JP2001100592A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001100592A
JP2001100592A JP27786199A JP27786199A JP2001100592A JP 2001100592 A JP2001100592 A JP 2001100592A JP 27786199 A JP27786199 A JP 27786199A JP 27786199 A JP27786199 A JP 27786199A JP 2001100592 A JP2001100592 A JP 2001100592A
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toner
image
carrier
image carrier
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JP27786199A
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Akihiro Kawasaki
明博 河崎
Tetsumaru Fujita
哲丸 藤田
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー担持体に保持されたトナーを像担持体
の静電潜像部分に供給する一方、非画像部分に残留する
トナーをトナー担持体に回収する画像形成装置におい
て、転写後の像担持体の表面に残留するトナーをトナー
保持部材に適切に保持させて、良好な画像が得られるよ
うにする。 【解決手段】 像担持体10の表面にトナー担持体41に保
持されたトナーtを接触させて静電潜像に対応するトナ
ー像を形成する一方、非画像部分に残留しているトナー
をトナー担持体に回収し、上記のトナー像を転写媒体51
に転写させる画像形成装置において、円形度が0.96以上
のトナーを用いると共に、転写後で潜像形成装置により
静電潜像を形成する前の像担持体の表面に残留するトナ
ーを保持させるトナー保持部材に、振幅が600V以上で10
00V 未満の交番電圧を印加させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真複写機
やプリンター等の画像形成装置に係り、帯電された像担
持体の表面に潜像形成装置により静電潜像を形成し、現
像装置におけるトナー担持体に保持されたトナーを像担
持体の表面に形成された静電潜像の部分に供給してトナ
ー像を形成する一方、静電潜像が形成されていない非画
像部分に残留しているトナーをトナー担持体に回収し、
像担持体の表面に形成された上記のトナー像を転写媒体
に転写させるようにした画像形成装置において、転写後
における像担持体の表面にトナーが多く残留して、像担
持体の表面に静電潜像が適切に形成されなくなるのを防
止するようにした点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機やプリンター等の
画像形成装置の一つとして、現像剤にトナーを用いたも
のが使用されていた。
【0003】そして、このような画像形成装置において
は、一般に図1に示すように、回転する像担持体10の
表面を帯電装置20によって帯電させた後、この像担持
体10の表面にレーザー等を用いた潜像形成装置30に
より画像情報に応じた露光を行い、この像担持体10の
表面に静電潜像を形成するようにしていた。
【0004】次いで、現像装置40内に収容されたトナ
ーtを送り部材42によってトナー担持体41に供給
し、このようにトナー担持体41に供給されたトナーt
を規制部材43によって規制すると共にこのトナーtを
摩擦帯電させ、このように規制されて帯電されたトナー
tを静電潜像が形成された像担持体10の表面に接触さ
せると共に、このトナー担持体41に現像用電源44か
ら所定の現像バイアス電圧を印加させ、このトナーtを
トナー担持体41から像担持体10の表面に形成された
静電潜像の部分に供給して、像担持体10の表面に静電
潜像に対応するトナー像を形成するようにしていた。
【0005】そして、このように像担持体10の表面に
形成されたトナー像を転写装置50により像担持体10
から記録紙等の転写媒体51に転写させる一方、転写後
において上記の像担持体10の表面に残留しているトナ
ーtをクリーニング装置60によって像担持体10の表
面から除去し、その後、前記のように帯電装置20によ
って像担持体10の表面を帯電させ、上記のような操作
を繰り返して、画像を形成するようにしていた。
【0006】ここで、上記のように像担持体10の表面
に残留しているトナーtをクリーニング装置60によっ
て除去した場合、除去されたトナーtを一般に廃棄する
ようにしていたが、その処理等が問題となり、このた
め、近年においては、除去されたトナーtをクリーニン
グ装置60から現像装置40に戻すことも行われたが、
この場合、除去されたトナーtをクリーニング装置60
から現像装置40に戻す装置が必要になって、コストが
高く付くという問題があった。
【0007】また、上記のように像担持体10の表面に
残留しているトナーtを除去するクリーニング装置60
を設けると、このクリーニング装置60によって画像形
成装置が大型化するという問題もあった。
【0008】このため、最近においては、図2に示すよ
うに、クリーニング装置60をなくし、上記のようにト
ナー担持体41に保持されたトナーtを像担持体10の
表面に接触させて、このトナーtをトナー担持体41か
ら像担持体10に形成された静電潜像の部分に供給する
にあたり、静電潜像が形成されていない非画像部分にお
いて像担持体10の表面に残留しているトナーtをトナ
ー担持体41に回収させるようにした画像形成装置が開
発された。
【0009】しかし、上記のような画像形成装置におい
て、像担持体10に形成されたトナー像を転写装置50
により転写媒体51に転写させるにあたり、その転写効
率が低いと、像担持体10の表面に残留するトナーtの
量が多くなり、このようにトナーtが多く残った状態
で、この像担持体10の表面を帯電装置20により帯電
させ、このように帯電された像担持体10の表面に潜像
形成装置30により静電潜像を形成するようにした場
合、像担持体10の表面に残留しているトナーtによっ
て像担持体10の表面に静電潜像が適切に形成されなく
なり、例えば、反転現像を行った場合には、形成される
画像に抜けが生じるという問題があった。
【0010】このため、近年においては、上記のような
画像形成装置において円形度の高い球状のトナーtを使
用して、転写媒体51にトナーtが十分に転写されるよ
うにし、像担持体10の表面に残留するトナーtの量を
少なくすることが行われていた。
【0011】しかし、このように円形度の高い球状のト
ナーtを使用した場合においても、像担持体10の表面
に供給されるトナーtの量が多くなると、像担持体10
の表面に残留するトナーtの量も多くなって、依然とし
て、像担持体10の表面に静電潜像が適切に形成されな
くなるという問題があった。
【0012】また、従来においては、潜像形成装置30
により静電潜像を形成する前において、像担持体10の
表面に残留するトナーtの量を少なくするため、転写後
における像担持体の表面にブラシ等のトナー保持部材を
接触させ、このトナー保持部材によって転写後の像担持
体の表面に残留するトナーを保持させるようにしたもの
も提案されている。
【0013】ここで、このように像担持体の表面に残留
するトナーをトナー保持部材に保持させるにあたって
は、一般にこのトナー保持部材に電圧を印加させて、像
担持体の表面に残留しているトナーをトナー保持部材に
電気的に吸引して保持させるようにしていた。
【0014】しかし、このようにトナー保持部材に電圧
を印加させて像担持体の表面に残留しているトナーをこ
のトナー保持部材に保持させるにあたり、上記のような
円形度の高い球状のトナーを使用した場合、トナーとこ
のトナー保持部材との間において放電が生じてトナーが
逆極性に帯電されやすくなり、これによりトナー保持部
材にトナーが十分に保持されなくなったり、このトナー
がトナー担持体に十分に回収されなくなるという問題が
あり、またトナー保持部材に印加させる電圧によって像
担持体の表面に帯電ムラが生じたりする等の問題が生じ
た。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、帯電され
た像担持体の表面に潜像形成装置により静電潜像を形成
し、現像装置におけるトナー担持体に保持されたトナー
をこの像担持体の表面に形成された静電潜像の部分に供
給してトナー像を形成する一方、静電潜像が形成されて
いない非画像部分に残留しているトナーをトナー担持体
に回収し、像担持体の表面に形成された上記のトナー像
を転写媒体に転写させるようにした画像形成装置におけ
る上記のような問題を解決することを課題とするもので
ある。
【0016】すなわち、この発明は、上記のような画像
形成装置において、転写後における像担持体の表面に残
留するトナーをトナー保持部材によって保持させるよう
にして、像担持体の表面に残留しているトナーにより像
担持体の表面に静電潜像が適切に形成されなくなるのを
防止するにあたり、像担持体の表面に帯電ムラが生じた
り、円形度の高い球状のトナーを使用した場合に、この
トナーが逆極性に帯電されて、このトナー保持部材に保
持されなくなったり、トナー担持体に十分に回収されな
くなったりするのを防止し、良好な画像が得られるよう
にすることを課題とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明においては、上
記のような課題を解決するため、帯電された像担持体の
表面に潜像形成装置により静電潜像を形成し、現像装置
におけるトナー担持体に保持されたトナーを像担持体の
表面に形成された静電潜像の部分に供給してトナー像を
形成する一方、静電潜像が形成されていない非画像部分
に残留しているトナーをトナー担持体に回収し、像担持
体の表面に形成された上記のトナー像を転写媒体に転写
させるようにした画像形成装置において、上記のトナー
として、円形度が0.96以上のトナーを用いると共
に、転写後で潜像形成装置により静電潜像を形成する前
の段階において、像担持体の表面に残留するトナーを保
持するトナー保持部材を設け、このトナー保持部材に振
幅が600V以上で1000V未満の交番電圧を印加さ
せるようにしたのである。
【0018】そして、この発明における画像形成装置の
ように、円形度が0.96以上になった球状のトナーを
用いると、像担持体の表面に形成されたトナー像を転写
媒体に転写させる場合におけるトナーの転写効率が高く
なり、像担持体の表面に残留するトナーの量が少なくな
る。なお、上記の円形度は、トナーの投映像の周囲長を
L1、トナーの投映像の面積と同じ面積になる円の周囲
長をL2とした場合、下記の式によって求められる値で
あり、この円形度の値が1に近づくほどトナーが球に近
くなる。円形度=L2/L1
【0019】また、この発明における画像形成装置のよ
うに、転写後で潜像形成装置により静電潜像を形成する
前の段階において、像担持体の表面に残留するトナーを
トナー保持部材に保持させるにあたり、このトナー保持
部材に振幅が600V以上で1000V未満の交番電圧
を印加させると、上記のように円形度が0.96以上に
なった球状のトナーを使用した場合においても、トナー
とトナー保持部材との間において放電が生じるのが抑制
されると共に、像担持体の表面に残留するトナーがこの
トナー保持部材に十分に保持されるようになる。このた
め、潜像形成装置により像担持体の表面に静電潜像を形
成する段階においては、像担持体の表面に残留するトナ
ーの量が少なくなり、潜像形成装置によって像担持体の
表面に静電潜像が適切に形成されるようになる。
【0020】ここで、この発明における画像形成装置に
おいては、上記のトナー保持部材を像担持体の表面を帯
電させる帯電用部材と別に設けることも可能であるが、
請求項2に示すように、このトナー保持部材を像担持体
の表面を帯電させる帯電用部材と兼用させるようにする
と、画像形成装置をより簡略化させることができるよう
になる。
【0021】また、この発明における画像形成装置にお
いて、上記のトナー保持部材に交番電圧を印加させるに
あたり、像担持体の表面を帯電させる側の電位が作用す
る時間が短いと、像担持体の表面に帯電ムラが生じて、
形成される画像に濃度ムラ等が発生しやすくなる一方、
像担持体の表面を帯電させる側の電位が作用する時間が
長くなり過ぎて、像担持体の表面に残留するトナーを保
持する側の電位が作用する時間が短くなると、像担持体
の表面に残留するトナーをこのトナー保持部材に十分に
保持させることができなくなる。このため、請求項3に
示すように、像担持体の表面を帯電させる側の電位が作
用する時間をT1、像担持体の表面に残留するトナーを
トナー保持部材に保持させる側の電位が作用する時間を
T2とした場合に、0.5≦T1/(T1+T2)≦
0.8の条件を満たすようにすることが好ましい。
【0022】なお、像担持体において静電潜像が形成さ
れていない非画像部分の表面電位と上記のトナー担持体
の電位との差が大きい場合には、像担持体の表面におけ
る帯電ムラによる画像への影響が少なくなるため、像担
持体の非画像部分の表面電位とトナー担持体の電位との
差が400V以上の場合には、像担持体の表面を帯電さ
せる側の電位が作用する時間T1と、像担持体の表面に
残留するトナーをトナー保持部材に保持させる側の電位
が作用する時間T2との関係が、0.2≦T1/(T1
+T2)<0.5を満たす範囲において、形成される画
像に濃度ムラ等が発生するのが防止されるようになる。
但し、像担持体の非画像部分の表面電位とトナー担持体
の電位との差を400V以上にした場合には、像担持体
の非画像部分におけるトナーがトナー担持体との間で放
電して、形成される画像にカブリが発生しやすくなる。
【0023】また、この発明における画像形成装置にお
いて、上記のように像担持体の表面に残留するトナーを
トナー保持部材に保持させ続けると、次第にこのトナー
保持部材にトナーが蓄積されて、像担持体の表面に残留
するトナーをこのトナー保持部材によって十分に保持さ
せることができなくなるため、請求項4に示すように、
像担持体の表面に静電潜像を形成しない非作像時におい
て、トナー保持部材に保持されたトナーを像担持体の表
面に排出させ、このように像担持体の表面に排出された
トナーを、上記のトナー担持体によって回収させるよう
にすることが好ましい。
【0024】また、この発明における画像形成装置にお
いて使用するトナーは、上記のように円形度が0.96
以上になったものであればよいが、トナーが適切に帯電
されるようにすると共に高精細な画像が得られるように
するためには、重量平均粒径が4μm〜10μmの範囲
にあるトナーであって、重量平均粒径の2倍以上の粒径
のトナーの割合が3重量%以下、重量平均粒径の1/2
倍以下の粒径のトナーの割合が13個数%以下のものを
用いることが好ましい。また、このようなトナーに重量
平均粒径が80nm〜800nmの範囲にある微粒子を
添加させると、像担持体の非画像部分におけるトナーが
トナー担持体との間で放電するのが抑制されて、形成さ
れる画像にカブリが発生するのが抑制されるようにな
り、さらに重量平均粒径が1nm〜80nmの範囲にあ
る微粒子を添加させると、この微粒子によりトナーの流
動性が改善され、トナーが凝集するのが抑制されると共
に、トナー担持体に保持されたトナーを規制部材により
規制する場合に、トナーが規制部材等に固着するのも抑
制されるようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
画像形成装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0026】この実施形態における画像形成装置におい
ては、トナーとして円形度が0.96以上のトナーを用
いると共に、図3に示すように、像担持体10の表面を
帯電させる帯電用部材と転写後における像担持体10の
表面に残留しているトナーtを保持するトナー保持部材
とを兼用するブラシ21を、像担持体10の表面に接触
させるようにしている。
【0027】そして、この実施形態における画像形成装
置においては、ドラム状になった像担持体10を回転さ
せると共に、上記のブラシ21を像担持体10の表面に
接触させながら回転させ、このブラシ21に電源22か
ら直流電圧に交流電圧を重畳させた振幅が600V以上
で1000V未満の交番電圧を印加させ、このブラシ2
1により像担持体10の表面が所定の電位になるように
帯電させると共に、転写後における像担持体10の表面
に残留しているトナーtをこのブラシ21に保持させる
ようにしている。
【0028】また、上記のようにブラシ21により帯電
された像担持体10の表面にレーザー等を用いた潜像形
成装置30により画像情報に応じた露光を行い、この像
担持体10の表面に静電潜像を形成するようにしてい
る。
【0029】次いで、現像装置40内に収容されたトナ
ーtを送り部材42によってトナー担持体41に供給
し、このようにトナー担持体41に供給されたトナーt
を規制部材43によって規制すると共にこのトナーtを
摩擦帯電させ、このように規制されて帯電されたトナー
tを静電潜像が形成された像担持体10の表面に接触さ
せると共に、トナー担持体41に現像用電源44から所
定の現像バイアス電圧を印加させて、このトナー担持体
41からトナーtを像担持体10の表面に形成された静
電潜像の部分に供給し、像担持体10の表面に静電潜像
に対応したトナー像を形成する一方、静電潜像が形成さ
れていない非画像部分において像担持体10の表面に残
留しているトナーtを、トナー担持体41に回収させる
ようにしている。
【0030】そして、このように像担持体10の表面に
形成されたトナー像を転写装置50により像担持体10
から記録紙等の転写媒体51に転写させ、その後は、上
記のような操作を繰り返して順々に画像を形成するよう
にしている。
【0031】また、上記のようにして順々に画像を形成
した結果、上記のブラシ21にトナーtが蓄積される
と、像担持体10の表面に静電潜像を形成しない像間等
の非作像時において、上記のブラシ21に電源22から
トナーtを像担持体10に送る方向の電圧を印加させ、
このブラシ21に蓄積されたトナーtを像担持体10の
表面に排出させ、このように像担持体10の表面に排出
されたトナーtを、上記のトナー担持体41により回収
して、現像装置40内に戻すようにしている。
【0032】ここで、この実施形態における画像形成装
置においては、上記のようにトナーtとして、円形度が
0.96以上のものを用いているため、上記のように像
担持体10の表面に形成されたトナー像を転写媒体51
に転写させる場合に、像担持体10の表面におけるトナ
ーtが転写媒体51に効率よく転写されて、転写後にお
ける像担持体10の表面に残留するトナーtの量が少な
くなる。
【0033】また、この実施形態における画像形成装置
においては、上記のようにブラシ21によって像担持体
10の表面を所定の電圧に帯電させると共に、転写後に
おける像担持体10の表面に残留しているトナーtをブ
ラシ21に保持させるにあたり、このブラシ21に電源
22から直流電圧に交流電圧を重畳させた振幅が600
V以上で1000V未満の交番電圧を印加させるように
しているため、円形度が0.96以上になった球状のト
ナーtを使用した場合においても、トナーtとこのブラ
シ21との間で放電が生じるのが抑制されて、トナーt
が逆極性に帯電するのが防止されると共に、像担持体1
0の表面に残留するトナーtがこのブラシ21に十分に
保持されるようになる。
【0034】このため、上記の潜像形成装置30によっ
て像担持体10の表面に静電潜像を形成する段階では、
像担持体10の表面に残留するトナーtの量が非常に少
なくなって、潜像形成装置30により像担持体10の表
面に静電潜像が適切に形成されるようになると共に、静
電潜像が形成されていない非画像部分において像担持体
10の表面に残留しているトナーtがトナー担持体41
に適切に回収されるようになり、画像の抜けやカブリの
ない良好な画像が得られるようになる。
【0035】また、上記の電源22からブラシ21に交
番電圧を印加させるにあたり、像担持体10の表面を帯
電させる側の電位が作用する時間T1と、像担持体10
の表面に残留するトナーtを保持する側の電位が作用す
る時間T2とが、0.5≦T1/(T1+T2)≦0.
8の条件を満たすようにすると、像担持体10の表面に
帯電ムラが生じるのが抑制されると共に、像担持体10
の表面に残留するトナーtがこのブラシ21に十分に保
持されるようになる。
【0036】なお、図3に示す実施形態の画像形成装置
においては、上記のようにブラシ21が、像担持体10
の表面を帯電させる帯電用部材と転写後における像担持
体10の表面に残留しているトナーtを保持するトナー
保持部材とを兼用するようにしているが、像担持体10
の表面を帯電させる帯電用部材と、転写後における像担
持体10の表面に残留しているトナーtを保持するトナ
ー保持部材とを別に設けることも可能であり、また上記
の帯電用部材やトナー保持部材としては、上記のような
ブラシ21以外のものを用いることも可能である。
【0037】また、図4に示す画像形成装置のように、
図3に示す画像形成装置と同様に、像担持体10の表面
を帯電させる帯電用部材と転写後における像担持体10
の表面に残留しているトナーtを保持するトナー保持部
材とを兼用するブラシ21を用いると共に、このブラシ
21よりも像担持体10の移動方向上流側の位置にシー
ト状になった予備帯電用部材23を設け、この予備帯電
用部材23に予備帯電用電源24から電圧を印加させ
て、像担持体10の表面を予備帯電させるようにするこ
とも可能である。なお、このように像担持体10の表面
を予備帯電させると、この像担持体10の表面に残留し
ているトナーtも予備帯電され、このように予備帯電さ
れたトナーtが上記のブラシ21に適切に保持されるよ
うになる。
【0038】また、上記の実施形態における画像形成装
置においては、上記のブラシ21にトナーtが蓄積され
た場合に、像担持体10の表面に静電潜像を形成しない
像間等の非作像時において、ブラシ21に電源22から
トナーtを像担持体10に送る方向の電圧を印加させ、
このブラシ21に蓄積されたトナーtを像担持体10の
表面に排出させるようにしただけであるが、清掃部材
(図示せず)によってブラシ21に蓄積されたトナーt
を排出させるようにすることも可能である。
【0039】次に、この発明における画像形成装置を用
いると、上記の潜像形成装置30によって像担持体10
の表面に静電潜像を形成する段階では、像担持体10の
表面に残留するトナーtの量が非常に少なくなり、潜像
形成装置30により像担持体10の表面に静電潜像が適
切に形成されるようになることを、以下の実験によって
明らかにする。
【0040】(実験例1)この実験においては、上記の
トナーtとして、重量平均粒径が8μmで、円形度が異
なる数種類の負帯電性のトナーを用いるようにした。
【0041】また、上記の電源22からブラシ21に交
番電圧を印加させて、像担持体10の表面を帯電させる
と共に像担持体10の表面に残留するトナーtをブラシ
21に保持させるにあたり、像担持体10の表面を帯電
させる側のピーク電位が−1200V、像担持体10の
表面に残留するトナーtを保持させる側のピーク電位が
−300Vになった振幅が900Vの矩形波で、像担持
体10の表面を帯電させる側の電位が作用する時間T1
と、像担持体10の表面に残留するトナーtをブラシ2
1に保持させる側の電位が作用する時間T2との関係
が、T1/(T1+T2)=0.5、すなわち像担持体
10の表面を帯電させる側の電位が作用する時間T1の
比率(duty)が50%になった周波数50Hzの交
番電圧を印加させて、上記の像担持体10の表面を負に
帯電させるようにした。
【0042】そして、このように負に帯電された像担持
体10の表面に対して上記の潜像形成装置30により画
像情報に応じた露光を行って静電潜像を形成した後、上
記の各トナーtを用いた各現像装置40において、トナ
ー担持体41に供給されたトナーtを規制部材43によ
って規制すると共にこのトナーtを負に摩擦帯電させ、
このトナー担持体41に上記の現像用電源44から所定
の現像バイアス電圧を印加させて、反転現像により負に
帯電されたトナーtをトナー担持体41から像担持体1
0の表面に形成された静電潜像の部分に供給し、像担持
体10の表面に静電潜像に対応したトナー像を形成する
と共に、静電潜像が形成されていない非画像部分におい
て像担持体10の表面に残留しているトナーtを、この
トナー担持体41に回収させるようにした。
【0043】そして、このように像担持体10の表面に
形成されたトナー像を転写装置50により像担持体10
から記録紙等の転写媒体51に転写させて画像を形成す
るようにした。
【0044】ここで、上記のように像担持体10の表面
に形成されたトナー像を転写媒体51に転写させた場合
におけるトナーtの転写効率を、円形度が異なる各トナ
ーについて求め、その結果を図5に示した。
【0045】また、上記のように電源22からブラシ2
1に交番電圧を印加させて、像担持体10の表面に残留
するトナーtをブラシ21に保持させるようにした場合
において、像担持体10の表面に残留するトナーtのブ
ラシ21による回収効率を、円形度が異なる各トナーに
ついて求め、その結果を図6に示した。
【0046】この結果、トナーtとして円形度が0.9
6以上のものを使用すると、トナーの転写効率やブラシ
21によるトナーtの回収効率が高くなり、潜像形成装
置30によって像担持体10の表面に静電潜像を形成す
る段階では、像担持体10の表面に残留するトナーtの
量が非常に少なくなり、潜像形成装置30により像担持
体10の表面に静電潜像が適切に形成されるようになっ
た。
【0047】(実験例2)この実験においては、トナー
tとして、重量平均粒径が8μmで、円形度が0.94
と0.98の2種類の負帯電性のトナーを用いるように
した。
【0048】そして、上記の電源22からブラシ21に
交番電圧を印加させて、像担持体10の表面を帯電させ
ると共に像担持体10の表面に残留するトナーtをブラ
シ21に保持させるにあたり、上記の実験例1の場合と
同様に、像担持体10の表面を帯電させる側の電位が作
用する時間T1の比率(duty)が50%になった周
波数50Hzの交番電圧において、その振幅を500V
〜1100Vの範囲で変更させた交番電圧を印加させる
ようにした。
【0049】そして、上記のように電源22からブラシ
21に印加させる交番電圧の振幅を変化させた場合にお
いて、円形度が0.94と0.98の各トナーについ
て、像担持体10の表面に残留するトナーtのブラシ2
1による回収効率を求め、その結果を図7に示した。
【0050】また、上記のように電源22からブラシ2
1に印加させる交番電圧の振幅を変化させた場合におい
て、円形度が0.94と0.98の各トナーtについ
て、上記のブラシ21を通過して像担持体10の表面に
残っているトナーtの帯電量(μC/g)を求め、その
結果を図8に示した。
【0051】この結果、図7に示すように、円形度が
0.98のトナーを用いた場合においても、電源22か
らブラシ21に印加させる交番電圧の振幅が600V未
満になると、ブラシ21によるトナーの回収効率が70
%未満になって、潜像形成装置30によって像担持体1
0の表面に静電潜像を形成する段階において、像担持体
10の表面に残留するトナーtの量が多くなった。
【0052】また、図8に示すように、円形度が0.9
8のトナーを用いた場合において、電源22からブラシ
21に印加させる交番電圧の振幅が1000V以上にな
ると、トナーtとこのブラシ21との間において放電が
生じ、ブラシ21を通過して像担持体10の表面に残留
しているトナーtの帯電量が非常に低下したり、逆極性
に帯電されたりして、このトナーtがトナー担持体41
に適切に回収されなくなった。
【0053】これに対して、この発明のように、電源2
2からブラシ21に振幅が600V以上で1000V未
満の交番電圧を印加させるようにすると、転写後におけ
る像担持体10の表面に残留しているトナーtがブラシ
21に十分に保持されるようになって、潜像形成装置3
0により像担持体10の表面に静電潜像を形成する状態
では、像担持体10の表面に残留するトナーtの量が非
常に少なくなり、潜像形成装置30により像担持体10
の表面に静電潜像が適切に形成されるようになると共
に、トナーtとこのブラシ21との間において放電が生
じるのも抑制され、静電潜像が形成されていない非画像
部分において像担持体10の表面に残留しているトナー
tがトナー担持体41に適切に回収されるようになっ
た。
【0054】(実験例3)この実験においては、トナー
tとして、重量平均粒径が8μmで、円形度が0.98
になった負帯電性のトナーを用いるようにした。
【0055】また、上記の電源22からブラシ21に交
番電圧を印加させて、像担持体10の表面を帯電させる
と共に像担持体10の表面に残留するトナーtをこのブ
ラシ21に保持させるにあたり、像担持体10の表面を
帯電させる側のピーク電位が−1100V、像担持体1
0の表面に残留するトナーtを保持させる側のピーク電
位が−300Vになった振幅が800Vの矩形波で周波
数が50Hzになった交番電圧であって、像担持体10
の表面を帯電させる側の電位が作用する時間T1の割合
[=T1/(T1+T2)]を0.2〜1.0の範囲で
変更させた交番電圧を印加させるようにした。
【0056】そして、上記のような各交番電圧を電源2
2からブラシ21に印加させて、像担持体10の表面を
帯電させると共に像担持体10の表面に残留するトナー
tをブラシ21に保持させるようにし、このように帯電
された像担持体10の表面に上記の潜像形成装置30に
よって静電潜像を形成する一方、上記の現像装置40に
おけるトナー担持体41に上記の現像用電源44から−
300Vの現像バイアス電圧を印加させて、このトナー
担持体41から負に帯電されたトナーtを反転現像によ
り上記のように像担持体10の表面に形成された静電潜
像の部分に供給してトナー像を形成し、このトナー像を
転写装置50により像担持体10から記録紙等の転写媒
体51に転写させて画像を形成するようにした。
【0057】そして、上記のような各交番電圧を電源2
2からブラシ21に印加させて像担持体10の表面を帯
電させると共に、像担持体10の表面に残留するトナー
tをブラシ21に保持させるようにした場合において、
帯電された像担持体10の表面における帯電ムラ及び上
記のブラシ21によるトナーtの回収性の評価を行い、
その結果を下記の表1に示した。
【0058】ここで、帯電された像担持体10の表面に
おける帯電ムラの評価については、上記のようにして転
写媒体51にハーフトーンの画像を形成し、像担持体1
0の帯電ムラに基づくハーフトーン画像の濃度ムラを目
視によって評価し、帯電ムラに基づく濃度ムラが発生し
なかった場合を○、濃度ムラが発生して問題となる場合
を△、帯電ムラに基づく濃度ムラが激しい場合を×で示
した。
【0059】また、ブラシ21によるトナーtの回収性
の評価については、上記のようにして転写媒体51に通
常の画像を形成した後、続いてハーフトーンの画像を形
成し、ブラシ21に保持されずに像担持体10の表面に
残ったトナーtに基づくハーフトーンの画像の抜けを調
べ、ハーフトーンの画像に抜けが発生しなかった場合を
○、ハーフトーンの画像に抜けが発生して問題となる場
合を×で示した。
【0060】
【表1】
【0061】この結果から明らかなように、上記の電源
22からブラシ21に交番電圧を印加させて、像担持体
10の表面を帯電させると共に像担持体10の表面に残
留するトナーtをブラシ21に保持させるにあたり、こ
の交番電圧において像担持体10の表面を帯電させる側
の電位が作用する時間T1の割合[=T1/(T1+T
2)]が0.5未満の場合には、像担持体10の表面に
帯電ムラが生じて、形成される画像に濃度ムラが発生す
るようになった。一方、上記のT1/(T1+T2)の
値が0.8を越えると、像担持体10の表面を帯電させ
る側の電位が作用する時間が長くなり過ぎて、像担持体
10の表面に残留するトナーtを上記のブラシ21によ
って十分に回収することができなくなり、形成される画
像に抜けが発生した。
【0062】これに対して、この発明のように、上記の
T1/(T1+T2)の値が0.5〜0.8の範囲にな
るようにすると、像担持体10の表面に帯電ムラが生じ
るのが抑制されると共に、像担持体10の表面に残留す
るトナーtが上記のブラシ21によって十分に回収され
るようになり、濃度ムラや抜けのない良好な画像が得ら
れるようになった。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
画像形成装置においては、帯電された像担持体の表面に
潜像形成装置により静電潜像を形成し、現像装置におけ
るトナー担持体に保持されたトナーを像担持体の表面に
形成された静電潜像の部分に供給してトナー像を形成す
る一方、静電潜像が形成されていない非画像部分に残留
しているトナーをトナー担持体に回収し、像担持体の表
面に形成された上記のトナー像を転写媒体に転写させる
にあたり、トナーとして、円形度が0.96以上になっ
た球状のトナーを用いるようにしたため、像担持体の表
面に形成されたトナー像を転写媒体に転写させる場合に
おけるトナーの転写効率が高くなって、転写後における
像担持体の表面に残留するトナーの量が少なくなった。
【0064】また、この発明における画像形成装置にお
いては、転写後で潜像形成装置により静電潜像を形成す
る前の段階において、像担持体の表面に残留しているト
ナーをトナー保持部材に保持させるにあたり、このトナ
ー保持部材に振幅が600V以上で1000V未満の交
番電圧を印加させるようにしたため、上記のように円形
度が0.96以上になった球状のトナーを使用した場合
においても、トナーとトナー保持部材との間において放
電が生じて、トナーが逆極性に帯電されるのが防止され
ると共に、像担持体の表面に残留するトナーがこのトナ
ー保持部材に十分に保持されるようになった。
【0065】この結果、この発明における画像形成装置
においては、潜像形成装置により像担持体の表面に静電
潜像を形成する段階においては、像担持体の表面に残留
するトナーの量が非常に少なくなり、潜像形成装置によ
って像担持体の表面に静電潜像が適切に形成されて、画
像の抜け等がない良好な画像が安定して得られるように
なった。
【0066】また、この発明における画像形成装置にお
いて、上記のトナー保持部材に交番電圧を印加させるに
あたり、像担持体の表面を帯電させる側の電位が作用す
る時間T1と、像担持体の表面に残留するトナーをトナ
ー保持部材に保持させる側の電位が作用する時間T2と
が、0.5≦T1/(T1+T2)≦0.8の条件を満
たすようにすると、像担持体の表面に帯電ムラが生じ
て、形成される画像に濃度ムラ等が発生するのが抑制さ
れると共に、像担持体の表面に残留しているトナーがこ
のトナー保持部材に十分に保持されるようになり、濃度
ムラや画像の抜け等がない良好な画像が安定して得られ
るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】像担持体の表面に残留しているトナーをクリー
ニング装置によって除去するようにした従来の画像形成
装置の概略説明図である。
【図2】像担持体の表面に残留しているトナーを現像装
置におけるトナー担持体によって回収させるようにした
従来の画像形成装置の概略説明図である。
【図3】この発明の一実施形態に係る画像形成装置の概
略説明図である。
【図4】シート状になった予備帯電用部材によって像担
持体の表面を予備帯電させるようにしたこの発明の他の
実施形態に係る画像形成装置の概略説明図である。
【図5】実験例1において、トナーの円形度と転写効率
との関係を示した図である。
【図6】実験例1において、トナーの円形度とブラシの
回収効率との関係を示した図である。
【図7】円形度が0.94と0.98のトナーを用いた
実験例2において、ブラシに印加させる交番電圧の振幅
とブラシの回収効率との関係を示した図である。
【図8】円形度が0.94と0.98のトナーを用いた
実験例2において、ブラシに印加させる交番電圧の振幅
とこのブラシを通過した後の像担持体の表面に残留する
トナーの帯電量との関係を示した図である。
【符号の説明】
10 像担持体 21 ブラシ(帯電用部材及びトナー保持部材) 22 電源 30 潜像形成装置 40 現像装置 41 トナー担持体 50 転写装置 51 転写媒体 t トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/24 G03G 15/08 507B 2H078 Fターム(参考) 2H003 AA01 AA12 BB04 BB11 BB13 CC06 DD03 DD11 EE11 2H005 AA15 DA07 2H034 BD09 BD10 FA00 2H073 AA09 BA01 BA09 BA13 BA21 BA43 CA02 2H077 AA37 AC03 AC16 AD06 AD13 AD35 AE03 DB03 DB08 DB12 DB14 EA11 2H078 AA01 AA40 BB01 BB12 CC08 DD03 DD15 DD39 DD43 DD66 EE04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電された像担持体の表面に潜像形成装
    置により静電潜像を形成し、現像装置におけるトナー担
    持体に保持されたトナーを像担持体の表面に形成された
    静電潜像の部分に供給してトナー像を形成する一方、静
    電潜像が形成されていない非画像部分に残留しているト
    ナーをトナー担持体に回収し、像担持体の表面に形成さ
    れた上記のトナー像を転写媒体に転写させるようにした
    画像形成装置において、上記のトナーとして、円形度が
    0.96以上のトナーを用いると共に、転写後で潜像形
    成装置により静電潜像を形成する前の段階において、像
    担持体の表面に残留するトナーを保持するトナー保持部
    材を設け、このトナー保持部材に振幅が600V以上で
    1000V未満の交番電圧を印加させるようにしたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した画像形成装置におい
    て、上記のトナー保持部材が上記の像担持体の表面を帯
    電させる帯電用部材を兼ねることを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載した画像形成装置
    において、上記のトナー保持部材に交番電圧を印加させ
    るにあたり、上記の像担持体の表面を帯電させる側の電
    位が作用する時間をT1、像担持体の表面に残留するト
    ナーをトナー保持部材に保持させる側の電位が作用する
    時間をT2とした場合に、0.5≦T1/(T1+T
    2)≦0.8の条件を満たすようにしたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項に記載した画
    像形成装置において、上記の像担持体の表面に静電潜像
    を形成しない非作像時に、上記のトナー保持部材に保持
    されたトナーを像担持体の表面に排出させるようにした
    ことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6950620B2 (en) * 2001-09-04 2005-09-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with settable peak to peak voltages applied to image bearing member

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