JP2001101934A - 極細平型ケーブル - Google Patents

極細平型ケーブル

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JP2001101934A JP29503399A JP29503399A JP2001101934A JP 2001101934 A JP2001101934 A JP 2001101934A JP 29503399 A JP29503399 A JP 29503399A JP 29503399 A JP29503399 A JP 29503399A JP 2001101934 A JP2001101934 A JP 2001101934A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気的特性等が安定した極細平型ケーブルを提
供する。 【解決手段】極細同軸ケーブルを複数本平面状に並列に
配置し、これら隣接する極細同軸ケーブルを、変形を与
えることなく、所定本数毎に織るように、しなやかなフ
ィラメント、またはしなやかで、かつ、溶剤に可溶なフ
ィラメントで集合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極めて細い外径を有す
る極細のケーブル、特に極細の同軸ケーブルを、複数
本、平面状に並置して、フラット状に成形した極細平型
ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、例えば、医療機器である超音波診
断装置のプローブケーブルに用いられるような同軸ケー
ブル、あるいは小型の測定装置、通信装置もしくは小型
に作製されたロボットのマイクロマシン等に用いられる
同軸ケーブルは、これら装置の小型化、高性能化にとも
なう高密度化に対応して、かなり外径の細い同軸ケーブ
ルが得られているが、これら装置のいっそうの小型化、
高性能化にともない一層細径化された同軸ケーブルが求
められており、この一層細径化された同軸ケーブルを高
密度にアッセンブリする高密度化がさらに希求されてい
る。
【0003】これに対応して、これまで、細径化された
同軸ケーブルとして、例えば、外径が0.03mm(AW
G#48に相当、AWGはアメリカン・ワイヤ・ゲー
ジ)の銀メッキ錫入り銅合金線の中心導体の外周に、P
FA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体)を約0.025mmの厚さで
押出し被覆して誘電体を形成し、さらにこの外周に外径
が0.02mm(AWG#52に相当)の銀メッキ錫入
り銅合金線の導体を横巻きして外部導体層を形成し、こ
の外部導体層の外周に、外皮としてPFAを約0.02
mm程度の厚さで押出し被覆して形成した、外径が0.
16mm程度の極めて外径の細い極細同軸ケーブルが提
案されている。
【0004】このような極めて外径の細い極細同軸ケー
ブルは、その外径が約0.16mm乃至0.5mm程度
の極細同軸ケーブルとされているが、このような極細同
軸ケーブルを小型化、高性能化にともなう高密度化のた
めに集合、すなわちアッセンブリする際、例えば、これ
らの極細同軸ケーブルを複数本、平面状に並置して、フ
ラット状に成形して平型ケーブルを作成しようとする場
合には、極細径の導体、薄い被覆層の絶縁体および外皮
からなる極細同軸ケーブルであるがゆえに、機械的強度
なども充分ではなく、粘着テープを用いたテープラミネ
ート法によるフラット化、熱融着もしくは化学融着によ
るフラット化、あるいは溶融押出しによるフラット化の
ような従来のフラットケーブル化手段では、製造上、融
着処理あるいは温度コントロール等が難しく、絶縁体あ
るいは外皮が溶融、変形を生じ、機械的特性あるいは特
性インピーダンス等の電気的特性の点から実用に供しえ
なかった。
【0005】また、実用に供しえずとも、上記したよう
な手段によりフラット化された平型ケーブルでは、この
ケーブルの長手方向に屈曲あるいは可撓自在であるがケ
ーブルの幅方向に対する屈曲性あるいは可撓性は充分と
は言えず、自由度の多い屈曲あるいは可撓方向が求めら
れる場合に問題点を有している。
【0006】上記したような屈曲あるいは可撓性に対す
る問題点を改善する手段として、上記した極細同軸ケー
ブルを複数本、平面状に並置して縦糸とし、横糸を用い
てフラット状に製織した製織ケーブルを試みたが、この
ような従来技術の延長上で作成された製織ケーブルで
は、縦糸と横糸の交差点において、縦糸である極細同軸
ケーブルが横糸を跨ぐために凹凸状に配設されることに
なり、その結果、直線状の極細同軸ケーブルではなく、
変形した極細同軸ケーブルとなって、電気的特性に悪影
響を及ぼすことが見出された。特に、横糸の太さがそれ
程小さくない場合には極細同軸ケーブルの凹凸状が顕著
となり、その結果、特性インピーダンス等の電気的特性
にも悪影響を与えることが見出された。
【0007】さらに上記した製織ケーブルにおいては、
高密度にコネクタ等へ接続するために端末処理等を行う
上では好都合であるが、この端末処理後、極細同軸ケー
ブルの取り扱い性あるいはその収容性の観点から、所望
領域において、極細同軸ケーブルを相互に分離して、ば
らけさせる必要のある場合があり、その場合には、横糸
をカッター等により切断して、極細同軸ケーブルを分離
してばらけさせていた。
【0008】その際、極細同軸ケーブルは極細径の導
体、極めて薄い誘電体および外被から成るため、カッタ
ー等により導体、誘電体および外被を傷つけたり、極細
同軸ケーブルを折り曲げて座屈させて、電気特性に悪影
響をおよぼすことがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、極めて
細い外径を有する極細同軸ケーブルの複数本を、フラッ
ト状に成形する際、容易に製造することができると共
に、屈曲性あるいは可撓性方向の自由度が大きく、しか
もフラット状に成形した際にも特性インピーダンス等の
電気的特性の悪影響を除去することができる極細平型ケ
ーブルを提供することにある。さらに本発明の他の目的
は、前記極細平型ケーブルにおいて、各極細同軸ケーブ
ルを損傷することなく所望領域で容易にばらけさせるこ
とができる極細平型ケーブルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に係
わる極細平型ケーブルによって達成される。すなわち、
要約すれば、本発明は、極細径の中心導体の外周に極め
て薄い誘電体を被覆し、この誘電体の外周に極細径の導
体よりなる外部導体層を形成し、さらにこの外部導体層
の外周に極めて薄い外皮を設けて、外径を0.086m
m乃至0.5mmと成した極細同軸ケーブルを、複数
本、平面状に並置して、フラット状に成形した極細平型
ケーブルであって、これら並置されて隣接する極細同軸
ケーブルを、変形を与えることなく、所定本数毎に織る
ように、しなやかなフィラメントで集合したことを特徴
とする極細平型ケーブルである。また、本発明は上記し
た極細平型ケーブルにおいて、フィラメントが溶剤に可
溶であることを特徴とする極細平型ケーブルである。
【0011】
【作用】本発明の極細平型ケーブルによれば、極めて細
い外径を有する極細同軸ケーブルを並置し、これら隣接
する複数本の極細同軸ケーブルを、変形を与えることな
く、所定本数毎に織るように、伸縮性を有するしなやか
なフィラメントで集合したので、屈曲性あるいは可撓性
方向の自由度が大きく、しかもフラット状に成形した際
にも特性インピーダンス等の電気的特性の悪影響を受け
ることがない極細平型ケーブルを得ることができる。ま
た、前記極細平型ケーブルにおいて、前記フィラメント
をしなやかで、かつ、溶剤に可溶なものとしたので、こ
の極細平型ケーブルの所望領域を溶剤に漬けるだけでフ
ィラメントを溶解除去し、各極細同軸ケーブルを損傷さ
せたり座屈させることなく、容易に、例えば1本1本の
各極細同軸ケーブルにばらけさせることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を、その実施例に基づいて添付
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明による極細
平型ケーブルの一実施例の平面図であり、図2は、図1
に示す極細平型ケーブルに用いられる極細同軸ケーブル
の断面図である。
【0013】図1を参照すると、本発明による極細平型
ケーブル1が示されており、この極細平型ケーブル1
は、平面状に並置された、外径が極めて細い複数本の極
細同軸ケーブル2(図1では、簡単化のために10本の
みが示されているが、これに限定されるものではない)
を備えており、これらの隣接する極細同軸ケーブル2
を、伸縮性のあるポリエステル製の横糸3が交互に跨ぐ
ように、すなわち縦糸としての極細同軸ケーブル2を、
横糸3が所望に応じて所定本数毎に織るように設けら
れ、複数本の隣接した極細同軸ケーブル2の幅方向の両
端ではターン、すなわち折り返され、これが繰り返され
て製織状のフラット状ケーブルが成形されている。その
際、横糸3は、図1から理解されるように、極細平型ケ
ーブル1の長手方向に対してジグザグ状に設けられ、こ
の横糸3のジグザグのピッチAは、所望に応じて設定さ
れ、本発明では極細平型ケーブル1のフラット状の形状
が保持できる程度のピッチに設定されている。なお、複
数本の隣接した極細同軸ケーブル2の幅方向の最両端に
ダミー線を追加、挿入して、このダミー線で横糸3を折
り返すようにすると、極細同軸ケーブル2に直接、横糸
3の張力の影響を与えることなく、フラット状ケーブル
を成形することができる。
【0014】ここで、上記した極細同軸ケーブル2は、
図2にその断面図で示すように、押出機(図示せず)を
用いて、極細径である外径0.025mm(AWG#5
0に相当)の銀メッキ錫入り銅合金線の中心導体4の外
周に、極めて薄い誘電体5としてPFAを約0.022
mmの厚さで押出し被覆し、さらにこの誘電体5の外周
に極細径である外径が0.02mm(AWG#52に相
当)の銀メッキ錫入り銅合金線の導体6を、例えば13
本、横巻きして外部導体層7を形成し、さらにこの外部
導体層7の外周に、極めて薄い外皮8としてPFAを約
0.006mmの厚さで押出し被覆して形成した、外径
が約0.121mm、長さが1mとした極めて外径の細
い極細同軸ケーブル2が用いられている。
【0015】このような外径が極めて細い同軸ケーブル
2を、上述したように、横糸3が交互に跨ぐように、す
なわち縦糸としての極細同軸ケーブル2を伸縮性のある
ポリエステル製の横糸3が所定本数毎に織るように設け
られているが、この横糸3は、極細同軸ケーブル2を織
る際に、極細同軸ケーブル2に凹凸状の変形を与えない
よう、(20デニール/72フィラメント)の太さのも
のが用いられている。この(20デニール/72フィラ
メント)の横糸3によって、上記極細同軸ケーブル2を
織る際に、各フィラメントが極細同軸ケーブル2と交わ
るとき、偏平にばらけ、上記極細同軸ケーブル2に対し
て、特性インピーダンスなどの電気的特性に影響を与え
ることのない、しなやかな横糸3とすることができる。
この明細書で述べる、例えば上記の(20デニール/7
2フィラメント)は、72本の均一な径を有する素線す
なわちフィラメントの全体で20デニールになるという
ことを意味する。
【0016】このように作成した極細平型ケーブル1の
各極細同軸ケーブル2の特性インピーダンスを測定した
ところ、フラット化する前の各極細同軸ケーブル2の特
性インピーダンスとフラット化した後の極細平型ケーブ
ル1の各極細同軸ケーブル2の特性インピーダンスには
ほとんど変化は見られなかった(図3及び図4参照)。
また、このように作成された極細平型ケーブル1のあら
ゆる方向への屈曲性あるいは可撓性も充分であり、その
フラット状の形状維持および強度も充分に実用に耐えら
れるものであった。
【0017】比較例として、上記実施例に用いた横糸3
の代わりに(75デニール/12フィラメント)の太さ
のものを用いて、上記実施例と同様に極細平型ケーブル
1を作成し、その各極細同軸ケーブル2の特性インピー
ダンスを測定したところ、フラット化する前の各極細同
軸ケーブル2の特性インピーダンスと比べてフラット化
した後の極細平型ケーブル1の各極細同軸ケーブル2の
特性インピーダンスは大きく変化していた。
【0018】これは、極細平型ケーブル1に用いられて
いる極細同軸ケーブル2が、極めて外径の細い極細同軸
ケーブル2であるがゆえに、フラット化される際に用い
られる横糸3の太さによって、極細平型ケーブル1の各
極細同軸ケーブル2が変形し、その結果、上記した特性
インピーダンスに悪影響を与えたものと思われる。ま
た、作成された極細平型ケーブル1のフラット状の形状
維持および強度は充分であったが、屈曲性あるいは可撓
性には、やや硬さがあった。
【0019】次に、第2実施例について述べると、上述
した極細平型ケーブル1を作成する際に、縦糸たる極細
同軸ケーブル2として、同じく、押出機(図示せず)を
用い、極細径である外径0.03mmの銀メッキ錫入り
銅合金線の中心導体4の外周に、PFAを約0.025
mmの厚さで押出し被覆して極めて薄い誘電体5を成形
し、この誘電体5の外周に極細径である外径が0.02
mmの銀メッキ錫入り銅合金線の導体6を13本、横巻
きして外部導体層7を形成し、さらにこの外部導体層7
の外周に、極めて薄い外皮8としてPFAを約0.01
mmの厚さで押出し被覆して形成した、外径が約0.1
4mm、長さが1mとした極めて外径の細い極細同軸ケ
ーブル2が用いられている。
【0020】この極細同軸ケーブル2を織る伸縮性のポ
リエステル製の横糸3は、極細同軸ケーブル2を所定本
数毎に織る際に極細同軸ケーブル2に凹凸状の変形を与
えないように、(20デニール/72フィラメント)の
太さのものを用い、極細平型ケーブル1を作成した。こ
の(20デニール/72フィラメント)の横糸3によっ
ても、上記極細同軸ケーブル2を織る際に、各フィラメ
ントが極細同軸ケーブル2と交わるとき、偏平にばら
け、上記極細同軸ケーブル2に対して、しなやかな横糸
3とすることができる。このように作成した極細平型ケ
ーブル1の各極細同軸ケーブル2の特性インピーダンス
を測定したところ、フラット化する前の各極細同軸ケー
ブル2の特性インピーダンスとフラット化した後の極細
平型ケーブル1の各極細同軸ケーブル2の特性インピー
ダンスにはほとんど変化は見られなかった(図5及び図
6参照)。また、このように作成された極細平型ケーブ
ル1のあらゆる方向への屈曲性あるいは可撓性も充分で
あり、そのフラット状の形状維持および強度も充分に実
用に耐えられるものであった。
【0021】比較例として、上記実施例に用いた横糸3
の代わりに(75デニール/12フィラメント)の太さ
のものを用いて、上記実施例と同様に極細平型ケーブル
1を作成し、その各極細同軸ケーブル2の特性インピー
ダンスを測定したところ、フラット化する前の各極細同
軸ケーブル2の特性インピーダンスと比べてフラット化
した後の極細平型ケーブル1の各極細同軸ケーブル2の
特性インピーダンスは大きく変化していた。
【0022】これは、外径が極めて細い極細同軸ケーブ
ル2であるがゆえに、フラット化される際に用いられる
横糸3の太さによって、極細平型ケーブル1の各極細同
軸ケーブル2が変形し、その結果、上記した特性インピ
ーダンスに悪影響を与えたものと思われる。また、作成
された極細平型ケーブル1のフラット状の形状維持およ
び強度は充分であったが、屈曲性あるいは可撓性には、
やや硬さがあった。
【0023】次に、第3実施例について述べると、上述
した極細平型ケーブル1を作成する際に、縦糸たる極細
同軸ケーブル2として、同じく、押出機(図示せず)を
用い、極細径である外径0.016mmの銀メッキ銅合
金線を7本撚って形成した中心導体4の外周に、PFA
を約0.025mmの厚さで押出し被覆して極めて薄い
誘電体5を成形し、この誘電体5の外周に極細径である
外径が0.021mmの錫メッキ錫入り銅合金線の導体
6を17本、横巻きして外部導体層7を形成し、さらに
この外部導体層7の外周に、極めて薄い外皮8としてP
FAを約0.02mmの厚さで押出し被覆して形成し
た、外径が約0.18mm、長さが1mとした極めて外
径の細い極細同軸ケーブル2が用いられている。
【0024】この極細同軸ケーブル2を織る伸縮性のポ
リエステル製の横糸3は、極細同軸ケーブル2を所望に
応じて所定本数毎に織る際に、極細同軸ケーブル2に凹
凸状の変形を与えないよに、(50デニール/72フィ
ラメント)の太さのものを用い、極細平型ケーブル1を
作成した。この(50デニール/72フィラメント)の
横糸3によっても、上記極細同軸ケーブル2を織る際
に、各フィラメントが極細同軸ケーブル2と交わると
き、偏平にばらけ、上記極細同軸ケーブル2に対して、
しなやかな横糸3とすることができる。このように作成
した極細平型ケーブル1の各極細同軸ケーブル2の特性
インピーダンスを測定したところ、フラット化する前の
各極細同軸ケーブル2の特性インピーダンスとフラット
化した後の極細平型ケーブル1の各極細同軸ケーブル2
の特性インピーダンスにはほとんど変化は見られなかっ
た(図7及び図8参照)。また、このように作成された
極細平型ケーブル1のあらゆる方向への屈曲性あるいは
可撓性も充分であり、そのフラット状の形状維持および
強度も充分に実用に耐えられるものであった。
【0025】比較例として、上記実施例に用いた横糸3
の代わりに(75デニール/12フィラメント)の太さ
のものを用いて、上記実施例と同様に極細平型ケーブル
1を作成し、その各極細同軸ケーブル2の特性インピー
ダンスを測定したところ、フラット化する前の各極細同
軸ケーブル2の特性インピーダンスと比べてフラット化
した後の極細平型ケーブル1の各極細同軸ケーブル2の
特性インピーダンスは大きく変化していた。
【0026】これは、外径が極めて細い極細同軸ケーブ
ル2であるがゆえに、フラット化される際に用いられる
横糸3の太さによって、極細平型ケーブル1の各極細同
軸ケーブル2が変形し、その結果、上記した特性インピ
ーダンスに悪影響を与えたものと思われる。また、作成
された極細平型ケーブル1のフラット状の形状維持およ
び強度は充分であったが、屈曲性あるいは可撓性には、
やや硬さがあった。
【0027】次に、第4実施例について述べると、上述
した極細平型ケーブル1を作成する際に、縦糸たる極細
同軸ケーブル2として、同じく、押出機(図示せず)を
用い、極細径である外径0.03mmの錫メッキ錫入り
銅合金線を7本撚って形成した中心導体4の外周に、P
FAを約0.06mmの厚さで押出し被覆して極めて薄
い誘電体5を成形し、この誘電体5の外周に極細径であ
る外径が0.04mmの錫メッキ無酸素軟銅線の導体6
を18本、横巻きして外部導体層7を形成し、さらにこ
の外部導体層7の外周に、極めて薄い外皮8としてポリ
エステルテープを約0.02mmの厚さになるよう巻回
して形成した、外径が約0.33mm、長さが1mとし
た極めて外径の細い極細同軸ケーブル2が用いられてい
る。
【0028】この極細同軸ケーブル2を織る伸縮性のポ
リエステル製の横糸3は、極細同軸ケーブル2を所定本
数毎に織る際に極細同軸ケーブル2に凹凸状の変形を与
えないように、(50デニール/72フィラメント)の
太さのものを用い、極細平型ケーブル1を作成した。こ
の(50デニール/72フィラメント)の横糸3によっ
ても、上記極細同軸ケーブル2を織る際に、各フィラメ
ントが極細同軸ケーブル2と交わるとき、偏平にばら
け、上記極細同軸ケーブル2に対して、しなやかな横糸
3とすることができる。このように作成した極細平型ケ
ーブル1の各極細同軸ケーブル2の特性インピーダンス
を測定したところ、フラット化する前の各極細同軸ケー
ブル2の特性インピーダンスとフラット化した後の極細
平型ケーブル1の各極細同軸ケーブル2の特性インピー
ダンスにはほとんど変化は見られなかった(図9及び図
10参照)。また、このように作成された極細平型ケー
ブル1のあらゆる方向への屈曲性あるいは可撓性も充分
であり、そのフラット状の形状維持および強度も充分に
実用に耐えられるものであった。
【0029】比較例として、上記実施例に用いた横糸3
の代わりに(150デニール/36フィラメント)の太
さのものを用いて、上記実施例と同様に極細平型ケーブ
ル1を作成し、その各極細同軸ケーブル2の特性インピ
ーダンスを測定したところ、フラット化する前の各極細
同軸ケーブル2の特性インピーダンスと比べてフラット
化した後の極細平型ケーブル1の各極細同軸ケーブル2
の特性インピーダンスは大きく変化していた。
【0030】これは、外径が極めて細い極細同軸ケーブ
ル2であるがゆえに、フラット化される際に用いられる
横糸3の太さによって、極細平型ケーブル1の各極細同
軸ケーブル2が変形し、その結果、上記した特性インピ
ーダンスに悪影響を与えたものと思われる。また、作成
された極細平型ケーブル1のフラット状の形状維持およ
び強度は充分であったが、屈曲性および可撓性には、や
や硬さがあった。
【0031】次に、第5実施例について述べると、上述
した極細平型ケーブル1を作成する際に、縦糸たる極細
同軸ケーブル2として、同じく、押出機(図示せず)を
用い、極細径である外径0.04mmの錫メッキ錫入り
銅合金線を7本撚って形成した中心導体4の外周に、P
FAを約0.085mmの厚さで押出し被覆して極めて
薄い誘電体5を成形し、この誘電体5の外周に極細径で
ある外径が0.04mmの錫メッキ錫入り銅合金線の導
体6を23本、横巻きして外部導体層7を形成し、さら
にこの外部導体層7の外周に、極めて薄い外皮8として
FEP(テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロ
ピレン共重合体)を約0.065mmの厚さで押出し被
覆して形成した、外径が約0.50mm、長さが1mと
した極めて外径の細い極細同軸ケーブル2が用いられて
いる。
【0032】この極細同軸ケーブル2を織る伸縮性のポ
リエステル製の横糸3は、極細同軸ケーブル2を所望に
応じて所定本数毎に織る際に、極細同軸ケーブル2に凹
凸状の変形を与えないよに、(50デニール/72フィ
ラメント)の太さのものを用い、極細平型ケーブル1を
作成した。この(50デニール/72フィラメント)に
よっても、上記極細同軸ケーブル2を織る際に、各フィ
ラメントが極細同軸ケーブル2と交わるとき、偏平にば
らけ、上記極細同軸ケーブル2に対して、しなやかな横
糸3とすることができる。このように作成した極細平型
ケーブル1の各極細同軸ケーブル2の特性インピーダン
スを測定したところ、フラット化する前の各極細同軸ケ
ーブル2の特性インピーダンスとフラット化した後の極
細平型ケーブル1の各極細同軸ケーブル2の特性インピ
ーダンスにはほとんど変化は見られなかった(図11お
よび図12参照)。また、このように作成された極細平
型ケーブル1のあらゆる方向への屈曲性あるいは可撓性
も充分であり、そのフラット状の形状維持および強度も
充分に実用に耐えられるものであった。
【0033】比較例として、上記実施例に用いた横糸3
の代わりに(150デニール/36フィラメント)の太
さのものを用いて、上記実施例と同様に極細平型ケーブ
ル1を作成し、その各極細同軸ケーブル2の特性インピ
ーダンスを測定したところ、フラット化する前の各極細
同軸ケーブル2の特性インピーダンスと比べてフラット
化した後の極細平型ケーブル1の各極細同軸ケーブル2
の特性インピーダンスは大きく変化していた。
【0034】これは、外径が極めて細い極細同軸ケーブ
ル2であるがゆえに、フラット化される際に用いられる
横糸3の太さによって、極細平型ケーブル1の各極細同
軸ケーブル2が変形し、その結果、上記した特性インピ
ーダンスに悪影響を与えたものと思われる。また、作成
された極細平型ケーブル1のフラット状の形状維持およ
び強度は充分であったが、屈曲性あるいは可撓性には、
やや硬さがあった。
【0035】さらに、前記第1実施例よりさらに細い同
軸ケーブルとして、押出機(図示せず)により、極細径
である外径0.016mmの銀メッキ銅合金線の中心導
体4の外周に、極めて薄い誘電体5としてPFAを約
0.01mmの厚さで押出し被覆し、さらにこの誘電体
5の外周に極細径である外径0.015の銀メッキ銅合
金線の導体6を、例えば10本、横巻きして外部導体層
7を形成し、さらにこの外部導体層7の外周に、極めて
薄い外皮8としてPFAを約0.01mmの厚さで押出
し被覆して形成した、外径が約0.086mm、長さが
1mとした極めて外径の細い極細同軸ケーブル2が製造
可能である。この外径が約0.086mmの極細同軸ケ
ーブル2を用いて極細平型ケーブル1を作成する場合に
おいても、第1実施例と同様に(20デニール/72フ
ィラメント)の横糸3で織り成すことにより、極細同軸
ケーブル2に対して、しなやか横糸3とすることがで
き、特性インピーダンスに影響を与えることなくフラッ
ト化することができる。
【0036】以上に述べた実施例においては、横糸3を
構成するフィラメントとしてポリエステル製のものを用
いたが、これを溶剤に可溶なフィラメントからなる横糸
3に置き換えることによって、各極細同軸ケーブルを、
損傷させたり座屈させることなく、容易にばらけさせる
ことができる極細平型ケーブル1を作成することができ
る。
【0037】その一実施例(実施例6)として、実施例
4の極細平型ケーブルの横糸3を水に可溶なポリビニル
アルコール製のフィラメントから成る横糸3として極細
平型ケーブル1を作成した。この極細平型ケーブル1の
所望領域を水および各種アルコール類または水とアルコ
ール類の混合溶液に浸漬させたところ、水に浸漬した場
合で約1秒から5秒、水50容量部とメタノール、エタ
ノール、イソプロピルアルコールの内いずれか1つのア
ルコールを50容量部混合した溶液に浸漬した場合で約
2分から3分で、ポリビニルアルコール製の横糸3は完
全に溶解し除去され(表1参照)、その結果、極細同軸
ケーブル1はまったく損傷されることなく所望領域で相
互に分離してばらけた状態となった。
【表1】実施例5の極細平型ケーブル1を各種溶剤に漬
けた場合における横糸3の溶解時間
【0038】なお、上記した溶剤は、横糸3以外の極細
平型ケーブルの構成要素を侵すことなく、横糸3として
のフィラメントの材料を溶解するものであれば良く、例
えば水または有機溶剤、あるいは水と有機溶剤の混合溶
液、さらには酸性溶液、アルカリ性溶液等が含まれる。
【0039】なお、これまでに述べてきた実施例では、
縦糸として極細同軸ケーブル2を用いた場合について述
べたが、縦糸として極細同軸ケーブル2を用いる場合に
限らず、導体の外周に絶縁体を被覆して形成した、外径
の極めて細い極細絶縁ケーブルを縦糸に用いた場合にも
同様なことが言えるのは勿論のことである。さらに、上
述した実施例では、横糸として、例えばポリエステル
製、あるいは溶剤に可溶なポリビニルアルコール製の糸
を用い、縦糸として極細同軸ケーブルあるいは極細絶縁
ケーブルを用いる場合について述べているが、極細同軸
ケーブルあるいは極細絶縁ケーブルを横糸に用い、ポリ
エステル製、あるいは溶剤に可溶なポリビニルアルコー
ル製の糸を縦糸に用いることも勿論可能である。
【0040】さらに、上述した実施例では、横糸3の材
質として伸縮性のポリエステルおよび溶剤に可溶なポリ
ビニルアルコールを用いたが、本発明における横糸は、
この材質に限定されることなく、その他の材質として、
ポリエステル、ナイロン、フッ素樹脂、レーヨン、綿
等、あるいは溶剤に可溶な任意の材質を選択することが
できるのは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の極細
平型ケーブルによれば、極めて細い外径を有する極細同
軸ケーブルを並置し、これら隣接する複数本の極細同軸
ケーブルを、変形を与えることなく、所定本数毎に織る
ように、伸縮性を有するしなやかなフィラメントで集合
したので、屈曲性あるいは可撓性方向の自由度が大き
く、しかもフラット状に成形した際に特性インピーダン
ス等の電気的特性の悪影響を受けることがない極細平型
ケーブルを提供することができるという効果を奏する。
さらには、前記フィラメントが溶剤に可溶な材質からな
るもので作成した本発明の極細平型ケーブルによれば、
極細同軸ケーブルの所望領域を相互に分離する場合、溶
剤によってフィラメントを溶解することにより容易にば
らけさせ分離することができるため、極細同軸ケーブル
を損傷させたり、座屈させて、電気特性に悪影響をおよ
ぼすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による極細平型ケーブルの一実施例の平
面図である。
【図2】図1に示す極細平型ケーブルに用いられる本発
明による極細同軸ケーブルの断面図である。
【図3】第1実施例においてフラット化する前の極細同
軸ケーブル2の特性インピーダンス波形図である。
【図4】第1実施例においてフラット化した後の極細同
軸ケーブル2の特性インピーダンス波形図である。
【図5】実施例2においてフラット化する前の極細同軸
ケーブル2の特性インピーダンス波形図である。
【図6】実施例2においてフラット化した後の極細同軸
ケーブル2の特性インピーダンス波形図である。
【図7】実施例3においてフラット化する前の極細同軸
ケーブル2の特性インピーダンス波形図である。
【図8】実施例3においてフラット化した後の極細同軸
ケーブル2の特性インピーダンス波形図である。
【図9】実施例4においてフラット化する前の極細同軸
ケーブル2の特性インピーダンス波形図である。
【図10】実施例4においてフラット化した後の極細同
軸ケーブル2の特性インピーダンス波形図である。
【図11】実施例5においてフラット化する前の極細同
軸ケーブル2の特性インピーダンス波形図である。
【図12】実施例5においてフラット化した後の極細同
軸ケーブル2の特性インピーダンス波形図である。
【符号の説明】
1…極細平型ケーブル 2…極細同軸ケーブル 3…横糸 4…中心導体 5…誘電体 6…導体 7…外部導体層 8…外皮

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極細径の中心導体の外周に極めて薄い誘
    電体を被覆し、この誘電体の外周に極細径の導体よりな
    る外部導体層を形成し、さらにこの外部導体層の外周に
    極めて薄い外皮を設けて、外径を0.086mm乃至
    0.5mmと成した極細同軸ケーブルを、複数本、平面
    状に並置して、フラット状に成形した極細平型ケーブル
    であって、これら並置されて隣接する極細同軸ケーブル
    を、変形を与えることなく、所定本数毎に織るように、
    しなやかなフィラメントで集合したことを特徴とする極
    細平型ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記フィラメントが溶剤に可溶であるこ
    とを特徴とした請求項1に記載の極細平型ケーブル。
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