JP2007133977A - 光ピックアップ及び光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、光ディスクの内外周での再生RF信号の品質ばらつきを抑制する光ピックアップ及び光ディスクドライブを実現することができる。
【解決手段】本発明は、レーザ光である光ビーム40を発射するレーザダイオード20と、光ディスク60の半径上となる第1の移動軸線ML1上に配置され、光ビーム40を光ディスク60に照射する第1対物レンズ30Aと、第1の移動軸線ML1と平行な第2の移動軸線ML2上に配置され、光ビーム40を光ディスク60に照射する第2対物レンズ30Bと、第1対物レンズ30A及び第2対物レンズ30Bを光ディスク60の所定の照射位置に移動させる送りモータ15とを設け、第2対物レンズ30Bから照射される光ビーム40のスポットと第1の移動軸線ML1と垂直なY方向との成す角度である傾斜角度SAbが光ディスク60の外周部において最適になるように選定されるようにする。
【選択図】図9

Description

本発明は、光ピックアップ及び光ディスク装置に関し、例えばCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等の複数種類の光ディスクに対応した光ディスクドライブに適用して好適なものである。
近年、記録媒体である光ディスクの種類が多様化しており、その記録密度やカバー厚み等の相違により種々のタイプの光ディスクが開発されている。このような光ディスクとして、CD、DVD、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)等が存在する。
このような多様化した光ディスクに対応して、複数種類の光ディスクに対応した光ディスクドライブが存在する。このような光ディスクドライブにおいては、一つの光ピックアップによって当該複数種類の光ディスクに記録されたデータの読取を実行するようになされている。
このような光ピックアップでは、必要に応じて2つの対物レンズを使用する。ここで、例えば図12に示すように、当該2つの対物レンズである第1対物レンズ1及び第2対物レンズ2を光ピックアップ4の移動方向(光ディスク3の半径方向)であるX方向に対して平行に併置した場合、内周側の第1対物レンズ1を当該光ディスク3における最外周のトラック上に移動させたり、外周側の第2対物レンズ2を当該光ディスク3における最内周のトラック上に移動させるためには、当該光ピックアップ4を大きく移動しなければならないため、光ピックアップ4のガイド軸が長くなることによる振動増大や移動スペースの確保といった問題が生じる。このため図13に示す光ピックアップ8のように、第1対物レンズ6及び第2対物レンズ7を上記X方向に対して直角になるように併置したものが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−250479号公報
ところでかかる構成の光ピックアップ8においては、第1対物レンズ6を光ディスク3の半径上となる回転中心3Aを通るX方向の第1の移動軸線ML1上に配置すると共に、第2対物レンズ7を当該第1の移動軸線ML1と平行な第2の移動軸線ML2上に配置する。この第2の移動軸線ML2は、当該光ディスク3の半径上にないため、この第2の移動軸線ML2上ではデータが記録されたトラックに対するトラック接線と、X方向に対して垂直なY方向との成す角であるトラック接線角度が、当該回転中心3Aからの距離に応じて変化する。このような光ピックアップが搭載された光ディスクドライブでは、この第2対物レンズ7を用いて光ディスク3のトラックに記録されたデータを読み取る際、このトラック接線角度の変化に起因して再生RF信号の品質低下を生じさせてしまう。
一方、反り等の影響がその外周部で顕著になるという光ディスク3の一般的な性質のため、内周部のデータを読み出す場合と比較して、外周部のデータを読み出す場合に再生RF信号の品質が低下しまうことが知られている。このため、この光ディスクドライブでは、第2対物レンズを用いた場合の光ディスク3の外周部における再生RF信号の品質が他の部分と比較して大きく低下してしまうという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、光ディスクの外周部における再生RF信号の品質低下を抑制する光ピックアップ及び光ディスク装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の光ピックアップ及び光ディスクドライブにおいては、レーザ光を出射するレーザダイオードと、光ディスクの中心を通る半径上にある第1の移動軸線上に配置され、レーザ光を集光して光ディスクに照射する第1の対物レンズと、第1の移動軸線と平行な第2の移動軸線上に配置され、レーザ光を集光して光ディスクに照射する第2の対物レンズと、第1の移動軸線上及び第2の移動軸線上を移動させることにより第1の対物レンズ及び第2の対物レンズを光ディスクの所定の照射位置に移動させる移動部とを設け、第2の対物レンズを介して読み出した再生信号の品質が光ディスクの外周部において最適になるように、第2の移動軸線と当該第2の対物レンズから照射されるレーザ光のスポットとの成す角度である傾斜角度が選定されるようにした。
これにより、光ディスクの反りが大きくなる外周部において、再生信号の品質を最適にすることができ、当該外周部におけるスポットの傾斜角度を起因とする再生信号の品質低下を最小限に留めることができる。
本発明によれば、光ディスクの反りが大きくなる外周部において、再生信号の品質を最適にすることにより、当該外周部におけるスポットの傾斜角度を起因とする再生信号の品質低下を最小限に留めることができ、かくして光ディスクの外周部における再生信号の品質低下を抑制する光ピックアップ及び光ディスク装置を実現できる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)光ディスクドライブの全体構成
図1において、10は全体として光ディスクドライブを示し、制御部12が光ディスクドライブ10の各部を制御するようになされている。
すなわち制御部12は、サーボ回路13を介してスピンドルモータ14を回転させ、ターンテーブル(図示せず)に載置された光ディスク60を回転駆動する。また制御部12は、サーボ回路13を介して送りモータ15を回転させ、ガイド軸17に沿って光ピックアップ16を光ディスク60の半径方向に移動させる。さらに制御部12は信号処理部18を制御し、光ディスク60に対するデータの読出及び書込を実行させる。
これに加えて制御部12は光ピックアップ16のレンズ駆動装置を制御し、当該光ピックアップ16の対物レンズをトラッキング方向及びフォーカス方向に駆動する。
図2は光ピックアップ16の構成を示している。この光ピックアップ16は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)及びブルーレイディスク(Blu-ray Disc)の3種類の光ディスク60(CD/DVD(CD又はDVD)60A及びブルーレイディスク60B)に対応しており、CD及びDVDのアクセス時に使用されるレーザダイオード20A及びブルーレイディスク60B用のレーザダイオード20Bを有している。
CD/DVD60Aに対してアクセスする場合、レーザダイオード20Aは、信号処理部18(図1)から供給される駆動電流に応じてレーザ光を発光し、その中央部分である光ビーム40Aをビームスプリッタ23へ入射する。ビームスプリッタ23はレーザダイオード20Aから入射された光ビーム40Aをそのまま透過させ、ビームスプリッタ24とコリメータレンズ25とを介してビームスプリッタ26へ入射する。
ビームスプリッタ26は、入射された光ビーム40Aを反射し、その方向を90°変化させ、当該光ビーム40Aを1/2波長板27を介して第1対物レンズ30Aに入射する。そして第1対物レンズ30Aは、光ビーム40Aを集光しCD/DVD60Aに照射する。また第1対物レンズ30Aは、光ビーム40AがCD/DVD60Aによって反射されてなる反射光ビーム50Aを受光し、1/2波長板27を介してビームスプリッタ26に入射する。
ビームスプリッタ26は入射された反射光ビーム50Aを反射し、その方向を90度変化させ、当該反射光ビーム50Aをコリメータレンズ25とビームスプリッタ24とシリンドリカルレンズ32とを介してフォトディテクタ33に入射する。そして、フォトディテクタ33は反射光ビーム50Aを光電変換して再生RF信号を生成し、信号処理部18(図1)に供給するようになされている。
同様にブルーレイディスク60Bにアクセスする場合、レーザダイオード20Bは、レーザダイオード20Aから発射される光ビーム40Aに対して垂直方向からレーザ光を発光し、その中央部分である光ビーム40Bをビームスプリッタ23へ入射する。そしてビームスプリッタ23は、当該光ビーム40Bを反射してその方向を90°変化させ、ビームスプリッタ24とコリメータレンズ25とを介して当該光ビーム40Bをビームスプリッタ26へ入射する。
ビームスプリッタ26は、光ビーム40Bを透過させ、ミラー28と1/2波長板29とを介して第2対物レンズ30Bに入射する。そして第2対物レンズ30Bは、光ビーム40Bを集光しブルーレイディスク60Bに照射する。また、第2対物レンズ30Bは、光ビーム40Bがブルーレイディスク60Bによって反射されてなる反射光ビーム50Bを受光し、1/2波長板29とミラー28とを介してビームスプリッタ26に入射する。
ビームスプリッタ26は入射された反射光ビーム50Bを透過させ、コリメータレンズ25とビームスプリッタ24とシリンドリカルレンズ32とを介してフォトディテクタ33に入射する。そして、フォトディテクタ33は反射光ビーム50Bを光電変換して再生RF信号を生成し、信号処理部18(図1)に供給するようになされている。
(2)設置角度とスポット形状
この光ピックアップ16では、レーザダイオード20A及び20Bの光軸周りの設置角度EA(EAa、EAb)を適切に設置することにより、光ビーム40A及び40Bが光ディスク60に対して照射されたときの光ビーム40のスポット形状を調整し、再生RF信号の品質を最適化するようになされている。次に、このレーザダイオード20A及び20Bの設置角度EAとスポット形状について説明する。
図3(A)に示すように、レーザダイオード20(20A及び20B)から発射されるレーザ光の光束は、楕円形状を有しており、このため水平方向の放射角θ//と及び鉛直方向の放射角θとは大きく異なっている。光ピックアップ16では、このレーザ光のうち中央部分のみが使用され、光ビーム40(40A及び40B)としてビームスプリッタ23に入射されるようになされている。
なお、図3においては、光ビーム40のθ方向が鉛直に、θ//方向が水平に発射されるようにレーザダイオード20が設置された(設置角度EA=0°)ときの光ビーム40におけるθ//方向をX方向、θ方向をY方向として説明する。以下、特に断書がない限り、以降の図面についても同様に説明する。また、傾斜及び回転の方向については原則時計回りとする。
このとき、レーザダイオード20から発射されたレーザ光は、その中央部分がほぼ真円状に光ビーム40として使用される。従って、図4(A)及び(B)に示すように、当該光ビーム40における端部の光強度(以下、これを瞳端強度と呼ぶ)RIは、θ方向において大きく、θ//方向において小さくなる。
一般的に、光ビームにおける瞳端強度RIが大きいと光ディスク上に照射される光ビームのスポットサイズは小さくなり、瞳端強度RIが小さいとスポットサイズが大きくなることが知られている。従って、図3(B)に示すように、レーザダイオード20から発射される光ビーム40が光ディスク60上に照射されたときのスポットSPの形状は、θ方向に短く、θ//方向に長い楕円形状になる。
そして、図5(A)に示すように、このレーザダイオード20の設置角度EAが例えば20°に設定された場合、当該レーザダイオード20から発射される光ビーム40が光ディスク60上に照射されたときのスポットSPの形状は、図5(B)に示すように、当該スポットSPにおけるθ方向及びθ//方向に引いた軸であるθ軸及びθ//軸が、それぞれレーザダイオード20の設置角度EA=20°と同じ傾斜角度SA=20°だけ傾斜した形状となる。
光ピックアップ16においては、レーザダイオード20における設置角度EAを適切に設定することにより、光ビーム40が光ディスク60上に照射された際のスポットを傾斜角度SAだけ傾けるようになされている。光ピックアップ16においては、光源であるレーザダイオード20A及び20B(図2)がそれぞれ独立していることから、当該レーザダイオード20A及び20Bをそれぞれ独立した設置角度EA(EAa、EAb)だけ回転させることにより、対応するスポットSP(SP1、SP2)をそれぞれ独立した傾斜角度SA(SAa、SAb)だけ傾けることが可能である。
(3)傾斜角度SAa及びSAbの選定
次に、この傾斜角度SAの選定方法について説明する。図6(A)に示すように、光ディスクドライブ10では、光ディスク60の半径方向であるX方向に平行に2本のガイド軸17が設置されており、この2本のガイド軸17に沿って移動可能なように光ピックアップ16が設置されている。
この光ピックアップ16では、第1対物レンズ30A及び第2対物レンズ30Bが上述したX方向に対して直角なY方向に並列配置されている。そして、光ピックアップ16では、光ディスク60の回転中心60cを通る半径上の第1の移動軸線ML1上に第1対物レンズ30Aの中心が配置(図6(B))されることにより、当該第1対物レンズ30Aを光ディスク3の半径上で移動させる。
また、図6(B)に示したように、光ピックアップ16では、第1の移動軸線ML1に対して平行な半径上から外れた第2の移動軸線ML2上に第2対物レンズ30Bの中心が配置される。このときの第1対物レンズ30Aと第2対物レンズ30Bとの間隔(以下、これを対物レンズオフセットと呼ぶ)DFは、4〔mm〕である。
ここで、図7に示すように、第1の移動軸線ML1上において、データが記録されたトラックに対して引いた接線(以下、これをトラック接線と呼ぶ)TLのY方向に対する角度であるトラック接線角度θは、スポットSP1が照射される照射位置に拘らず常に0°で一定である。
従って、図8に示すように、光ピックアップ16は、レーザダイオード20Aを設置角度EAaに設定することにより、光ディスク60におけるスポットSP1の照射位置に拘らず、第1の移動軸線ML1上のスポットSP1をトラック接線TLに対して常に一定の傾斜角度SAaにすることができる。このため、この傾斜角度SAaは、第1の移動軸線ML1上のいずれかの一つの照射位置において再生RF信号の品質が良好になる角度に選定されている。
具体的には、この傾斜角度SAaは、光ビーム40AにおけるスポットSP1の大きさや光ディスク60における隣接トラック間の距離等を考慮した上で、再生RF信号において最もジッタが少なくなる角度に選定される。因みに、本実施の形態における光ピックアップ16におけるレーザダイオード20Aの傾斜角度SAaは20°である。
これにより、光ピックアップ16では、スポットSP1の最小径部分であるθ軸及び最大径部分であるθ//軸を傾斜角度SAaに応じて傾けることができるため、X方向及びY方向に対するスポットSP1のスポット幅を調整でき、照射トラックの隣接トラックに対してスポットSP1がかかることを防止したり、照射位置の前後のマークによる干渉を防止することができる。この結果、光ピックアップ16では、第1対物レンズ30Aを介して反射光50からジッタの少ない高精度な再生RF信号を信号処理部18に送出し得るようになされている。
これに対して、半径上にない第2の移動軸線ML上におけるトラック接線角度θがスポットSP2の照射位置によって変化するのに伴い、当該スポットSP2における最適な傾斜角度SAbは当該照射位置に応じて変化する。
このため、本実施の形態による光ピックアップ16においては、光ディスク60の当該第1の移動軸線ML1上にない第2対物レンズ30Bから照射されるスポットSP2の照射位置が当該光ディスク60の最外周にあるときに、当該スポットSP2の傾斜角度SAbが最適になるように当該傾斜角度SAbを選定するようになされている。次に、かかる傾斜角度SAbについて説明する。
図7に示したように、第1の移動軸線ML1に対して平行な第2の移動軸線ML2におけるトラック接線角度θは、スポットSP2の照射位置に応じて変化し、光ディスク60の最外周に近づくほど0°に近づく一方、最内周に近づくほど大きくなる。
ここで、光ディスク60の回転中心60cからの光ピックアップ16の移動量をピックアップ移動量RA(図6(A))とするとき、トラック接線角度θは、当該ピックアップ移動量RAと、対物レンズオフセットDFとの関係によって、次式のように表される。
Figure 2007133977
従って、図8に示したように、光ビーム40BのスポットSP2におけるθ軸とトラック接線TLとの成す角度であるフィル角ξは、スポットSP2の照射位置におけるピックアップ移動量RAに応じて変化する。
図9に示すように、このフィル角ξは、トラック接線角度θと傾斜角度SAbとの和として、以下の数式によって表される。
Figure 2007133977
傾斜角度SAbはレーザダイオード20Bの設置角度EAbによって決定される定数値であるため、フィル角ξはトラック接線角度θに応じて、すなわち光ディスク60におけるスポットSP2の照射位置におけるピックアップ移動量RAに応じて変化し、内周のトラックへ行くほど大きくなり、外周のトラックへ行くほど小さくなることが分かる。
このフィル角ξは、小さい(0°に近い)ほどスポットSP2のトラック接線方向におけるスポット幅が絞れるため、再生RF信号の精度を向上させることができる一方で、トラック法線方向におけるスポット幅が大きくなるため、スポットSP2が隣接トラックにまでかかってしまい、クロストークが大きくなってしまう。
一方で、フィル角ξが大きい(90°に近い)ほどスポットSP2のトラック接線方向におけるスポット幅が大きくなるため、再生RF信号の精度を低下させてしまう一方で、トラック法線方向におけるスポット幅が小さくなるため、スポットSP2が隣接トラックにかからず、クロストークを減少させることができる。従って、光ピックアップ16では、トラック接線方向及びトラック法線方向の双方におけるスポット幅を考慮しながら最適フィル角ξaを決定する必要がある。
ところで、光ディスク60は薄い円板状でなることから、一般的な性質として反りを有しており、この反りによる記録面の変位は、外周程大きくなる。光ピックアップ16では、スポットSP2の照射位置が、反りの大きい当該光ディスク60の外周部に移行したときほどその影響を大きく受けるため、当該光ディスク60の内周部を読み出す場合と比較して、外周部を読み出した場合の再生RF信号の品質が低下してしまう。
このため本実施の形態においては、最外周のトラックにおいて再生RF信号の品質が最も高くなる最適フィル角ξaに基づいて、スポットSP2の傾斜角度SAbを選定するようになされている。
具体的には、第2対物レンズ30Bから照射されるスポットSP2の照射位置を最外周のトラック上に固定した状態で、当該スポットSP2におけるフィル角ξが0°から徐々に大きくなるように、レーザダイオード20Bの設置角度EAbを変化させていく。そして、再生RF信号においてジッタが最も小さくなったときの角度を最適フィル角ξaとして求め、この最適フィル角ξaからトラック接線角度θだけ引いた差分を光ビーム40Bの傾斜角度SAbとして選定するようになされている。
例えば、最適フィル角ξaが20°、最外周における接線角度θが3.9°であった場合、傾斜角度SAbは16.1°に選定される。
そして、光ピックアップ16では、レーザダイオード20Bを傾斜角度SAbと同じ設置角度EAb=16.1°だけ光軸周りに回転させて設置することにより、光ディスク60におけるスポットSP2の照射位置が最外周のトラック上にあるときに、最もジッタの少なくなる最適フィル角ξa=20°にすることができるようになされている。
これにより、光ピックアップ16では、光ディスク60の反りが最も大きくなる光ディスク60の最外周のトラック上において、再生RF信号におけるジッタを最も小さくし得、反りに起因してジッタが大きくなる当該光ディスク60の外周部において、さらにフィル角ξが最適フィル角ξaからずれることに起因する信号品質の低下を抑制するようになされている。
ここで、上述したように、光ビーム40Bにおける瞳端強度RIは、θ方向において大きく、θ//方向において小さくなる。スポットSP2におけるフィル角ξは、トラック接線TLとθ軸との成す角度であるため、このフィル角ξが変化することは、当該光ビーム40Bにおけるθ軸及びθ//軸のトラック接線TLに対する角度が変化することを意味し、このとき光ディスク60上のトラック接線方向の瞳端強度RIt及びトラック法線方向の瞳端強度RIrは、このフィル角ξに応じて変化する。すなわち、この瞳端強度RIt及びRIrが変化したということは、スポットSP2におけるフィル角ξが変化したことを表している。
図10及び図11に、傾斜角度SAbを固定した場合の、光ディスク60上に照射されたスポットSP2の照射位置におけるピックアップ移動量RAと、トラック接線方向の瞳端強度RIt及びトラック法線方向の瞳短強度RIrとの関係についてのシミュレーション結果をグラフとして示す。なお、図10ではスポットSP2の傾斜角度SAbを130°に設定した場合、図11ではスポットSP2の傾斜角度SAbを40°に設定した場合のシミュレーション結果を表している。
このシミュレーション結果から、傾斜角度SAb=130°に固定された場合、照射位置が光ディスク60の外周部へ移動(ピックアップ移動量RAが増加)するにつれて、トラック接線方向の瞳端強度RIt(図11(A))は小さくなる一方、トラック法線方向の瞳端強度RIr(図11(B))は大きくなる。
一方で、傾斜角度SAb=40°に固定された場合、照射位置が光ディスク60の外周部へ移動(ピックアップ移動量RAが増加)するにつれて、トラック接線方向の瞳端強度RIt(図10(A))は大きくなる一方、トラック法線方向の瞳端強度RIr(図10(B))は小さくなる。
このような、外周側でトラック接線方向における瞳端強度RItが大きくなる傾向はフィル角ξが0〜90°の場合に同様に認められる。
従って、光ピックアップ16においては、光ディスク60における最外周のトラック上において第2対物レンズ30Bが光ビーム40Bを照射する照射位置に合わせてこのフィル角ξが外周部において最適になるように、次式を満たすように最適フィル角ξaを決定するようになされている。
Figure 2007133977
すなわち、光ピックアップ16では、最適フィル角ξa≦90°にすることにより、照射位置が光ディスク60の外周部へ行く程トラック接線方向における瞳端強度RItを大きくできるため、当該光ディスク60の外周部へ行く程トラック接線方向のスポット幅を小さくすることができ、最適フィル角ξa>90°とした場合と比較して再生RF信号の精度を向上させることができるようになされている。
このため、光ピックアップ16では、(3)式を満たすような最適フィル角ξaに基づいて傾斜角度SAbを選定することにより、さらに光ディスク60の外周側における再生RF信号の精度を向上させることができ、光ディスク60の外周部における再生RF信号のジッタを小さくし得るようになされている。
(4)動作及び効果
以上の構成において、本発明の光ピックアップ16では、光ディスク60の半径上にない第2の移動軸線ML2上を移動する第2対物レンズ30Bから光ディスク60の外周部である最外周のトラック上にスポットSP2を照射したときに、スポットSP2のθ軸とトラック接線TLとの成す角であるフィル角ξを、再生RF信号のジッタが最も少なくなるような最適フィル角ξaに決定し、当該最適フィル角ξaから当該最外周のトラックにおけるトラック接線角度θを引いた差分を傾斜角度SAbとして選定することにより、再生信号の品質が当該光ディスク60の外周部において最適になるように第2の移動軸ML2と当該スポットSP2との成す角度である傾斜角度SAbを選定する。
これにより、光ピックアップ16では、最外周のトラック上において光ビーム40BのスポットSP2のフィル角ξを隣接トラック及び前後マークとの関係において再生RF信号のジッタが最も小さくなる最適フィル角ξaに設定することができ、照射位置の外周部への移行に伴って光ディスク60の反りを起因とする再生RF信号のジッタが大きくなるのに対し、照射位置の内周部への移行に伴って当該フィル角ξに起因するジッタが大きくなるようにすることができ、反りによるジッタの大きい部分にはフィル角ξによるジッタの小さい部分が加算され、反りによるジッタの小さい部分にはフィル角ξによるジッタの大きい部分がそれぞれ加算されることにより、再生RF信号のジッタをいわば均等化し得るため、第2の移動軸線ML2上の内外周に拘らずどの照射位置においても際立って大きいジッタを発生させ得ない。
さらに光ピックアップ16では、光ビーム40Bにおけるトラック接線方向の瞳端強度RItが、光ディスク60におけるスポットSP2の照射位置が内周部にあるときよりも、外周部にあるときに大きくなるよう傾斜角度SAbを選定する。
これにより光ピックアップ16では、スポットSP2のトラック接線方向のスポット幅が、光ディスク60の内周部よりも外周部において小さくなるようにすることができ、当該外周部において当該スポットSP2のスポット幅が最も小さくなるようにし得、当該外周部における再生RF信号の精度を向上させ得る。
また、光ピックアップ16では、光ディスク60の内周部において、スポットSP2のトラック法線方向の瞳端強度RIrを大きくでき、トラック法線方向のスポット幅を小さくすることができるため、スポットSP2が隣接トラックにかかることに起因する再生RF信号の品質の低下を抑制することができる。
以上の構成によれば、本発明の光ピックアップ16では、当該光ディスク60の半径上から外れた第2の移動軸線ML2上を移動する第2対物レンズ30Bから光ディスク60の最外周のトラック上に光ビーム40Bを照射したときに、当該光ディスク60上のスポットSP2におけるθ軸とトラック接線TLとの成す角であるフィル角ξが最適になるような最適フィル角ξaに基づいて、スポットSP2における傾斜角度SAbを選定することにより、反りに起因するジッタの大きい光ディスクの外周部において、当該傾斜角度SAbに起因する再生RF信号のジッタを抑制することができ、かくして光ディスクの外周部における再生RF信号の品質低下を抑制し得る。
(5)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、2つのレーザダイオード20A及び20Bからそれぞれ波長の異なる2つのレーザ光が光ビーム40A及び40Bとしてそれぞれ光路内へ出射されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、1つのレーザダイオードから2つ以上の波長を有する複数波長光が光路内へ出射されるようにしても良い。この場合においても、傾斜角度SAは、光ディスク60の最外周のトラック上に光ビームの照射位置があるときの、第2対物レンズから照射されるスポットSP2における最適フィル角ξaに基づいて選定される。
また上述の実施の形態においては、2つのレーザダイオード20A及び20Bが一つの光路内へ出射されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該レーザダイオード20A及び20Bがそれぞれ別々の光路内へ出射され、当該別々の光路からそれぞれ第1対物レンズ30A及び第2対物レンズ30Bを介して光ディスク60に照射されるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、レーザダイオード20Bを設置角度EAbだけ傾けることにより、Y方向に対してスポットSP2のθ軸を傾斜角度SAbだけ傾けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ピックアップ16内の光路内において例えばアナモプリズムを設けたり、ミラーの角度を調整することによってスポットSP2のθ軸を傾斜角度SAbだけ傾けるようにしても良く、またこれら光路内におけるスポットSP2の傾斜と設置角度EAbによるスポットSP2の傾斜とを組み合わせるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、最適な傾斜角度SAとして傾斜角度SAa=20°、傾斜角度SAb=16.1°に選定されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ピックアップ16の性能や使用する光ディスク60の種類などに応じて適宜最適な角度が選定される。
さらに上述の実施の形態においては、光ビーム40BのスポットSP2が最外周のトラック上にあるときに最適な傾斜角度SAbを選定するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ピックアップ16の性能や使用する光ディスク60の大きさや種類などに応じて最外周付近や最外周から所定距離以内程度の外周部において最適な傾斜角度SAbを選定するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、第2対物レンズを第1対物レンズに対してY方向の+側(図6(B))に配置し、(3)式を満たすようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、反対となるY方向の−側(図6)に第2対物レンズを配置するようにしても良い。この場合、最適フィル角ξaが次式(4)を満たすようにする。
Figure 2007133977
これにより、実施形態のときと同様に光ビーム40Bにおけるトラック接線方向の瞳端強度RItが、光ディスク60におけるスポットSP2の照射位置が内周部にあるときよりも、外周部にあるときに大きくなるようにすることができ、外周部でトラック接線方向のスポット幅を小さくすることができる。
さらに上述の実施の形態においては、光ディスク60におけるスポットSP2のフィル角ξを実際に傾けていき、再生RF信号においてジッタが最小になる最適フィル角ξaに基づいて傾斜角度SAbを選定するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばアイパターンの開口率が最も高くなるような傾斜角度SAb、シチュートレランスの幅が最も大きくなるような傾斜角度SAbなど、その他種々の方法によって最適な傾斜角度SAbを選定することにより、照射位置が外周部にあるときの傾斜角度SAbに起因する再生RF信号等の再生信号の品質低下を抑制することができる。
さらに上述の実施の形態においては、第2対物レンズ30B及び第1対物レンズ30Aは、光ディスク60の半径方向に対して直角に、かつ一直線上に併置されるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必ずしも直角に併置される必要はなく、第2対物レンズ30Bは、光ディスク60の回転中心60cを通らない第2の移動軸線ML2上に配置されるようにすれば良い。
さらに上述の実施の形態においては、光ディスク60の半径上を移動するCD/DVD用の第1対物レンズ30A及びブルーレイディスク用の第2対物レンズ30Bを用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1対物レンズ30A及び第2対物レンズ30Bが使用される光ディスク60の種類には限定されない。また、対物レンズの配置も設計に応じて適宜変更でき、例えばブルーレイディスク用の第1対物レンズ30A及びDVD用の第2対物レンズ30Bが使用されるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、レーザダイオードとしてのレーザダイオード20A及び20Bと、第1の対物レンズとしての第1対物レンズ30Aと、第2の対物レンズとしての第2対物レンズ30Bと、移動部としての送りモータ15とによって光ピックアップとしての光ピックアップ16や光ディスク装置としての光ディスクドライブ10を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる第1の対物レンズと、第2の対物レンズと、移動部とによって、光ピックアップや光ディスク装置を構成するようにしても良い。
本発明の光ピックアップ及び光ディスクドライブは、例えばブルーレイディスクやDVD、CD等、2種類以上の光ディスクに対応した光ディスクドライブに適用することができる。
光ディスクドライブの全体構成を示す略線図である。 光ピックアップの構成を示す略線図である。 レーザ光の放射角とスポットの形状の説明に供する略線図である。 レーザ光の強度分布を示す略線図である。 レーザダイオードの設定角度とスポットの形状の説明に供する略線図である。 対物レンズの配置を示す略線図である。 トラック接線の照射位置依存性の説明に供するフローチャートである。 トラック接線とスポットの説明に供する略線図である。 トラック接線とフィル角の説明に供する略線図である。 瞳端強度と照射位置との関係を示す略線的グラフ(1)である。 瞳端強度と照射位置との関係を示す略線的グラフ(2)である。 対物レンズのX方向への配置を示す略線図である。 対物レンズのY方向への配置を示す略線図である。
符号の説明
10……光ディスクドライブ、15……送りモータ、17……ガイド軸、20、21……レーザダイオード、30A……第1対物レンズ、30B……第2対物レンズ、40……光ビーム、60……光ディスク。

Claims (5)

  1. レーザ光を出射するレーザダイオードと、
    上記光ディスクの中心を通る半径上にある第1の移動軸線上に配置され、上記レーザ光を集光して光ディスクに照射する第1の対物レンズと、
    上記第1の移動軸線と平行な第2の移動軸線上に配置され、上記レーザ光を集光して光ディスクに照射する第2の対物レンズと、
    上記第1の移動軸線上及び上記第2の移動軸線上を移動させることにより上記第1の対物レンズ及び上記第2の対物レンズを上記光ディスクの所定の照射位置に移動させる移動部と
    を具え、
    上記第2の対物レンズを介して読み出した再生信号の品質が上記光ディスクの外周部において最適になるように、上記第2の移動軸線と当該第2の対物レンズから照射される上記レーザ光のスポットとの成す角度である傾斜角度が選定された
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 上記スポットは、
    上記光ディスクのトラックに対する接線であるトラック接線方向のスポット幅が、上記光ディスクの内周部よりも上記外周部において小さくなるように上記スポットの傾斜角度が選定された
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 上記スポットは、
    上記レーザダイオードを傾斜させることにより上記選定された傾斜角度に傾斜される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  4. 上記スポットは、
    上記レーザダイオード及び上記第2の対物レンズの間に設けられた光路によって上記選定された傾斜角度に傾斜される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
  5. レーザ光を出射するレーザダイオードと、
    上記光ディスクの中心を通る半径上にある第1の移動軸線上に配置され、上記レーザ光を集光して光ディスクに照射する第1の対物レンズと、
    上記第1の移動軸線と平行な第2の移動軸線上に配置され、上記レーザ光を集光して光ディスクに照射する第2の対物レンズと、
    上記第1の移動軸線上及び上記第2の移動軸線上を移動させることにより上記第1の対物レンズ及び上記第2の対物レンズを上記光ディスクの所定の照射位置に移動させる移動部と
    を具え、
    上記第2の対物レンズを介して読み出した再生信号の品質が上記光ディスクの外周部において最適になるように、上記第2の移動軸線と当該第2の対物レンズから照射される上記レーザ光のスポットとの成す角度である傾斜角度が選定された
    ことを特徴とする光ディスク装置。
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