JP2001102424A - マルチチャンバ型処理装置 - Google Patents

マルチチャンバ型処理装置

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JP2001102424A
JP2001102424A JP27562499A JP27562499A JP2001102424A JP 2001102424 A JP2001102424 A JP 2001102424A JP 27562499 A JP27562499 A JP 27562499A JP 27562499 A JP27562499 A JP 27562499A JP 2001102424 A JP2001102424 A JP 2001102424A
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Yasushi Yoshida
安志 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ルート切換時の人為的ミスを防止する。 【解決手段】 マルチチャンバ型CVD装置の新規ロッ
トの投入に際して、搬送ルート判断部により搬送ルート
判定シーケンスが実行される。S1で仕掛ロットのレシ
ピ番号が記憶装置から読み出される。S2で新規ロット
のレシピ番号と仕掛ロットのレシピ番号とが一致するか
が判定される。一致した場合には搬送ルート判定シーケ
ンスが終了する。一致しない場合にはS3で仕掛ロット
のレシピ番号から搬送ルート照合テーブルが作成され
る。S4で新規ロットのレシピ番号を搬送ルート照合テ
ーブルと照合して該当するレシピ番号が有るかを判定す
る。有る場合には搬送ルート判定シーケンスが終了す
る。無いにはS5で搬送ルート指定操作実行指令が発生
され、S6で新規ロットの投入が待機される。 【効果】 搬送ルートの相違による新規ロットの処理の
誤りを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチチャンバ型
処理装置、特に、ワークである基板のマルチチャンバへ
の搬送ルートの判断技術に関し、例えば、液晶ディスプ
レイ(以下、LCDという。)の製造工程において、ア
レイ基板にアモルファスシリコン(以下、a−Siとい
う。)や窒化シリコン(SiNx)等を成膜するマルチ
チャンバ型枚葉式プラズマCVD装置に利用して有効な
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】LCDの製造工程において、アレイ基板
にa−Siや窒化シリコン等を成膜するのに、複数のチ
ャンバを備えたマルチチャンバ型枚葉式プラズマCVD
装置(以下、マルチチャンバ型CVD装置という。)が
使用されている。このマルチチャンバ型CVD装置は、
アレイ基板にa−Siや窒化シリコンを成膜するための
複数のチャンバと、アレイ基板を搬送して各チャンバに
搬入搬出するための搬送装置と、各チャンバの処理およ
び搬送装置の搬送をそれぞれ制御する各サブコントロー
ラと、このサブコントローラ群を制御するメインコント
ローラとを備えている。
【0003】そして、LCDの製造工程におけるマルチ
チャンバ型CVD装置においては、複数種類の製品のア
レイ基板について同一のマルチチャンバ型CVD装置に
おける複数のチャンバを適宜に使い分けること、すなわ
ち、アレイ基板の搬送ルートを切り換えることにより、
マルチチャンバ型CVD装置の稼働効率等を高めること
が実行されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のマルチチャンバ型CVD装置においては、使用
するチャンバが予め指定されていない品種のロットのア
レイ基板を処理する必要が発生した場合には、作業者が
そのロットのレシピ番号を読み取って運転を一時中止
し、搬送ルートを切り換えた後に、当該新規のロットを
投入することが実施されているため、稼働効率が低下す
るばかりでなく、人為的ミスが発生する可能性があり、
ひいてはロットの全部不良の発生が余儀無くされてい
る。
【0005】本発明の目的は、搬送ルートの切換時の人
為的ミスを回避することができるマルチチャンバ型処理
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の手段は、基板に処理を施す複数のチャンバと、前記基
板を搬送する搬送装置と、前記各チャンバの処理および
前記搬送装置の搬送を制御するコントローラとを備えて
いるマルチチャンバ型処理装置において、前記搬送装置
がこれから搬送しようとする新規の基板の前記複数のチ
ャンバに対する搬送ルート情報と前記チャンバが現在処
理している仕掛中の基板の搬送ルートとの相違を判断し
て出力する搬送ルート判断手段を備えていることを特徴
とする。
【0007】前記した手段によれば、これから投入しよ
うとしている基板の搬送ルートと、現在仕掛中の基板の
搬送ルートとの相違が搬送ルート判断部によって自動的
に判断されてその判断結果が出力されるため、搬送ルー
トの相違による基板に対する処理の誤りを防止すること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に即して説明する。
【0009】本実施形態において、本発明に係るマルチ
チャンバ型処理装置は、LCDの製造工程におけるアレ
イ基板(以下、基板という。)にa−Siや窒化シリコ
ン等を成膜するマルチチャンバ型CVD装置として構成
されている。図1に示されているように、このマルチチ
ャンバ型CVD装置10は八角形の筒形状に形成された
メインフレーム真空搬送チャンバ(以下、真空搬送チャ
ンバという。)11を備えており、その各辺には二つの
真空ロードロックチャンバ(以下、ロードロックチャン
バという。)12および13、基板予備加熱チャンバ
(以下、加熱チャンバという。)14、五つのプラズマ
CVDチャンバ(以下、CVDチャンバという。)1
5、16、17、18および19が配置されている。真
空搬送チャンバ11の内部には基板を各チャンバ12〜
19に対して搬入搬出するための搬送装置としての真空
搬送ロボット20が設備されている。なお、真空搬送チ
ャンバ11と各チャンバ12〜19との間には真空ゲー
トバルブ(図示せず)がそれぞれ介設されている。
【0010】両ロードロックチャンバ12、13の真空
搬送チャンバ11と反対側には大気搬送チャンバ21が
設置されており、大気搬送チャンバ21の内部には基板
を両ロードロックチャンバ12、13に対して搬入搬出
するための搬送装置としての大気搬送ロボット22が設
備されている。大気搬送チャンバ21のロードロックチ
ャンバ12、13の反対側にはカセットスタンド23が
設置されており、カセットスタンド23には複数枚の基
板を収納したカセット24が複数台、並べて置かれるよ
うになっている。
【0011】マルチチャンバ型CVD装置10は各チャ
ンバや搬送ロボット等を制御するための図2に示された
制御システム30を備えている。図2に示されているよ
うに、制御システム30はパーソナルコンピュータやF
Aコンピュータ等から構築されたメインコントローラ3
1を備えており、メインコントローラ31にはフローパ
ネルやキーボード、タッチパネル、ディスプレイ、プリ
ンタおよび音声警報装置等の入出力装置32が接続され
ている。メインコントローラ31には各種のサブコント
ローラ33〜41が接続されている。
【0012】例えば、圧力制御サブコントローラ33は
真空搬送チャンバ11やロードロックチャンバ12、1
3等の圧力を真空排気装置(図示せず)を介して制御す
るようになっている。加熱チャンバサブコントローラ3
4は加熱チャンバ14の温度をヒータを介して制御する
ようになっている。第一CVDサブコントローラ35は
第一CVDチャンバ15を高周波電源や原料ガス供給装
置等を介して制御するようになっている。真空搬送ロボ
ットサブコントローラ40および大気搬送ロボットサブ
コントローラ41は真空搬送ロボット20および大気搬
送ロボット22を電動モータ等を介してそれぞれ制御す
るようになっている。
【0013】メインコントローラ31には記憶装置42
が接続されており、記憶装置42には後記する搬送ルー
ト判断部50において使用される仕掛ロットのレシピ番
号のテーブル等が記憶されるようになっている。また、
メインコントローラ31はLCD装置の製造工程を統括
的に管理かつ生産制御するためのホストコンピュータ4
3に接続されており、ホストコンピュータ43からは後
記する搬送ルート判断部50のシーケンスに必要な新規
ロットのレシピ番号等を入手するようになっている。
【0014】メインコントローラ31の一部(ソフトウ
エア)には搬送ルート判断手段としての搬送ルート判断
部50が構築(プログラミング)されており、搬送ルー
ト判断部50は図3に示されているように構成されてい
る。すなわち、搬送ルート判断部50は新規ロット到着
認識部51、新規ロットのレシピ番号取得部52、仕掛
ロットのレシピ番号取得部53、新規レシピ番号・仕掛
レシピ番号一致判定部54、搬送ルート照合テーブル作
成部55、照合判定部56、警報指令部57、待機およ
び投入指令部58を備えており、これらは後述する搬送
ルートシーケンスを実行するように構成(プログラミン
グ)されている。
【0015】次に、作用を説明する。まず、マルチチャ
ンバ型CVD装置10の全体的な作動を図1について説
明する。
【0016】処理されるべき基板はカセット24に複数
枚収納された状態で、カセットスタンド23に供給され
る。カセットスタンド23の基板は大気搬送ロボット2
2によって第一ロードロックチャンバ12に搬入され
る。この際、基板はロット毎に複数枚宛がロードロック
チャンバ12に搬入される。これは、ロードロックチャ
ンバ12においてバッチ処理することにより、熱伝導率
が低いガラス基板に対する加熱と冷却時間とがスループ
ットに影響するのを回避するためである。
【0017】第一ロードロックチャンバ12に搬入され
た基板は真空搬送ロボット20によって搬送されて加熱
チャンバ14に搬入され予備加熱される。予備加熱され
た基板は真空搬送ロボット20によって加熱チャンバ1
4から搬出される。
【0018】その後、基板は第一〜第五CVDチャンバ
15〜19に対しての搬入搬出を繰り返されることによ
って所定の成膜処理を実行される。この際、真空搬送ロ
ボット20は真空搬送ロボットサブコントローラ40に
提供されたレシピ番号による搬送ルートに従って、基板
を第一〜第五CVDチャンバ15〜19に順次に搬送す
る。
【0019】例えば、SiOx→g(ゲート)−SiN
x→a−Si→i(i層)→S(ソース)−SiNxの
順序でそれぞれ成膜される場合には、第一CVDチャン
バ15→第二CVDチャンバ16→第三CVDチャンバ
17→第四CVDチャンバ18→第五CVDチャンバ1
9の搬送ルートによってそれぞれ成膜される。また、g
−SiNx→a−Si→i→S−SiNxの順序でそれ
ぞれ成膜される場合には、第二CVDチャンバ16→第
三CVDチャンバ17→第四CVDチャンバ18→第五
CVDチャンバ19の搬送ルートによってそれぞれ成膜
される。
【0020】所定の搬送ルートを終了した基板は第二ロ
ードロックチャンバ13に真空搬送ロボット20によっ
て搬入される。基板は第二ロードロックチャンバ13に
おいて冷却された後に、大気搬送ロボット22によって
カセットスタンド23の所定のカセット24に戻され
る。
【0021】次に、搬送ルート判定の作用を図4および
図5に示されているフローチャートについて説明する。
【0022】図4に示されている搬送シーケンスにおい
て、メインコントローラ31が大気搬送ロボット22の
作動が可能である(YES)と判定すると、搬送ルート
判断部50の新規ロット到着認識部51は大気搬送ロボ
ット22による新規ロットの搬送開始を確認する。ここ
で、新規ロットとは、これから成膜処理すべき基板群の
ロットであって、マルチチャンバ型CVD装置10のカ
セットスタンド23に供給されたカセット24に収納さ
れた基板群のロットである。新規ロット到着認識部51
はカセットスタンド23に新規ロットのカセット24が
到着したことを検出することにより、新規ロットが到着
したことを認識する。
【0023】続いて、新規ロットのレシピ番号取得部5
2が新規ロット到着認識部51が認識したロットのレシ
ピ番号を取得する。新規ロットのレシピ番号取得部52
は新規ロットが到着したことをホストコンピュータ43
に報告することにより、ホストコンピュータ43から到
着した新規ロットのレシピ番号を取得する。ちなみに、
ホストコンピュータ43はLCDの製造工程を全体的に
管理して合理的に生産制御するために、全てのロットに
ついての物流管理を実行している。したがって、マルチ
チャンバ型CVD装置10に到着した新規ロットのレシ
ピ番号はホストコンピュータ43から取得することがで
きる。
【0024】その後、搬送ルート判断部50は図5に示
されている搬送ルート判定シーケンスを実行し、その判
定結果に従って搬送コマンドを発行する。次に、図5に
示されている搬送ルート判定部50のシーケンスを説明
する。
【0025】第一ステップS1において、仕掛ロットの
レシピ番号取得部53は仕掛ロットのレシピ番号を記憶
装置42から読み出す。ここで、仕掛ロットとは、現
在、真空搬送チャンバ11に投入されて成膜されている
基板群のロットのことであり、この仕掛ロットのレシピ
番号等のデータは記憶装置42に記憶されている。仕掛
ロットのレシピ番号を取得すると、搬送ルート判断部5
0は第二ステップS2に進む。
【0026】第二ステップS2において、新規レシピ番
号・仕掛レシピ番号一致判定部54は、新規ロットのレ
シピ番号取得部52が取得した新規ロットのレシピ番号
と、仕掛ロットのレシピ番号取得部53が取得した仕掛
ロットのレシピ番号とが一致するかを判定する。
【0027】新規ロットのレシピ番号と仕掛ロットのレ
シピ番号が一致した場合(YES)には、新規レシピ番
号・仕掛レシピ番号一致判定部54は搬送ルート判定シ
ーケンスを終了する。この場合には、新規ロットの搬送
ルートと仕掛ロットの搬送ルートとの間には変更が無く
搬送ルートを切り換えなくて済むため、搬送ルート判定
のシーケンスが終了される。つまり、マルチチャンバ型
CVD装置10による新規ロットに対する成膜は仕掛ロ
ットについての搬送ルートをもってそのまま継続処理さ
れることになる。
【0028】新規ロットのレシピ番号と仕掛ロットのレ
シピ番号が一致しない場合(NO)には、搬送ルート判
断部50は第三ステップS3に進む。この場合には、新
規ロットの搬送ルートと仕掛ロットの搬送ルートとの間
には変更を要する可能性が有り、搬送ルートの切り換え
を要する可能性があるため、搬送ルート判定のシーケン
スが続行される。
【0029】第三ステップS3において、搬送ルート照
合テーブル作成部55は仕掛ロットのレシピ番号から搬
送ルート照合テーブルを作成する。この搬送ルート照合
テーブルは仕掛ロットの搬送ルートと新規ロットの搬送
ルートとを照合するためのテーブルである。すなわち、
レシピ番号はマルチチャンバ型CVD装置10における
搬送ルートを認識し得るように予め設定されているた
め、搬送ルート照合テーブル作成部55は仕掛ロットの
レシピ番号から仕掛ロットの搬送ルートを特定する。続
いて、搬送ルート照合テーブル作成部55は特定した搬
送ルートと搬送ルートを同じに設定されたレシピ番号の
範囲を求めて照合テーブルを作成する。例えば、第一搬
送ルートAのレシピ番号は「110」〜「130」であ
るというような照合テーブルが作成される。搬送ルート
照合テーブルが作成されると、搬送ルート判断部50は
第四ステップS4に進む。
【0030】第四ステップS4において、照合判定部5
6は新規ロットのレシピ番号を第三ステップS3におい
て作成された搬送ルート照合テーブルと照合して該当す
るレシピ番号が有るかを判定する。
【0031】例えば、新規ロットのレシピ番号が「11
1」であり、搬送ルート照合テーブルが「110」〜
「130」である場合には、有る(YES)と判定され
る。この場合には、新規ロットの搬送ルートは仕掛ロッ
トの搬送ルートに対して切り換えなくて済むため、搬送
ルート判定シーケンスが終了される。つまり、マルチチ
ャンバ型CVD装置10による新規ロットに対する成膜
は仕掛ロットについての搬送ルートをもってそのまま継
続処理されることになる。
【0032】例えば、新規ロットのレシピ番号が「14
0」であり、搬送ルート照合テーブルが「110」〜
「130」である場合には、無し(NO)と判定され
る。この場合には、新規ロットの搬送ルートは仕掛ロッ
トの搬送ルートに対して切り換える必要があるため、搬
送ルート判断部50は第五ステップS5に進む。
【0033】第五ステップS5において、警報指令部5
7は入出力装置32に対して「搬送ルート指定操作を実
行する必要がある旨」を指令する。入出力装置32は音
声警報装置やディスプレイ装置によってその旨を警報す
る。次いで、搬送ルート判断部50は第六ステップS6
に進む。
【0034】第六ステップS6において、待機および投
入指令部58は仕掛ロットが終了するまで新規ロットの
投入を待機させ、かつ、搬送ルート指定操作が実行され
たことが確認された後に新規ロットを投入させる。すな
わち、真空搬送チャンバ11において成膜中の仕掛ロッ
トの基板が全て第二ロードロックチャンバ13からアン
ローディングされるまで、大気搬送ロボット22は新規
ロットの投入を差し控える。そして、作業者による搬送
ルートの変更指定操作が確認された後に、大気搬送ロボ
ット22は新規ロットを初めて投入する。
【0035】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、新規ロットの搬送ルートと仕掛ロットの搬送ルート
とが相違している場合には警報が発生され、かつ、仕掛
ロットの成膜が終了するまで新規ロットの投入が待機さ
れるため、新規ロットに対する処理の誤りが発生するの
を未然に防止することができる。
【0036】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変
更が可能であることはいうまでもない。
【0037】例えば、マルチチャンバの数は八つに限ら
ず、三以上であればよい。また、処理チャンバは加熱チ
ャンバやプラズマCVDチャンバに形成するに限らず、
減圧CVDチャンバやスパッタリングチャンバ、ドライ
エッチングチャンバ等に形成してもよい。
【0038】搬送ルート判断手段はメインコントローラ
に設けるに限らず、専用のソフトウエアまたはハードウ
エアを設けてもよい。
【0039】前記実施の形態においてはマルチチャンバ
型CVD装置に適用した場合について説明したが、本発
明はこれに限らず、枚葉クラスタ式スパッタリング装置
やマルチチャンバ型のドライエッチング装置等のマルチ
チャンバ型処理装置全般に適用することができる。
【0040】前記実施の形態においては、LCDの製造
方法に使用される場合について説明したが、半導体装置
の製造方法の前工程に使用される場合にも適用すること
ができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
これから投入しようとしている基板の搬送ルートと現在
仕掛中の基板の搬送ルートとの相違が搬送ルート判断手
段によって自動的に判断されてその判断結果が出力され
るため、搬送ルートの相違による基板に対する処理の誤
りを防止することができ、その結果、ロット全部不良の
発生を未然に防止することができ、製造歩留りを高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるマルチチャンバ型
CVD装置を示す概略平面図である。
【図2】その制御システムを示すブロック図である。
【図3】その搬送ルート判定部を示すブロック図であ
る。
【図4】搬送シーケンスを示すフローチャートである。
【図5】搬送ルート判定シーケンスを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10…マルチチャンバ型CVD装置(マルチチャンバ型
処理装置)、11…真空搬送チャンバ(メインフレーム
真空搬送チャンバ)、12、13…ロードロックチャン
バ(真空ロードロックチャンバ)、14…加熱チャンバ
(基板予備加熱チャンバ)、15、16、17、18、
19…CVDチャンバ(プラズマCVDチャンバ)、2
0…真空搬送ロボット(搬送装置)、21…大気搬送チ
ャンバ、22…大気搬送ロボット(搬送装置)、23…
カセットスタンド、24…カセット、30…制御システ
ム、31…メインコントローラ、32…入出力装置、3
3〜41…サブコントローラ、42…記憶装置、43…
ホストコンピュータ、50…搬送ルート判断部(搬送ル
ート判断手段)、51…新規ロット到着認識部、52…
新規ロットのレシピ番号取得部、53…仕掛ロットのレ
シピ番号取得部、54…新規レシピ番号・仕掛レシピ番
号一致判定部、55…搬送ルート照合テーブル作成部、
56…照合判定部、57…警報指令部、58…待機およ
び投入指令部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に処理を施す複数のチャンバと、前
    記基板を搬送する搬送装置と、前記各チャンバの処理お
    よび前記搬送装置の搬送を制御するコントローラとを備
    えているマルチチャンバ型処理装置において、前記搬送
    装置がこれから搬送しようとする新規の基板の前記複数
    のチャンバに対する搬送ルート情報と前記チャンバが現
    在処理している仕掛中の基板の搬送ルートとの相違を判
    断して出力する搬送ルート判断手段を備えていることを
    特徴とするマルチチャンバ型処理装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送ルート判断手段は、前記仕掛中
    の基板のレシピ番号を取得するレシピ番号取得部と、前
    記新規の基板のレシピ番号と前記仕掛中の基板のレシピ
    番号とが一致するかを判定する新規レシピ番号・仕掛レ
    シピ番号一致判定部と、前記仕掛中の基板のレシピ番号
    から搬送ルート照合テーブルを作成する搬送ルート照合
    テーブル作成部と、前記新規の基板のレシピ番号を前記
    搬送ルート照合テーブルと照合して有るかを判定する照
    合判定部と、前記照合判定部の無しの判定結果により搬
    送ルート指定操作の実行を指令する警報指令部とを備え
    ていることを特徴とする請求項1に記載のマルチチャン
    バ型処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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