JP2001102132A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2001102132A
JP2001102132A JP28128599A JP28128599A JP2001102132A JP 2001102132 A JP2001102132 A JP 2001102132A JP 28128599 A JP28128599 A JP 28128599A JP 28128599 A JP28128599 A JP 28128599A JP 2001102132 A JP2001102132 A JP 2001102132A
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JP
Japan
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connector
electronic device
connector jack
ground
jack
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JP28128599A
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Shoichi Hamano
昭一 浜野
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DDK Ltd
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DDK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コネクタジャックの電子機器側へ
の取付け部分におけるグランド機能(アース機能)の安
定性を図った電気コネクタを提供せんとするものであ
る。 【解決手段】 かゝる本発明は、電子機器側に取り付け
られるコネクタジャック200を有する電気コネクタに
おいて、コネクタジャック200の電子機器側への取付
け部又はその付近に弾性金属片からなる押圧接触部51
0を有するグランド部材500を設けた電気コネクタに
あり、このグランド部材500の押圧接触部510が常
時電子機器などの金属製外装シャーシ1に弾性的に当接
するため、安定したグランド機能が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタジャック
の電子機器側への取付け部分におけるグランド機能(ア
ース機能)の安定性を図った電気コネクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電気コネクタとしては、既に種々の構造
のものが提案されているが、例えばその一例を示すと、
図8に示す如きものがある。この電気コネクタ10Aで
は、コネクタプラグ100側には外部ケーブルCが接続
される一方、コネクタジャック200側は電子機器(電
気機器)などの金属製外装シャーシ(ケース)1などに
取り付けられている。
【0003】上記コネクタプラグ100は、本体外装1
10が樹脂製などの絶縁体からなり、上記コネクタジャ
ック200との接合面側には金属製の外装シェルからな
る接合部120が突出され、その内部には、図示しない
が、上記外部ケーブルCの各芯線と内部で電気的に接続
された多数のコンタクト(接触子)が配列されてあり、
また、接合部120と本体外装110との境界部分には
鍔状の取付け用金属プレート130が装着され、図示し
ないが、この取付け用金属プレート130の左右の延設
部131,131には概略Ω形の係止部(切欠穴)が設
けてある。
【0004】一方、上記コネクタジャック200は、本
体ブロック210が樹脂製などの絶縁体からなり、上記
コネクタプラグ100との接合面側には、金属製の外装
シェルからなる接合部220が突出され、その内部には
上記電子機器などの基板側に半田付けなどで固着される
多数のコンタクト230の延設部などが配列されてあ
り、また、接合部220と本体ブロック210の中間段
部との境界部分には取付け用金属プレート240が装着
されている。
【0005】この取付け用金属プレート240の左右の
延設部241,241には、図9に示すように、上記コ
ネクタプラグ100側の取付け用金属プレート130の
各延設部131,131の概略Ω形の係止部と係合され
る、概略樹林形状の輪郭金具(針金)からなるフック部
材310,310が回動可能に取り付けられると共に、
固定ネジなどの固定具410,410が装着されるよう
になっている。
【0006】より具体的には、左右の延設部241,2
41の外方側(図9中上面側)にそれぞれ一対の突起片
320,320を設け、これら左右一対の突起片32
0,320に設けた取付け穴(図示省略)に上記フック
部材310,310の輪郭金具の各遊端側(解放端側)
を軸着させることによって、フック部材310,310
を回動可能に取り付けてある。
【0007】一方、上記固定具410,410は、電子
機器などの金属製外装シャーシ1の取付け部とそれぞれ
の対応する延設部241,241に貫通され、その裏側
からナットなどの固定具420,420によって固定さ
れている。このとき、必要により、固定具420,と延
設部241の裏面側との間には、図8に示すように、金
属製薄板の曲げ加工品からなるグランド連結部材250
の水平頭部2501を介在させ、その垂下部分の図中向
こう側に折り曲げられた部分を電子機器などの基板側に
半田付けなどで固着されようにすることもできる。いず
れにしても、この固定によって、コネクタジャック20
0の取付け用金属プレート240は、電子機器などの金
属製外装シャーシ1側にグランド(アース、接地)され
るようになっている。
【0008】なお、この電気コネクタ10Aでは、先
ず、電子機器などの側に取り付けられたコネクタジャッ
ク200の接合部220に、外部ケーブルCの接続され
たコネクタプラグ100の接合部120を嵌め込み、引
き続き、それまで開いてあったコネクタジャック200
側の上記フック部材310,310を引き起こして、そ
のくびれ部分310a,310aを、上記コネクタプラ
グ100側の取付け用金属プレート130の左右の延設
部131,131に設けた概略Ω形の係止部に嵌め込め
ば、コネクタプラグ100とコネクタジャック200の
両者は、互いに固定される。もちろん、上記フック部材
310,310を開いて倒せば、この固定は解除され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来構造の電気コネクタでは、次のような改善すべき問
題点があった。つまり、コネクタジャック200と電子
機器などの金属製外装シャーシ1とのグランドは、上記
のようにこれらを取り付けるための各固定具410,4
20による固定によって行っているが、この際、当初か
らの嵌め合い不良によって、コネクタジャック200に
おける取付け用金属プレート240の延設部241,2
41から金属製外装シャーシ1側が浮いたり、各固定具
の使用中における経時的な弛みなどによって、電気的接
続が不安定になったり、接触不良となると、グランド機
能が損なわれるなどの問題があった。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、コネクタジャック側に弾性金属片か
らなる押圧接触部を有するグランド部材を設けることに
よって、安定したグランド機能が得られるようにした電
気コネクタを提供せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、電子機器側に取り付けられるコネクタジャックを有
する電気コネクタにおいて、前記コネクタジャックの前
記電子機器側への取付け部又はその付近に弾性金属片か
らなる押圧接触部を有するグランド部材を設けたことを
特徴とする電気コネクタにある。
【0012】請求項2記載の本発明は、前記グランド部
材を前記コネクタジャックの樹脂製の本体ブロックと取
付け用金属プレート間に挟み込んで設けたことを特徴と
する請求項1記載の電気コネクタにある。
【0013】請求項3記載の本発明は、前記グランド部
材を前記コネクタジャックの取付け用金属プレート部分
に立設されたフック爪に装着させて設けたことを特徴と
する請求項1記載の電気コネクタにある。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明に係る電気コ
ネクタの一例を示したものであり、その全体形状は、基
本的には上記図8〜9に示した電気コネクタとほぼ同一
である。このため、同一構成部分には図8〜9と同一の
符号を付してある。
【0015】つまり、本発明の電気コネクタ10Bで
は、コネクタジャック200の樹脂製の本体ブロック2
10と取付け用金属プレート240間、即ち左右の延設
部241,241間に、弾性金属片からなる押圧接触部
510を有するグランド部材500,500を設けてあ
る。
【0016】この左右のグランド部材500,500
は、図3〜4に示す如くで、これらは、例えばベリリウ
ム銅板などの薄板から曲げ加工品として形成し、左右の
向きが逆になっている以外は、ほぼ同構造のものであ
る。そして、その基端部には、図中下向きに延びる脚部
521,522を有する概略コ字形の嵌合部520が形
成してあると共に、この嵌合部520の上面側から水平
に延びた水平延設部530を通じて、上記押圧接触部5
10が上向きに折り曲げられた形で形成されている。な
お、この押圧接触部510の先端側は、少々下向きに折
り曲げ、その上面側に後述するように、電子機器などの
金属製外装シャーシ1側と良好に当接される接点面51
0aを形成するとよい。
【0017】これらのグランド部材500,500は、
図1に示すように、例えばその嵌合部520の一方の脚
部521が、露出する形で本体ブロック210の対応す
る部分(図示省略)に嵌め込まれる一方、その水平延設
部530は、丁度取付け用金属プレート240の延設部
241の裏面側に挟み込れる形で介在させられ、この部
分から連ぞする押圧接触部510は、図2から明らかな
ように、上向きにはね上げられた形で取り付けられてい
る。
【0018】したがって、コネクタジャック200を各
固定具410,420によって、電子機器などの金属製
外装シャーシ1側に取り付ければ、各グランド部材50
0,500の押圧接触部510,510は、この外装シ
ャーシ1の裏面側に常に弾性的に当接される。これによ
って、仮に当初から各固定具410,420部分におい
て嵌め合い不良があったり、各固定具410,420が
経時的に弛んだりしても、これらのグランド部材50
0,500の働きによって、安定したグランド機能が確
保される。
【0019】図5〜6は、本発明に係る電気コネクタの
他の例を示したものであり、基本的な構成部分は上記図
8〜9に示した電気コネクタとほぼ同様であるが、コネ
クタプラグ100とコネクタジャック200との固定方
法が異なる。なお、同一構成部分には図8〜9と同一の
符号を付してある。
【0020】つまり、この電気コネクタ10Cでは、コ
ネクタジャック200の取付け用金属プレート240の
左右の延設部241,241にフック爪330,330
を立設させ、これに弾性金属片からなる押圧接触部61
0を有するグランド部材600を設ける一方、このフッ
ク爪330,330にコネクタプラグ100側の対応す
る部分に設けたフック爪140,140を係合させて、
コネクタプラグ100とコネクタジャック200との両
者を固定させるようにしてある。なお、コネクタプラグ
100のフック爪140,140は、本体外装110の
図中上部寄りの左右に組み込まれた操作部(ボタン)1
50,150の押圧操作によって、内部の連結機構(図
示省略)を通じて、図中水平方向に開閉移動し、取付け
用金属プレート240側のフック爪330,330と係
脱されるようになっている。
【0021】上記グランド部材600は、図7に示す如
くで、これは、例えばベリリウム銅板などの薄板から曲
げ加工品として形成してある。そして、その水平基端部
620から2本の押圧接触部610,610が二股状
で、かつ、上向きに折り曲げられた形で形成されると共
に、水平基端部620の対向する中央部分からは立設す
る形で、前後に挟持片631,632,632が形成さ
れてなる。なお、この押圧接触部610の先端側は、少
々下向きに折り曲げ、その上面側に後述するように、電
子機器などの金属製外装シャーシ1側と良好に当接され
る接点面610aを形成するとよい。
【0022】このグランド部材600は、上記フック爪
330に装着させる際、図7から明らかなように、この
フック爪330の中央部に設けた切欠部331を通じ
て、その前後の挟持片631,632,632を、上記
フック爪330の前後に当接させる形で挟持せる一方、
その水平基端部620は、丁度取付け用金属プレート2
40上に載置させると共に、2本の押圧接触部610,
610は、図6から明らかなように、上向きにはね上げ
られ形で取り付けられている。
【0023】したがって、コネクタジャック200を各
固定具410,420によって、電子機器などの金属製
外装シャーシ1側に取り付ければ、各グランド部材60
0,600の押圧接触部610,610は、この外装シ
ャーシ1の裏面側に常に弾性的に当接される。これによ
って、仮に当初から各固定具410,420部分におい
て嵌め合い不良があったり、各固定具410,420が
経時的に弛んだりしても、これらのグランド部材60
0,600の働きによって、安定したグランド機能が確
保される。
【0024】なお、上記実施の態様では、グランド部材
500,600の取り付けにあたって、二つの例を示し
たが、本発明は、これに限定されない。例えば取付け用
金属プレート240上に直接溶接などで押圧接触部を有
するグランド部材を設けることも可能である。また、電
気コネクタの構造も、図1〜2又は図5〜6の構造の電
気コネクタに限定されるものではない。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、コネクタジャック側に弾性金属片からなる押
圧接触部を有するグランド部材を設けてあるため、仮に
当初からコネクタジャックの各固定具部分において嵌め
合い不良があったり、各固定具が経時的に弛んだりして
も、、グランド部材の押圧接触部が常に弾性的に電子機
器などの金属製外装シャーシなどに当接するので、安定
したグランド機能が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気コネクタの一実施例になる
コネクタジャックを示した側面図である。
【図2】 図1のコネクタジャックの平面図である。
【図3】 図1のコネクタジャックに用いられるグラン
ド部材を示した斜視図である。
【図4】 図1のコネクタジャックに用いられる他のグ
ランド部材を示した斜視図である。
【図5】 本発明に係る電気コネクタの他の実施例にな
るコネクタプラグとコネクタジャックを示した側面図で
ある。
【図6】 図5のコネクタジャックの平面図である。
【図7】 図5のコネクタジャックに用いられるグラン
ド部材とフック爪を示した斜視図である。
【図8】 従来の電気コネクタのコネクタプラグとコネ
クタジャックを示した側面図である。
【図9】 図8のコネクタジャックの平面図である。
【符号の説明】
100 コネクタプラグ 110 本体外装 120 接合部 130 固定操作用雄ネジ部材 200 コネクタジャック 210 本体ブロック 220 接合部 240 取付け用金属プレート 241 延設部 330 フック爪 410 固定具 420 固定具 500 グランド部材 510 押圧接触部 600 グランド部材 610 押圧接触部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器側に取り付けられるコネクタジ
    ャックを有する電気コネクタにおいて、前記コネクタジ
    ャックの前記電子機器側への取付け部又はその付近に弾
    性金属片からなる押圧接触部を有するグランド部材を設
    けたことを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記グランド部材を前記コネクタジャッ
    クの樹脂製の本体ブロックと取付け用金属プレート間に
    挟み込んで設けたことを特徴とする請求項1記載の電気
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記グランド部材を前記コネクタジャッ
    クの取付け用金属プレート部分に立設されたフック爪に
    装着させて設けたことを特徴とする請求項1記載の電気
    コネクタ。
JP28128599A 1999-10-01 1999-10-01 電気コネクタ Pending JP2001102132A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011501639A (ja) * 2007-10-16 2011-01-06 エスケー エナジー カンパニー リミテッド 直列接続バッテリーストリングのための2段式均等充電方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011501639A (ja) * 2007-10-16 2011-01-06 エスケー エナジー カンパニー リミテッド 直列接続バッテリーストリングのための2段式均等充電方法及び装置

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