JP2001101692A - 光ヘッド及び光記録再生装置 - Google Patents

光ヘッド及び光記録再生装置

Info

Publication number
JP2001101692A
JP2001101692A JP27622999A JP27622999A JP2001101692A JP 2001101692 A JP2001101692 A JP 2001101692A JP 27622999 A JP27622999 A JP 27622999A JP 27622999 A JP27622999 A JP 27622999A JP 2001101692 A JP2001101692 A JP 2001101692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical recording
recording medium
light
optical head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27622999A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahisa Shinoda
昌久 篠田
Keiji Nakamura
恵司 中村
Sanesuki Yabe
実透 矢部
Nobuaki Hirai
伸明 平井
Takuma Sato
拓磨 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP27622999A priority Critical patent/JP2001101692A/ja
Publication of JP2001101692A publication Critical patent/JP2001101692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の対物レンズを有し、複数の光記録媒体
の記録再生が可能な光ヘッド又は光記録再生装置におい
て、光記録媒体の判別と情報の記録再生までの起動時間
の短縮を図る。 【解決手段】 光ヘッド1が光記録媒体12の最内周位
置において、第一の光ヘッド部2により記録再生される
光記録媒体12の最内周半径r1に第一の対物レンズ8
が位置決めされ、第二の光ヘッド部3により記録再生さ
れる光記録媒体12の最内周半径r2に第二の対物レン
ズ16が位置決めされるように配置される。第一の対物
レンズ8と第二の対物レンズ16は軸穴9を挟んで対称
位置にあり、第二の対物レンズ16は光記録媒体12の
半径線22上を移動し、第一の対物レンズ8は半径線2
2に対し距離dだけ離間した平行な線23上を移動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板厚みや信号フォ
ーマット等種類の異なる複数の光記録媒体を1台の光記
録再生装置において記録もしくは再生するため、各々の
光記録媒体の情報記録面に集光される光スポットが各々
の光記録媒体に最も適したものとし、かつ効率的な記録
再生を行うようにした光記録再生装置及び光ヘッドに関
するものである。なお、本発明における光記録再生装置
とは、記録機能のみ、再生機能のみ、あるいは記録再生
機能の両方を備える全ての装置を含むものとする。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の光記録再生装置及び光ヘッ
ドを示す概略側面図である。図において、100は光ヘ
ッドであり、図で見て左側に位置する第一の光ヘッド部
101と、右側に位置する第二の光ヘッド部102から
構成されている。103は第一の光ヘッド部101の光
源である半導体レーザであり、半導体レーザ103の出
射方向にハーフミラー104が配設されている。ハーフ
ミラー104の反射方向にはアクチュエータ105が配
設されており、アクチュエータ105には第一の対物レ
ンズ106が搭載されている。107は第一の対物レン
ズ106の出射方向に面して配置された光記録媒体であ
り、図示せぬ保持機構により装置内に着脱可能に保持さ
れている。第一の対物レンズ106から見てハーフミラ
ー104の透過方向には光検知器108が配設されてい
る。第二の光ヘッド部102も同様に構成されている。
すなわち、109は第二の光ヘッド部102の光源であ
る半導体レーザであり、半導体レーザ109の出射方向
にハーフミラー110が配設されている。ハーフミラー
110の反射方向にはアクチュエータ111が配設され
ており、アクチュエータ111には第二の対物レンズ1
12が搭載されている。光記録媒体107は第一の対物
レンズ106と同様に第二の対物レンズ112に面して
いる。第二の対物レンズ112から見てハーフミラー1
10の透過方向には光検知器113が配設されている。
114及び115は図示せぬ送り機構によって光ヘッド
100を光記録媒体107の半径方向に沿って移動させ
るためのガイド軸であり、116及び117は光ヘッド
100に設けられ、ガイド軸114及び115を受ける
軸受けである。
【0003】図7は図6の上面図であり、第二の対物レ
ンズ112は光記録媒体の半径線118上を移動するよ
うに配置されている。また第一の光ヘッド部101の第
一の対物レンズ106と第二の光ヘッド部102の第二
の対物レンズ112とは半径線118と垂直な方向に互
いに向かい合い、第一の対物レンズ106は半径線11
8と平行な線119上を移動するように配置されてい
る。
【0004】上記装置において、第一の光ヘッド部10
1は例えばCDの再生あるいはCD−Rの記録再生を行
うための光ヘッド部であり、第一の対物レンズ106は
1.2mmの基板厚みである光記録媒体107に対して
最適な集光スポットを形成するような特性を有してい
る。一方、第二の光ヘッド部は例えばDVDのような高
記録密度な光記録媒体に対して記録再生を行うための光
ヘッド部であり、第二の対物レンズ112は例えば0.
6mmの基板厚みである光記録媒体107に対して最適
な集光スポットを形成するような特性を有している。
【0005】次に光記録媒体107の再生動作について
説明する。光記録媒体107がCDもしくはCD−Rの
場合には、第一の光ヘッド部101が稼働する。半導体
レーザ103から出射したレーザ光はハーフミラー10
4で反射し、第一の対物レンズ106に入射して、光記
録媒体107の情報面上に集光スポットを形成する。光
記録媒体107面からの反射光は上記とは逆の経路で第
一の対物レンズ106を透過し、さらにハーフミラー1
04を透過して光検知器108に入射する。光検知器1
08からの出力は図示しない信号検出回路に入力され、
光記録媒体107の再生信号に加えてフォーカシングエ
ラー信号及びトラッキングエラー信号が生成される。こ
れらフォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー
信号はアクチュエータに105に入力され、信号再生が
正しく行われるよう第一の対物レンズ106を位置決め
するのに用いられる。一方、光記録媒体107がDVD
の場合には、第二の光ヘッド部102が稼働する。半導
体レーザ109から出射したレーザ光はハーフミラー1
10で反射し、第二の対物レンズ112に入射して、光
記録媒体107の情報面上に集光スポットを形成する。
光記録媒体107面からの反射光は上記とは逆の経路で
第二の対物レンズ112を透過し、さらにハーフミラー
110を透過して光検知器113に入射する。光検知器
113からの出力は図示しない信号検出回路に入力さ
れ、光記録媒体107の再生信号に加えてフォーカシン
グエラー信号及びトラッキングエラー信号が生成され
る。これらフォーカシングエラー信号及びトラッキング
エラー信号はアクチュエータに111に入力され、信号
再生が正しく行われるよう第二の対物レンズ112を位
置決めするのに用いられる。
【0006】尚、上記においては再生動作の場合を説明
したが、記録動作の場合には、半導体レーザ103もし
くは109が記録信号に対応したパルス発振をする点が
異なるのであり、光検知器108もしくは113の出力
からフォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー
信号を得ること、及びこれら信号に基づきアクチュエー
タ105もしくは111を駆動させて第一の対物レンズ
106もしくは第二の対物レンズ112の位置決めを行
う動作については再生時と同じである。
【0007】光ヘッド100は図示しない送り機構によ
って、ガイド軸114及び115に沿って光記録媒体1
07の内周から外周の間を移動する。この時、第二の対
物レンズ112は光記録媒体の半径線118上を移動す
るのに対して、第一の対物レンズ106は半径線118
と平行な線119上を移動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の光記録再生装置
及び光ヘッドは以上のように構成されているので、以下
に述べるような問題点があった。すなわち、CDやDV
Dの信号は内周側から外周側へ向かう方向に記録されて
いるとともに、媒体に記録されている内容の目次が最内
周に記録されている。従ってこれらの装置では、光記録
媒体が装着された時点で光ヘッドを最内周に送り、この
位置を初期位置として目次領域を再生するようになって
いる。目次領域の半径位置は光記録媒体の種類によって
異なるので、光ヘッドの初期位置は光記録媒体の種類に
依存して変化することになる。装着された光記録媒体の
種類が不明である場合には、例えば第一の光ヘッド部1
01が先に起動し、第一の光ヘッド101に対応した光
記録媒体(ここではCD)の初期位置に光ヘッド100
が送られ、目次領域の再生動作が行われる。この結果、
光記録媒体がCDであることが判明すれば、そのまま再
生が継続される。一方、CDではないことが判明した場
合、今度は第二の光ヘッド部102が起動し、第二の光
ヘッド102に対応した光記録媒体(ここではDVD)
の初期位置へ光ヘッド100が送られ、目次領域の再生
動作が行われる。この結果、光記録媒体がDVDである
ことが判明すれば、そのまま再生が継続される。以上の
ことから、光記録媒体が装着されてから信号が再生され
るまでの所要時間が長くなるという問題点があった。
【0009】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、光記録媒体の種類によらずに光ヘ
ッドの光記録媒体の初期位置への移動及び再生動作の開
始が短時間で行えること、なおかつ信頼性の高い信号検
出が行えること、並びに効率的な信号再生が可能な光記
録再生装置及び光ヘッドを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる光ヘッド
は、光記録媒体の種類に対応した光学特性を有する集光
手段を複数搭載し、光記録媒体の径方向に移動可能に構
成された光ヘッドにおいて、上記複数の集光手段それぞ
れの初期位置が、それぞれ対応する光記録媒体によって
一意に定まる再生開始位置にくるように上記複数の集光
手段の相対位置を設定したことを特徴とする。
【0011】本発明に係わる光ヘッドは、複数の集光手
段を同一の可動部上に配置することを特徴とする。
【0012】本発明に係わる光ヘッドは、複数の集光手
段を各別の可動部上にすることを特徴とする。
【0013】本発明に係わる光ヘッドは、上記集光手段
に対応して設けられた光検出手段を有し、該光検出手段
の受光面の分割線は、対応する集光手段によって記録又
は再生が行われる光記録媒体の情報トラック接線方向に
対して略並行もしくは垂直となるように設けられている
ことを特徴とする。
【0014】本発明に係わる光ヘッドは、上記集光手段
に対応して設けられた光検出手段を有し、該光検出手段
の受光面の分割線は、対応する集光手段によって記録又
は再生が行われる光記録媒体の情報トラック接線角度の
平均値に対して略並行もしくは垂直となるように設けら
れていることを特徴とする。
【0015】本発明に係わる光記録再生装置は、光記録
媒体を着脱可能に保持する保持手段と、光源からの出射
光を上記光記録媒体上に集光させる集光手段と、上記光
記録媒体で反射された反射光を受光する光検出手段と、
上記光源、集光手段及び光検出手段を1組とする光学ブ
ロックを複数搭載した光ヘッドと、上記光ヘッドを上記
光記録媒体の径方向に移動させるアクチュエータとを備
え、上記光ヘッドにおける集光手段それぞれの初期位置
が、それぞれ対応する光記録媒体によって一意に定まる
再生開始位置にくるように上記複数の集光手段の相対位
置を設定したことを特徴とする。
【0016】本発明に係わる光記録再生装置は、複数の
光学ブロックの一の光学ブロックを起動して、該光学ブ
ロックにおける集光手段によって形成される集光スポッ
トを上記光記録媒体を横切るように駆動することによっ
て上記光記録媒体の種類を判別する判別手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0017】本発明に係わる光記録再生装置は、複数の
光学ブロックを同時に起動して、これらの光学ブロック
における集光手段によって形成される集光スポットを上
記光記録媒体を横切るように駆動することによって上記
光記録媒体の種類を判別する判別手段を備えたことを特
徴とする。
【0018】本発明に係わる光記録再生装置は、複数の
情報面を層状に有する光記録媒体に対して、複数の集光
手段の内、ある一つの集光手段によって形成される集光
スポットを用いて上記光記録媒体の一つの情報面に対す
る記録もしくは再生を行い、他の少なくとも一つの集光
手段によって形成される集光スポットを用いて上記光記
録媒体の上記情報面以外の情報面に対する記録もしくは
再生を行うことを特徴とする。
【0019】本発明に係わる光記録再生装置は、複数の
情報面を層状に有する光記録媒体に対して、複数の集光
手段の内、ある一つの集光手段によって形成される集光
スポットを用いて上記光記録媒体の一つの情報面に対す
る記録もしくは再生を行うとともに、他の少なくとも一
つの集光手段によって形成される集光スポットを用いて
上記光記録媒体の上記情報面以外の情報面に対する記録
もしくは再生を行うことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1における光
記録再生装置のブロック構成図及び光ヘッドの上面図で
ある。図において、1は光ヘッドであり、図1で見て左
側に位置する第一の光ヘッド部2と、右側に位置する第
二の光ヘッド部3とから構成されている。4は第一の光
ヘッド部2の光源である半導体レーザであり、半導体レ
ーザ4の出射方向にハーフミラー5が配設されている。
ハーフミラー5の反射方向には図示を省略した反射ミラ
ーが配設されており、該反射ミラーの反射方向にはアク
チュエータ6の可動部7に搭載された第一の対物レンズ
8が配設されている。可動部7には中央部に軸穴9が設
けられている。軸穴9には軸10が嵌合しており、軸1
0に対して可動部7が上下方向(図示のy軸方向)及び
回動方向(図示のx−z面内方向)に可動できるように
なっている。11は磁石であり、可動部7に設けられた
コイル(図示省略)とともに磁気回路を構成している。
12は光記録媒体であり、図示せぬ保持機構により着脱
可能に装置内に保持され、第一の対物レンズ8に面して
配置されている。第一の対物レンズ8から見てハーフミ
ラー5の透過方向には第一の光検知器13が配設されて
いる。第二の光ヘッド部3も第一の光ヘッド部2と同様
に構成されている。すなわち、14は第二の光ヘッド部
3の光源である半導体レーザであり、半導体レーザ14
の出射方向にハーフミラー15が配設されている。ハー
フミラー15の反射方向には図示を省略した反射ミラー
が配設されており、該反射ミラーの反射方向にはアクチ
ュエータ6の可動部7に搭載された第二の対物レンズ1
6が配設されている。光記録媒体12は第一の対物レン
ズ8と同様に第二の対物レンズ16に面している。第二
の対物レンズ16から見てハーフミラー15の透過方向
には第二の光検知器17が配設されている。18及び1
9は光ヘッド1を光記録媒体12の半径方向に沿って移
動させるためのガイド軸であり、20及び21は光ヘッ
ド1に設けられ、ガイド軸18及び19を受ける軸受け
である。第一の対物レンズ8と第二の対物レンズ16は
可動部8の軸穴9を挟んで対称な位置に配設されてい
る。第二の対物レンズ16は光記録媒体12の半径線2
2上を移動するように位置決めされている。一方、第一
の対物レンズ8は半径線22に対して距離dだけ離間し
た平行な線23上を移動するように位置決めされてい
る。さらに図1は光ヘッド1が最内周に送られた状態を
示しており、第一の光ヘッド部2にて記録又は再生され
る光記録媒体12の最内周半径r1に第一の対物レンズ
8が丁度位置決めされ、同様に第二の光ヘッド部3にて
記録又は再生される光記録媒体12の最内周半径r2に
第二の対物レンズ16が丁度位置決めされるように配設
されている。24及び25はそれぞれ第一の光検知器1
3及び第二の光検知器17に接続された信号検出回路で
あり、光記録媒体12の再生信号のみならず、フォーカ
シングエラー信号及びトラッキングエラー信号を生成す
る。26は信号検出回路24及び25の後段に接続され
た制御回路である。制御回路26の後段には半導体レー
ザ駆動回路27及び28が接続されており、半導体レー
ザ駆動回路27は第一の半導体レーザ4に、半導体レー
ザ駆動回路28は第二の半導体レーザ14に接続されて
いる。また、制御回路26の後段にはアクチュエータ駆
動回路29が接続されており、アクチュエータ駆動回路
29はアクチュエータ6に接続されている。
【0021】次に動作について説明する。上記実施の形
態において、第一の光ヘッド部2は例えばDVDのよう
な高記録密度な光記録媒体に対して記録再生を行うため
の光ヘッド部であり、第一の対物レンズ8は0.6mm
の基板厚みである光記録媒体12に対して最適な集光ス
ポットを形成するような特性を有している。一方、第二
の光ヘッド部3は例えばCDの再生あるいはCD−Rの
ような記録媒体に対応する光ヘッド部であり、第二の対
物レンズ16は例えば1.2mmの基板厚みである光記
録媒体12に対して最適な集光スポットを形成するよう
な特性を有している。
【0022】次に光記録媒体12の再生動作について説
明する。光記録媒体12がDVDの場合には、第一の光
ヘッド部2が稼働する。半導体レーザ4から出射したレ
ーザ光はハーフミラー5を反射し、第一の対物レンズ8
に入射して、光記録媒体12の情報面上に集光スポット
を形成する。光記録媒体12面からの反射光は上記とは
逆の経路で第一の対物レンズ8を透過し、さらにハーフ
ミラー5を透過して第一の光検知器13に入射する。第
一の光検知器13からの出力は信号検出回路24に入力
され、光記録媒体12の再生信号に加えてフォーカシン
グエラー信号及びトラッキングエラー信号が生成され
る。一方、光記録媒体12がCDの場合には、第二の光
ヘッド部3が稼働する。半導体レーザ14から出射した
レーザ光はハーフミラー15を反射し、第二の対物レン
ズ16に入射して、光記録媒体12の情報面上に集光ス
ポットを形成する。光記録媒体12面からの反射光は上
記とは逆の経路で第二の対物レンズ16を透過し、さら
にハーフミラー15を透過して第二の光検知器17に入
射する。第二の光検知器17からの出力は信号検出回路
25に入力され、光記録媒体12の再生信号に加えてフ
ォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー信号が
生成される。
【0023】光記録媒体12がDVDであるかCDであ
るかどうかは既知ではないので、その判別は例えば以下
のように行われる。はじめに、光記録媒体12が新たに
装着された時点で光ヘッド1は最内周側に移動させられ
る。制御回路26はまず第一の光ヘッド部2を動作させ
て光記録媒体12の再生を試みる。そこで、半導体レー
ザ駆動回路27を動作させて第一の半導体レーザ4を点
灯させ、同時にアクチュエータ駆動回路29を動作さ
せ、アクチュエータ6の可動部8を上下に動かせてサー
チ動作を行わせる。このサーチ動作において第一の光ヘ
ッド部2が光記録媒体12のフォーカシングエラー信号
を検出する。制御回路26は検出された信号がDVDか
らの信号であるか否かを判断し、DVDからの信号であ
ればそのままフォーカス引き込み動作を行い、信号再生
を行う。ここで光ヘッド1は最内周側に送られているの
で、第一の対物レンズ8の位置はDVDの最内周である
半径r1にあるため、フォーカシングとトラッキングの
引き込みと同時に目次領域の再生が可能となる。もしD
VDからの信号ではないと判断されれば、制御回路26
は次に第二の光ヘッド部3を動作させて光記録媒体12
の再生を試みる。そこで、半導体レーザ駆動回路28を
動作させて第二の半導体レーザ14を点灯させ、同時に
アクチュエータ駆動回路29を動作させ、アクチュエー
タ6の可動部8を上下に動かせてサーチ動作を行わせ
る。このサーチ動作において第二の光ヘッド部3が光記
録媒体12のフォーカシングエラー信号を検出し、光記
録媒体12がCDであることを確認した後、フォーカス
引き込み動作を行い、信号再生を行う。第二の対物レン
ズ16の位置はCDの最内周である半径r2にあるた
め、光ヘッド1の位置を移動することなくフォーカシン
グとトラッキングの引き込みと同時に目次領域の再生が
可能となる。
【0024】尚、上記実施の形態においては再生動作の
場合を説明したが、記録動作の場合には、半導体レーザ
4もしくは14が記録信号に対応したパルス発振をする
点が異なるのであり、光検知器13もしくは17の出力
からフォーカシングエラー信号及びトラッキングエラー
信号を得ること、及びこれら信号に基づきアクチュエー
タ6を駆動させることについては再生時と同じである。
【0025】また上記実施の形態1においては、第二の
対物レンズ16が常に光記録媒体12の半径線22上を
移動するように構成したので、移動方向と情報トラック
の接線とは常に垂直な角度関係を保持している。これに
対して第一の対物レンズ8は半径線ではない線23上を
常に移動している。この場合、例えば最内周での情報ト
ラックの接線は30のようになり、移動線23とのなす
角度は垂直ではなくなる。
【0026】図2は本発明の実施の形態1における光記
録媒体12と光ヘッド1の移動方向を示す上面図であ
る。半径rA、rBはそれぞれ光記録媒体の最内周と最
外周を示す。よって第一の対物レンズ8はA点からB点
の間を移動することになる。30はA点での情報トラッ
クの接線であり、31はB点での接線を示す。各移動点
において、移動方向と垂直な線からの接線の傾きθは、
移動点の半径をrとすると以下の式で表される。 θ=arcsin(d/r) 例えば、DVDの場合、最内周の半径rAは22.6m
m、最外周の半径rBは58mmである。ここで半径線
22からの離間距離dを10mmとすると、A点及びB
点での接線角度θA及びθBはそれぞれ、26.3度及
び9.9度となる。よって接線角度は18.1度を中心
にして±8.2度変化することになる。ここで中心角度
18.1度を接線32の角度θCとして、この場合の移
動点Cの半径rCを求めると、32.2mmとなる。
【0027】図3は本発明の実施の形態1における第一
の光検知器13の受光面の配置を示す正面図であり、図
1のx−y平面に対応している。ここで32はC点での
接線を示している。光記録媒体12の信号検出には受光
面33が田の字に分割された4分割形状のものが使用さ
れ、例えば非点収差法によるフォーカシング検出並びに
位相差法によるトラッキングエラー信号検出が行われ
る。さらにこれらの信号検出の信頼性を高めるために、
受光面33を田の字に分割する分割線34及び35は光
学的に見て情報トラックの方向に対して垂直又は平行の
位置関係にあることが望ましい。第一の対物レンズ8は
A−B点間を移動し、移動位置によって情報トラックの
接線方向が変化するため、接線の中心角度に対して分割
線34及び35が光学的に見て垂直又は平行の位置関係
にあれば、A点あるいはB点へ移動した場合の接線角度
変化量が等しくなり、信号検出の信頼性をディスク全面
で均等に保持することが可能となる。
【0028】また、受光面33を田の字に分割する分割
線34及び35を光学的に見て情報トラックの接線角度
の平均値である角度に対して垂直又は平行の位置関係と
しても全く同様であることは言うまでもない。
【0029】実施の形態2.図4は本発明の実施の形態
2における光記録再生装置の光ヘッドの上面図である。
図中、図1と同等もしくは相当部分については同一の符
号を用いている。36は第一の光ヘッド部2の第一の対
物レンズ8を駆動するための第一のアクチュエータであ
り、第一の対物レンズ8を搭載する可動部37、及び磁
気回路部38とから構成される。同様に、39は第二の
光ヘッド部3の第二の対物レンズ16を駆動するための
第二のアクチュエータであり、第二の対物レンズ16を
搭載する可動部40、及び磁気回路部41とから構成さ
れる。また実施の形態1と同様に、光ヘッド1が最内周
に送られた位置において、第一の光ヘッド部2にて記録
又は再生される光記録媒体12の最内周半径r1に第一
の対物レンズ8が丁度位置決めされ、同様に第二の光ヘ
ッド部3にて記録又は再生される光記録媒体12の最内
周半径r2に第二の対物レンズ16が丁度位置決めされ
るように配設されている。
【0030】実施の形態1においては、複数の対物レン
ズが同一の可動部に搭載されているので、複数の対物レ
ンズの動作は連動していたが、実施の形態2においては
各々の対物レンズに対して、各別のアクチュエータを設
けるように構成されているので、各々の対物レンズを単
独に独立して駆動することが可能となる。
【0031】実施の形態1及び2においては、第二の対
物レンズ16が光記録媒体12の半径線22上を移動す
るように構成したが、第一の対物レンズ8が半径線22
上を移動するように構成してもよい。さらには、どちら
の対物レンズとも半径線22上を移動しないように構成
してもよい。
【0032】次に、上述の各実施の形態における対物レ
ンズの相対的な配置位置決定方法について説明する。図
8はかかる決定方法を説明するものであり、第1の対物
レンズは、例えばDVDの最内周である半径r1の位置
に、第2の対物レンズは、例えばCDの最内周である半
径r2の位置に初期配置されている。ここで、第1の対
物レンズは、光ディスクの半径線Aに対して距離d1だ
け離れた位置に、第2の対物レンズは距離d2だけ離れ
た位置にあるものとする。この場合、以下の関係式が成
立する。 r12=r2−r1 (r2>0,r1>0) Δr1=r1−(r12−d121/2 Δr2=r2−(r22−d221/2 よって、 Δr=r12+Δr1−Δr2 =(r22−d221/2−(r12−d121/2 従って、上記光ディスクの半径線Aの接線に対する各対
物レンズを結ぶ線の角度をθとすると、 tanθ=Δr/d ={(r22−d22)1/2−(r12−d12)1/2}/(d1+d2) が成立する。ここで、r1,r2は光ディスクの種類に
応じて一意に定まる定数であるので、θ及びd1、d2
が上記関係式を満足するように各対物レンズの相対位置
を設定すればよいことになる。なお、上述した実施の形
態1(図1)ではd=d1、d2=0であるから、 tanθ={(r2−(r12−d2)1/2}/d の関係式を満足するように、2つの対物レンズの相対位
置を決定している。
【0033】実施の形態3.実施の形態1においては光
記録媒体12の判別方法として、複数の半導体レーザを
個別に点灯するようにしたが、以下のようにしてもよ
い。はじめに、光記録媒体12が新たに装着された時点
で光ヘッド1は最内周側に移動させられる点は実施の形
態1と同じである。次に制御回路26は第一の光ヘッド
部2と第二の光ヘッド部3を同時に動作させて光記録媒
体12の再生を試みる。すなわち半導体レーザ駆動回路
27と28を同時に動作させ、第一の半導体レーザ4と
第二の半導体レーザ14を点灯させる。さらに同時にア
クチュエータ駆動回路29を動作させ、アクチュエータ
6の可動部8を上下に動かせてサーチ動作を行わせる。
このサーチ動作によって、第一の対物レンズ8と第二の
対物レンズ16が同時に光記録媒体12をサーチする。
サーチ動作によって各光ヘッド部2及び3の光検知器1
3及び17からの信号がそれぞれ信号検出回路24及び
25に入力され、装着された光記録媒体12がどちらの
光ヘッドに対応した媒体であるかが制御回路26によっ
て判別される。その後、判別された光記録媒体12に対
応しない側の半導体レーザ駆動回路が動作を停止し、対
応する光ヘッド側の動作はそのまま継続される。尚、光
ヘッド1は最内周側位置しているので、光記録媒体12
がいずれの種類であっても、対応する側の光ヘッド部の
位置を移動することなく、フォーカシングとトラッキン
グの引き込みと同時に目次領域の再生が可能となる。
【0034】また上記実施の形態においては、複数の対
物レンズが実施の形態1のように同じ可動部に搭載され
ていても、あるいは実施の形態2のように各別の可動部
に搭載されていてもかまわないことは言うまでもない。
【0035】実施の形態4.図5は本発明の実施の形態
4における光記録再生装置のブロック構成図及び光ヘッ
ドの側面図である。図中、図1及び図4と同等もしくは
相当部分については同一の符号を用いている。光記録媒
体12は層状の情報面を有しており、42は例えば0.
6mmの基板厚みを有する第一の情報面であり、第一の
光ヘッド部2によって記録又は再生が行われる情報面で
ある。一方、43は例えば1.2mmの基板厚みを有
し、第二の光ヘッド部3によって記録又は再生が行われ
る第二の情報面である。44は信号検出回路24及び2
5を制御するための制御回路である。45は信号検出回
路24の後段に接続された第一のアクチュエータ駆動回
路であり、第一のアクチュエータ駆動回路45の出力は
第一のアクチュエータ36に接続されている。同様に、
46は信号検出回路25の後段に接続された第二のアク
チュエータ駆動回路であり、第二のアクチュエータ駆動
回路46の出力は第二のアクチュエータ39に接続され
ている。
【0036】次に動作について説明する。層状の光記録
媒体12はその第一及び第二の情報面42及び43に独
立した情報を記録することができる。複数の光ヘッド部
2及び3は上記情報面42及び43に対して、各々独立
に信号の記録又は再生を行うことができ、それぞれの信
号検出回路24及び25より独立した情報RF1及びR
F2を並列に再生することができる。制御回路44は層
状の光記録媒体12が装着された場合には、使用者の命
令に基づいて並列的な記録もしくは再生、あるいはどち
らか一方の情報面に対する記録もしくは再生を行うよ
う、信号検出回路24及び25を制御し、半導体レーザ
の点灯やアクチュエータの駆動等の管理を行う。このよ
うな動作により、層状の光記録媒体12に並列的な記録
や再生が行えるので、記録時間や再生時間の短縮、異種
情報の同時記録再生、を行うことが可能となる。
【0037】尚、上記各実施の形態では、レーザ光源、
対物レンズ、及び光検知器をそれぞれ二つ有するもので
説明を行ったが、これらが三つ以上あっても同様の動作
で上記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の対
物レンズを有した光ヘッドにおいて、光ヘッドが光記録
再生装置の最内周側に移動した場合、複数の対物レンズ
の各々の位置が各々の対物レンズに適応する光記録媒体
の目次領域に対応した初期位置に設定されているように
しているので、光記録媒体の種類によらず、情報が再生
されるまでの起動時間を短縮できるという効果がある。
【0039】また、複数の対物レンズが同一の可動部材
に搭載されるようにしたので、部品点数削減による構造
の簡素化と低価格化が実現できるという効果がある。
【0040】また、複数の対物レンズが各別の可動部材
に搭載されるようにしたので、光記録媒体の記録もしく
は再生を各々独立して、しかも同時に行うことが可能と
なるという効果がある。
【0041】さらに、光検知器の受光面の分割線が、光
学的に見た光記録媒体の情報トラックの方向に対して、
略平行もしくは略垂直となるように位置決めされるよう
にしたので、光記録媒体の全周にわたって信号検出の信
頼性を均等に保持することができる効果がある。
【0042】また、光記録媒体の最内周から最外周にか
けて光学的に見た情報トラックの方向の中心角度に対し
て、光検知器の受光面の分割線が、略平行もしくは略垂
直となるように位置決めされるようにしたので、光記録
媒体の全周にわたって信号検出の信頼性を高くできる効
果がある。
【0043】本発明によれば、複数の対物レンズの各々
の位置が、各々の対物レンズに適応する光記録媒体の目
次領域に対応した位置に設定されるようにした光ヘッド
を搭載するようにしたので、光記録媒体の種類によら
ず、情報が再生されるまでの起動時間を短縮できる光記
録再生装置を得ることができる。
【0044】また、複数の光源を一つずつ点灯させて光
記録媒体の検出を行うようにしたので、光記録媒体の判
別精度の高い光記録再生装置を実現することができる。
【0045】また、複数の光源を同時に点灯して光記録
媒体の検出を行うようにしたので、光記録媒体の判別時
間を短縮できる光記録再生装置を実現することができ
る。
【0046】さらに、層状の記録面を有した光記録媒体
の一方の記録面をある一つの対物レンズにて記録又は再
生を行い、他方の記録面を他の対物レンズにて記録又は
再生を行うようにしたので、層状の記録面を有した光記
録媒体の記録又は再生を可能とする光記録再生装置を得
ることができる。
【0047】また、層状の記録面を有した光記録媒体の
一方の記録面を一つの対物レンズにて記録又は再生を行
い、他方の記録面を他の対物レンズにて同時に記録又は
再生を行うようにしたので、層状の記録面を有した光記
録媒体の記録又は再生を同時に平行して行える光記録再
生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光記録再生装置
のブロック構成図及び光ヘッドの上面図である。
【図2】本発明の実施の形態1における光記録媒体と光
ヘッドの移動方向を示す上面図である。
【図3】本発明の実施の形態1における第一の光検知器
の受光面の配置を示す正面図である。
【図4】本発明の実施の形態2における光記録再生装置
の光ヘッドの上面図である。
【図5】本発明の実施の形態4における光記録再生装置
のブロック構成図及び光ヘッドの側面図である。
【図6】従来の光記録再生装置及び光ヘッドを示す概略
側面図である。
【図7】従来の光記録再生装置及び光ヘッドを示す概略
上面図である。
【図8】本発明の光記録再生装置における各対物レンズ
の配置位置決定方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 光ヘッド、2 第一の光ヘッド、3 第二の光ヘッ
ド、4 第一の半導体レーザ、6 アクチュエータ、
7 可動部、8 第一の対物レンズ、12 光記録媒
体、13 第一の光検知器、14 第二の半導体レー
ザ、16 第二の対物レンズ、17 第二の光検知器、
24 信号検出回路、25 信号検出回路、26 制御
回路、27 半導体レーザ駆動回路、28 半導体レー
ザ駆動回路、29 アクチュエータ駆動回路、30 接
線、31 接線、32 接線、33受光面、34 分割
線、35 分割線、36 第一のアクチュエータ、37
可動部、38 磁気回路、39 第二のアクチュエー
タ、40 可動部、41 磁気回路、42 第一の情報
面、43 第二の情報面、44 制御回路、45 第一
のアクチュエータ駆動回路、46 第二のアクチュエー
タ駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢部 実透 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 平井 伸明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 拓磨 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5D118 AA13 BF02 BF03 CF01 DC03 5D119 AA41 DA01 DA05 DA14 JA49 KA15 LB05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる光学特性を有した複数個の集光手
    段を搭載し、光記録媒体の径方向に移動可能に構成され
    た光ヘッドにおいて、 上記複数個の集光手段それぞれの初期位置が、それぞれ
    対応する光記録媒体によって一意に定まる再生開始位置
    にくるように上記複数の集光手段の相対位置を設定した
    ことを特徴とする光ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記複数の集光手段を同一の可動部上に
    配置することを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
  3. 【請求項3】 上記複数の集光手段を各別の可動部上に
    することを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
  4. 【請求項4】 上記光ヘッドは上記集光手段に対応して
    設けられた光検出手段を有し、該光検出手段の受光面の
    分割線は、対応する集光手段によって記録又は再生が行
    われる光記録媒体の情報トラック接線方向に対して略並
    行もしくは垂直となるように設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の光ヘッド。
  5. 【請求項5】 上記光ヘッドは上記集光手段に対応して
    設けられた光検出手段を有し、該光検出手段の受光面の
    分割線は、対応する集光手段によって記録又は再生が行
    われる光記録媒体の情報トラック接線角度の平均値に対
    して略並行もしくは垂直となるように設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
  6. 【請求項6】 光記録媒体を着脱可能に保持する保持手
    段と、 光源からの出射光を上記光記録媒体上に集光させる集光
    手段と、 上記光記録媒体で反射された反射光を受光する光検出手
    段と、 上記光源、集光手段及び光検出手段を1組とする光学ブ
    ロックを複数搭載した光ヘッドと、 上記光ヘッドを上記光記録媒体の径方向に移動させるア
    クチュエータとを備え、 上記光ヘッドにおける集光手段それぞれの初期位置が、
    それぞれ対応する光記録媒体によって一意に定まる再生
    開始位置にくるように上記複数の集光手段の相対位置を
    設定したことを特徴とする光記録再生装置。
  7. 【請求項7】 上記複数の光学ブロックの一の光学ブロ
    ックを起動して、該光学ブロックにおける集光手段によ
    って形成される集光スポットを上記光記録媒体を横切る
    ように駆動することによって上記光記録媒体の種類を判
    別する判別手段を備えたことを特徴とする請求項6記載
    の光記録再生装置。
  8. 【請求項8】 上記複数の光学ブロックを同時に起動し
    て、これらの光学ブロックにおける集光手段によって形
    成される集光スポットを上記光記録媒体を横切るように
    駆動することによって上記光記録媒体の種類を判別する
    判別手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の光記
    録再生装置。
  9. 【請求項9】 複数の情報面を層状に有する光記録媒体
    に対して、複数の集光手段の内、ある一つの集光手段に
    よって形成される集光スポットを用いて上記光記録媒体
    の一つの情報面に対する記録もしくは再生を行い、他の
    少なくとも一つの集光手段によって形成される集光スポ
    ットを用いて上記光記録媒体の上記情報面以外の情報面
    に対する記録もしくは再生を行うことを特徴とする請求
    項6記載の光記録再生装置。
  10. 【請求項10】 複数の情報面を層状に有する光記録媒
    体に対して、複数の集光手段の内、ある一つの集光手段
    によって形成される集光スポットを用いて上記光記録媒
    体の一つの情報面に対する記録もしくは再生を行うとと
    もに、他の少なくとも一つの集光手段によって形成され
    る集光スポットを用いて上記光記録媒体の上記情報面以
    外の情報面に対する記録もしくは再生を行うことを特徴
    とする請求項6記載の光記録再生装置。
JP27622999A 1999-09-29 1999-09-29 光ヘッド及び光記録再生装置 Pending JP2001101692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27622999A JP2001101692A (ja) 1999-09-29 1999-09-29 光ヘッド及び光記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27622999A JP2001101692A (ja) 1999-09-29 1999-09-29 光ヘッド及び光記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001101692A true JP2001101692A (ja) 2001-04-13

Family

ID=17566503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27622999A Pending JP2001101692A (ja) 1999-09-29 1999-09-29 光ヘッド及び光記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001101692A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006120306A (ja) * 2004-09-22 2006-05-11 Sony Corp 光ピックアップ及び光ディスク装置
EP1607952A3 (en) * 2004-06-14 2006-10-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical head, optical information apparatus, and optical-information reproducing method
JP2007133977A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Sony Corp 光ピックアップ及び光ディスク装置
CN100356472C (zh) * 2003-09-16 2007-12-19 株式会社东芝 光盘设备以及用于控制该光盘设备的方法
EP2207176A1 (en) 2009-01-13 2010-07-14 Funai Electric Co., Ltd. Optical pickup
US7903507B2 (en) 2005-12-27 2011-03-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical pickup device and method of laying out the same

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100356472C (zh) * 2003-09-16 2007-12-19 株式会社东芝 光盘设备以及用于控制该光盘设备的方法
EP1607952A3 (en) * 2004-06-14 2006-10-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical head, optical information apparatus, and optical-information reproducing method
US7486606B2 (en) 2004-06-14 2009-02-03 Panasonic Corporation Optical head and optical information apparatus for recording or reproducing information on an information recording medium
JP2006120306A (ja) * 2004-09-22 2006-05-11 Sony Corp 光ピックアップ及び光ディスク装置
JP2007133977A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Sony Corp 光ピックアップ及び光ディスク装置
JP4687974B2 (ja) * 2005-11-10 2011-05-25 ソニー株式会社 光ピックアップ及び光ディスク装置
US7903507B2 (en) 2005-12-27 2011-03-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical pickup device and method of laying out the same
EP2207176A1 (en) 2009-01-13 2010-07-14 Funai Electric Co., Ltd. Optical pickup
US8279724B2 (en) 2009-01-13 2012-10-02 Funai Electric Co., Ltd. Optical pickup

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4106712B2 (ja) 光ピックアップ装置及び光ディスクの記録及び/又は再生装置
JP3948028B2 (ja) 光学ピックアップ及びディスクプレーヤ
KR101058859B1 (ko) 광 픽업 및 이것을 이용한 기록 및/또는 재생 장치
JP3642909B2 (ja) 光ヘッド
JP2001101692A (ja) 光ヘッド及び光記録再生装置
KR20000053390A (ko) 광학 픽업 장치, 및 이를 사용하는 광 기록/재생 장치
JP2911438B2 (ja) 高速のアクセスタイムを達成するdvd/cd−r用光ヘッドアセンブリー
JP2595546B2 (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH09185843A (ja) デュアルフォーカシング用光ピックアップ装置
JPH09180218A (ja) レンズアクチュエータ
JP2882383B2 (ja) 光ディスク記録再生装置
KR20050007811A (ko) 광 디스크 판별 방법 및 그 장치
JP3575181B2 (ja) 光学記録媒体の記録及び/又は再生装置及びそれに用いられる光学ピックアップ
JPH1027353A (ja) 光学記録媒体の記録及び/又は再生装置とこれに用いられる光学ピックアップ
JPH0352126A (ja) 光ヘッド
US20040105370A1 (en) Method for discriminating optical media type
JPH09190634A (ja) 光ディスク装置
JPH09120573A (ja) 光学ヘッド
JPS61283035A (ja) 光学式記録再生装置
JPH10198969A (ja) 対物レンズ駆動装置及びこの駆動装置を備えた情報処理装置
JPH11259965A (ja) 光学的記録媒体の判別装置および方法
JPH07311971A (ja) 高密度光情報再生装置
JPH09245423A (ja) ディスクプレーヤにおける判別装置
JP2000173065A (ja) 光ディスクプレーヤ装置およびフォーカスサーボ機構の感度検出方法
JPH08297853A (ja) 光ピックアップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040629

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060404

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060725