は、例えば5〜8n
mの窒化シリコン膜から構成されている。この窒化膜2
1は、たとえば減圧CVD(LP−CVD)により作製
され、膜中にキャリアトラップが多く含まれ、プールフ
レンケル型(PF型)の電気伝導特性を示す。トップ絶
縁膜22は、窒化膜21との界面近傍に深いキャリアト
ラップを高密度に形成する必要があり、このため、例え
ば熱酸化法またはHTO(High Temperature chemical
vapor deposited Oxide)法により形成する。
S型であり、チャネル形成領域とワード線WLとの間の
絶縁膜が、下層から順に、トンネル絶縁膜10、窒化膜
21、トップ絶縁膜22から構成されている。本例にお
けるトンネル絶縁膜10は、膜厚が2〜5nmとFG型
より薄膜化されている。窒化膜21は、例えば5〜8n
mの窒化シリコン膜から構成されている。この窒化膜2
1は、たとえば減圧CVD(LP−CVD)により作製
され、膜中にキャリアトラップが多く含まれ、プールフ
レンケル型(PF型)の電気伝導特性を示す。トップ絶
縁膜22は、窒化膜21との界面近傍に深いキャリアト
ラップを高密度に形成する必要があり、このため、例え
ば熱酸化法またはHTO(High Temperature chemical
vapor deposited Oxide)法により形成する。
【0038】図6に示すメモリトランジスタは、いわゆ
るSiナノ結晶型と称され、チャネル形成領域とワード
線WLとの間の絶縁膜がトンネル絶縁膜10と厚い酸化
膜31とからなり、その間に、電荷蓄積手段としてのS
iナノ結晶30が多数、離散化して埋め込まれている。
Siナノ結晶30は、そのサイズ(直径)がたとえば
4.0nm程度であり、個々のSiナノ結晶同士が酸化
膜31で空間的に、例えば4nm程度の間隔で分離され
ている。
るSiナノ結晶型と称され、チャネル形成領域とワード
線WLとの間の絶縁膜がトンネル絶縁膜10と厚い酸化
膜31とからなり、その間に、電荷蓄積手段としてのS
iナノ結晶30が多数、離散化して埋め込まれている。
Siナノ結晶30は、そのサイズ(直径)がたとえば
4.0nm程度であり、個々のSiナノ結晶同士が酸化
膜31で空間的に、例えば4nm程度の間隔で分離され
ている。
【0039】図7に示すメモリトランジスタは、いわゆ
る微細分割FG型と称され、チャネル形成領域とワード
線WLとの間の絶縁膜がトンネル絶縁膜10と厚い酸化
膜43とからなり、その間に、電荷蓄積手段としての微
細分割型フローティングゲート42が多数、離散化して
埋め込まれている。微細分割フローティングゲート42
は、通常のFG型のフローティングゲートを、その高さ
が例えば5.0nm程度で、直径が例えば8nmまでの
微細なポリSiドットに電子線露光などを用いて加工し
たものである。
る微細分割FG型と称され、チャネル形成領域とワード
線WLとの間の絶縁膜がトンネル絶縁膜10と厚い酸化
膜43とからなり、その間に、電荷蓄積手段としての微
細分割型フローティングゲート42が多数、離散化して
埋め込まれている。微細分割フローティングゲート42
は、通常のFG型のフローティングゲートを、その高さ
が例えば5.0nm程度で、直径が例えば8nmまでの
微細なポリSiドットに電子線露光などを用いて加工し
たものである。
【0040】なお、図7では、メモリトランジスタがS
OI基板に形成されている。SOI基板の形成にはSI
MOX(Separation by Implanted Oxygen)法または基
板張り合せ法などが用いられる。SOI基板は、半導体
基板SUB、分離酸化膜40およびp型のシリコン層4
1とから構成され、シリコン層41内に、チャネル形成
領域および副線(副ビット線SBLおよび副ソース線S
SL)が設けられている。半導体基板SUBに代えて、
ガラス基板、プラスチック基板、サファイア基板等を用
いてもよい。このようなSOI基板を用いることは、図
4〜図6の他のメモリトランジスタ構造の何れにも適用
できる。
OI基板に形成されている。SOI基板の形成にはSI
MOX(Separation by Implanted Oxygen)法または基
板張り合せ法などが用いられる。SOI基板は、半導体
基板SUB、分離酸化膜40およびp型のシリコン層4
1とから構成され、シリコン層41内に、チャネル形成
領域および副線(副ビット線SBLおよび副ソース線S
SL)が設けられている。半導体基板SUBに代えて、
ガラス基板、プラスチック基板、サファイア基板等を用
いてもよい。このようなSOI基板を用いることは、図
4〜図6の他のメモリトランジスタ構造の何れにも適用
できる。
【0041】また、特に図示しないが、メモリトランジ
スタをMNOS型としてもよい。
スタをMNOS型としてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置およびその読み
出し方法によれば、たとえば、基準電位が供給される側
の不純物領域の電位上昇分だけ読み出しワード電圧を上
げて読み出しを行うことにより、異なる読み出しサイク
ル間で読み出し電流を一定にして、高速読み出ししても
誤動作しない高性能、高信頼性の半導体装置と、その読
み出し方法を提供することができる。
出し方法によれば、たとえば、基準電位が供給される側
の不純物領域の電位上昇分だけ読み出しワード電圧を上
げて読み出しを行うことにより、異なる読み出しサイク
ル間で読み出し電流を一定にして、高速読み出ししても
誤動作しない高性能、高信頼性の半導体装置と、その読
み出し方法を提供することができる。
【図1】実施形態に係る不揮発性メモリ装置の要部構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図2】実施形態に係るNOR型メモリセルアレイの平
面図である。
面図である。
【図3】実施形態に係るNOR型メモリセルアレイの、
図2のB−B’線に沿った断面側から見た鳥瞰図であ
る。
図2のB−B’線に沿った断面側から見た鳥瞰図であ
る。
【図4】実施形態に係るメモリトランジスタのワード線
方向の拡大断面図である。
方向の拡大断面図である。
【図5】本発明が適用可能なMONOS型メモリトラン
ジスタの断面図である。
ジスタの断面図である。
【図6】本発明が適用可能なSiナノ結晶型メモリトラ
ンジスタの断面図である。
ンジスタの断面図である。
【図7】本発明が適用可能な微細分割FG型メモリトラ
ンジスタの断面図である。
ンジスタの断面図である。
【図8】ソース線およびビット線が階層化された従来の
NOR型(AND型)メモリセルアレイの回路図であ
る。
NOR型(AND型)メモリセルアレイの回路図であ
る。
10…トンネル絶縁膜、12…ゲート間絶縁膜、21…
窒化膜、22…トップ絶縁膜、30…Siナノ結晶、3
1,43…酸化膜、40…分離酸化膜、41…シリコン
層、42…微細分割型フローティングゲート、SUB…
半導体基板、PW…pウエル、ISO…素子分離絶縁
層、FG…フローティングゲート、CG…コントロール
ゲート、BC…ビットコンタクト・プラグ、SC…ソー
スコンタクト・プラグ、WD…ワード線駆動回路(読み
出し駆動手段)、M11等…メモリトランジスタ、S1
1等…選択トランジスタ、MB1,MB2…主ビット
線、SBL,SBL1,SBL2…副ビット線、MSL
…主ソース線、SSL,SSL1,SSL2…副ソース
線、WL,WL1等…ワード線、SG1,SG2…選択
ゲート線。
窒化膜、22…トップ絶縁膜、30…Siナノ結晶、3
1,43…酸化膜、40…分離酸化膜、41…シリコン
層、42…微細分割型フローティングゲート、SUB…
半導体基板、PW…pウエル、ISO…素子分離絶縁
層、FG…フローティングゲート、CG…コントロール
ゲート、BC…ビットコンタクト・プラグ、SC…ソー
スコンタクト・プラグ、WD…ワード線駆動回路(読み
出し駆動手段)、M11等…メモリトランジスタ、S1
1等…選択トランジスタ、MB1,MB2…主ビット
線、SBL,SBL1,SBL2…副ビット線、MSL
…主ソース線、SSL,SSL1,SSL2…副ソース
線、WL,WL1等…ワード線、SG1,SG2…選択
ゲート線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B025 AA01 AC01 AD03 AE08 5F001 AA01 AB02 AD13 AD17 AD70 AG02 AG21 5F083 EP02 EP22 EP27 EP62 EP67 EP77 EP79 ER21 GA09 JA04 KA05 KA06 KA11 KA12 LA12 LA20 PR12 PR21 5F101 BA01 BB02 BD03 BD07 BD30 BH02 BH03
Claims (9)
- 【請求項1】複数のメモリトランジスタと、 当該複数のメモリトランジスタに接続された基準電位線
とを有し、 上記基準電位線が、所定数のメモリトランジスタごとに
設けられた複数の副線と、当該複数の副線の一端に接続
された主線とに階層化され、 読み出し対象となるメモリトランジスタの上記副線に対
する接続位置に応じて読み出し時の制御電圧を設定し印
加する読み出し駆動手段が、上記複数のメモリトランジ
スタの制御電極に接続されている半導体記憶装置。 - 【請求項2】上記読み出し駆動手段は、上記基準電位線
の主線と副線との接続箇所からメモリトランジスタの距
離が遠いほど高い電圧を設定する請求項1に記載の半導
体記憶装置。 - 【請求項3】上記副線は、半導体に不純物を導入して形
成されている請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】メモリトランジスタのソースを接続するソ
ース線、ドレインを接続するビット線、ゲートを接続す
るワード線を有し、 上記ソース線が副ソース線と主ソース線とに階層化さ
れ、 上記ビット線が副ビット線と主ビット線とに階層化さ
れ、 上記副ソース線の一端が第1選択トランジスタを介して
上記主ソース線に接続され、 上記副ビット線の他端が第2選択トランジスタを介して
上記主ビット線に接続され、 上記副ソース線と上記副ビット線との間に所定数のメモ
リトランジスタが並列接続され、 読み出し対象となるメモリトランジスタの上記副ソース
線に対する接続位置に応じて読み出し時のゲート電圧を
設定し印加する読み出し駆動手段が、上記ワード線に接
続されている半導体記憶装置。 - 【請求項5】上記読み出し駆動手段は、上記副ソース線
と主ソース線との接続箇所からメモリトランジスタの距
離が遠いほど高い電圧を設定する請求項4に記載の半導
体記憶装置。 - 【請求項6】複数のメモリトランジスタと、 当該複数のメモリトランジスタを接続する基準電位線と
を有し、 上記基準電位線が、所定数のメモリトランジスタごとに
設けられた複数の副線と、当該複数の副線の一端に接続
する主線とに階層化された半導体記憶装置の読み出し方
法であって、 読み出し時に、対象となるメモリトランジスタの上記副
線に対する接続位置に応じた電圧値の読み出しゲート電
圧を、当該メモリトランジスタのゲートに印加する半導
体記憶装置の読み出し方法。 - 【請求項7】上記読み出しゲート電圧は、上記基準電位
線の主線と副線との接続箇所からメモリトランジスタの
距離が遠いほど高い電圧値に設定される請求項6に記載
の半導体記憶装置の読み出し方法。 - 【請求項8】メモリトランジスタのソースを接続するソ
ース線、ドレインを接続するビット線、ゲートを接続す
るワード線を有し、 上記ソース線が副ソース線と主ソース線とに階層化さ
れ、 上記ビット線が副ビット線と主ビット線とに階層化さ
れ、 上記副ソース線の一端が第1選択トランジスタを介して
上記主ソース線に接続され、 上記副ビット線の他端が第2選択トランジスタを介して
上記主ビット線に接続され、 上記副ソース線と上記副ビット線との間に所定数のメモ
リトランジスタが並列接続された半導体装置の読み出し
方法であって、 読み出し時に、その対象となるメモリトランジスタの上
記副ソース線に対する接続位置に応じた電圧値の読み出
しゲート電圧を、当該メモリトランジスタのゲートにワ
ード線を介して印加する半導体記憶装置の読み出し方
法。 - 【請求項9】上記読み出しゲート電圧は、上記読み出し
対象となるメモリトランジスタの、上記副ソース線と主
ソース線との接続箇所からの距離が遠いほど高い電圧値
に設定される請求項8に記載の半導体記憶装置の読み出
し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27732599A JP2001102552A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 半導体記憶装置およびその読み出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27732599A JP2001102552A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 半導体記憶装置およびその読み出し方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001102552A true JP2001102552A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17581966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27732599A Pending JP2001102552A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | 半導体記憶装置およびその読み出し方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001102552A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1245817A2 (en) | 2001-03-30 | 2002-10-02 | Mazda Motor Corporation | Apparatus for and method of purifying exhaust gas and method of injecting fuel for diesel engine |
JP2008524772A (ja) * | 2004-12-17 | 2008-07-10 | サンディスク スリーディー エルエルシー. | アドレス‐依存条件を使用するメモリオペレーション用の装置及び方法 |
WO2019044061A1 (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-07 | ソニー株式会社 | メモリの電源電圧を動的に制御するメモリコントローラ |
-
1999
- 1999-09-29 JP JP27732599A patent/JP2001102552A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1245817A2 (en) | 2001-03-30 | 2002-10-02 | Mazda Motor Corporation | Apparatus for and method of purifying exhaust gas and method of injecting fuel for diesel engine |
JP2008524772A (ja) * | 2004-12-17 | 2008-07-10 | サンディスク スリーディー エルエルシー. | アドレス‐依存条件を使用するメモリオペレーション用の装置及び方法 |
WO2019044061A1 (ja) * | 2017-09-01 | 2019-03-07 | ソニー株式会社 | メモリの電源電圧を動的に制御するメモリコントローラ |
JPWO2019044061A1 (ja) * | 2017-09-01 | 2020-08-13 | ソニー株式会社 | メモリコントローラ、メモリシステムおよび情報処理システム |
JP7031672B2 (ja) | 2017-09-01 | 2022-03-08 | ソニーグループ株式会社 | メモリコントローラ、メモリシステムおよび情報処理システム |
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